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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
名物、唇巻き込み口! 第10話! 今回は湊が披露してくれたんですが、目までおんなじ状態になってたのは謎。目はそうならんやろがい。 サブタイトルの通り、季節が巡って新しいフェイズへ。いろんな新要素がぎゅぎゅっと詰め込まれていてなかなか忙しいお話になった。まずはAパート、4人で遊園地に行こうの巻。これまでこの4人で行動を共にするとお互いに関係性への期待やら気遣いやらでぐちゃぐちゃになることが多かったのだが、今回は遊園地への適性のおかげか、割と自然に2対2に分かれることが多く、ヤキモキしていた男性陣にとってはいい流れが来ていた。陽太さんは積極的に美姫へのアプローチをかけるつもりは毛頭ないのだが、自然に2人きりになれるならそりゃ大歓迎。いろんなサービスをしてもらってデレデレを通り越してドロドロである。今回、通常頭身のシーンはそこまで作画状態が安定しないのに、遊園地でのデフォルメパートだけやたらとコミカルな動きが秀逸で、いろんなところに愉快のタネが埋まっていて面白かった。 そしてもう1組、こゆんと湊の方はせっかくのチャンスだというのに湊は自分の気持ちにもなかなか整理がつかないもんでものにできていないのが勿体無い。まぁ、こゆんに全く「その気」がないため、湊側から積極的にアプローチをかけられない(かけてはいけないと思っている)のが最大の理由だが……自分があくまで「親しい友人」程度の立ち位置でしかないことが分かっているために、攻めあぐねている湊が実に健気。これまでの方法論が通用しない相手を前に、人生で一番の苦戦を強いられているようである。 そうして迎えた新学期、Bパートはクラス替えからの新キャララッシュである。まず一番の事件は4人が全員同じクラスになったこと。これまでも放課後の勉強会なんかは4人でやってたので大きな変化は無いのかもしれないが、それでも常に4人が同じ空間にいるということで良くも悪くも影響力は大きそうだ。これで少しでも攻めの手筋が増えればいいのだが。 そして湊にしてみれば想定外の新要素として加えられたのが、美姫の弟・優希。美姫に似てるかどうかは何とも言い難いが……軽めのノリと城壁も何もあったもんじゃない距離感は確かに姉弟かもしれない。これまで一切語られてこなかったのでなんか違和感はあるが、実はこの男もこゆんとの付き合いが長いのでこゆんが気兼ねなく接することができる貴重な男子だったという。余計なまでのスキンシップを見せつけられ、どんどん濃くなっていく湊の闇。出会いが遅いというだけで抱えたビハインド。それを思うとどうにもやるせなく、湊にしては珍しく思考はどんどんネガティブへ。まー、これもまた恋心の一側面ではありますわなぁ。こゆんはそんな湊の苦悩などどこ吹く風で、新しいクラスでちょっと楽しい学園生活を満喫しております。なんだかんだで、月子ちゃんの存在が大きい気はするよね。この子も意外といい性格してやがるわ。 ここまで、こゆんからしたらいいことづくめの新学期。これでようやく「冷たい」季節ともおさらばかしら、と思わせておいて、残念ながらまだこのアニメは終わらない。いつも通りに流れてくるエンディングのイントロ、そして登場する2人の新入生女子。片方は鬼頭ボイスで露骨に「かわいい」に寄せたデザインの子。こっちはどういうキャラかまだ分からない。そしてもう片方、やたら身長が高いお団子頭の子の名は「熱川」。どうやらその苗字にこゆんは覚えがあるらしい。またも中学時代の記憶に紐づけられた何者か。どうやらこの子の姉との関係性に問題があったらしく……。いったい何を仕掛けてくるんでしょう。もう、中学時代の亡霊に悩まされる生活は勘弁しておくれ。
PR そんな結末があるもんかよ、第9話。まさにサブタイトルの通りなので完全なるネタバレだったわけだが、ナオが失ったものはあまりに大きく……。 前半と後半のギャップが激し過ぎて情緒がどうにかなってしまいそうなエピソード。前回明かされた生徒会長とレプリカの関係性。そこには既にレプリカと呼ぶのも憚られるような「2つの人生」が存在しており、それでもなお、レプリカはレプリカとして生み出されてしまった自らのレゾンデートルに懊悩していた。関係を断たれたはずの2人なのに、そこには決して拭いされない「主従」の関係がある。無条件で本体の「涼未」を優先してしまうレプリカ「リョウ」は、そんな心中と抗おうとする理性がぶつかり合い、何もかもがいやになっていたはずだ。 しかし、そこにドカンと打ち込まれた楔が今回のかぐや姫の演劇。途中からナオのアドリブが入ってしまったようなので元々の脚本がどこまで今回の筋立て通りだったかは定かじゃないが、とにかく「かぐや姫の新たな人生」を謳ったエピソードだったのは間違いないようで、前回リョウがテンパったことはもしかしたらそんなかぐや姫の筋立てと自らの生い立ちにどこか重ねてしまった部分もあったのかもしれない。見ず知らずの誰かの言いなりになって自ら望んだわけでもない行動にでなければいけないかぐや姫は、そのままの筋立てでは傀儡のままで終わっていた。しかし、律ちゃんが書いてくれた「新訳」版は最終的に「人間と異なる存在」にも希望を与える終わり方になっており、気持ちのはやったナオはさらにそこに自分の想いをぶつけることになった。同じ「レプリカ」からのメッセージを受けて、リョウは何とか、自分の気持ちに帳尻を合わせることに成功する。 曰く、それはまるで恋のようだったと。訳もわからずただ無条件に好意を寄せて献身してしまう相手がいること。それ即ち恋と同じであろうと。なんかうまいこと騙されてるような気もするのだが、当人が納得してくれているならそれでいい。おそらくリョウはどちらかというと現在の涼未との関係性云々よりも、立場を共有して何でも話せるナオという存在が得られたことの方が意味が大きかったんじゃなかろうか。決して涼未の人生を歩むことはできないが、リョウはリョウとして、これからの人生を堂々と歩いて行こうと、そう思っていたのだろう。 そんな矢先の出来事だったわけで……もう、誰も救われない。何も助からない。ただ1人「危篤状態」だった人間が息を引き取っただけと言われればそうだが、「生きよう」という意思が芽生えたタイミングでの出来事。あまりに眩しかったその光のせいで、突きつけられた結果はあまりにも暗い。ナオはもちろん辛いし、何より副部長は何が何やらわからずに今後の人生でずっと引きずることになるだろう。さらに現実的なことで言えば、生徒会長の突然の消失劇は全校生徒の目の前で繰り広げられており、誰がどうフォローしたところで「生き霊」や「集団幻覚」の噂が立つことは避けられない。ここからさらに、レプリカについての追求が進んでしまう可能性もある。本当に最悪のタイミングで、最悪のことが起こってしまったのだ。果たして、これがナオの人生にどんな影響を与えるのか……。 と思っていたら更なる「喪失」が。何と、事情を今ひとつ把握していなかった様子の素直から、突然の代打終了宣言が。これまで彼女は何かしらの準備を進めていた様子も描かれていたので、そろそろレプリカに任せずに自分なりの人生の一歩を踏み出すタイミングだと判断したのだろう。別にナオに対して悪気があるわけじゃない。なんなら「これまで私の代わり、お疲れ様」と思ってくれているかもしれない。しかし、ナオからすればこれは間違いなく機会の喪失。アキに会うこともできなくなるだろうし、独自の人生を楽しむこともできなくなる。下手をしたら、これから先もう二度と呼び出してもらえない可能性だってあるのだ。 ここまでの数ヶ月が満たされ過ぎていたせいで、レプリカにのしかかる突然の最終宣告は本当に辛いものだ。これは2人の問題なのだろうか。どこで、「終わり」を迎えるのだろうか。
江ノ島での告白劇、あの衝撃のシーンから、すんなり旅行は帰路に着いた様子。果たして帰りの電車とかどういう雰囲気だったのか気になってしょうがないが、どうやらポエムはあそこで何もかもがぶっ飛んで、気づいたら家にいたし、いつの間にか3日経ってた。ポエムさんってばそれなりにモテそうではあるが、こういう話題の中心に立たされたのは初めてのことなんでしょうかね。周りにも案外そういう浮いた噂もないらしく、1つ1つの反応にいちいち免疫の無さを感じさせるのがとても初々しくて良い。お母様、ちゃんと娘さんの変調は感じ取ってあげてね。 もちろん「初めての気持ち」という意味では統悟(苗字で呼ぶのめんどくさくなったので今回からこちらの表記ね)だって同じだが、こいつの場合はこれまでの杓子定規な生き方でだいぶ人生のレンジが狭かったせいで、多分高校に入ってポエムと出会ってからのあれこれが全部「初めて」レベルの体験。おかげで「学校帰りにスタバで茶ぁシバく」と同じくらいの感覚で「特定の異性に好意を寄せる」というイベントも受け入れられてしまう模様。もちろんそのためのマニュアルなんてどこにも用意されてないので気持ちの処理もおぼつかずポエムに心的負担をかけてしまってはいるが、それだって悪気があってやってるわけじゃない。何かしら機会が来れば、ちゃんとあの時の感情に向き合うことはできるのだ。 夏休み、炎天下の公園の中、何ともロマンチックなのかそうでもないのかよく分からない健全すぎるシチュエーションから、2人の交際は始まる。ポエムさん、ある程度の覚悟を決めないとダメですが、大丈夫でしょうか。そしてそんな2人の異変にいち早く気づいたのは妹のリリちゃん。統悟がスマホを買ったという情報から一足飛びに「さてはお姉が……」と勘付けるのは流石の妹。そこからチーム妹で実情を探り、多分2人の中ではほぼ確定事項になっているはず。なお、視聴者としては「兄と姉が付き合ってるのを見て、妹2人はどう思うのか……いっそここも付き合ってダブルデートみたいな雰囲気になってるのが最高では?」という思考が頭をもたげます。見た感じ菊花ちゃんはたいそうリリちゃんに懐いてますし、そこはそこで関係を育んでいただければ。高校で不純異性交遊は禁止されてるらしいが、同性交遊に縛りはないですからね! などという冗談はさておき、やはり付き合い始めたという事実は学校生活においては色々と足枷である。周りの心無い連中(主に図書委員長)にバラすのもなんか癪だし、そもそも校内の風紀を司るはずの統悟が自分は彼女持ちです、なんて言い出した日には、色々と揉め事にもつながりかねない。いや、でも統悟自身は別に後ろめたさは感じてないんだよな。だからあんな暴挙にも出られたわけで……こいつのコントロール、やっぱり想像以上に手間がかかりそうだわ。ポエムさんは挙動不審な統悟のテンパりを見て愛想を尽かさないであげてほしい。 少なくとも、統悟に彼女ができて幸せそうにしているのを見て、救われた人物が1人はいるらしい。ありし日の統悟の思い出、小学校時代のお友達が……うーむ、なんでそこで突然そんなネタをぶっ込んできたのか……統悟、ほんとお前はポンコツの極みだったのだな……。
いちいちジジイが格好いいアニメだよな……第9話。西の龍門、東の閉伊。しかしその片方は儚く堕ちて。 ぼちぼち三角の話が描かれるのかと思ったが、まさかの聖夷側のお話でまるまる1話使った。まぁ、前回の橋上の茶会決戦の影響は両国に等しくあったわけでね。まずは大和軍、龍門側はあの作戦があくまで「一時凌ぎ」であるという覚悟はできている。そのわずかな時間を稼ぐために命を張ったからこそ、龍門の空城の計は意味をなしたのだ。もちろんそれだけのリスクを伴いながらもさらに無傷とはいかず、龍門の肩には桜虎の放った矢が確実に届いており、さらにギリギリの状態で民を守らんと奔走している加来にも肉体的な限界が。勝者ですらギリギリのところで戦っているのが、此度の戦争なのであろう。 そしてもちろん、「敗戦」した聖夷側の方が被害は深刻。撤退しただけなので一兵も失ってはいないものの、これまで必死に積み上げてきた桜虎の名声に翳りが見え始め、心無い臣下からは不要論まで飛び出す始末。このご時世でも「馬鹿にするためのワード」として『草』が残ってんのは正直草。どう考えても元ネタわかんなくなってるやろ。しかし、そんな丁寧な手書きの草が生えた書状が着実に桜虎のメンタルを削っていき、歳若き女の子はぼちぼち限界。ここまで必死に張り詰めて戦ってきたが、大きな敗北を完全に自らの責任で喫してしまったために、頭首としてのプライドはズタズタ。もうこれ以上の指揮は不可能な段階にまで落ち込んでしまった。 そして、そんな桜虎をこれまでずっと支え続けてきたのが、聖夷屈指の名軍師である閉伊弥々吉であった。堀内賢雄ボイスの似合うナイスなおっさんである弥々吉。今回ナレーションで彼の略歴が語られたが、どうやら先代からずっとこの聖夷を支えてきた傑物であることは間違いなさそう。その業績も錚々たるもので、見る人が見れば彼がちまちました名声や野望のためにアホみたいな失敗を繰り返すなんてありえない話だ。しかし、残念ながら情報伝達手段が乏しくプロパガンダの創出も難しいこの世界において、彼の威名を轟かせるような方法もない。そして何より、今はあくまで輪島の家の再興を目指すのが最大目標。弥々吉1人の命数など瑣末な問題である。 それを全て理解した上で、名軍師は自らの命をコストとして支払い、崩れかけた桜虎政権の基盤の修繕を図った。まぁ、これま軍記物としては定番の流れではあるが……忠臣の命懸けの作戦で仮初の英雄を作り上げる手管。本来「苦肉の策」とは敵陣内部に食い込むところまでを意味するので原義としてはこないだのムートンの策を指すものだが、現代では今回の弥々吉が行った全ての計略こそがまさに「苦肉の策」。窮地に立たされ、起死回生の一手として稀代の軍師が採った一世一代の大作戦であった。 目論見通り、桜虎の失墜は回避され、再び党首の下で団結し始める聖夷。しかし、これはあくまでマイナスに滑り落ちそうなところを押し留めただけにすぎず、これをもって聖夷が大きく有利になるということでもない。どちらかといえば名軍師1人を失った損害の方が大きいとも思うのだが……おそらく弥々吉の企みは、自分の犠牲を通して桜虎を党首としてもう一回り成長させることも狙いに含まれていたのではなかろうか。これまで父親の仇討ちを主なモチベに戦ってきた桜虎。今回はそんな墓石に弥々吉の名前も刻まれ、桜虎が背負うものがさらに大きくなってしまった。ナレーションによればこれによって桜虎も一皮むけたらしいのだが……隣に立ってくれるのはせいぜい弥々吉の息子さんくらいか。果たして、この状況でまだ聖夷に勝算はあるのだろうか。 早く動け、三角。 クジマ(幼少期の姿)が可愛すぎて怖い、第8話。不思議なもんで、現在の二足歩行の姿が一番変なはずなのに、幼少期の四足歩行はより変な生き物に見えるんだよな…………いや、結局クジマってなんなんだよ。 てなことはおいといて、月日は着実に流れていく。こないだお正月だと思ってたらもう1月も終わるんですが、鴻田家において1月最大のイベントはお正月じゃなくて「全国大学共通テスト」であった。そう、いよいよスグルの1年が試される時が来てしまった。ある意味で人生を分ける大勝負、家族の全面的な協力も、この日を無事クリアしなければ水の泡だ。なんて残酷なシステムなのだろうか……とか思って同情したけど、正直私はもはや自分の体験など全く覚えておらず(私の世代は当然センター試験ですけどね!)。私の友人に「前の席の人間の体臭があまりにキツすぎて別室に移動させた」なんて強すぎるエピソードを持つ奴もいたのだが、私は残念ながら何の思い出もなく、ふつーに受けてふつーに終わった。高校ががっつり対策してくれてたので大して緊張もしなかったしなぁ。確か共テってセンターよりも難しくなってる傾向があるんですよね。現代の受験生は大変だ。頑張れスグル。 というわけで本番を前に多少ナーバスになっていたスグルだったが、1年の積み重ねは本人が一番よく分かっている。前日に慌てても始まらないのだ。だからゆっくり、鴨の喧嘩に介入するクジマでも眺めていよう。……それもなんなん? 鳥の喧嘩に介入できるということはクジマが鳥であるという貴重な証拠だが、残念ながら単に乱入してるおっさんにしか見えず、何でそんなことしてるのかもよく分からなかった……鴨たちも災難である。 でもまぁ、そんなあまりにシュールなクジマの現実離れした姿を見て、スグルも久しぶりに何かしらの感覚を思い出したようだ。誰かに押し付けたい責任の所在。でも、自分の人生は空想でも妄想でもない産物である。クジマなんかにかまってないで、ベストを尽くしましょう。なお、そんなスグルよりもクジマの方がよっぽどご近所付き合いが上手だった様子。三ツ木さん、ほんとにクジマに馴染んでるんだよなぁ……。 引き続き鴻田家、「折り紙」がテーマのお話。当方、鶴すらろくに折れない非国民系な生き方をしているので、レパートリーが豊富なアラタはすごいと思うし、そんなアラタのレクチャーを受けてすぐに習得できるクジマもすごいと思う(コイツ手先は器用なんだよな)。そしてスグルはさらにスキルが高いとのことだったが、残念ながら今回はスグルと一緒に折り紙で遊ぶ機会はお預け。代わりに、クジマが気にしていた「怒ったような顔」の誤解が解消。マクシムも同じ顔をしていたようで、クジマさんってば(怖い時は怖いのに)みんなに笑顔を届けられるキュートさも持ってるんですね。……群れになってるクジマは流石に怖くね? Bパート、真琴ちゃんのところにいってバレンタインのチョコ作りの巻。ナチュラルに好意を寄せられてるアラタが全然そんな様子じゃないので真琴ちゃんもヤキモキさせられているかもしれないが、まぁ、まだ中学生なので慌てるような時期でもなかろう。今回はクジマというちょうどいい媒介者がいたこともあり、毎年送っていたらしい手作りチョコもさらにグレードアップしてアラタへのアピールを続けていく。ただ、残念ながら見た目にそぐわぬ料理スキルを持つクジマに大切なプライドを傷つけられてしまった気もするが……いや、でも卵を分けずに調理しようとする系女子は俺はヤだな……「料理できない人ほど、なぜかレシピに従わない」。人類を超越して鳥類にまでダメ出しされる永遠の謎である。 最終的にどの程度クジマが手伝ってくれたかは定かじゃないが、無事に真琴は目標を達成。いい雰囲気になるかと思いきやクジマが乱入するのもお約束の流れである。クジマは別に邪魔したいわけじゃなく、単にそうした男女の機微なんてものに頭が回らないだけである。バレンタインのニュアンスすらあんまり伝えられてないだろうし、これも仕方ないことなのだ。クジマも国に戻ったら……雌クジマ(??)にガトーショコラを送るといいと思うよ。
おしるこで350ml缶ってでかくね? 第9話。そんなん飲みきれるんか……ちなみにコーンスープの方も「ビッグ」って書いてあったからでかい模様。 何かが爆発してしまいそうで、どれもこれも寸止めで逃げ切ったみたいなお話。4人の青春は終わりどころか始まったばかりではあるが、このアニメはそろそろ終幕へ向けて整理が必要そうな状態。それでもこゆんたちの内心のぐちゃぐちゃは、まだ片付いてない要素がちらほら。 最初の爆発物は自販機前。いつものようにこゆんが空気読みして見知らぬ上級生との会話を避けたことに気づいた陽太がこゆんのパーソナリティについて改めて問いかけてみたが、その結果得られたのは「無事に関係は改善してます。湊との間には今のところ城壁は設置されてませんよ」というご報告。湊としては一安心だが、それ故に「ならばもう一歩」という欲も出てくる。これまでの人生で培ってきた自分の「鍵師」としての技巧が通じなかった相手に、真正面から挑みたいという本能的欲求を「自覚」してしまう。流石にその場でいきなり踏み込むなんてことは絶対しないのが湊流だが、意識してしまったその感情を、留め置くのは難しいかもしれない。 続くのは教室のシーン。こゆんと湊が出かけてる間に悪戯を思いついた美姫だったが、そりゃまぁ陽太さんからしたら気が気じゃないわけで。ゼロ距離接近の憧れのあの子にドギマギもんだし、よりにもよって美姫本人からの「好きな子とかいんの?」発言。こんな拷問に耐えられるはずもなく、陽太の口からはポロッと「美姫」という言葉が出てしまう……が、そこはいつも通りの博愛主義へと展開して難を逃れる。しかし、回避できたと思って弛緩したその瞬間に美姫から満点笑顔の鋭いボディブローを見舞われ、陽太のSAN値もかなりの危険域。ほんと、意識せずにこういうことしちゃう女子は罪作りだよう。 さらに教室に戻ってきた湊とこゆんの様子を伺うくだりはかなりの緊張感があり、「もしここで2人がいないと勘違いした湊たちが陽太の本音をぶちまけたりしたらどうしよう」とドキドキしたが、流石にそんな最悪なことはしなかった。いや、でも充分にそのリスクはあったよな。陽太さん、現状のあなたの周りの3人、相当厄介な配置になってますからね。 その後、雑談で遊びにいく予定を決めた4人。モールへの移動シーケンスのへちょ絵、「湊→勇者」「こゆん→魔法使い」「陽太→戦士」はわかるんだけど……その後ろの美姫の着ぐるみはなんだったんだ? 一瞬「魔獣使い」的なやつかと思ったが、虎だったからもしかして武道家なのか? 1人だけよくわからんジョブ混ぜてパーティ組むなよ。 モールでは相変わらず4人のアンジャッシュ芸みたいな絶妙な距離感での対話が進み、湊は自分の中の焦がれる想いと「でもこゆんは陽太とお似合いっぽいんだよなぁ……でもでも陽太は美姫のことがなぁ……」という不安と嫉妬と気遣いがないまぜになった複雑な心境。そしてそんなところに特大の地雷候補である五十嵐の影を確認。とっさに美姫に情報共有を行うが、ここでも綺麗なすれ違いを披露し、美姫からは「昔こゆんは五十嵐と付き合っていた」という情報が突然叩きつけられる(美姫は無自覚)。うーん、ますます大混乱の湊さん。経験したことないパニック状態でしょうな……。ちなみに美姫は割と能天気に陽太とこゆんという「推し」カップルの絡みを見て勝手に充電している模様。 一方、五十嵐の影になんぞ気づかないこゆんは作戦会議している美姫と湊を見て勝手な誤解。この子も空気は読めるんだけど……地図は読めないんだよね……多分人間関係もいまいち読めてない。ただ、それはどうやら中学時代の偏った人間関係の産物でもあるらしく、今この場にいる4人の関係はこゆんを正しい人間関係へと引き戻してくれているという「自覚」もあるようだ。中学という狭い水槽の中で息もできなかった両生類なこゆん。井の中を出て大海を見れば、息苦しさも薄れるってもんだ。学校では霜島さんという新しいお友達も増えたし、明らかに「城壁」は解け始めている。 そんな状態で邂逅する因縁の相手・五十嵐との対話。ここで明かされた意外な事実は、こゆんが五十嵐を避けていた最大の理由であった。てっきり完全なるトラウマ・被害者意識で思い出したくないだけなのかと思っていたが、なんとこゆんが抱えているトラウマはむしろ「加害意識」の方だったという。身勝手な勘違いから五十嵐に明確な悪意を突きつけてしまったという後悔。もちろん五十嵐が全く悪くないなんてことは思ってないだろうが、たとえ相手が悪かろうが、それに対して自分も悪意で返してしまったことはこゆんの中では明確な「失態」であった。結局、この子はどこまでも他人想いの良い子なのである。そんな想いだったからこそ伏目がちだったこゆん。しかし今日のこの日、楽しかった思い出に背中を押され、思わず五十嵐にも声をかける。そして得られる「今は今」という当たり前の感覚。もう、あの頃の傷を抱えたままにする必要はないのかもしれない。 こゆんの傷が癒えれば、そこに責任を感じていた美姫も救われる。これにて中学時代の痛みは忘れられていくのかもしれない。そうなると残りはまさに「今」。恋愛はお弁当の中のトマトのように。それを美味しいと感じるかどうかは、また人それぞれですけどね。 レプリカの、レゾンデートル。第8話。まだ擦れる設定が色々とある。ほんとにちゃんと自分で作った「レプリカとは」という設定に責任を持ち、面白くしてくれる作品である。 先週判明してしまったピリピリした雰囲気は一旦お預けにして、前半は思いっきり学園祭を楽しむナオさん(とアキくん)のターン。ここのところ素直との関係性は本当に良好で、彼女もナオのことを応援してくれているし、記憶の伝達も実にスムーズ。2人が入れ替わっているとは思えないくらいにすんなりと学園祭初日と2日目で役割分担ができている(初日の素直、果たしてどんな態度でクラスの出し物に貢献していたんだろうか)。あとはお祭りの諸々を堪能するだけである。 今作は作画とかで積極的に魅力を打ち出すタイプではないのだが、そんな中で妙に気合が入っていたのはお化け屋敷探索シーン。ほんとに怖いものがダメらしいナオがピーピーいう表情が実に良かったし、いろんな所作が「お化け屋敷苦手な人あるある」で面白かった。最初から半目でろくに前を見ないで歩きますよね。あ、ちなみに私もお化け屋敷苦手民ですが、「あるあるだよね」とか言いながらろくに入ったことすらないのでよく分かりません(主な参考資料は相羽あいなさんです)。そもそも高校の文化祭でお化け屋敷やるクラスのことがよくわかってません。教室にそんなもん再現できるもんなんだろうか……俺が高校生だった時に自分の学校にあったかどうかはよく覚えてない(体育館みたいな別な場所に作ってたような気はする)。でも、ナオさんが愚痴ってた「壁ぶち抜いて隣の教室と繋げたんじゃないの〜!」という悲鳴も何となくわかる気はする。教室ってさ、普段机並べて大人数で生活してるから気づかないけど、当然家とかと比べたら面積はめちゃくちゃでけぇんだよ。それを暗幕やら壁やらで細く区切ってルートを構築すると、1つの教室とは思えないくらいのロングコースになるっていう……まぁ、相当制作に気合いれないとそこまでできないだろうけど。青春だなぁ。 さらに「怖すぎて腰を抜かす」もあるあるかもしれないけど、冷静に考えたら人生において未だ「腰を抜かして立てなくなった人」にも会ったことはない。ナオさんはガチで足腰立たなくなってしまったが、アキくんからしたらたいそうな役得である。このカップルのイチャイチャ、ほんとに無限に続くんだよな……末長く幸せになればいいのに。 とかいう優しい気持ちで終われたら良かったのだが、当然そうは問屋が卸さない。いよいよ本題となる演劇が幕を開けようというとき、生徒会長(レプリカ)が鏡を見て自我を刺激されて制御不能に。慌ててなだめるナオだったが、流れで話させた会長の人生があまりに壮絶すぎた。なんと、このレプリカはアキの「怪我した時に出して以降一度も引っ込めてない」を余裕でぶち抜き、「13年前に生まれてこのかた、ずっと存在し続けている」という十年選手のレプリカであった。そういう存在もあるのか……と思ったが残念ながら彼女の存在は望まれたものではなく、幼少期に無邪気に分身したら母親(CVお姉ちゃん)がぶっ壊れたという。……まぁ、気持ちは分からんでもない。 その時にすぐに消してしまえれば良かったのだろうが、おそらく幼い本体は消し方もよくわからなかったのだろう。そのまま文字通り「忌まわしき」ドッペルゲンガーに認定されてしまった会長(偽)は哀れ里子に出されるという斜め上の方法で処理されてしまう。送り出されたばあちゃんたちもさぞ困ったことだろう。「旦那さんの隠し子かいね」とか思われたんだろうか。もしくは世間に隠さなければならぬ忌まわしき双子とか(黄泉のツガイだ)。まぁ、とにかくそうして「レプリカ」というよりは「単なる別人」として育てられてきた会長さん。ここから分かることは、レプリカは出しっぱなしにしてもふつーに成長して変化していくということ。これ、こまめに出し入れしてるナオの場合は時間の流れってどういう処理になるんでしょうね。本体と同じ状態を維持して同時に変化していくのかな? ただ、そうなってくると今回会長が怨嗟とともに吐き出していた「レプリカであるが故の呪い」はちょっと説明がつかなくなる。レプリカは「容姿はそっくり」だが性格にやや差があることはナオもアキも認識しているところ。この2組の場合はそんなに大きな差ではないのであまり気にしてなかったが(ナオは気にしてもしょうがなかったが)改めて「ずっと別々に生きてきた」会長から「レプリカの生きる意味って、怖くね?」という話を持ち出されてしまう。おそらく、レプリカと本体の性格に差が出るのは、そのレゾンデートルに決定的な違いを持って生まれているからだ。それが「本体への献身」というプログラム。ナオもアキもこれまで何一つ疑問に思わなかったが、レプリカは、とにかく本体の幸せを願って動くという大前提が存在している。そのせいで、微細な行動の差が降り積もって性格の差が開いていくのだろう。ナオがその分かりやすい事例で、いくらか身勝手な素直本体より、明らかにナオの方が他者利益を優先する性格である。なるほど、これが「生まれた意義」に紐づけられているのだとしたら、何とも罪作りな存在である。 「こんな生き方でいいのか」と訴える会長だったが、そう訴えるご本人も脳内に組み込まれた「本体優先プログラム」には抗えず、無茶苦茶な高校生活はすでに破綻寸前。ここまで追い込まれても、レプリカとしての職務を全うし続ける姿は、確かに恐ろしくも見える。さぁ、ナオさんはそんな会長の姿をどう見るだろうか。レプリカという己の生き方を、再び否定してしまったら、今度はアキでもリカバリーできない気がするが……。
前回の海回が副会長メイン回という予想外の展開だったせいで、せっかくのイベントだってのにメインカップルはやや影が薄くなってしまっていた。「ギャグ作品だし、まぁこんなもんでいいんちゃう?」という気持ちもあったが、せっかく超絶可愛いJKヒロイン・ポエムちゃんが頑張ってくれているのだからもう少し突っ込んだところも見せて欲しかったところ。ぼちぼち結論を出していい気がするんですが、今期アニメで一番可愛いメインヒロインはポエムな気がしているのでね。そして、蓄積された欲求が今回は一気に吹き出し、珍しくシリアスな空気を漂わせつつ、桜大門の内面に大きな変化を与えるターニングポイントとなったのである。 思えばここ最近はメインの2人が仲良くなったもんで今作のタイトルすらすっかり忘れてしまっていた。そうだ、この作品は最初に不適切なところから始まったんだ(そういうタイトルじゃねぇけど)。言ってしまえば割とふつーな女子高生ポエムちゃんがツッコミに回るということは、この世界のイレギュラーにしてセンターは間違いなく桜大門の方。そんな彼の「異常性」が、周りを取り囲む濃いキャラたちで希釈されており、「そういうもんだ」で受け入れる傾向にあった。しかし、冷静に考えればやはり彼の精神性は異常であり、そこを社会に融和させていかなければ前には進めないのだ。 これまでのお話は、周りの環境が彼に譲歩する方向性でのお話だった。ポエムが彼のことを理解し、奇行に走ったとしても許してくれる関係性を作り上げた。委員長sの出淵や月島も、昔からの桜大門を知っていたので「そういうもんだ」ってんで受け入れていた。しかし、だからといって彼が変わらなくていい道理はない。ポエムからこれだけ歩み寄ったのだから、そろそろ桜大門にも変革の時なのである。 深夜の散歩、何気ないポエムの一言(というには随分勇気が必要だったが)によって2人の関係性が大きく揺さぶられる。これまで桜大門が考えてこなかった「自分とポエムの特別な関係性」。これまではあくまで「友達付き合い」の範疇だったのでこれまで通りの規律を守り、自己を守りながら成立してきた関係性だ。しかし、ポエムの微細な感情の変化にどうしようもない違和感を覚え、自分のしでかしたことが「過ち」ではないかという意識を持ってしまった桜大門。彼がこれまでの人生で遵守してきたのは絶対的な世界の規律。すでに完成した社会のルールである。今回だって「深夜の外出はよろしくない」という規範に則って出した結論だったのだから何も間違ってはいないのだが、そこに疑問を投げかけたのが、他ならぬ桜大門自身。自己の内側から溢れてくるその感情は、名前をつけられない不可解なものだった。 ズギズギ(ズキズキではない)痛む胸の内。その原因を必死に探るうち、疲労から寝入ってしまった桜大門の脳は過去の夢を見せる。必ずしも同一ではなかろうが、実はこの胸の痛みは、過去にも感じたことがあるものだったと、脳の奥底の記憶が伝えてくれた。かつて、まだ社会の何たるかもよくわかっていなかった幼い桜大門は、友達との喧嘩別れに大きな後悔を残していた。自分の感情を裏切り、ルールを優先したことに小さな痛みを覚えていた。そして今回も、それが膨れ上がった。規律よりも強く、守らなければいけないものなど無いと思っていたのに、何故そのような感覚が溢れてくるのか。今、人生で二度目の「自己の発露」をはっきりと認識したのである。 初めての感覚に名前はつけられないが、生真面目な桜大門のこと、きっとそうに違いないと推測は出来る。そう、これは「好き」なのだ。……ただ、その好きの種類は、まだ分からないのだけど。
龍虎相見ゆ、第8話。いいね、こういう大仰な展開があってこその軍記物。それこそ初めて三国志とか読んだ時の高揚感を思い出すね。 金沢夜襲こそ失敗したものの、長野方面(奥越)での侵攻は思いの外進んでいたらしい。しっかりと進路を確保した桜虎たち聖夷軍は、そのまま改めて石川方面へ。難を逃れていたかに見えた龍門たちは、これにて再びのピンチとなった。全軍を結集とはいうものの、聖夷軍の見立てではその数6000。数万を誇る侵攻軍に比べれば多勢に無勢もいいとこである。 ……今までたまに思ってたんだけどさ、こういう戦記物の「兵力数」って具体的にどうやって計算してたんだろうね。日本の戦国時代でも、それこそ三国志でもいいんだけど、「敵軍です、その数数千!」とかいう報告がパッと入ってくるシーンって多いんだけど、そんな大規模な人数の把握ってどうやってたんだろうね。こんだけいろんな作品で描写されてるってことは史実に基づいて何かしらの方法があったんだろうけど……何となく1000超えたらもう「たくさん」になっちゃうんじゃ? みたいな気はする。まぁ、とにかく龍門が周りの兵士をかき集めたところで、侵攻してくる聖夷軍には太刀打ちできないことが確定したらしい。 そしてここからが最大の見せ場。軍を集結させたということで、桜虎側だって当然警戒レベルは上げる。何しろ相手はあの龍門なのだ。その兵力でどんな手にうって出るかは慎重に見極めなければいけないだろう。しかし、実際龍門が選んだのは「籠城」。ジリ貧の状況に改善の余地を与えぬ苦肉の策。なるほど確かに、これは逆に怖いのかもしれない。 そうして自らの名声と実績の裏付けを最大限に活用し、龍門は「相手をびびらすにはとにかくブラフは徹底して」という承太郎メソッドを展開。「ちょっとの軍で出て伏兵を匂わす」だとボロが出るかもしれないが、いっそイカレちまったような「単騎出陣」であれば訳が分からなすぎて相手が勝手に深読みを始める。いや、しないかもしれないが、それに賭ける。そして、それが出来るだけの胆力が龍門にはあったのだ。 龍門が催した深夜の茶宴。その執拗な描写はすでに失われてしまった「日本」時代の雅の名残。桜虎もその作法が完璧なものであることを理解してたってことは一応この時代にも茶道という文化はある程度の階級以上には残っていたようだが、そんなもんを戦場で見せつけたところで本来ならクソの役にも立たない。そして、役に立たないからこそ、全力での「振る舞い」が恐ろしいものに映るのである。 桜虎が本当に人民のことを考える統治者であることはそこかしこで語られた。彼女が作り上げた英雄像の一部は虚像には違いないが、それでも彼女の中に燃える復讐心に偽りはなく、世が世であれば一国を任せることができる一角の人物だったのかもしれない。しかし相手が悪かった。龍門光英はそんな健気な女の上を行く「もののふ」であったのだ。龍虎といえば聞こえはいいが、常に戦場に生き、幾つもの死地を乗り越えた「龍」と、いきなり担ぎ上げられ、急拵えのカリスマに支えられた「張子の虎」では比肩するものではなかった。哀れ、「雅」をもって「武」をねじ伏せられ、桜虎は事実上の敗走を喫したのである。 これだけのことをやっても、まだ龍門たちは「一時凌ぎ」だという。そして、そんな決死のパスを受け取るのは、大阪に蠢く三角青輝その人だ。未だに彼は加来たちから何を受け取ったのかはさっぱりわかっていないが、どうやら時代は確実に転換点。男の名が、また1つあがりそうだ。 |
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