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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「キリングバイツ」 5

 わーい、頭の悪そうな雨宮天だー。この方向でどんどん頭が悪くなるといいな!

 通称「人命が関わる方のけものフレンズ」、もしくは「生物学的にちょっと近づいたテラフォーマーズ」。アメリカ人はその手の文化が激烈進んでいるらしいが、日本でも最近はケモ傾向の作品が増加している気がしますね。いや、これがいわゆるケモやら亜人系にまとめるのはどうかと思うけども。少年漫画の中だったら「獣の力を活かして戦う戦士」なんて設定は腐るほどあるわけで、これはその現代版。むしろ「テラフォーマーズ」の方が、「昆虫とかマイナー生物の能力を移植する」っていう部分が新しかったわけで(そのくせ何故かその個性を捨てて普通の動物もたくさん取り入れ始めたのは謎だが)、こちらの作品はより真っ当な方向に先祖返りしたというか、ありきたりの設定というか。

 でもまぁ、別にわかりやすいことは悪いことじゃない。1話目でも戦闘性能の設定はすぐに飲み込めるし、「テラフォーマーズ」と同じように(そして「けものフレンズ」と同じように)「次はどんな動物が出てくるんだろうなぁ」という部分で興味は引きやすい。あとはここから先でどうやってオリジナリティを出していくか。タイトルからして今後はガンガンバトルを見せていく展開になるはずなので、ちゃんと「動物の個性をうまいこと使いこなしてバトルを面白くする」のが一番手っ取り早いだろう。まぁ、それが難しいのが少年漫画なのだけれども。あとはまぁ、バトルもののくせにやたら女の子ファイターが出てくるみたいなので、ムキムキの腹筋なんかも含めてエロい方向での見せ方も加点要素になるか。この世界は最初のライオンみたいに野郎のファイターもいっぱいいると思うんだけど、女の子がそれと互角に戦えるのはなんでなんでしょうかね。説明あるんですかね。

 監督はこれが初監督となる人っぽくて、制作はライデンフィルム。不確定要素が多いが、1話目時点では女の子の顔の作画なんかにちょっと引っかかる部分もあった気がするので油断は禁物。ひとまずバトル時のアクションシーンがしっかり描けるかどうかだな。ただ、ぶっちゃけ最後に出てきた番外コーナーの女の子が割と可愛かったので、そっち方向での押しがあるだけでも印象は変わる気がする。まぁ、単に訳のわからないテンションの諏訪部ナレーションが面白かっただけ、という話もあるが。

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○「ハクメイとミコチ」 5

 書店なんかで書名は割と見かけていたのですが、放送を見るまで完全に「ハクメイとミチコ」だと思っていたことを謝罪いたします。誰やねん美智子。いや、ミコチも知らんけども。

 掲載誌が「ハルタ」とのことで、なかなか分類の難しいアニメが始まった。「2人の女の子が知らないことだらけの外の世界を見て回るだけ」という意味だと「少女終末旅行」が案外近い気もするし、人間が出てこない人外日常ものと考えると「このはな綺譚」あたりにも近い気がする。その実、どちらとも全然違う「小人さんの物語」なわけだが、ぶっちゃけ、あんまり小人要素が関係してこなかったな。いや、鳥にしろ犬にしろ、周りのものはでかいのだが、それが当人たちの生活に変化を与えているかというと、別にそうでもないので。

 最初のうちは「小人の話ってことは、いかにもそういうネタが出て着て小人さんたちが小さいせいで苦労する話なんかも出てくるのだろう」って思ってたのに、基本的に家具や衣類、食べ物に至るまで、割と小人サイズでも普通の人間同様の生活が営めるみたいだし、小さくて危なかったことなんて鳥の羽ばたきに吹き飛ばされそうになったところくらいだろうか。巨大なカブトムシに襲われるとか、雨が降って濁流が渦巻いて飲み込まれるとか、そういう「小人あるある」みたいな要素は特に起こらなかった。もちろん今後そういう展開が待っている可能性はあるが、おそらく今作の場合、そうした「小さいから大変」という要素を描くことは目的ではなく、「小さいからこそ見える世界の広さ」みたいなもの中心に据えているのだろう。

 そんなわけで、ぶっちゃけシナリオ部分にはそこまで目を引くものはない。普通にミニトマトでミネストローネが作れる時点で、本当に「単に小さい人間」というだけで「小さいことオリジナル」はないので、「ちょっと変わった日常もの」どまりなのだ。でもまぁ、多分それで良い作品なんだろう。これを普通のサイズの人間がやったら「あまんちゅ」くらいの感じになるんじゃないですかね。ちょっとの自然、ちょっとのふれあい、そうしたものから嬉しいものを少しずつもらってくる日常。それが、少しヘンテコな世界で描かれる。そういう「ファンタジー」もありだろう。そして、そんな「少しヘンテコ」を活かすために今作は頻繁に映像にぼかしを交えた不思議なテイストの作画や、画面の真ん中に窓状のコマを挿入する演出がでてくる。おそらく原作のテイストをそのまま活かしている部分だと思われるが、これがきちんと世界設定の「ヘンテコ」にマッチしていていい雰囲気である。いや、実はこの「窓状のコマ挿入」は同じ安藤正臣監督が担当した「クズの本懐」でも多く見られた技法なので、監督の癖みたいなもんなんだろうけども。普段見ないようなところからふわっと追加の情報が入ってくる感じが結構気に入ってるんですよ。

 今後はどんな展開になっていくのかは定かでないが、まぁ、このままホワホワとした印象をキープして、ヘンテコ世界のいろんな側面を見せてもらえればそれなりに満足できると思います。強いて今後の展開で気になる要素を挙げるとするなら、「ハクメイとミコチってどういう関係なんだろう?」ってことですかね。マグカップの話からすると出会ったのは割と最近みたいだし、血縁関係も何もないようなのだが……これも百合……とはさすがに言わないかなぁ。

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○「覇穹 封神演義」 3

 リバイバルブームはまだまだ続くよ。こちらの作品は連載終了が2000年、テレビアニメの放送が1999年だそうだ。時期的には大体「CCさくら」と同じくらい。この20年をまたぐリバイバルの波は一体どこに端を発しているのだろうか。

 先に白状しておくと、実は私、この作品についてあんまり知らない。関係性としては最近アニメ化された「うしおととら」や「魔法陣グルグル」と同じで、「有名だよね、周りの人たちもみんな読んでるし、知ってる知ってる」と思いながら、中身をまったく認識していない作品である。サンデー漫画やガンガン漫画ならノータッチなのはわかるのだが、まさかのジャンプ漫画にそんな作品が存在するというのは自分の中でも意外すぎる話なのだが……なんでだろうね? 当時ももちろんジャンプは読んでいたはずなんだけども……。いくつか当時の理由を思い出してみると、1つに、今作の連載期間って、いわゆるジャンプの「暗黒期」に重なってるので、そこまで真剣にジャンプを読んでなかったっていうのがある。購入せずに立ち読みで済ませていたこともあったはず。2つに、藤崎竜の絵って当時あんまり好きじゃなかった。今となっては今作のヒットのおかげで「ジャンプ漫画家」っていう認識だけど、これの連載が始まった時点ではまだ「PSYCHO+」を打ち切られただけのペーペーですからね。当時の私は「PSYCHO+」が割と好きだった記憶があり、それを終えて、次に出てきた作品が全然違う雰囲気だったのでがっかりしていた可能性もある。そして3つに、多分……難しかったんじゃないかな。なんかもう、漢字いっぱい出てくるし、人名おぼえにくいし、面倒臭くなったんじゃないかな。ジャンプ読んでるのがお利口な子ばっかりだと思うなよコンチクショウ。

 まぁ、そんなわけで、20年の時を経て改めて触れる機会を与えてくれた巡り合わせには感謝したい。感謝したいのだが……ねぇ、これってどれくらい真面目に作られたアニメなの? 原作を知らないからなんとも言えないんだけど、1話目っていうか、もう初回から総集編やってなかった? あまりにも展開が急すぎてさっぱりついていけないのだが……。太公望のやってることが本当にただのバカで、「ギャグっぽく適当に作戦を進めてみたらそのせいで多数の人命が失われました」って、どこをどういじっても救いようが無いやん。何一つ格好良く無いし、その奥の信念もさっぱり見えてこない。他のキャラクターにしても本当に上っ面だけをこすってる印象で、映像にしても台詞にしても、一切魅力的に見えてこない。絵が極端にあっさりしているのはそれこそ藤崎竜の絵を再現しているとも言えるのかもしれないが、わざわざこれだけの時間を経てアニメ化したのだから、動きの部分、見せ方の部分はもっと熱量をもたせてもいいと思うのだが。また、背景だけはやたらと気合が入っていて実写と見まごうばかりのところがあるのが泣けてくる。動画と背景が一切かみ合わず、ひどくチグハグな画面になっている。正直、あんまり救われないアニメ化になりそうな気がする。「ゆるキャラポジションに櫻井孝宏」というよくわからない共通点を持つ「魔法陣グルグル」は絵のユルさ、ショボさも含めてネタ扱いできたので作品として立派に成立していたのだが、今作の場合はそうした動機付けは無いはずだ。スタッフはちゃんと考えがあってこの設定にしているのか、単にやる気がないからこんな風になってしまっているのか……。うーむ。

 とりあえず、妲己役がぴかしゃっていうところだけは救いなので、彼女がやりたい放題に男を食っていく様子だけでも楽しく見させてもらおうとは思います。色気の塊、日笠陽子ですわ。

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○「博多豚骨ラーメンズ」 5

 将棋アニメが2本同時に続き、なんとラーメンアニメまでもが2本同時に放送される日本という国。……嘘です。ラーメン関係ないです。一応食べてたけど。バリカタとかいう麺料理の概念を否定する食い方な。あれやると腹壊すねん。

 さておき、タイトルからは一切想像できないようなハッピー殺伐修羅の国アニメ。言われてみればこういうアニメってなかなか無いんですよね。完全に「ネット上の概念」として生み出された謎の「日本の街」像ってのは結構あって、アニメにしょっちゅう取り上げられる概念としては例えば「秋葉原」があるし、「鎌倉」とか「横浜」なんかも割と登場頻度が高いだろうか。最近だと「原宿」が登場したし、今作との類似点が多い「デュラララ」なら「池袋」である。しかし、これが首都圏を離れてしまうと、いわゆる「聖地アニメ」としてリアルな地方を描く作品は数多く存在するものの、こうした「なんちゃって」感がある「日本の街」が舞台という作品はほとんどない。ぶっ飛んでる事例で言えば「ガルパン」の大洗くらいだろうか(ゆゆゆの香川はなんか違う気がする)。ネットでネタにされる機会が多いグンマーですらアニメの舞台としていじられることは無い。しかし、ついにここに「地方都市」アニメが到来したのである。

 人口の3%が殺し屋という全力でツッコミ待ちの設定を用意した博多。もう、それだけでちょっと面白い。絶対に無理ですやん。お仕事成立しませんやん。「人口の3%がコンビニ店員」でも多分無理なのに、より積極的に人口を減らしにいく殺し屋が3%て。それでも「まぁ、博多なら……」とか思えてしまうあたりが修羅クオリティ(いや、思ってませんよ)。わたしゃ博多なんてほとんど知らんし、人生でも1度2度行ったことがある程度だが、それでも様々なニュースやメディアで見かける博多の街に、何故か妙に溶け込んでいる殺し屋パラダイスの設定。もう、これはこれでいいんじゃねぇかな。一番イメージが近いのは「デュラララ」よりも「K」の世界観な気がする。それくらいにファンタジーな世界だ。

 そうして描かれるのは「群像劇」と呼ばれる類の物語だが、こういうのって1話目ではなかなか入り込みにくいのでハードルが高い。全体構造を把握するために中心を1つ決めるんじゃなくて外縁から埋めていく形になるので、何がゴールなのかわかりにくいのだ。ただ、今作の場合は人間関係のほとんどが「殺すor 殺される」なのである意味わかりやすく、誰がどういう理由でどういう風に殺されそうなのかがわかればOK。ユーザーフレンドリーである。いろんなバカがいていろんな殺し方を試そうとしているみたいですよ。とりあえず、これがどんなドタバタに広がっていくのか、しばらくは黙って見ているしか無いでしょう。

 西日本が舞台だと割と便利に引っ張り出される小野D&中村の二大四国声優な。せいぜい殺されないように見守っていきましょう。

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○「スロウスタート」 5

 スロウスタートってそういう意味なのかよ。なんか、微妙に気まずさがリアルでヤだなオイ。

 今期はなんときらら系ゆるふわ作品が2本も。そしてこちらは監督が橋本裕之ということで「ごちうさ」と同じ系譜を継ぐ作品になるということ。いや、系譜って何を引き継げばいいのかよくわからんけども。とりあえず全体的なキャラクターデザインなんかはやっぱりふわっとしていてどこか似ている気もする。っていうか、これって篤見唯子の作品なのかよ。「瓶詰妖精」は大好きでしたよ。いつの間にやらきらら作家になっていたのね。

 きらら作品と言っても、喫茶店で日常系だったりキャンプで日常系だったり社畜で日常系だったり色々とあるが、本作は久しぶりにノーガードで純正学園ものの日常系。それだけに他作品との差別化は難しいし、「可愛い」以外の面白さを見出すのが難しいのだが、一応1話目でメインの四人が出揃うだけでも割と「可愛い」成分は満たされていそうなので良しとするべきか。こうして1年生の入学式、自己紹介といったお約束の流れから「最初の友達ができるかどうか」というハードルを描くってのは実は案外レアで、視聴者側としてもメインヒロイン・ハナちゃんと同じ目線から、各々のキャラの導入を認識できる。やかましいやつ、まとめるやつ、ちっこくて独特なやつという配置もこの手の作品ではおなじみのものであるし、よっぽど変なことでもやり出さない限りは大崩れすることはないだろう。まぁ、その分大ヒットさせるのも難しいかもしれないけども。しかし、高校時代の浪人生の扱いってどうだったっけなぁ……。あんまりそのへんは頓着しなかった気がするのだが、浪人した側ってやっぱり気になるもんかな。

 中の人は、メイン四人で知名度順にあげていくならまずはカンナちゃんの中の人、長縄まりあ。最初に「六畳間」で登場した時にはなかなかの色物枠だと思っていたものだが……そのままの印象でしっかりポジションを固めています。そして有咲の中の人、伊藤彩沙。今回の飛ばし気味のテンションもいい感じ。残りの二人は残念ながらまだ見たことがなかった名前ですかね。きらら系ヒロインは割と印象に残りやすいので、この辺から色々なジャンルに切り込めると良いのだが。

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○「恋は雨上がりのように」 6

 なんでCVが平田広明だっていうだけで無条件でいい人っぽく見えるんでしょうね。ずるいよね。

 今期ノイタミナ枠。毎度毎度予想もしない方向から原作を引っ張り出してくれるノイタミナだが、今回も、(私は)聞いたことのない作品を取り上げてくれた上に、これがまたどうにも気になる作品に仕上がっている。ここのところ「月がきれい」→「Just Because」といい感じにオリジナルの恋愛ドラマがつながっていたので今回もオリジナルなのかとも思ったが、これは原作がスピリッツだそうで。まぁ、なかなかチェックしてないところだよな。

 しかしそれより何より驚いたのは、データを確認しに行ったらこの作品が現在も連載中の「現代漫画」であるということ。そういや、確かに作中でLINEのIDがどうこう言うてたな。でもさ、なんの予備知識もない状態でこの絵柄をパッと見たら、なかなか今の作品だと思う人はいないんじゃないか、ってキャラクターデザインだよね。90年代の漫画っぽいというか、とにかく今風でないというか。女の子はまだしも、男のデザインはいかにも古風。中心人物となる店長の顔が「パトレイバー」の後藤さんにめっちゃ似てるって言うのがそう感じた印象なのかもしれない。

 絵柄が古風な印象があるので野暮ったい画面になるかと思えば、これがそうでもない。タイトルに「雨」が入っていることからも分かる通り、世界全体の見え方の明暗で心情を表したりするいかにも「恋愛ものっぽい」見せ方はちゃんと現代アニメになっているし、ただただ恋する女の子を写しているだけの画面も不思議と退屈しない。制作はWIT STUDIOで、また一つこのスタジオの小器用なところが見せてもらえた感じがする。まぁ、ノイタミナ枠ってそう簡単に映像は壊れないように作られてるんですけどね。ありがたい話だ。

 これだけシンプルな「恋バナ」が何故興味を引くのかと考えて見ると、ひとえに「メインヒロインが可愛いから」に尽きる。まぁ、これがまた男の願望のようなキャラ造形でありまして、黒髪ロングで口数少ない朴訥系。もともと陸上部のエースだったらしく、動いてみればすらりとスマートだし、スタイル抜群で1つ1つの所作に花がある。こんな女の子が、冴えない中年のおっさんに一途な視線を送り続けるってんだから、そりゃぁおっさん視聴者からしたら勇気と希望を与えてくれる素晴らしいストーリーなわけですよ。幸い、おっさんの方も単なるダメおやじってわけじゃなくて、「冴えないけれど優しい人」って言うテンプレ遵守で、ただ盲目的に惚れてるわけじゃなくて、ちゃんと惚れられるだけの理由はありますよ、っていう動機付けの説明はされているのでイライラする心配もない。やっぱり、恋する女の子は可愛いのである。それが無口なくせに案外グイグイくる必死な女子高生だったりしたら尚更である。こんな子がいるファミレスがあったら通ってしまいそうだな。

 あとはまぁ、毎週この女子高生とおっさんが近づいたり離れたりをするだけのストーリーになると思われるが……できれば毎週なんとなくあったかい気持ちになれるようなお話になればありがたいです。ドロドロした三角関係とか、そう言うのは無しの方向でお願いしますね。

 ちなみにヒロインの中の人、渡部紗弓という子はレギュラークラスの役で言えばこれが事実上のデビュー作になる新人さん。あんまり喋らない役なので1話目で上手い下手がわかるほどではなかったんですが、特に違和感もなかったし、きっちり仕事をこなしてくれそうです。

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○「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」 4

 安心の異世界クオリティ。なんかここ最近大沼さんが任される仕事が釈然としないものばっかりな気がする。いや、「妹さえいればいい」は結果的に悪くなかったんだけどさぁ。そして今作は1話目のコンテに渡部高志っていう。こういうのって渡部さん(+J.C.STAFF)でやった方がいい気がするなぁ。

 意外なことに原作ちょっとだけ既読。以前、どんな気の迷いだったか忘れたが漫画喫茶に行った時になんとなく(コミックの)一巻だけ読んだことがあるのだ。しかし、もう細かい中身はさっぱり覚えていない。漫画喫茶に篭るときってだいたい雑多なものを適当につまむからすぐに記憶がごっちゃになって訳が分からなくなる。さらに今作の場合は二巻を手に取らなかったということで大体のところを察していただきたい。一巻を最後まで読んだかどうかも不明だが、とりあえずアニメ1話を見て「こんな風だったなぁ」ということは覚えていたので、一応導入知識はある。「もうここから先で一切デスマーチ関係ないよな」とか、「プログラマ設定とか意味ないよな」とか。

 オレツエーのチート設定といえば伝説級の××だった「異世界スマホ」の印象が強いが、今作も似たり寄ったりの状況の中、一応「設定」を作ろうという意識が見て取れるのは救いである。まぁ、しょっぱなから無限レベルアップを果たしてしまったので結局なんでもありだから、単に「主人公はこういう理由で何をしてもいいんですよ」という免罪符を取り出しただけなんだけども。設定としては納得するしかないよね。ただし今作の場合、「異世界スマホ」や「このすば」のように転生に何者かの意思が介在しているかどうかが分からない。というか、そもそも「転生」なのかどうかもよくわかっていない。極端な話、すべての展開が主人公の壮大な夢だったというオチも充分あり得る程度の状況なので、設定をどのように積み上げても「嘘かもしれない」という疑念が付きまとうのは気になるところ。どうせ不死身になってしまったのでどっちでもいいのだろうが、この手の作品の最大の難点は「主人公に一切の危機感がないために物語がさっぱり緊迫しない」というところであり、今作の場合はそれに加えて「本当に異世界人生を歩む羽目になってるかどうかすら定かでない」という、二重にぼんやりした状況。物語に身を入れるのは引き続き難しいということだ。

 SILVER LINKの制作ということで画面は微妙にもやがかったような淡い色彩が特徴。どうせ超絶作画なんてでてくるべくもないが、ワイバーンの翼に穴を開けるところとか、どうにもしょぼくてあまり期待は持てない。まぁ、絵がすごくてもシナリオ面から期待も出てきそうにないし、せいぜい見るべきは「これだけ八方塞がりな作品展開でいかにしてオリジナリティのある作劇を見せるか」という部分か。もちろん、1話時点ではそれは見られない。もうちょい落ち着いてユルい空気が出せるようになったらいくらか「らしい」画面にもなってくるかなぁ。どうかなぁ。

 中の人は、主人公は「十二大戦」のネズミの人。今更気づいたけど「12歳」で桧山やってた子なのか。今回の主人公も99回くらい死んだら面白いのにな。そしてメインヒロインはどうやら異世界生活ではベテラン級、高橋李依が担当する。もう、異世界専門の相談業務が行えるレベルだな。

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○「ダメプリ ANIME CARAVAN」 5

 これ、タイトルとしては「DAME(デイム)PRINCE」が正式だってんで一応「DAME」ってどういう単語か調べたけど、「中年女性」とかいう意味しか出てこないじゃねーか。関係ないのかな。

 不覚にもちょっと面白いと思ってしまった。元が乙女ゲー、そしてプリンスなんて典型的な設定だし、絶対に俺は関係ないアニメなんだろーなー、って思って見始めたのに、薬キメてるみたいなキャラの尖りっぷりは存外悪くない。最初にメインの駄目王子を見たときの印象は、「なんか、他のアニメだったらサブキャラにいそうな奴がメイン張ってんな」だった。こういうナルシスト風味全開のイタいやつって、普通は主人公の友達ポジションとか、学校の名物先輩みたいなところに一人いるやつだよな。こいつがメインキャラって、どういう層に受ける設定なんだろう。

 いや、でも割と笑ってしまったのは事実。多分、個人的に良かったポイントはそんな男キャラよりもメインの女の子と田舎王国設定の捨て鉢な感じなんだと思う。このツッコミを義務付けられたメインヒロインのCVが矢作パイセンというのは実にいいキャスティング。ちゃんと可愛らしさも残しつつ、どこか冷めたような、現実的な路線でのツッコミはすんなり入ってきてとても聴きやすい。「アイドリッシュセブン」のしゅが美といい「うたプリ」のみゆきちといい、やっぱり中心に良いヒロインキャラが据えられているだけでもこういう作品のみやすさは大きく変わってくるものです。あとは野郎連中のキャストがどれだけハジけられるかの勝負か。

 多分出てくる男連中の大半は馬鹿なんだろうから、このままの路線でちょいちょいギャグを挟みつつ、どこかでラブに入っていくくらいのバランスだとありがたいですね。いや、正直ラブは無しにして最終的に全部の野郎キャラをヒロインが飼育する展開とかが理想なんだけども。

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○「グランクレスト戦記」 4

 このご時世に水野良の名前を原作者に見ようとは思わなんだ。つってもまぁ、今調べたらまだ50歳そこそこなのでなんぼでも新作が出てくることはありえたんだな。

 富士見ファンタジアから出版された純正ファンタジー小説。ここ最近の「なろう」系作品の流れからすると逆に珍しいくらいに王道設定の王道作品ということになる。思い返せば「ロードス島戦記」も今やはるか昔になってはいるが、日本におけるラノベ的ファンタジー小説の嚆矢として、今でも様々な方面に影響を与えている重要な作品と言っていいだろう。かくいう私も、幼い頃に「ロードス島戦記」を読み、そこから「ソードワールドRPG」のリプレイなどにもつながっていったので、ファンタジー小説の土台は水野良によって形成されいてるのは間違いない。実際に購入してたのは私じゃなくて兄だったので、シリーズがひと段落した後に出た作品をわざわざ追いかけることはしなかったが、それでもなんとなく楽しかった記憶はあるし、未だにファンタジーといえばパーンやディードの冒険を思い浮かべるのも致し方なしである。

 そんな思い出深い水野良の原作作品ということに加え、本作はなんと畠山守監督作品でもある。私の中では最高のアニメ監督の一人として敬意を示してきた畠山監督が、今回は純正ファンタジー小説を題材にアニメを作る。これはこれで心踊るお話である。さて、どんなものが出てくるのか……ウゥン。どうだろう。1話目の印象は正直言ってあんまりかんばしいものではなかった。

 まぁ、ぶっちゃけ「1話目程度ではさっぱりわからない」というのが正直なところなのでまだまだ見守る必要はあるし、今後いくらでも面白い要素は増えていくと思うのだが、残念ながら1話目での掴みは弱い。というか、わからないことが多すぎて放っておかれている感が強い。単純なファンタジー設定なんだから設定なんて簡単だろ、と思われるかもしれないが、まずもってメインヒロインと主人公騎士の人となりが全然わからず、彼らが何を目的に生き、どの程度のモチベーションで野望を成し遂げようとしているのかがわからない。そして、そんなキャラクターたちが生きる世界の基本設定もわからないので、いきなり領主だのデーモンロードだの言われても、それがどんなニュアンスなのかもわからない。無い無い尽くしで足がかりがないのである。漠然とした印象だけで見ていると、主人公はヒロインに振り回されてなし崩し的に今の道を歩かされているような印象しかないのであんまり格好良くないし、なんの前触れもなくどこぞの領主のところに押し込み強盗を働き、突然向こうの重臣が裏切ったおかげで領主の座を簒奪できてしまうなど、善も悪もわからないうちから展開が大雑把なのである。若き見習い騎士パーンは地道に近所のゴブリンを退治するところから物語がスタートしたわけだが、今作のテオはレベルがどれくらいの状態でスタートしているのだろうか。もうちょい、チュートリアル部分は親切にやって欲しかったものだ。

 まぁ、それもこれも全部「様子見」だと言ってしまえばそれまでのことか。今後の展開で「純正ファンタジー」という(今となっては独自の)強みを活かして、なんとか「大作」となり得るような足がかりを作って欲しいものである。

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