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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 夏休み! 毎月1日は映画の日、ということで、月が変わるまでぐっと我慢していた劇場作品を観に行くぞ。いろいろと候補はあったのだけど、1日で複数作品を観るためにスケジュール優先で作品を選出した結果、まず1本目はこちらから。テレビ版の放送が2014年ということで、3年ぶりの再会となる「ノーゲーム・ノーライフ」の劇場版だ。

 

 

(以下、一応ネタバレとかそういうやつ注意)

 


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sin 七つの大罪」 4→3

 やぁ、ようやく僕らの春クールが終わったよ……もう、残りカスみたいなもんだけども……強いていうなら「悲しみの残りカス/Dregs of Sorrow(7ED)」ですかね……。

 アニメとしてはぶっちゃけ割と普通なんですよ。いや、「普通のエロアニメ」なんですよ。おっぱい元気だし、中の人たちが精一杯頑張って喘ぎ声をあげてくれるのでサービスは上々。過去にもたくさんの作品が作られた、総じて「紳士アニメ」と呼ばれる類のジャンル。別に大したストーリーも求めてないし、思い切りエロければそれはそれでニーズがあるだろ、っていう枠。エロ部分については、そこそこ成果が出ていたのは事実だと思う。

 ただ……やっぱりそれを取り巻く諸々がひどすぎた。久しぶりじゃないですかね、「アニメ制作中にメインのスタジオが倒産して製作が立ち行かなくなる」なんて出来事は。かつては「ストライクウィッチーズ」のGONZOで同じような問題が浮上したことがあったが、あちらは何とか穴をあけずにゴールしたものの、こちらの作品はすでにスタート時点で崖っぷちだったのだろう。いわゆる特番がガンガン放り込まれ、最終12話の放送はついにこの時期までもつれ込んだ。まぁ、最後まで放送されただけでもラッキーなのかもしれないが……残念ながら、最終話も別に作画に魅力は無く、意志の感じられない事務処理のようなコンテワークにがっかりさせられた。正直、一本の「製品」としてアニメの評価を下すべきかどうかは難しいところだ。まぁ、リアルタイム視聴をせずに後々になって製品版で見れば別に問題は無いのかもしれないが……(製品版、ちゃんと発売されるんでしょうかね?)。現代アニメの歪みと崩壊を如実に表した1つの道しるべとして、歴史に名を刻むことで供養としよう。

 でもまぁ、作品自体の発想はいいんだよねぇ。エロいことさせるなら悪魔で、しかも「大罪」でやりたい放題。「ハイスクールD×D」なんかと同じ発想。後はキャラのエロをどれだけ引き出せるか、っていう部分が勝負で、大罪がそれぞれに特性を活かしながらヘンテコな萌えシチュエーションを産み出すという方向性は、万全の準備が整っていれば割と面白い中身になった気もするんだ。実際ベリアル回とかひどくて最高だったし。あの勢いが毎回あれば、エロでなくてアホアニメとしても記憶に残ったかもしれないのに。かえすがえすも惜しい作品である。

 でも、駄目なものは駄目。とりあえずキタエリが真剣に喘いだ作品ということで、落ち込んだ時にでも再生すれば元気が出るかもしれません(御前やぴかしゃの喘ぎ声は珍しくないのであんまりありがたみが無いという)。

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 タオルの使い方がなってない、第16話。一応湯船に入れてないみたいなんですけど、流石に湯船から立ち上がった直後から完璧なポジションにタオルがあるのはどうかと思いますね。もっとおおらかにいけばいいんじゃないでしょうかね。それにしてもまりねちゃんでかい。

 1週間のご無沙汰でしたが、その休みの間にどうやらプロジェクトはほぼ完遂させたようである。その間に一体どんな修羅場があったのかは分からないが……疲弊した松原さんや極まっちゃってる菊地原さんの様子を見れば何となく想像は出来るだろうか。元々無茶だと言われていた作戦を、成否が分からないとはいえ何とか成功させてしまったプロジェクトチームは実に優秀である。官が主体になってのアニメ製作なんて上手くいかないもんだと言われていた中で、よくもまぁ、フェスの開催までこぎ着けたもんだ。ちゃんと客が入ってたってことは、それなりにユーザーからも受け入れられるイベントになってたってことだもんな。

 あとはまぁ、壮行会ってことだったのでシナリオ部分での動きはほとんど無い。改めて仲間どうしの結束を確認し合うお話なのでギスギスした要素は無く、強いていうならブリッツさんの創造主である駿河さんの様子がちょっと辛そうだったことくらいだろうか。自分の被造物が敵サイドに回っちゃっているわけで、あまり描きたくない展開を盛り込む必要があるのはしょうがないよな。これで自分の作ったキャラでもホイホイ殺せるような人間だったら気分も楽だったのだろうが、そうじゃないからこその創造主である。「自分の作ったキャラのことは自分が一番良く分かっている」とのことだが、苦悩の旅を続けるブリッツに対し、創造主はどんな結末を用意したのだろうか。

 全ての作戦は順当に回り始め、いよいよメテオラさんも新たな創造魔法で本領発揮。なんと、顕現能力をある程度自力でコントロールしてしまうというトンデモ展開になっている。これ、普通に考えて相当ヤバいことだと思うのだが……一応、これまで顕現したキャラの世界にアクセスする、くらいの縛りなんだろうか。おそらくセレジアの愛機であるフォーゲルシュバリエは作戦実行に必須の機体なので、その召還のためにかなりの手数を要したということなのだろう。そう考えると機体と一緒にこっちに流れてきた鹿屋はラッキーだったんだろうな。他にも、お国の力をフル活用して東京全域に魔方陣を構成したり、色々とやりたい放題。なるほど、わずか数ヶ月でこんだけのことが出来るんだから、日本の国力もまだまだ捨てたもんではないな。別に木材なんか集めなくてもオリンピックくらいだったら東京都で充分いけそうだよな。

 そして、そんなメテオラの企みを全て理解した上でいよいよ行動に移るアルタイルさん御一行。結局、増えた仲間は弥勒寺のライバルと何かよく分からないパイロットだけなのかな。一応アリスちゃんは脇に控えていたけど、メテオラに言わせれば彼女は「トロイの木馬」である。作者の高良田さんもそのあたりは疑っていないようで、彼女の行動が趨勢を分けることになりそうだ。いや、もっと戦局に影響しそうな一番の問題児が今回は登場してないんですけどね……。どこで何してるんでしょうね、あのギザ歯。

 あと、今回の中身で気付いた一番重要なこととして、アニメのキャラがそのまま顕現したことで、この世界には全く同じ声を持つ人間が2人存在することになったという事実が判明した。この世界には2人の小松未可子と2人の雨宮天がいる。いや、更に作品外のメタ視点を導入すれば、小松未可子の声を担当する小松未可子さんもいるわけで、3人のみかこしボイスが存在する?! いや、それより気になるのは、元々CVがついていない(映像媒体にのってない)キャラの声って、どうやって生成されたのかということだ。メテオラの声を初めて聞いたファンが「イメージと違う」って思ってたらどうしよう。それとも、声の成分もユーザー全員の承認力が集積された「最大多数の認識」に基づいているのだろうか。怖いよな、ちゃんとCVがついてるアニメなのに全然違う声で顕現したりしたら。正直、毛利小五郎とか波平がどっちの声で顕現するかは微妙だよな。

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7月29日 ドラフト模様(HOU×2 AKH

ピック順 【Chrolony】→【Sangriter】→【Mei】→【Alessi】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Serra】→

 

 さぁ、無事にドラフト史も301回目に突入したぞ。いや、別に何の変化も無いんだけどね。時はまさにPT京都。我々が灼熱の空間でドラフトを繰り広げている目と鼻の先で、世界中のトッププロたちがしのぎを削っていたという。みんなしてこんな真夏の暑い季節にわざわざ赤単とか使わんでもいいのにのう。すごく個人的な話なんですが、こうして新しい環境の趨勢が決まると私は「そういや、俺あのカードのことスポイラ時点でなんて書いたかな……」って気になったりするんですよ。まぁ、構築なんてほとんどプレイしない人間なので事前の分析眼なんてなくてもしょうがないんだけど、見込みがあたってるとちょっと嬉しい。確認した結果、「削剥」→「強いやん」。「地揺すりのケンラ」→「ヤバいやん」。「ラムナプの遺跡」→「コスト重いやろ」でした。まぁ、順当な事前予測……かな……。バズると思ってた「バントゥ最後の算段」はまだ環境には出てきてないけど……頑張れ。

 

 業務連絡・すでに告知の通り、来週・再来週は欠席者1名が事前報告しています。まぁ、夏休み・お盆期間中は例年通りに休みを挟むことになるでしょう。現状、来週(8/5)は人数がこのままなら開催予定。私も帰省を挟むつもりなので、その次の8/12はお休みってことでどうでしょうかね。そんな感じで予定を調整してもらえると助かります。

 

 


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 脳内にアイツを飼うのだけは嫌だ……あいつだけは……第5話。でも、多分中村とか梶田はずっと脳内にアイツを飼い続けているんだろうな……いや、ウェルじゃなくて杉田の話になってますけども。

 ようやく「夏休みの宿題」が終わろうとしているのだろうか。前回時点で「どうせ来週発売のCDが斬ちゃんだから、リンカーもようやく完成する予定やで」と高をくくっていたのだが、残念ながら歌の方は相変わらず適合出来ずにギシギシさせながらの歌唱止まり。前回のクリスもそうだったけど、せっかくの新曲お披露目のシーンがパッとしないのは何だか残念である。まー、こればっかりは発売スケジュールの都合なので仕方ないか。シナリオをそっちにばっかり合わせてても無茶苦茶になるしな。いや、すでに色々無茶苦茶な気はするんだけども。

 ただ、結局リンカー問題は今回も解決にいたらず、「リンカーさえあればぁぁあ!」パターンが延々続いてまもなくシリーズも折り返しである。ちなみにMBSでの放送は来週再来週が2週連続でお休みという地獄のようなスケジュールになっており、その分がどこに行くかというと、なんと3週間後に土日で一気に3話やる。殺す気か。

 さておき、リンカー問題は解決しなかったが、とりあえずエルフナインがようやく動き始めた。彼女が必死に説明した「リンカーが脳のどこに作用するかをどうにかこうにか調べる理論」はさっぱり分からなかったが、まぁ、何となくやってることはイメージ出来るので気にしない方向で。でも、あれって結局「マリアさんの記憶にメンタルダイブ!」ってことだから、今回登場したウェルもあくまで「マリアの記憶の中のウェル」のはずなんだよね。3期に引き続き、死んだ人間は生き返られないけどもあの手この手で再登場させる方向性。ちなみに、F.I.S.での地獄の修行風景の中にはこっそりとあの了子さんの姿も確認出来る。了子さん、ウェル、マムと、今作の鬼畜三本柱を脳内に飼っているマリアさん、本当にご苦労様だ。せめてもの救いはその脳内にセレナもいるという部分だが……結局、この子らの過去に幸せな話って1つもないからなぁ。

 とりあえず、次回くらいまでで何とかリンカーの方は処理してもらわないとシラキリコンビも本当に活躍の場が無くなってしまうので頑張ってほしいところ。ザババのコンビネーション技は見ていて楽しいものが多いので、もっと色んなギミックが早く見たいしね。それまでは格好いいマリアさんの雄姿を見てしばらく我慢だ。なんだろね、マリアさんはいいポジションなのか悪いポジションなのかよく分からない扱われ方だが……ちなみにソシャゲの方では夏に向けてマリアさんメインのイベントが始まろうとしているのだが、そちらでのマリアさんは完全にぶっ壊れています。いじってて楽しい人なのは間違いないからな。

 一方、いじってて楽しいかどうかよく分からないのがSAKIMORIさんだが、こちらは一家総出で国憂にあたるという、一種の国防ギャグで登場。そりゃこの家で育てられたら翼さんだってあんなトンチキな大人に育つよなぁ、っていうのがよく分かる謎の因習一家である。せっかく3期で親父さんとの和解を成し遂げたというのに、その上にジジイという障壁まであるとは。まぁ、今のところ爺さんは偉そうなこと言ってるだけで何もしてないので、無視しても良い気がするんですけどね。結局、風鳴の家ってこの国においてどういう存在なんだろうか。

 そして、そんな風鳴機関に大ダメージをあたえたという、悪の全裸。前回、視聴者全員から「このマッパは一体何しに出てきたんや!」というツッコミをもらったことかと思うが、なんと、その理由は「何となく」だった。すげぇ、全裸なんも考えてねぇ。もう、今作よりも「アホガール」に出てた方が良いキャラなんじゃないかな(幸い、この作品もこういうアホが似合う作品です)。先週まで全裸だった野郎の膝元に幼女がゴロゴロしている図は確実にアウトだったのだが、そこはオカマやらなんやらにたしなめられてちょっと反省。「もう二度と突然出てきて気功砲で地面を吹き飛ばしたりしないよ」と謝罪し、全裸はどこかに消えた。残された三幹部は、もうファウストローブが完璧に機能することが分かったんだからあとは好きにしたらいい、ってんで、ティキと一緒に発掘してきたとかいう錬金術の遺物で遊び始める始末。結局何がしたいのか良く分からん集団だよな。まぁ、今回はちょっとだけ3人の仲の良さそうな様子が確認出来たので、それだけでも良しとしましょう。今週初めて気がついたのだが、サンジェルマンのぴっちりしたスーツパンツ、割とエロい。中の人にもこういう格好してほしい。

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地獄少女宵伽 第3話 「いつか誰かが…」

 脚本・髙木登 絵コンテ・西本由起夫 演出・高橋英俊 作画監督・南伸一郎/武本大介


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 デスデス言うてたら斬ちゃんかと思っちゃうだろ、第3話。千秋ちゃんの中の人、知らない名前だったんだけど割と良い声。この子もプロフィットかー。

 相変わらず女の子が可愛いアニメ。天道さん、亜玖璃ちゃんは相変わらずで、そこに更に1名追加。順当にハーレムっぽいデザインになっているのだが、何せ主人公の景太がフラグクラッシャーというか、人間関係クラッシャーというか、もうとにかく空気を読まない最低野郎なので、ここから何かが始まることは無さそう(無いと物語としては困るのだが)。いや、景太は景太である意味伝説になりそうな主人公ではあるけどな。あのタイミングで選ぶ一言がよりによって「痴情のもつれ」っていうのは、分かってないにしてもお見事としか言いようがないわ。

 そんな景太に、「2つ目の選択肢」として用意されたのが、新キャラの千秋ちゃんなわけだが、アニメのタイトルが「ゲーマーズ」なんだから当然ゲーマーである。そして、「ほぼ趣味が景太と一緒でメンタリティまで同じだからめっちゃ話が合う」という、天道さんの抱えた難点を全てクリアした都合のいい女。基本的にオタクってのは高嶺の花よりも「近くの同類」に寄っていきたくなる習性があるので、景太としてもこちらの方がよっぽど気楽に付き合うことが出来るだろう。そんな人間を見つけて引きあわせる上原さんはマジで神か仏か。

 出会いの形成から親しくなるまでの全行程、まるで誂えたように仲間意識が強固になり、恋人関係と言われたら腰が引けるぼっち童貞も「ゲーム仲間」なら大丈夫、ってんで、わずか数カット挟んだだけであっという間にお互い下の名前で呼びあう仲に。もうこれでゴールインしちゃえばいいのに、っていう状態になるも……まぁ、このアニメはそこからへし折るための生まれてきたわけでね。たった1つの「価値観の相違」から、互いに憎しみ合う怨嗟のただ中へ。これだからオタクはめんどくせぇ。しかも言い争うポイントはそこなのかよ……それ、もう無理だよ……お互い性別以上にわかり合えないヤツだよ……。

 結局、景太はフラグを回収する才能に致命的に欠けているせいで、ゴールには到らず、千秋は少しずつ上原の方に転げていく。まぁ、普通に考えたらそっちの方が優良物件ですからね。悩ましいのはちょっと怖いオプションがついてることくらいですかね(まぁ、景太の方もついてるが)。イメチェンしたら中身はハイスペックというベタなノルマもこなした千秋さん、今後は一体どこに転げていくのでしょう。

 そして、そんな千秋・景太・上原の関係性を、遠くから見守るしかない破壊兵器2名。天道さんは惚けて崩れて砂になって踏まれるまででルーティーン。こんなに扱いが悪くて、その扱いの悪さが輝きになるヒロインってのも珍しい。それもこれも全て景太などというゴミクズに惚れてしまうとんでもない感性のせいである。とりあえず天道さんはよだれ垂らしてるだけで可愛いのでそれでけっこうです。たまに「これってひーちゃんのアドリブだよなぁ」っていう小さい声がいちいち可愛いので良い。

 更に、もう1人の一途な乙女、亜玖璃ちゃんは今回も可愛い。彼女の場合は上原に惚れる理由も一応理解出来るので、天道さん以上に応援したくなる一途女子ですね。唯一の難点はちょっとお馬鹿なところと、あと、景太という地獄の使者と関わってしまったことかな。上原さん、もっと危機感を持って彼女を守ってあげて。マジで良い子なんだから。まぁ、上原さんの貞操も心配といえば心配だけども……。今回2度も発動した上原さんの謎のエコー芸がいちいち面白くてしょうがなかったわ。

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 日笠ボイスだとエルフも巨乳、第4話。確か「GATE」のときのダークエルフさんも巨乳だった。エルフって痩身のイメージがあるんだけど、声のイメージからは逃れられないということか。日笠ボイスのキャラで乳がないのなんて、当の本(略)

 4話目になって、この作品の見方も随分分かってきた気がする。はっきり言って、話の中身はどうでもいいんだよ。本当に定食屋の料理を普通に食うだけだから。ただ、当初思っていた「どうせ異世界の何も知らない蛮族に先駆的な料理を見せてドヤ顔するだけの話だろ」というのは(まぁ、やっぱりそうなんだけども)ちょっと違っていた。なんだろね、話の切り出し方が、「ありきたりな飯モノなんだけど、たまに頭のおかしいズレが発生する」みたいなところがある。そして、今回のAパート、「オムライス」は割とその狂気じみた部分が色濃く出ていて面白い話だったので、これはこれでいいものかなぁ、という気がしてきたのだ。せっかくBパートに巨乳エルフが出てくるってのに、屈強なリザードマンのために入浴シーン使っちゃうアニメって……。

 「飯モノ」というジャンルは一体何を見せるエンターテイメントなのだろうか。はるか古来より、テレビのバラエティ番組で動物ものとグルメものだけは大ハズレしないジャンルだと言われている。動物ものの場合、あいつらの可愛らしさは永遠不滅、人類不偏のものなので分かるのだが、「グルメもの」って他人が飯食ってるのを見て何が楽しいのか、個人的には首を捻る部分も多いのだが、確かに、何となく見てしまうのもまた事実。おそらく、「美味いものを食う」という喜びは、これまた人類不偏のものであり、テレビを見ていても共感しやすい「体験」なのだろう。芸能人が飯を食うのを見て、「畜生、高い金であんな美味そうなもの食いやがって」と思う反面、自分もその「美味いもの」のイメージの中で何か幸福感を得る部分があるに違いない。そのあたりが分かりやすいからこそ、「孤独のグルメ」みたいな「高くもなければ特別でもない」タイプの飯モノってのは人気を博しているのではなかろうか。

 翻って、「飯モノアニメ」はどうなのか。極論を言ってしまえば、「飯」に関してはアニメは実写に太刀打ち出来ない。どれだけ美味そうな飯の画を描いたところで、それこそ「絵に描いた餅」であり、分かりやすく美味そうなグルメレポートよりも共感性が上がるはずはないのだ。過去にも「幸腹グラフィティ」のようになるべく美味そうな画を作ってアピールする作品はあったが、それでもやはり、「美味そう」に関して、アニメはビハインドがあると考えるのが自然である。

 それじゃぁ「飯アニメ」は価値がないのかというと、どうやらそうでもないようだ。常々確認していることだが、アニメの強みは「無い物を作れる」ことである。今作の場合、料理はありきたりの日常食。もちろん映像としてめいっぱい美味そうに作る努力はしているものの、それだけで実写には勝てない。しかし、それを食べるのが「無いもの」であり、それを食べるシチュエーションが「無いもの」だったらどうか。これは、実写には出来ない作品作りだ。そう、「飯アニメ」の勝負すべきグラウンドは、やはり「飯」ではなく「アニメ」だったのである。「オムライス」におけるリザードマンの存在は、そうした「アニメ飯」の極致とも言える訳の分からないシチュエーション。「異世界もの」としても色々と突っ込みたい部分はあるもの、祭り上げられた祭壇の扉を越え、ただオムライスを食いに来るだけのリザードマンの存在は、間の抜けたファンタジーとして非常に愉快である。そして、本作ではそうしたヘンテコシチュエーションを桑島法子のナレーションのみで貫き通すという、何とも珍妙な構成で切り出して見せた。この辺りの図太さは、やっぱり監督の神保さんの采配なのだろうか。原作でどういう扱いになっているのかは知らないが、今回はとにかく、「リザードマン勇者のオムライス冒険記」をただ淡々と読み聞かせてくれる桑島法子の1人勝ちの様相。いや、そりゃまぁ、私は色々とフィルターもかかってますけどね。朗読ものでの圧倒的な存在感で思い切り補正かかってますけどね。

 正直、今作は映像面では割と力尽きてる感がある(Bパートラストシーン、エルフ娘と一緒に走ってるウサギの映像とか、ギャグに見えるくらいひどい)。しかし、今作で見せるべきは「飯」でも「絵」でもない。強いていうなら作品全体の「画」、「特に押しつけるでもなく、ただただ異世界の人間が普通の飯を受け取る」という平坦な物語なのである。こういう攻め方も、ありといえばありなんでしょうかね。

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 確実にサブタイトルがMagicのカード名、第17話。どんな効果でしょう、カウンターとか、パワー下げるとか、そういう相手の邪魔する系カードな気はしますね。

 「祭りの支度編」とでも言うべき最後の山がスタート。ただ、おそらくこれまでの2話で1本のお話という構成は踏襲しつつ、そのバックグラウンドで祭りの準備が進行するという形になりそうだ。何しろ神器を3つも集めなきゃいけないですからね、それなりに時間は必要でしょう。とりあえず、今回の「バス路線と教授」ミッションをクリアすることで、教授からご褒美として1つ目の神器がもらえるという、そういうクエストになっているのである。

 というわけで今回初登場となる教授、名前を鈴原さんという。このキャラクターは、今作においてはある意味で究極の存在である。何しろ最初から「教授」という「正しいことを言う」設定が与えられており、「町興し」というメインテーマにもガッツリ絡み、とにかく彼にしゃべらせてしまえばどんな正論でもそのままの形で展開出来るし、破壊力も増すという。町興しというなかなか表現の難しいテーマについて、本作では様々な方向から直接的であれ、間接的であれ、手を変え品を変え表現してきたわけだが、今回はいよいよ、そんな町興しについて、ある意味でプロフェッショナルといえる人物が介入してきたのだ。

 実際、登場話数となる今回も教授の存在感は異彩を放つものとなっている。上から目線で文字通りの「ご高説」。間野山在住も20年と充分なキャリアであり、彼の分析力は由乃達も太鼓判。これまで様々なプロジェクトについて間野山の住民の「中からの声」というものが由乃たちの行動を評価する指針になっていたわけだが、教授のコメントの場合、「中からの声」であると同時に、冷静な余所者、第三者としての評価も兼ねており、説得力が更に増すのである。ここまでしっかりと間野山に息づいている人間ならば、由乃達に難題をふっかけ、即座に「可」「不可」と断じることも可能だろう。

 今回はそんな教授との対話のために「バス路線廃止」という分かりやすくも難しいミッションが課された。例によって人と金の問題にもなるので、単純に一発で解決する方法など存在しない問題である(もしあるならば教授がさっさと手を打っているだろう)。そこで教授は、自分にはない「若さ」と「人手」を由乃達に頼むことで事態の解決を図る。そのためにはまず由乃達を土俵に上げる必要があったわけだが、折りしも神器探しで接触してくれたし、更に集落のバス問題にも直接触れ、対策に乗り出したのだから渡りに船である。上手く彼女達を利用するため、教授は簡単な問答で若者たちを焚き付け、集落の生活を動かし始めた。

 今回の教授ミッションにおけるキーパーソンは早苗。実はこの中では一番の高学歴で、教授との問答にも一応耐性がある人間(由乃も大卒ではあるが、あの就活の様子から見て、あんまり学問を志した大学生ではなかっただろう)。書店で見つけた文化史のテキストをたまたま読んだことがあるとも言っており、おそらくそのあたりが彼女の間野山移住にも関わっていたことが想像出来る。真希なんかは何とももったいぶった教授の態度にすぐさま嫌悪感を示しており、一筋縄ではいかない学問の世界、その繊細さを感じ取れたのは早苗だけである(由乃も教授が正論を言っていることはきちんと認識している)。また、早苗と教授には「Iターンした人間」という共通項があり、言わば教授の現在の生活は早苗の「将来あり得べき姿」でもある。彼女がIターンを志した理由は必ずしも教授と同じではなかろうが、こうして町興しに手を貸し、間野山のために尽力する姿勢を見せているのだから、早苗だって将来的には間野山に「根を降ろす」のが理想だ。教授は20年という歳月をかけてそれを実現させた「先達」であり、早苗は自分の将来を考える上でも彼の動向が参考になる。

 こうしていくらかペダンティックな触れ合いを通じ、早苗は自分の仕事を思い出して集落の変質へと乗り出した。バスの本数を増やすことは出来そうにないが、それでも老人たちの生活スタイルに干渉することは出来る。孤立集落の問題の1つには「孤立」そのものがあるのだから、そこにネットをフル活用して「繋がり」を設ければ、問題の一部は打開出来るはず。前もって自治体がタブレットを配っていた、なんてよく分からないラッキーもあったが、早苗はさっそく行動を起こし、見事に老人たちの生活スタイルを変える事が出来た。間野山ってたまにこうして先駆的なこともやってるんだけど……変な町だよなぁ。

 ネットを手に入れた老人たち。こういう導入は「機械のぽちぽちは難しくて分からんよ」とサジを投げるじいさんばあさんも多いはずなのだが、間野山の人間はそのあたりに案外理解がある。というか、最近のハードはインターフェースが発達しているので年寄りの直感的な操作にもかなり対応出来るようになっている。基本的な操作方法をマスターしたじいさんたちは、七、八十年も生き抜いたタフな対応力でもって、ネット文化をフル活用し始める。そして、教授も言っていたように、90年代末からゼロ年代初頭にかけてのネット文化の勃興からの歴史をハイスピードで追従するのである。誰だよ、「わろた」とか教えたヤツは……まぁ、突然オーバーテクノロジーが流れ込んできたのだから、しばらくは技術に踊らされる期間が続くのはしょうがないところ。むしろまだまだ穏やかな方かもしれない。

 ネットが荒れている部分はそこまで大きな問題ではない。というか、おそらく現状くらいのネットの広がりはおそらく教授の想定の範囲内だろう。早苗を煽り、上手いこと「集落の老人」という生活スタイルをネット文化に接続することが出来たことで、教授はいよいよ集落を守るために動き始める。そう、バス路線の廃止に際し、対抗するには何が足りなかったのかといえば、「声」なのである。老人たちがよってたかって高見沢さんに詰め寄ったところで自治体は動けない。しかし、ここでネットを通じて『困っている老人たち』の様子がネットに流れればどうなるか。声が広がり、外部からも支援の声が届くことになれば、自治体とて無視するわけにはいかない。一度問題が議論の俎上に上がってしまえば、あとは万全の対策に至らずとも、行政は「考える」必要が出てくる。そうなれば、あとは落としどころを見つけるだけ。教授はおそらく、そこまでの流れを見越して、国王たちを利用したのだろう。

 「町興し」というテーマが難しいというのは再三確認していることだが、その中から、こうして「老人たちの生活を変える」という1つの試案を眺めるのはなかなか興味深い。もちろん現実にはここまで上手く行かないだろうし、もっと派生的な財政問題なんかも出てくるので一筋縄ではいかないはずだが、「こうだったら面白いかも」という、1つの「町興し」ファンタジーとしては、なかなか良いテーマ設定なのではなかろうか。さて、この問題はどこに辿り付きますか。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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