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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「Wake Up, Girls! 新章」 5

 えー、ナマハゲーズ解散しちゃったのかよー。あんなにキャラ濃かったのに……。いや、絶対にニーズ間違ってたチームなのは間違い無いんだけども……。

 まだまだ続く2期ものシリーズ。こちらは1期が2014年ということで3年半ぶりのテレビシリーズ(劇場版が2015年)。そして、この2、3年の間にどうやら裏側では様々な動きがあったことがうかがえるのである。まず、制作がミルパンセ,監督が板垣伸に変更になっている。つまりordetの名前も山本寛の名前もどこにもない。「ヤマカンどこいったんや?」と思って調べてみると、現時点でも彼の立ち位置というのは業界で定まっておらず、持ち前の癖の強さでいろんなところでフラフラしている様子。うーむ、何度か書いている通り、わたしゃ個人的に彼のアニメクリエイターとしての手腕は評価しているので、またどこかでアニメ制作に携わってほしいものだが……本人が飽きてしまったのかなぁ。とにかく、原案・原作を務めていた当初の担ぎ役だったヤマカンは完全にプロジェクトから外れている様子。ミルパンセが制作担当になっているのは、なんでも劇場版の制作の際にordetと共同制作の形になっていたかららしい。会社の性格から考えると主にCG部門での担当だったのかな。

 そして、ミルパンセが担当するということで、作品イメージも思い切り更新。なんと全編キャラクターまでもがCG処理(公式によるトゥーンレンダリング処理)になっており、世界のイメージもキャラのイメージもかなり変わっている。そりゃな、あの「ベルセルク」の制作チームな訳だからな。もう、作品の外側だけを見たら旧作とは別物と捉えたほうがいいのかもしれない。脚本部分を誰が担当しているのかは定かでないが……関係者で引き継がれているのって音楽担当の神前さんたちくらいじゃねぇかな。

 このデザインの変更は、良い面と悪い面がある。先に良い面を見ておくと、1期の時に絶望的だった「作画崩れ」とは完全におさらばしたという部分。なにせトゥーンなので、モデルさえ作っておけばなかなか「作画崩壊」という現象にはぶつからない。最近のCG技術は本当に凄まじく、日常パートでのアイドルたちの表情もコロコロ変わって本当に可愛らしいデザインが実現している。モブも含めて全てのキャラのモーションにメリハリがつき、鮮烈なイメージの映像が実現しているのだ。

 転じて、悪い部分としてはその異質さが処理しきれていないという問題が挙げられる。極端なモデリングなので、どうしてもキャラから「人間味」は失われており、特にライブシーンではやたらと細い手足がシャキシャキ動くのがどうにも落ち着かない。また、キャライメージが全体的に均質化しており、メインの7人もかなりイメージがかぶるようになった。もともとロリによっていたメンバー(菜々美、実波、藍里あたり)は違和感なくこれまで通りのキャラが維持できているのだが、逆に大人っぽさを前面に押し出していたキャラは丸っこさのせいでかなり幼い印象になっており、特に佳乃は「お前、そんな顔だっけ?」っていうくらいに印象が違う(不思議と夏夜ちゃんは夏夜ちゃんな気がする)。まぁ、ひょっとしたら3年分のブランクのせいで勝手に脳内で修正されてるだけなのかもしれないが……この変更は、慣れるまでちょっとかかりそう。

 総じてみると、「異質さ」をポジティブに受け入れられれば、今後の作画崩れが無いと分かっている分、期待感はあるし、モーションだってCGならでは見せ方で今後の新曲などは見応えのあるものが作れるだろう。ただ、今回のライブシーンはまだあんまりこなれているという印象ではなかったので、このままのクオリティだと「ライブアニメ」としては物足りないもので終わってしまうかもしれない。まぁ、この作品に何を求めるか、ですけどね。個人的には「土着型アイドルもの」という他のアイドルとは一線を画す泥臭さが魅力だと思っているので、今後の展開次第では映像のディスアドバンテージは充分覆せるとは思う。映像部分だって単にマイナスでは無く、コロコロした映像部分は可愛いと思える要素もあるんだし(アイキャッチの実波の表情なんか、もう「てーきゅう」にしか見えなかったけども)。オープニングの今までにない高めのテンションもいいと思います。やっぱり夏夜ちゃんが好き。

 そしてもう1つの見どころは、やはり中の人要素。この数年で「WUGの中の人」も随分色々な変化を見せており、声優としての一本立ちに成功した面々は、なまじ「キャラとキャストの名前が同じ」という設定だけに中の人がかなり透けて見えるようになってしまった(善かれ悪しかれ)。作中でも実際とほぼ同じ2年の歳月が流れているが、どのキャラも随分自然に聞こえるようになったもんである。その分、あの時の気持ちを忘れてはならぬとばかりに、さらなる新キャラ・新キャストを追加。再び実写次回予告で新たな次世代声優を売り出していく姿勢も忘れてはいない。ま、ぶっちゃけ、最後の実写パートで配点を1点下げる決意をしたわけだが……ちゃうねん、そういうのアニメにいらんねん。動画配信とか、別なところでやってくれればええねん。なかなかこの辺りの機微って難しいですよね。さぁ、目指せ次世代アイドル。

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○「僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件」 4

 アホガールの第2章である。嘘だけど。まぁ、アホなガールには違いない。

 端的に言えば低予算アニメである。制作はディオメディア。こういう品質で出てくると「そうそう、やっぱディオメディアはこうじゃないと」という謎の安心感(と失望感)が得られる。監督は知らない名前だが、調べてみると一応これが初監督作品。頑張って欲しいとは思うが、1話目で何かに引き込まれるということはなかった。

 まぁ、仕方あるまい、この原作で、何をどう面白くしたものかという問題はスタジオや監督どうこう以前の問題である。ゼロ年代的な懐かしさを持った古き良からぬラノベ作品。まぁ、やってることは「いつも通りやなぁ」という印象のもので、懐かしい意味での「深夜アニメ」感が出たノスタルジックな作品。だからと言って画像品質までゼロ年代の粗製乱造期に合わせる必要もないと思うのだが、今作もなかなかひどい出来である。ここ数年、技術の進歩でいわゆるクソ作画作品ってのは減っていく傾向にあるかと思われたのだが一切そんなことはなく、今期は特に呆れるような作画と変質的なまでの仕事ぶりを見せる作品の二極化が進んでいるように思える。残念ながらこれはあんまり望まれない方の極にいるけど。話の懐かしさみたいなものも含めると、やっぱり「はじめてのギャル」あたりが比較対象としてちょうどいい気がするね(こうしてみると「はじギャル」便利だな)。

 わざわざ原作からタイトル変更を食らうという某ゲッツアニメと同じ悲劇に見舞われてまでのアニメ化。そこまでしてアニメにする意味があるのかと言われたら疑問の残る作品で、メインヒロインも「処女ビッチ」というなんとも気持ち悪い概念を振りかざしている割には、単に「耳年増」という古式ゆかしいフレーズで事足りる程度のキャラ。ビッチという言葉も随分軽くなったものである。どっちかっていうと主人公の幼馴染の方が正しい意味でのビッチに近い気がするのだが、ひょっとして、「はじめてのギャル」がいろんなギャルを揃えてきたように、今作はいろんなビッチを揃えていく作品になるんだろうか。誰が楽しいねん、そんなもん。ヒロイン勢に淫語を言わせて楽しむというセッティングについては「生徒会役員共」みたいな振り切れた秀作がいくらでも出ているし、アホなドタバタギャグならそれこそアホガールでいいだろう。わざわざへなへな作画のこの作品を見たいというモチベーションは現状では見いだせなかった。

 否、1つだけある。それが毎度お馴染み「中の人要素」であり、今作は「おいちゃんに好き放題エロいことを言わせる」というのが最大の命題と設定された作品なのだと思われる。ただ、正直「茅野愛衣に淫語を言わせる」「早見沙織に淫語を言わせる」などの背徳感と比べて、「悠木碧に淫語を言わせる」はそこまでボルテージが上がらない。普段からうんこちんこ言うキャラだし。割とノリノリだし。バナナは夜食だし。うーむ、まぁ、単にファンとしてはメインヒロインがたくさん喋るならそれはそれでいいのだが……。前クールが響とよしこでぶっ壊れテンション、今期はこれに加えてキノ、さらに「ボールルーム」に登場したナイス問題児など、あげないテンションで見せていく役が目白押しである。今作もおいちゃんムーブメントの一環として楽しめれば良いのではなかろうか。

 そして1話目ではもう片方の車輪としてフル回転していた幼馴染キャラの方だが、中の人は最近ちらほら名前がクレジットされるようになって各所で話題を呼んでいる武田羅梨沙多胡がいよいよメインキャラで食い込んできた。ブリドカットセーラ恵美を超える衝撃ネームのデビュー。今後声優業界もますます多国籍化が進んでいくんでしょうかね。あ、お仕事は悪くないと思います。

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○「ネト充のススメ」 4

 ネトゲ嫁やんけ。まぁ、そりゃこの設定だったらこうなるしかないんだけども。

 正直いうと面白くはない。設定がベタベタだし新しさも感じられない。やっぱり、私個人の問題としてネトゲってやったことがないからこの手の設定はさっぱりピンとこないんだよね。いや、ネトゲやったからって印象が変わるかどうかは分からないけども……。ここまでヴァーチャルの世界にのめり込めるもんなんですかね? その辺りの感覚がつかめないので、ネトゲの中でガチ恋してしまうようなメンタリティってのはお話としてもちょっとついていけない。これならまだ「俺たちはゲームだと思っていた……」って毎回言いながらゲーム内で後悔しているSAOシリーズとかの方が理解はしやすいだろう(まぁ、あれも意味わからんが)。なんでこのご時世にこんなありきたりの設定の作品がアニメ化されるに至ったのか、全く理解できない。

 そして、そんな微妙な作品は映像を作る力もあまり無いように見える。制作スタジオの「SIGNAL.MD」っていう会社は聞いたことがなかったのだが、なんと「ひるね姫」を作ったところだという。うーむ、分からんなぁ。今回はCGも何もあったもんじゃ無いのっぺりした映像で、特に会話の間の部分のテンポがやたらおかしいのは、監督のディレクションによるものなのだろうか。時たまこういう謎テンポの作品にぶつかることがあるんだけど、会話として不自然な間が空くんだよね。普通、こういうところの時間感覚はコンテを起こしてる時点である程度調整できるもんだと思うのだが……どうなんだろう。素人目線だと普段見ているアニメの時間配分がどの程度のスキルによるものなのかも分からないからな。とにかく、なんか会話がもっさりしており、没入しようにもいろんなところで足を引っ張られてしまう。これがもし「ネトゲにおけるチャットのリズムの悪さ」を表現しようとした結果だというのならそれはなんとも甲斐甲斐しいリアル志向ではあるが、多分そこまで考えてないよね……。

 話は凡庸、映像もイマイチ。あんまり拾うべきところのない作品だが……ただ1つ、僕らの能登麻美子をこういう役にぶち込んでいるという1点だけで加点してある。正確に言うと、今作は「能登麻美子と上田麗奈の百合作品」である。いや、正確には麻美子&櫻井になるんだけどさ……そこは都合よく解釈させてもらってもいいじゃない。世代を代表する清純派(?)声優の夢の共演。麻美子が誘い上しゃまがうける。そんな夢のような時間があればこそ、本作は寄って立つところが生まれていると言える。もう、アニメとかどうでもいいから勝手にそっち方向で脳内妄想しよう。補完しよう。上しゃまはこのままずっと清純派(?)でいてください。なんで私はこんなに北陸声優が好きなんだろうな。

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○「URAHARA」 4

 まーた難しいアニメを作りたがる……。今期は本当に一筋縄ではいかない作品が多いな。

 さすがにこれはわからぬ。話がわからないとかじゃなくて、制作理念と狙ってる方向性がわからぬ。「考えるな、感じろ」であるがままを受け入れるのが正しい姿勢ではあるのだが、ちょっと視聴中に体調が悪かったこともあり、「分からん」で済ますのは精神衛生上よろしくないと判断して軽く調べさせてもらった。Wikiによると「アメリカのアニメ配信サービスクランチロールにて連載中の小説を原作としている」とある。……すまん、やっぱり分からん。まぁ、とにかくこのポップキュートな方向性はやっぱりもともとに純正のジャパニーズセンスではないということだな。

 おそらく、いわゆる「Kawaii」文化の体現の1つなのだろう。日本のサブカルチャーから要素を抜き出して描かれた世界観。監督を務めている人を調べても、アニメ製作者というよりもCGクリエイターと言ったほうが良さそうな経歴の人で、シリーズ物のアニメーションを作る体制としてはかなり斬新な座組である。おかげでこんな「分からない」作品が出て来たわけだ。

 私としては、「分からない」を「つまらない」に直結させるつもりはない。こういう書き方すると怒る人もいるかもしれないが、こういう「女性監督ならではの他と違うセンス」っていうのは過去にも類例があり、例えばいしづかあつこデザイン、山本沙代の色彩センス、松本理恵の世界観など、ぱっと見では分かりにくい映像から個性的なビジュアルにつなげる制作スタイルは馴染んでくると色々と良さも見えてくるものだ。今作の場合は前提となっている世界観がどんなものかわからないのでどこからが監督の采配なのかは定かでないが、既存の枠にとらわれない「ヘンテコ」世界の構築は監督の手腕が大きく関わっているのだろう。

 「分からない」世界ではあるが、例えば過去作だったら「ローリング・ガールズ」のヘンテコ日本の風景みたいなものは追いかけるモチベーションにもなっていたのだし、今作の「原宿」だって、少しずつ表面化してきたら癖になるかもしれないのだ。1話目で「分からない」と切ってしまうのではなく、「なんか変な世界だけど、ひょっとしたらこれが原宿文化の最先端?!」と受け入れて見るのも一興だろう。…………ただ、1つ懸念材料があるとすれば、シリーズ構成が高橋ナツコなんだよな。1話目でどうこう言える内容ではなかったけど、果たしてここから面白いものが出てくるかどうかというと……。まぁ、怖いもの見たさで薄眼で見るような作品ということにしておきましょう。

 なお、中の人は何故か春奈るなが主演という謎現象が起こってるのだが、多分これもプロジェクトの根幹にサブカル文化の具現化アニメっていう狙いがあって、その代表としてアニソンシンガーとして実績のある人間を持ってくるっていうプランが繋がったんじゃないかと想像する。映像部分での際立ちのおかげで多少キャストに変なところがあってもあんまり気にならないし、このくらいの起用は別にいいかな、って気がする。あと、「エビフライが話すなんて!」っていうサプライズが作中であったわけですが、僕らは言葉を話すエビフライに一切驚かずにすみました。ありがとうだがね。

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○「つうかあ」 5

 サイドカーレースだから「互いにツーカーだよ」という意味のタイトルだと思っていたら、タイトルクレジットに「TWO CAR」って出て来て「そういう意味もあるのか」ってちょっと感心した。いわゆる4文字タイトルもこうして見るとなかなか面白い。

 「SLIVER LINK.10周年記念作品」というよくわからない記念碑を刻まれた作品。SILVER LINKが設立されてまだそれしか経っていないというのが驚きでもあるが、考えてみりゃ雨後の筍のごとくスタジオが独立・廃業を繰り返すこの現代、いわゆる最大手以外のスタジオがこうして10年の節目を迎えられるというのは喜ばしいことなのかもしれない。なお、200712月に設立らしいのでその年に実績は記録されておらず、数々の制作協力を経て、最初に元請け作品になったのは2009年の「タユタマ」らしい。ごめん、知らない。その次のバカテスあたりからようやく認識できて、しばらく元請けは大沼監督オンリーで進んでるスタジオだったんだな。

 さておき、そんな記念すべき作品だが……その割にフックが弱いな……。サイドカーレースとか、絶対にアニメにでもならなきゃ触れない文化を大胆にテーマとして採用。そこからメディアミックスしながらも完全オリジナル作品として作っていくわけだが、1話時点で「なかなかレースを見応えのあるアニメにするのって難しいよな」という不安は募る。単なるバイクレースとかならまだしも、サイドカーなんてどの辺に機微があるのか、一般人にはわかるわけもないので、どれだけ真に迫っても伝わらない部分も多いだろうし、そもそも制作側も描ききれるのかどうか。I.G.が製作している「ボールルーム」のように、「分からないけどとにかくすごい」みたいな見せ方ができればいいのだが……1話目ではまだその辺りは見えてこない。

 何故「サイドカー」なのかといえば、そりゃ当然バディがいるからだ。世はまさに大百合族時代(俺調べ)。仲のいい女の子の友情物語はそれだけで見るべきものであるが、それがサイドカーという競技ならチームのぶんだけ勝手に量産可能。しかもある意味では生死をかけた運命共同体としてのバディであり、そこに様々な関係性を見ることができる。今作もその辺りの売りはなるべく押していく姿勢であり、1話目から一気に7組の百合バディを出して「ここを見てください」と言わんばかりの姿勢である。各チームごとにドラマがあり、スポーツ競技を通じてその友情を深めていくというデザインなので、「ガルパン」みたいな楽しみ方も可能かもしれない。

 あとはやはり、「サイドカー」という独自性をどれだけオリジナルの武器に変えていくかだが……。1話目ではそこまで映像が素晴らしいというほどのものでもなく、「そもそもSILVER LINKってこういう作品作るイメージないよね」というのは懸念材料。監督は直近の担当作品が「アンジュ・ヴィエルジュ」とのことで、百合成分については期待も持てるが、マシン描写の方はどうなるかな。とりあえず、真っ先に誘致要因となる主人公ペアについては、正直ちょっと笑った。なるほど、間に男を挟んで節操のないバチバチ関係を作ったわけね。その男が顔も見せずにさっさと海外に逃げてしまったことを考えると、「一応スタート地点は男を巡っての問題ですが、本作に男は関係ありません」という鉄の意志が感じられる。余計な野郎はいらんねん。頑張れ、数多の百合。

 というわけでまだまだこれからの作品だが、とりあえず魅力を支える中の人の話。7組・計14人ものキャラがひしめくと思わせておいて、実はあやっぺだけ何故かぼっち。隔離されたかな。他のキャストもかなり濃いので今後の展開で見せ場が多そうだが、個人的に1話目で持って行ったのは実況役のそらまるだった気がする。全然わからないサイドカー文化の実況に熱を込めるのって結構難しかったと思うんだけど、天性のお祭り体質がうまいこと声に乗っていてよかった。あと、現時点でオープニング歌ってたスフィアからまだ2人しか出て来てないんですが、残り2人もどこかで加わるんでしょうかね。

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○「ブレンド・S」 5

 わぁいきらら系。なんだかんだでなかなか残弾が尽きないきらら系列。そりゃオールスターでソシャゲ作りたくなる気持ちもわかる。まぁ、単発の威力がいささか小さい気はするのだが。

 非常に馴染みやすいいつも通りのきらら作品。お仕事ものでカフェ勤務ということは「ごちうさ」と同じ流れで、主人公・苺香のお母さんがどこか宇治松さんちのお嬢さんに似ているような気もする。キャラの造形は丸っこくてとっつきやすいきららクオリティだし、各々のキャラ分けもスタンダードで見やすいもの(おっぱいのサイズも綺麗に分かれている)。まさに教科書通りの「日常系・お仕事系作品」と言えるだろう。

 制作はA-1,監督はこれが初監督作品となるようだが、過去のきらら系作品の流れを踏襲しながらきちんと自分らしさを出そうとしている様子が伺えて、普通のデザインからへちょ絵にシフトするときの中割りの使い方なんかできちっとアニメらしいところを見せつつ、省略するところは大胆に省いて4コマっぽさも残すという、ここ数年で確立された「きらら漫画の見せ方」を維持している。個人的には「ごちうさ」あたりで大バーストするような人間ではないのでそこまで入れ込むつもりもないが、これまで通りの流れで安心して空気に浸ることができる作品なのではなかろうか。

 強いて気になる点を挙げるとすれば、メインヒロインの最も重要な属性に「目つきが悪い」というものがあるのだが、残念ながらこれは映像部分で表現することが困難である。「とらドラ!」のときの竜児が全く同じ問題を抱えていたが、こればっかりはマジで最悪の顔にしてしまったらキャラとして成立しなくなってしまうわけで、なんとか「目つきが悪いんです」というのをモノローグとか周りの反応で描いていくしかない。映像としては単に「ちょっとつり目」くらいで収まってしまい、あんまりMっ気を刺激されないのは口惜しいところか。その辺りもうまいこと話の流れに乗せて迫力が出せればパーフェクトだったのだが。

 まぁ、無い物ねだりしてもしょうがない。別に「ドS」以外の部分で癒されたり、見るべき部分も多かろうから、今後はそっちを重点的に見ていければいいんじゃなかろうか。中の人については、まず主人公が「ギャル子の中の人」でお馴染み(?)和氣あず未。個人的にはそりゃぁギャル子のイメージが強かったので、こういう役でもしっかり狙ったところに入れることができる腕が確認できて一安心。まぁ、単に「かわいい声」なんだと思うけども。そのほか、周りを固めるのは飛ぶ鳥を落とす勢いの鬼頭明里、そして「青山くん」のモカちゃん役で渋い活躍を見せた春野杏も続けてレギュラーを獲得している。たまたま似たような路線のキャラで来たけど、見た感じこのロリがキャラ的に一番いじりがいがありそうで期待してます。

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○「クジラの子らは砂上に歌う」 6

 なんだか今期は随分ヘヴィな作品が多いなぁ……。どれもこれも気が休まらないので大変。なるほど、クソみたいなラノベ作品って大事なんだな(??)。

 間にはさまるCMで初めて気づいたのだが、これって秋田書店系列の漫画なのね。そして原作者の梅田阿比といえば以前チャンピオンでもちょいちょい連載していた人ではないか。「じゃのめ」とか無駄にエロかったことはぼんやり覚えている(なお、中身は覚えていない)。そんな人がどこかで連載していた漫画が、満を辞してのアニメ化ということらしい。原作絵のタッチを想像するに相当大変だったのじゃないかと思うが、アニメーションではなんとかその精緻な画質を再現しようという努力が見て取れる。なかなか全ての画面で完璧に、というわけにはいかないだろうが、冒頭、死者を流すための竹かごの網目の描き込みなど、どこか柔らかみのある画質は他作品とは一線を画するデザイン性だ。

 そうして丁寧に描かれた映像から繰り出される物語は、なんとまたもや「よくわからない世界」だった。主人公が「記録役を任命されている」という部分で「宝石の国」とまさかのネタ被り。そして記録が重要ということは、当然「世界の過去が謎に包まれている」という要素も同じ。「宝石の国」は過去話がどれくらい重要か定かでないが、こちらはすでに年寄り連中が色々と隠蔽していることが発覚しており、「進撃の巨人」との比較だったら実はこっちの方が近いのかもしれない。「わからない世界」を若者たちが少しずつ切り開き、世界の真実を探すための物語。設定が被るってことは、それだけ魅力的ってことでもあるよな。ちなみに、海を渡りながら世界の真実を探し、船の乗組員たちが生きるために頑張っている様子から個人的に一番重なったのは「翠星のガルガンティア」である。色々似てる気がします。

 制作はJ.C.STAFF、そして監督は「君嘘」のイシグロキョウヘイ氏である。この人のディレクションはそれなりに信用しているし、構成も横手美智子なら大失敗ってことはないだろう。映像部分でどれくらい個性を発揮していけるかに注目しながら、少しずつ筋を追っていきたいところである。まぁ、これも「宝石の国」同様に原作が完結してない作品なので、アニメだけで終わらないことは確定してるんだけどね。

 中の人に関しては、「茅野愛衣だと思ったら石見舞菜香だった」という、かつてのキャリさん現象みたいなことが起こってしまったのが不覚。やっぱり発声が似てるんだってば。あとは……ここ最近のアニメはある程度の年代の女性を全部久川綾に任せるルールでも制定したんだろうか、って思うくらいに仕事が多いな。ひーちゃんも今期やたら色んなとこで耳にする。こういうサイクルってあるよね。

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○「妹さえいればいい。」 4

 おっ! 気持ち悪いな!(素直)

 いやぁ、今期は金曜土曜の放送作品がかなり重たかったから……むしろ安心するタイプの作品やな。まだこういう文化も生きている……って、これ「はがない」の作者の新作なのかよ……成長しろよ……。

 冒頭のドン引きレベルの気持ち悪さが流石に妄想オチで一安心とはいえ、その後も主人公はことごとく気持ち悪い。というか、意味がわからない。常々言っているが、私は妹萌えに理解がない。実在の妹がいる人間は架空の妹萌えになる確率は低いのだ(俺調べ。なお、実妹萌えになる可能性はあるらしい)。しかし、そんなこととは別次元に、今作の主人公は意味がわからない。何かと言うと「妹」という単語を出す。出したいだけ。あまりのしつこさになんらかの「病巣」を感じる可能性はあるが、あまりに無節操なのでなんらかの信念につながっているような印象はない。妹とは何かを知らぬまま、ただ「妹って言っておけばいいんじゃね?」というすごく安易な属性設定にしか見えないのだ。この辺りは、古き良きラノベのダメな部分が久しぶりにそのまま形になっている気がする。

 監督は大沼心、制作はSILVER LINKということでこれまでならば手放しで喜ぶスタッフなのだが、今作はあんまりキャラクターに大沼さんっぽさが感じられない。記号を多用したアイコニックな画面づくりは確かにいつもの大沼さんなのだが、もう1つの特徴である「まるまるコロコロとしたキャラ描写」に乏しく、あんまり「かわいい」印象がない。まぁ、1話目はほとんど野郎ばっかりが喋っていたので可愛くされても困るが……でも「バカテス」の明久とかはわりと可愛かったよね。全体的にキャラ造形がぼんやりしていて、あんまり現代アニメっぽくないというか。今後キャラ萌えがメインの売りになっていくのだとすると、このデザインはちょっとネックになるかもしれない。

 お話の方は「エロマンガ先生」を引き継いだかのような作家と作家が集まって作品談義をするという内容で、ラノベ作家が自分たちの書きやすいジャンルでお手軽に設定を濁した感がある。別にこれがリアルな作家像でないことは「エロマンガ先生」と同じではあるが、どうにもこういう内輪ネタっぽいテンションは見ていて盛り上がらないな。そもそも1話目からコタツに入ってだらだらするシーンでどんどん時間が過ぎていくっていう時点でアニメとして惹きつける点はないわけでな。これで「日常系アニメ」というならここから少しずつ馴染んでいくことになるんだろうが、普通に考えたら今作はそういう筋立てにはならないだろう。1話目でもなんだか無駄に雰囲気を出して男女間の関係性は匂わせていたのだし、また「はがない」同様に愚にもつかない恋愛話になっていくんだろう。……誰とくっつくんだよ。いや、今んところ隠語娘しかターゲットがいないんだけど……妹関係ねぇじゃん。

 どうにも盛り上がりに欠ける、「まぁ、やっぱり1クールに1本くらいこういうしょうもないのがあったほうがいいよね」という安全弁みたいな作品だろうか。前クールだと「はじめてのギャル」のポジション(だとしたらそこまでひどいもんではない)。なお、主人公の弟役にのじょさんがキャスティングされているのだが、これ、原作者との関係性を考えると、どう考えても弟じゃなくて妹だよね。

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○「魔法使いの嫁」 6

 人外でも嫁がもらえるというのに、お前らときたら……。

 あぁ、でもこの方法で嫁がもらえる人外はかなり限られるだろうな……冒頭、いきなり少女の首に鎖をつけての人身売買オークション。エロ漫画で嫌という程見てきたナイスシチュエーションである。嫁って言っても空気嫁なんでしょ! エロ漫画みたいに! と思ったか思わないかは置いといて、めでたく売られたのは人知を超えた優しさを持つ魔法使い。あとは幸せな毎日が少女に訪れるのでしょうか。どうなんでしょうか。

 非常に真っ当な、なんとも懐かしい雰囲気のする導入。ファンタジーアニメとかいう以前に、多分「おとぎ話」というのが正解な気がする。人ならざるものの嫁取り話なんてものは世界中のフェアリーテイルにたくさんあるわけで、本作はそうした人類開闢以来の伝統を、改めて漫画作品として描き起こしたものと言えるだろう。原作は未読だが、映画を観に行くたびにしょっちゅう劇場版のCMをやっていたので当然タイトルは知ってるし、なんとなく雰囲気も感じ取れてはいる。今作は劇場公開されていた映像とはまた別のものみたいですね。

 実にわかりやすい導入であり、設定が明かされただけで取り立てて進行もないのだが、「まぁ、こういう世界は安心するな」という心穏やかな1話目である。そりゃまぁ、ヒロインの過去は色々と悲惨だったし、一歩間違ったらこのまま肉奴隷一直線だったはずなのだが、そこから救われての幸せ再スタートというのがまたありがたいじゃないですか。捨て猫を拾ってきて懐かせるような、そんな「調教」の日々がこれから始まるのですよ。……なんだろ、心が汚れてるせいか言葉の選び方がいちいち不穏になるな……多分、あの魔法使いのおっちゃんはそんな下心なんてないいい人なんだと思いますよ。まぁ、年端もいかない少女を金で買って「嫁にする」って言ってるんだから事実だけを見たら単なる変態ではあるのだが。

 穏やかな作品に穏やかな映像。WIT STUDIOが担当する映像は端正であり、「魔法使い」というテーマにもあったどこか幻想的な情景は環境映像としても気持ちのいいものである。キャラクターデザインもメリハリがあって、目の下クマクマのヒロイン・チセの表情も「これが少しずつ柔らかくなっていくのかなぁ」と思えば楽しみも多い。2人して時たまへちょ絵になる時のギャップもまた愛らしい。まぁ、エリアスさんはへちょ絵になると単なる「白い何か」になっちゃうんだけども。もちろん、絶妙に見えない入浴シーンも隠し方がさりげなくてどこか蠱惑的。妖精さんたちの大事なところまで絶妙なカット割りで隠してるあたりが心憎い。露骨な方法で隠されると下品に見えるが、これくらいに自然にやってもらえると「そういう世界」として受け入れやすいですね。今後もしっかり入浴していただきたい。違う、描いていただきたい。

 中の人は、ほぼ竹内良太・種﨑敦美の二人舞台。種﨑は着実にこうした「良い」タイトルのヒロイン役に抜擢されており、業界内での信頼の厚さがうかがえる。どんよりとした表情のチセのキャラクターは、やたらと陰を背負いたがる本人のキャラと被っていてちょっと面白い。この子も油断すると変な契約書にサインしてどっかに行っちゃいそうな空気があるよな。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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