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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「初めてのギャル」 4

 僕の好きなギャルはもちろん江ノ島盾子さんです。まぁ、ギャル要素ほとんど必要ないけど。あとギャル子ちゃんも好きは好き。やっぱギャル要素必要ないけど。

 童貞の脳内だけに存在している非実在性ギャルとの妄想を楽しむ作品。この手のニーズっては必ずどこかに存在しているもので、AVの文化でも何故かギャルものというのは死に絶えることは無い。まぁ、ストレートに言えばM属性の男性からニーズがあるジャンルということになるだろうが、それだけ「ギャル」というジャンルがしっかりと他の女性から切り離された独自存在として立脚しているということの表れでもある。ただ、そうしてキャラクター性がはっきりと区別されると、当然そこから「過度の理想化」が進行する。つまり、ギャルの諸要素を極端にデフォルメし、アイコン化した「非実在性ギャル」の造成である。例えばギャルが使う言葉やファッションなど、「これがあればギャルだろ」という「典型」が成立するのだが、厄介なことにこれが少しずつ「実在性ギャル」の存在からかけ離れたものになってしまうのである。つまり、おそらくこうした作品を見たとしても「ホントのホントに現実に存在するそこらへんのギャル」が好きな人間は、全く反応出来ないだろう。それくらいに実際のギャルとアニメ的理想化ギャルは(文字通り)別次元の存在なのである。

 なんでそんなことを強調するかというと、マジでホントにギャルってのは私のような人間とは異なる次元軸を生きており、生半可なことで意思疎通など図れないと信じているからだ。奴らは、このアニメのギャルのように甘くはない。発する言葉の全てが我々の想定を飛び越えてくる。同じ言葉が通じると思うな。あらゆる価値観を捨て、あらゆる常識を覆さねば、奴らとは会話すら成り立たないのだ! ……と思っているので、こういう「生半可なギャル」ものは個人的にはどう楽しんでいいのか分からない派です。だって、こんな優しいのギャルじゃないもん。どこまでいっても「ギャルのふりした何か」だもん。そういうものが好きな人はいいかもしれないが、私は「これは……なんだ!?」と哲学的な陥穽へと落ち込んでしまうためにどうしても身が入らないのである。どうした俺。過去になんかトラウマでもあるのか。まぁ、その辺は流石に禁則次項なので触れませんが。

 というわけで、「ギャルもの」は何となく薄目で見てしまうけど接し方が分からないので減点です。ただ、個人的には「あさぬママがいつものテンションで全力投球するアニメ」っていうだけで加点要素になるので、ぶっちゃけ嫌いでもないです。あとはいつも言ってることではあるが、出来ればこの手の馬鹿エロメインの作品でアホみたいなモザイク役のオブジェクトでちらちら画面を覆うのはやめてほしい。しまったな、これ、多分AT−X版だったら無修正版で見られたな(KBS版で視聴してしまった)。別に「肝心なところが見えねぇだろうがクソがッ!」というエロい理由ではなく、せっかくクリエイターが精魂込めてこさえた「1枚絵」であるはずのアニメの画面が余計な装飾で妨げられるのはクリエイターへの冒涜だと思っているので好かんのです(えぇ、本当ですよ)。そこが無かったら別に普通の点数でもいいかも。エロに寛容な非実在性ギャル、可愛いですよね(あれー?)。長久友紀はついにこれが初主演作品になるんだな……。

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 サンダルさんの快眠情報が本当にどうでもいい、第15話。まぁ、そりゃぐっすり眠れるでしょうよ。

 帰省話の後編、というよりは次のエピソードの前編……なのかな? 敢えて名付けるなら「池干し編」になるのかな。ジジババ連中が何を隠蔽しているのかが分からないのでまだ焦点がはっきりしていないのだが……メインの5人娘の問題は一通り片が付いたので、次にどこに行くかと思ったら今度はジジイのお話になるのかよ。まぁ、間野山という町のことを掘り下げるなら、おそらく商店街と観光協会の因縁の話は避けて通れないだろうが……でも、多分今回の話は因縁とは直接関係ないな。ジジイとババアの仲が悪くなったのはチュパカブラ事業の失敗が原因だと思っていたのだけど、「50年前」と言っていた「池の中の話」も、何か尾を引いているのだろうか。

 とりあえず、分かるところでジジババ以外の今回の要素をまとめておくと、5人娘のほとんどは問題がすっきり解決した状態になっており、元々大してやっかいごとが無かったしおりさんを始め、真希と早苗はもう今後メイン回は無さそうな雰囲気。以前から言ってるように、実は真希の問題は何一つ解決してないはずなのだが……最後にもう一捻りありますかねぇ。萌ちゃんが殴り込んでくる展開があれば、もしかしたら。その他、由乃も前回の帰省であらかた憑き物は落ちた状態であるが、一応「1年という任期」がそろそろ影を落とし始めるタイミングである。今回由乃は、間野山駅に降り立った際にはっきり「ただいま」と言っており、この半年ですっかり「間野山の人間」としての自分が定着していることが分かる。今回民泊の話が出た際にも、「建国祭の時の失敗は繰り返したくない」と慎重になり、「物事が間野山のためになるかどうか」という判断の軸が産まれていることも分かるし、そのことで足を止めて悩むようなこともしなくなり、どこか人間的にも成長していることを窺わせる。

 そして、まだ何かと問題ごとがあるとしたら、残る1人、凛々子である。彼女も「任期の1年」を意識したとき、「周りからもしも由乃達がいなくなった時、自分は一体何ができるのか」を考えている。これまでは何の疑問も持たずに祖母の庇護下でぬくぬくと暮らしていたわけだが、それ以外の人生設計があるということを「余所者」の由乃達から学び、自分にも色々と出来ることがあると考えるようになった。決定打となったのは今回登場した謎のスペイン系集団「クリプテッド12」の面々で、その中の1人から世界中を飛び回る写真なんかを見せてもらううちに、「外に飛び出した自分」を想像するようになった。凛々子が自信を持って断言できることと言えば「自分はUMAが好きだ」というその一点であろうが、そんなUMA好きの自分を裏付けるためには、間野山の地でただくすぶっているだけでは駄目なのだ。未知を愛し、謎を求めるのであれば、自分の足でそれを探すべき。クリプテッド12の面々からそんな衝撃を受けた凛々子は、いよいよ「町の外」へと意識を向け始めている。

 「町興し」要素としては、民泊云々の問題から町の宿泊施設の運用方法を模索することが今回の使命。ただ、どうやら間野山は空き家だけならナンボでも用意出来るようで、障害らしい障害もなしにとんとん拍子で話は進む。まぁ、今回のミッションはあくまでも一時的なものであるし、レベルが上がった由乃達5人が「スムーズに仕事を進める様子」を見せるためのお膳立てなのかもしれない。若者たちが成長して色々と試行錯誤出来るようになれば、後は年寄り連中がそれをジャッジするだけ。そして、そんな年寄りが一番面倒臭いのが間野山なのである。ジジイは……一体何を隠してやがりますかね……。ババアも知ってるってことはチュパカブラ関係の過去の失態とかではなさそうだけど、多分、ジジイのことだからどうせ大したことないんだろうな……。

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○「ゲーマーズ!」 6

 なんかよく分からんけどワロタ。こういう方向性でテンプレぶったたくアニメってのもあるんやな。とりあえず、主人公の名前が妖怪ウォッチと一緒なのは偶然なのか、故意なのか。

 でじこが出てきそうなタイトルだが、実際は中身が本当にゲーマーたちの話というだけである。そういう意味では近いのは「ディーふらぐ」かな(多分違う)。基本的には部活もののフォーマットに則り、更にオタクカルチャーの1つであるゲームを扱い、主人公は熱血するわけではなく、ユルユルとサブカルに浸かって青春をエンジョイする作品、になると思うのだが……。そこかしこで「なんかズレてる」感じを出しているのがこそばゆくて気になる作品だ。一番印象的なのは、冒頭からしばらく、テロップで今後の展開を教えてくれていた部分。普通は「今後どうなるか」ってのは視聴者の興味を引く最大の要因なのだからばらしても何の得にもならないはずなのだが、今作の場合はいわゆるバラエティ番組の「衝撃の映像は○○秒後!」みたいな効果を発揮しており、「学園のマドンナが出てきたぞ!」→「最終的にこの可愛い子がポンコツになるから、そこまで観てくれよ」というかなり強引な客引きになっている。あまりにダイレクトで無節操な趣向ではあるのだが、なるほど、1話目でポイと作品を捨てるような視聴者が多い現代アニメにおいて、こういうダイレクトな客引きってのは案外有効なのかもしれない。コロンブスの卵だ。

 そうして「今作の面白い部分はここなんですよ」ということを積極的にアピールしつつ、一番の中心である「部活もの」の要素も、無気力系主人公が徹底して「スカし」を意識した言動でどこか違和感のある仕上がりになっている。「普通ならこんな展開になるよね」を微妙に外し、良くある設定の「平凡過ぎる高校生」が、少しずつ「こいつ、そりゃ友達出来ないだろうよ……」というクソ野郎へと進化していく。「平凡なんです」といいながらえらばれし才能を持つ経歴詐称主人公はこれまで数多く存在したが、ここまで自己紹介を守りつつ、ステータスのパラメーター以外のところで個性を出していく主人公ってのはなにげに新しいかもしれない。最初の自己紹介で「平凡だけど友達0人」みたいなこと言ってるのに対して「いや、普通の人間は友達がゼロってことはないやろ……」って思ってたのに、「あぁ、確かにこいつは友達出来ないわ……」って納得させる謎の説得力。こういう「ジワッとクズ」というのは今後の言動の調整が難しそうだが、うまいこと個性が出せれば面白そうだ。まぁ、同じ名前の「超普通でクズの主人公」である別世界のアマノケイタは、普通がステータスになりすぎて逆にスタンド能力みたいになってますけどね。

 そうしたメインの設定以外のアニメの制作体制にも色々と気になるポイントはある。監督は今作が初作品。そして制作スタジオのPINE JAMというところも、これまでショートアニメばかりを受け持っていたので長尺のアニメの元請けはこれが初。最後までリソースが保つかどうかは定かでないが、とりあえず1話目はどこか新海作品を意識したような色彩の背景が、クソみたいな話の展開とミスマッチで何とも皮肉である。キャラ絵の方はある程度の崩しが入っているが、最初からそういうデザインならば別にマイナス点にはならず、むしろギャグ方面に舵取りしやすいので見やすい部類のもの。ちゃんとヒロインは可愛く描けているし、このままのクオリティなら充分及第点だろう。あとはせっかくだから「ゲームアニメ」という個性が画面からも発揮出来るようになれば美味しいのだが……まぁ、その辺はまだ分からないかな。とにかく、「なんか微妙にズレてる」がクセになるので、今後これが平坦なルートに入ってしまうと一気に埋もれるリスクも孕んだ作品だ。さて、どうなりますやら。

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 三連休が関係しているらしくて、ここぞとばかりに集まったこの馬鹿共。真夏の夜の悪夢(本当に暑い)の幕開けだ。

 最初は集合待ちで軽く5人戦。今回は新人(過去に若手のみのプレイ経験あり)が参加してくれました。小気味よいジャブを繰り出すバランス感覚に優れたプレイヤーです。

 


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○「魔方陣グルグル」 5

 異世界転生……じゃない!! 大丈夫、普通のファンタジーだ!

 いや、これを普通のファンタジーというのも流石にどうかと思うけども。ここだけの話、私、この「魔方陣グルグル」という作品にこれまで触れたことがないんですよね。アニメになってるのも知ってるし、原作がどこでどういう立ち位置で存在しているかも大体知っているわけだが、これまでの人生で何故か触れる機会が無かった。まぁ、考えてみりゃ掲載誌が「ガンガン」の時点で直接触れるチャンスってそんなに多くないし、話題になるにしてもジェネレーションが少しずれればこの手の漫画ってのはもう興味が無くなってしまうもので、触れなくても仕方ないとは思うが。とりあえず、正式なコンタクトはこのアニメ第1話が初ということになる。

 更に裏の事情も書いておくと、視聴前の時点で、アニメの本当とも嘘とも付かぬ話題はいくつか耳に入っていた。大きくまとめると「制作体制で揉めているみたい」とか、「ストーリーが詰め込み過ぎでエラい騒ぎ」とか、その手のヤツである。あんまりそういう話を聞いてからアニメを見るのは良くないとは思うのだが、如何せんネットは見てしまっているので、いかに取捨選択をしようといくらかは見てしまうもので。「一体どんなもんかなぁ」と思って見てみたが……。

 別に、悪くはないんじゃないでしょうかね。確かにオババの台詞なんかを中心に「オカルティックナインかよ」と思うくらいに早口になってるシーンはあるし、あんまり余韻を感じさせようとはしていない作劇になっているのは間違いない。ただ、元の作品を知らない身からすると、ある程度昔の作品で、それも子供向けの分かりやすいギャグなのだったら、多少詰め込んで勢いで押すデザインにしても別にいいんじゃないかと思う。「ヘボット」や「ミルキィホームズ(最盛期)」みたいなことをやれとまでは思わないが、1話目くらいの勢いだったら演出の範囲内じゃないかね。どうせ繊細な伏線がどうとか、複雑な感情の機微がどうとかいう作品ではないのだろうし、限られた話数の中で回さなきゃいけないというのだったら切るとこを思い切り切って展開するというのも「新しいアニメ作品」として1つの選択肢なのではなかろうか。まぁ、そりゃじっくり原作通りの方が嬉しい人間は多いのだろうけども。

 制作はI.G.なのね。デザイン性はイメージ通りのもので、別に劇的な作画枚数を割くような作品でもないのでこんなもんだろう。夕方6時くらいに放送すればいと思うのだが、なんで深夜アニメのシリーズにしようとしたのかは謎。まぁ、これまでのアニメ化とは何か違うことをやりたかったのだろう。中の人たちも割と安定してたし、原作に思い入れが無い身としては、それなりに楽しませてもらおうとは思う。まぁ、これを見て「グルグル知ってるよ」っていうと怒られるとかいう展開もありそうだけどさ。

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○「ようこそ実力至上主義の教室へ」 4

 今期「ボールルームへようこそ」に続くようこそシリーズの第2弾。嘘です。本当は岸誠二とラルケがお送りする、「暗殺教室」に続く教室シリーズの第2弾。嘘です。

 タイトルからしてちょっと敬遠したい匂いが漂っている作品。今期はスマートフォンがどうとかいうかなりの強敵が立ちはだかっているためにこれ以上はマジ勘弁だが、今作もスタート時点ではそこそこの領域である。何故日本のラノベ業界はすーぐに海の上に独自の学校を作りたがるんだろう。フロートにしたら余計なコストがかかるだけだと思うのに、何故かあらゆる施設を詰め込んだ完全独立都市とか作るしな。学園艦にして大洗にでも寄港しとけ。

 さておき、そんな学校に行くところからスタートし、1話目は思いの外ゆっくりした展開。視聴者はタイトル時点で大体想像出来ているオチまで、非常にもったいぶった調子で辿り付く。まぁ、多分1話目の「掴み」として方向性は合ってるんだろうが、流石に驚けって方が無理だよな。まぁ、先生が「ポイントのシステムに何の疑問も持たないクズどもが」って言ってたけど、疑問持ち始めたらまずこんなとこ来ねぇよ。なんでこいつら全員何も知らずにこんなとこに入学してんだよ。まぁ、生徒たちのバックグラウンドについてはまだ明らかになっていない部分もあるだろうから、そのあたりの疑問は後から解決するのかもしれないけども。

 一応の特徴として「クラス全体の連帯責任」というルールがある。なんでそんなシステムにするのかもやっぱり意味が分からないが、流石に今作の特徴部分だと思われるので、その辺は後から説明が有るだろう(多分)。ヤンキーも秀才も無気力主人公も全員一緒くたの教室に押し込め、クラス全員の素行調査で連帯責任。そして1ヶ月目は何も教えずに「地獄」を見てもらう。趣味は悪い展開だが、まぁ、日本のスパルタ教育機関って大なり小なりこういうところあるよね。それを非常に戯画的に描いただけだと思えば、一応納得できなくもないのかな。

 まー、それにしたって1話目でやってることは地味だよな。てっきり「何かのバトルで勝ち上がってポイントを稼げ!」みたいな話になるのかと思ったら、なんと「授業中の居眠りやサボりがチェックされてランクが下がる」という非常にみみっちい制度。これ、来月ポイントを復活させるためには「みんなで真面目に授業を受けましょう」っていう展開になるの? どう考えても面白くないよな。そしてまた先生の授業がつまらなそうなのがすごい。あんな授業、寝ないで聞けって方が無理だろう。そもそも「選ばれた者たちがやってくる謎施設」なのに授業がめっちゃ普通の内容って、本当に意味が分かんない。親は何を思ってここに入学させたんでしょうね。いや、本人たちも受験して入ってきてるんじゃないのか? こんなもん、国に訴えたら一発で業務停止だろうに(まぁ、そういう世界ではないのだろうが)。

 なんかよく分からない設定があまりに多いし、ここから面白くなる展開が全く予想出来ないのだが、逆に言えば予想出来ないというのは期待出来る余地が残っているということでもある。スマホ某に期待する隙間は残されていないが、こっちなら今後何が起こってもおかしくないしな。思いっきり毒気を抜いた「バカテス」みたいなもんだと思えば(だいぶ違う)。

 中の人は、クラスメイト全員にキャストが充てられる「暗殺教室」と同じ仕様なので流石に有名どころも新人も入り交じっている。メインヒロインは鬼頭明里だが、なんかヒロインに魅力が無さそうなのが難点ではあるよな。今のところ巨乳ちゃんも別に可愛くないのだよな……主人公のCVは「月がきれい」の主人公もやっていた千葉翔也。あまりにもオーバーすぎる無気力キャラっぷりは流石にたじろぐが、流石にこれってディレクションがあってやってる仕事なんだろうから(「月がきれい」では普通にしゃべってたわけだからね)、今後の展開次第では今回の恐ろしいまでの圧の無いトーンが効果的に働く部分もあるのかもしれない。さて、鬼が出るか邪が出るかクソが出るか。個人的には「サトリナに口汚く罵ってもらえる作品」というのを拠り所に頑張っていきます(割とある)。

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○「NEW GAME!!(第2期)」 5

 今期のきらら作品枠。前クールはお休みだったので「うらら迷路帳」に続く作品ってことになりますかね。まぁ、2期目なので取り立てて触れるべきポイントもないのだけども。

 基本的には前作から何も変わっていない。動画工房の提供する徹底的に萌え方向に充実した作画、キャラの見せ方。本当にこれに文句を言ったら罰が当たるくらいに恵まれた作画体制である。丸っこいキャラの動かし方は心得たもので、今作の場合はあんまり「漫画的に」なりすぎると一応の「社会人ストーリー」という骨子との齟齬が目立つ恐れがあるのだが、そうした現実と地続きの部分を阻害しない程度に見せてくれる「萌え」の方向性は非常に正しいし、見応えのあるものだ。

 ただまぁ、ぶっちゃけ今作はそれで全てを語り終わってる感があるんだけども。やっぱり描いてる中身がなー。社蓄のデスロードは別にアニメで見たくないんだよなー。女の子がきゃっきゃうふふしてる姿が見たいなら、もっと別な(メンタルに悪影響を及ぼさない)良い作品があるわけで、わざわざ世間の世知辛さをフラッシュバックさせるような真似をせずともよいのだ。今作の場合、なまじ「苦しい現実」にリンクしているために、萌え方向に完全に振り切れず、どこか喉に引っかかった魚の骨みたいな違和感がある。例えば今回の1話目に限っても、ひふみんの成長を描く部分がいくつかあったのだが、面接シーンなどで彼女の欠点が改めて確認されると、「まともな対人コミュニケーションも取れないような人間が就職面接を乗り越えて会社に入ってる時点で激甘だよな……」とか余計なことが気になる。社会の厳しさ、労働の難しさを描かなければ個性が出せない作品のはずなのに、萌え漫画にする手前、どこかで絶対に甘ったるいのである。この「ズレ」が作品独自の強みだと解釈することも出来るだろうが、残念ながら私の場合は「そんなん無くていいのでもっと八神さんがガンガン百合の花を咲かせるシーンを下さい」という感想しか出てこないのである。

 というわけで、個人的には主人公部分はかなりどうでもいいので、後はコウ×りんの夫婦の行く末を見守るだけのアニメです。コウの尻を執拗に追い回す冒頭のカットは良いと思います。以上です。

 

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○「異世界はスマートフォンとともに。」 3

 何かの原液をただひたすら喉奥に流し込まれる感覚……勘弁してください。もう、それはお腹いっぱいのヤツです。

 なんかもう、視聴後に元気に「異世界転生の時間だぁぁぁ!」とかいう雄叫びを上げることすらままならない状態になってしまった。なんだろねこれ。教本か何かじゃないかな。「異世界転生ってのは、こういう要素を書く物語なんだよ」っていうパーツを、とにかく並べている作品。そこには一切のオリジナリティが存在せず、ただひたすら「みんな、異世界転生ってこういうやつだよね?」という確認作業だけが続く。ソシャゲ始めた直後のチュートリアルを延々見せ続けられているような印象だ。そしてチュートリアルならば「さぁ、ここからがこのゲームのオリジナル要素で最も売り出したい要素なんだけど……」ってんでセールスポイントの説明にはいくらか力も入れてくれるもんだろうが、今作にはそうしたセールスポイントが(少なくとも現状では)一切見あたらないため、本当に何の熱も籠もらない状態で淡々と説明が続くのである。なんだこれ、新手の地獄か。

 そして、説明されている「テンプレ」も、適当にその辺に転がっているものを組み合わせたものなので、各々の要素が「断片」でしかなく、1つの世界、1つの作品としてつながってこない。前のシーンと次のシーンの整合性を考える気がまるで無いような、そんな鉄の意志すら感じられる。例えば「何か1つだけお願いをきくよ」と言った神様が、スマホのあれこれを全部面倒見てくれた後で、ついでに身体強化も全部やっちゃったという無茶苦茶。もう、それでいいじゃん。スマホ関係無いじゃん。一応神様の台詞からすると「不注意で殺しちゃったから、次の世界では死なないようにしとくわ」という配慮ということだが、もう、その時点で異世界転生としてはやり過ぎてるレベルだから本当にスマホがどうでもいい。「何で異世界に転生するの?」→「そういうルールです」という説明も全く説明になっていないし、主人公が「冷静」と評されていた部分も、単に作品の齟齬にツッコミを入れずに受け流すだけの操り人形だからそうなっているだけだ。どこの世界に意志無き操り人形に最強の力を与えて振り回すだけの物語を見たい人間がいるものか。

 他にも「文字が読めないのに言葉は通じる」なんていうのも本当に馬鹿にしてるとしか思えない設定。「言葉が通じる」という設定であるなら、それはおそらく神様の力で言語関係をクリアしたからに他ならない。「たまたま日本語と全く同じ言語体系と語彙体系を持つ言語」なんてものが産み出される可能性はゼロなのだ。もし、その条件が満たされたなら文字体系も同じになっていなければおかしい。おかげで「生クリームは通じるけどアイスクリームは誰も分からない」とか、「アイス? 氷のこと?」と尋ねるなど(この世界には英語と日本語のどっちがあるというのだ)、もう何も考えたくないという世界設定の浅薄さがいくらでも出てくるのである。世の中、もうこれで設定が充分っていう状況なんですかね。怖気が走りますわ。

 映像部分は、シナリオの熱の無さをそのまま反映したような淡々としたテイスト。別に作画崩れが云々とかいうものではないが、当然のように魅力に乏しく、ただひたすら「事実」のみを語ることに終始する。チュートリアルだからあいだは適当なアイキャッチでバンバン繋ぐので、1話目から総集編みたいな構成。アニメーションに求められる魅力が何一つ存在していない気がする(女の子のエロすらない)。頑張って魅力を探すと……まれいが中心で諸々のキャストがコーラスに入るっていうエンディングの構成くらいかな……。

 もう、ここまで潔い作品は本当に久しぶり。逆の意味で、オラわくわくしてきた。

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○「天使の3P!」 5

 小学生は最高なのかぁ?! あぁ?! 多分最高なんじゃ〜〜ねぇの?!(画像略)

 タイトルからしてアカンやろと思ってたら、案の定アカン人の作品だった。作者名を見ずとも一発で「あぁ、ロウきゅーぶの人だ……」と分かる内容ですね。これ、原作の挿絵イラストも「ロウきゅーぶ」と同じなんでしょうね。おかげでイメージは完全に被っており、ひょっとしたら同じ世界線の話なのかもしれない。何故か知らないが全然関係無いキャストに「ロウきゅーぶ」関係者が色々と紛れ込んでおり、ゆかちが「妄想の中でしゃべるイラスト」の役だったのがちょっと笑った。流石にメインキャラにキャストをそのまんま流用することは無いが(誰かさんの膝が壊れてしまうため)、きれいに世代交代して新たな小学生が最高になるに違いない。

 とはいえ、バスケットボールとバンド活動では色々と差も出てくる。まず、バスケなら「お兄ちゃんにご指導願う」のも自然な流れだが、小学生のバンド活動ってのはその発端からしてシチュエーションがレアだし、そこに何の関係も無い高校生男子が絡むというセッティングも難しい。そこで今回は、なんと小学生が自らネット上で音楽活動をするPに直談判するというとんでもない方法でファーストコンタクトを形成。これ、確実にエロ漫画(主にコミックLOなど)のヤツだ。確実にアウトのヤツだ。福祉の学校とか行ってるヤツだ。だからさぁ、年端もいかない子供にネット使わせちゃ駄目だって……。

 あやうく警察沙汰になりそうだったのは「ロウきゅーぶ」からの伝統芸。しかし、今回の主人公は前作以上に人畜無害を絵に描いたような引きこもりであり、決して倫理的に問題のある事案には発展しません(ただし、欲情はしてる可能性があります)。あとはもう、健全な目線でただひたすら小学生たちを指導していくだけですよね。今回は3人だけなのでより密接に、じっくりとコミュニケーションが取れるのではないでしょうか。キャラは非常に分かりやすく、臆病・勝ち気・天然のトリオ漫才。まぁ、「ロリっ子のキャラ」ですよね。この人の描くロリっ子って、いわゆる漫画・アニメ的にヒネたところが少ないので別に性的だったり倫理的問題を抱えたりせずに素直に「可愛い」って言えるのが特徴だと思う。今作の場合も、そりゃまぁ、出会い方こそ多少問題はあったものの、その後の小学生女子の対応は非常に素直で、真っ直ぐなものなんだ。余計な悪知恵を働かせたり、こまっしゃくれて反抗してみたり、そういう様子が無いので応援する側も「おっ、小さい子が頑張ってるな(健全)」と言えるのだ。えぇ、本当ですとも。まぁ、どう考えてもアニメ製作してる側はそこに「何らかの意味」を持たせようとしてるとは思いますけどね……。なんで最初の登場シーンでのカット割りが「うなじ」→「膝裏」っていう限定的なカットだったんでしょうね……。その道のプロとかが監修してんのかな。

 とりあえず、今回はスポ根ものの要素も完全に無くしたわけではないが、そこから更に「ガールズバンドもの」という特性も盛り込み、アニメ的なふくらみはより大きくなったと言える。演奏シーンも割と気合いが入っていたし、「こんな小学生おらんやろ」とは思いつつも、「きっとこの子たちはこれまで血の滲むような努力を続けてここまで来たに違いない」という勝手な脳内補完もばっちりだ。いいんですよ、ロリっ子がきっちりドラム叩けても。日本中探せばそういう子だって割とおるやろ。

 今後の展開も「ロウきゅーぶ」に準じたものになるとは思われるが、3人という人数を活かした今後の友情形成に注目だ。なお、中の人はきれいに世代交代に成功しており、3人が3人ともほぼ新人相当である。一応遠藤ゆりかは過去にもちょこちょこ名前は出ていたが、まだ役者としては独り立ちした印象はなかったし。あと、主人公の引きこもり役が「アトムザビギニング」のA106役の人なんだな。男性キャストもしっかり世代交代が進んでるなぁ。

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