最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「五等分の花嫁」 4 また竹達やんけ! すげぇなぁ、やっぱり重なるシーズンってめっちゃ重なるなぁ……。間に入ったCMでプチミレの二人が元気そうにやってるのを見て、「ほんと、よく続いてるよな……」ってしみじみ感心する。結成した当時は「これ、どうせすぐ限界くるやろ」って思ってたもんだけど。 タイトルからすると、輪切りのソルベみたいな猟奇的な事件を扱ったミステリだとしか思えない作品。パーツごと欠けていたら御手洗ものだし、タイトルが「1/5の花嫁」だったら吉敷ものだった。そんなミステリだと思って見はじめたのに全然違った! ……というのは当然嘘で、まぁ、マガジン作品なのでなんとなく噂は耳に入ってくるもんでね。特に今作はヒロイン勢の信じられないほど阿漕なキャスティングが早い段階でネット界隈では話題になっているのを見かけていたので、およそどんな作品かは想像がつく。 実際にその想像からは1ミリもはみ出ることのない1話目だったわけだが、どこをどう見ても「僕勉」と同じプロットだな。確認したらジャンプ漫画の方が半年ほど連載開始が先行しており、マガジンが謎の後追いをした形。まぁ、テンプレといえばテンプレなのでパクりでもなんでもなく、構造自体はそもそも「ラブひな」あたりの方が近い気もするのだが。多種多様なヒロイン勢を揃えようとして、それを「血縁」という一番簡単で理屈抜きの接続でまとめたもの。「ドメスティックな彼女」と並行してみると、やっぱり血縁って便利な設定だよな。今作は「五つ子」という雑なまとめのくせに、それぞれがさっぱり似てなくて事実関係を疑いたくなるような設定が気になってしょうがない。どこぞの六つ子も性格は全然違うものになっていたが、見た目は大体同じだったはず。今作の場合は見た目も全く被る要素がなく、やっぱり「五つ子の設定っている?」と思ってしまう。まぁ、こうしないと話が始まらないのだろうが……。 制作が手塚プロってのが謎で、これまでほとんど元請けをやってこなかったスタジオがなぜここでマガジンのラブコメをやることになったのかは気になるところ。1話目の出来は可もなく不可もなくと言ったところだが、なんか中心が定まっていない感があり、個人的には「ドメスティックな彼女」の方向性の方が好みかなぁ。話がテンプレにテンプレを重ねるタイプなので、漫画原作だろうがラノベ原作だろうが、このままのハーレム展開でモチベーションを牽引するのは結構大変だと思うぞ。 今後の焦点は当然五つ子の掘り下げであり、それぞれ性格の違う女の子(ただし全員バカ)を相手に、1人の根暗がどんな風にハーレムを作っていくかが見どころになると思われる。一気に五人のヒロインがコントロールできればいいのだが……一応、描きわけという意味ではキャストがクドいのは良い識別要素ではあるのか。なんか、不思議な配置になってましたけどね。竹達・佐倉さんあたりは「そうなるやろ」っていうキャラだったんだけど、残り3人は割と珍しいというか、変化球というか。特に伊藤美来にああいう役が回ってくるのはちょっと新鮮。普通に考えると3と5は入れ替えた方が自然に見えるだろうからねぇ。まぁ、そこを崩していってこその声優の面白さではあるな。 とりあえず言いたいことは、「ライス1杯で200円の学食って高くない?」ってことだ。 PR ○「バミューダトライアングル〜カラフル・バストラーレ〜」 4 バミューダトライアングルといえば海底鬼岩城だと思いますが、私としては悪魔超人ブラックホールのテーマソングの印象の方が強いです。以上の件、よろしくお願いいたします。 先日の24時間バンドリTVの間中エンドレスでCMが流れていたため、一部の視聴者にとってはトラウマと化してしまった作品。出てくるたびに「アザラシ!」と叫ばれる時点で、放送前から不穏な空気が漂っていた作品なのは間違いない。だって、CMの時点で印象が微妙だったし……実際放送されても……うん……。 来歴を調べてみると、「カードファイトヴァンガードのカードの中に登場するキャラクターのスピンオフが満を辞してアニメ化!」とかいうわけのわからない説明があり、前代未聞の状態に途方にくれる。いや、知らんし。まずヴァンガードに興味ないし。幸か不幸か、この作品はヴァンガードとは独立して視聴しても問題ないようだが……でも、やっぱり興味はわかねぇよなぁ。なんで突然の人魚なんだろうなぁ。 「人魚アニメ」を作るのなら、きちんと「人魚であること」を活かした作品作りを目指してほしいものだが、本当に「まぁ、とにかく人魚なんだけど」というだけでおしまいになり、あとは普通の日常萌えアニメが展開されるのでポカンとする。単に「ちょっと浮いてて魚類っぽい女の子」がいるだけのアニメなのである。なんとか海っぽさを出そうとした挙句のアイテムが「ひじきサンド」っていう。まぁ、ひじき食べるのは構わんけど、なんでひじき農家(?)の人がひじきを屋外で「干して」いたのかがさっぱりわからない。海中だよね? 絶対乾燥しないよね? どういうことなの? まぁ、そもそもこの世界でお茶を飲んでる時点で意味はわからないのだが……。そうしたディティールについては「そういう世界だから」というだけで説明がなく、おとなしく飲み込むしかない。別に「そういう世界」であることは構わないのだが、どんどん現実との区別がなくなっていくと、本当に「人魚アニメ」である意味がなくなるのである。何がしたいんだ。 他にも、冒頭のシーンでずっと前に進みながら会話してるのに話の中身が全部喫茶店の人たちの耳に届いていたり、みんなして高台に登って朝の景色を楽しんでいたのに単に林が吹き飛ばされたくらいで新しい建物が見つかったり、状況がよく分からないことが多い。あと、すげぇ揚げ足取りになるのだが、どうしても納得いかないのは建造物の構造、特に「階段」の存在。お店のエントランスなどに数段の「段」が設けられているのだが、こいつらの生活スタイルを考えると、「階段」って絶対に生まれない構造のはずなんだよね。もしかして、かつて別な形状の海底人が住んでいたという伏線なのだろうか。絶対違うだろ。 まぁ、そんなわけでかなりいい加減な作り方の世界なので、何をやられてもピンとこないと思います。中の人も割と新人が多いみたいで興味を惹かれないし、各方面に魅力が乏しい。せっかく世界的アイドルグループであるパスパレがオープニング歌ってくれてるのになぁ。
○「魔法少女特殊戦あすか」 5 え? これ主人公ぺっちゃんだったのかよ?! 全然気づかなかったわ……ぺっちゃんなのに名前があすかって……一人洲崎西やんけ……。 鬱系魔法少女の歴史はまだまだ続いていく。というか、もうすでに1ジャンルとして確立してしまった感があるので、今後は手を替え品を替え、脈々と続いていくことになるのだろうな。すでに「魔法少女へと夢の変身を成し遂げたが、実はその裏には黒いものがあった」という展開はやり尽くされている感があり、今作の場合、魔法少女になること自体にデメリットがあるわけではない(少なくとも現時点では)。しかし、それに付随する「武力を持ってしまった者」の宿命がその後の物語へとつながっていく展開。すでに「変身する理由」たる外敵は排除したものの、残された「力」だけが少女の運命を左右していくという構成はなかなか興味深い。 まぁ、これぶっちゃけ魔法少女である必要性はあんまりなくて、「フルメタ」みたいに超絶優れた兵士でも同じようなことはできるのだけど、女の子を主人公にして自然(?)な状態を作るために、まず一回世界の常識をひっくり返してしまおう、という構成になっているのだろう。結果的には「テロだのなんだのと生臭いものと戦う魔法少女」っていう妙な構図が出来上がるわけで、見た目のインパクトはでかい。まぁ、すでに暁美ほむら大先輩が「ヤクザの事務所から銃火器を拝借する魔法少女」っていう絶望的な実績を解除してるわけだが。敵がファンタジーでなくなれば、そこで戦う魔法少女たちもファンタジーの次元から生臭い現実へと引きずり降ろされなければならない。そうしたミスマッチが今後の血みどろ展開にどんなアクセントを加えてくれるのか。続きが気になる作品だ。よりによって次の展開での敵キャラがかつてのパーティーのヒーラーっぽいってのがなぁ。 キャラデザはぶっちゃけあんまりピンとこなかったのだが、映像自体は割とよさげ。ライデンフィルムの製作らしいので今後大崩れはしないだろう。かなりエグいシーンもダイレクトに描く許可が出ているようなので、開き直ったエグさ、グロさでどこまで勝負をかけられるかも見てみたいものだ。 ○「ドメスティックな彼女」 5 なんで天津は天津のまんま出てくんだよ。まぁ、向の業界とのつながりを考えると別におかしくはないんだけどさ。バーターで木村出さないあたりに向の意地が見え隠れして笑う。 原作未読。マガジンなんて手にしなくなってから随分経つが、その間にも色々とラブコメ関係の作品は代替わりしているはず。そんな中でアニメになった「風夏」とか「寄宿学校の〜」とか色々と見てきたわけだが、マガジン作品の基本って、やっぱり「どっか古臭い」という部分が共通している。まぁ、こういう恋愛漫画で新機軸なんてないやろ、とは思うが、それにしても臆面もなく王道展開を持ってくるので、よく言えば安定感があり、悪く言えば派手さがない。結局上述の2作品にしても大した印象もなく終わってしまったわけだし。 そんな中に登場した今作は、割とリアル(?)路線に寄せて、ギャグなども減らして年齢層をちょっと上げた感じは、なるほどマガジンらしい。さすがにジャンプやサンデーでは出てこない路線なので、「いかにも」という雰囲気が出ている。そして、そんな話の中に王道っつうか、アレな要素をコンパクトに詰め込みすぎである。「父さん再婚するんだ」のところで「あぁ、こないだエッチした子が妹になるわな」というところまではすぐにわかるわけだが、まさかセットで先生まで付いてくるとは思わなかった。さすがに笑うわ。人口4人くらいの国かよ。そもそも現代日本において、「両親が再婚したために一つ屋根の下に暮らすことになった男女の兄弟関係」って年間どれくらい発生するんだよ。総務省とかにデータおいてないかな。 まぁ、とにかくそんな宝くじを見事に当ててしまった主人公という時点で異世界転生よりも現実感がないわけだが、そんなミラクルだからこそ、わざわざフィクションで楽しむ価値がある。「再婚したら同級生が妹に?!」と「再婚したら先生が姉に?!」は別々に食べさせてくれるお店はあっても、セットになったカツカレーを出すお店は今まで見たことがない。なんだ、新機軸じゃないか。新しいものを生み出すためには、ちゃちなリアリティなんて放り投げてしまえ。僕だって明日目が覚めたらぴかしゃが姉に、真礼が妹になってる可能性はゼロじゃないんだ(年齢的にゼロです)。 あとはまぁ、この2対1の構図でどれだけ話をかき混ぜられるか。片方だけならワンパターンでも、両極があるなら色々と詰め合わせられそう。そういう意味では、次に何が起きるかわからないワクワク感はありますわ。マガジン発のこういう作品で「続きが気になる」って思ったのは初めてかもしれない。とりあえず、ぴかしゃに酒飲ませて潰す話を毎回やろう。実写で。あ、あとオープニングが好きです。 ○「デート・ア・ライブⅢ」 5 「待ち続けて、今、三度開幕」じゃないが。別に待ち続けてないが。いや、しかし残りの人生の長さを考えるに、我々は生涯摂取できるまじひくわーの量も限られている。限りある貴重なまじひくわーを大切にするためにも、待ち続けていたのかもしれない。 1期が2013年、2期が2014年。なんとまぁ、5年ぶりの帰還となるという、もはやレジェンド作品である。正直、大した愛着もないので登場したキャラの半数くらいは忘却の彼方で、特に2期以降に出てきたキャラは全然印象がない。にも関わらず、なんなのだろう、この実家のような安心感は。本当にどうでもいいアニメのはずなのだが、この手のアニメが本当に「どうでもいい」と思われすぎたため、この数年でその数は減ってしまい、むしろ「今となっては貴重などうでもよさ」になりつつある。日本語がおかしいが、つまりは愛おしさがあるということだ。平成も終わろうというのに、新作が作られて立派に放送がスタートする。結局、我々人類はこれを求めているということなのではないのか。 長い年月を経て制作スタジオが変わっているが、それもそのはず、前作を作ったプロダクションアイムズは現代アニメの闇を象徴するかのように爆発四散。まさに「今はなき」である。その負の遺産を受け継いだ猛者の名はJ.C.STAFF。J.C.さんがこうして仕事を選ばずクソラノベの仕事を持ってくる光景、なんだか懐かしい。現在、同社が制作した「禁書目録」も絶賛放送中。本当に平成は終わるのか? J.C.作画、すでに「禁書」でも危ないと言われているが、まぁ、一昔前だったらもっと絶望的な状態になっていたわけで、この「デート」の作画としてはむしろ高品質である。懐かしのキャラ、懐かしの展開、懐かしのナレーションに懐かしのまじひくわー。そっと胸に手を当てて問いかける。俺、実は案外この作品が好きだったんじゃないかと。いや、でもこの5年間、触れる機会もなかったし。触れるとしたらカラオケでオープニング歌う時だけだし。JOYSOUNDだとなぜか1期も2期もsweet ARMSの本人映像で歌えるよ! プロダクションエースの徒花とでもいうべき謎の声優ユニットが慣れないダンスを必死に踊る失笑必至の愉快なPV、なぜか定期的に見たくなってしまう。私の中ではすでに卒業アルバムみたいな存在だったこのユニットが、まさか再結成して立ち上がることになろうとは!(別に解散してない) こうして、「思い入れは無いと言ってるはずなのに、なんだかんだで縁が続いて観てしまう」という謎の距離感の作品。これはこれで貴重なのかもしれません。いうても3期連続でちゃんと元永さんが監督やってくれてるしなぁ。あと、こういう息の長い作品の嬉しい点として、「もうあんまりそういう役をやらないキャストに懐かしい仕事が回ってくる」っていうのがあります。麻里奈はもう、こういう全力で媚びたような仕事が来なくなってしまっているので(「あかねさす少女」で高校生やっただけでもちょっと嬉しかったので)。ちなみに新登場の第7の精霊はなんとイワザル役だった真野あゆみ。ここでの登場がステップアップなのかどうかはよくわからんが、仕事があるのは喜ばしいことだ。そして、なぜか適当に録画してる番組を再生していったら、視聴順が「ルパレン」→「ブギーポップ」→「シンカリオン」→「これ」って繋がったので謎の竹達チェインを達成。今期はやたらいろんなところで声を聞くな。こういう仕事の波があるのも声優業の面白いところである。 ○「B-PROJECT〜絶頂*エモーション〜」 5 1期は2年半前。その前後にもあまりに多くの「男性アイドルユニットアニメ」があったために「これは……どれだっけ……」と全く覚えてなくて、視聴を開始しても「ダメかもしれない」と思った次の瞬間、聞こえてきたのは「夜叉丸さん」という名前。あぁそうか、これ、夜叉丸さんのやつか。 基本的に追いかけられないジャンルのアニメなのでどこまでいっても本気にはならないと思うが、やはり夜叉丸さんムーブメントの続きは気になるような、そうでもないような。アイドルユニットの作り方は本当に阿漕でひでぇ作品なのだが、むしろ突き抜けた方が見やすくなる部分もあり、業界的にはこれとうたプリでどっちが変態大賞を受賞するにふさわしい作品なのかのしのぎを削っているかのようである。どちらもいわゆる人気声優を多く取り揃えているのも特徴的で、このメンツで揃ってライブとか、めちゃめちゃ大変そうだなぁ、って勝手に心配してしまう。舞台がみられたら、そりゃ楽しいだろうけどなぁ。 そしてこの2期目、実は1期からスタッフ・スタジオが総とっかえされているのがちょっと意外。まぁ、前作がどんなんだったか覚えてないので変わったかどうかはよくわからんのだが、とりあえずCGダンスはこんな感じだった気がする。画面の質については「この手のアニメで画が壊れたらおしまいだろ」という認識があるので、多分制作側だって崩壊なんかはさせないと思う。そしてそして、よりによって今作、監督が森脇真琴なんだよね……てっきり女児アニメの方ばかりなのかと思ったら、ついに野郎のアイドルにも踏み込んできたか。女性ファンの人たちに受け入れられる作品になるのかどうか、要注目。 あと、「これ、ヒロイン誰だっけ?」って思いながらみてても全然ピンとこなかったんだけど、そうか、もとは金元寿子だったのか。ひーちゃんの代打が瀬戸ちゃんって、流石に方向性違いすぎない?
○「臨死!! 江古田ちゃん」 ー なんやねんこれ……こんな構成の番組ありか?? すげぇ、アニメ業界って、自由すぎやしませんかね? 30分枠で何がくるかと思ったら、なんと3分がアニメで残り20分は監督・メインキャストのインタビューとメイキング。そして監督とキャストは毎回すげ替え。いや、別にいいけどね! 毎回もなにも3分しかないからね! 「監督入れ替え作品で成功した試しはないです」って言われてたけど、そりゃシリーズアニメならね。3分アニメなら、そんなことは瑣末な問題なのでは……。 3分アニメだし、番組としてはほぼアニメじゃないので評価のしようがないけど、ただ、普段はあんまり見られないアニメ監督がぞろぞろ出てくることになりそうなのは割と気になるの(すでに監督は発表済み)。とりあえず高橋丈夫が出てくるまではみるわ。あとラストの長濱さん。初回がメディア慣れしている大地さんだったので番組として成立してたけど、この後どうなるんだろうな。 ○「約束のネバーランド」 6 なんとまぁ、今期のノイタミナはジャンプアニメだ。これまで一度もなかったことなのでなんだか不思議な感じだが、まぁ、しっかりとブランドに適切な作品を持ってきたな、という感じがする。この枠にあるというだけで、(根拠はないが)一定の品質が保証されたような気がするのでちょっと嬉しい。 原作は一応既読。ただ、最近はジャンプを読むモチベが下がってきているのでかなり適当になってしまっている。また、ネバランに関しては「農園を出るまでは面白かった」みたいな意見を良く見かけるが、ぶっちゃけ、割と私もそう思っている。外に出てからのわかりやすいバトル展開も別につまらなくはないのだろうが、やっぱり最初に引き込まれたあの雰囲気とは別な方向性なので、「求めてたものと違うなぁ」という印象が強いのである。まぁ、どこまで続くのかわからないので、今後も別方向への進展があるかもしれないけども。 そして、おそらく今作はノイタミナ枠の1クール作品として放送されるので、農園を出るまでの物語になるんじゃないかと思われる。そこで終わらせるのがベストだし、そこまでなら上述の通りに一貫した面白さの「流れ」があるので作品としてまとめやすいだろう。1話の演出方向も、がっつりとその作品の持ち味を押し出す作劇になっていた。原作絵はいくらか荒削りなところもあったが、アニメ化にあたってリファインされているので映像部分に問題はない。というか、むしろかなり良くできている部類だろう。特に農園の濃い緑の表現が牧歌的な風景とマッチしており、子供達から見ても少し「狭い」いびつな世界のありようが良く出ている。今後作中で描かれるのはこの農園の「世界」だけなわけで、ここが徹底していれば作品がブレることもないだろう(外に出た後をアニメ化する時は……まぁ、その時考えよう)。あとはどれだけ忠実に原作を拾えるか。一応頭脳バトルがメインではあるが、そこまで小難しい理屈がある作品でもないし、ジリジリとした心理戦をどのように見せてくれるかは要注目。 あとはまぁ、中の人の話です。個人的にはレイが伊瀬茉莉也っていうのがキャスト発表時から(聞いてもいないのに)お気に入りだったのだが、1話目を聞くとやはり主人公・エマ役の諸星すみれちゃんが持っていく。やっぱり役作りが面白いなぁ。他にも色々と濃いキャストが揃っているので、緊迫していく今後の展開も期待したい。 ○「ガーリー・エアフォース」 5 ガーリーって言ってるのに野郎とおっさんが元気な作品だったな……。ガールズ&エアフォースではないからな……。 「空のストパン、陸のガルパン、海の……なんだろ」などと言われて久しいが、軍隊ものの女の子作品に新たなメンバーが加わるかと思ったらそんなこともなかった。割とまっとうなボーイミーツガールでスタートし、明確な敵キャラの設定もある。確認したらゲームやオリジナルではなくラノベ原作とのことなので、少なくともガルパンと同じ箱に入る作品ではないようだ。ストパンと同じ箱になら入れられるかもしれないが、飛行機のほうがメインになっている様子なので、勝手な想像は軌道修正しなきゃいけないっぽい。飛行機と女の子が繋がってる感じがあるし、一番近いのは「アルペジオ」なのかも。 そんなわけで「全然ガーリーじゃないや」とちょっとがっかりしてしまったが、まぁ、1話目の掴みは悪くない。冒頭でがっつりCG戦闘を見せておき、何がやりたい作品なのかを明示。あとは多少説明臭くなるシーンなのであんまり盛り上がりはないが、普通に考えたら1話目なんてのはあくまで準備段階なのだから、これくらいしっかり展開するほうが誠実とも言えるだろう。ぶっちゃけ航空機には一切興味がないのであんまりはまり込むとは思えないのだが、「空対空」というアニメ作品永遠の課題を、どんな風に見せてくれるのかは一応気にしていこう。まぁ、制作がサテライトだから結局マクロスに落ち着く気はするんだけど……。っつうかこれ監督が小野勝巳なのかよ。はよシンフォギアやってよ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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