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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ハカリさんボイスで「クレマチスが大好き」とか言っちゃうプチ奇跡、第29話。「カラネさんはぁ、“優等生”だからぁ!」 さておき、どんどん加入エピが適当になっていき、今回は禁断の開始3秒ビビーン。まぁ、今更そこにカロリーを消費するのも無意味ってなもんで、3期は5話目にして3人が加入というスピード展開。これはもう、1期の頃とは違うんだ……と思ったけど、確認したら1期5話目は4人目(ナノ)の加入エピソードだったのでペース配分も特に変わってなかった。イカれたアニメである。ちなみに今期は同時に「嫁がすでに2人いて申し訳ないんだけど、もしかしたら3人目もできるかも……」「別にいいんですよ」みたいなことを延々真剣に話し合っているアニメが展開されており、男女交際の倫理観とは、みたいな哲学が問われるシーズンになっているのである(なってない)。 14人目に登場したのは優敷山女(ヤサシキヤマメ)さん。属性としてはその名の通り「度が過ぎた博愛精神」と「園芸・農業」を持つオーガニック系彼女。前回ナディーの時に「テンプレ系の彼女設定の中にも一抹の狂気というか捻りを入れるのが今作流」と書いたが、現時点でのヤマメさんはそうしたクレイジー要素はなく(まぁ、竹馬だけだいぶおかしいが)、強いてあげるなら「野生動物級に異常に火を怖がる」が挙げられるくらいだろうか。焼畑農業とか野焼きとかもあるから農業と火(特に灰)は切っても切れない関係にある気もするのだが、まぁ、使わずとも農作は可能だからな。今回はそんな「火が怖い」をダイレクトに恋太郎信頼エピソードに接続し、非常にシンプルなナイト的振る舞いからの加入と相なった。 加入特典は「花冠白ワンピでの農業体験」という何が何だか分からないコンセプトだが、だいたいこの加入儀礼はソシャゲにおける新衣装ガチャみたいなもんだと考えておけばいいだろう。恋太郎さんもいう通り、ハハリの計らい(やらかし)で用意された白ワンピの破壊力はなかなかのもので、個人的には髪を下ろしたチヨちゃんが普段とは違う雰囲気でたいそう可愛らしい。他にも「髪を下ろすと意外とミミミさんとナディーの区別がつきにくいな?」とかいう気づきがあったり、きっちり新しい刺激になっているあたりが優秀。「農業体験」の方は食い物ってことで久しぶりにクルミがフル回転でかっ飛ばしているのが印象的で、彼女がツッコミに回らなくなる場合カラネの負担が増えて困りそうだと思ったら、ちゃんとチヨちゃんという追加のツッコミ要員が加わっているので問題なかった。「優しさ」という抽象的なテーマ設定になっていたせいでナノさんが若干バグり気味だったのも個性ですわね。 そして締めはヤマメさんのコンプレックスであった「デカ女」要素も回収してハッピーエンド。身長についてもそれぞれの彼女の立派な個性(ステータス)なわけだが、ヤマメさんは文句なしで14人中ナンバーワン。この記録は今後巨神兵でも彼女にしない限りは塗り替えられないだろう。いや、不動だと思っていたシズカの低身長記録がチヨちゃんにまくられたことを考えればまだまだ可能性はあるけども。今期は「最小」と「最大」が同時に加入する振れ幅の大きなシーズンになっているわけだね。ただ、公式な身長設定は分からないが、アニメで見た感じだと実はヤマメさんとそこまで大きな差がないのはミミミさん。流石、モデル体型のナイスバディふふーんですわ。こうしてみると恋太郎って「理想の彼氏」にしては身長はそこまでないんだよな……とか思ったけど、まぁ、多分こいつの場合は必要とあれば骨延長でジャックハンマー並みに身長を伸ばすくらいは平気でやるからな……。 追伸:キャストクレジットを見ててびっくりしたんだけど、今回「親鳥:井上喜久子 小鳥:井上ほの花」という謎の母娘キャストが登場していた(気づいてなかった)。何そのほんとの意味での無駄遣い。 PR 殺伐度合いマックス、第17話。作中人物全員血の気が多いし、みんなして抜け目ないからバトル展開がいちいち急展開。 ある意味で一番頭脳バトルと無縁の存在が、影森家当主、ゴンゾウのツガイ。まぁ、ボスキャラポジションなので強いのは当たり前なのだが、その能力はなんと「問答無用のツガイの使役化」である。厳密にいうとツガイ契約自体は通常のものだが、複数のツガイと同時契約した際に発生し「がち」な相性の悪さを無条件んに解消する能力ということ。いわば武器スロットを無限に増殖できるような能力であり、当然ツガイバトルのルールでは文句なしのチート。当主だからチートなのか、チートだから当主になれたのか……ここまでの経緯は分からないが、こんなジジイが統べているのだから、そりゃツガイバトルが沈静化しないのも致し方なし。 常人では考えられないほどの膨大なつがいを率いて練り歩くゴンゾウ。彼はステゴロも超強くてやりたい放題なのだが、あれも全部ツガイの力を使ったものなのだろうか。周りで様子を伺っていた新郷サイドのゴロツキたちもそんな「百鬼夜行」の様子を伝え聞いて一時は逃げ出そうかと画策していたが、どうやらツガイもポケモン同様にレアリティやら売買価格やら(?)があるらしく、注目されるべきは百鬼夜行ではなくゴンゾウのサポートをしている護衛のフユキが持っているウィスパー(閻魔帳)。相手の記憶を探るレアな探査能力は賞金首としても筆頭級。それを狙いたいというので欲をかいてしまったわけだが……ゴンゾウサイドの知略はそんなゴロツキどもが太刀打ちできるはずもない。ツガイ使いにとって一番の天敵、「解」を持つアサが帯同していたのである。これにて勝負はワンサイドゲームに。哀れ、契約を解除されたツガイはゴンゾウの百鬼夜行の一部へと取り込まれ、さらなる軍拡に寄与してしまうのであった。 こっちにアサがいるということは、当然お留守番してたアサは偽物(アサの偽物多すぎやろ)。その正体はジンが愛ちゃんで作り出した擬似餌。まさに「釣られて出てきてしまった」アキオは、正式に裏切り者の烙印をおされることとなった。そうか、先週の引きではアキオが偽物なのかと思っていたが、まさかのアサの方が偽物だったとは……。かつてのユルとのバトルの時点でなんとなくアキオの裏切りには気づいていたというジン。そのためにアサの場所を誤認させる大胆な餌を用意したし、そこにはハルオ、立川マコト、そしてガブちゃんさんといろんな協力者も並んでいる。「アキオの実力を過小評価していないから」とのことだったが、流石にこんだけ集まっては多勢に無勢。ついにバトルに突入した「ヤマノカミ」も、哀れ契約解除から再び影森家の糧になる未来が確定してしまった。 アキオが裏切った理由はまだ語られていないし、そもそも裏切る以前にどの程度影森に与していたかも分からないので「伏兵」としての衝撃はそこまで強くないが、どっちかというとそんなアキオに対してブチギレるガブちゃんの態度の方が見どころだろう。いびつではあるがようやく見つけたアサの安寧の地。それを脅かそうとするものにガブちゃんは激しい怒りをぶつける。これまででもなんとなく分かってはいたが、ガブちゃんだけは、ほんとに理屈抜きでアサのことが好きなんだろうね。裏切りがどうとか以前に、アキオがアサを害してしまおうと考えたこと自体が許せなかった様子。オチはいつも通りでちょっとホッとしたが、アキオは一番悲惨な捕縛スタイルで生け取りにされてしまうのであった。 一方、囚われの身から逃げ出すことに成功したのは、実務所で突然のブチギレハンター・ユルによって捉えられていた新郷。遠慮なしのユルに終始タジタジだったが、やはり能力を明かしていないツガイ使いは油断できない。いかにも強そうな「風神・雷神」といういかめしいツガイによって立場を逆転させた。まぁ、これを隠してたなら新郷の強気な振る舞いも納得ではあるか。ついでにこの空間には夜桜というもう1つのツガイもいたのだが……こっちは動く気配なし。やはりアスマはアスマである。果たしてどこがどう悪いやつと繋がっていくやら……。 繋がる運命、第6話。……「嫁いだ先が石田彰」は絶対に死亡フラグなんだけど、今回は違う意味での悲劇だったなぁ。 まるまる1話使ってドレゲネさんの生い立ちエピソード。彼女がどこからきて、今何をしているのかを説明するためには最低でもこれくらいの尺は必要だろう。彼女が生まれ故郷を離れて望まぬ婚姻関係を結ばされたのが25年前とのこと。つまり現時点でのドレゲネさんってどんだけ若く見積もっても30代後半から40歳くらいか。思ったより歳いってた。この時代の一般的な婚姻年齢とか出産年齢とかはよく分からんけどね。 彼女の生まれ育ちは本当にシタラとよく似ている。シタラは奴隷の身にありながら買われた学者の家でファーティマという素晴らしい主人を得て、そこで新たな学びと新たな人生、新たな家族を手に入れた。それまでの奴隷生活からは信じられないような生活で、今あるシタラの全てを作ってくれたのはファーティマとムハンマドの家族だったのは間違いない。 ドレゲネさんも多少立場は違うが、何度もアイデンティティの転換を迫られ、その都度自力で乗り越えたり、優しい周りの人たちに助けられたりして生きてきた。強いてシタラとの差をあげるとするなら、もともと遊牧民の出自ではあるので、ステージが変わっても生活様式や文化レベルでシタラほど大きなカルチャーショックを味わう機会が少なかったくらいか。それでも、どうやらこの時代に平原に生きる遊牧の民は独自の様式を形成する様々な部族が時に手を取り、時に争い合っていたようで、生まれ育った一族以外はやはり「異文化」ではあるのだけれども。 そんなドレゲネさんが嫁いだ先、メルゲンの民と呼ばれる人々は弓による狩猟・戦闘を得意とするという点がちょっと異質で、どちらかというと「平原の民」というよりは「森の民」「山の民」だったのかもしれない。あくまで政治の道具として嫁いできた自分に人間としての価値など無いと思い込んでいたドレゲネはしばらく不貞腐れて虚無な日々を送るが、ありがたいことに嫁ぎ先のダイルおじちゃんは割といい人だった。娘のクランの存在もあり、ドレゲネはそこでの生活でかけがえのないものをいくつも手にしていく。それは本当にシタラとファーティマの関係によく似ていた。そして似ているということは、当然終わりが来るということ。 嵐の中心にはいつだってチンギス・カンがいる。彼が勢力を伸ばしたことでメルゲンの民は敗北、解体を余儀なくされた。ダイルさんの計らいで命は救われ、一方的に奴隷として取り上げられる事態は避けられたが、それでも女たちにとってハッピーな結末なはずもない。2度目のアイデンティティ・クライシスにどう対処したものかと悩むドレゲネだったが、彼女の躊躇など周りは待ってくれない。ダイルは族長としての使命を果たすため、無謀な戦いを挑んで散っていった。その様を見て、ドレゲネは軸足を「復讐」へと置いた。目の前には自分の生活をめちゃくちゃにして主人を殺したオゴタイ。手の届きそうな目標もあり、ドレゲネは輿入れし、子供まで授かっておきながら、25年の時を経た今でもオゴタイへ、そしてモンゴルへの恨みを忘れてはいなかったのである。 前回、シタラは「油断すると恨みの炎が消えてしまいそうになる」と苦しんでいたわけで、同じような境遇で25年間も怨嗟を維持し続けたドレゲネさんの存在はある意味で希望である。何より、このクソでかいコミュニティの中で、貴重な貴重な仲間に出会えたというのが一番大きい。しかも相手は大カンの正妃ときた。シタラからすればこれ以上ない潜入先、最大級の好機には違いない。互いの胸の内の炎に偽りはないと判断し、ドレゲネは全てを包み隠さず話し、シタラもこれに同調した。さぁ、たった2人の復讐劇が、ここから始まるのだ。……まぁ、どこから手をつけていいものかはさっぱり分からないが……。
引き続き、些細ながらもドラマティカルな展開がアツい。今回は大きく分けて2つのポイントでグッときた。まず1点目は大きなくくりで「大人たちのあれこれ」。今作は一応安海が主人公の物語ではあるのだろうが、同時に手島先生もセンターに位置している人物。そして、そんな「大人サイドの物語」に主軸を置いての物語が、おっさん目線では楽しくなってしまう部分である。今回の手島先生、もはやツンデレのツンがほぼ無くなって生徒たちからもそのチョロさをいじられる始末。反対反対と口では言って何とか若者たちが漫画制作という泥沼に引き摺り込まれないように配慮こそしているものの、その楽しさと無限の可能性を一番理解してるのは他ならぬ先生自身。生徒たちが自力で道を切り拓こうとするならば、もはやそれを止めるよりも後押ししてやる方がなんぼか楽しい。(いくら離島の学校とは言え)教師の業務だけでもそれなりに大変なはずだが、追加でしおり作りやら諸々の手続きまで、全部面倒みちゃうあたりはむしろ過保護ですらある。でも、そうして若者の夢に夢を見ちゃう先生の気持ちは痛いほどよく分かる。 これまで手島先生以外の「大人」といえば貸本屋の七ちゃんくらいのものだったが、今回は「保護者の承諾を得なさい」というので各ご家庭の親御さんたちが登場。それぞれに刺激があり、まずは安海家。ご両親って初めて登場するっけ? 親父さんはイメージ通りの人ではあるが、母君が割とお堅い気質の人だったのは、これまでの安海の人間性を見てきてちょっと意外だった。まぁ、別に母娘の関係性が悪いわけではないようで、正座して話せばきちんと伝わる、いろんな躾がきちんと行き届いたお母さんのようである。赤福の親父さんは以前も登場していたので特に追加情報はないが、むしろ今回の流れで「赤福の母親」が出てこなかったのは気になるところ。いるのか、いないのか。それにしても謎の遺伝子の強すぎる家族である。 そして今回のメインはやはり藤森家のお母上である。以前も登場して藤森さんの引っ込み思案に拍車をかけるちょっと毒親っぽい人なのかと思っていたが、今回は石龍さんの手管に丸め込まれたこともあり、なし崩し的に娘さんとの膝詰め談判へ。藤森さんが勇気を出して作った漫画。本当にダメな母親であれば「なんだこんな子供騙し」ってんで一蹴することもできたが、彼女はきちんと受け止めてくれた。厳しい親なのは間違いないだろうが、その根底にきちんと「子供の成長を願って」という親心があることが分かって安心すると同時に、キュンときてしまうシーンであった。藤森さんの成長が漫研のメンバーのおかげってのが伝わったのが良かったんだろうね。 ちなみに、最後のご家庭は当然石龍さんとこなわけだが……おいおい、石龍ママンの声、どこかできいたことあるな? エンドロールですでにネタバレされてたわけだが、そうか、このご家庭は生粋の漫画ジャンキーの血筋なのだな……そりゃあんな娘さんにもなるかもしれない。 というわけで今回第2のトピックは「石龍光」である。前回鳴物入りで登場した問題児「光ちゃん」。ハイライトが無い目のデザインは実は手島先生と共通だったりするのだが、固さや厳しさを表現した手島先生と違い、彼女の目の黒さは純然たる狂気の表れ。前回時点で安海とのコミュニケーションがだいぶ一方的で波乱含みになりそうなことは想像に難くなかった。しかし、今回の諸々の絡みを見ていると、別に「悪い」奴ではないことも伝わってくる。本人の自己分析がすでに完了しており、口にする言葉に一切の嘘偽りがないので話は分かりやすい。「人の心が分からない」のは確かにハードルだが、本人がそれを自認しており、事前に「僕は君たちを傷つけるかもしれない」とまで通知してくれているのだから、可能な範囲でのコミュニケーションとしては正しい方向性だろう。その上に「漫画が関わったら全力全開」というパーソナリティがついてくるので漫研としては上手く付き合えばこれほど強力なメンバーもおるまい。旅館で繰り広げられた藤森ママンとのやりとりは(留年までした)高校生とは思えない機転の効かせ方だったし、「漫画しか作れない世間知らず」なんかじゃないことが伝わってくる。常にスマホを構えて「レンズ越しでしか世界を見ない」というのは彼女の根幹を表す分かりやすい行動様式で、全ては漫画のネタであり、レンズを通して「取材対象」として見た「漫画の素材」とであれば上手く付き合えることの証左。そして漫画を読む時だけは何を差し置いても正しいこと、素直なことが言える子なのだ。今後の付き合いの中で軋轢も生まれるかもしれないが、周りの人間が彼女の良さを理解し、最大限に尊重することで、きっと唯一無二の付き合いができるはずだ。 さて、次回の焦点は「何冊売れるか」になる気がするが、100円作品を20部という現実的なラインなので売れなくても別に心は痛まないはず。先生、その辺のコントロールもちゃんとしてくれるのありがたいですな。 もはや予定調和、第7話。「ここまで人心掌握術に長けた催眠術師みたいなJKがいていいもんかよ」と思ったが、バンドリ世界線にはもっとイカレた神のごときJKがいっぱいいるので今更であった。OurNotesの範囲内に限定しても「ビオラVS長崎そよ」はぜひぶつけてみたいところだし、「八幡海鈴にビオラを会わせる」もやってみたい。すっっっっごく信用してくれると思う。 冒頭、いきなりライブから始まる構成。これまで、バンドリ世界といえばライブは「バンドが成った」ことを示す重要な演出であった。いわば最終回の華であり、全ての心を通じ合わせて1つの音を作り上げるシーンにこそ、そのバンドの全てが込められている。バンドアニメなのだからそれが当然だったはずなのだが、そのセオリーが見事にぶっ壊されたのが前作ムジカアニメ。再結成したMujicaは海鈴を感涙させる歌詞をひっさげて「Imprisoned XII」と「Crucifix X」で復活を遂げたはずだったが、このライブは神の消極的な意志によって一時的に組まれていたにすぎず、その内側には三角初華という爆弾を抱えたままだった(ライブ開始時にはモーティスという問題も抱えていたが、そちらは解消した)。 今回のライブも似たような構図である。クレマチス改め峰月律を正規メンバーに加えて初めて行われるライブ。事情を理解しているマネージャーさんやユノからしたら「炎上覚悟の大勝負」であり、結果としては正直痛み分けくらいの印象ではあるが、まぁ、やれたことで律がちゃんと「メンバー」になれたし、その部分だけを見れば「バンドが成った」と言ってもよかったかもしれない。しかし残念ながら、抱えた爆弾は律ではなく、何も知らずに地雷を埋め込まれていた都子の方。せっかくのライブも「全てビオラの手のひらの上」というフィルターを通してしまうと、とてもじゃないけと「バンドを成すライブ」なんて言えやしない。最高にイカした新曲を2本も展開したのにザワザワは一向になくならない。そんな部分が、Imprisonedの時のライブに似ているのである。 とはいえ、実際にライブで頑張ったのは確かだ。「痛み分け」という表現を使ったが、一定の評価を得ているのだからメンバー渾身のパフォーマンスはしっかりと届く層には届いていたはず。それだけできちんと成果は評価されるべき。実際マネージャーさんはこの先の問題処理を憂いながらも、メンバーの頑張りを讃えてくれていた。そして渦中の律もあられも、しっかりと手応えを感じていたのだ。それがビオラの企てだったとしても、成果があるなら気にせずともいい。この時点では「みゅーたいぷ」の実質的な勝利だったはず。 しかし、当然その次の一手を先に打ち込んでいるからこそのビオラである。都子先生が想像以上にチョロくビオラ沼にはまってしまっていることはすでに確認済み。あとは3人でぶつかって三角関係を泥沼にするだけ。おそらくこの辺のフィールドはビオラが一番得意としている分野なのだ。あられがいくら気持ちを強くして戦闘意思を示したとしても、そもそも相手は正面から組み合ってくれない。お行儀のいい喧嘩なんて、成立させてくれない。 現状、ビオラの第一目標が何なのかははっきりしていない。もともとはフェアリィブゥケ、というか「自分」が成功してのし上がることが一番の目的だったとは思うのだが、それが途中で「律への執着」も追加されていたように見え、不必要なあられが切り捨てられた。しかし、この度その律を奪還されたことで彼女の中の優先度第一位はどう変わったのか。これが「あられを壊すこと」だったらたまったもんじゃないのだが……現時点ではそれが割と濃厚でして。富士見夜子から籠絡して崩していくという戦術は確かに「みゅーたいぷ」という新生バンドに対しても効果的ではあるが、中でも「効果は抜群!」なのはどう考えても対あられにおいてである。今回、おそらくビオラが一番引き出したかった言葉を都子が吐いてしまった。「自分を一番理解してくれるファンはビオラだ。こんなファンは今までいなかった」と。 これまでの熱狂的な「推し活」を否定され、自分の愛が拒絶されたように感じるあられ。こりゃぁ間違いなく、あられに打ち込む二の矢三の矢としては最大級の破壊力であった。さて、ここから都子が自分の過ちを理解して関係を修復することが可能なのだろうか。もちろんキーパーソンは律ということになる。彼女の転校は、あられのメンタリティにどのような影響を与えるのか。そして、学校のエンゲル係数はどうなってしまうのか……。 のだのだうるさい! 第5話。そうか、この時代の人にもやっぱりあれはうるさいのか(そりゃそうじゃ)。 心機一転、新たなステージへ。前回の晴れ舞台を機に将軍に召し抱えられた鬼夜叉。「俺のところに来い」という殺し文句をそのまま受け入れて都に入ったはいいが、なんとそこにはすでに囲い込まれた一派、田楽新座が縄張りを作っていた。なんでそんなところに1人(石也も入れれば2人だけど)で放り込まれてしまったのか。まぁ、まだ「座」として認めるわけにもいかず、鬼夜叉1人だけが育成選手として試験的にキャンプインした、みたいな状態なのかもしれないが。 残念ながら田楽と猿楽では根本的に宗派が違うらしく、なかなか輪の中に入ることができない鬼夜叉。彼は田楽側からしたら「異端者」でしかなく、切磋琢磨なんて考えには至らぬらしい。しかし、そうして迫害される様子が今回は終始コミカルに描かれているのが最大の特徴で、逆境でもめげない鬼夜叉のタフネスの高さがご陽気に語られる。初期のへなへなっぷりを思い出せば、こやつもずいぶんと図太くなったものだ。 新キャラも数多く登場し、大注目は「ブンブン」を得意技とする一座の女の子、千晴ちゃん(CVいのすけ)。可愛いのだが敵対心が強く、将軍の奥方、業子様への偏愛がちょいいきすぎてるのが怖いところ。今回の舞比べの発端を作った人物だが、彼女自身は鬼夜叉に対する罪悪感を抱えており、さらに彼の舞った「新しき」を評する姿勢でもある様子。今後の鬼夜叉の立ち回りに大きな影響を与えそうだ。 田楽新座のセンターマンは増次郎(CV朴路美)という少年。身体能力が尋常ではなく、彼の舞う田楽はまさに現代のダンスバトルの如く。とんでもないスキルに鬼夜叉は新たな時代の田楽の可能性を期待したが、彼は想像以上に伝統を重んじる気質だったようで、軽佻浮薄に見える鬼夜叉とは真っ向からの対立姿勢。「小手先だけの新しさなんて無意味。伝統にこそ意味がある」と正面から叩き潰しにくる様は、まるで初期の海原雄山。 そんな一座を召し抱えた義満公は相変わらず気楽なものだが、わざわざ2つの異なる流派を合流させ、刺激を与えたのも「芸能」の進化を期待してのこと。芸事の生き残りを草花の剪定に喩えており、ある程度の選抜を行ったあとには、自然に「咲ける方が咲く」のだということで様子を伺っている。芸事の本質を見抜く目は間違いなく持っている人物であり、今後どれくらい鬼夜叉に目をかけてくれるかは気になるところ。まぁ、将来的にあの金ピカ寺をブチ建てる人間だと思うと不安と期待は入り混じるが……。そして将軍の側室として登場したのが業子様(CV能登麻美子)。声からしてすでに高貴な身分なのは確定だが、その本質は歌にあり。「舞」という「一芸」に生きてきた鬼夜叉に、新たな視点を与えてくれるキーパーソンとなるのだろうか。 他にもわんこ、にゃんこなども揃い踏みし、鬼夜叉の愉快な(?)生活は刺激にまみれる。その挙げ句のダンスバトルであったが、上述の通り、「新しき」を求めた鬼夜叉は大衆に認められずに敗北。さながら究極対至高のスパゲティ対決の如く。やはり人々は日頃から馴染んでいるものを愛好し、そこからの脱却を求めるのは色々とコストがかかるということだろう。「伝統こそ重要」なんて考え方は、鬼夜叉だって親父さんからしつこく教えられて重々承知しているはず。しかし、今回はバトル形式ということで相手を出し抜くことを考えたせいで足元が疎かになってしまったようだ。しかし、親父さんだって「未来の猿楽はまだ見えず」と進化の可能性を模索していたのだ。ここで終わっちゃ男が廃る。鬼夜叉の復帰はいかに成し得るのか。そして、にゃんこにくわえられてたカメ吉は無事だったのだろうか。
こうしてみると、国連組織は我々の認識と大きな差はないっぽいが、なのはが「本国では」という言い方をしていたところからやっぱりこの次元はちょっとはやてたちのホームとはズレた世界という認識なのだろうな、という感覚はある。EXCEEDSが小規模な組織であることも再三言っていたので、人員不足は常に悩みの種だったのだろう。そこに戦力・機動力・事後処理能力と揃い踏みのシイナさんが加入してくれたってんだから、そりゃ有難い話で。 前回ちょっと勘違いというか、拡大解釈していた部分があったのだが、EXCEEDSが行っている主な任務は「侵略種の排除」であった。シイナさんのおかげで大ボスクラスのばけもんでも割と楽に倒せるようになったとのことで、なんと国内で暴れ回っていた特大級の怪物も10/13を駆除。わずか数週間で目覚ましすぎる活躍である。この調子で海外進出も果たせれば、人類は巨人に駆逐されてきた過去を払拭できる。もう、そういうお仕事だけやっててくれればシイナさんのお仕事は安泰だし、魔人の力を使ってることなんて瑣末な問題。このままモンスターハンターだけやって生涯を終えてもいいじゃない、って話になってくる。巷を騒がせる「魔人化薬」についても、EXCEEDSとは別部署の管轄って話なので「大変なこともあるもんだねぇ」くらいの他人事で構わないのだ。まぁ、そうは問屋が卸さないのだろうけど……。 ってなわけで、そんな「魔人化薬」抗争側のお話にスポットを移すと、当然そのセンターにはお友達になったトワさんがいる。彼女の生い立ちもそんなに意外なものではなく、出自(?)はマッドサイエンティストの実験ラボ。そこで被験体として飼われていたみなしごのトワだったが、生き残りバトルに敗れて廃棄処分。その際に偶然にも心優しい夫婦に拾われて養子となった。トワさんの人生観ではそのことにすらあまり琴線は揺れなかったが、いざその夫婦が殺される段になり、「お世話になってたのになぁ」ってんでちょい悲しい。そしてその実行犯が、かつて自分を廃棄に追い込んだ原因である炎の魔人(量産型)だったってのもまた情動を揺さぶる部分で。ラボの中にいてもいじめられ、ラボから逃げられてもまた魔人は自分の人生を壊しにくる。そんなら自分から憎きあんちくしょうをぶっ殺してやらぁ、というのが現在のトワさんのモチベーションである。 そうして魔人憎しのパッションで行動するトワさんは行く先々で仲間を集め、今や異能力集団「魔人狩り」はそこそこの戦力と得難い絆で結ばれたナイスダチ公になった。ご丁寧にみんなして方向性の違う便利な能力も保有しており、魔人化薬の流通に関わる人間を闇から闇へと成敗するのにはちょうどいい布陣である。仕事人は仕事人としての責任を全うし、うまいこと仇敵である篠宮をぶっ殺せたあかつきには、自ら命を絶つことも辞さない覚悟はあるとのこと。ちゃんと罪悪感は抱えてるんだね。見れば見るほど、悪い子でないのは間違いない。 前回のシイナとの邂逅で「望まずにぶつかる日がくるのだろうなぁ」と思っていたのだが、シイナたちの駆除対象はあくまで侵略種であるから、考えてみりゃ魔人化薬誅滅軍団と直接ぶつかる必要もないんだよな。まぁ、それでもどっかで一戦交えずには終われないだろうが。……その時にはヴォルケンリッターにもちょっと出番欲しいな……。
現代の異世界存在は無限にテレビから情報を取得できるので強い、第4話。昔から宇宙人とか異世界人はテレビを見て世間の諸々を知ることが多かったが(?)、現代は欲しい情報だけ一発で配信で見ることができるからね。スマートスピーカーの存在もそうだけど、着実に現代は「いつかの人類が思い描いていた未来」に辿り着いている。 なんてことでララはいちいち驚いていられないくらいに世界は回っている。前回でようやく大津家への居候が許されたララだったが、そのまま特に進展もなくあっという間に3週間がすぎるそうで……まぁ、そんだけありゃ現代の常識の一通りは学べますわな。ただ、それでも引きこもっているだけでは進展は望めず、なんとか外に出たいララ、そして余計な厄介ごとを引き込みたくない茉里。……茉里はさ、ララを拾っちゃった時点で色々と諦めるしかないと思うんだけど、家に置くだけ置いといて飼い殺しの状態でいいと思ってるのは問題よな。まぁ、魔女様がそれで満足しちゃってるから、「人魚族とか、全員水槽の中にぶっこんどいたらええねん」くらいに思ってたのかもしれないけども。 もちろん足が生えてるララはそれでは満足できないってんで、うだうだ文句を言っていたらようやく学校へ行くことが許される。茉里にとっては消極的合意でしかなかったが、文字通り「外の世界」へと接続し、いやでも運命は回りだす。いや、近所に出かけるだけで回り始める運命はずいぶん安っぽいけども……。とりあえず大きな変化1、ララが大津家以外の人間と交流することができた。まぁ、その発端が大津家兄(祥弥というらしい)だったので結局は兄妹のサポートありきだが、茉里に比べるとずいぶんチャラそうな兄の手引きにより、色んな高校生と交流することができたララ。そのおかげで今回の「姫と王子」に出会うことができたのだから一歩前進。 別にその辺の高校生と対話したからって有力な情報など得られるはずもないのだが、どうやら彼女の「真実の愛を探す」という目的は別に「ララ自身が恋をしろ」ということではないらしい。いや、最終的なゴールはそこだと思うのだが、テレビで得られた知見を実地で確認するかのように、不器用な高校生カップル(未満)をサンプルに「愛」の何たるかを観察することで生の感情に触れるララ。今回のヒロイン・ヒメカさんの失恋を見ながら、頭の中にバチバチとスタァライトじみた星が光る。ララがこのきらめきを追求することで、何かしら変化があるのかもしれない。 そしてララがお外へ出られたことで起こったもう1つの変化は、他者もララを観測することが可能になったこと。ずっと琵琶湖のほとりでララの気配を追っていた彼女の実姉・リサ(CV津田美波)。ララの動向を把握して早速コンタクトを取ることに成功。魔女様に続く2人目の「関係者」の存在に、ララの探求も大きな前進が……。と思いきや、どうやらリサさんは何か大きな秘密を抱えているようだ。すぐ近くにいるのに何故かララと顔を合わせず電話での対話にとどまったこと。そして、彼女との再会を手放しで喜んでいないこと。人魚の世界で何があったのか。まだまだ、琵琶湖の底は深そうである。 早くも水着回! 第4話。まぁ、セオリーとして水着回ってぇと早ければ4話、通常は7話。遅いと10話ですからね(どこ調べだ)。今作は毎回がある意味でお風呂回なので水着にそこまでの重要性はないですけどね。 いや、でも終始みんなして水着のままというのは貴重と言えば貴重かもしれない。一応設定は「昭和中期」ということで絶妙に水着のデザインがイモっぽかったりするのだが、それも含めてロリっこたちに着せる分には味わいがある。ただ、いうて一座の面々はそこまでロリロリしいキャラはいないんだよな(……団長?)。筆頭が瑞佳のはずなんだけど、割と丁寧におっぱいはある描写になってたし。ふむ、そのあたりから青少年の労働法規に対する目配せをしているのかもしれません。 などという下世話な話はさておき、今回のセンターは奇術師の吾野伊万里ちゃん。大人組を除けば、以前から一番瑞佳に対して親切に接してくれていたこの団のオアシスみたいな存在である(まぁ、瑞佳は邪険にされてもさっぱり効いてないので優しくされるありがたみもあんまりないのだが)。しかし残念ながら手品の方はそこまでパッとするものではなく、1話で瑞佳からずけずけとダメ出しされてたのはみんなと同じ。前回の公演でもミスしてたと自己申告があり、空中ブランコと違って演目の中では足を引っ張り気味である。 そんな彼女をセンターに置いての物語は、幼馴染の五十土(いかづち)五十鈴との関係性。どうやら今作におけるひまわりサーカスの陣容は完全なる「バディもの」になっており、その証拠に公式ページにもわざわざ「ペアビジュアル」という別枠のイラストレーションが用意されている。ここまでで明らかになったのは先週の雫×スヴェトラーナ、あまりにあからさまな「瑞佳×桜翔」の2組で、まぁ、ふつーに考えれば双子はそこで完結なので大人組(団長×経理の間宮さん)を組ませると、自動的に残るのがこの「奇術師×曲芸師」のペアであった。これまであんまり積極的にバディっぽさを出してた印象はないのだが、今回の一件でめでたく綺麗に収まった。まぁ、幼馴染としてのエピソードはだいぶやっつけ臭かったのであんまりペアとしての旨味は感じなかったんだけどさ。 おそらく、今回は伊万里の掘り下げ回の皮を被ったポンコツ桜翔さんの振り回し回である。というか、今後のエピソードは全てが桜翔さんに波及し、それが必然的に瑞佳につながる構成になると思われる。回を増すごとにポンコツ風味が強くなっていく桜翔。焦らしが長いせいか瑞佳に対する一方的かつ熱烈な感情は積もりに積もっており、もはや恋人を超えて新妻レベルの接し方。ちょっと他の女と絡んだだけで目くじら立て始めたのでだいぶ末期症状である。そして、そんな桜翔の猛アピールも全部自分の都合のいい材料として利用する女・瑞佳。まぁ、そうしてないがしろにするから、いっつも最後は因果おほぉオチになるんですけどね。そりゃま、てめぇで桜翔にタダ働きさせてるんだから、自分が同じ境遇に置かれて逃げられるわけもないのよな。 最終的には伊万里と五十鈴の仲直りってことでお話は終わったのだが、これって伊万里のレベルアップイベントにもなっていたということなのかしら。おそらく彼女の属性は「血統の影響もあって実際は優れたマジシャンなのに、極度のあがり症だから実力が発揮できない」っていう設定だと思うのよね。あんだけ場数踏んでてまだ慣れてないってのはエンターテイナーとしては割と致命的だとは思うのだが、もしかしたら一座の連中があまりの伊万里可愛いさに甘やかしていただけなのかもしれない。銭ゲバ瑞佳さんの容赦ないスパルタ特訓を経て、少しは肝っ玉がでかくなればいいのだけど。……そういや今回のお話で五十鈴の方は別に成長要素ないんだよな……別枠でお当番回がないとしたら、前回のスヴェトラーナに続いてあんまいいポジションではないな。 追伸:そのスヴェトラーナさん(と雫さん)、爛れた大人の関係で軽くひとネタ、みたいなブッ込まれ方してたけど、同じ一座にいる人間たちからしたらすげぇめんどくせぇ話にならんかな。夜通しいちゃつかれてたりしたらたまらんぞ。
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大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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