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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「セントールの悩み」 5

 ケンタウルス娘のズボン(?)ってどうやって履くんだろう。ふわってなる素材ならまだいいんだけど、マラソンの時はジャージ履いてるんだよな……どっか特殊なファスナーが付いてるんだろうけど、あれ、履く必要あるのかな……。「モン娘」のセントレアはどうだっただろうと思って確認したら、彼女は基本スカートでした。まぁ、そっちの方が自然かな。

 原作はちょっとだけ読んだことがある。連載始まって間もない頃に「ちょっと気になる」って言ったら知り合いのケモナー(?!)がコミック読ませてくれた。確か3巻くらいまでだったかな。ただ、残念ながら私にそっち方面の特殊性癖は一切無く、そこまで印象に残らなかったのであとは追いかけていない。おかげでもう、1話目を見てもさっぱり思い出せずに完全に初見と同じである。今確認したらコミックが14巻も出ていると知って驚いた。「モン娘」が既刊で12冊らしいので、連載時期もこっちの方が先輩なんやな。

 「モン娘」と違ってエロ要素フィーチャーではなく日常にグッと寄せた作品で、冒頭いきなりキスから始まって「これもエロだったっけ?」って思ったらまさかの百合キスだったからセーフ(何が?)。その後も特に性的な描写もなく、どっちかっていうと今作の方が「モンスター娘のいる日常」である。ただ、「モン娘」と決定的に違うのは、今作にはむしろ「人類がいない」という部分。丁寧な世界観説明があったが、この世界は進化の段階でケモ要素を残した状態で分化した設定になっており、純然たる人類種は「空想の産物」でしかないという。まぁ、主人公の姫を除くとほとんどの連中はちょっと角があったり、ちょっと羽が生えてる程度なので「結局どっちの進化も大してかわらんやんけ」とは思うのだが、少なくとも内部世界においてウマっ娘も別にそこまで特殊な存在ではないということが示されているのは重要だろう。「モン娘」の時に生じた「結局、相違点をあげつらった一種の差別である」という作品への懸念が、今作では生じないのだから。いや、もちろん差分は差分として残っており、作中でも人馬の扱いがデリケートなものであることは語られていたが、少なくとも「差があること」は当然のものとして受け入れられている世界であり、彼女達の存在は前提として機能している。つまり、慌ててウマっ娘用の衣類やらトイレが新設されているわけではないのだ。そのあたりの「ちょっと目立つけど、おかしくはない世界」というのは、「モン娘」とははっきり異なった設定である。

 で、そんな世界で何が起こるのかといえば……マジで何も起こらないな。単なる日常ものだこれ。しかも角も羽も大していじり甲斐がないから、あとはただひたすらウマっ娘にちょっかい出すしかない。まぁ、タイトルからしたらそれで正しいのだろうが……。あとはこの姫が可愛ければ、単なる学園日常ものとして成立しますね。……どうかな、流石にそんな穏当な進み方ではなかろうが……別に悪いところはないね。実際それなりに可愛いし、やっぱり珍しいビジュアルなので見てるだけでも退屈はしない。今にして思えば「モン娘」って下手したら1話で2人くらいのペースで亜人が増えていってたが、あれだとちょっと忙しない感じだったし、これくらいのんびり見せてもらった方が、かえって「異物感」が出て面白いのかもしれない。ちなみに姫の中の人は深川芹亜。メインキャラで声を聴くのはぶっちゃけ「グラスリップ」以来なのだが、流石にだいぶ良くなってましたね。確認したら「グラスリップ」でもう3年前かよ……そりゃ成長もするわな。

 あと、どうでもいい事ではあるのだが、本作の放送前にアバン部分でまさかの「製作スタジオのPRカット」が挟まって驚いた(BS11で視聴時)。確認したらどうやら中国企業のスタジオらしく、今作が初の「日本の原作アニメ」ということで事実上の日本上陸作品らしく、気合いが入っているのかもしれない。実際、本作は日本のアニメーションだと言われても全く違和感の無い出来だった。まぁ、実際にほとんど日本人スタッフでまかなわれてるけども。今後、アニメ業界がどういう変遷を辿るのかも気になるところである。

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○「プリンセス・プリンシパル」 5

 ロンドンの町並みに怪しく暗躍する女の子たち……よし、ミルキィホームズやな。

 ブリティッシュな何か。アニメとしてはそんなに登場するロケーションではないが、このイギリスのどこか怪しげな「霧の街」も、フィクションのモチーフとして人気のある場所だ。ただ……これさ、「東西に分断されたロンドン」って言ってるけど、流石にロンドンは東西に割る意味が無いんじゃなイカ? ドイツ・ベルリンなら大陸内部で東側・西側を分断する場所としての意味があるけど、ロンドンって島国の海寄りの場所、っていうだけでしょ。そこを分けても、西側になるのって「残りのイギリス」だけじゃん。流石にそんなところに壁が出来るような事件は起こらない気がするのだが……いや、イギリス国内だけでの内紛とかならいいんだけどさ。どうも最初のナレーションからすると違う気がするんだよね。その壁、本当に意味あるんか?

 まぁ、とりあえず作品としては「イギリスだけど亡命やらなんやらで壁を挟んだすったもんだがあるんだよ」という舞台設定だけがほしいのだろう。あんまりその前提を考えてもしょうがないのかもしれない。年端もいかぬ女の子たちが切ったはったの大立ち回りをするヨーロッパなお話ということで、どこかシニカルなところも含めると「ガンスリンガー・ガール」あたりが近いだろうか。まぁ、あれよりもだいぶアニメ的なお話に寄ってはいますが。製作スタジオは「フリフラ」や「天メソ」のStudio 3Hz。1話目ではカーチェイスのシーンの町並みの流し方などに相変わらずのこだわりが見て取れる。薄暗く煙った画面にこれだけの彩度で映像が乗せられるのだから、今作も映像部分については心配する必要はなさそうだ。

 そうなると後はお話の中身がどうなるかだが……まぁ、しばらくは様子見かな。スパイアクションということで、比較対象としてパッと浮かぶのは当然「ジョーカーゲーム」あたりになるわけだが、アレと同じように抱えた問題として、スパイの話って裏の裏の裏の裏、という風に突き詰めはじめたらきりがないってこと。第1話も一応「裏のある話」ということで依頼人の設定が作られているのだろうが、二重スパイってあとはいくらでもN重スパイを重ねることが可能で、どこまでいってもそれが真実かどうかが分からなくなってしまう。「ジョーカーゲーム」の場合、結城中佐という圧倒的「力」を誇示することで、最終的には「結城が言ってることが一番正しい」という強引なまとめ方になっていたわけだが、本作ではそのあたりの「真実の傍証」をどこから取り付けることになるのかが、今後のストーリーの説得力を左右する部分になることだろう。まぁ、キャラ萌え方向に走るならそこまで気にする必要は無いのかもしれないが、1話目を見る限りでは、ある程度シナリオ方向でも力を入れる意志はあるみたいなので。

 中の人は若手中心で、初めて見る名前もいくつか確認出来る。メインは毎度申し訳ないが例によってなかなか名前が声と一致しない今村彩夏。結局この子の代表役って何で認識すればいいんだろう……あと、メンバーの1人が影山灯と福嗣君のダブルキャストになってて、電話口で訳の分からない声を出していたのだが……あれはどういうキャラなんだ? 単に変声術の名手とか、そういう認識なのかな。

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○「アクションヒロイン チアフルーツ」 6

 おっ、特撮好きか? よしよし、女の子と戦隊の組み合わせとか、得する要素しかないな!

 ユル〜い作画でスタートした本作、監督に草川啓造、制作にディオメディアという組み合わせは、個人的には頑張ってほしいのにことごとくキツい作品を連発してきたかなり怪しげな布陣。今回も何か怪しげなものが登場するのではないかと気が気でない。実際、キャラ絵のユルさは何となく駄目な匂いを感じさせるものではあるのだが……今作はそのユルさも武器にしているあたりが今までとは何か違う。冒頭、カミダイオーのオープニングで表示されるフォントのこだわりなど、今作はスタート時点ですでに「一級品」ではなく「二次創作品」を意識して作られた代物。見てご覧よ、シリーズ構成には荒川稔久の名前がクレジットされているよ。特撮×荒川さん。もう、何が出てきてもおかしくないな!!

 1話目といえば、戦隊ヒーローに集合がかかる非常に重要なスタート地点。各キャラに魅力が無ければその動機だって適当なものなりがちだが、今作では「妹のために何とかしてヒーローショーを成功させようと頑張るお姉ちゃん(黄色)」と「ご当地ヒロイン好きでとにかく鍛錬を続ける脳筋(赤)」という組み合わせで無闇にアツい展開。たった1人の妹のために一週間でやれるだけのことをやるお姉ちゃんも立派だが、ただ自分が「演じられる」というだけでフルスペックを発揮しちゃう赤の方もなかなかのキャラクターだ。そして、この女子高生2人で組み上げたアクションステージが非常に魅力的なのである。キャラ絵はユルいはずなのに、いざショーの練習になればその動きは僕らの憧れたヒーローそのもの。何だったら原案となっているカミダイオーよりも動きがいいんじゃないか、というレベル。そして、本気で頑張ればその願いはしっかりと子供たちに伝わっていく、というのも特撮スピリットである。

 クライマックス、挫けそうになったお姉ちゃんを妹が奮い立たせるシーンは非常に意味深で、あの時点で、妹ちゃんは「怪人の中にお姉ちゃんが入っている」ことを理解している。普通に考えれば幼い子供なら「お姉ちゃんが段ボールで作った子供だましで自分を裏切った」と考えてもしょうがない展開なのだが、しばらく辛そうにしていた妹が、お姉ちゃんの頑張りを認め、最後には自分の中のヒーローであるはずのカミダイオーではなく、敵対する怪人であるはずの「お姉ちゃん」に声援を送る。その瞬間、ヒーローは画面の向こうの虚構ではなく、立派に現実の英雄として立ち現れるのである。いかにして「子供だまし」を脱却し、現実の希望を届けられる存在となるか。そんなヒーローたちの願いを、この作品は叶えているのだ。

 元々が単独ヒロイン・カミダイオーからスタートしたプロジェクトなので、そのまま赤の子単体でヒーローを続けるのかと思ったが、どうやらここから戦隊が結成される流れのようだ(キャストクレジットにずらりと色の入った名前が並んでいる)。ご当地ヒーローを扱ったアニメってのは実はありそうで無かったジャンルで、思い返しても「TARI TARI」が近いものだったくらいかな(「サムライフラメンコ」はちょっと違うよな)。次回予告で出てきたように(?)、「ご当地アイドル」、ろこどるとしての活動にも近いこのジャンル、アイドルもの+特撮ヒーローものという美味しいとこ取りで、何かヘンテコな化学反応が起こることを期待したい。当然のようにプロデューサー役の中の人が元ヒーローなのはお約束。ろこどるだった人と戦隊だった人が手を組めば、そりゃ何かできそうですよね。

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○「ボールルームへようこそ」 5

 さぁ、「ふぁんしーぼーる」なアニメのスタートだ。「己を好く人から長期的に搾取を行うこと」ではないので注意だゾ。

 原作未読だが、事前の特番で何となく中身を把握した上でのスタート。とりあえず「能登麻美子と佐倉綾音にシャルウィーダンスと誘われて断る術などあるわけがない」という出だしだが、想像以上に分かりやすいスポ根展開であった。まぁ、掲載誌が月マガだってんなら当然の話か。画風も実に濃い仕上がりで、おそらく原作絵を出来るだけ再現しようとした結果なのだろう。

 先に関係無い話をしておくと、ちょっと前まで「少年ジャンプ」誌上でも同様のダンス漫画が掲載されていたが、個人的にアレはあまり好きではなかった。何しろ競技ダンスという全く馴染みのない世界。ルールも何も分かったもんじゃないのだが、その「分からない部分」がそのまんまぶら下がった状態で話が進行し、結局、「競技」と言ってる割には誰が何で勝ったり負けたりしてるかさっぱり分からなかったからだ。審査競技ってのは漫画のバトルを描くのが難しく、フィギュアスケートみたいに明確な得点制でも設定していれば組み立てようがあるのだが、そうでない場合、「すごかったからすごかったのだ」としか言いようが無く、あまり漫画で説明出来ないのである。ある程度は根性論でごまかせる部分ではあるのだが、流石に毎週そんなあやふやなものを見せられてもすぐに飽きてしまうのはしょうがないだろう。

 そんなわけで「ダンス競技」というテーマがどの程度アニメで通用するものか、というのは半信半疑の状態だったわけだが、今作は少なくとも1話目時点ではそのあたりの問題を上手く解決している。いや、そもそもまだ競技が始まってないんだからごまかすも何も無いんだけど、ダンスの大仰な「見得」の部分を描く方法は、絵が止まっている漫画よりもアニメの方が選択肢が多く、演出次第では「競技の強さの説得力」を産み出すことも出来るかもしれないと思わせてくれるものになっている。あとはどれだけハッタリで勝負出来るか。まさにアニメーションという媒体にぴったりのチャレンジである。映像製作がI.G.ということは「ハイキュー!」なんかと同じカテゴリに含まれる。何かとんでもない画面が飛び出すことに期待しても良いのではなかろうか。

 ただ、そうした映像面での期待感は高いのだが、正直1話目では話の方にひっかかりが多かった。主人公が突然努力の鬼になって一晩中踊り続けたことの説得力に乏しく、「なんでこんな狂気を孕んだ人間が今まで泣かず飛ばずのモブに徹してたんだろう?」という疑問は残ってしまう。まぁ、それだけ渡されたDVDにエネルギーがあったということなのだろうが、DVDの描写は止め絵が中心だったため、そこまでの影響力があったようには見えないのが難点。また、そんな主人公をひっ捕まえた教官の方のモチベーションもよく分からない。まぁ、単に手頃な受講生(収入源)がほしかったからこその勧誘だったのだろうが、若い男の子の競技志望者という業界的にはありがたいはずの存在を、何故か突然へそを曲げて邪険に扱うようになってしまったのはちょっと格好悪い。自分で煽っておいて「生意気なこと言ってんじゃねぇよ」って追い出そうとする人間はあまり指導者には向いてないんじゃなかろうか。キャラとしての魅力に難があるな。

 まぁ、こうした作品の1話目ってのは少なからず無理な設定は出てしまうものなので、この辺りはお約束として受け止めても良い部分だとは思うけども。後から新キャラが出てきてどのように人間関係が広がっていくかで今後の見え方も変わってくるだろう。とりあえず、あやねるメガネが可愛いのでそこは文句無しでいいんじゃないでしょうか。しょうがないじゃん、スケベなことしか考えられなくもなるわ。あと、エンディングのみかこしのお歌がちょっと面白い。

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○「メイドインアビス」 6

 唐突なぼのぼのにやられた。そうか、竹書房か……なんかコイツ、最近節操なく色んなところに顔出し過ぎじゃないですかね? いや、好きなんですけど。

 ようやく、今期新作でグッとくるものが感じられる作品が登場した気がする。事前のCMでも「なんか変なのくるなぁ」と思って見ていたのだが、実際の放送ではその「変なの」の力が遺憾なく発揮されている(情報を得る前はMaid in Abyssで深淵より来たるメイドさんの話になるんじゃないかと期待していたのは秘密だ)。

 理屈抜きでいきなり開いた大穴に潜ろうとする子供たちを描いたお話、というだけなら「ダンまち」と大体一緒。ものすごくおおざっぱに括れば「マギ」だって似たようなもんだと言える。ただ、この作品の特徴としては、世界がほぼ「アビス」だけで完結しているということ。舞台設定が「アビス発掘を目的とした賞金稼ぎの町」であり、更にその賞金稼ぎの遺児が主人公とあっては、もう、そこに潜る以外の選択肢が無い。他作品はあくまでも選択肢の1つとしてダンジョン攻略があったが、今作では向かうべきベクトルは下だけなのである。おかげでキャラクターのモチベーションが見やすくなるし、色々と謎の多い設定であるはずだが飲み込むのは非常に簡単。1話目ではキャラの説明台詞なんかはほとんど無かったにも関わらず、すんなり設定を理解することが出来たのはありがたい。

 そして、そんな「アビス」を含む情景の鮮烈さが最大の売りなのは間違いないだろう。ラストの朝日に照らされた町並みも見事だったが、それ以外のディティールの描き込みも執念を感じさせるもの。他作品でありがちな「地の底に潜ったら画面全体が真っ暗になっちゃって魅力無いやんけ」という問題についても、今作では光の柔らかい表現が「明るい部分」のアクセントとして効果的に機能しており、暗さと厳しさ、それに対する形での光のコントラストが見事。こういう画作りが出来るなら、今後薄暗い場所に潜ったとしてもきっと良い画を提供してくれることだろう。「グリムガル」あたりにも近いこだわりがあったが、今作はアビスの持つスケール感も相まって、1つ1つの画が今作ならではの一点物になっているところが白眉だ。

 そして、そんな風景の中で動き回っているキャラが……つぶれ饅頭なのである。まるで「苺ましまろ」のごときユルいキャラ造形。一歩間違えば完全に場違いなギャグにしかならないデザインだが……なんだろう、不思議とミスマッチになってないんだな。直近だと「クロックワーク・プラネット」の背景とキャラの浮き方が尋常じゃなかったのが辛い記憶として残っているのだが、今作はしっかりとキャラが風景に融和している。おそらく、背景はディティールこそ完成度が高いものの、それが「リアル」寄りになるのではなくファンタジーの領域内で収まっているため、キャラ画との調整がしやすいのだろう。原作の絵がどのくらい再現されているのかは定かでないが、おそらく極力原作の絵を維持しようと努めた結果だと思われる。丸っこいキャラのモーションもコミカルだし、表情の変化なども良い「アニメ」になっている。見ていて退屈しないってのが一番重要よね。

 お話の中身はシンプルな出会い、ボーイミーツガールならぬガールミーツボーイ……ガールミーツロボかな? まぁ、とにかく分かりやすい「始まり」だ。いきなり1話目でメインキャラ2人が瀕死になってるあたりはどうかと思うが、なんか漏れ聞こえてくる噂ではけっこうそっち方向でも容赦無い作品らしいので、今後このつぶれ饅頭がどんな風に人間味を帯びた物語を展開していくのかは要注目だ。

 中の人はなんと3期連続でメインキャラに起用された新進気鋭の富田美憂。今作の主人公は単純元気っ子でこれまでの2キャラよりややキーは高め。この音域でもしっかり仕事が出来ることが分かって満足である。その他もショタ成分多めでその道の専門家がズラリ揃っている。そっち方面でも癒し(?)に期待出来そうである。

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○「コンビニカレシ」 5

 そして、次の曲が始まるのです。いや、曲じゃないけども。冒頭の「ここから物語が始まるのです」って台詞で思わず「いや、どこやねん」と突っ込んでしまった。「ココ」が指示する内容が曖昧すぎるやろ。タイトル通りに解釈するなら「コンビニ」なんでしょうかね。

 実に端的なタイトルで「恋愛ものですね」というのがこれ以上無いくらいに分かりやすい作品。「コンビニ彼氏って一体どんな生き物なんだろう。コンビニのように全対応型で超便利な彼氏のことか? ……つまり少女漫画でありがちな万能超人の男のことやんけ」とか勝手に先回りして想像していたが、まったく関係無かった。コンビニはあくまでも舞台でしかないのね。「まぁ、コンビニ店員だって恋愛くらいするんだし、色んな特殊お仕事もののアニメの波がいよいよコンビニまで押し寄せたか」と思いきや、実際は恋愛に関係しているのはコンビニ店員ではなくて単なる高校生だった。ますます「コンビニカレシ」というタイトルの意味は謎を深めていく。一体なんなんだ、コンビニカレシは実在するのか?!

 というのは(半分は)冗談で、要はコンビニという舞台を中心に育まれていく恋愛模様を描いた物語。「別にコンビニである必要性は無いな」とは思うが、それと同時に「なかなか面白いセッティングだ」と感心もした。考えてみれば、現代日本においてコンビニというロケーション以上に一般性のある場所は他に無い。多くの人間が、自宅と勤務先(通学先)を除けば、最も長い時間を過ごすのがコンビニだと言っても過言ではないだろう(まぁ、生活レベルによって差はあろうが)。そのコンビニという場所を、例えば「店員と客の恋愛」みたいな安直な形でラブストーリーにくっつけるのではなく、本作ではあくまでも出会いの場であったり、コミュニケーションの場であったり、とにかく「日常で少し外にはみ出した空間」としてコンビニが使われている。1話目時点ですでに2組のカップル(未満)が登場しているが、かたや出会いと交流のための場所として、かたや女性側の意外な趣味が発覚する場所として。人それぞれに、コンビニの使い方も違えばコンビニでの事件も変わってくる。不変であるにも関わらず、実に懐の深い(つまりは商品陳列数の多い)コンビニという空間のバラエティを恋愛ドラマのオムニバスになぞらえるというのは、何だか面白そうな試みである。

 まぁ、現状ではまだ「別にコンビニである必要ないやんけ」のレベルは出ていないのだが、こうして日常的な世界から少しずつカップルごとの個性がにじみ出し、それぞれの恋愛を育む様子を観察するというのは、馴染みやすい舞台設定だけに、案外面白い視点の切り出し方なのかもしれない。現時点では映像部分でも特にマイナス点は無いし、次に何が出てくるのか、過度の期待はせずに見守っていきたい。

 それにしても、まさかのメガネくぎゅキャラが2シーズン連続で登場するとは思わなかった。公式サイトで彼女キャラ(今後も割とたくさん出てくるみたい)のキャストラインナップを視てみると、「おいおい、コレ絶対オレと同年代の好みのヤツのキャスティングやんけ……」ってなる。このご時世に鈴村×釘宮の高校生カップルとか、なんかもう、潔すぎるな。えぇ、とてもありがたいですよ。一番リアル高校生寄りの武内君が出てて「武内君もこうして恋愛もので初々しい役を……」と思ったらよりによってコンビニ店員側やんけ。

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○「ひとりじめマイヒーロー」 4

 明らかに俺は客層じゃないよな、って分かるヤツ。タイトルだけ見て「なんかこう、可愛い女の子が男の子を独占してトキメクお話とかだったらいいな」と思ってたんだが、残念ながら真逆の文化だった。

 そもそも掲載誌をしらねぇよ。「gateau」って、雑誌名を読むことすら出来なかったわ。世の中には色々な専門誌があるもんですね。まず主人公がヤンキー崩れの冴えない高校生って時点で共感とは程遠い世界だし、そこに現れるヒーローも職業が教師というのが謎である。まぁ、教師と生徒って合法的に(?)関係性を描きやすいからセッティングとしてはお約束の1つではあるのだけども。

 1話目にして、その「教師と生徒」の繋がりだけでもすでにお腹いっぱいなのに、なんか周りでもう1つ別の繋がりまでが示唆されている。うぅ……もう(ホモは)食べられないよぉ……。映像面は取り立てて特徴はないので嫌悪感はないけど興味もそそられない、というくらい。このまま追いかけていって、何か実入りが期待出来るかは微妙なところである。「SUPER LOVERS」くらいにぶっ飛んだ作品だったら、それはそれで意義のある視聴になる気もするのだが、これって言ってしまえば本当に「少女漫画の少女の部分を野郎に置き換えただけ」の作品になってるように見えるんだよなぁ。よりによってエンディングが「TRUE LOVE」ってのが地味にキツいですね。

 ただでさえ週末は予定が立て込んでいてしんどいので、そのうち視聴は中止するかもしれません。

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○「18if」 4

 こっ、この感覚! 我々がよく知っている、あの感覚! そう、ゴンゾオリジナルだ!!

 アニメ業界が苦境に喘ぎ、様々なパラダイムシフトが起こっている昨今、突如訳の分からないオリジナルを放り込んでくるこの胆力。いいぞ、我々が忘れかけていた在りし日のGONZOの暴虐だ。「爆裂天使」「巌窟王」「SPEED GRAPHER」に「ガラスの艦隊」「ウィッチブレイド」「月面兎兵器ミーナ」! あの頃のGONZOは、常に爆心地を突き進む無謀の象徴だった。一度経営破綻してからは元請けを離れてしばらく大人しくしていたが、復活を遂げて以降、最近では個人的に印象深かった「ブレイドアンドソウル」、そして直近の「AKIBA’S TRIP」と、最近は少しずつ、かつてのGONZOの面影を取り戻しつつある。もちろん、それがいい事だとは全く思わないが!

 今作は正確には一応原作っぽいものがあるらしいのだが、そんなこたぁ関係無い、とにかく訳が分からず視聴者を全力で置いていく第1話である。その初速たるや全盛期の赤星の盗塁すら上回るトリックスターぶりであり、もう、「視聴者を引き寄せる1話目とは」とかいう議論が馬鹿馬鹿しくてやってられなくなるレベル。何が起こっているかさっぱり分からない画面、そのくせ世界観を確固たるものにしようという画の力があるわけではなく、それこそGONZO全盛期だった10年前を思い起こさせる絶妙にやる気のない描線。「AKIBA’S TRIP」の時も感じたが、何故、この路線でスタジオのカラーを固めてしまったものやら。いや、我が道を突き進むというのも大事なことなのかもしれないが……。

 「訳の分からない世界」なのはしょうがない。だって物語は「夢の中の世界」を描いているのだから。何が起こってもいいし、どんな変な画でも別に構わない。でもさ、前にもどっかで書いた気がするけど、「何があってもおかしくない」夢の世界って、それだけ野放図だから描くのが難しいんだよ。どこまで壊れたイメージにするのか、どこまで自由なイマジネーションが膨らませられるか。制限がないだけに、それはクリエイターの技量や度量が純粋に問われる世界。例えば今敏監督の「パプリカ」なんてのは、この「夢幻」をものの見事に映像化した作品として白眉であった。そしてもちろん、この作品にはそんなハイレベルな「夢」の感覚を感じることは出来ないわけで。単に「訳が分からない」だけで終わっており、その世界に魅力を感じろというのは無理な話だ。かてて加えて、それだけして描いた夢の世界で完全にネジの外れた物語を描くのかと思えば、実際の発端となった女の子の現実は恐ろしいほどにベタで普通過ぎるドラマ。マジで「だから何なんだよ」という突っ込み待ちにしか見えない、見事な「1話目」である。よくもまぁ、これだけの中身で放送が出来たものだと、逆に感心する。

 でもね、この感覚は……なんだろ、むしろ楽しみなんだよね。1話目はひょっとしたら「視聴者に気遣った」結果の「大人しいショボさ」である可能性もあるのだ。もしそうなら、2話目以降はどんどん壊れていって取り返しの付かないような展開も見られるかもしれない。1話目で謎だった「フリップフラッパーズ」だって、その後の広がりは実に見事なものだったのだ(まぁ、あっちは1話の時点で画で見せられる部分が多かったが)。何が起こるか分からないというGONZOマジック。新たな時代を切り開くのは、やはりこの会社なのかもしれない。あ、絶対に中田譲治は出てくると思うよ。そういう決まりらしいから。

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○「将国のアルタイル」 5

 巨乳で明るい日笠陽子にいいように弄ばれたい人生だった……。つまり、現実に、そんな願いは……ううっ、(無念の涙)

 パッと見アルスラーンな戦記アニメ。別にアルスラーン戦記がこの手の作品の代表作ってわけではないが、ここ最近で一番近いイメージなので比較対象には丁度良いだろう。おそらく原作もそのあたりの作品を参考に作られたものだろうし。中世東洋風の世界観っていうのは、普段あまり馴染みがないだけに、しっかり描画してくれればなかなか魅力的に映るので他作品との差別化を図る上では良いデザインである。

 制作はMAPPA、監督に古橋一浩、シリーズ構成に髙木登氏が起用され、アニメ全体としては安定したものになるだろうことが期待される。いや、正直言うと今期のMAPPAはこれ以外にも「神バハ」「賭ケグルイ」の2作品が同時進行なので制作体制は大丈夫なのかという心配はあるのだが、少なくとも1話目を見た限りではいつも通りのしっかりした画面になっていた。ひょっとしたら制作時期はずれてるのかもしれない。「アルスラーン」のライデンフィルムは「戦記物」としてのサイズ感を出すために合戦描写のCGにサンジゲンを起用していたが、こちらの作品は今のところそうした大きな動きの描写は無いのでまだ分からない。まぁ、MAPPAなら問題無く自社の製作チームで回せるとは思うけども。

 主人公のキャラについては、登場直後から「最年少で出世した天才だ」みたいなことを言われてる状態からスタートして「また無条件にツエーやつかな」と思っていたら、割と年相応に感情的な部分もあり、周りに振り回されたり、思い悩んだり、存外に普通の男の子。強さの部分は「戦争に母親を殺された」という過去によって下支えされているし、大志を成す物語のスタート地点としては良いバランスのパラメータ設定になってるんじゃなかろうか。戦闘シーンはまだほとんど描かれていないが、メインのジョブが「鷹匠」ってのもちょっと面白いし。原作も割と長いこと続いているシリーズのようなので、ここからどのような冒険譚が描かれていくことになるのかはゆっくりと見せてもらいましょう。

 あと、踊り子の巨乳がいいよね。うん、いいよね。

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