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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「人外教室の人間嫌い教師」 4 デザインは完全に「妖怪学校の先生」と同じはずなんだけど、赴任先が女子校だったもんでだいぶニュアンスが変わってしまうという不思議な現象が。どっちかというと近いのは「亜人ちゃんは語りたい」の方なのかもしれん。 聞いたことない作品だが、原作はラノベらしい。今時なろうなどのWeb媒体と無関係の純正ラノベでアニメ化するのってそこそこ珍しいのだが、何となく地味な雰囲気のこういう作品もまだアニメ化の目は残っているのだな。ただ、1話目を見ただけだと何でそこまで漕ぎつけられたのかはよく分からない。 「人外」とか「人間嫌い」とか色々と設定こそしているものの、結局は女の子だらけの教室に男の先生が転がり込むという展開なわけで、ていよくハーレムを形成しちゃうよ、というスタート地点。別にそれが悪いという話ではないが、出向いた教室にいたのは「うさぎ/鳥/狼/人魚」という獣人(?)たちで、見た目にモチーフはわかるものの、「うさぎだからこう」みたいな特徴があんまり出ておらず、別に作者はケモファンというわけでもなさそうだし、「妖怪学校」の時みたいにもののけの類に興味があるという感じでもない。まだまだ掘り下げの方向性は分からないが、「亜人ちゃんは語りたい」の時のように「架空のモンスターに対して人間側から何らかの考察をかけていく」みたいなデザインでもないだろう。だとすると、本当に「ただ耳が生えてるだけの女の子」になってしまう可能性が高く、あんまり「人外」要素が効いてこない恐れがある。いやまぁ、1話目時点での印象なので単なる取り越し苦労の可能性も大いにあるわけだが……なんかね、各キャラに触る手つきからそういう雰囲気を感じ取ってしまったのよな。まぁ、エンディング映像とかを見ればまだまだこの先別な「人外」も出てくるようだし、そっちでバリエーションを確保しつつ、主人公・ヒトマが人間嫌いを克服して多種族でコミュニケーションが取れるように成長していくハートウォーミング(デミ)ヒューマンコメディーになればそれでいいのだろうが……今のところあまりそこに魅力は感じないかなぁ。 映像部分は並くらい。制作スタジオのアスリードは最近めっきり本数が減って、ここ最近は「ありふれた職業〜」1本の専業スタジオみたいになっていたようだが、「ありふれ」に一段落ついたってことなのか、久しぶりの新規タイトルである。いや、別に印象はないんだけども。 あと、中の人はゴリゴリの面子で固めているのでハーレムが拡大するとそっち方面での楽しみはやや増えそうではある。「こないだまで人類と完全に協調路線を歩んでいた犬が今回はうさぎ」とか「こないだまで吸血鬼だったけど今回は人魚」とか色々といじりようはあるのだが、そんなん全部置いといて個人的にちょっと嬉しかったのは同僚の先生役に石井真がいたことである。まこっつ、結構声に個性があるから好きな男性キャストなのだが、あんまり仕事が聞けてなかったのでね。 PR ○「デッドアカウント」 5 何の前情報も無しに視聴を開始して「なんかマガジンっぽい芸風やな」って思ったらほんとにマガジンの漫画原作だったし、調べたら作者が「リアルアカウント」描いてた人だと判明してより面白かった。なるほど、だから既視感あったのか(?)。 まぁまぁ、ブレない軸があるってことはいいことですもんね(?)。スマホモチーフの漫画を立て続けに発表し、かたやSNSをテーマにしたデスゲームもの、そして新たに発表したのがスマホをモチーフにした現代怪談風の導入からの異能バトルものというつながり。スマホなんてものは現代人は文字通り「親の顔より」見ている対象であり、あらゆる情報が集約されたもう1つの自己とすら言える存在。それをあの手この手でしゃぶり尽くしてやろうというのはクリエイターとしては何も間違ったことではない。「人の想いが残る場所が現代ではスマホになっているのでそこに霊が宿るんですよ」という意見も存外説得力はあり、さらに我々素人からすると使いこなせてるように見えて無限の可能性を持つスマホはある意味で得体の知れない存在。いわんや他人のスマホをや、である。そこから「スマホに幽霊がいるなら、スマホから力を得て妖怪退治するヒーローがいてもおかしくないやろ」に繋がるあたりは流石の少年マガジン。1話目を見た時点での発想は割と面白いな、と思った。 まぁ、そこまでを全部語っちゃったのでもはや出オチであとは単なる異能バトル漫画になるだけですんで、ここから先は完全にセンスの勝負になりますけどね。前クールで言えば「桃源暗鬼」と同じような枠。とりあえずまっさらな気持ちで見守らせてもらいましょう。映像部分にあんまり大きな加点が無いのでそこまで期待はしちゃいないんですけども。SynergySPは今期これで2本目の作品。さらにスケジュールを確認したらもう1本同時進行のアニメがあるらしいのだが、そんなにタフネスのあるスタジオではないのだよな……ちょっと不安。 ○「TRIGUN STARGAZE」 ー まさかのTARAKOさんの声が聞こえてきて度肝を抜かれるなど。どんだけ前に収録してたんだよ、って思ったが、情報を確認するとこの1話目だけはプレスコ収録で音源があったらしく、次回以降は差し替えになるそうです。でもまぁ、そこで整合性を優先して録り直すんじゃなくて、ちゃんと遺作として放送に乗せてくれるのはそれだけで嬉しいわね。 というわけで1期の放送からはずいぶん間が空いてしまったタイトル。「STAMPEDE」の放送がなんと3年前であり、ようやく戻ってきたと思ったら、上述のような理由でのキャストの変更があったり、もっとずっと残念な意味でのキャスト変更もあったりと色々大変である。まぁ、今の時代で3年つったら本当に「ひと昔」ですからね。 当然そんな状態なので私の信頼の置けない記憶領域からは今作のことはさっぱりと抜け落ちており、しょーじき何も覚えてない。元々SF要素が非常に強くてなかなかとっつきづらい画風だったこともあって1期時点であんまり身が入ってなかったのだが、せっかくのオレンジ制作映像だからっつーんで頑張って追いかけてたんだよな。今回もそのやりすぎなゴリゴリCGSFについていくことができるかどうか。ただ、映像技術をどのように使おうとも勝手だとは思うが、今回に関しては「オープニングの雰囲気はなんか違うんじゃないですかね?」とだけは思いました。そんなヤンチャな作風でええんかい。 ちなみに確認してみたらこの3年でスタッフの方もちょこちょこ変わっているらしく、まずもって監督名義も変わっている。オレンジってこの間に別な作品にはほとんど手を出していなかったはずなのだが、3年の間にこのスタジオで何が起こっていたのだろうか。まぁ、元来そんなに元請けするようなスタジオでもないから、いろんなところでCG制作業務をこなしていただけかもしれないが……。とりあえず、ここで改めて日本のCG技術の進化のマイルストーンとして観察させてもらうことにいたしましょう。
せっかくインフルからも回復してちょっとずつ日常生活に戻ろうとしているのに、立て続けになろうアニメばかり摂取しなきゃいけないとだんだん具合悪くなってきそう。世の中の多くのアニメ視聴者たちは、この3ヶ月に1回の「なろうアニメ第1話症候群」をどうやって克服しているのだろうか。(A:普通の人間は立て続けになろうアニメの1話目ばかりをまとめて観ない) タイトルのセリフ、普通に考えたら魔王サイドからの忠告な気がするのだが、その後に続く通りに単なる追放系のいち手続きに過ぎなかった。そして何の捻りもないテンプレ追放。なんかこうして正しい勇者ちゃんが望んでなかったのに追放されちゃった奴がスローライフを送ってて、後から勇者ちゃん(妹)と和解して幸せに暮らすなろうが昔あったよね。 てな感じで特にテンプレから脱却する要素がなさそうな追放系の1話目。追放されるだけならまだしも、前クールで言えば「無限ガチャ」と同じくらいに残酷な方法でサツガイされかけた主人公。普通ならここから復讐劇になるはずなのだが、タイトルは「気ままに暮らしたい」なのがだいぶ謎。勇者ちゃんパーティとの和解劇は存在しているのだろうか。今作でこれまでの追放系と一番違っているのは主人公が女性という部分で、いつものオプションである「何でか知らんけどおまけについてきた奴隷少女」との関係性もこうなってくるとちょっとニュアンスが変わってくる。ハーレムものではなくここから奴隷少女との百合ストーリーになる可能性を匂わされ、悔しいが多少なりとも余白は残しておきたい気持ちもある(勇者ちゃんとのことも考えれば百合三角関係もあり得ない話ではないし、思い切って百合ハーレムもありだ)。 ただ、主人公が女性であることにより必然的に(?)疑問も1つ生まれ、「売り払われた先の奴隷商人、グールの餌になんかせずにせめて娼館にでも売り飛ばせばよかったのでは?」とは思った。後になって冒険者ギルドで「あの子なら抱けるゼェ」と荒くれさんの太鼓判を押されてたわけだし、主人公ちゃんは別にチートを覚醒させずに「異種族レビュアーズ」コースもあったはずなのに。まぁ、そんなことしたらお話が終わっちゃうってだけなんだけど。 「反転」というスキルの設定の雑さとか、細かい設定に関しては相変わらずマイナス点は多いが、そこだけ観て可能性の芽を潰していってはなろうアニメに未来はない。わずかな百合の可能性に期待し、もう2話くらいは追いかけてみてもいいだろう。
「ドラゴン・卵」はれっきとしたクリーチャータイプですからね。突然ですがここでクイズ。「過去に印刷されたMagicのカードにおいて、(多相を除いて)クリーチャータイプ『卵/egg』を持つもののパワーの最高値は未だ0である。○か×か」。正解はこの文章の末尾に。 というわけでヘンテコ転生シリーズ最新版。もはや剣だったり自販機だったりする時代を抜けた後なのでこの程度の転生は驚くべくもないが、なろうでのスタートが2015年からとそれなりに古い作品なのでそれも致し方なし。ちなみに、今作を見て一番の比較対象は当然「蜘蛛ですが、なにか?」になると思われるが、確認したところ「蜘蛛」の連載は2015年5月から、こちらの連載が同年8月からと、ほぼ同時期に似たようなデザインの連載がスタートしていたらしい。まぁ、その時点でのなろうの潮流がどうなっていたのか分からないので何が元ネタとかパクったとかパクられたみたいな関係性はさっぱり分からないが……なかなか興味深い現象である。 とはいえ、受け手としての私が「蜘蛛」を事前にたっぷりと浴びてしまったというのは避けられない事実。使用している文法はすべて「蜘蛛」と同様のものであるため、残念ながらオリジナリティが1ミリも感じられず、さらに「蜘蛛」の場合は「自分は卑屈でよわっちい昆虫モンスター」という負い目に加えて「転生前は単なるオタク女子だったんです、デュフフ」というフレーバーが一応の味変として効いていたが、今作は「いうてもちゃんと進化したら最強種族のドラゴンなんやろ?」というチートへのストレートな目配せ、さらに「転生前のことは思い出せないんだよなぁ」という掘り下げにくさなどでトータルするとマイナス要素の方が大きい。あまり積極的に応援したいとは思えないデザインである。そもそも「ドラゴンの卵」っていうタイトル要素が開始数分で解除されちゃってるわけで、縛りプレイとして何一つ機能してないし。出オチがあまりに出オチすぎるのは相変わらずのダメダメ要素である。 ただまぁ、そこは設定を生み出した作者の責任として全面的に諦めるものとして……あとは「ドラゴンの成長」というテーマをどう見せていくかという勝負に切り替わっているので、そこからは戦える土俵も用意されているとは思う。オープニング映像では進化後の姿も色々と見せているわけだが、普通に考えて「ドラゴンを君の好きな姿に進化させよう!」ってポケモン・デジモン・たまごっち、いわゆる「育成ゲーム」の花形ではあるわけで。シンプルにそうした商業路線で売っていくデザインとしては何も間違ったことはしてないのである。デザインの方向性が一番近いのはデジモンだと思うが、その辺りのビジュアルでの見せ方に何かいい具合のインパクトがあれば、「蜘蛛」とは違ってもっと素直でまっすぐな英雄譚として描ききることは可能かもしれない。制作がFelixFilmなので、上手い具合にハマった時の画の爆発力もあるしね。 積極的に応援する気は微塵も無いが、「まともなアニメ」になる可能性はある、それだけで評価としては充分だろう。 冒頭のクイズの答えは「○」。現時点で、まだ卵クリーチャーでパワーを持つものは存在しない。
最後に開陳されたオープニング映像のあまりの薄ら寒さにもう1点下げたくなったのだが……一応本編の内容だけでいうとこれくらい。ただ、この映像を見せられた時点で色々察したので多分余命は長くない。 タイトルで全部語ってるので説明はいらないいつも通りのなろう。ただ、この「ゲーム世界に入って無双」タイプは最近だと案外久しぶりかもしれない。せっかくなので「SAO」から脈々と続くこの「ゲームから出られない」系チートについて改めて振り返っておくと、常について回る疑問は「なんでわざわざゲームやねん」である。今作の設定を例にとれば、もはや出られないゲームなのであれば「農奴の家に生まれた俺、たまたま持ち合わせた召喚士スキルを赤子の頃から培って無双する」と何が違うのかという話。 1つは「赤子のくせに意識的に攻略を行う」という姿勢自体に大義名分が立つということ。つまり、世の冴えないおっさんたちが「俺だって赤ん坊の頃から今と同じような自意識があれば自分磨きができたんだ」というルサンチマンを満たすことが目的……というのは流石に穿った見方ではあるが、まぁ、合法的にズルできる設定にしているということ。そしてもう1つは「ゲーム世界」という枠を与えることで、「人生の攻略」を非常に簡単にシステム化できるということ。「人生はクソゲー」とはよく言ったもので、我々コミュ障の引きこもりが人生に詰むのは、あまりに多くの選択肢の中から正解を掴み取るだけの経験値も洞察力もないためで、せめてこの世界が自分の慣れ親しんだゲーム世界と同じような安易で「製作者」の意図が介在するような薄っぺらいものだったらどうにかなるのに、という諦観の表れ。要するに、「ゲームだったら人並みに出来るのに」という卑屈な自己肯定をフル活用するフィールドを創出するのが目的である。 とまぁ、ここまでがだいぶ恣意的に見た「ゲーム世界」の歪みである。おそらく、こうした作品世界の創始段階ではそこまで歪んだ自意識は伴っていなかったと思うのだが、先人たちが作り上げた「ゲーム設定」があまりに便利すぎるもんだから、都合のいいところだけを摘み上げることで「オタクに都合のいいゲーム世界」はどんどん内省化を進めて今の形に至ったのだと思われる。今作のように「ヘルモード」とか「クソゲー」とか色々と言い訳はしてみるが、結局やることといえば「それでも俺は攻略できるんだ」とドヤるだけなので免罪符としての機能は果たさず、ただ「ゲームの攻略楽しいなぁ」で終わってしまう世界になりがち。今作においても、「攻略大変だなぁ」と文句は漏らしつつも、結局3歳児時点で「人並み外れたフィジカル」を手にしているということで、すでにヘルでもなんでもない人生設計なのだ。看板に偽りがあると、もはや楽しみ方もよく分かりませんよね。 そして冒頭にも取り上げたオープニング映像から見えるヤバさの片鱗。制作は泣く子も黙る横浜アニメーションラボ。そこに監督の玉川真人という名前の座組みは、確認したら「聖者無双」という生理的に無理レベルのキツかった画面を繰り広げた作品と同じである。なんかギャグを取り回す時の絵の使い方が致命的に合わんのよなぁ……キャラ絵がなんかキモいんだ。今作も、幼児の状態ならまだ許せる画だったがここから先、キャラが成長し始めると色々と限界が来そう。 まぁ、無理して付き合う必要はないのでね。 ○「炎炎ノ消防隊 参ノ章(第2クール)」 ー こちらもクレジットの意味がわからないくらいにシーズンを重ねておりますが。確認すると1期2期ともに2クール放送だったんでこれで4クール。さらに3期は分割で第1クールは昨年春に放送された。今回は約1年ぶりの再開でトータルすれば6クール目ということになる。 ま、正直いまさらここで書くことも無いのでどうでもいいことをつらつらと書いていくが、改めて再開したエピソードの突飛さを見るに、やっぱこの漫画は多分私が好きなタイプのやつなんだろな、という感じがある。設定のとがり具合もずば抜けているし、周りを取り囲むデザイン性も、改めてアニメの演出を見るといちいち格好いい。これまでのお話も色々とぶっ飛んでて世界観がぐっちゃぐちゃになっているはずなのだが、アニメだといちいち分割しちゃってるので衝撃が毎回リセットされてしまってトータルで受け止めきれてないのがちょっと勿体無い。これまた機会があれば原作コミックを一気に読み直してみたいものである(そういう目標が積もりに積もっているので結局何一つ達成できないのだが)。 原作は完結してるし、アニメもそろそろ終幕なのだろうか。最終的にこのとんでも世界の物語がどこに着地するのか、見届けさせてもらいたい。 ○「悪魔くん」 6 そうか、考えてみりゃこれも「過去掘り起こし」作品の1つだったか。まぁ、リバイバルの方向性にも色々あるっちゅーこって。 こちらは厳密には新作アニメではない。いわゆる「地上波落ち」作品であり、元はネトフリ配信。確認したら配信からもう2年も経っており、結構待たされての地上波落ちである。「待たされて」という表現を使ったことからも分かる通り、私はこれが観られる日を待っていた。なんなら今作の制作・配信が決まったタイミングが一番「この際ネトフリも契約しちまうか……」と迷ったタイミングだったかもしれない。何故かというと、あたしゃ「悪魔くん」が好きだったからだ。厳密にいうと、やっぱり旧作のアニメ「悪魔くん」のことは明確に覚えているというほど覚えていないのだが、鍵を握るのは当時の子供向けアニメではありがちだった「キャラクターソングのカセットテープ」。あたしゃキン肉マンの超人ソングが墓場まで持っていくくらいのアンセムになっているのだが、それに負けず劣らず、「悪魔くんのキャラソン」を聞いて育った幼少期だったのだ。いや、なんで親もそんなもんを延々聴かせていたのかは知らんが、大人になってから過去の話を振り返ったりすると「あんた、あれ流しとくだけでずっと大人しくしてたから」とのこと。私は幼少期はあまり手のかからない良い子だったらしいですわよ? まぁ、とにもかくにも私は旧作「悪魔くん」のファンを自認しており、大人になっても第1使徒から第12使徒までそらんじることができる程度にはフォロワー。そんな人間に「リメイク」の話が来たらそりゃそそられるわけだ。しかし幸か不幸か、2年前には大人になってからのポリシーである「ネット配信作品は観ない」が勝ち、視聴を見送り。この度いよいよ、僕らの目の前に悪魔くんがやってきて喜びいさんでの視聴開始とあいなったわけだ。 ……なんか、おもてた雰囲気とだいぶ違うな? そうか、このシャレオツな雰囲気でござったか……いやいやいや、地上波枠のせいで思いっきりいいところで切られてしまい、なんもわからんままに終わってしまったので正直現時点で何をどう評価したもんかとは思っているのだが、この斜に構えたいけすかない雰囲気の悪魔くんも間違いなく水木しげるの血脈は受け継いでる存在な気はする。いいんじゃないですかね。令和に爆誕した小理屈まみれの偏屈ボーイ。元々悪魔くんにはいろんなタイプがいるのでね。鬼太郎との差別化を図るためにも、こういうスタートもおもしろいんじゃないでしょうか(鬼太郎にも複数のタイプがおるがな)。 個人的には、佐藤順一監督がきちんとトップに立って舵取りしてくれてる作品だっていうのであんまり心配はしてない。映像部分の統制も取れているし、キャストにしてもとりあえず古川登志夫がわざわざ出張ってくれているのだから文句のつけようも無い。脇の女性キャスト陣の「いつもの青二キャスティングだぁ」感も安心感があり、もはや「令和の水木ワールドの案内人」になった感のあるゆきよボイスに誘われる怪しげな世界は愉快ですらある。これにさらに言葉遣いがみょうちきりんな花守ロリが混ざったり、1話目で暴れた悪魔変化が福圓先生だったりとキャスティングもみっちみちだ(変な猫とかオカン役に古川登志夫の奥さんまで参加してくれている)。 なんか、「とりあえず楽しそう」だけでオールオッケーとしておく。この辺の判定が甘々な気がしますが、人はこれを「贔屓」と呼びます。分かりやすくていいんじゃないでしょうか。 ○「DARK MOON 黒の月:月の祭壇」 4 毎シーズンなんらかの形で存在している気がする吸血鬼モチーフ。今回もすでに「アルネの事件簿」に続いて2作目のヴァンパイアが登場。まー、根強い人気があるもんで(なろうデザインほどじゃないが)。 とかいう導入にはしてみたものの、初見の感想は「これは乙女ゲー原作かな? だとしたら基本的にNot for meになりがちだが……」くらいで視聴していたのだが、出自を確認したら「大ヒットウェブトゥーン」が原作とのこと。あ、日本産じゃないのか。ウェブトゥーンってことは韓国原産? しかも何がすごいって、作中に登場する男キャラ連中が実在の男性アイドルと紐づけられているらしく、ニッチなウィキみたいなサイトをたどったら「キャラのモチーフ」ってんでリアル人間が出てきてびっくりした。なるほどなぁ、そういうこともするかぁ。まぁまぁ、いうてうたプリとかだって実在の声優との紐付けが強固なんだからやってることは大して変わらんわな。 ただ、そうは言ってもその事実を知ってしまうとより一層「ほなえぇかなぁ」という印象は強くなる。これは何も単なる先入観からくるものではなくて、実際のアニメを見ていても特に惹かれなかったから、という前提ありきの話だ。何も知らずに見てて「乙女ゲーかな」と思っていたのはシナリオ進行の突飛さが原因で、せっかく1話目で描かれる出会いのエピソードのはずなのに、嬉し恥ずかし自己紹介とかその他諸々の感情の機微がだいぶインスタント。「スチルの枚数あんま使いたくないんで」みたいな雰囲気でざくざく話が進んでいくため、恋愛ドラマとしてもあんまりのめり込めそうにはなかった(まぁ、私は乙女ではないので)。 1話目で作品世界をあんまり説明しないタイプの導入なので「なんでずっと夜なん?」「どういう学校?」とかいう部分にも謎が多く、さらに「主人公、まず女友達作るところから始めない?」みたいな乙女ゲーあるあるな違和感も。原作漫画ではもしかしたらその辺も丁寧に描写されているのかもしれないが、尺が限られたアニメではさっさと一番美味しいところに向かって欲しいという気持ちが強すぎるのか、導入は「どうせみんな分かってるんでしょ! セリフスキップするでしょ!」くらいのぶっ飛ばし感なのである。あんまアニメとしてコンテンツを豊かにする狙いはなさそうなのよね。ちなみに映像制作はTROYCAなのだが、キャラ絵がびみょーに雑でTROYCAらしい繊細さに欠ける。いや、単に私がTROYCAっていうと「白い」イメージがあるせいで基本が薄暗スポットだらけの今作の雰囲気に勝手な違和感を感じてるだけかもしれんけど。まー、映像部分での加点はあまり期待できなそう。 そうなるとあとは引っ張れる要因は「メインヒロインが和泉風花なんだ。可愛いよね」くらいのもんで。乙女ゲーアニメのヒロインに選ばれたキャストって、必然的にセリフ量が増えるからファンにとっては嬉しいサービスになるのだが、それ1本で今後の興味を維持できるほどかはやや微妙。まぁ、シナリオラインがどう転がるか次第でもあるので……あと1、2話くらいは粘ってみたいが……どうだろう。
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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