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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんと真っ直ぐな青春絵巻、第8話。もう、こんなんされたら文句言えねぇや。

 夏休み前だってのに海イベント。前回ががっつり水着回だってのに今回も海だぜ。ただ、今作は別にエロで売るような作品ではなく、そりゃ佐久間さんのおっぱいは相当ボカンだが、だからってそれをことさらに見せびらかすようなもんでもない。月菜の着てる水着だってなかなかのセクシーキュートのはずなのだが、すぐにメタモルフォーゼしてしまうため、デフォルメ形状だと「ん? T.M.Revolutionの例のやつかな?」くらいなもんである。……冷静に考えると形状変化に対応できる月菜の衣類っていちいちどうなってんだ?

 まぁ、彼女の変身についてはこの世界では「あるもの」なのだという納得は何度も何度も自分を騙しながらやってきたことなのでもういいだろう。今回だって「浮き輪に入ってれば大丈夫だと思ったがサイズダウンしたからダメ」とかいう謎シーンもあったし、かなりダイレクトにサイズは変更される。その際には身長だけでなく体重も変化することはこれまでの事例を見ても明白で、改めて「超常」以外の何ものでもないのだ。ただ、今回改めて月菜の性質として「写真に写らない」に加えて「流れる水が苦手」や「塩が苦手」(そんなんあったか?)などが確認されて彼女が「人外」であることを強調されて初めて思い至ったのだが、彼女のメタモルフォーゼって、もしかして吸血鬼の「蝙蝠になる能力」の一環なのかもしれない。いや、厳密に彼女がそういう能力を持ってるかどうかは知らんけど、かつての吸血鬼たちが自在に姿形を変えてコウモリに変身できたのなら、そりゃ月菜が身長や体重を好き放題変化させる程度は朝飯前だろう、という話。なんか、ようやく自分の中で合点がいった気がする。

 というわけで、憂いなく青春オンザビーチを堪能できるというものです。改めて、2形態ある月菜の旨みが色々と確認できて、彼女は通常形態なら真っ当な「ラブコメ」が楽しめるし、デフォルメ形態では育児やペットの飼育に近い「マスコットキャラの萌えアニメ」が楽しめる。この2つの領域を自由自在に行き来できるのが、月菜の最大の強みなのだろう。そしてクラスメイトたちもきちんとそれに順応できているのである(まぁ、楠木はいささかおかん要素が強すぎる気もするが)。「写真に写らない」は残念だけど、友達連中がそれを気にしてる様子もないし、今の環境は本当に月菜にとって満たされたものであるのだ。

 そして、そんな充分な満足感をさらに引き上げる男、大鳥。前回私も「写真に写らないなら他のメディアでどうにか記録するしかないな」などと書いていたわけだが、月菜のことを気にかけている大鳥がそれに気づかないはずもなく。コツコツ準備を重ねて、見事に実現した月菜の「写真」。今週だけでもいろんな「初めて」を体験した月菜、そんな彼女に最大級の「初めて」を。……鏡にも写らないとしたら、彼女は自分の姿を客観的に見たことすらなかったかもしれないのだよね。もう、こんなもん一生もののお付き合いじゃん。

 幸多かれ。

 
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 セリコである。セリコはいつの間にやらセリコになっていたが、これは実は本人のTwitterからきている。おそらく熱心なファン(多くはiRisファン)は初期からセリコという呼び方をしていたのだろうが、私はあんまり生の本人を見聞きする機会がなく、Xをフォローしてたら本人が「セリコ」呼びしてたので「なるほどそういうものか」と思って真似した次第。つまりこの情報からわかることは、「本人のラジオとかは大して見聞きしてないけどアカウントをフォローしちゃうくらいには好き」ということである。ブログ内での言及はそこまで多くないが、この子もこの子で面白い存在には違いない。

 


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 なんかおもてた方向と違う、第9話。え、そこがそうなるの?

 前回は露骨に怪しい男・ディオスが裏切り者だと判明し、テレネッツァとの対決は水入り後もやや不利くらいの状態。ちゃっちゃと神様本人が登場してスカーレットにテコ入れしていくという強引極まりない展開となった。そしたらなろう的なフォーマットで考えれば「新たな力を手に入れたスカーレットが相変わらずのチートで無双して……」的な展開になるのかと思われたが、なんと「実は裏切り者は1人だけではなくてですね」という斜め上の方向に事態が悪化。しかもその裏切り者ってぇのが当の聖女本人であるサーニャだったってんだからたまったもんじゃない。そんな伏線あったっけ? いや、多分見返したらちょこちょこサーニャは辛そうな顔はしてるのかもしれん。「聖女の力を失った」ことの後ろめたさとそのあたりの感情が混ざってどうにも見づらくなっていたのだろう。

 ただ、「加護を失ったこと」の原因が未だ説明されていないのでこの問題も十全に納得できる状態には着地していない。なんらかのアクシデントで加護が失われ、そこにパルミア教の人間が入り込んできたっていうタイミングの良さはさすがにできすぎな気がするし、この喪失劇にも女神パルミラの何かしらの悪意が働いてるってことなんだろうか。まぁ、だとしても大事な大事な聖女様に「入隊して1ヶ月しか経ってないペーペーの騎士」があっさりマンツーマンで接触できちゃうような警備体制が一番の問題だけどな。それが可能なんだとしたら、スパイにして飼い殺すなんて方法じゃなくて、ダイレクトに聖女を亡き者にしてディアナ教を崩すのも簡単だったろうに。しょせんサーニャにはその程度の価値しかなかったということなのだろうか。

 そのあたりの話がよく分からないというのが1点と、現時点で未だテレネッツァの、ひいては女神パルミラの目的が分かってないというのももう1つ気になるところではある。結界の要である大聖石をあっさり壊したということは、王国全体の治安を悪くしてぶっ潰すのが目的ということなのだろうが、テレネッツァはどこか1つの王国に与している状態なのだろうか? それとも、単にクロノアがやりたいことを邪魔してやればそれだけで満足なのだろうか。場当たり的に「スカーレットたちが一番困ること」をやっているようにしか見えないのだが……まぁ、この世界の国家間の情勢とかもよく分からんからこれも考えてもしょうがないんだけどな。そもそも「聖女をスパイにして手にいれる内部情報」ってなんだよ、って話だし。あの様子じゃ、多分サーニャの手元には大した情報なんてないぞ。

 よく分からんことは多いが、とりあえず確定しているのはスカーレットが復活してまた無双し始めるということだけだ。一応、前回妙に引っかかった「ディオスは本当に悪いやつなんだろうか」問題については「そうでもなかったけども」という解説が入ったのでとりあえず納得。そうだよな、そういう描写あったよな。

 

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 いのすけでございます。いのすけはいつの間にやらいのすけになってたけど、Wikiのあだ名欄に書かれてなくって「あれ?」って思って確認したら……本人から禁止令が出ていたらしい……。すまん、知らんかった。……まぁ、ええか。ここだけ急に変えるのも変な話だし、「いのりん」はなんか違う気がするし、「自分の目の届かないところにやって」とのことなので、こんなネットの片隅の落書きは絶対に届かないから無問題よ。


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 マジで何が何やらwww第8話。ただこれだけははっきり書いておきたいんだが、もう人狼がどうこうは置いといて、ふつーにおもろいわこのアニメ。

 というわけで、マジで何がなんだか分からない展開だったわけですが……まずレギュの説明が無いってのが絶望的クソゲーですよね。今回は「15人村で4狼です」までは確定。さらに新役職の「留守番」はいわゆる共有者にあたり、最後の結果表を見ると配役は通常の占・霊・騎士の3役がいる。私は見る専の中でも基本的にア式以上はよく分からないので15人村はどうなるか想像がつかないが、「狂人無しだから人外が4枚で、それに共有者がいるんでしょ? 流石に村有利じゃね?」と思ったが、どうやら「そういうレギュじゃない」という結論だったらしい。おかげで今回はいつものように結果をまとめることすらできないのだが……一応データを追加する意味で「4日目に強制終了した村」という扱いにしておくか。

 

・第9卓(8話)15人4狼 ユーリ:村人

コメット釣→ステラ噛→しげみち釣→ジョナス噛

→沙明釣(回避?)→夕里子噛→2人残して全員釣

占CO〈しげみち・シピ〉 霊CO<ラキオ・ジナ>

占:しげみち 霊:ラキオ 騎士:ステラ 共有:ククルシカ&レムナン

人狼:コメット・シピ・オトメ・ジナ 勝敗?

 

 ……一応分かってるデータだけ羅列するとこうなる。これはこれで面白そうなゲームだったんだよな。オトメ狼だったやんけ。さらに初日釣られたクソ雑魚コメットが狼という人狼不利な盤面から初日に騎士の噛み抜きに成功していたり。おそらく2日目に占い2COが入ってしげみちが議論負けでつられた展開。霊媒のCOはいつのタイミングか不明。ただ、これ以上はゲームを考察できない理由がいくつかあって、1つには占い2人の2日目の結果が分からないこと。まぁ、話の雰囲気からして適当なところに白を刺したのだと思われる。そこは大きな問題ではない。狼が共有を抜いてないのも、役狙いの噛みだろうから納得はできるだろう(実際に抜けてるし)。2日目に占い釣りから行ってしまった割には3日目にグレー釣ってシピ決め打ちみたいな流れもありそうだったが、そこはラキオがしげみちの白を出してライン戦に持ち込み、ラキオから無難なローラー進行が出たところまでは普通の人狼である。

 ただ、そこからがだいぶ様子のおかしなところで、まず、3日目に最多票を取った沙明がまさかの「釣り逃れ」。もしやと思って原作のルールを確認したら、なんとまぁ、釣りを回避できるスキルがあるそうな。沙明はそれに長けた人物だったのだろう。強制釣りキャンセル能力はふつーにゲームブレイカーで縄計算がだいぶムズくなるよな……。

 そしてさらにゲームは壊れていき、確白のククルシカから「共有者がいるなら残りの全員を釣ってしまえばいいのでは?」というみもふたもない提案。いや、だからさ、1日に複数人釣れるんだったらゲーム性まったく変わるんだって。確かに実地では「あり得る」方策かもしれないが、ゲーム的にはやっちゃダメだろ。まぁ、当事者たちにそんなことを言っても通じないんだろう。そして、どうやら今回は更なるイレギュラーのための提案でもあるらしく……。

 ということで、放送時間19分という半端なタイミングで試合に決着がつき、打ち分け発表の後にエンディングテーマへ……からのぶっ壊れ。あれ? ククルシカさん?

 …………まー意味は分かんないよね。これ、多分いわゆる「狐」ポジの役職ですよね。これも公式のルールを確認したら、まさに「バグ」という名前の妖狐役職は存在しているとのこと。つまり、今回のゲームは15人4人外ではなくて狐入りの5人外レギュだったということ。それならだいぶ話は変わってくるな…………いや、狐が共有吸っちゃうのはダメだろ。そんなレギュあるんか? まぁ、ゲームシステム次第では共有と狐が重なるルールの採用もありえるが……とりあえずWiki情報だけだとルール上あり得るかどうかはわかりませんでした。

 てなことで、やっかいなバグだったククルシカの存在を契機に、前回影が薄かったレムナンの過去話が聞けたりもしたが、個人的にはぶっ壊れハイパワーククルシカの暴虐を見ているだけで楽しかったので満足である。いつの間にかゲームがアモアスになっとる。可憐な深窓の令嬢だと思ってたキャラが突然鉄パイプ振り回して世界を破壊し尽くす図、最高にロックで癖(ヘキ)である。ごちそうさまでした。

 そしてそんな意味不明な状況でループしてしまったユーリだったが……ついに来ました、ユーリグノーシア展開。よりによって内通してる相方が使えねぇコメットである。最悪だ。わざわざユーリ狼パターンに入ったことを示すようにヘンテコエンディングに変化し、オープニングだとあんまりちゃんと見られなかった「各人がグノーシア化した時の顔芸」がたっぷり拝める素敵イラストが展開されている。……女性陣はおしなべてイカレ顔なのがたまらんが、特にステラのアヘ顔はやばい……是非とも薄い本よろしくお願いします。公式さでもいいですよ。え? ゲームプレイしろって? 確かに……。

 
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 12月1日は「映画の日」らしいですよ。この日は普段お高くてなかなか手がでない映画もグッと安くなりますし、ぜひ利用したいタイミング。ってことで行ってきました「わたなれ」! 巷ではだいぶ話題になってますね。2週間という期間限定イベントな上にそもそも上映してる映画館自体が少なく、さらに上映本数もすずめの涙。私の最寄りでも1日1回という状態で、全国のオタクが押し寄せて充填率が大変なことになっているとかなんとか。実際、私も先週から上映されてることは知っていたんですが、いざ劇場の情報を見たら満席だったり、とても入りたくない状態で尻込みしていた。本日映画の日ということで混むかと思われたが、早い段階で予約してそこまで大変じゃない状況下で強行突破することに。

 そもそもさぁ、この手のアニメを劇場で雁首揃えて観るのって抵抗あるよね。自分がどんなツラして見てるか分からんし、何が悲しゅうてえちえち百合アニメをオタクどもが密集した状態で観なければならんのかと。現実とのギャップに空間ごと捩じ切れて消滅してしまいそうだ。でも、そうまでしてオタクはこの作品を観なければいけないのだ。だって気になるじゃん!!! テレビシリーズがあの終わり方だったんだよ?! 放置プレイにも限度があるやろがい!

 てなわけで行ってきました。もう、2時間ずっととんでもねぇものを見せられ続けましたね。……例えばさ、ウィスキーってあるじゃないですか。私は酒がダメなので良さが分からないしそもそも口にしたこともほとんどないんですが、あれって基本的にロックにしたならちびちびやりながらゆっくり味わうのが主な嗜み方だと思うんですよ。多分ね、「わたなれ」はウィスキーみたいなもんなんですよ。毎週30分、ちょっとずつ出されてそれをちびちびやって、その芳醇な香りをゆっくり堪能するわけですよ。そういう目的で作られてるんです。

 それをさ……いきなりボトルで押し付けられてさ、強制的に「2時間で飲み干せよオラァ!」ってやられるわけですよ。急性アル中で死ぬわ。ほんと、多分1話目分くらいでもう満足して「続きは来週にでも……」って思ってたからね。監督はさ、これを「劇場で連続して上映するから……」なんてメソッドで作ってないんですよ。あくまでテレビ版と同じ手順で、同じ目的意識で作られた13話〜17話のドロドロ原液。みなさん、よく耐え抜きました。ほんと、なんてものを見せられたんだろう。救いだったのは、そこまでえちえちシーンは多くなかったことですね。(それが救いになるものかよ)

 というわけで、あまりの密度だったんで細かい要素とか拾えませんでした。よって大した感想は無いですが、一応今作に関しては展開の妙もありますので、しっかり折り返してから続きを書くことにしましょう。

 

<一応強めにネタバレ注意。原作知ってるならいいけど>

 


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 グッバイ鬼畜幼女、第9話。今作を楽しむ最大のモチベである偽みもりちゃんが逝ってしまった……まぁ、でもそれ以外の筋立ても気にはなってるから来週以降も楽しく観ますよ。

 というわけで、対ノッカー戦Round1、みもり戦はひとまずの決着。勝負は「大義」のぶつけ合いで、「みもりのクソみてぇな人生を無理やり生きさせてどうすんだよ。代わりに身体使ってるんだから感謝しろや」というノッカーの主張に、残念ながらフシは押され気味。いや、この世でフシだけは理屈抜きで叩き伏せてもいい立場にいるとは思うんだけど、事前に観測者の奴が「ノッカーに負けたなぁ、もうどうしようもなくなっちゃったし、しょうがないんじゃね?」と事実上の降伏宣言を出しちゃったもんで、それを見たフシも「もしかして俺らって間違ってたのか?」と尻込みしていた状態。

 しかし、そんな迷えるフシに光を与えたのは亀甲縛りの露出狂、ひろとし兄ちゃんであった。基本的にはダメ人間、小学校でしょっ引かれずにすんだのがラッキーレベルの社不のひろとしだったが、ロリコン拗らせて手に入れた妹愛だけは純然たる本物だった。自らの命をなげうって突撃を繰り返す様は、流石に単なる性癖では説明がつかない「真の愛」である。生前のみもりの境遇を全て理解した上で、「それでも生きて欲しい」と、「生きていれば絶対幸せにする」と、そう宣言した「兄」を見て、みもりの心が揺らぐ。最終的には、半ば命を賭した脅迫みたいな状態になり、みもりはどこぞの考古学者もびっくりの「いぎだい!!」の宣言。これにてノッカー側の「占有」理由は無くなり、フシたちは排除の大義を得たのであった。

 この「対ノッカーの大義名分の取り合い」戦争において、実は一番盤面が見えていたのはボンであった。霊との対話などもあってこの世界の状況が見えていたのだろうし、フシという人間(?)の性格もわかっている。きちんと「次に繋げる」ことができるタイミングを見計らって戦闘に介入し、みもりを守りつつ、ノッカーの牙城を崩すことに成功している。フシがさっぱりこの時代に適応できてないのとはエラい違いである。ちなみに「時代感」という視点で言えば、この時代のあれこれについてはノッカー側もかなり理解が深い。フシと違ってここ数百年を「生きて」観測し続けていたのだろう、現代社会の有り様についての解像度はかなり高いように見える。「今は心の時代だよォ〜」とか、単にフシへの煽りとして言っただけの言葉だろうが、少なからず本質をついた発言でもあるのだ。「分かってる」からこそ、大義名分もそれなりに成立しているように見えるし、その分だけ淘汰しづらい。今回のみもりノッカーは他の個体に比べてかなり破滅的な思考を持っていたからなんとか排除に漕ぎつけたものの、ここから先の「舌戦」は苦戦を強いられそう。

 というわけで暴れ回るみもりノッカーに(一応の)トドメを刺したのはまた別の個体だった。こうして見ると、やはりノッカーはかなりこの時代に深く根ざしているようで、みもりノッカーもみもりに寄生したのが4年前だと言っていたのでかなり時間をかけて観察を続けていることが分かるし、新登場の謎ノッカーとみもりノッカーの間では普通にコミュニケーションが成立していながら、どこか「別個体」であることも強調されている。つまり、この世界には「複数のノッカーがそれぞれの視点で」生きながらえているのである。次回予告ではどう見てもやべぇ表情のミズハさんも映っていましたが……さぁ、どう転がっていく?

 それにしても……やっぱ今回でみもりちゃんとはお別れだよねぇ……。大久保瑠美のベストキャラクターランキングの上位に食い込みそうな最高の悪逆非道ロリ、本当に幸せな存在でした。腹黒るみるみをもっとちょうだい。

 

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 女子中学生が恥ずかしげにお互いの全裸を見せ合うアニメ、第9話。……それだけ聴いたら凄まじい最強アニメに聞こえるのだが……なんでだろう、胸をキリキリと締め付けられるような気持ちになるのは。

 誰も彼もが面倒を抱えるこの世界。下手したら一番抱えてないのは三田なんじゃねぇかって気がするくらいに、三田の行動は色々と突飛である。サンタと三田は思考は同じはずなんだけど、やっぱり見た目の印象からか、三田モードの方がむちゃくちゃやらかしてる気はするよね。無茶こそが子供の特権、そしてそれを受け入れるべく、サンタはいろんな方向に暴走し、結果的にそれが子供っぽい無茶に繋がってしまうという。別に大人の肩を持つわけじゃないが、確かにこの世界におけるサンタってのは厄介なもんである。

 Aパート、「フミちゃんにも悲しき過去が!」なお話。まぁ、あんなところにぶっ込まれてる身なのだから重たい過去があって当然ではあるが、蓋を開けてみればよりにもよって「親殺し」である。さらにその殺意が純粋な憎しみや嫌悪感とも違うというのがどうにも悩ましく、「若さ」を、「子供」を求め過ぎてしまった母親が少しずつぶっ壊れてしまったという認め難い現実を吹き飛ばすため、フミちゃんは大人を殺害した。そう簡単に整理がつく問題ではないが、本人の中ではどこか美談めいているというか、「母にとって自分のそれは救いであった」という考えも持っているのがどうにも悩ましく、そこに一抹の真実がありそうな世界なのが本当にやるせない。視聴者目線では「しわしわの手」という大人の象徴たる存在を未だ抱えながらしぶとく生きている大渋学園長という存在を先に見てしまっているため、フミちゃんのお母さんのギリギリ精神が理解できるような、そうでもないような。やはり学園長レベルのぶっとびクレイジーでなければ「老い」を乗り越えるのは難しいということか。さらに、多分お母さんが殊更に「若さ」を意識してしまったのが目の前の娘の存在のせいであるというのも救われない部分で……フミちゃんに悪い部分はないはずだが(いや、人殺してはいるが)、どうやったら救われたのか、それが見当もつかないのがこの世界の恐ろしいところである。

 フミちゃんの昔話を聞き、思わず変身してしまう三田。子供からの切実な訴えは、やはりサンタの身体にはよろしくない。結局正体が割れてしまい、未成人式はどう転んでも逃げきれない修羅場になりそうである。こうしてみると柳生田とかフミちゃんとか、学園長の手駒には割とあっさり正体バレしちゃうんだよな。これでまだ学園長に報告がいってないことが奇跡だわ。

 フミとの直接対決が避けられない状況になり、なんとか状況を打開しようと三田が選んだのはジャンプ漫画の如き「特訓」。そして駆り出されるのは本来なら敵側であるはずの柳生田、そして親友の甘矢。今回のお話、どう考えても甘矢が一番の被害者であろう。本人も訴えている通り、何が悲しくて「親友を銃で撃ちまくる」なんて仕事をやらされにゃならんのか。そこはほんとに三田がKYなだけである。あの特訓が役に立ったのかどうかも分からんし。今回理事長の特訓(?)のおかげで、伝説の存在であるブラックサンタは覚醒した。ただ、このモードは三田の求めているものではないらしく、今のところ利用する予定はなさそう。レッドからブラックへのモードチェンジ、戦隊レッドでも何度か経験してるパターンだが、だいたいは何かしらの代償を伴うものだし、三田からしたら「子供のための純粋存在」という理想像をつき崩されるような状態。そりゃ使いたくないのは分かる。ただ、純粋に武力のステータスがアップするというなら、最強最悪のフミちゃんの迎撃の際には必須のスキルとなるのかもしれない。最悪、10組の人間を殺したりしちゃったら……それこそブラックの極みだよなぁ。

 三田・甘矢間でヤな特訓が続いている中、もう片方のカップリング(?)である冬村・小野にも進展が。端的にいえば、小野が冬村に対して「分からせ」にきている。自分がどういう状態になってしまったのか、大人と子供で、何が決定的に違うのか。ずっと小野と一緒でありたいと願う冬村からしたら何一つ認められるものではないが、すでに見た目からして変わってしまっていることは嫌でも認識させられる。小野の必死の訴えを、冬村はどのように受け入れるのが一番いいのか。それこそ「大人のように」物分かりよく飲み込めば、ちょっとでも小野に近づけるかもしれないが……冬村は絶対にそんなことはしないだろうなぁ。

 子供でいるのも、楽じゃないのだなぁ。

 

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 動物園のシーンの「水槽の中の象」がなんかやたら不気味だった、第9話。最初見た時に「なんかこわっ、作画ミスじゃねぇのこれ?」って思ったけど、検索したら富士サファリパークとか、水中の象が見られる施設はあるらしい。……ただ、あんなにがっつり潜ってるもんか? なんか、悪夢みたいな情景だったぞ。

 などという些事は置いときたいが、本筋の方がジリジリと進まないのでどういじっていいっものやら。いや、進んでないってのも嘘なんだが……先週の怒涛の新情報ラッシュに比べると、今回は答え合わせみたいな要素が多くてな。

 まずはAパート、あやめさんの残した言葉が気になってどうしても確認したい比名子さん。汐莉の方はしばらく比名子を避けていたが、ミコちゃんのアドバイスもあり頑張って捕まえる決心をする。その過程で比名子は自分の傷口をミコちゃんに見せようとしたところがだいぶギルティ度の高い行為である。ミコちゃんは全力拒否でなんとか逃げ切ったが、ついこないだお前の血をめぐってとんでもねぇことが起こってたってのを、比名子は全然認識してない。そのせいでミコちゃんがどれだけ苦しんだかも。友達甲斐の無いやつめ。まぁ、結局どこまでいっても妖怪の苦しみを人間側が分かち合うことはできないってことなのだろうけど。ミコちゃん、ギャグのノリであのピンチを乗り越えたのはほんとエラいよ……。

 そして比名子が積極的に接触しようとしていることが分かり、もはや逃げきれないと判断した汐莉は隠し立てすることもなく、あやめの言っていたことが全部真実であるとあっさりゲロってしまった。その辺は先週時点でだいたい予想してしまったので簡単にまとめるにとどめるが、曰く「10年前のあの事故の時に血を飲ませた」→「おかげで当時はうまそうに見えてたはずの比名子が、現時点ではクソ不味そうにしか見えてない」→「ただ、比名子に死なれると困るので適当な嘘を言って生きる希望を与えた」とのこと。これらの因果の中でまだ詳細がわかっていないのは「何故、汐莉は比名子が死ぬことを止めたかったのか」の部分だけ。どうやらそこが今作の核心ではあるようだが、いつも通りにはぐらかし名人の汐莉さんはその辺ものらりくらりとかわしてしまった。おかげで比名子に残ったのは「騙された」という被害者意識のみである。これまで微かな「死に甲斐」を与えられていたから多少なりとも前向きに生きられていたというずいぶん倒錯的な状況にあったわけだが、そこから「生き延びる理由」が消えてしまったためにまた元のメンタリティに逆戻りというわけだ。「お前が殺してくれるっていうから生きてたのに」という、ほんとに冗談みたいな話である。そりゃまぁ、捨て台詞で「ひとでなし」と言いたくなるのも分かる。

 「うっかり死ぬなよー」と締めて比名子を解放した汐莉。当然次の相手は色々と聞きたいことが積み重なったミコちゃんであったが……なんか知らんが動物園デート。ここでこの2人がデートなんかしちゃったら三角関係がややこしいことに……はならないんだけど。すごいよね、どうあがいてもミコ×シオっていう矢印は伸びないもんね。どこかでそういう同人描いてる人がいないとも限らないが、現状ではあり得ない「狐と魚」のカップリング。あ、もしかして魚類と哺乳類の間とって鳥類(ペンギン)の話してたのかも……。

 わざわざZOOまでやってきて、汐莉が伝えたかったのは「人間って、どの辺が特別なんだろね」というモノノケ同士の認識のすり合わせ。確かに、捕食対象としてみることができるなら、牛や豚と人間を区別するもしないも個人の自由に委ねられるわけで。ミコちゃんはそこで長年の積み重ねから「人間側」に立つことができたが、汐莉はそれができていないと漏らしている。どこまで本気なのか、どこまで思い悩んでいるのかは分からないし、そこに何故比名子が絡んでくるのかも分からなくなってしまったが、このタイミングでミコちゃんに頼っているあたり、汐莉もだいぶ切羽詰まった状態なのかもしれない。

 比名子は何がどうなったら救われるんでしょうね……。

 

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