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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件2」 ー

 「そういやあったなぁこんなの……」という感想くらいしか出てこないけど2期目。そっか、1期で正式に付き合うってところまでは行ったのか……。

 確認したら1期は3年前。2期目というにはちょい長すぎるブランクではある。おかげで良いも悪いもあんま印象が残ってなかったわけだが、せっかくなので自分の感想も確認したら、いうて内容にそこまで大きな不満はなかった様子。3年前から私はちゃんとイチャイチャラブコメを受容する器官はあったらしい。ただ、「作画が限界を迎えた」とのことで、結局女の子が可愛くならなかったことで評価はややマイナスといったところ。そっか、まぁ、コロナを抜けたくらいの時期だったし各アニメスタジオも色々と苦労していた時期なのかもしれん。ちなみに制作はproject No.9。かつては繊細な作画で一定の評価があったスタジオなのだがここ最近は品質の低下も不安視されている怖いスタジオ。ここ数年の業績を確認すると、「ひきこまり吸血姫」「先輩はおとこのこ」直近の「透明男と人間女」などは評価の高いところだが、ほんとにキツくなった「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」、伝説級で作画崩壊に殿堂入りした「天久鷹央」とぶっ壊れる時は振り切れてしまうリスクを孕んでいる。できれば前者側になってほしいところであるが……1話目時点での予感は残念ながら後者寄り。なんかね、人体のバランスがおかしいカットがすでにちらほら……画面を見ててだいぶ不安になるキャラ作画である。ほんと怖い。

 作画については頑張ってもらうしかないが、駄目だったらそのまま自然にフェードアウトすりゃいいだけだもんな。そういう意味じゃ3年前よりも気楽に見られるかも。お隣の天使様がいつの間にか駄目アニメにならないことを祈ってます。

 
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○「日本三國」 6

 スタート時の日本地図から多くの人同様にどこぞのベストマッチ大好き科学者を思い出したが、なんか、それどころじゃない展開になって不覚にも引き込まれてしまった。

 正直、開始数分の世界設定を説明してる時点では小馬鹿にしながら観てやろうかとすら思っていた。「日本分裂」はネタとしてありがちだし理解できるが、そこから何やかんやあって文明レベルが明治期相当にまで落ち込むっちゅうのは流石に無茶苦茶やろと。一度進化した文明がそのままロールバックするように「戻る」なんてことは現実的にあり得ず、衰退するにしてももっと別な「令和を知っている日本」として後退するはず。「ま、単に戦前期くらいの道具立てを使って日本国内で三国志がやりたいだけの設定なんやろな」と思ったわけだ。まぁ、多分とっかかりがその辺から来てるのは事実だと思うし、「日本の狭い国土を分断して現代兵器で戦争なんてできっこないし、それなら文明レベルを世界的にショボくすればええやん」というアイディアや、まさに「昭和レトロ」ならぬ「戦前レトロ」を描く面白みみたいなものを狙った設定のはずだ。

 そうした設定は無茶だとは思うのだが……その世界でやろうとしてるドラマの仕立てが周到である。理屈屋すぎる主人公と、綺麗な対比を描く行動派の嫁さん。どちらも魅力的な人物で、腐敗した国家体制を痛快に批判して非業の死を遂げるところまで予定調和。ここで主人公がどう動くかというのが見ものだったが、まさかの「レスバ」という選択をし、見事に仇討ち(の一部)を達成する。なるほどこいつは軍師キャラ。1話目で余すことなく主人公の人となり、そして大きな目標を提示する文句のない1話目だった。悲劇の主人公の復讐劇の幕開け、構図こそ違うがどこかに【推しの子】のあの1話目すら思わせる出来である。

 そうして劇的なドラマを描くために白羽の矢が立ったのは、これまで「魔法使いの嫁」のためだけに動いてきた超限定スタジオのスタジオカフカ。「まほよめ」のクオリティを見ればその精緻な仕事ぶりは明らかだが、今度はその技巧が「フェイク戦前」という珍妙な世界へと向けられた。極限まで色調を落として白黒フィルムを意識させる色彩設定、人物の表情描写などはあえてコマ数を落として「古さ」「おぼつかなさ」を見せながら、決して技術力が不足している訳じゃないことを見せつける動画の配分。これもまた新しい「レトロ」の描き方。ほんとならキャラデザのこのクドさは私なんて苦手な部類だと思うのだが、嫁さんのキュートな表情なども含め、画面に見入ってたらあっという間に1話目が終わってしまった。これはなかなかパワフルな作品が出てきたもんだ。

 惜しむらくは、これも原作漫画がまだ「既刊6巻」とのことで、大した量もなさそうだし、絶対に完結しないだろうという……うーむ、ここは素直に新鮮な作品に導いてもらえたことを感謝するべきなのか……。

 
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○「メイドさんは食べるだけ」 4

 タイトルで素直に白状しているので責める気は起きないが、まぁ虚無な作品。日常食い物漫画かくあるべし、という潔さ。

 フリーレンロスで苦しむ衆生が、「何とか市ノ瀬ボイスの従者にご飯を食べさせたい(そして太らせたい)」という欲求を満たすためのアニメ。つまり評価ポイントは「市ノ瀬メイドは可愛い」以外に無いし、おそらく元々それだけに特化した作品なのだろう。であれば別に文句を言うようなものでもないが、残念ながら私はそこまでそういうニーズが無いというだけである。そういう意味では飯を食ってるのがかわいいメイドだろうが野原ひろしだろうが大差はないのだ。

 でも、やっぱ基本骨子はあんまり楽しいとは思えないかな。マイナス評価点1、メイドである意味が分からない。ここはまぁ、話数が進めば何かしらの理由が分かるかもしれないが、現時点では単に食レポする奴がエプロンドレスを着ているという以外の意味がなく、「海外暮らしが長いメイド」という個性は特に活かされる様子はない(日本知識に乏しい必要性は分かるが、それがメイドに直結はしない)。タイトルやビジュの強さで気を引きたいなら、ちゃんとその設定にした責任を果たすべきである。マイナス評価点2、ネタ回しがどーでもいい豆知識アニメの域を出ず、見ていたいという要因がない。たい焼きたこ焼きとか日常的な食べ物を取り扱うのはメシものとしてのスタンスが分かりやすいが、そこからとびきりの共感を呼ぶでもなく、ありきたりなネタ回しばかりで今作ならではの要素が見当たらない。正直退屈である。

 そして最大要因の3点目、制作がEMTスクアードなので画面に加点がない。メイドの可愛さ、食い物の美味さ、どちらも映像の質で大きく左右される要素だと思うのだが、その画を作るのがEMTじゃこれ以上は望めない。1話目は頑張ってないこともないと思うのだが、それでも届かない何かがやっぱりあるのだ。

 まぁ、環境音楽みたいなものだと思えば別に嫌悪感も無いのだが、できれば時間は有効に使いたいものである。

 
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○「とんがり帽子のアトリエ」 7

 やー、鮮烈。アニメばっかり見てると短期間に「魔法」なんて飽きるほど見ちゃうわけだが、今回の魔法は思わず目を見張る。こういう表現ができるから、アニメは楽しい。

 珍しく期待票を投じてしまうくらいにはインパクトの大きな1話目。何が良いって、とにかく画面が綺麗。牧歌的な農村にポツンと営まれる仕立て屋の建物。日本のアニメだと何故か一括りに「ジブリっぽい」みたいな言われ方をするロケーションだが、本作は背景美術の置き方なんかもオリジナリティがあり、画面のどこを見ても「借りてきた」印象がない。おそらく原作のイラストレーションの再現なのだろうが(原作は全く知らない)、画面全体に色彩が自然に置かれ、必要に応じてパッと輝くのがとても美しい。主人公・ココの幼少期の記憶にあるお祭りの風景とか、どれだけ色彩を調整したらこんな画面になるのかと、幼子じゃなくても見惚れてしまいそう。

 そうして描出された世界で紡がれるのはある意味でオーソドックスな「魔法使いの物語」に見えるが、まず「魔法」の設定からして独特。ココが憧れ、探していた魔法がとても身近なところにあり、少女の煮えたぎる憧れがついにその夢を現実のものとする。しかし、秘された真実には相応の理由があるもので……それまでの牧歌的な風景が一変するラストのクライマックスの衝撃。これもまた鮮烈なエフェクトと丹念なモーション作画で紡がれるもんだからやたらと真に迫る。空中で暴れて魔法使いから逃れようとするココの動きとか、手癖で描いてたら絶対に出てこない画だよね。

 映像制作は「ゾン100」で独特な色彩センスを見せつけてくれたBUG FILMS。「ゾン100」が3年前の作品で、そこからしばらく元請けをやってなかったようなのだが、もしかしてこれの準備を進めていたということか。多分、最後までこのクオリティで走りきってくれるんじゃないかな。いや、流石に1話目は別格だとは思うけども……。

 そして当然最後は中の人のお話。と言っても1話目は魔法使い役の花江くん以外だと主人公だけなんですけどね。ココ役の本村玲奈は「ずたぼろ令嬢」でも主人公を演じ、私はその時にも「びっくりだねこりゃ」と評価をしていた役者。こうして立て続けに大きな役が回ってくるあたり、波がきてるのは間違いなさそう。いろんな方面から、準備は万全だ。

 
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○「LIAR GAME」 5

 微妙に様子が違う「何で今更?」作品。ここ最近は「ぬ〜べ〜」やら何やら、「何で今更!?」な作品が多く、今作も間違いなくそのカテゴリ内なのだが、確認したら原作の連載期間は2005年から2015年ということで、いうほど古くもない(この時間感覚は相当におっさんのものだろうが)。また、(当然私は観てないが)ドラマ化された時にもそれなりに話題になっていたはずで、それら実写作品は2010年ごろの作品とのこと。それなりに人目にも触れた作品だろうし、もはやメディア化の選択肢としてアニメは無いものとばかり思っていたが……何故かこのタイミングでのアニメ化なのである。謎だ。

 そして座組みは凄まじい予定調和っぷりで、スタジオがマッドハウス、監督は佐藤雄三である。知らない人のために説明を添えておくと、同じ甲斐谷忍作品である「ワンナウツ」を担当した面子であり、他にも「カイジ」シリーズもやっている。最近だと「トリリオンゲーム」がこちらの座組みで、およそ「マッドハウスのそういう作品」には佐藤雄三が起用されるのが定番ムーブなのである。おかげで1話目で登場した画面も本当に予想通りというか、原作そのままというか。絶対にアニメ化によって大きなムーブメントが起こるようなものではなく、ほんとに「良くも悪くも」原作以上にも以下にもならない。そうなると、やっぱ今更アニメ化されても……というのが正直なところ。

 でもまぁ、別にアニメに不満があるわけでもないんですよ。最低限のクオリティは維持してるし、多分脚本部分でも検討はずれなことはしないだろうという安心感もある。私も原作読んでから随分経ってるし、思い出しながら懐かしいゲーム漫画を見直すのも一興かもしれないとは思っている。……まぁ、画面は相当に地味になるはずなので、途中で面倒になる可能性も高いのだけど。

 そんな中で唯一今作に期待をかける部分があるとするなら、主人公・ナオちゃん役に仁見紗綾が起用されたこと。この人の名前は1度だけ取り上げたことがあるんだけど、以前「チ。」でその声を聞いてすごく気になってたんですよ。素直に良き声だと思っていて。そんな彼女がこのタイミングでついに主演。しかもナオちゃんってことはバリバリ喋るし感情大爆発なやりがいのあるポジションである。何かここで結果を残せたらいいな、と願っている。……ナオちゃんと秋山以外だとこの作品ってほとんどモブなんだよなぁ……福永・横谷役だけ誰になるかねぇ。

 
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○「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。」 4

 作品全体を構成するプロットの面白みと、端々に現れるあまりになろう的な頭の悪さ、どっちの点を評価すべきかと頭を抱える作品。

 冒頭の「数学の定理」のところのやりとりのあまりに酷い会話で「中学生の創作物か?」と辟易し、「まぁ、相当レベルの低いテンプレなろうなんやろなぁ」という最悪のスタートを切った訳だが、その後から展開された「悪役令嬢ものを攻略対象側の視点から描く」というプロットは初めて見るのでちょっと面白いと思ってしまった。正確に書くと「悪役令嬢ものの筋立ての視点人物を王子側に設定している」という点、「令嬢側のキャラがメタ発言や自分が異界存在であることを隠そうとしていない」点が珍しく、「破滅の運命を知りながら悪の道を貫き通し、メインヒロインたちの結末の成就を望んでいる」もちょっと珍しい寄りの設定。これらを組み合わせて、「チート王子が悪役令嬢キャラをハタから見たらどんだけ珍奇に映るか」という描き方をしているのが面白い。

 あと、単純に富田美憂による令嬢キャラがアホ可愛いってのもプラスかもしれない。どうしたって悪役令嬢テンプレは1人称視点が令嬢側にあり、その場合って「全部分かってて攻略しちゃうアタクシ」を主軸に据えるので可愛げがなくなる場合がほとんどなのだが、今作のバーティアは乙女ゲーをやりこんだオタクなのに、どうにも先が読めないアホの子である。その辺の設定の新鮮さは今後の展開を気にさせてくれる。

 映像部分もそれなりにまとまっており、「おっ、これは観ててもいいじゃん」と簡単に手のひらを返せれば楽なのだが、それでもなお冒頭でつまづいたあまりにアホすぎる細部の設定が足を引っ張る。王子のチートの書き方に全くやる気がなく、たとえば「伝染病の特効薬、俺なら簡単に作れちゃったけどね。まぁ、被験者がいないから効果はわからないけど」って、被験者と治療実績が分からないのに「対処薬が完成した」って断言できる意味が分からない。おそらく「薬学とはなんぞ」ということを考えたことがないのだろう。まぁ、「そんなとこにリアリティを求めてねぇんだよ。なんとなく王子のチートが分かればいいだろ。要するに戦闘力が53万なんだよ」ってことなんだろうが、それにしたってもうちょい頭を使って欲しい。

 この「プロットへの興味と作者への不信感」のせめぎ合い、今後天秤はどちらに傾くか。自分のことだが全く読めないのである意味楽しみではある。とりあえず富田美憂ボイスが可愛い(2回目)。

 
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○「ニワトリ・ファイター」 5

 なんやこれ。タイトルだけ見て何かの比喩かと思ってたんだが、ガチでニワトリがファイターだった。なんやこれ。

 例によって意味が分からんかったのでWikiを確認しにいくと、こちらは漫画原作。Wikiには「連載開始された後、メキシコやスペインやアルゼンチンなどのスペイン語圏で人気となり」って書いてあったんだけど、どういうことだよ。特定の言語圏に刺さる漫画っておかしいやろがい。ほんで日本ではマイナーなのどういうことやねん。謎すぎる(いや、これがメジャーになったらそれはそれで謎だが)。

 1話目に関しては「ほんとにニワトリでファイターなだけなの!?」というので訝しみながら視聴していたわけだが、どうやらほんとにニワトリでファイターなだけの作品である。その背景に「なぜニワトリなのか」という説明も一切ないし、「なぜこんなに強くなったのか」も分からない。そもそも巷に出没するモンスターの正体も一切説明がなく、政府も怪物が出ると避難警報を出すが軍が出動しているような描写もなく、単なる自然災害みたいな扱いになっている中、健気にニワトリだけが立ち向かっている不可思議ワールドである。

 でもまぁ、そこに説明がいるのかと言われたら……いらんのだろうな。「アンパンが街の平和を守るためにバイキンと戦ってるアニメだってあるだろ」と言われたらそれまでだ。この世界ではニワトリが人語を解し、人間以上の力でもって巨悪を駆逐するのである。それでいいじゃないか(主人公だけが特異存在なのかと思ったら、ラストで別な雌鳥も出てきたのでこの世界のニワトリはだいだいこうだ)。あとはその「訳分からん」世界をいかにアニメにするかというだけの話である。

 制作はゴリゴリのCGワーク、サンジゲン。お仕事履歴を並べるとバンドリとバンドリの間にニワトリが挟まるという随分なカオス。ちなみに監督は「D4DJ」も担当していたらしい。あれとこれが同じデザインワークというのが何とも不思議ではあるが、まぁ、描画は悪くなさそうなので「パワフルニワトリ活劇」を描くのに不足はないんじゃなかろうか。

 いかんせんそうして全体的に納得したものの、トンチキではあるがあくまでヒーローもののテンプレートの上。ここから「ニワトリならではの魅力」(あるんかそんなの?)が出てこないとちょっと差別化は図りにくい。画だけで興味を惹き続けるのにも限度があるし、どこかでスペイン語圏に刺さった変な魅力が発揮してもらえると助かる。

 ちなみに、1話目ゲストキャラと思しき爺さんのCVが西村知道氏だった。前クールの呪術廻戦の時に「これがお声を聞く最後か……」と思ってたので、また聞けたのはちょっと嬉しい。やっぱ収録って相当前にやってるんだなぁ。

 
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○「異世界のんびり農家2」 ー

 これも切ってたかと思ったら意外にも切らずに最後まで観てた作品……らしい。もうタイトルから何も思い出せない。

 1期の放送は3年前とのことで記憶のデリートには充分な時間だが、一応1話目を視聴したら何となく思い出してはきた。マイクラ的スローライフなろうの凡例の1つだったか。マイクラ的なろうはつい先日まで一瞬で城壁やカタパルトを生み出す「マイクラっていうか、もはやスマホゲーのよくある嘘CMのあれ」みたいな作品があったが、一応あれよりは「のんびり」しているし、戦闘描写などが少ないのでそっち方面でのドヤ顔チートが少なめなのは若干の救い。また、ぽやぽやした色使いのデフォルメ描写が多めで絵本のようなイメージを作っている部分も「のんびり」の雰囲気を追加しており、何となく眺める分にはストレスを軽減するのに一役買っているとみていいだろう。各方面にストレスレス。それが今作の目標だと思われる。

 そこまでは譲歩しつつも、やっぱチートなろうのどうしようもない下地は避けられず、主人公が何もせずとも周りのハーレム要員たちが勝手に持ち上げて王様状態にしていくこの流れはやはり気持ち悪い。クラフトの段階がもはやダイジェストなので、ここから先はスキルの妙だの創造の楽しみだのを得られるとは思えず、現時点では切る可能性の方が高そう、ということは書いておこう。あとはまぁ、……どっちかっていうと俺の生活のゆとり具合次第じゃないだろうか。

 今回出てきた切り株わたちゃんはちょっと可愛かった。

 
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○「ゴーストコンサート:missing Songs」 6

 先入観があるせいかもしれないが、開始2小節くらいで「うむ、いつも通りだな!」って思えるのすごいよね。ゆりかごの子守唄よりも安心する上松節。

 さぁ、いよいよスタートした「新たなるシンフォギア」。いや待て、そのフレーズはすでにプリンセッションで使った気がするな。じゃぁ「新たなるプリンセッション」なのか。代入すると「新たなる新たなるシンフォギア」だな。

 などという戯言はさておき、上松範康がお届けする新たなプロジェクト。こちらはもう大々的に「シンフォギアみたいなやつやるやで」と宣言までしてるので遠慮なく擦っていいはずだが、すでにプリンセッションが想定以上にシンフォギアだったもんだから「第2幕」というより第3幕である。ただ、設定の寄せ方でいうとむしろプリンセッションの方がダイレクトシンフォギアだったかもしれん。今回はギアを装備しないし、設定は「過去の偉人のゴースト」ということで、タイトルにもなっている「GHOST」とは仮面ライダーゴーストに近い。私は知らなかったが、Wikiによれば実は数年前からこの英霊大集合みたいなコンテンツは動いていたらしく、アニメ以前にも何かしらの下積みはあったらしい。今回はそれをさらに流布させるための満を持しての「看板」がスタートした形である。

 ま、ぶっちゃけ何も分からんスタートなので筋立てとしては評価しづらいところだが、期待票と贔屓票でこの点数。制作のENGIは出来不出来にムラがあってちょっと怖いスタジオだが、今作について、少なくとも1話目時点ではそれなりに魅力的なデザインができていると思う。肝腎の歌唱パートについても「MV風映像」という大胆な攻め方になっており、シンフォギアと差別化を図りながら、しっかり「歌って戦うよ!」スタイルは踏襲。温故知新の精神で、古くも新しい世界を見せていただきたい。ちなみに監督は神保昌登氏なので個人的な期待はそこそこ高い。シンフォギアは上松さんと金子さんの二人三脚みたいな部分もあったので、今作も是非、上松オンリーの好き勝手作品じゃなく、アニメスタッフがよってたかって彼をぶん殴るくらいでいいのでコントロールして欲しいところ。

 最後はいつも通りに中の人の話。歌って戦う関係上、中の人がとても大事なのはシンフォギアでご存知の通り。今回座長の任を任されたのは今をときめく期待の新星・藤寺美徳ちゃんである。1話目から早速の歌唱仕事もこなして期待は膨らむ。まさかのクレオパトラ(日高里菜)とのユニゾンでしたね。今回シンフォギアキャストで継続登場はあんまりいないのだが、よりによってクレオパトラ役のちゃんりなとなんかAI人形みたいな役をやってた美菜子という、パヴァリア組2名が起用されている。この流れだとどっかに蒼井翔太が紛れ込んでいるのでは……と思ったら、事前プロジェクトで明智光秀ゴーストを担当していたらしい。もう、事実上のエイヴィヒカイトじゃん。

 
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