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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 恋愛発作中の女神様はとても可愛いのに受け入れられないの可哀想、第10話。まさか1クールで2回目の発作が起こるとは思ってなかったよ。結構周期短いんやな。

 1本目「戻ってこなかったブーメラン」。でも世界観は1ミリもブーメランとは関係なしで、どこかシンエイ動画風味が漂う「日本昔ばなし」みたいなユル系アニメ。この作品においては圧倒的にスタンダードな仕上がりだし、なんなら鬼とかリスとかのキャラは可愛い部類である。さらに主人公(?)となる柏太郎のCVが我らがアスミスなので愛嬌もなんぼか増しになっており、全体的にファニー&キュート。いや、これをキュートだと思ってしまうのはもはや末期症状かもしれないが……。ブーメランはほんとに1回投げられただけで終わってしまったし、世界観的にはほとんど影響を与えない存在になってしまったが、最終的に一番大事な(?)リスを女神様にお届けできたので異世界的にはオーケーということにしておく。

 どっちかというとこのパートは女神部屋での女神様との絡みの方がメインであり、主人公はさらに女神製の宝箱を自力でぶち破るなど、だいぶ神性に近い異能も身につけつつある様子。「転生繰り返したからですかねー」と軽々しく言うてるが、ここまでの「不死性」も含めて考えると、着実にたどり着くべきじゃないゴールに近づいている感がある。女神様はその辺をわかった上で主人公をいじっているのだろうか。

 2本目「決めポーズで発生する爆発と煙」。もはや実写であることには一切の驚きはないが(いつものクリエイターである)、むしろ「こうして戦隊パロディが制作されているのに、本家となる戦隊はもういないんだね……」という歴史の陥穽を感じて寂しくなってしまうくらいである。私個人としては「ギャバン」があんまり本気でみられてないせいもあり、例の採石場だって随分久しぶりな気がするのだ(実際はちょくちょくみてるのだが)。そして、安物の既製品っぽいスーツに身を包んだお手製戦隊を見ていると「やっぱ東映が仕込むアクターの人たちの仕事って素晴らしかったんだよなぁ」などとどうでもいいことにいちいち感動してしまった。今回の戦隊演劇、ほんとにモーションがちゃちくて「慣れてない」感じが全面に出ていた。そりゃまぁ、ヒーロースーツアクションに慣れてる人間なんてこの世界には数えるほどしかいないわけでな……東映がまじでライダーもギャバンも作らなくなったら、そのうち死に絶えてしまう伝統文化なんじゃないかな。

 まぁ、今回の場合は戦隊自体がイロモノすぎるので中の人たちも「あんま本気でやらないでください」というディレクションが出ていた可能性もあるけど。レッド・ブルー・ピンクまでは別に良かったのだが、4体目がベニジャケレッド(というか紅鮭師匠)で、5体目がベニジャケブルー(山田さん)という時点でもはやこの世界は転生の順番待ちなど無くてむしろ人手不足なんじゃないかとすら思えてしまう。いや、「戦隊の5番目、紅鮭なのに青の戦士」になりたい人間がいるかどうかは知らんが。チームとしてはどうせ決めポーズでダイナマンするしか仕事がないので、個々の隊員の個性とかどうでもいいんだよな。

 むしろ今回は悪の親玉、魔王のデザインの方がやたら凝ってて格好良かったし、多分制作側もそっちに手間と予算をかけたんじゃなかろうか。爆発の特殊効果だってそれなりの専門職だし、今回の実写パートもそれなりに手間のかかる工程だっただろう。お疲れ様でした。個人的には「M・A・Oネキに特撮パートの解説させるのめっちゃ贅沢だけどな……」っていう思考がずっと脳の9割を占めていました。「いうて関西出身だから変な関西弁にも意外と厳しいかもしれんしな……」とかも思った。M・A・Oネキの関西弁はたまに聞きたくなるんだよなぁ。

 

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 レプリカだって、未来がある、第10話。……かもしれない、無いかもしれない。作り物かもしれない人生に、決着は着くんだろうか。

 今作はベリーバッドエンドかハッピーエンドしかない気がするのだが、そのどちら側に振れるかが現状の空気感からは全く分からないのがハラハラ要因。いや、そりゃハッピーで終わるだろうという予断は当然あるわけだが、少なくとも「そうなって然るべき」という流れはできておらず、このまま容赦無くナオもアキもお役御免で消されてしまう未来だって普通に存在しうる。その場合でも、一応は「愛川素直と真田秋也はドロップアウトしてた状態からちゃんと社会復帰できました。めでたしめでたし」というそれなりの「終わった感」を出すルートがあるのだ。そこが怖いのだが……一応、リョウさん事件はこの2人にとっては「未来の可能性」を垣間見せた出来事ではあったのだろうか。

 前回のラストで宣言された通り、素直はナオと入れ替わる形で再び学校に通い始めた。そしてもののついでみたいにして家で引きこもっていた秋也にまで声をかけたらしく、レプリカ「じゃない方」が2人そろって復学。まだまだ学内でのポジション取りには苦労しそうだが、ここから再びレプリカを必要とするような場面には遭遇しないだろうと思われる。2人のレプリカにとっては念願が叶ったとも言えるわけで、無条件に応援すべき「本体」の復帰は祝いこそすれ、惜しむ必要など全く無いのだが、それでも突然の廃業でしばらくは放心するしかない。ただでさえリョウの事件で打ちのめされていたところだ。悲しみは1人で家にこもっていたら何倍にも膨れ上がって処理しきれなくなってしまう。ちなみにアキの方は「これまで消されたことがない」はずなので秋也と入れ替わった後も存在し続けるのは当然なのだが、ナオが消されずに家でお留守番してた理由は謎。これまで通りであれば、素直は一度ナオを消しておいてもいいはずだが……もしかしたら、事前に律ちゃんあたりから「消さんといて!」と言われていたのかもしれない。

 というわけで、突如愛川邸を襲撃したアキと律ちゃん。塞ぎ込んだナオに元気を出してもらおうってんで、何故か知らないが向かった先は温泉施設。今作の舞台は静岡らしいですが、作中の「用宗みなと温泉」は実在の施設で、今調べたら当然のように今作とのコラボもやってました。ちょっと行ってみたいです。高校生カップルのデート先としてはなかなかに渋い場所だし、第10話の温泉回なのに「男女別々に、粛々と湯に浸かるだけ」というあまりに健全すぎる温泉シーン、まぁ今作らしいといえば今作らしいか。デートプランがびみょーにいかついあたり、アキらしさともいえるのかもしれない。

 ちょっと元気を取り戻したナオは飯を食いながらアキと一緒に「将来」を語る。もしかしたら明日には消されているかもしれない我が身。未来を語るなんて虚しくもあるし、仮に素直や秋也が存在継続を認めてくれたとしても、「実在しない」自分たちにオリジナルと別な人生なんて選択できるわけもない。進路を考えるなんて無駄なことのはずだが……それでも未来の可能性を考えること自体は自由。2人で色々と妄想を膨らませ、最終的には「修学旅行」の約束だって取り付けてみせる。明日も分からぬ儚い身の上なら、今はただ、見える未来の中で楽しいことを考えよう。

 とはいえ、実は2人の会話の中にわずかながらも「未来の可能性」は残されていた。実際、「涼未とリョウ」はあんな状態ではあったが一応2重の人生を送れてはいた。きっと両親や周りの人の協力は必須だろうが、もしかしたらナオやアキにも「自分の」人生を掴み取る方法はあるかもしれない。果たして、素直たちはそれをどこまで考えてくれているのか。最悪、これまで通りに「状況に応じたコピー」として使ってくれるだけでも命は長らえるが、今ここでアキと2人でいたいという願いは、おそらく素直には聞き入れてもらえない。何をどこまで追求するのか。決断の時は迫っている。

 

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 なんかつい最近どっか他のとこでも「文化祭は我々の最後の仕事だからちゃんとしてやりたいんだ」って言ってる生徒会長を見た気がする……第10話。そっちの世界では確か人が1人死んでたけど……今作ではそういう心配はなさそうで何より(そりゃそうじゃ)。

 文化祭イベントなんて主人公が絡むクラスの出し物はだいたい喫茶系とか出店、もしくはお化け屋敷あたりと相場が決まっているものだが、我らがアキナさんの燃えるラブパワーはものが違った。「素人は黙っとれ」とどこぞのリーダーの如くクラスを抑え込み、提案したのは「プロムダンスパーティー」というあまり聞き覚えのないイベント。調べてみると、プロムとはプロムナード(舞踏会)の略とのことで、「高校で学年の最後に開かれるフォーマルなダンスパーティー」らしい。むー、ナチュラルにダンスが取り入れられるリア充文化圏め……。アキナさんもよくそんな文化を調べて仕入れてきたもんだな。ちなみに余談だが、「プロム」のWikiには「アンチ・プロム」という項目も載っており、リア充イベントへの反感はどこの世界にもあるようだ。

 まぁ、どう考えても「クラスの出し物でダンスパーティ」は無理があるだろうし企画倒れになりそうなものだが、これに飛びついたのがよりによってお騒がせの生徒会長。おかげで一時は学校中を巻き込んで(そしてアキナの手元を完全に離れて)プロムが暴走しかけたが、会長が暴れたら逆のエネルギーを思いっきりかけるのが副会長のお仕事。恋を掲げる会長サイドと、風紀を掲げる副会長サイドが真っ向対立。そしてこの対立によって1組のカップルも引き裂かれることになってしまったわけだ。……まぁ、どーせこの先付き合っていく上で「感情か、風紀か」っていう問題は絶対に答えを出さなきゃいけない問いではあったので、こうして強制的に統悟が向き合わなきゃいけなくなったのはむしろ良いことであろう。しばらくポエムの不機嫌は続くが、今の統悟なら、きっと正しい答えを出してくれるはずだ(副会長が孤立無援になったらちょっとかわいそうだが)。副会長の「愛などいらぬ」、あまりに似合いすぎていたのだが、意外なことにまだ稲田徹はサウザーをやった実績はない(意外なことにラオウもない)。

 そしてもののついでみたいに語られたのはこれまでちょこちょこ話が出ていた出淵と会長の過去の因縁。まぁ、エピソード自体は想像通りのものだったが(どう考えても出淵は中学時代の方が自然な存在だが)、「白衣の人物が偶然自分を救ってくれた」というエピソードが入り、どう考えても仗助の雪の日のエピソードなんだけど、そのシーンで出淵がとってたポーズは「僕の夢はギャングスター」なのでジョルノの方という、だいぶややこしいパロディの渋滞が起こってるので何が何やら。かてて加えて問題の白衣の人物がどうやら桜大門家のおとんみたいだ、なんてよく分からん展開もあり、この世界の家族はとにかく繋がってないと落ち着かないらしい。

 とりあえず来週で統悟とポエムの仲直りだけでもやってほしいところだが、その他にも会長と副会長、そして余裕があれば出淵とアキナと、処理しなきゃいけない関係性がだいぶ多い。どうなっちゃうんだ文化祭。

 

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 おかえり主人公、第10話。ようやくスポットライトが回ってきたが……その行く末は未だ定まらず。

 弥々吉の事件を機に、北陸は大きな動きを見せる。猛省した桜虎は改めて作戦を練り直し、すでに死に体の龍門隊に一撃を見舞う計画を立てている。それと同時に福井で暴れて大和本隊を引き込むところまでを計算に入れているとのことで、まとまった作戦はまさかの撤退戦。あれだけの顛末があっての引き勝負ってのはなんとも日和見な意見に見えるが、やはりそれだけ大和と聖夷ってのは戦力差があるということなのだろうか。まぁ、ここで一気呵成に弥々吉の弔い合戦に挑む、などと言わなかったのは冷静な証拠とも言えるだろうが……。撤退して要害へ引き込む作戦は「地の利」といえば聞こえはいいが、これが逃げの口上になっていなければいいのだが。

 そんな聖夷側の思惑を知ってかしらずか、龍門たちも穏やかではない。特に加来の容体は思った以上に芳しくなかったようで、単なる過労ではなく元々病身だったことが明かされて「なんで優秀な軍師ってすぐ病気で倒れるんだろうな……」とため息混じり。まぁ、お医者さんの見立てが正しいなら「これまでよう頑張ってくれた」くらいの評価になるのかもしれないが……肝心なところで負担になっちゃうようだとまだまだ心配である。現時点で、福井に安心できる要素は何一つない。

 さぁ、そんな状態で龍門たちから「切り札」として指名されたのが我らが三角。予定通りに宮中へと参り、久しぶりに展開した得意の舌戦でもってまずは入城を勝ち取る。その際に平側に与していた下っ端の番兵1人の首が落ちたが、まぁ、多分三角にとっても平殿器にとっても大した出来事ではなかったのだろう。勝負は入り口ではなく、あくまで帝の御前で繰り広げられるものである。とはいえ、龍門もいない現状のこの国において、平を止められる人間なんているわけがない。四面楚歌どころじゃない完全アウェーの空気の中、三角の胸中など気にするふうでもなく、どんどん平に都合のいい話が進んでいく。

 一発目に「龍門を引き摺り下ろして自分が将軍の地位につく」という分かりやすい提案が出てきたが、これってなんでわざわざ三角がきたところで上奏したんだろうね。これまでも散々同じようなことを決めちゃうチャンスはあったと思うのだが……一応「龍門側の人間が1人でもやってきたぞ」っていうタイミングで提案することでなし崩し的に「総意」としてまとめてしまうための謀り事なのだろうか。

 いつも通りに頼りない帝を丸め込み、あっという間にきまりかけた龍門更迭。しかし当然ここで待ったをかけるのが三角の仕事。そこから先の流れは全てアドリブ、その場で組み立てているらしいのだが、これが成立するからこその三角であろう。ただ、現状は未だ彼の狙いは見えてこないのだけれど。ツネちゃんさんには出兵の準備を言い渡していたわけで、三角のプランでも「出兵」は絶対条件。なんとかして龍門救出隊は派遣する必要がある。その上で一度は「撤退」を進言するとなると、押し引きの度合いを測っているだけなのか、それとも撤退を名目にした何かしらのホームランを用意しているのか。

 まだまだ分からぬ。とりあえず首が飛ばないことだけを祈っておこう。

 

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 夕食の2択がシチューとうどんってなんか変じゃね? 第9話。いや、でも2択なんて差があった方がいいに決まってんだからこれで正しいのか……世界中のお母さん、毎晩の献立の決定、本当にお疲れ様です。

 結局この作品において最大のイベントって「大学入試」だったんだなぁ。いや、この後に「クジマとの別離」が描かれるのかもしれんけども。なんかちょっと不思議な感じだよね。のび太とドラえもんがセンターにいるのにメインイベントがセワシの身の回り、みたいな。ま、ホームドラマだから兄弟の悩みもみんなの悩みってことでね。

 でもとりあえずAパートはクジマの雪遊びから。ロシア出身のクジマにとって雪なんて珍しくもなんともないが、「ニッポンでも雪って積もるんだネー!」という部分は驚いたらしい。正月にも雪降ってなかったし、多分鴻田家のある地方はそこまで豪雪地帯ではなさそう。入試に移動するスグルの移動経路なんかを見てると、なんとなく関東近県の郊外なのかな、というイメージではある。雪が積もれば中学生ははしゃぐわけですが、遊び方は国によって違ったり違わなかったり。マクシムと一緒に遊ぶクジマ(幼少期の姿)は何やっても可愛いのずるい。今回はアイキャッチも全部可愛かったので、できることなら幼少期クジマぬいぐるみは商品化して欲しいですね。……と思ってググったら、なんと過去には近いグッズは作られていたらしい!! 3年前だとゥ!? 今は多分手に入らないっぽいな……ちくしょう。

 そんなふうに2月の雪ではしゃいでる中学生を横目に、お家の中では今年1番のバッドニュースが吹き荒れる。なんとスグルさん、私立全滅。むぅ、こちとらアラタと同じで「スグル、流石にこんだけ必死なら結果出せるでしょ」と思ってたのでちょっとショックではある。……この子、多分バカなんじゃなくて要領が悪いタイプなんだろうね。あと過度に本番に弱い可能性もある。余計なこと考えすぎるタイプなんじゃないかな……私、人生において試験というイベントで基本的に失敗したことがないので(自慢)こういう気持ちはよく分からないが……ご両親は沈み、アラタは衝動的に謝罪に行ってしまうくらいにはショッキングだったらしい。でもまぁ、スグルの方だって「いや、俺の実力不足なだけなんだけど……」ってのは分かってるし、最近は弟やクジマとの関係性だってそこそこうまくいっていた。決してことを荒立てることなく、気持ちを切り替えて公立日程へ照準を定める。

 ホットプレートを持ち出してのお好み焼きディナーのシーンからは、なぜかオープニングが壮大に流れての劇的な「当日朝」へ。なんか珍妙な演出だったが、最後に折り紙クジマに辿り着くところでなんとなくオチもつき、「リラックスしたスグルなら、きっと結果を出してくれるだろう」という安心感を醸し出してまさかの来週へ続く。受験イベント、こんだけ引っ張るくらいのウェイトなのだな。

 流石にこれで落ちてたらクジマが丸焼きにされかねないので、来週は初めて心の底から笑顔になっているスグルが見られることを祈っています。

 
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 何が何やら、第11話。敵対組織の軍事力が埒外なもんで、もはや何ができるのかもよく分からんようになってる……。

 春夏秋冬、4つの季節が手を取り合って1つの目標へ一致団結。こんなにも分かりやすいクライマックスも無いで! と思っていたのに、四季庁に集まったのはあくまでも春と秋まで。夏組は賊の足取り調査のために竜胆と行動を共にし、我らが雛菊さんは冬組を待つために四季庁内で一時待機。そんなわずかな瞬間を的確に狙われた。なんで狙われたのかは分からないが……まぁ、内通者がおるんやろなぁ……考えてみりゃ、そもそも現行の代行者の行動に対しては四季庁内の意見もまとまっておらず、風当たりも少なくない状態。そりゃ不穏分子だって混ざり放題だろうよ。

 そんな不穏分子の1つとしてドびっくりだったのが、秋の事務官を務めていた長月であった。彼女は日笠率いるクレイジーテロ集団「華歳」でこそなかったものの、なんと別な組織からの内通者だったという。ちょっと待て聞いてない。テロ組織がいるだけでも厄介なのに、代行者文化を壊そうとしてる連中って複数あるんかい。曰く「10年前のあの事件の雛菊さんがあまりにも尊すぎるから春の信奉者になりました。だから他の3つの季節とか要らないと思います」という0か100かの極論軍団。それが「彼岸西」というチームだそうで。長月さんはそこの命令で秋に潜伏し、秋を壊滅させる機会を伺っていたのでしょう。ただ、彼女の場合は残念ながらエンジェルちゃん(撫子)に触れすぎたせいで情も湧き、現在は彼女を殺すことはできないとのこと。

 ほんならもうちょい心入れ替えてくれや、とは思うのだが、それでも春への盲信はノンストップらしく、雛菊さん推しの激強火推し活は文字通りの過激派に。死地を乗り越えて強くなったさくらさんが護衛でなかったなら、おそらく雛菊さんは今回も不埒者の手に落ちていたことだろう。ギリギリのところで雛菊さんを守りきり、今回ばかりはさくらさんの面目躍如である。

 しかし、「彼岸西」の狼藉こそ事前に防げたものの、ほんちゃんの「華歳」の侵攻はあまりにも苛烈で止められない。代行者の本丸とも言える四季庁施設内でこの有様では、もはやどこにいたって代行者を守りきることなんてできないんじゃなかろうか。でもしょうがない。相手の暴力があまりにもデカすぎる。大量の私兵、潤沢な武装。しまいにゃロケランまで持ち出してくるし、いかに代行者と護衛官が異能を発揮したとて、たかだか数人で抑え込むにも限界はあるだろう。

 時を同じくして、庁舎に向かっていた冬組も襲撃を受けて大ピンチ。狼星さんたちは襲撃慣れしてるもんだから銃弾の雨の中でもうっかり長電話しちゃうくらいの余裕は見せるが、そこで念願叶って繋がった雛菊との通話も決して狼星が望んだ内容ではなかった。そして轟く爆発音。あまりのことにテンパった狼星の冬の力は暴走し、景色は樹氷の森のごとく一変させてしまう。「代行者の力は忌まわしきもの」とするテロリストたちに格好の餌を与えてしまうようなこの状況、さらに混迷は深まり、冬組も進退極まる状況。

 何が正義で何が悪なのか。分からないけど、多分雛菊の眩しさだけは、この世界の標となるのだろう。さくらさんが、しかめっ面であんなすらすら褒め言葉しか出てこなかったんだから。

 
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 見せ場の連続! 第10話。やはりボンズ作画、シンプルなバトルシーンでその手腕が光りますね。

 シンプルな「悪意」「殺意」を向けてくる敵キャラとの戦闘ってのは実は初めての展開。お互い気にせず殺し合いができる状態での戦闘ということで、これまで以上に色んな思惑が交錯する。最初に動いたのはデラ。相変わらずぬけぬけと嘘をつくあたりがこの男らしいところで、まずは何も知らんっぽい手長足長を相手に「左右様の主人」を誤認させる手を思いつく。ここで囮役を引き受けたことで、最低限「ユルの保護者」の自覚も見えて一定の信頼を勝ち取れるあたり抜け目ない。まぁ、相応のリスクを背負っての行動ではあるが。そんなデラの思惑をきちんと理解した左右様も口裏を合わせて、最初のマッチメイクはシンプルに手長足長VS左右様の正面衝突。一応手長vsミギ様、足長vsヒダリ様の組み合わせで、動きのしなやかなヒダリ様がちゃんと相手に合わせて足技も駆使して戦ってくれるあたりが流麗である。

 しかし変幻自在の敵を相手に左右様も決め手にかける状態。そこでユル・デラ・なんか分からんババア(クレジット表記だと「中年女」)で作戦会議を行い、目標の1つを「手長足長の主人探し」に定める。この時のババアのキャラの立て方もいかにも荒川弘らしいな、という感じで、太々しさの中に不思議な愛嬌がある「主婦ババア」である。デラは囮役もこなしつつうまいこと武器庫にアクセスし、長年封印されていた時差ボケツガイを打倒するための有効手段である現代兵器・スナイパーライフルを獲得。このあたりの「最新武器なら神様崩れのツガイも容赦なく打倒するよ」っていう身も蓋も無い戦術性も今作らしい見せ方である。

 ライフルによる遠距離射撃によって一度は優位に立ったユル側だったが、手長足長がフュージョンして完全体となり、ババアが捕まったことで戦局は再び揺れ戻る。命惜しさにユルの話をぶちまけられ欺瞞戦術がバレたこと、そしてババアの救出のために主人公気質のユルが丸腰のままで敵の眼前に名乗りをあげたことで再び五分の戦いへ。こういうシチュエーションで思いっきり男気ムーブしてしまうあたりがユルさんのダメなところでもあり、格好いいところでもあり。もしこの場にアサがいたら連写モードで撮影待った無しだっただろう。

 左右様にストップをかけてまさかのタイマンに持ち込んだユル。なんでそんなことすんねん、と思ったが、どうやら自分1人に視線を向けさせることで相手の油断を誘い、「はったり」の効果を最大限に利用するためだったようだ。暴露されて弱みになってしまったと思われた「封」の設定を逆利用し、見事突破口を開いた主人公。技ありの勝利に繋がった。どさくさに紛れて「手長を川底に沈めるために石像にフォームチェンジする」なんてヒダリ様の小技が発動してたりもするのだが、まぁ、その辺は左右様の茶目っ気ということで。ちなみに最終的な決まり手は「ライフル狙撃」であった。

 激戦が終わっても、手長足長の主人の正体は掴めず、どこからどう攻めてきたのかもまだ分かっていない。ただ、微かな気配からようやく尻尾を掴んだのは影森ファミリー次男・「典型的石田彰」こと影森アスマの痕跡。ババアを派遣していたのがこのアスマであり、わざわざ人間の追手を差し向けていたのが自分のツガイの微かな気配を誤魔化すためだった、なんてこすっからい小技も露見した。使うツガイが遠距離自動操縦(?)なあたりも性格がよく出ているところで、今後の焦点は一旦影森側に寄せられることになるのだろうか。

 ……でも次回予告全然関係なさそうだったな?

 
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 Beyond the Generation, 第9話。時代を跨いだ語り口は間違いなく今作の持ち味の1つだが、それは何も大きな時代の跨ぎ方だけではない。予科生から本科生へのステップアップによる立場の変化も、大きな時代の区切りとなるのだ。

 スタートは前回描かれた「末端の世代」のお話から。最初にアバンではLINEでメッセージのやり取りをしてるのは誰なのだろう? という謎からスタートし、その正体が何と前回藤沢さんが喧嘩別れして「人間関係リセット」してきた澤乃井くんと絵莉ちゃんだったという(絵莉ちゃんのCVはよりによって安済知佳)。2人が「藤沢が淡島に行ってるんだよな……」ってんでわざわざ文化祭を訪れる話になったというだけでもちょっと驚き。

 しかし今回のびっくりはそんなところでは終わらない。何も知らない藤沢さんは、リセットしおえた人間関係以外にも早速悩みを抱えており、曰く、「同室の先輩とどう付き合っていいかが分からない」とのこと。同室の本科生・梅本美月さん(CV永瀬アンナ)は非常に生真面目で気遣いのできる人だけど、色々と気を遣いすぎてちょいラフめの藤沢さんとの関係性はどこか馴染みきれてないという。対照的に紗羅ちゃんと同室の柳原先輩(CV中村カンナ)は真反対の飛ばし気味のキャラなもんで、「どうにでもなるだろ!」とお気楽テンション。こっちのペアはだいぶ楽しそう。ちなみに「上級生の先輩2人が音楽室でピアノを弾きながら運営について悩んでいる」という図がどこぞの吹奏楽部の先代部長と副部長に見えてちょっとキュンときたのは内緒。

 そんな藤沢たちの日常に「文化祭」という非日常がやってくるが、毎年招かれるらしい「卒業生ゲスト」は、残念ながら(?)小鳥遊陽様ではなく、当時そんな陽様こと絹枝さんと同室だった田畑若菜の方であった。……若菜! お前そんな人生を! 先週時点で「若菜はどこいったんだよ」と思ってたわけだが、そりゃまぁ、語られないわけないですよね。若菜さんは一応淡島で女優としてデビューはしたものの、その後は引退して文筆業にシフトしたそうです。普段何を書いているかはよくわかんないけど、今回取り上げられていたのは淡島時代を振り返った「自伝」的物語。なるほど、女優時代のあれこれも含めて、まさにこの「淡島百景」のようなお話を世に出すことができたわけだな。なんか、彼女の進路についてはとても納得だし、多分絹枝さんもそんな若菜の現在を素直に応援してくれてる気がする。

 そうしてやってきた若菜は、てっきり絹枝さんとの同室エピソードを現役生の前で語ってくれるのかと思いきや……なんと、彼女の1年下の後輩も、絹枝さん同様に有名女優になった人物だったという。今回新たな中心となったのが、サブタイトルに名前が出ている柏原秋穂(CV:白石晴香)である。……ほんと、このアニメのキャストはいちいち濃いのよな……ちなみに紗羅ちゃんに手紙書いてた「病床のお友達」は石見舞菜香であった。

 新キャラ・柏原さんは「両親が芸能人」という淡島ではまれによくある出自の人物だが、淡島入りとほぼ同時に両親がスキャンダルで飛び、「親の七光り」どころか「親の七闇」みたいなものを抱えさせられた状態での入学。しかしそんな両親も娘の教育は割ときっちりできていたようで、立派な自立心と正しい自己肯定感を持った少女であった。おかげで「親は親、自分は自分」という区別ができていたし、今後の淡島生としての人生プラン(ROAD OF LIFE)も明確。そんな彼女でも自分の人生に対する負い目みたいなものは少なからずあるようで、漏れ出てしまう彼女のちょっとした悩みを、まるっと飲み込んでくれたのが同室の先輩、解毒剤・田畑若菜だったという。多分若菜さん、絹枝さんに対しても似たような効能を与えてたんじゃないかなぁ。若菜目線から見た柏原秋穂像についてはちゃんと講演を聞いてみたかったが、文筆を嗜む彼女のこと、きっと現役の学生たちの前で、面白おかしくためになる「女優像」を語ってくれたんじゃなかろうか。

 こうして「田畑若菜」という中心を10年単位で振り回してみたり、「本科と予科」という1年で差を表現して見せたり、変幻自在なのにそこにあまり大きなギャップや負担を感じさせないのが今作の語り口の妙。最終的にスポットが藤沢さんのところに戻ってきて「現役世代」のお話としてまとまる構造も綺麗だったし、特筆すべきは若菜が訪れていた伊吹桂子の存在。結局、今作において一番長期間に渡って淡島に在籍して関係性を繋ぎ続けてるのは彼女なのだよね。もう流石にいいお歳ではあるだろうが……きっと先生としての伊吹桂子は敬愛している学生さんもたくさんいるはず。まだまだ現役で、教鞭をとっていただきたいですね。

 
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 名物、唇巻き込み口! 第10話! 今回は湊が披露してくれたんですが、目までおんなじ状態になってたのは謎。目はそうならんやろがい。

 サブタイトルの通り、季節が巡って新しいフェイズへ。いろんな新要素がぎゅぎゅっと詰め込まれていてなかなか忙しいお話になった。まずはAパート、4人で遊園地に行こうの巻。これまでこの4人で行動を共にするとお互いに関係性への期待やら気遣いやらでぐちゃぐちゃになることが多かったのだが、今回は遊園地への適性のおかげか、割と自然に2対2に分かれることが多く、ヤキモキしていた男性陣にとってはいい流れが来ていた。陽太さんは積極的に美姫へのアプローチをかけるつもりは毛頭ないのだが、自然に2人きりになれるならそりゃ大歓迎。いろんなサービスをしてもらってデレデレを通り越してドロドロである。今回、通常頭身のシーンはそこまで作画状態が安定しないのに、遊園地でのデフォルメパートだけやたらとコミカルな動きが秀逸で、いろんなところに愉快のタネが埋まっていて面白かった。

 そしてもう1組、こゆんと湊の方はせっかくのチャンスだというのに湊は自分の気持ちにもなかなか整理がつかないもんでものにできていないのが勿体無い。まぁ、こゆんに全く「その気」がないため、湊側から積極的にアプローチをかけられない(かけてはいけないと思っている)のが最大の理由だが……自分があくまで「親しい友人」程度の立ち位置でしかないことが分かっているために、攻めあぐねている湊が実に健気。これまでの方法論が通用しない相手を前に、人生で一番の苦戦を強いられているようである。

 そうして迎えた新学期、Bパートはクラス替えからの新キャララッシュである。まず一番の事件は4人が全員同じクラスになったこと。これまでも放課後の勉強会なんかは4人でやってたので大きな変化は無いのかもしれないが、それでも常に4人が同じ空間にいるということで良くも悪くも影響力は大きそうだ。これで少しでも攻めの手筋が増えればいいのだが。

 そして湊にしてみれば想定外の新要素として加えられたのが、美姫の弟・優希。美姫に似てるかどうかは何とも言い難いが……軽めのノリと城壁も何もあったもんじゃない距離感は確かに姉弟かもしれない。これまで一切語られてこなかったのでなんか違和感はあるが、実はこの男もこゆんとの付き合いが長いのでこゆんが気兼ねなく接することができる貴重な男子だったという。余計なまでのスキンシップを見せつけられ、どんどん濃くなっていく湊の闇。出会いが遅いというだけで抱えたビハインド。それを思うとどうにもやるせなく、湊にしては珍しく思考はどんどんネガティブへ。まー、これもまた恋心の一側面ではありますわなぁ。こゆんはそんな湊の苦悩などどこ吹く風で、新しいクラスでちょっと楽しい学園生活を満喫しております。なんだかんだで、月子ちゃんの存在が大きい気はするよね。この子も意外といい性格してやがるわ。

 ここまで、こゆんからしたらいいことづくめの新学期。これでようやく「冷たい」季節ともおさらばかしら、と思わせておいて、残念ながらまだこのアニメは終わらない。いつも通りに流れてくるエンディングのイントロ、そして登場する2人の新入生女子。片方は鬼頭ボイスで露骨に「かわいい」に寄せたデザインの子。こっちはどういうキャラかまだ分からない。そしてもう片方、やたら身長が高いお団子頭の子の名は「熱川」。どうやらその苗字にこゆんは覚えがあるらしい。またも中学時代の記憶に紐づけられた何者か。どうやらこの子の姉との関係性に問題があったらしく……。いったい何を仕掛けてくるんでしょう。もう、中学時代の亡霊に悩まされる生活は勘弁しておくれ。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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