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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 うるかにしてください、第4話。初見では何言ってたかさっぱりわからなくて、しばらく考えてからようやく分かった。いや、あのイントネーションでは言わんやろ。

 今期2本目のゆるキャンアニメである。いや、一応ゆるくないはずなんだけど、まだあんまりキツいイメージもないからね。寒空の下でテントを張るのが流行るという謎のシーズンを迎えております。しかし、富士山の麓でなんとなくテントを張るチームとは異なり、こちらの面々はガチで南極に行こうとしているわけで、気合の入り方もだいぶ違う……かな?

 結月を迎えて4人体制で改めてスタートする南極への道。しかし、最初に立ちはだかった壁は意外にもキマリのママンであった。まぁ、そりゃ声が本田貴子のお母ちゃんは強いわ。なんともスペクタクルな玉木家は、お母さんに頼み事するだけでも一大イベント。そこからは殺人兵器を使いこなす母親との対決を、お父さんはサポートできません。でも、確かに子供の頃に親に何かお願いを切り出すタイミングって、ああいう風に「この一瞬をつくんだ!」みたいな謎のクエスト感がありましたよね。結局ズルズルと引き延ばして怒られたりするのもあるあるネタだ。キマリの場合、そこに移行するまでの過程がずいぶん短かった気はするけども。ママンも娘さんが考えてくることくらいは何となくわかるんやろな。しかし、生まれてこのかたろくに生きる目的も見出せなかった娘さんが突然南極旅行を提案してくるのを見て、一体どんな風に考えたんだろう。ある意味「宇宙旅行に行きたい」って言ってるのと大差ない事件なわけで、あんなに冷静に「赤点とったら駄目やで」なんて条件出せるのはスゲェよな。

 キマリ宅の問題はひとまず置いとくとして、やはり問題の中心は報瀬さんであろうか。いよいよチームに合流して訓練がスタートするわけだが、彼女だけは関係者に知った顔がたくさんいるわけで、過去の記憶との帳尻合わせが大変。能登麻美子ボイスの隊長さんについても、母親との因縁浅からぬ複雑な思いを持っている様子だ。こうして見ると、やっぱり4人の中では報瀬だけが唯一シリアスな理由で南極を目指してるんだよな。今週はずっとしかめ面のままだった。

 こうして彼女の信念が浮き彫りになってくると相対的に「残り3人は遊び感覚じゃないの?」という非難が出やすくなってしまい、実際、そういう違いは少なからずあるはずなのだが、今のところ、4人まとまってちゃんと「シリアスに」南極に行こうとしてくれている。隊長さんに「あなたは報瀬に誘われたのか?」と聞かれた時、キマリは「でも、決めたのは私」という一番大事な一言を口にした。まだまだ辛さも難しさもわからない南極旅行だが、キマリのモチベーションは問題ないようだ。後の2人がどうなるかはまだわからないけども。

 それにしても、何故キマリが「コンパサー」なんて謎の属性を得るに至ったのだろうか……。今後も色々と難しい訓練が出てきて、その都度3人で「得意分野」を分けてプロフェッショナルを育てていくことになるんだろうか。こうして見ていると、確かに南極も宇宙も大して変わらん危険度なんだ、っていうのは伝わってくるなぁ。

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 時間停止AVは不思議なニーズがあるよね、第3話。俺、あれ見たときは完全に女優の方の「私何してんだろ……」みたいな方向性にばっかり感情移入して全然駄目だった。いや、我慢のレベルとかに個人差があるのが結構面白いんだけどさ。ガチで表情一つ動かさないようにしてる子もいれば、なんか雑で割と笑っちゃってるような奴もいる(結構しっかり見てますやん)。

 さておきそんな時間停止アニメの3話目。本作は本当に色々な部分が刺激的で、展開は割とやんわり進んでいる気がするのだが、1つ1つのシーンでどんな手がかりが拾えるかわからないので気が抜けない。「止界」という現象について、味方サイドも爺さんだけが何となくその中身を知っているだけだし、情報量でリードしていると思われた敵サイドも実はまだ色々と謎を残しており、リアルタイムで実地検証して1つずつ「理屈」を作っていく過程が興味深い。どうやら敵サイドは「止める力」があるわけではなく、「止界で動く力を付与する力」だけを持っているようだね。おかげで、実際に止界に入ったことはなかったからあらゆる事象が行き当たりばったりになっていると。こうして主人公の樹里を筆頭に、残りの面々の経験も全て視聴者と同様の「初めて」視点なので見やすい。

 1話目を見た時点では「単にタイムストップものっていうだけでどれだけ回せるもんだろうか」と訝しんでいたのだが、いざ始まってみれば、なんと一度止界に入ってからは一度たりとも解除しないという、完全ストップワールドものになっている。普通「時間停止」と言えば「動く世界」と対比して初めて意味があるもので、動かしたり止めたりを繰り返すものだが、本作はそうした既存の「時間停止」の概念からは一歩飛び出し、「完全に止まった世界だけで話が進む」という部分が新しい。色々と例外はありそうだが、基本的には「動→静」の一方通行なので放っておくと事物は全て停止してしまうため、銃火器の使用は意味がないし、殺すにしても色々と制限があるというのも面白いところ。本当はこんな不可思議なストップワールドがあると「これって空気の流れも止まってたら音とか聞こえないし、そもそも呼吸できないし、身動きできるかどうかもわからないし……」みたいなマジのサイエンスな部分が気になったりもするのだが、今作の場合、1話で爺さんが言った「知らん、そんなもん」というのが全ての答えであり、「何が止まったのか」というところも全て実体験から情報を入れていくしかない。こうして探索していく過程が、アニメの進行の中で興味を引っ張る部分だろう。

 また、「止界」という独特の存在が、アニメーションという媒体に入ってくることで改めてアニメという表現技法の特殊性を浮き彫りにするのも興味深いところ。そう、アニメってのは、わざわざ人が動かさなければ何も動かない、いわばナチュラルに「止まった世界」なのだ。普通はそんな「止め絵」から「いかに動かすか」に腐心するのがアニメーション制作なのだが、本作の場合、そうして普通に「動かす」前提と一緒に、「動いていないもの」を描写して止まる世界のオリジナリティを出す必要がある。手っ取り早い描き方は「止まって動けない人」や、「不自然に固まったオブジェクト」を画面に混ぜ込むことだが、それだけではマンネリになってしまうし、構図に工夫も求められる。「いかにして動くかで苦心してたのに、いかにして止めるかを考えるなんて皮肉なもんだぜ」ってのはDIO戦で承太郎が言ってた台詞だが、今作はまさにそのあたりの描写が見どころである。

 わかりやすい例だと梅津泰臣の手によるエンディング映像なんかに現れていて、水が飛んだり、湯気が出たりしている映像も、我々は「絵が止まっている」ことになんら違和感を抱かない。現実と違って、それらは止まっているからだ。しかし、そこに一つだけ「動くもの」を混ぜ込むことによって、「止まっていることの異質さ」が引き立つのだ。今後の映像世界では、そうした「際立ち」の表現について注目して見ると面白いかもしれません。まぁ、通常の背景も何もかもが完全に静止画でいいってのはぶっちゃけ楽そうではあるんだけどね。

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 シルキーさんの台詞数記録更新、第15話。正直、これまでの話数では「遠藤綾は一体どういうギャラのシステムでこの作品に関わっているのだろう……」と疑問だったのだが、今回ぐらいなら、まぁ(そうか?)。

 番組改編の過渡期で感想を書かなかった間もチセさんは相変わらずのピンチの連続でしたが、今回のお話でひとまず小康状態といったところでしょうか。まぁ、どこまでいっても「スレイベガは死ぬ」っていう呪いからは解放されないわけですが、今んところエリアスのやつが抜本的な対策を打ち出そうとしている様子がないんだよなぁ。今回のティタニアさんのお誘いはある意味で一番現実的な「治療」だったと思うのだが、それも蹴ってしまったし。まぁ、あくまでも優先すべきは本人の意思なので、インフォームドコンセント無しで勝手に延命措置を取られてもチセが困るだけかもしれないけども。

 ぶっ倒れたチセさんは、ひとまず妖精の国へ搬送される運びとなった。以前、妖精たちに誘われて向こうに行きかけた時にはエリアスによって引き止められたわけだが、今回はエリアスの判断で最善だと判断した医療機関への搬送である。オベロンに誘われた時に一瞬抵抗しようとしたが、それでもチセの様子を見ていくことを決断したエリアスは、1話目時点とは随分感情面で変化があるということだ。

 そして、何よりも変わったのはやはりチセの方だ。妖精の国をめぐる様々な因果、時の流れが遅かったり、人間が住まうと少しずつ「変質」していったり、色々と奇妙な現象がある中で、「妖精の国で暮らす」という選択肢、そして、「妖精に殺される」という選択肢。これまでのチセだったなら、そのどれを選んでもおかしくなかった。振り返ってみれば、チセが水に飛び込んで沈んでいくのも一体何度目のことになるのだろうか。しかし、これまでどの瞬間にも、チセは一切流れに抗うことをせず、ただ沈むままに身を任せてばかりだった。自分の命を軽く見てしまうのが悪いことだと、これまで何度も注意されるほどに。そして、そんな「甲斐のない」人生の成れの果てか、ついに他者の手によって水に沈められるチセ。自然どころか、他人の明らかな意思で命を絶たれそうになったその瞬間に、チセは初めて抵抗する。ここまで必死に抗う彼女の姿は、これまで見たことがなかったかもしれない。死に瀕した今だからこそ、彼女ははっきりと自分が「生きる」ことへの欲求を意識するのである。それはもちろん、共に生きる者のため。自分の死を悲しむ者のために。

 2人の「変わった」者たちは共に同じ結論に達し、二人は自分たちの家に帰ることを決意する。それはもう、約束されたことだったのかもしれない。

 そして意外や意外、今回のBパートはなんと、「銀の君」シルキーさんの過去話。彼女によって紡がれたのは完全なサイドストーリーというわけではなく、今回のサブタイトルで示された通りに「家(Home)」を作る物語。シルキーにはシルキーなりの事情があり、全てを賭して家を守りきる。それも全て、帰ってくる「家族」のためなのである。迎える者の喜び、迎えられる者の喜び。なんだかもう、この家はこれで完成しているのではなかろうか。

 ちなみに、シルキーさんがリャナンシーさんと以前に交流があったのはちょっと意外だったな。まだ自由に飛び回ってた頃のリャナンシーさんだったとすると、あれって結構大昔のお話だったんでしょうかね。彼女のその後の人生を考えると、「家が滅んだなら他に移ればぁ?」ってアドバイスしてたのも本当に意味深で、ちょっと泣けてくる。

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1月20日 ドラフト模様(XLN×3)

ピック順 【Chrolony】→【Serra】→【Mei】→【Thraxi】→【Alessi

 

 新環境! なんだけども、すでに五人戦だし、さらに次回の欠席報告が出されているせいでもう次回も不成立が確定しているし……。真っ先に連絡しておきますけど、これを見ている関係者の皆様(遠方の人含む)。来週土曜日のドラフトを成立させられる人はご協力ください。誰かが連絡してくれれば発生の可能性があります。駄目だったら……いっそシールドでもやるか、っていう話になってはいるけども。土曜日にの規定時間に、何も進展がなければシールドワンチャン。

 

 さておきの新環境ですが、個人的には最近はもうオンラインのリリースの方が早いのでなんだか出遅れているようで気分が悪いです。せめてリリースは紙のカードの方を先にして欲しいもんだけどなぁ。我々は紙のドラフトからだけで細々と環境に触れていく情弱集団です。

 


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 開始3話目で松葉崩し、第3話。カムバック倫理観。でもはるみんの中の人は「声優業界腰高四天王」の一人として名高いので、柚子の中の人との松葉崩しはバランスが悪そうである(何を言っているんだ)。

 松葉崩しは冗談半分だが、キスに関しては冗談でもなんでもないのがこのアニメ。いちいち倫理観がおかしい連中ばかりが揃っており、1つ1つの行動があまりにも突飛で破壊力に富んでいる。やっぱあれですかね、女子校に幽閉されてると人間おかしくなってしまうんでしょうかね。多分、「ギャルのキャラの方が実は純情うぶで、真面目な生徒会長の方がジゴロ」っていうギャップを狙ってる設計なのだろうが、芽衣ちゃんはジゴロというにも倫理観が壊れており、一体どこでそんな手練手管を学んできたんだと驚愕するばかりである。まぁ、あのクソみたいな男性教師との交際の中で色々と学び取ってきたってことなんだろうな……他の男で覚えたテクニックを新たな関係性で早速フル活用しているあたり、なるほど生徒会長は大変勉強熱心でいらっしゃる。

 「自分のこれまでの生活をぶち壊す面倒クセェ姉が出来てしまった」というので対策に苦慮した芽衣は、その実相手がうぶなネンネだと気がついたので唇の一つも奪ってやれば大人しくなるわ、という超上から目線での押さえ込み。恐ろしいまでのパワープレイだが、一回試しにやって見たら存外効果が大きかったので、しばらくはそれを駆使して調教に活用する。しかし、やられた姉の方はってぇと、あまりにも免疫がなさすぎたせいでお試し期間中のキスの意味を一切消化できず、勝手に脳内でどんどん芽衣の存在感が肥大していく。そこに惚れた腫れたがあるかどうかも分からないのに、吊り橋効果ならぬ「トンデモキス効果」でのドキドキが初恋に思えてしょうがない。そんな症状を植え付けていった相手に責任を取ってもらおうと思っているのに、相手からすげない返事ばかりで往生していると。

 普通の関係性だったら、片方に脈なしだったら自然消滅してもおかしくないくらいに「イレギュラーな」絡み方なのだが、これが一つ屋根の下どころか一つ部屋の中。いやさ、一つ布団の中で生活することを強要された急造姉妹っていう関係性がしっかり絡め取って離してくれない。ガチ恋かどうか悩みまくる柚子、効きすぎたお灸でかえって面倒な処理を迫られてしまった芽衣。二人はあまりにも違う価値観を持っているせいでお互いの思惑が一切汲み取れずにすれ違いの連続だが、それでも人間的に根っこの部分が嫌いなわけではないので、付かず離れず、ついたり離れたり。なんとももどかしい牽制ゲームである。

 関係性の処理に困った柚子が救いを求めたのがまさかの百合漫画であり、そんな教科書がとんとん拍子で面倒の火種として二人の関係性にぶちこまれる。野郎がエロ本持ってるのとはわけがちがう。妹さんからしたら普通に考えたらドン引きである。それでも、柚子は本当に「分からない」ことに窮して助けを求めただけであり、それが間違っているのかどうかすら分からない。あらゆる事象が自分を追い詰める状況下で、最後の最後に選択した方法は、相手が繰り出してきた強行策をそのまま押し返すというもの。キスにはキスを。それがこの世界のルールである。異性同士なら暴行罪で訴えられるレベルのやつ。それを学校でやっちゃうくらいには破れかぶれ。芽衣さんの方は慣れているから平気……でもない。まさかの反撃に出られたことに加え、やっぱりあの漫画+反撃という単純な足し算はその意味を考えると色々怖い。ここまできてしまうと2人の関係性は「超近接」か「破談」の2極しかありえないのである。普通は「破局」だけど……ねぇ。

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 かわいかろ? みんなしてかわいかろ? 第3話。ぼちぼち新番チェックが片付いたので気になっている作品にスポットを当て始める。

 もう、とにかく愉快の一言に尽きる。やはり4人のメインヒロインのパワーが桁違いで、特にその声のヒロイン力の高さと言ったら。デビル花澤破壊力、デビル井口は貫通力、デビル早見は浸透力、デビル水瀬は……ド天然。4人が4人とも一人で看板を背負えるクラスのエネルギーを持っているのに、それがお互いに一歩も後ろに引かずに前に出ようとする脚本の賑々しさ。これで物語が破綻せずに中心線が見えやすいのも高評価だ。

 キャラクターデザインだけで見れば、むしろあっさり気味で物足りないくらいの画面になりそうなものだが、何故か本作はこのキャラデザでちょっと粗雑なぐらいに動く方がテイストがあっている。テンポの良い掛け合い芝居のおかげでヒロイン同士が狭い空間にみっしりと詰まっている窮屈さが一切感じられず、まるで4本の物語を同時進行で見ているかのような充足感がある。今回のメインはもちろん、新キャラの白石結月ということになるだろうが、彼女が他の3人と心を通わせていくまっすぐな友情形成ストーリーながら、実は他の3人だって出会って1ヶ月も経っていないというとんでもない状況下で、日向×報瀬間の関係なども、一気に縮まってマブダチレベルになっていることが不自然でないのだ。まぁ、日向の持っている無体なエネルギーによるところが大きいのだが、1話目の時点でも「単なる黒髪ロングではないな?!」と警戒心を抱かせてくれた報瀬が順調に(そして急速に)ポンコツ化していっていることでハードルが下がりまくっているのも大きい。そして、それらの核弾頭をなんとなく丸め込んでしまうのがキマリの主人公パワーということだ。実に綺麗なトライアングル。次回からはこれがスクウェアになる。

 アイドルの有名人パワーを借りて南極行きの切符を手に入れるというのはお手軽で御都合主義的な展開には違いないが、逆に言えばこれくらいやらないとやっぱり南極行きは難しいということ。なまじ自力で解決してしまうよりかは、こうして「ラッキーすぎる運命」を利用してもらった方が筋立てとしてはスッキリするだろう。結月との友情形成が丁寧に段階を踏んでいるので、この急展開も別に不自然なものではないし。何もなかったはずのキマリという一人の少女が、たった1つの大決心から次々に周りの景色を変えていく様子は、不思議な充足感がある。めがねフレンズのめぐちゃんからみて、キマリどんな風に成長しているのだろうか。

 あとはまぁ、結月のお母さんが格好いいとか、そういうところですかね(特に声が)。なんかもう、南極に行っても行かなくてもいいので、この面子で延々ドラマCDとか展開してほしい。

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○「BEATLESS」 5

 なぜか地上波での録画を忘れていたみたいなのでAT-Xで補完。こういう時に選択肢がある視聴体制は助かる。関西だとBS一発、みたいなアニメを録り逃した時の絶望感ね。

 これまたなんともまぁ、手垢のついたテーマ設定。一言でまとめると「人造人間の魂はあるのか問題」とでもいうべきか。アニメーションに限定してもこうしたテーマを扱った作品は多く、代表的なところでは「イヴの時間」があるし、「プラスティック・メモリーズ」なんかも似たような部分に言及した作品だろうか。もちろん、本家SFの歴史を辿ればほぼ初源からこうした題材は扱われ続けているだろう。

 そこに敢えて切り込んでいくということは、何か相応のブレイクスルーが求められるわけだが、本作の場合は単純に「女の子可愛いからいいよね」とか、「なんとなくバトルするからその活劇部分で見てくれ」という深夜アニメとしては分かりやすいセールスポイントを打ち出している。監督が水島精二ということを考えても、そうした「ベタな」部分での売り込みはそつのないものになるであろうから、今後もなんとなく「女の子バトルもの」としての水準は維持できるんじゃないか、という気はしている(制作がディオメディアなのは若干の不安材料ではあるが)。

 エロさを求めている部分と妹ちゃんが可愛らしかったことで平均点の評価にはしているが、正直、SF設定部分については「しょうもないなぁ」という印象もある。こういう作品設定で「らしい」背景を作るってのは実はかなり大変。一昔前なら「決まりきったSF的未来感」みたいなものは割と共有できる部分があった気がするのだが、現代においては、かつて「未来的」だと思われていたものがことごとく現実になってしまっており、「これ以上、人類が進んで便利になった世界ってどうやって描けばいいんだ?!」という問いに対する決定的な答えは得られていない。本作の場合、「まるっきり人間にしか見えないアンドロイド」を許容するために世界設定が「未来」になっているものの、見た目はほとんど現代と変わらず、時折ガジェットで「未来っぽさ」を示そうとしている。しかし、残念ながら「ボタンひとつで体温調整可能な服」とか、「何故か信号が赤になると消えてしまう横断歩道」とか、そういう部分がうまいこと「未来っぽいか」というと決してそうなっていない(ちなみに「自動で金額計算できるレジ」はすでに実在しているので未来でもなんでもない)。「体温調整服」はすごい技術のはずだが、その割に他の部分が普通すぎて、技術レベルのちぐはぐさが気になる。

 また、アンドロイドが平然と「完全人型」で街中をうごめいている世界設定も弱い。ああした技術が民間に流布して定着しているからこそ、主人公の友人たちは「あんなもんは道具だ」と言っているわけだが、普通に考えて、「道具だ」とみなされて人間性を相手に印象付けられないなら、人型にする意味が全くない。それこそ「プラスティックメモリーズ」の話だが、機械なんだから機械として処理しなさい、というニーズをいたずらに妨げるだけで、人間のメンタルにとって何一ついいことがないのだ。道具を道具として使い続けるためには、人型にならない方がいいに決まっている。それなのにこの世界では人型ロボットが(たい焼き屋で使えるレベルで)一般に広く用いられているのである。そのあたりの世界水準の設定は、多分どのように理由付けしたところで「弱い」といわざるをえないだろう。

 しかしまぁ、いろいろな作品を見てきて、そうした「お約束」の部分にケチをつけるのもいい加減に飽きてきた。どうせ「アンドロイド少女とイチャイチャする」という最終目的だけのために設定された世界なのだから、過程にある状況設定など大した問題ではないのだ。可愛ければ正義なのである。「プラメモ」だって、私の場合はあまりにヒューマンドラマに寄せようとする姿勢がこうした世界設定の甘さと決定的に齟齬を生じさせてしまったせいで受け入れられなかったが、それでも「可愛いからOK」と言ってくれる人はいたはずだ。今作はよりアホな方向で、アンドロイドドッカンバトルとかになればますます気にせずに見ることができるんじゃなかろうか。そう考えると、やっぱり面白かったよね、「紅殻のパンドラ」。

 中の人は、メインのアンドロイドが奈央坊なのは良いとして、気になるのは主人公の妹ちゃんである。なんと中の人はアライさん(の中の人)だという。あらまぁ、可愛かったわよ。最近はアライさんコスの姿しか見てなかったので、ようやく違う声が聴けることになるか。

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○「斉木楠雄のΨ難(第2期)」 5

 個人的に、一番面白かったネタは「小野大輔は燃堂一家を演じ分けてるって言ってたけど全部おんなじだと思う」って神谷が言ってたところ(先週の特番)。

 一年ぶりの帰還。その間は銀魂が適当に埋めていたわけだが、確かに作中で本人が言っていた通りにあんまり1年というスパンは感じさせないな。基本はジェットコースターの安価アニメだが、これが「ショートアニメでやればいいのに」という感情があまり湧かないのは不思議な所。ネタの密度が安定しているのと、繰り返しに耐えうるだけのひねりがちゃんとあるってことかな。毎週欠かさず見たいっていう作品ではないのだが、なんとなく流しておくとテンポの忙しなさも相まって、流し見っていうにはちょっと無理があるくらいの気になる度である。だいたい「タイムボカン」と同じくらいの重要度だ(時たまとんでもない爆弾を放り込んでくるところも作品として似てるかもしれん)。1話目から斉木(女)が出てくるのはちょっと嬉しい。

 1期目で気になってたんだけど、今作ってこのスピードで展開してて原作ってなくならないんだろうか。時間あたりのお得感で言ったらすげぇよな。

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○「メルヘン・メドヘン」 4

 全裸になるタイプのプリキュアの1話って感じ。主人公をもうちょい全年齢向けにすれば多分キュアハッピーに変身してた。

 タイトルからどんな作品だかさっぱり想像がつかなかったので、来たものを全てノーガードで受け止めるタイプの作品。調べてみると一応「メディアミックスプロジェクト」とあり、ラノベやら漫画やらと展開しているようだが、アニメも同時並行的に企画が進行しているということなのだろうか。よくわからんが、とりあえず原案が「迷い猫オーバーラン」や「パパ聞き」の人、そしてアニメの総監督が斎藤久ということでなんとなく方向性は見えてくるだろうか。斎藤久が監督なら製作はAICになるかと思われたが、今回はフッズによる制作。まぁ、何がどう違うということもないが。

 胸の内に忸怩たる何かを抱えた女の子がある時なんの前触れもなしに魔法の国へ。さらに気づけば変身アイテムも手に入れていたようで、やっぱりこれってプリキュアっぽいプロットである。ただし、当然幼女先輩に見てもらう前提の作品ではないために色々と「深夜っぽさ」が溢れており、全裸での大激走はいかにも深夜アニメ用に用意されたシーンである。このキャラデザだとあんまりエロスは感じないのだが……「大きめの本で前を隠す女子高生」というのは何かニッチな性癖に引っかかる部分はあるかもしれない。あとは「主人公は友達がおらず、やたらと自分語りがやかましい引きこもり」というのも深夜向けの設定であろうか。これ、いわば「異世界召喚もの」なのだが、主人公が女子高生っていうだけで何と無くイメージが変わるのは不思議なものだね。もしこれが男だったら「友達がいない引きこもりが気づいたら魔法の本に誘われて異世界の学園へ」っていう破り捨てたくなるような設定になってたのだけども。そういう方向じゃなくて助かった、とは思うものの、やはり主人公のモノローグなんかでそういう「変なラノベ臭」みたいなものは漂っており、せっかくの女の子なのに微妙に応援しにくそうなのがやや難か。

 映像部分は特に目を引くものはなく、シナリオ部分もテンプレ全開の導入部分ということでせっかくのオリジナルタイトルなのにそこまで見るべきポイントはなかったのだが、まぁ、あくまでもここがスタート地点。まだまだ明かされていない設定もてんこ盛りなので、その部分が2話以降で盛り上がってくることを期待しよう。ただ、個人的には主人公の設定が雑だったり、なんだかあまり歓迎したくない要素が目につきやすかった気はするんだけども。普通に人生を歩んでいて、学校生活してる状態で「ただの一人も友達がいない」っていう状況は本当に無理がある気がするんだが……見たところそこまでコミュ力不足にも見えないしなぁ。もちろんシナリオの要請上必要な設定ということなのだろうが、もうちょい、丁寧に作ってもよかったのでは。

 中の人は、これが事実上のデビュー作と言える若手新人だそうで。1話目ではそこまで悪くない感じがしたが、今作が華々しい第一歩になるかどうか。そのほかのキャストもあまり知らない名前がちらほらいたのでそのあたりの見方も難しい所だが……エンディングを歌っていたのがうえしゃまなのは何故だったんだろう。キャストとして登場してくれるかしら。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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