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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 リゼロあるある、オープニング端折られがち、第54話。初回90分スペシャルに加えてこのツメツメ具合、そんだけやらないと尺が足りないってのは相変わらず大変な作品。まぁ、おかげであんまりあくせくした感じもせずに観られてるのだからありがたい話なのだけど。

 などと訳知り顔で書いてはみたものの、こちとら2期で割と心が離れてしまっていた不真面目な視聴者なので、だーいぶ忘れてること、認識してないことがあったようだ。2期で語った内容を覚えてないのはしょうがないとしても、1期の出来事を忘れてるのは流石に褒められたことじゃないですね。でも言うても8年前のことだしなぁ。どうにかご勘弁を。

 忘れてることNo. 1、どうやら暴食は新キャラではなかったみたい。そしてよりにもよってレムの現状を生み出した元凶だった。そうか、確かにあったなそんなくだり。レムがまるまる1シリーズ休みっぱなしだったもんですっかり忘れてたわ。しかも確認したらその時にレグルスも一緒にいたらしいですね。割と大罪司教って仲良しさんなのかしら?

 忘れてることNo.2、クルシュさんってどうなってたんだっけ。ぶっちゃけ王選候補者は全員まとめての認識でしかないので覚えてないのは当然なんだけど、なんかこう、弱体化してるっぽいニュアンスになってますね。スバルにお姫様だっこされたり、まじモンの「姫」になっちゃってるじゃん。まぁ、戦えるみたいだから別にいいんだけども。

 忘れてることNo.3、ガーフって麻美子とどういう関係なんだっけ。なんかガーフの周りに常にあのおっかないおばちゃんがおるね。

 多分他にも色々と取りこぼしがあって、ミミと他の兄弟がどういうつながりなのかとかもよく分かってないし、半裸戦士が元々関智一じゃなかったことも忘れていた(今回ようやく「そういえば」と思い出した)。この辺のキャラの多さは如何ともし難いので、忘れてしまったこちらの責任は全て飲み込みつつ、そのままの姿で受け入れていくことにしますね。

 というわけで今回のメインは色欲さん。中の人的には同時期に別作品でドラゴンの付き人(?)をやってるわけですが、こちらは純然たるドラゴン。悠木ボイスで罵詈雑言を撒きちらすハイテンション爬虫類のどの辺が「色欲」やねんという気はするのだが、これまでの大罪司教もなんだかんだで二つ名に相応しいキャラだったし、こいつも何かえっちぃ要素があるに違いない。いや、違うか。色欲を司るなら単にどすけべな性格だったらいいのか(?)。まぁ、今後のさらなるイカれ要素に期待しましょう。他の大罪司教も頑張って異常性を発揮してくれてるのに、最終的に石田彰で落とすのやめろ。

 
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 ワシかてミミちゃんの胸の中で咽び泣きたい時はあるんやで……第53話。殺伐とした世界の中で、ミミちゃんの変な声は癒されるなぁ……。もちろん中の人の胸の中でも可。未だこのツイートを超える幸福を見たことがない。

 さぁ、今回も中の人トークがしたいだけで記事を書いているが、通常だったら「クール終盤にやたらボスキャラとかどんでん返しで湧いてくる」ことが有名な石田彰ボイスが、今期は純度1億%で2作品も並び立っているという、精神衛生上非常に良くない状況。どちらも頭がイカれている(いつも通り)、どちらもヴァイオレンスがすぎる(まぁいつも通り?)、両方とも相手のことを1ミリも考えない理不尽婚活をしている(?!)という嫌すぎる共通点を持つ2人の石田彰のうち1人は、めでたく魔女教大罪司教となった。ほんとに大罪司教ってすげぇよな。ペテルギウス1体であれだけやりたい放題やり散らかしていたのに、それと同じ濃度のやつが一気に4人も。いや、「同じ濃度」かどうかはまだ分かんないけどね。少なくとも憤怒と強欲の2人はここまでの登場シーンだけで充分インパクトは残してくれたよ。何が起きても「石田彰ならしょうがない」だし、何をやっても「ちかぺが酔っ払ってんだろうな」だし。憤怒のシリウスにいたっては、前回までで匂わせてたペテルギウスとの関係性すら単なる妄言ストーカー行為だったことが判明し、「なんであんなヤバいやつにストーカーするもっとヤバいやつがいるんだよ」ってんで絶望に絶望が追加される。まぁ、絶望のミルフィーユ構造こそがリゼロの真骨頂ですからね。いや、何もそんな最悪な方向に重ねなくても。

 ベア子との共闘もあって、スバルにとっては最悪の事態、「命を長らえる」展開で時間が進んでしまった。まぁあの様子ならエミリアはしばらく殺されたりはしないだろうが、どうせ石田彰なので次の瞬間には興味ゼロになってなんの躊躇いもなく殺される可能性だってある。ほんとのほんとに大罪司教連中がスタンドアローンで動いていたなら、その行動など読めるはずもないのでほぼ詰みだっただろう。しかし、どうやらこのヘンテコな水の街を舞台に、大罪司教たちはなんと「共同戦線」を張っている様子。いや、シリウスとレグルスの関係を見るに、あんまり積極的に協力してるようにも見えないが……少なくとも「4同時」にこの街に出現して制圧行動を行っているのは偶然ではないはず。つまりここから、ペテルギウスクラスの鬼畜難敵4体を同時に対処しなければならないというお話。まぁ、こちらも味方サイドとして王選候補者が集ってるので、さながら最大トーナメントの様相ですよ。王選候補者連中にエミリアを助けるモチベがあるかどうかは知らんが。少なくとも街を守る大義名分はあるからね。

 現時点で気になるのは、「憤怒と強欲がやべーのは分かったけど、やっつけくさい登場だったの残りの2匹はどうだろう?」という部分。一番地味な登場だった「暴食」。CVはこれまたキチピー役には定評もある河西健吾。どんな特性があるだろう。そして最後に登場した「色欲」は台詞の中身だけ聞くとどこぞの幼女軍人を思い出させるCV悠木碧な変人。こちらも顔を見せただけなので実力の程は完全に未知数。いくらなんでも濃いキャラが4体も同時に暴れたら互いに潰し合いそうなもんだが……どうなりますかね。展開としてはジャンプ漫画キッズには心躍るものだけどね。

 ほんでこの展開なのにサブタイトルがゴージャスタイガーっていうね。ぶっちゃけガーフを中心に置いていい事件規模じゃない気がするのだが……まぁ、やる気がある仲間が多いのは良いことだ。

 
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 えっぐいのきた、第52話。久しぶりにリゼロで「うわっ、リゼロだっ」ってなってお腹いっぱいに。

 いや、多分2期でも同レベルのエグさとかきつい展開はあったと思うんだけど、そこはあんまり集中して見てられなかったのよね。今回は流石にまだ放送2回目ってことで目線がいってたおかげでこの惨状を見守ることができた。おかげ新番チェックも終わってないのに「すごいっすね」ってんで記事を立てる羽目に。

 でもまぁ、私が記事を立てる時の最大要因って「中の人マンセー」な場合が多いですからね。今回ももちろんそうです。暴走機関車・安済知佳によるフルパワー大罪司教。こいつぁ見てて楽しい聞いてて楽しい最高のキャラに仕上げてきやがりました。ちかぺが酒飲んで管巻いてる時のテンションがだいたいこれです(名誉毀損で訴えられるわ)。

 登場時点で抜群の存在感を示していた新たなる大罪司教・シリウス。前回スルーしてしまっていたのだが、そうか、自己紹介で「シリウス・ロマネコンティ」と名乗っていたのか。その名は偉大なる先輩司教・ペテルギウスと同じ。そして彼女の言い分からして、どうやら彼女はペテルギウスの奥さん(まだ「自称」の可能性もあるが)。そんなんが飛び出してきて、しかも「ペテルギウスの仇」とばかりにエミリアに全力ヘイトを向けてくるってんだからたまったもんじゃないわね。そりゃま、ペテルギウス打倒の遠因ではあるものの……結局エミリアはどこまでいっても「生きてるだけでヘイト」なのよなぁ。

 シリウスが「憤怒」を司っているというのは前回時点で全く理解できなかった部分で、どちらかというと享楽や放蕩、それに感謝と至福に酔いしれているキャラのように見えていたのだが、これが対エミリアで態度を一変。なるほど「憤怒」である。この二面性も強烈なキャラとなっており、よくよく見ればあられもない姿のとんでもねぇデザインも相まってかなりのキチピー具合が最低に最高のキャラに仕上がった。ほんと、こういうのを描いてる時はめちゃめちゃ活き活きするアニメである。

 今回これだけの仕打ちでさっさと3回目の死に戻り。前回の90分スペシャルで「不穏なこと起こらんなー」と思っていたわけだが、なるほど、初回を90分スペシャルにしたのは前提となる穏当なパートをさっさと流し切って動きがあるシーンまで早めに引っ張ってくるためだったのか。確かに2話も3話も人死にが起こらなかったら俺みたいなライトユーザーは興味が離れかねないからね。2話目でこうなっちまったら、もう目を離すわけにはいかないじゃない。拡大枠の使い方にはこういうのもあるのねぇ。

 それにしても、「ちかぺ相手に苦戦してたら傍から石田彰が生えてくる」って地獄、もうどうしようもないよな。基本的に人類は「傍から急に生えてくる石田彰には対処できない」という弱点がある。宇蟲王とか。

 
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 いや卵は孵らんのかい、最終話。あの卵になんか起こってオチになるのかと勝手に思ってたのだが……どうやら今回のエピソードとはあんまり関係なかったらしい。まー、作品全体で考えれば途中も途中なんだろうし、もし4期があるならそちらで回収してくれることでしょう。ほんで多分、この作品なら4期もいつかきっとあることでしょう。

 思いの外ピリッとした部分も見せながら終わらせてみせた。想定してたほどギャグに思い切り寄せてくれなかったのはちょっと残念だが、こんだけ無茶な因果が色々と巡っているのだ、その裏に何かがある雰囲気をきちんと出しておく方が今後この世界での物語を続ける上では良いのだろう。

 というわけで先にシリアス部分を回収しておくと、腹黒領主については今回の騒動で完全決着。彼は神器で召喚した悪魔を使役していたらしく、その名もマクスウェルという。「見通す悪魔」の2つ名を持つバニルに対し、マクスウェルは「辻褄合わせの悪魔」とのことで、運命を色々と捻じ曲げて因果を調整する能力を持っていたようだ。なるほど、これまでカズマたちも含めて領主たちの周りで起こっていたことに一見すると無茶な関わり合いがあったのは全部こいつのせいだったと押し付けることができる。何とも便利な存在である。実際にどこまでの力を持っていたのかもわからないし、そもそもどういう存在なのかもほとんど語られていないが、バニルがわざわざ救出に来たってことは能力はマジもんだろうし、「強力な呪い」も含め、普通に考えたら抗えないくらいの運命拘束力をもっていたのは間違いなさそう。今回はたまたまカズマさんたちがそんな拘束力すら消し飛ばすチート能力を持っていたせいでぐだぐだになっちゃったけども。

 前回時点で「なんか、バニルが便利すぎてちょっとご都合主義な感じが」とかいちゃもんを書いていたのだが、それらも全部「ちゃんとバニルなりの理由があったからだよ」という説明が付加されて納得せざるを得なくなってしまった。いまだにその性格に謎が多いバニルではあるが、彼にも「仲間意識」みたいなものはあるらしく、同じ魔族が理不尽な環境で理不尽に使役されていることに気がつき、うまいことカズマ達をコントロールして救助できるように仕向けたとのこと。最終的には「バニルを便利に使った」のではなく、「バニルが全部使ってた」というオチ。ここまでされると今度はこの世界でのバニルのチートをコントロールしきれない気もしてくるが……彼はすでに「ウィズの店で働くからいいや」という人生設計を明言しているので、多分世界をぶっ壊すような展開には絡まないのだろう。つくづく、便利な連中に囲まれた便利な世界である。なるほどこれが「素晴らしき世界」か。

 というわけで割と外からの力で色んなことが解決。あとはカズマとダクネスの痴話喧嘩(?)をたっぷり見せつけられるだけである。今期は(今期も?)ほんとにダクネスが正統派のヒロインポジションで色んな表情を見せてくれたので眼福だったが、パーティ随一のダイレクトエロスにも絡んでくれていたおかげで、今後もますますカズマを取り巻く寸止め環境が捗りそうである。その手の話になるといちいちめぐみんは絡んでくるが、アクアさんは完全にそっち関係の話から離脱してるあたりは潔い。今作におけるヒロインって2人しかいねぇんだよな(思い返せばアクアとのフラグって、作品最序盤の馬小屋生活の時点で消滅してんだよな)。

 20億が手元に戻ってきちゃったのは流石にやりすぎな感はあるが、とにかくこれにてカズマさんたちは日常へ帰還。またみっともない引きこもりのダメ人間生活は続いていくのだろう。そこには何とか爆裂魔法をコントロールしきった(?)頭のおかしなウィザードと、属性がどんどん増えてもう積載超過になってしまっているポンコツクルセイダーが憂いなく連れ立っているのだ。はい、タイトルどん。

 
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 おじさんの何が悪いんだよ! 第10話! おじさんだってなぁ! 好きでおじさんやってるわけじゃねぇんだよ! ま、まぁ、世間で嫌われてるのは多分陰険で性格が悪くてデブのおじさんだけだから……やっぱダメじゃねぇか!

 というくらいしかツッコミポイントはないくらいに、最終回を見据えてシリアスに徹した回。もちろんカジュマさんを中心にしてそこかしこにネタはまかれているが、それでもやはり核となるカズマさんがず〜っとシリアスだったので笑っちゃいけない雰囲気も出てましたわな。

 「ダクネス結婚編」もいよいよ大詰めで、ついにダクティネス家の借金の原因が明らかに。ざっくりまとめると結局当主がめちゃめちゃ慈善家だったから、というだけの話なのだが、その慈善家が苦しむことになってしまった遠因、というか全ての元凶はカズマさんたちだった。いや、デストロイヤーの被害にしろ洪水騒動にしろ、良かれと思ってやってることだし、カズマたちの活躍がなければ事態がもっと深刻化していたのだから何も悪いことはしてないのだが……結局、英雄気取っていたカズマたちも、全ての問題を後腐れなく解消するなんて無理だったという話。その皺寄せがダクティネス家に押し付けられ、その家の娘が直接繋がってるなら責任取らんかい、ってことだったようである。まー、別に責任取る義理もないし、いかに理由づけしたところで向こうの領主が畜生であることにかわりはないのだが……。

 こうして、アニメ3期まで展開しているのにいきなり昔の事件に引き戻されるってのも歴史が感じられて良いもので。作者がどこまで想定していたかは分からないが一応は「ダイナミックな伏線」になっているわけだし、カズマたちが「降りかかる火の粉を払うだけ」という因果関係だけでなく、こうして異世界生活を続けるにはそれなりの応報があってもなんら不思議ではないという当たり前の事実が突きつけられただけの話とも言える。腐っても(?)「異世界系」作品なのだから、「この素晴らしい世界」とやらがどんな因縁を持って形作られているかを知るのは、なるほど正しいルートなのだ。

 正しいことは正しいのだが、肝心の「知る」の部分について、あまりに便利にバニルを使いすぎているのはちょっと気になるところ。そりゃまぁ、「見通す悪魔」が近所にいるのだからその便利機能をフル活用するのは何も間違っちゃいないのだが、全部が全部バニル経由で暴かれてしまうってのはちょっと興醒め。カズマさんには立派なチート能力がたくさんあるんだから、その辺はチートを使わずに処理して欲しかったかね。

 まぁ、これでとにかくセッティングは整った。あまりにも古式ゆかしい花嫁奪還を恥ずかしげもなく(いや、ちょっと恥ずかしそうに)やってくれるカズマさん。さすがのアークプリーストは教会が似合いましたね。そうでもないですか。そうですね。でも荒くれさんが普通に参列できる程度の結婚式ですからね。あの人何もんやねん。

 
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 なろう業界屈指の「やれたかも」作品、第9話。アクアは置いといて、常に2人のメインヒロインをはべらせ、終始据え膳状態なのに何故か評価が下がらないカズマとかいう謎の主人公。性欲はあるんだよな、Aパートでダストからもらってた報酬ってサキュバス娼館のチケットみたいだし。

 というわけで今期のクライマックスは「ダクネス奪還編」ということにでもなるのかしら、なんかダクティネス家に乗り込んでどったんばったんって前にも同じような展開はあった気もするんだけど、ダクネスがあの通りの性格なので日常的なトラブルは致し方なしか。突然の家出(というか家出戻りでは?)宣言に、当然パーティの面々はそうですかと飲み込むはずもなく。なんだかんだ言って断金の交わりの4人である、めぐみんもアクアも直接おうちに乗り込んでの抗議活動。残念ながらダスティネス家の厳重な(?)警備を前に正攻法は通用しなかったが、「他のパーティなんて探せない、やっぱりダクネスじゃなきゃ」ってのはカズマさんだって共通認識のはずだ(ただ、今ふと気になったんだが、借金抱えて大変なお貴族様があんだけ大量の衛兵を雇っている現状はどうなんだろうな)。

 しかし素直じゃないカズマさんはダクネスの態度にヘソを曲げ、一旦は無視する方向に。その考えを是正してくれたのがお仲間冒険者・リーンからの情報だったわけだが……えっと、こんな可愛い子、これまでのカズマの交友関係の中にいたっけ? いや、正直有象無象の冒険者連中の顔と名前なんて(荒くれさん以外)いちいち覚えてなかったんだけど、先週から出てきたこの子、さも当然のようにカズマとの交流があって「誰だ?」ってなってんのよね。CV花守ゆみりというご褒美ポジションだからもっと出番が増えてくれていいんだよ。そのおっきなたぬきみたいな尻尾はなんなんだい? ちなみに相方のダストに関しては前になんか絡んでたことはちょっと覚えている。まぁ、こんな悲惨なエピソードでもっかい活躍するとは思ってなかったけど……この世界は多様性を認めようとすると全部アクシズ教団の仕業になって、せっかくの多様性が悪に見えるのは問題だよな……。

 というわけで、リーンの情報からダクネスが出戻った理由を知ったカズマたちは当然の強襲作戦を決行。アクアが気まぐれで施した「芸達者の魔法」versatile entertainerが想定外の汎用性をもたらし、声による羞恥プレイという新たな可能性の扉を開けた。おかげで今回はカズマによる声真似茅野愛衣と本当のダクネスによる茅野愛衣のダブルかやのん体制。あまりに酷い言動の数々を色々と楽しませてもらった。これは私ごとなんですが、今期はアクア・久石奏のダブル雨宮体制、めぐみん・山ノ内花音によるダブルりえりー体制とあり、かやのんは幸い「天使つき」の変な漫画家が割と当たり役だったのでこちらもダブル体制みたいな楽しさがある(残念ながら漫画家さんは1話しか出てこなかったが)。腹筋が割れてることが売りのメインヒロイン、実によろしいですね。

 まーダクティネス家のお困りごとは割とありがちなやつっぽいのであんまり掘り下げる余地はなさそうだけど、強いていうならそれなりに聡明そうなお父上が何故借金を背負うことになったのかの理由はちょっと気になるね。今後カズマが解決できる何かってことなんだろうけど、こないだの裏事情からすると魔族が関わってるっぽいんだよな。今期は今のところ魔族の強キャラとぶつかってないので、最終回に向けて、何かでかい敵が出てくるんでしょうかね。次回予告文のベルディアさん、ちゃっかりダクネスとカズマの結婚のお祝いしてるからかなりいい人(いい魔族)。

 
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 今期のサブタイ被り第2弾、第9話。多分99%の人が何のことやら分からないと思うんですが(分かった人がいたらすげぇよ)、正解は、今週の「リンカイ!」のサブタイが「わかりません!」だったっていうネタです。ヨルクラ・ガルクラのサブタイ取り替え事件に続き、なんかこういうよくわからない奇跡がちょいちょい起こります。こじつけとも言います。

 引き続き愛憎入り混じる感想を書くしかない今作。ほんとにね、どう処理していいか分からないので今作を視聴している人の意見を聞いてみたいところなのだが……この作品は面白いですか? いや、それをお前が決めるんやろって話だが。

 先週・先々週は正直ほぼネガティブオンリーの感想を落とした。「何が起こってるか分からん」「何がしたいか分からん」と。幸い、今週の話は何が起こってるかは分かるお話で、最初から最後まで筋立ては飲み込みやすい。また、「何で私はこの作品にこんなに固執してるんだろう」という部分の1つは確認できたことがあり、やっぱりティナーシャ嬢とオスカーさんのトンチキカップルは見ていて楽しいのは間違いない。今週後半のぶっ壊れティナーシャさんは実に愛らしく、「フリーレンはそんなこと言わない」の代表みたいな浮わついたノロケみたいな台詞をバシバシ飛ばしながら暴走する様を見ているだけでなんか満足しちゃう部分はある。結局私は最初からずっと「ティナーシャ可愛いんやけどな」ありきで見ていた気もする。

 そうして久しぶりに今作から有効成分を摂取できたのは喜ばしいことなのだが、それ以外の部分ではやはり分からないことも出てきて痛し痒し。今回の首傾げポイントは、あまりに性急な展開とそれを成立させるための1話まるまるの構成について、だろうか。もしかしたら先週までのお話も訳が分からなくなっていた原因は同根なのかもしれないが、今週のお話、体感として「45分くらい必要な話を30分でやった」みたいな印象。普通に考えたら見せ場になりそうなシーンがポンと飛ばされ、まるでキングクリムゾンでもくらってるかのような気分になる(話自体はパープルヘイズだったのに)。「城の結界が破られて魔物が侵入してきました!」の部分はこれまで魔物だの結界だのという話がほとんど語られてなかったんだからもうちょい説明しなきゃいけないのにいきなり戦闘シーンに突入して「あれ? チュートリアル飛ばした?」みたいな印象だし、クライマックスになるはずのティナーシャの必死の血清チャレンジも実質全カット。その後のティナーシャ復帰までのくだりも一切大変さを感じさせずに一気に時間が飛び、あらゆる話のつながりが3分クッキングの「こちらに調理済みのものがすでに用意してあります」みたいな感じ。せっかくのいい話に「イイハナシダナー」する余裕もない。

 これって結局脚本を無茶苦茶に詰めまくってるせいで起こっている事態だとは思うのだが、普通、もうちょい「脚本詰めちゃったからはしょりまくってるんですよ」っていう空気は薄めるもんだろう。今作はもう「それすらも演出の方向性です」みたいな開き直り方しやがってて、実際、激痛血清チャレンジシーンなんかは「まぁ、言われてみりゃそんな長々見たいシーンでもないかもしれん」という妙な納得感もあり、結果だけを淡白に描き続けるというアニメの方針だと言われたら飲み込めないこともない。どう考えても構成で損してるはずだし、違和感を感じているのだからマイナス要素は多いはずなのだが、なんかギリギリで作品としては成立してる感もある。この「でもまぁ、ギリ……」と思ってしまう感覚が過去に経験した記憶になくて、ちょっと困ってしまっているのだ。

 どうなんでしょうね、やっぱ単に脚本がぐちゃぐちゃのダメ作品なんでしょうか? でもなぁ、細かい描写なんかでちょっとニヤッとしちゃうところはあるんだよなぁ。ティナーシャさんがルクレツィアに問い詰められて「その男はそこまでする価値があるんか?」って言われて「あります」って即答したあとで「あれ?」みたいな顔するのとても好きなんだよ。「あと大事」も好き。結局ティナーシャさんの天然っぷりが可愛いって話なのよな。

 有識者は他のなろう系と比較したときの今作の掘り下げなんかをやってほしい。俺は面倒だからヤだ。

 
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 正統派の冒険活劇だってお手のもの! 第8話! 今回のコンテは稲垣さんだったんですね。この人もきちんとやることやれる人なんですよ。……って思って確認したら今「Re:Monster」の監督やってんのか……。

 「ヒュドラ編」とでもいうべき今作とは思えない王道の魔物討伐話。ヒュドラはどうやら魔王軍と直接関係はない野生の(?)モンスターだったらしく、いつもの芸人さんたちみたいなちゃらんぽらん要素が一切無いので討伐クエストはガチ。普通だったら王都から正規の騎士団が駆り出されるレベルの対象なのだが、なんでか分からないけど(?)王都は騒動の真っ只中で戦力を割けないとのことで、近隣の村の人間だけでちゃっちゃと片付けないといけないという。主にカズマの責任で。まぁ、そこまで言われたら正義の申し子であるカズマさんパーティはそりゃ頑張りますよね。ほとんどの連中は嫌々でしたけどね。

 改めて、こういうミッションだとパーティの個々の戦力の高さが確認できるので「言うてもなろう的なチート要素があるといえばあるんだよな」と再確認できる。主人公カズマさんは意外に指揮官としての能力が高く、ダクネスの暴走に対しては素早く「ダクネスはみんなに愛されてるから、村の人たちに声かけたら戦力集めて助けられる」という判断を下せたし、その大量の戦力をうまいこと役割分担して効率的な討伐プランを構築することに成功。「いや、盗賊スキルのバインドって力合わせたらそんなふうになんのかい」とか驚くポイントも多いが、全ては策士カズマの想定内なのだ。そんで単体戦力としても万能スキルであるエナジードレインがあるから敵の状況次第では一発勝ちも狙えるというのがカズマのズルいところ。普通はエナジードレインって「自分が吸えるだけ吸ったら終わり」な気がするんだけど、カズマは吸うだけならエンドレスなのがすげぇ。

 めぐみんはシンプルな砲台。師父マトリフ曰く「魔法使いは突き詰めれば火力」であり、ひたすらに爆裂魔法だけを極めためぐみんはある意味で魔術師の規範と言えるのかもしれない(?)。これまでカズマさんは色んなミッションをこなしてきたが、考えてみりゃだいたいは「最後にエクスプロージョンがあればなんとかなる」っていうプランなんだよな。そのプランだけで劇場版が一本作れるくらいには安定してるし、繰り返し語られるデストロイヤー戦など、ここぞという戦闘はやはりめぐみんである。あと、多分地味に決戦の日までの連日の嫌がらせも戦況に影響してたと思うし。毎日一発とはいえあの規模の大ダメージが生み出せるなら戦略兵器としては充分でしょう。

 今回のドラマの中心・ダクネスもスペックの高さは言わずもがな。タンク役必須の挑発スキルに加え、人間の限界を超えたパワーとタフネス。その根源には埒外の被虐性癖があり、痛めつけられるほどに強く意気盛んになる性格はFF2のように自分で自分をしばくレベル上げを導入しているかのようである。この度の相手は流石にデカすぎたし強すぎたので1人では太刀打ちできなかったが、偶然生み出されたカズマと1対1の極限状態では、単なる被虐を超えた難解極まりないシチュエーションにより“新感覚”というますます嫌な性癖スキルを獲得。攻めの手筋を追加したララティーナはますます人が踏み入ることができない修羅の道へと突き進むことになる。

 ちょむすけは可愛い。猫は液体とはもうしますが、容器にも入らずあそこまで液化できる猫はなかなかいないんじゃなかろうか。

 最後にアクアは……えっと、ソロデビューできるくらいには歌が上手い……。即興の子守唄であれだけ聞かせてくれるんですから女神様(中の人)の歌唱力はさすがですよね。

 ……いやまぁ、アクアのチート蘇生スキルがあればこそどんな極限戦闘でもギャグにしてしまえるっていうのは間違いない事実なので、アクアの神スキルも洒落になってはいないんですが、実際の戦闘シーンだとただ後方支援でブレッシングダンスを踊ってただけなのでどんだけ活躍したかは分からんのよね。大見得きってた沼の浄化も、決戦の日にはすっかりドロドロになってたし。まぁ、今期の評価は生まれるドラゴンにどんなオチをつけるかにかかっているだろう。

 こうしてみんなの力を合わせ、今作ではまれによくあるちゃんといいお話。ギャグとしてのオチをつけることも忘れないが、奇妙な絆で結ばれた4人の家族のような関係性が確認できた良きエピソードでした。それだけにダクネスの決断は衝撃なわけだが……さぁカズマ、NTRれたくっころ騎士を取り返しに行くぞ。

 
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 「いろはは猫に変身できるんだね!」 第8話。今期はアニマル変身系ヒロインがアツいですよね。まぁ、どちらの作品も種さんがらみなわけですけど。なんにせよ猫がちゃんと可愛くかけているのは良いアニメ。今回は作画体制が充実してたみたいです。

 ただ、そこは間違いなく良いのだけれど……今回の話もマジで意味が分からんかったんだがもしかして俺の理解力が尋常じゃなく低いのだろうか? 正確に書くと、前回は「話の内容は理解できるけどなんでその話になるのかよく分からん」という展開で、今回は「マジで何が起こってるのかよく分からん」だった。

 オスカーとティナーシャがのらりくらりと2人で諸国行脚。こないだどさくさに紛れて王権を引き継いでたはずの新米国王がこんなところで物見遊山しててええんかいとは思うが、一応はお国の仕事も兼ねてのことか。とにかく砂漠の国でなんだか怪しい「遊牧の民」というか、単なる強盗団と衝突してしまう2人。「崖の迫った道で大量の弓兵が構えている」はもう遊牧とかどうとかいうレベルじゃ無い気もするのだが……どんな兵力に襲撃されても眉一つ動かさず「うちのティナーシャなら楽勝だかんな」とドヤれるのはオスカー様の強み。まぁ、今回はにゃんこ形態だったから多少は戦力控えめでったかもしれないけど。真っ黒な猫になってくれるあたり、よくわかってらっしゃる(かわいい)。

 ほんで強盗団のお頭はさっさと略奪を開始すりゃいいのに何故か突然「一騎打ちの決闘しようぜ」とかいうなんの益もないことを言い始めて、当然のようにオスカーが瞬殺。マジで何がしたかったんだ。決闘シーンで躊躇なく腕一本ぶった斬れるのがオスカーさんのいいところ(?)だが、その血が呼水にでもなったんだろうか、よりによって「部族の聖地」なんて訳のわかんないとこで決闘したもんだから変な神が目覚めてしまうという誰も得しないトラブルに発展。そしてそこに何故か駆けつけた「以前略奪されて旦那を殺された女」。こいつが何故か強盗団のお頭とねんごろ。ここが一番意味わかんなかったんだけど、この2人の関係性ってなんだったの? そこ察する材料あった? もしあったとしたらマジで眠くて理解できてないだけだが……最後まで「この2人、何がしたいねん」で終わってしまった。

 あとはどう考えても死ぬ距離で落下してんのに無傷の無敵オスカーさんとかもツッコミポイント。ティナーシャ1人だけの落下だったらまだ死なずに着地できるのも納得できるが(猫だからね!)、よりによってオスカーは頭から落下してんだよ。ほんで落下した先は水だったけど、すぐに立ったら腰までの浅さなんだよ。いや、絶対死ぬだろ。ティナーシャが何かうまいこと魔法をかけて救ってくれたんでしょうか。だったらオスカーは単なる飛び込み損である。まぁ、「猫形態では思考も猫になっちゃう」という貴重な情報は得られたので、今後もし誰かが薄い本とかを書く場合には有効活用してほしい。

 そんですったもんだの末に厄介な荒御魂をティナーシャがいっぺん体内に飲み込み、それを腹越しに貫いて殺害するという趣味の悪い対処を平然と行う2人。ティナーシャはかつて腹を割かれたトラウマとかあるはずなのだが、オスカー相手だと全然気にしないし、オスカーも「ま、お前なら大丈夫だろ」くらいの感覚で遠慮なくずっぽし。なんやねんこのカップル。まぁ、このトンチキさは面白さではあるのだが。

 とりあえず、「オスカーの肩に乗ったりして普通に猫として甘えてるティナーシャ可愛いからよし」の精神で飲み込んでおこう。猫は地球を救う。

 
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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