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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「鬼の花嫁」 4

 関西圏ではこの作品の放送枠は悪名高き「MANPA」枠なので、時間帯が「さよならララ」と地続きなんですよ。偶然2作品続けて主人公の親父さんがてらそまさんという微奇跡が発生して笑ってしまった。なんか、どっちも毒親っぽいのがナニだが。

 ここからはちょっとキモい話をしますね。今作で採用されている「種として絶対的に優れており、通常の人間がどれだけ抗っても本質的に勝ち目がない上位存在としてのオス」っていう概念、実は私たちとある界隈にはお馴染みのものなんですよ。そう、NTR界隈です。いわゆる「竿役」として、(特に巨根とテクを併せ持つ)「強オス」と呼ばれる存在は必須ではないが定番の存在の1つ。なんでそんな存在が重要かというと、NTR性癖って刺激するためには「どう足掻いても勝てないという不条理」「自分が何をしても無駄という理不尽」に性的興奮を覚えるわけですよ。つまり、この設定って、とにかく理不尽なわけです。

 転じて、この作品における「あやかし」はそうした理不尽として描かれているのでしょうか? 違いますね。確かに妖狐の方はただ打ちのめされる障壁として描かれていますが、タイトルを見れば分かる通り、今作のメインコンセプトは「鬼という絶対存在に見そめられ、逆転ざまぁを繰り広げる」ことです。この世界における「強オス」は、不条理ではなくて救済なわけです。まぁ、玉の輿の物語はいつだって人の心を惹きつけるものですからね。

 では、改めて我々「弱オス」側の視点に戻ってお話を見てみましょう。我々にとって「理不尽」の象徴であった存在が、堂々と「救済」として描かれるのです。つまりこれって、フィクションの中だけじゃなく、世間一般の常識として我々が苦しめられる存在は「認められて然るべき当然の権利」を行使できるわけですね。……怖くね? NTRれてないのに最初から最後まで精神的NTR状況を味わい続けるわけですよ。つまり、私はこのアニメを見る時には強制的に「最初にヒロインをフッた同級生」視点に立たないといけないわけです。そして当然、この作品はそんな視点から見るために作られていないのです。……怖くね?

 難しいのは、これの男女逆転バージョンがあったとしてその作品を観たいかと言われると微妙なところなんだよなぁ。家族に虐げられる「優しいだけが取り柄」みたいな地味男のところに突然上位存在である美人セレブがやってきて「私とSEXして子作りしましょう」って言ってくる理不尽な物語。……まぁ、普通のエロ漫画か……。あんまり得手ではないが、逆転させるとやっぱり18禁になりそうなのは男の宿命であるのだな。

 ってなことを色々と考えながら観ていたため、なんかメンタル削られてしんどかったです。結局いつも通りのなろうの手管なので、舞台とシチュエーションは微妙に変えてあるが、やってることは「無自覚聖女」とだいたい一緒。「迫害されたけど理解(とルックスと財力)のある彼くんがいるから平気です」はだいぶ食傷気味でして。久しぶりに使う言葉だけど「Not for me」ということになりそうである。NTR好きは別にこういうシチュエーションを見続けたいわけじゃないんだ。あとびみょーに作画状態が怪しい(特に狐火で燃やされるあたりのくだり)。個人的に一番のツボだったのは「キリュウイン レイヤ」っていう男役の名前。いまだにそういう役ってそういう名前でいいんだ……。

 
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