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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「あかね噺」 6→5

 とりあえず2期が決まったのはおめでとう。おかげでここで何か評価を刻む意味はあんまりなくなっちゃったけども。まー、ジャンプアニメだし、事実上の分割2クール(以上)ですけどね。

 残念ながら評点は下がってしまっている。これは大きく何かしらのマイナスがあったということではないのだが、原作漫画からアニメになっての大きなプラスが得られなかったことへの消極的評価である。あとはまぁ、これは全く作品に責任はないので申し訳ないが、どうしたって落語アニメというだけで「昭和元禄落語心中」と比較してしまう部分があり、あの作品と比べたらどうしたって「落語」の描写は力不足である。それなりに工夫していることも伝わってくるし、特にキャスト陣あたりはなんとか「芸」に説得力を持たせようと奮戦している様子も見えるのだが、それでもなんでも、どうしたって届かない領域というのはあるのだろう。贅沢な要求なのかもしれないが、わざわざアニメ化してしまったのだから、どうにかして乗り越えてほしい壁ではあった。いやぁ、でも難しいよなぁ……あくまで「少年漫画」の範疇で落語をエンタメとして画面に載せきらなきゃいけないってのは、相当な無茶振りに違いないのよ。漫画では許されていた(むしろ漫画の強みとして見せられていた)部分が、アニメでは言い訳のできない「嘘」になってしまうのは如何ともし難い。

 まぁ、そうはいっても映像クオリティが低いというわけではない。「原作の絵をそのまま動かすアニメ」としての役割は果たしており、流れを知りたいだけであればこれでも充分な映像化だ。ただ、そこで満足してほしくはなかった、というだけの話。

 あと、どうしても個人攻撃みたいになって申し訳ないのだが、魁生のキャスティングだけはどうしても納得いかない。そりゃあかね役の永瀬アンナやひかる役の高橋李依が完璧に落語をこなせたかと言われたら議論の余地はあるかもしれないが、よりによって天才と謳われる魁生役に声優としての仕事も足りない声を当てたのはどうなのか。そこだけは強い違和感として残ってしまった。今回放送された部分ではそこまで大きな影響はなかったが、今後の魁生の立ち位置を考えると、この決定は足を引っ張りそうな予感がある……。

 まぁ、ここからどう育てていくか、っていうのも課題の1つではありますからね。転がり始めたプロジェクト、視聴者は見守るしかないのである。

 
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 「終」へと向かう物語、第11話。それは1本のアニメ作品としてもそうだし、1人の女性の人生についてもそうだ。

 今回もサブタイトルに異変が起こっている。前回は「人名を明記しない」というイレギュラーだったが、今回は「過去に登場したのと同じ組み合わせ」というイレギュラー。いや、実はこのパターンは7話ですでにやっているのだが……今回のイレギュラー要素は、先に書かれた「岡部絵美」が故人であり、今回も彼女の視点からの要素は何一つ描かれていないという部分。サブタイに出てきた人物が背景に没している状態である。しかし若菜が考えていた通り、やはりこの物語は「岡部絵美という人物を中心に据えた物語」になっている。

 講演会に若菜が呼ばれてから、またいくらかの時が過ぎていた。再び病に倒れた伊吹桂子は自分の命が長くないことを悟り、末期の願いとして、若菜に自分が抱えてきた秘密を吐露した。「本にして欲しい」は考えてみりゃ随分と無茶な注文ではあるが、伊吹本人からしたらそれくらいに重くて、抱えていられなかった想いだったのだろう。よく「墓の下まで持っていく」という表現が使われるが、持っていく判断にだって、それなりに勇気は必要なのだ。人間は何かしらの「生きた証」が欲しくなる。伊吹のそれは決して自己顕示的な欲求からくるものではないが、明確に自分が「悪事」だと思っていることを、そのまま抱えて「持っていく」ことはできなかったようだ。

 無茶振りされた若菜の方は困ってしまう。世代の差を考えると「岡部絵美」を調べるのは難儀なことだし、そもそも若菜が伊吹のモチベーションをそのまま引き継ぐことなんて出来るわけがない。折り合いが悪ければ「年寄りの最後の妄言だろう」というので若菜は「ハイハイ、きっと本にしますね」と口約束してお別れしちゃう選択肢だってあったはずだ。しかし若菜はそれをしなかった。頼まれごとを断りにくい性格だったというのもあるだろうが、おそらく恩師の切実な訴えに、無視できない何かを感じ取ったのだろう。自分の作家人生を賭けても、それを成し遂げる意義を見出し、それが淡島という自分を育ててくれた場所への「恩義」の返し方になるとも思ったのかもしれない。とにかく、若菜は自分自身にGOサインを出した。

 事前に淡島とのパイプはできていたので情報探索自体は難しいものではなかった。何十年も前のことで風化している可能性もあったのだが、残念ながら見つかった遺族の態度はそれなりに厳しいもので。どうやら絵美の次男さんは割と根深く淡島への恨みを抱えていたらしい。この現状から想像できるのは、やはり絵美が日常的に淡島への悔恨を漏らしていた可能性である。間違いなく「人生を変えてしまった場所」であるし、旦那や子供へ思い出語りと共にちょっとした恨み節を聞かせていても不思議ではない。また、絵美の性格からすると、おそらく自分がやめてしまったことよりも、小野田幸恵という才能を潰したことへの憎しみは大きかったとも考えられる。「今更出てきて母の墓を掘り返すような真似をする目的はなんだ」という息子さんの文句も決して理不尽なものではなく、「銭でも稼ぎたいんか」と身構えてしまうのも「被害者」側からしたら当然のもの。予想以上の風当たりに怯む若菜だったが、彼女とて別に嘘をついているわけでもないし、商売っ気だけでこの話を引き受けたのでもない。そうした若菜の真摯な気持ちを、旦那さんの方は拾ってくれたのだろう。なんとか遺族の許可を得て、執筆は可能な状態になった。

 あとはその目的をどこに定めるか。単なるスキャンダルでは意味がない。若菜は暴露によって知名度を得たいわけでもないし、淡島に迷惑をかける目的もない。ただ、自分たちは幸福にもそうした被害に遭わなかっただけで、もしこれから先、「後輩」たちが同じ目に遭う危険があるなら是正しなければならない。実際、今回だって柳原から「上の世代が腐っていた」話などを聞かされ、根本的な問題が解決していないことを知らされているのだ。若菜の書くその一文で、淡島の未来は変わってしまうかもしれない。

 というわけで出てきたのが編集の柳原だった。最初に見た時に「新キャラかな?」と思ったが、その後の思い出語りで小清水さんや梅本さんの顔が出てきて「あぁ、小鳥遊紗羅のルームメイトだったあの愉快な子か!」ということを思い出せた。なんと、若菜がかつて行った公演がちゃんと後輩の生き方に影響を与えていたという。まさかこの子に響くとは思っていなかったが……とにかく日頃の活動が実を結び、つながるべき縁が繋がった。

 これにて、この作品の全体像が見えてきた。モザイク画のように散らばった破片の集合体。ここまでのストーリーラインで伊吹桂子という縦軸はかろうじて存在していたが、それ自体は決して背骨であってはならない場所であった。改めて、そうして伊吹が繋いだ世代のラインは繋がっていく。伊吹が抱え続けたものを、若菜世代が受け取った。そして最後に、それはさらに下の世代の柳原と一緒に形を作るのだ。

 「淡島」という名の「主人公」が、最後に立ち現れる。我々の目に映る最後の景色は、いったいどんな色をしているのだろうか。

 
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「また殺されてしまったのですね、探偵様」 4→3

 ミステリアニメのていをとっていたので一応最後まで視聴はしていたが、だいたいはお察しのアニメである。唯一得られるものがあるとすれば若山詩音ヒロインの過剰摂取が可能という部分だが、それだって今期は他に色々と代替が可能なので無理に今作を服用する意味は薄いだろう。

 いつも通りに「ミステリとアニメの相性が云々」という話だけで終わらせてもいいのだが、今作の場合はそうした俎上に上げることも躊躇うくらいのところに位置している。まずもって一番の特徴であるはずの「不死の探偵」という設定が大して活きてこない。「殺された探偵が生き返り、死ぬ前までに得られた情報を使って推理をする」というのはミステリとしてはあまりに大胆すぎるチートであるが、これをきっちり活用したネタってのは想像以上に大変である。パッと思いつくだけでも相当な縛りがあり、例えば①実際に殺害された探偵にも直接犯人がわかってはいけない。目の前で直に殺されてしまったら推理もクソもなくなるので、犯人はいちいち探偵を背後から襲ったり、被り物をしたりと余計な手間を強いられ、そこに筆を割く必要が出てくる。

 ②まずもって毎回探偵が死ななければいけない。これは①とも接続する問題だが、探偵が死なずに推理をしたら今作で描く意味がなくなり、犯人に殺されるのはもちろん、それ以外の手段で何とかして殺してやる必要がある。当然、これもシナリオ上の大きな制約になる。

 ③死んだ探偵が生き返ったことを周りに納得してもらう必要がある。これも余計な手間でしかなく、中盤以降はほんと適当に誤魔化してるだけでグダグダになっていた。

 ④特殊設定が認められるなら、世界の常識が通用しなくなる。作品構造としてはこれが一番の問題で、「探偵が死んでも生き返る」世界では、他者がそうではないということを証明できない。極端な話、「犯人は殺人を犯したあと、自分を細切れにして肉体を窓から外に出した後に生き返った」みたいな密室トリックも成立してしまうワケだ。流石にそこまで極端な事例は無かったが、別に不死に限らずそうした「超常」が存在する世界なので、一般常識の範囲内で謎を解くことの意味はどうしても薄れてしまう。

 まぁ、そんな真面目な言及は序盤の数話で「あ、意味ねぇんだ……」ってのは察する必要があったわけだが、リアリティラインをどこまで引き下げるかってのは視聴者が客観的に判断できる要素ではないため、結局どこまで行っても茶番にしかならない世界はシリアスなミステリには不向きだ。作者はそのあたりのリスクとリターンの関係性にあまり頓着していないようなので、そこは非常に印象が悪かった。

 とか何とか文句はつけてみたが、結局一番の問題は「作画がグダグダ」だったんだけどね……1話目時点(オープニング時点)で薄々覚悟はしていたが、今作の作画はいわゆる「崩壊」レベルのお粗末なもの。せっかくのリリテアさんの愛嬌だってこれじゃ持ち腐れ。作者に文句は言ってみたが、多分アニメに一番文句をいいたかったのは作者ご本人だったんじゃなかろうか。御愁傷様である。

 
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「霧尾ファンクラブ」 4→6

 びみょーに拗らせたような感想になるのだが、私は今作のことはそんなに好きではない。好きじゃないんだけど、どこか客観的な視座から「とてもちゃんと出来た作品だったな」という感覚があり、そちらに従って評価を上げている。まぁ、人間の中に評価軸が1つだなんて限りませんからね。

 先に「好きじゃない」と思う理由を挙げておくと、今作のコアとなるギャグのテイストがただ単に好みじゃない、それだけだ。ベースに下ネタがあるのがまずもって苦手で、わたしゃあんまり正面切っての下ネタが好きじゃないってのもあるし、それを女子高生主人公でやらせてしまう食い合わせが好きじゃない。ただ、ネタ回し自体は刺さる人には刺さる可能性もあるなぁ、と思っているのでそこで点を下げたいと思っている自分には今回犠牲になってもらうことにした。「このネタが嫌いなことに理屈はないな」って思ったからだ。一応、アニメーションとしてややテンポが悪いとか、映像クオリティが決して高くないとかいちゃもんはいくらでもつけられるだろうが、そうしたディティールを全て飲み込んだ上で、1クールアニメとしてのシリーズ総体が綺麗だった。

 1話目時点で「なんかよくわかんねぇ設定だなぁ、そもそも霧尾って誰だよ」みたいなところから始まってしまって座りが悪かったのだが、今作はそうした「よく分からなさ」は最初から織り込み済み。というか、メインキャラ3名がアホなことをしているように見えてその裏に結構繊細な過去を隠してるんだよ、というのがメインプロットなもんで、薄皮を剥ぐように少しずつ過去に肉薄していく様を描く構図は、あの1話目からスタートしないと始められないものだ。どこかテンポが合わないチグハグさも、それぞれが抱えた目的の差や想いの違いを表したものと解釈することもできるし、「実は今作で描きたかったのはギャグではなくてヒューマンドラマの方なのでは?」と思えばだいぶすっきりできた(いや、こんなヒューマンドラマはイヤだが)。

 そうしてみるとほんとに1クールという尺にピタリはまるデザインは綺麗なもので、不条理を売りにしたアニメとは思えないくらいに最終形態が整っている。アイミと霧尾の関係性はもちろん、私としてはむしろそっちが大事やろがい、と思っていたアイミ・ナミの関係にもきちんとエンディングを与えてくれているのは喜ばしいところ。いや、むしろ今作はアイミと霧尾の物語じゃなくナミを中心とした友情物語だった可能性すらある。なんか、いろんなところで半歩ずつズラしたようなネタ回しが最初は違和感だったし、もっと自然に見せる手段もあったとは思うのだが、その違和感から引っ張って最後に落とすべきところに落とす気持ちよさを見せたかったとしたら、納得せざるを得ないのである。

 まぁ、こんだけ書いても私は今作は好きじゃないとは言い続けると思う。顔芸で笑わせる方向性とかほんと合わないし、その顔芸の描写も作画によってあまりインパクトにつながらなかったりするし。上っ面でもっと「いい」アニメには出来たとは思っている。その上で、力不足とか思慮不足でこの結果になったとは全く思ってないし、この形だったからこそ価値を見出す人だっていただろう。そこは人それぞれで。日和見主義的な評価でもいいじゃない。人間だもの。

 
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 ふつーにおもろいやんけ……第21話。流石にプリキュアは毎週「ながら見」するくらいのお付き合いがちょうどいいと思ってるんですが、今週からの5回はわんプリぶりに正座視聴が強いられそうで楽しみです。

 いやー、予想以上に評価が落ちないですね、たんプリ。そりゃ私も最初は「いいね、楽しいね!」と言ってたわけですが、内心どこかで「それでも30分1枠縛りの探偵アニメなんてどこかでスタミナ切れ起こすやろ……」という予断があったんですよ。東映作画で画の方もどっかでショボくなることはほぼ確定だったし、中盤以降に惰性で観ることになってもしょうがない、プリキュアってそういうもんだと思ってた。

 作画のヘタれはすでに通過しているが、お話の方は意外にも質があまり下がらない。もちろん単品では大したことないエピソードもそれなりにあるのだが、例えば前回の「孤島での童歌密室殺人(殺人ではない)」なんてモチーフの盛り込み方は非常に意欲的だし、なんなら「童歌の通りに事件が起こる動機」部分についてはきちんとネタとして成立していて感心するくらいだった(オチのジェット先輩の存在はどうかと思うが)。そして今週からは満を持しての「犯人当て企画」を開催。ちゃんと事前に企画会議を重ね、「探偵モノ」としての面白さを維持しようとする見事なプランニングが成立している。ちゃんとした大人の、ちゃんとした本気である。

 ちなみに犯人当て自体については私は推理を放棄しているので解決は他の名探偵に任せたい。理由としてはここまでのエピソードでどうしても適当に流してた部分があり、すでに重要な伏線が張られていた場合に取りこぼしている可能性が高いからだ。ぶっちゃけ4人の「容疑者」についても個々にそこまで印象があるわけでもないし、世のガチ考察班のように頑張るのは流石に無理である。できることなら、それこそ幼女先輩がたと一緒に、これからの4週だけでも楽しく見守りたい。問題編が4週間にわたるミステリアニメ、金田一クラスの贅沢な構成ですよ。

 そんで実のところ、今週の1本だけを切り取ってもふつーにおもろい。いや、アゲちゃんを見つける推理は別にどうでもいいのだが、そこに付随してアルカナシャドウも混ざって展開される「キュアエクレールとはどんな存在なのか」の謎の提示なんかが魅力的。アゲセーヌが撮った写真がロールシャッハテストのようにどうとでも解釈できる画像になっているのも意味深だし、ほんとに「手がかりを1つずつ集めれば事前にエクレールの正体がわかる」感じがしてくるのが良い。是非ともこれでキッズの皆様には推理の楽しさを体感してもらい、ミステリ沼への人生航路を進んでほしいものである。

 今回のターゲットであるエリザについては、アルカナシャドウとのコンビ匂わせが割と強く出ていて「ここまで匂わせてなお容疑者の1人でしかないのか……」と呆然とする。最初に「部屋の間取り」手がかり提示の際のみくるの表情とか、あまりにも「ミステリアニメの重要な伏線が出てきた時のそれ」過ぎてドキドキしちゃったわ。来週以降の3人はこれと同等の匂わせが出せるんだろうか? 出したとして、その後のレッドヘリングの回収はちゃんとできるんだろうか。ここまでのシリーズで脚本に信頼は置けると思っているが、それでもなおハラハラものである。

 唯一の難点としては、エリザさんは可愛いもののエピソード自体の有機的な絡みが薄く、背景的にはエクレールになったとしてもちょっとやっつけ感が強いところ。メタ的にも4択の選択肢①が正解になる可能性は低そうだが……幼女たちはどう見るのだろう。世の親御さんたちには是非娘さんたちの忌憚のない推理をヒアリングしていただきたい。

 そうそう、もう1つ今週現れた大きな問題がありまして、…………劇場版、観に行きたいよね……。わんプリの時は必死に隠れて視聴しに行けたんですが今年も同じことして劇場に潜り込まねばならぬか……プリキュアおじさんも大変ですよ。

 
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 「美姫ハウス」は狙って書いてるよな……第12話。いや、ほんとどうでもいいとこなんですけども。

 12話目でこの感じ、13話目のタイトルもさっぱり終わりが見えないってことは2クールなのかしら? でも「正反対」が冬クールと夏クールだから間に挟まるこれは1クールだと思ってたが……ここからの展開もまだ読めないなぁ。

 少しずつ変わっていく関係性。その中心にあるのはいつだって不器用な青少年のコミュニケーション。今回ももちろん筆頭こじらせを発揮しているのはこゆんである。想定外のアプローチをかけてきた下級生・桃香の存在にだいぶ動揺しているが、我々コミュ障からしたら「何でこんなにフレンドリーなんだろう?」「なんで自分なんかに絡みにきてるんだ?」「目的は何だ?」という発想はごく普通のもので、そこから踏み出して「じゃぁ仲良くしましょう」とは行きにくい。相手が自分とは全然違うタイプの人種だったら当然のことだし、高校における学年の差ってのは想像以上に大きな壁になるもの。下級生からいきなり距離を詰められてこゆんが困るのも無理からぬこと。

 ただ、だからといってこゆんが何も考えなくていい立場かと言われればこれも微妙でして、今回のお話だけを見るとこゆんってばゴリゴリになろう主人公みたいな難聴ムーブをかましている。自分に寄せられる好意にも、その好意を巡って近寄ってくる作意にも全く気づいておらず、「私、またなんかやっちゃってるんだろうか……」ってんで困惑気味。このまま知らぬ存ぜぬを貫き通したら流石の湊も挫けるぞ、という段階まできているのだが、その湊は実際同じ流れで1回挫けているので、再起した分だけちょっとタフネスは上がっている。些細なこゆんの行動から何とか関係性を深めようと躍起になっており、ついにその努力が実ってこゆんの認識にも多少の変化が現れた。ただ、それは残念ながら湊の望んでいたものではなかったのだが……。

 まぁ、意識させなければ勝負の土台にも上がってない状態なわけで、今回離れてしまった距離はむしろプラスへの準備段階だと思うしかないだろう。これまで「友達……未満?」くらいの距離で揺れ動いていたこゆんと湊の距離感。こゆんは桃香からの揺さぶりの影響なんかもあってようやくそこに意識を向けるようになり、恋愛感情に満たないなにかしらの「違和感」くらいは捉えた模様。ここから先に進むか戻るかは湊の頑張り次第なのだけれど……ここに桃香&熱川真夏という余計な外部要因も関わってくるのでねぇ……多分こゆんが真夏に抱えている感情は端的に表現するなら「後ろめたさ」なんだよ。別に熱川姉の行動に正当性は感じてないだろうけど、何となく「お姉さんとバチバチやってしまった」という事実が妹に対する負い目みたいに感じられている。そこで妹さんから(理由も何も分からんが)グイっとこられて「桃香のサポートしてよ」なんて言われた日にゃ……こゆんは一旦自分と湊の関係を保留した上で、何となくいうこと聞いちゃいそう。湊さん、まだまだ前途多難だ。

 ただ、今回はそんなメインサイドよりも気になる要素として「陽太×美姫」フェイズがございまして……2人して事実上のデートに出かけてるの何。どうやら話ぶりからするとこんなことちょくちょくやってるっぽいやないか。これで「最高の友達だー!」とか言っちゃう美姫さん……相当に罪作りですからね……これは陽太にとっては天国かつ地獄。どこかでこの関係性を変質させないと精神的にキツくないかしら。……でも陽太は陽太だからなぁ……男女の友情は、成立しねぇのよ……。


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 バイトミーですわ! 僕です! さぁ、実は案外久しぶりなMujicaのライブ配信だよ! 今回のツアーはほとんど追えてなかったのでセトリとかをネットで追うくらいがせいぜいだったのだが、記念すべきファイナルであるこの東京公演は無事に配信があったので視聴がかなった。実を言うと昨日のDAY1から視聴は可能だったのだが、諸事情によりリアタイがしんどかったため、今回は千秋楽となるこのDAY2のみをリアタイで堪能させてもらった。

 ライブ自体は4月の合同があったのでそこまで久しぶりってわけでもないのだが、密度の濃いツアーをギチギチでやっている様子を追いかけられてなかったのでフラストレーションは溜まっていたのだ。そして今回の配信で……一気に憑き物が落ちましたわ……いやぁほんと凄まじい……。とりあえずMujicaのライブなのでいつも通りに「視聴しながらリアタイツイート」形式でまとめてますので、意味が分からん部分については配信を見てください。1週間はアーカイブで見られるんだからね!(ダイレクトマーケティング)

 まとめ感想は最後につけたそう。

 

<というわけでセトリ・ネタバレ含みなので折り返し>

 


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「逃した魚は大きかったが釣り上げた魚が大きすぎた件」 5→5

 もう最終回シーズンなのかよ……勘弁してくれよ……人生の時間ってのはほんとにホワイトスネイク。これまであらゆるジジイとババアが言っていたそのことがほんとのほんとに真実だということを最近とみに噛み締めている。そんな年寄りのアニメ感想。

 というわけで今期最初に我が家でゴールインしたのはこちらのなろう作品。ただまぁ、終わってみれば視聴中になろう的な不快感はあまりなく、かといって食い入るように観ちゃうという作品でもなく、ぼんやりしてたらいつの間にか終わっていた作品である。まぁ、負の印象がないというだけでも決して悪い作品ではなかったのだろう。

 評価ポイントは大きく2点。1つはもちろん作品のテーマそのものとなる、主人公マリーアのキャラクター造形。冷静に考えれば天性の人たらしであり、ルックスよし性格よしで放っておいても周りの人から助けてもらえるし、本人も余計なまでに武力に秀でた完璧超人ってんだからなろう的な主人公には違いないのだが、いうてそこまでチート的なものを振りかざそうとしているわけでもなく、純然たる「鍛錬の成果」としての武道を披露しているにすぎないのでチート級の活躍をしても不快感がない。まぁ、「またなんかやっちゃいました?」感はあるっちゃあるのだが、デフォの「思ったことが全部口に出てしまう性格」があるおかげでその辺を余計な拗らせにもしていないし、きちんと行動の後ろ盾がある状態で責任を持って動いてはいるので「主人公だから」という免罪符だけでなく、ちゃんとした貴族として、もっというなら公人としての礼節は守られている。そこにハイパーバフとなるセリコボイスが合わさり、最強にして最愛の姫になるのもやむなしといった結末だ。同じく「いざとなったら拳で解決する」姫君だったのにどこぞのスカーレットさんとはエラい違いである(肉を殴ることが大好きな純然たる戦闘狂と比較しちゃかわいそうだ)。

 そしてもう1点は作画のクオリティ。制作がTROYCAということであんまり心配もしてなかったが、終始「かわいい」が維持されるキャラデザはなろうアニメであればそれだけでも評価対象。今期はいつも通りに(これまで以上に?)作画で残念な気持ちになるアニメが多かっただけに、戦闘シーンもロマンスシーンもメリハリをつけてしっかり1クールを走り切った作画品質は評価されるべきものだろう。「2組の王子と姫」を同時並行で描かなきゃいけないせいで下手したらキャラの印象が被ってしまうリスクもあったのだが、そこはもちろんしっかりと描き分けられており、マリーア・レナートコンビには独自の良さがあるし、アイーダ・プラチド組もサブというには勿体無いくらいのお話がちゃんと付随している。まー、純然たる「シンデレラストーリー」なのでマンネリズムの範疇ではあるのだが、もともとが変化球から始まった王道である。そのまま突っ走ってもどこかにおかしみが混ざっているので退屈な印象にもなりにくい。これくらいに「ヒネた」デザインであれば、なろうからのテンプレ作品もしっかり差別化が図れて意味があるってもんだ。

 
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 突発的記事立て! 第11話。いや、なんか、やたら刺さっちゃって。

 今作については「まだ切らずに観てたんだ」という向きもあるかもしれない。実際俺だって半分くらいそう思っている。でもまぁ、今期は割と思い切って視聴本数を削れたもんで、相対的に後の方まで視聴を継続していた作品が維持しやすい環境にはあったのだ(もっと減らせよ)。また、今作はただひたすら古賀ちゃんの嬌声を聞き続けるという大きなモチベもあり、それだけである程度の満足感があっての視聴継続であった。

 ……てなことはまもなく訪れる番組最終感想フェイズで書いておこうと思った話なんですが、突然「11話目で妙に刺さる話が来ちゃう」という今まで経験したことがない衝撃があったのでイレギュラーな記事立てとなった。いや、でも原因不明みたいな書き方してるけど刺さった要素は明白。今回サブタイにもなっているカナン様の妹、ミエルである。っていうかとのぴーである。毎回のモチベが「古賀葵の嬌声を堪能する」だったところに豪華すぎるオプションとして「遠野ひかるの嬌声を聞く」が追加されて豪華セット販売が急に一線級の貫禄を見せ始めた。

 いやでも、ここまでもそうした豪華セット販売はいくらもあったんですけどね。「鈴代紗弓の嬌声を聞く」とか「和泉風花の嬌声を聞く」とか。「南條愛乃の嬌声を聞く」だって届くべきところに届けばお宝扱いですよ。実際、先週のメスガキ回も楽しかったとえば楽しかったのだが、記事立てに至るまでではなかったのは完全に個人的な尺度の問題。とのぴーボイスのどでかいボーナスと……あと、テーマがほら、「NTR」っていう……。

 これは流石に(一応)地上波で流されているアニメになったラブコメとしては初の試みじゃないでしょうかね……数多のシチュエーション・ラブがあるわけですが、なんと「姉を恋人に奪われ、自らのNTR性癖に気づいてしまう妹」ですよ。これはとても素晴らしい文化だ。今作はギャグ漫画なのでミエルの痴態も全てコミカルに描いているが、これ、ガチで描き込んだらめっちゃ背徳的でエロいやつです。私としてはほんとにどストライクです。薄い本ください。何がすごいって、ミエル自身は自分の感情を認めたくないと言いながらどんどん深みにハマっていって、わざわざ自分から取り返しのつかないことに手を染めちゃうんですよね。このカタルシスこそがNTRものの真骨頂。最後に判を押した時のミエルさんの感情を思うだけで、しばらくは心穏やかに寝られそうです。とのぴーのぶっ飛びボイスでこの背徳感をあさっての方向へとかっ飛ばしてくれたのも評価ポイントでした。

 ……単なる性癖暴露記事になってしまった……。いいんだ。多分、日本中でそれなりの数、この感情に共鳴してくれる人はいることを願っているよ。(でも同じ属性の人間がより集まっても意味ないけどな)

 
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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