最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
なんだかmono monoしいタイトルだな……第16話。アクションカメラを購入したら、とりあえず猫に装着させてみたくなるものなんだろうか。 Aパート、今更ながらのポケGOネタ。まぁ、漫画原作だから多分連載時にその辺が流行ってたんだろうな、という感じではあるが。ちなみに今週はなぜか知らんが漫画原作アニメでポケGOネタがかぶるというプチ奇跡が発生している。それだけあの一瞬とはいえ世を席巻したということなんだろうなぁ。俺はプレイしてなかったからよく分からんけども……今でもあの手のARゲームって元気なんでしょうかね。イングレスとか、今でもやってる人ってどれくらいいるんだろう。 手軽に遊べて没入度が高いのがARゲームの特徴なのかもしれないが、なんとまさかの桜子がドハマりという緊急事態に。まー、確かにあんまり娯楽の無さそうな生活してるし、ソシャゲが手軽に触れられるエンタメだってのは事実だろう。そうした文化への耐性が無い桜子が偶然ハマったら沼ってしまうのも理解できなくはないが……こうして客観的に見ると、やはりこの手のゲームってのはどんどん時間と金をどぶに捨てる恐ろしい構造になっているというのはよく分かる。桜子は根っからの真面目さが悪い方に働いてしまったのだろう、承認欲求とも相まって、普段の様子からはあまり想像できない凋落ぶり。これまで基本的に「善い」側、「正しい」側で居続けた桜子があかんことをしてしまっている珍しい展開である。実力で鮫洲さんをねじ伏せたのも一応初めてのことだもんな。 とはいえ、やはり「根が真面目」な桜子。ふと我に帰ったら戻ってくるのもあっという間で、なんかよく分からん理由ですぐに真人間に戻れました。「みんながゲームにハマったせいで野良猫に餌をやる人が減り、結果として野良猫が野生化した」という風が吹けば理論は流石にどうかと思うが、自分の行いで不幸になる人がいると気づけば、桜子はすぐに是正できるのである。……実際のソシャゲ中毒はそう簡単じゃないんですけどね。 ただ、良かったのか悪かったのか微妙なのは、そうして桜子が改心する直接の要因となったムームーも、別にそこまで迷惑は被ってなかったというオチ。桜子が自分に構わなくなったのをいいことに自堕落な生活を……って、デシマルはまだしもシベリアちゃんはそこで一緒にくつろいでちゃダメでしょ! ムームーの尻を叩く役割に回れよ! 結局、所詮は同じ星の出身ということなのかも……。 Bパート、アクションカムの話、といいつつ、謎のムームー恋バナ。そもそもの疑問としてムームーたち異星人はあくまで「なんとなく猫に似ている存在」なだけだったはずなのに、地球猫に惚れたりするのは正しい生殖本能なのだろうか? まぁ、そもそもチュールが好きだったり、どう考えても偶然以上の一致はある気がするのだが……ムームーが珍しく本気になっちゃったのはなんか違和感がある気もする。そしてその本気度が「体臭の強さ」に反映されちゃうというヤな展開。臭い猫はくさいんだよ。うちで昔買ってた猫も、老境に至ってからはろくに毛繕いもできなくなっちゃって、油でカピカピになってケアが大変だったわ。猫は生来綺麗好きな生き物だけど、やはりどこまで行っても獣ではあるからな。 今回はどさくさに紛れてムームーの日常を盗撮していた桜子だったが、天空橋のアドバイスでいつの間にかアクションカメラを手に入れていた理由はよく分からん。光熱費の問題が解決した後は多少財政にも余裕が出てきたのかしら? とはいえ趣味でアクションカムを買うようなタイプにも見えないのだが……もしかしてムームーの調査のためだけにわざわざ買った? ……これはカメラをネタに漫画でも描かないと割に合わない出費だよ……。いや、でも偶然鮫洲さんとアキヒロのヘンテコ場面を盗撮できたりしたから、もしかしたら単なるスパイ装置としてコスパはいいのかしら……街中でカメラ背負った猫見つけたらとりあえず警戒はするけどな……。 次回予告でなんか見たことない変なOLみたいな人が登場してたけど、このタイミングで新キャラかしら。今作に出てくる女性陣、なぜかどこかしら絶妙なエロさがある気がする。 PR ちゃんと人類に有用な薄暗スポットもあるんだな……第15話。おそらく大学中の薄暗スポットに精通してるであろう鮫洲さん、絶えず男を引き摺り込む算段をしているあたりが素晴らしい。 Aパート、大学のエアコン。……確かにあれはしんどいものだ……おっちゃんは流石に大学でエアコン無しに苦労した記憶はあんまりないのだが(そもそも大学に行ってなかったという話はある)、「近頃の若いもんは」の話をするなら、例えば小中学生の時代まで遡ればエアコンレスの時代だった。いや、どうだったかな、高校は流石にあったっけ? ……いや、無いな。確か受験期に貴重なエアコン付きの図書室や自習室に人が大挙してた記憶があるので、通常の教室にはエアコン無かったはず。まー、夏場の暑さが今とは全然違うし、そもそもあたしゃそこまで暑くない地方の出身なのでなんとか耐えられたが……今の若者にエアコン無しで学生生活を送れってのは無理難題。 そして大学側も光熱費との戦いは常に真剣勝負なのでそのせめぎ合いが難しいところだ。多分、規模を考えると一元管理のシステムが最新鋭のものであればグッとエネルギー効率が上がって光熱費も下がるのだろうが……大学のシステムってなかなか刷新できないからねぇ。多分桜子たちの通ってる大学もかなりガタがきてる状態なんじゃなかろうか。ただでさえ天空橋みたいな奴らが面倒な負荷をかけまくってるしな。 だからといって教授サイドがそれを制限する権利もないんだけどな。今回登場したセンセ、CV青山穣のせいで怪しさ倍々。娘さんの名前が泡姫(アリエル)なあたりもなかなか香ばしく、最終的に花月さん熱に浮かされた天空橋によって処断されるのもやむなし。なんでその前段階として「笑ゥせぇるすまん」だったのかはよく分からんが、天空橋はモノマネ上手いな。 Bパート、なんかもう、半分以上が桜子と鮫洲さんでガチの水耕栽培を検討してる専門番組みたいになってて視聴者置いてけぼり回。鮫洲さんは元々家電店の娘なので機器への造詣が深く、桜子はどっちかっていうと農耕関係の知識があるのだろうか? 互いに大学で学んでいる分野も違うっぽいが、きちんと専門的な話を1つ出せばそれに3も4も返してくれる理解の速さと思考の柔軟性を持っている。ある意味で実践教育を率先して行なっている理想の大学生と言えるのかもしれない。まぁ、その結果がパクチー栽培なのは良いのか悪いのか分からんが(パクチーってそんなに大量に消費するもんか?)、まぁ、最終的に大学のPRにまで繋がったのだから結果オーライだろう。ただ、流石に闇で栽培していたパクチーが認められたからって、大学側が正式に学生の菜園使用を認めるってのは無いと思うのだが……敷地の問題とか安全性の確保とか、大学は色々と保証できるんですかね。まぁ、それも含めて全て「自治」に任せる姿勢か。これまで部室棟でトマトの実績があるんだから大丈夫なんかね。 そうして大学生が生きるのに必死になっている間、猫型宇宙人たちはそれら知識の中から有用なものを選び取っている。そして、光合成の図案から変な記憶が蘇ってくるムームー。彼はまだ何かを隠しているのか。かつて「つぎはぎムームー」と呼ばれたエージェントだという彼には、もしかしたら身の毛もよだつような過去が……無いとは思う。 いい話だなー、第14話。新番チェックに追われてなかなか継続作品の感想にまで神経が回らないんだけど、こちらのお話は癒し成分としてもとてもありがたかった。 タイトルから分かる通り、今回の主役は穴守・シベリアペア。いやー、ほんとにただただね、シベリアちゃんが可愛いんだわ。いや、性別が分からないからシベリア「くん」か「ちゃん」かは知らんし、一人称が「ボク」だからオスの可能性が高いんだけど、中の人の良さもあってどうしてもシベリア「ちゃん」って言っちゃう。まぁ、とにかくシベリアちゃんが可愛いの。穴守のことをすっごく信頼してるし、ちょっと憧れみたいな感情も抱いてるのがよく分かってさ。よその女(CV渡辺明乃)が絡んでくるとちょっと嫉妬に駆られるみたいな動きして、最後に穴守がビシッと決めた時に頬を赤らめてポーッと見ちゃってるのとかすごく可愛い。そりゃ留置所のセラピーキャットを任されるのも当然だ。宇宙人とホルダーの関係性、現状では3例報告されているわけだが、一番結束が硬いのはダントツでシベリアのとこだと思うね。 そして、そんなシベリアの期待に応えちゃうのが典型的な昼行灯キャラの穴守。どうなんだろね、色々とニブいところがあるのは事実なんだろうけど、やっぱ基本は有能な人物なのかしら。私はいまだに穴守初登場の時に桜子が「なんかこの人得体がしれない」って警戒してたのが引っ掛かってるんだけど。まだ隠してることがあったりしないよね。余計なことさえ考えなければ、人としても、警察としても、そしてホルダーとしても割と有能。こないだのクーデター(?)も穴守とシベリアの連携で抑えたみたいなとこあるからね。 今回はそんな穴守がどういう業務内容かよく分かんないけど民間のお悩みを解決してあげてた話。そしてその過程で桜子の人の良さも伝えられるおかげで、作品全体の構成要素としても自然に噛み合っているのが嬉しいところ。ちょっとした人情話には違いないが、きちんと天空橋のレクチャーも入り、「家電を通じてのヒューマンドラマ」になってるのがいいよね。この路線だったら「ギャラリーフェイク」とかみたいにもうちょい話は増産できそうではあるんだけど、今作の場合はやっぱり「宇宙猫」がどうしたってメインの要素になっちゃうので……その辺のイロモノとのバランス調整が今回はいい具合にハマってました、というお話。 次回予告だとまた花月さんにスポットが当たるかな。花月・鮫洲回にハズレなしやで。結局トータルでハズレ回が無いアニメになってるけども。 第2クール突入! 第13話! 新番ラッシュの中、安定して新展開を迎えてくれる今作が癒し。「さよなら人類」が聞けなくなったのはちょっと残念かと思ったが、後期エンディングはなんとユニコーンの「すばらしい日々」。渋いが良いチョイスだなぁ。 今回は女の戦い。鮫洲さんメイン回はいちいち下世話だけど刺激が多くて楽しい。文化祭のミスコンを舞台に、鮫洲、花月、そして桜子という女どうしの仁義なき戦いが幕をあける。まぁ、戦おうとしてるのは鮫洲さんだけなんだけどね……。彼女の火がつきやすい瞬間湯沸かし器みたいな性格は難物だが、自己実現のために努力を惜しまない姿勢はヒロインにふさわしいもの。何とか花月さんをミスコンから引き摺り下ろすため、これまでロッキーもかくやというたゆまぬ努力を続けてきたという。……まぁ、何をゴールに設定してたのかはよくわかんないけど……ミスコンってボディビルドして優勝できるもんなんでしょうかね。いや、そりゃスタイルが良くなったら武器ではあるだろうけども。多分鮫洲さんも素材は良さそうなので、あとはアピールタイムで決定打を出せればよかっただけだと思うのだが、よりによってそこが一番個性が出てしまったという。あげく、せっかく身体を鍛え上げたというのに、決め手になったのが花月さんの空手だったという。何とも皮肉なものである。でもやっぱ花月さん可愛いからしょうがないんだよなぁ(特に声が)。 そんな鮫洲さんの野望に巻き込まれる形の桜子だったが、彼女の場合はオロオロしてるだけでも周りの人間が勝手に彼女の良さを拾ってくれるというチート仕様。野菜を焼くだけでファンが獲得できる土壌はいささかズルすぎる気もするし、かたわらに無敵猫というチートアイテムを備えているのもズルい。でもまぁ、そんだけではミスコンで優勝はできないってあたりがこの世界の現実でして……いや、そもそも桜子は優勝する気はなかっただろうけどね。心配なのは、相変わらず人前で猫らしからぬことをやってるムームーに機密遵守の意思があるかどうかくらいである。まーたシベリアの胃に穴が開くぞ。 そして遠慮がちながらもがっつり優勝を狙いにいく律儀な花月さん。嫌々やってるけどそこで手を抜けないあたりが彼女の性格が出てるところでね。おそらく満場一致での優勝だったと思うが、そんな中でこっそり彼女を引きずりおろそうとしているのが「肩の荷を降ろしてやりてぇ」という歪んだ愛情を持つ天空橋だけというのが何とも甘酸っぱい。花月さんも天空橋の気持ちには気づいてるんだよなぁ。こっちのイチャイチャもなかなか無視できません。 後半戦では天空橋と鮫洲さんが「家電の個性と利便性」という難しい議題についてガチのディベート対決。家電アニメとしての本作のスタンスを思い出させてくれる。鮫洲さんのいう通り「ニッチな家電なんて、結局不便が増えるだけ」みたいな論調ってのはよく聞こえてくるし、私もなんかそんな感じの話に賛同してしまっていたが、なるほど天空橋の意見も考えるべき点はある。まぁ、個々のユーザー視点ではやはり鮫洲側の意識を持っていた方が良さそうだが、メーカーや開発者側のスピリットとして天空橋のような「個別ユーザーの視点を持つ」という意識を欠いてはいけないということなのだろう。せいぜいおうちが役立たず家電で埋まらないことをに気を付けることとしよう。まぁ、鮫洲さんもそういうガジェットを家に置きすぎてるからこその実感だったろうしね……宣伝のためだけに入れてるはずのドリップマシーンとか、ちゃんと日常使いしてるの偉いよね……。 地震→停電から即座に薄暗力(うすぐらりょく)を計測できる鮫洲さん素敵、第12話。先週休んだ分、いい具合の活躍でしたね。「最強の薄暗スポット」とかいうパワーワード。 最終回ラッシュ中なのでこうして何事もないかのように放送が続く作品は嬉しいですね。ただ、一応は前回のお話が1つの区切りになっていたので今回からは「エイリアンの襲撃が表沙汰になった世界」のお話だ。……まぁ、あんま変わんないけど。カリカリしてるのはシベリアちゃんくらいのもんであるが、このシベリアがまた可愛いんだよ。「猫のキャラに花林ちゃんボイス」ってもっとぽやっとして安易な萌えキャラを想像しがちだけど、シベリアは猫組の中でも一番気性が荒くて頑張り屋さんなのが見ててよくわかるのが愛おしい。苦労人気質の猫、実に味わい深い。 そして、今回は意外なことにそんなシベリアのカッカした状態で矛先が向いたため、これまでなんとなく脇にいただけだったデシマル、そしてその飼い主であるアキヒロのパーソナリティにも多少スポットが当たることに。まだ2人とも謎は多いのだが、まずアキヒロがどこぞの大臣のご子息であるという事実が明かされ、さらにデシマルがそのコネクションを利用しようとして失敗した果てに今の状況があるということも分かった。なるほど、流石にあれだけ偉そうにしてたデシマルが何の行動も起こさずだらだらしてたわけじゃなかったことが分かってちょっとホッとした。しかもダイレクトに「日本のインフラのトップ」に接触しようとしていたとのことで、考え方だけはムームーよりよっぽど仕事できるっぽい。まぁ、「インフラのトップ」が大臣かと言われたらだいぶ微妙ではあるのだが……その結果巡り巡って天空橋の近くに転がり込んだのだから結果オーライなのかしら。 そして、そんな「成れの果て」を引いてしまったデシマルは今のところアキヒロに対してはあまりいい感情を持っていないみたい。「お前が引っ張り出したせいで俺は失敗したマル」くらいに思ってんのかね。それでもアキヒロの家に居着いてるのはまだコネが復活する可能性に賭けているのか、単にムームーと接触できるようになったからつるんでるだけなのか(後者っぽい)。また、デシマルは桜子に対してはかなり特別な想いを持っているようでもあり、「桜子女史」に対してはかなり従順。恋心とかではないと思うのだが、ムームーの態度との温度差もあり、いまだに「結局デシマルって何考えてるんだろうな……」はよく分からずじまい。Aパートのオチは「最近はルンバも色々と進化してるんだなぁ」です。 Bパート、なぜかミニ四駆大会に出ることになったムームーと桜子。作品内で「ミニ四駆」という名称が使えないのはおそらく商標だからだと思われるが、あれは「モーター付きミニカー」という名前でいいんだろうか。Wikiの説明だと「小型動力付き自動車模型」とありますね。……だいたい合ってんのか。まぁ、機械に興味を持つなら別になんでもいいのだが、ミニ四駆なんて結局大事なのはモーター部分だけだろうし、モーターの話なんてこれまで散々やってきたと思うんだが……単にムームーが面白いと思っただけなのかな。 そしてミニ四駆とは特に関係ないところで事故る桜子。乙女の膀胱の危機に「つぎはぎムームー」の分解能力が冴え渡り、サマーセーターから毛糸玉を錬成できたところまではすごい。まぁ、その後の計画はだいぶ杜撰だったけども。今回テーマになったのは「乾電池」で、今更ながらアルカリとマンガンの説明なんかを聞いて「へぇ〜」と思いましたね。いや、流石に乾電池の仕組みについては高校の化学で学んだはずなので知ってはいたのだが、「液漏れが特徴なのはアルカリの方」とかね。なるほど、微妙に用途が違うからいまだにマンガン電池って根絶されてないのか。いや、流石に最近はあんまり見ないけどね。 オチだけを考えると、多分マンガンだろうがアルカリだろうが結果は同じになってたと思うのだが、いつも通りに鮫洲さんとの妙な遺恨だけが残りました、というお話。……この2人の仲もじりじりと進まないわねぇ。あたしゃアキヒロとの関係性よりも桜子-鮫洲間の関係性の方がずっと気になりましてよ! 最終回みたいにシリアスだけど最終回じゃない、ちょっとだけ最終回な第11話。てっきりクライマックスかと思ってたのだが……今確認したら、何と今作は2クールあるとのこと!!!! わーい! というわけで一安心な展開。既刊コミックは全8巻とのことで、2クールあったら結構なところまで進みそうですね。そして、ここから先、ムームーたち異星人と地球人の関係はどのように展開していくんだろう。 などと早くも2クール目の展開が気になってしまうところだが、とにかく今回はそんな先々へデカめの楔をガツンと打ち込む展開。なんと思ったよりダイレクトに急進的だった急進派が容赦なくムームーのところに襲撃してきた。まぁ、ぶっちゃけいまだにこの星の連中の「保守VS急進」の関係性はよくわかってないんですけどね。仮に急進派の連中が地球人を亡き者にして地球を乗っ取っちゃおうとしてるなら、保守派の顔色など窺わず(いちいちムームーなんて襲撃せず)ちゃっちゃと殲滅ビームを撃ってしまえばいいわけで、政治的な駆け引きでちょこちょこ触れ合ってる意味はよく分からんのだ。まぁ、あらゆる事象について「こいつらちょっとオツムが……」という理由だけでも説明できてしまうからズルすぎるのだけども。 とにかく、なんでかよく分からないけどムームーのところに襲撃してきたのはいかにもエイリアンなよっちんボイスを持つ凶悪ヅラのドライ。あんだけ地球の科学力をバカにしてんのに襲撃方法がトラックアタックなのは笑ってしまったが、まぁ、確かに手近なツールで最大質量を手軽にぶつけられる抹殺方法を考えるならトラックはいいアイディアかもしれない。事前に入念な準備をしたわけでもないだろうし、ドライがわざわざ他所からトラックを運転してきたってことは、ちゃんと運転技術を理解するくらいの知性と応用力はあるんだよな(まぁ、ムームーも慣れた機械は使いこなせるからな)。不幸な天空橋は2度目の宇宙人アタックの餌食となり、あわや桜子ともども帰らぬ人となるところだったが、そこは流石の主人公、「つぎはぎムームー」という謎の二つ名と共にピンチに駆けつけ、見事な徒手空拳で悪漢を圧倒。放送11話目にして初めて、格好いい姿を披露することができた。猫VS猫の構図なのに何一つ猫らしい動きがない格闘シーンは草。 ムームーの過去も気になるところではあるが、とりあえず目の前の脅威は打倒。しかし、「空の上にはたくさんの同胞たちが……」と完璧超人みたいな脅しをかけるドライを止める術はなく、一度は地球の存続を諦めるムームー(ひどい)。そして、さらなるピンチを助けた次の救世主は……まさかの花粉。まぁ、あれは確かにバイオテロ兵器なのは事実だからな……幸い私はこの歳まで花粉症とは縁がない幸せな人生だけど(代わりに常時アレルギー性鼻炎)、どこぞの試算では花粉症による日本の潜在的な経済損失は1日あたり数千億とすら言われているとか。そりゃま、空気清浄機でもなんでも使って対策しないと国レベルでやばいってのは事実。だとしたら、クソでかいとはいえ母船の1つや2つ無力化できちゃうのもある意味で当然と言えるだろう(?)。花粉の恐怖をことさらに伝えるムームー自身が大して花粉で困ってないあたりも性格が悪くて良い。 結局、「他所の星に行くときは公衆衛生に最大限の注意を払って検疫はしっかりやろうね」という存外SF的な教訓を残し、面倒な急進派は一時退却。ムームーが作ったテレビショッピングにコロコロ転がされている様はいかにも同じ星のアホ連中らしいが、無駄に貫禄がある稲田さんボイスの虎まで登場し、まだまだこちらのバトルは続きそう。さらにムームーの回想シーンで出てきた師匠っぽい人はCV高木渉と、なんかどんどんキャスティングが渋くなっていく愉快な作品である。 そういや今回初めて鮫洲さんが1コマも登場しなかった回だった。来週は、もうちょい薄暗い場所を探しに行こう。 やはり鍵を握るのは部屋の薄暗さか……第10話。まぁ、肝心の鮫洲さんが薄暗い部屋でやってたのはエロいことでもなんでもなくて、スーパーハカーみたいな炎上工作だけでしたけど……考えてみりゃ、バエを意識する女子大生なんて、現代においてトップクラスにIT技術に詳しくてもおかしくないんだよな。 Aパート、鮫洲さんをめぐるエトセトラ。冒頭のラテマシンやらなんやらのシーンでは「ひょっとしてこいつ、マルチの片棒担いでるのでは?」とか不安になったけどそれは一応濡れ衣。ラテマシンはギャグだろうけど、一応ネッククーラーはそこそこ実用されてるんだよな(俺は欲しいとは思わんが)。気になるのは「携帯加湿器」だが……流石に屋外であんなことしても絶対意味ねぇだろうからあれもフィクションだと思いたいが……どうなんでしょうね。 取り巻きを活用して着実に発信力を強め、常に人々の中心にいる鮫洲さん。桜子との関係性はうまくいったりいかなかったり、なかなか発展はしないのだが、今回は桜子側からの接近もあり、ついに初のお卓訪問イベント。彼女がどれくらい友達を家に招いているかは分からないが、「人生是撮影空間」みたいな信念を持つ鮫洲さんのご自宅はいついかなる時でもバエを意識した完璧なもの。そこに取り揃えられたおしゃれ家電の数々を見れば、なるほど彼女が色々と詳しかったことにも頷ける。ニャボホンと呼ばれるロボットペット兼AIスピーカーも現代であればそこまで驚くような技術ではないのだが、桜子からしたら近未来に見えるだろう(まぁ、ムームーからしたら本来なら蛮族の文化なんですけどね)。彼女の表面的な部分を見れば桜子の憧れも強まるし、さらにその裏の「バエへの執念」を見せられたら更なる尊敬までも。 こうしてみると、バエを求める姿勢というのは我々おっさんからすると理解不能な異文化ではあるのだが、「何かしらの完成形を探して道を求め続ける姿」は、ある意味で実にオタク的で、ひょっとしたらリスペクトを持って受け入れるべきものなのかもしれない。私も上原ひまりさんや桐谷透子、千早愛音といったバエの探究者を長年みてきたが、確かに彼女たちの努力は並々ならぬものである。鮫洲さんのストイックすぎる姿勢は、桜子でなくとも見習いたいと思えるものかもしれない。 さらにさらに、そんな鮫洲さんの努力の裏には、なんと実家で家電店を経営しているご両親の存在があったことも明かされた。彼女の家電知識は幼少期からの教育の賜物。そして家庭への愛の賜物であろう。彼女はただバエて満足するのではなく、そこから情報を発信することでダイレクトに実家の通販サイトへと誘導し、なんとか家計を助けようと奮戦してきたという。「一見するとチャラいのに実は家族のために頑張ってる地元愛溢れる女の子」というのは本当に可愛らしく見えてしまうもので……私はこの状態を「祐天寺若麦現象」と呼んでいる(もっと昔の事例山ほどあるやろがい)。おかぁちゃ〜〜ん。 Bパート、そうして桜子が最新のSNS界隈の姿に憧れの眼差しを送っている一方で、いち早くよからぬ文化を学習して私利私欲のために使っているクソ猫が1匹。いつの間にやらYouTubeに個人チャンネルを立てていたムームーは、よりによってネットリテラシーを学ばない状態でのバズへと突入。現代社会で一番やっちゃいけないやつ。それにしても昨今の「動画配信」という題材の急拡大は本当に世相を表したものでして……。今期アニメではこれ自体をメインで扱った作品だけでも「前橋ウィッチーズ」「にんころ」「ウィッチウォッチ」などがあり、さらにタイミング的には「ワタル」でエンジョーダが大炎上を起こしているところである。そりゃ宇宙人だってバズりたくなるだろう。 そんなムームーの浅はかな行動に対して、よりにもよって最初の一石を投じたのが鮫洲さんだったわけだが、あの調子では遅かれ早かれ炎上はしていただろう。強いて気になることがあるとすれば、「なんで鮫洲さんが指摘するまで誰もファスナーのこと言わなかったんだよ」ってことなんだけど……以前鮫洲さんは桜子の家に突き刺さったロケットにも気づいていたし、もしかしたらなんらかの理由でムームーたちが施すジャミングに影響されない体質であることの伏線だったりするのかも。……いや、多分「ギャグやで」の一言で終わりだろうけども。 炎上し始めたらまさに「秒でBANだぜ!」の世界。そしてそのBANを決行したのは心労で胃に穴が空きそうな苦労人、シベリアさんでした。「潜入任務中のエージェントがその星のインフルエンサーになってどうすんねん!!!」という主張があまりにもっとも過ぎて返す言葉がない。せめてもうちょい早くデシマルが気づいて止めてれば大原部長みたいなシベリアを見ずに済んだかもしれないのに……ここまででうっすら分かってきたけど、デシマルも大概アホだな?(まぁ、そういう奴らしか地球に来てないはずだし)。 結果としてはムームーの手元に残ったのは余計なまでのちゅ〜るのみ。一応今回のテーマは「カメラ」ということで、「なぜ家電量販店にはカメラという店名が多いのか」なんて目から鱗の新常識も教えてくれてたけど、今回は正直あんまり重要ではなかった。そして物のついでみたいに変態行為に及んでいる天空橋とその被害者・花月さん。……今度はシミが落ちるといいですね……。 そしてラストで突然ぶっ込んでくる、「のび太の宇宙小戦争」みたいなデザインの怪しげな飛行物体。ここでも唐突に最終回っぽい流れになってきたな。……とりあえずアニメは軽く終わるみたいなニュアンスにして続編作れるようにしといてください。放送終わったらコミック買うかもしれないけども。 こんなに可愛くないヘソ天見たことない、第9話。ムームーの絶妙な「可愛くなさ」は猫好きとしては由々しき問題なのだけど、不思議とそこまで悪感情にはつながらないんだよな。そこまで全部含めての宇宙人なんだろうな。 今回は改めてムームーの目的意識を確認する回であり、比較的シリアス(?)強め。そして何より桜子という少女の健気さと今どき珍しい生真面目さが印象的なお話である。人類は誰しも田舎から出てきて週6のコンビニバイトを強いられる女子大生は応援したくなりますからね(ね)。当人はあんまり接客業に向いてないことは分かってると思うんだけど、おそらく週6で入れて融通が効く上にパッと入れたバイトがコンビニだったんだろうなぁ、とか考えると色々不憫である。まー、最近のコンビニは色々と自動化も進んでるし、もしかしたら以前よりバイトとしては楽になってるのかもしれないけど……仮にどれだけ楽な仕事でも、月7万円の電気代の支払いのための労働はモチベも上がらなかろうて。 というわけで少しでも勤労意欲を養うため、ムームーには心を入れ替えてもらいたい桜子。しかし、桜子は「家電の勉強」についてそれなりに前向きなのに肝心のムームーが全くやる気を見せない。改めて確認しておくと、ムームーが地球に滞在している目的って「地球の技術力から自分たちの再起のきっかけを探りたい」→「そのためには端的な技術の集積物である家電を研究したい」→「だから桜子の家の家電を片っ端から分解して回る」だったはずなのだが、すっかり堕落してしまったムームーは必殺技の分解すらあまり見せなくなり、1年という期限を設けられていたはずなのに自堕落ざんまい。いくら桜子が焦ったところで、当の本人に危機意識がなければのれんに腕押しである。 もういっそムームーにスタンガンを……までちょっと頭をよぎったところで、狙ったかのようにムームーの尻を叩く存在が登場。待望の3匹目の猫、シベリアが参戦だ。前からオープンエンドに姿を見せていたので気になってたのよね。CVがなんと花林ちゃんなんだけど、花林ちゃんとは思えない(失礼)利発そうなキャラ。仕事は「ムームーのサポート」というなんともやりがいのないポジションだが、相棒が警視庁の現役警官というかなり便利なポジション。シベリア自身も責任感のある真っ当な性格みたいだし、普通に考えてムームーなんて放っておいてシベリアたちが技術研究に回ればいいんじゃないかという気もするが、ここまでぐだぐだでもデシマルやシベリアがムームーをせっついてるってことは、ムームー本人に何か研究に必要な素養があるってことなんでしょうかね? 今のところそんな気配はほとんどないのだが……強いていうならそれこそ分解癖くらい? あれが瞬時にできるってことは、ムームーはもともと技官とかだった可能性はあるけども。 監督役のシベリアは以前のセルフレジ騒動でも事後処理に追われており、あの出来事がやっぱりただ事ではなかったと激おこ。そりゃそうだよな。こうやって「まぁ、ギャグだからな……」といっぺん飲み込んだ事象を「ギャグで済むわけないやろ」とほっくり返してくる展開、なんかムカつくけどちょっと納得もしちゃう。この世界はムームーたちの理不尽とギリギリの常識レベルで維持されているのさ。だからその辺にFBIとかがいても許されるに違いない。多分。 シベリアの参入でムームーも多少は義務感にかられる……こともなく、どうやら地球のテレビをことさらに気に入ってしまった様子。若者のテレビ離れが進む昨今、業界は宇宙人向けの低俗な番組をガンガン増やすべきなのかもしれない。しかし、そんな無駄な時間の浪費で青春を食い潰されてはたまらない桜子とは当然衝突。この期に及んでようやく2人の間で真っ当な喧嘩が発生した。今回はどう考えてもムームーが悪いので、最終的に丸くおさまった感が出てたのはなんか釈然としないのだが……まぁ、それもこれも桜子の優しさ故のことだと一旦飲み込んでおきましょう。多分、テレビの原理をどれだけ理解したところで宇宙人たちの技術発展には役に立たないと思うけどね。 追伸:暴漢に襲われるイメージ映像の花月さんが今日も可愛かったです。
デシマルはサウスポー、第8話。この2匹、最初の頃にバチバチで争ってたのはなんだったんだってくらいに仲良くなってるよな……。 Aパート、花月さんと洗濯機。花月がとにかくただ可愛らしいので(特に声が)、それを見ているだけでも満足できちゃうお話。なんでこんな可憐で素敵な人がよりにもよって天空橋みたいなイカレポンチに惚れてしまうのか……しかも本人たちは全然理解してないけど一応は両思いの形なんだよな。電気工事の果てに爆発しろ。 天空橋の一番厄介なところは、ありがちなアニメの「マッドサイエンティスト」のキャラみたいに「恋愛も人の情も一切興味がなく、そのせいで奇行に走っている」というデザインに見えてるのに、実際には人並みの情欲もしっかり併せ持っているところ。花月さんの着衣をQunkaQunkaしてしまうモチベーション、本人は「皮脂汚れの匂いを云々」とか適当なこと言って誤魔化してるけど、その実あれは単に嗅ぎたいだけなのよね。充分に変態でアウトなことしてて、その裏の感情を見せないだけに余計にタチが悪いという……なんなんだこいつ。 そんな天空橋のお手製の洗濯機を参考に、今回はその仕組みを学ぶ。まぁ、基本はひたすらに回転させるだけの機構なのでそこまで複雑な内部構造の解説が必要ではないが、天空橋のいっていた「脱水の行程で結局分解した汚れがまた吸着しちゃう」云々は聞いてるだけならなるほどと思ってしまった。実際のところはどうなんでしょうかね? 我が家はドラム式なんて小洒落たものじゃなくて昔ながらの縦型で洗濯してるので、気になるといえば気になる話である。まー、このアニメだけ見ても答えは出ないだろうし、花月さんの想い人についても闇の中ですが。 Bパート、タコパ、たこ焼き機、コンセント。なんとまぁ、コンセントの修理までできてしまうのか。うちもねぇ、随分前からコンセントが1個ぶっ壊れてるのよ。普段使えないところにある謎のコンセントだから放っておいてるんだけど、今回解説してた通りに延長コードの使いすぎもよくないかもだし、自分で直せるもんなら直してみたいですけどね(残念ながら免許は持っていない)。 アキヒロとの関係を深めるためになけなしの勇気を振り絞ってパーティーにこぎつけた桜子。彼女の偉いところは、そこにさらに鮫洲さんまで呼んじゃうところ。いや、でもアキヒロと近づきたいって思ってるなら鮫洲さん呼ぶのは逆効果なんだけどね。その辺の機微については桜子自身があんまり分かってないんだろうか。十全に理解した鮫洲さんはいつも以上に前のめりの姿勢で桜子に勝負を挑んでいたが、彼女、ベースはとても器用で要領のいい子だと思うのだが、何故か肝心なところで突然不器用になってしまう。これはこれで可愛らしいといえるか? この世界で桜子たちの三角関係(未満)について一番理解が深まっているのが猫2匹なのがなんとも虚しい。そしてその猫2匹も今のところ人間の情愛なんかよりも津工場の方がよっぽど興味があるという。 そうか、割と近場に家電の重要な施設があったのか……いや、行かないけどね。 |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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