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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 どんどん当初の目的がどうでも良くなってる第5話。このままだと一大アルバイト奮闘アニメとして収束していくことになるわけだが……なんの問題も無いのか。それでいいや。

 1話の異世界を除けば、ようやく本気でのバトルモードである。とは言っても、主人公の魔王はめっちゃ重い高架を延々支えていただけで、本人曰く「恰好もやってることも超地味」。まぁ、確かに。あれがなければものすごい数の死人が出てたわけだから功績としては大きいのだろうが、あまり魔王っぽくは無いし、魔力も使った甲斐が無いな。いや、ちゃんと良い仕事してるんですよ。わざわざ「ゆっくり降ろす」時に下敷きにならないようにいちいち車の位置をずらしてから着地させたりしてるしな。流石にマクドで働いてるバイトクルーは気配りが細かいのう。どこまでマニュアルに書いてあるんでしょう。

 一応バトル展開ってことで我らが勇者ちゃんも正式参戦。髪の毛の色が変わってもスーツ姿はそのままっていうのはなかなかフェティシズム溢れる良いビジュアル。顔だけ見るとどこぞのガレット王国の閣下に見えなくもないけども。しかし、勇者ちゃんはあれだけの力を残しておきながら、ギリギリまでそれを解放しなかったのはあかんよな。一応魔王に突っ込まれて答えてはいたが、周りで大量の人間が犠牲になろうとしてるときに出し惜しみしてる場合じゃなかろう。結果的に魔王の方が先に人命救助してしまったわけで、あらゆる点において勇者の面目丸つぶれだ。ツンデレにばかり力を入れてないでもう少し冷静になりましょうよ。ま、今回の魔王の発憤のおかげで多少なりとも吹っ切れた部分はあるみたいだけども。今週も相変わらず嫌そうに口元をねじ曲げている表情が可愛かったので良しとする。そういやどさくさに紛れて芦屋さんも参戦してたけども……主従揃って緊張感無いな。ボチボチ彼も諦めがついて、魔王の不可解な行動についても気にしなくなってきたしな。もう、すっかり人間界に染まってしまったのだろうなぁ。

 今回暴れた敵側は、エンテ・イスラでのもめ事の中核でもある、人間と魔族のタッグチームだ。ルシフェルの方は大体あのくらいの存在だろうと分かっていたからいいのだが、連れ立っていたハゲのおっさんの方は勇者ちゃんもショックを受けていたみたいで結構残念なことになっていたようだ。ここで「結局向こうでの戦争も魔王じゃなくて人間が悪かったんだなぁ」みたいな結論になってしまうと、現在の魔王のスタンスにも説明がつくので話が早いな。一応それなりに策謀を巡らすタイプの黒幕だったはずなのに、魔王を前にするとみんな揃ってギャグキャラになるのは有難いことですな。映画は毎月1日に見ると効率が良いぞ! 混むけどな!

 そういや、結局今回わざわざゲートを通って出てきた2人って、何しにきたんだろう。教会の不義を暴いて勇者を迎えにきたのかな。だとしたら勇者はもう連れて帰られちゃうよなぁ。「お前も早く戻ってこいよ」みたいなこと言ってたけど、そんな里帰り感覚で行き来出来るようになってしまっていいものなんだろうか。芦屋さんが涙ながらに復権を切望してるのがアホみたいである。

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 相変わらず勇者ちゃんが悩まし可愛い、第4話。後輩ちゃんの活躍によって女性キャラへの票も割れ始める頃だろうが、依然としてこの作品は勇者ちゃんで保っていることは疑いようがありません。制作陣の力の入れ具合が半端無い。

 今回は全編シリアス展開ということでこれまでとは毛色の違うお話になったが、このぐらいのタイミングで作品の根幹部分に関わるシリアス要素がきちんと描かれたというのは、今後の物語を推し進める上で良い配分だったのではなかろうか。特にエミリアの過去が明らかにされ、彼女が単なるファッションとしての「勇者」ではなく、信念を持って魔王討伐を志した「正義の」人物であったことが分かるというのは、感情移入しながら視聴するためには重要なファクターである。どこぞの、魔王と仲良くなった勇者の場合は何を大義名分に動いているのかすらよく分からなかったからなぁ……。

 対して、勇者視点で物語が進んだこともあり、魔王側のモチベーションについては、ほぼ明かされることなく終わった。勇者が「何故人を助けるのか」と涙ながらに訴え、その答えに期待はしたのだが、魔王の返答は「なんか、スマン」というはっきりしないもの。この部分については、おそらく最後まで明示されることは無いのだろう。「異世界では悪逆の限りを尽くしていた魔王が、人間界に降り立ったら健全なバイトクルーに」というのが本作最大のネタであり笑いどころなわけだが、それが「何故」起こったのか、という部分には、現時点ではおそらく理由付けは出来ない。敢えて言うなら「とても根が真面目な青年だったので、エンテ・イスラでは周りから『あなたは魔王なのでしっかりと世界征服業務を行ってください』と期待されていたのでそれに応えた」というのが無難な答えだろうか。魔王にとって、エンテ・イスラで村を焼き討ちするのも、マクドでキャンペーン商品を売りさばくのも、同じくらい大事なお仕事だったのだろう。そんな不条理な倫理観に振り回される勇者は本当に可哀想なのだが、転移したことで魔王が「切り替わって」しまったのだからしょうがない。今後は、人間世界で新たな倫理観をマスターした魔王としか対峙出来ないわけで、彼女が追い求めていた冷徹な魔王は既に存在すらしないのである(元から存在しなかった可能性もあるが)。なかなか難儀な関係性だ。

 そして、今回もそんな悩める勇者ちゃんがガッツリと尺を取って描かれているのが眼福である。面白かったのは、魔王と言い合いをしている時の、行き場のない怒りを抑えている時の歯茎のアップ。なかなかああいう描写ってしないと思うのだが、力の入りようが分かりやすい面白いカットだった。くるくると変わる表情も実に愛らしく、まだまだ彼女を見てるだけでも楽しめそうである。また、今回勇者のサポートに回ってくれたお友達の梨香ちゃんも可愛らしかったのである。興味深いのは、中の人がフジイ・西明日香なのだが、彼女が梨香と全く同じで兵庫県出身という部分。残念ながら彼女は年齢非公開だが、普通に考えたら梨香と大体同い年くらいだろう。彼女も震災の影響は少なからず受けていたはず。キャスティングされて、どういう気持ちで演じていたのかは興味深い。いや、完全にリンクしてたら洒落になってないけれども。こういう話を見ていると、既にあの震災が「歴史的な事件の1つ」としてフィクションの中でも過去語りに含まれる時代になったのだなぁ、としみじみしてしまう。先の3.11も、いつかこうしてギャグがメインの小説の中に盛り込まれるような日が来るものだろうか。

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 テンション落ちない、勇者ちゃん可愛い、第3話。今期はぴかしゃのキャラの周りに奇乳がいるんだね! 中の人の絶叫が聞こえてくるみたいですごく素敵です。大きければいいってもんじゃないよね! 今作はどこまでいってもひたすら勇者ちゃんの顔芸を楽しむアニメです。

 まだ3話だってのに、魔王と勇者のなあなあぶりが半端ないなー、と思ってたけど、一応シリアス展開になって多少締まったかな? 地震の影響で人間界にもギャグではすまないレベルの被害が出たのはちょっと驚いた。このお話はそういうことをしないもんだとばっかり思ってたからさ。そして、そんなシリアス展開に毒されたのか、勇者が突然魔王の背中を狙いかけたのも驚きである。別に、魔力が完全に枯渇した訳じゃなかったんだから、今までだってチャンスはあったよね、一つ屋根の下で寝てたタイミングとかさ。そういうところで命を狙わなかったのに、今回の窮状で一瞬でも「殺せる?」って思っちゃったのは……まぁ、積年の恨みによるものだと解釈しておこうか。エンテ・イスラで魔王が相当悪逆だったのは事実だろうし、災害の影響でそういった殺伐としたイメージが蘇ったのだという風に解釈すれば筋が通る……かなぁ。あんまり真剣に見ても仕方ないけども。

 この作品の場合、どちらかというとそこにいたるまでの茶番が本編だからな。すっかりおかんと化してしまったアルシエルの残念ぶりとか、そんな残念部下と貶し合う勇者の残念ぶりとか。前回は勇者と魔王がマクド風のやりとりで喧嘩するっていうシーンがあったけど、今回は謎の脅迫者と勇者がテレアポっぽく会話してるシーンがやっぱり面白かった。テレアポは本当に色んなお客さん相手にしなきゃいけないから大変よね。真面目なトーンで話してるんだけど、電話口の向こうにいる声が下野の時点であんまり緊張感ねぇけども。

 新キャラも出てきて多少なりともシリアスが絡んで来るとなると、1,2話目で見られたような日常ほのぼのギャグは今後減ってしまうのだろうか。今回の「身分証明書と印鑑で魔王が勇者に迷惑をかける」みたいな、なんちゃってファンタジー(というかなんちゃって現実?)ネタが楽しいんだけどなぁ。もしくは、延々勇者だけを追いかけ続けるドキュメンタリーとかでもいいや。今回のハイライトは、勇者と千穂ちゃんの大げんかのところ。ようやく女性同士の絡みで活きの良いところが楽しめたよ。もっと勇者が猛り狂うところを楽しみに待っています。ぴかしゃが冷静にファッションチェックしてるところとか聞いてるだけでなんか笑えてきます。もう一人が奈央ぼうってのがまたなー。そうかー、ユニクロ駄目かー。……しまむらだな。

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 どう見ても長編エロ漫画の第1話じゃないですか、第2話。すげぇ節操の無さ、今回立てたフラグだけでも、純愛、強迫、近親、百合、なんでもいけるじゃないですか。どう考えてもこの学校おかしい。

 振り返ってみると、我らが変態・橘純一君って凄かったんだと思う。1話目から全力で多人数相手に(オムニバスだから1度に1人だが)無茶苦茶な要求をして、それが通っても何となく「アマガミ空間だから仕方ない」と思える部分があった。彼の素晴らしいところは、真っ直ぐにエロかった、真っ直ぐに変態だったことである。今作も同じようなセッティングになっているのは間違いないのだが、こちらの前田君はそういう設定じゃない。写真部との距離の置き方、ヒロイン守るような台詞など、どうも「真面目な青年」キャラを定着させようとしている感がある。そのおかげで、どう考えても殿様仕様にしか見えないが新体操部へのアポが取れそうだったり、突如メインヒロインに写真撮影のOKを出されて2話目でいきなりプールサイドの水着写真撮影に突入したりするのである。幼なじみだったらなんでもいいのかって話だ。梨穂子や棚町さんが2話目でエロ写真を撮らせてくれたかどうかを考えてみると、多分無理だったんじゃなかろうか(梨穂子はワンチャン)。前田君は、どうもその辺の前提条件をすっ飛ばしていきなり紳士レベルマックスなのである。これはこまってしまう。

 やっぱり、どれだけ紳士的な態度をとろうとも、写真部男子は女子に気を許される展開はなかなか無い。普段からカメラ持ってうろうろしてるだけでも若干怪しいし、今回なんて、授業中にゴミ捨てに行ってこいと言われたタイミングですらカメラ持参だ。もう、校則云々以前にアウトだ。この学校の女性達は、早くこの男の危険性に気付くべきだと思う。真っ直ぐに下衆い方向に向かってる残りの写真部連中なんてピュアなもんやで。

 まぁ、このおかしな流れは女性陣にも責任はあるだろうけども。やっぱりかな恵ボイスの幼なじみのガードのユルさと、そこまでかッ飛んだキャラがいない中で飛び抜けて妙な生徒会長のキャラ。千和もおかしければひーちゃんもなんかボーッとしてる。まぁ、アマガミだってこんなもんだった気もするが……ここまで女性の警戒心を下げられるのがカメラの魔力なのか……恐ろしいことだ……。カメラがあるから、みゆきちボイスの百合っ子も油断してしまったに違いない。ちなみに、ミズハスボイスの彼女はよく分からない存在です。「逆光は勝利!」って鳥坂さんが言ってたから、きっと彼女もそれに従って撮影してたんだね。光画部ネタって、今の若い子はどれくらい分かるんでしょうね。

 ひでぇ話の筋に笑ってしまうのが本作の基本的な楽しみ方で問題無いと思うが、阿漕な写真のデザインについても流石に力を入れて作っている。今回は幼なじみっ子の水着写真だが、水着のヒモ部分が身体に密着せずにちょっとだけ浮いて見えるところとか、なんだか妙に艶めかしい部分がある。やはり写真をメインテーマにしている作品なので、あの撮影パートは気合いが入ってるんでしょうね。多分ゲームと同じような絵になってるんだろうな。これからものすごい勢いで残りのヒロイン勢も攻略していくんだろうが……恐ろしい作品だぜ。

 ちなみに、誰の共感も一切得られないと思うが、毎回気になっていたのでせっかくなので書いておくと、オープニングのイントロ部分が、アストロマンステージのBGMになんか似てる気がした。それだけ。

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 やばい、勇者ちゃん可愛い、第2話。べたべたなツンデレのはずなのに、なんか憎めない。この不思議な感覚は……ぴかしゃのウザキャラ?!

 同じようなネタやってるんだからすぐ飽きるかと思ったけど、2話目も割といい感じだったよ。なんかしゃきしゃきしてるんだよ、このアニメ。そりゃWHITE FOXなんだから上手いこと描けるのは普通といえば普通なんだけども。今回だって岩畑さんのコンテだし、ギャグのメリハリの付け方とか、そこから一気に緊迫させる押し引きとか、色々と気持ちいい。魔王と勇者のハンバーガー注文コントのとことかは普通に笑える。流石にギャグの底は見えてきたけど、それでもやるせない生活感の出し方とかが楽しいのよね。「トイレットペーパー」→「お総菜のコロッケ」っていうカットの切り方とかさ、多分あそこで勇者もみんなと同じように考えたと思うんだよね。「あー、トイレットペーパー安いけど、まだうちに割とストックあるしなー、でも次にこんなに安くなるタイミング分からないから買っておこうかなー」とか、「コロッケ……と唐揚げだとちょっとバランスが……あぁ、でも今日はもう料理する元気なんて無いし、コロッケだけじゃおかずじゃないし……いいや、食べきれなかったら明日の朝食べよ」とか思ってたに違いない。勇者は1人暮らしだから魔王城よりは生活に余裕があるみたいだけど、テレアポのバイトだけで食うのはなかなか大変だろうなぁ。女性の方が金はかかるしなぁ。

 そして、そんな勇者ちゃんが色々可愛いのです。あしらわれてふくれっ面の勇者ちゃん、強がってみたけど財布落としちゃったせいでどうしようもなくなってしょんぼりの勇者ちゃん、今までの人生を振り返ってむなしくて泣けてくる勇者ちゃん。頑張れ勇者ちゃん。まぁ、一番可愛かったのは部屋の外で恫喝してるのに無視され続けて泣いちゃった勇者ちゃんだけども。本当に中の人が良い仕事してる。あとバイト仲間の奇乳ちゃんも割と可愛い気がする。あと勇者ちゃんのバイト先の友達がフジイだ。今後も女の子が可愛いアニメでありますように。

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 多蕗だ! 龍之介だ! いや、ヘラクレスの棍棒だ! 最終話。龍之介があんだけはっちゃけた後で出てきた石田彰に絶妙なネタの絡み方。今期最大の苦笑ポイントが待ち構えていましたよ。

 なんかもうね、この作品にまともな角度からの突っ込みは一切通用しないってのは分かってるんですが、それでも突っ込みたくなってしまう容赦無い勘違いっぷりがたまりません。「出る杭は引っこ抜いてしまえばいい」というヘラクレスの棍棒さん(以下、石田彰)の策略により、なんとオルトロス姉妹は一切バトルをせずに弁当を入手出来る特権階級になってしまうことに……こいつぁ手も足も出ない完璧な作戦だぜ! ………………って、どうでもいいやん! 取れるならありがたく頂けよ!
 自由に取れる半額弁当を前に殴り合いを望む意味はないやろ! そもそも、その対抗策は何なの?! 力を駆使して弁当を手にするのが狼の矜持なんだったら、みんなして手を組んでオルトロスに道を譲ってる時点でルールもクソも無いやろうが。そのくせ石田彰ボイスのせいで石田彰が「ものすごく狡猾で格好良い負け犬」みたいになってるのが理不尽過ぎるよ! ラジカル過ぎるよ! 悪魔の罠だよぉぉ! 

 ふぅ……いや、いいんですよ。作中での感情は理解出来ますからね。オルトロス姉妹の夢は「立派な狼になること」であって、戦いの場を奪われることは何よりも心苦しいものであると。元々金に困って半額弁当を狙ってきたわけじゃないのだから、そこから戦いが失われることは、望んでいたものをむしり取られることだって。分かる。言いたいことは分かる。でもさ、やっぱり「はははははは! どうだ、ざまあみろ! 自由に好きな半額弁当を選ばせてやる! 悔しかろう!」っていうのは、感覚的に一切理解出来ないんだよ。この無茶苦茶を「何となく感動の克己ストーリー」に仕立て上げたんだから、この作者のストーリーテリングは相当なもの……って、いや、欠片も仕立て上げられてないよ! 理不尽だよ! シリアスなギャグだよ! すげぇな、もう、どうやって突っ込むのが正しいのか分からないよ! 誰か助けて!

 というわけで、なんやよぅ分からんネタでこのアニメの馬鹿成分を全て絞りだしたような最終回でしたとさ。最終回なのにメインヒロインの活躍の場が一切無いというのも切ない話だが、今回のバトルでもオルトロス姉妹の謎のカゴコンボが素敵だったので良しとしよう。あのプラスチックカゴの硬度を上手い具合に表した反作用によるバウンドとか、よくもまぁ、あんなところに力を入れられるものだ。当然、今回はコンテが板垣監督自身であるし、アクションシーンもしっかり監督の手が入っている。「Fate」のような流麗な動きというわけではないが、動きを見せるアニメ独自の崩しや自由な構図の取り方が、最終回にふさわしい素晴らしい見どころを作ってくれている。やっぱ板垣さんのアクションは見てて楽しいし、笑える。オルトロス姉(ゆかりん)の流した歓喜の涙のシーンとかの作画も最高。贅沢な作品だったよ。ほんとに。唯一の心残りは、花ちゃん・梅ちゃんが最後にあんまり活躍出来なかったことくらいかな。Nick海堂って、誰だよ。

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 ・「それは昔祖母の家で食べた温かで優しい味わい。心にも体にも優しい和の料理。梅とちりめんじゃこご飯と季節の野菜たっぷりの煮物弁当 480kcal」

 ・「ポカリスエット 125kcal」
 

 関西では2話まとめてだよ第10話、第11話。まぁ、この勢いなら2話まとめて見ても良かったかな、というくらいのまとまりではありましたね。1時間番組だと思うとちょっと山の用意の仕方が難しいけど。

 クソ長いタイトルとなった10話は、ついにあの槍水先輩が敗北するという衝撃的なエピソードで、オープニングも2番の歌詞を使用しての「オルトロスバージョン」にマイナーチェンジ。ほんと、改めて思うのは「Live for Life」はナイスな曲だって事だ。

 そしてもう、クライマックスに用意されたアクションシーンの馬鹿馬鹿しさに尽きるだろう。この作品は過去にもアクションシーンでガッツガツ見せてくれていたわけだが、最後の強敵として立ちふさがったオルトロスのツープラトンとあり得ない攻撃手段には、笑いを通り越して感心してしまう。「カゴ便利!」「カゴ堅い!」「カゴ強い!」「カゴダークマター!」と、あのカゴに賞賛の嵐ですよ。あの漆黒の波動は一体何だったのかよく分からないが、とにかく前後からカゴに挟まれたら確実に人は死ぬということだ。この馬鹿馬鹿しいまでの「技の見栄えへのこだわり」と「理屈抜きで説得にかかる無茶苦茶さ」は、どこかでみた覚えがあると思ったが……多分、キン肉マンのノリだ。最後に倒れ伏す槍水先輩の姿には、キン肉マングレートの風格がある。そしてオルトロス双子姉妹には……なんか、歪なツープラトンのためだけに生まれたケンダマンとスクリューキッドの面影があるような気もする。あのカゴコンボは、一体何が起こってるのかさっぱり分からん(コマ送りにまでして見たけど、どこがどうダメージに繋がるのかもよく分からんかった)が、とにかくすげぇことだけは分かった。クロスボンバーや地獄のねじ回しと並ぶ幻のツープラトンとして殿堂入りさせても良い気がする。今回はわざわざ板垣監督がコンテ切ってアクション演出を担当していることからも気合いの入りようが分かる。まぁ、馬鹿でした。

 
 そして11話。狂乱の10話から比べるとバトルが無いので大人しいエピソードで、石田彰ボイスの最終キャラ登場という、なんかよくわからねぇけど盛り上がるに違いない最終回への布石だ。一応、オルトロス姉妹の過去の因縁が臭わされるなどのストーリー面での補強もしてるんだけど、正直この作品でそのへんの絡みは気にしなくてもいいな。どうせ真面目に見たってついていけないし。

 シナリオ面を置いておいても、嬌声を上げる双子姉や、風邪でダウンしていつも以上にしおらしく可愛い槍水先輩など、バトル以外の要素で見せる部分は少なくない。この手の主人公キャラが憧れの先輩の風邪の看病であっさり女の子の部屋に入れるっていうのは、なかなか珍しいシチュエーションかもしれない。槍水先輩は自然態が可愛い。でも、なーんか色気とは繋がりきれない残念さがある気はするんだけど……この作品のエロは梅花コンビや双子姉妹の百合で補充するのが正しいのかもしれない。

 そうそう、今回は2話続けて登場シーンが少なかったけどしっかり笑わせてもらったのは、相変わらずの花ちゃん劇場。何とも自然な様子で拉致られました。梅さん、手慣れすぎてます。あの後寝不足でぶっ飛んでぐしょぐしょだった花ちゃんは一体どうなってしまったのか……まて次回!(いや、多分なんもねぇけど)

 すごくどうでもいい話だが、最後に次回予告をしてくれた薬局のおねーちゃんが少し気になった。中の人の名前は小堀友里絵さんというらしい。発声はどこか拙いので新人だろうということは分かるのだが、ぱぱっとしゃべった中に、何だかちょっと惹かれる要素もあった。いや、それだけです。

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 トバし気味のキマシ回になったが、ここは敢えてウェヒヒ回と呼称したい、第9話。梅×花メイン! 圧倒的花ちゃん! そして圧倒的梅ちゃん! 誰得と聞かれれば俺得と答えざるを得ない。地味にあせびも可愛いけど気にするな!

 この期に及んで、特に大きなストーリーがどうこう言う必要がないのはありがたいのか困惑するべきなのか。ここ最近ほとんど出番が無かった白梅梅さんが突如メインで立ちふさがるサービス(?)回だ。槍水さん、今回ほとんどしゃべってないじゃないですか。シャガさんはそこそこだけど、流石にナイスバディキャラがメインで2人以上でしゃばると被るからな! 今回は大人しく梅回ということで納得してもらおうじゃないか。主人公は……「まるで穴の空いたちくわね!」っていう訳の分からない言葉攻めされてたこと以外は別にいいや。

 まず、ここで梅さんについて少し語ろう。世間的には「単なる暴力女」「Mの人間でもあれは無いくらい不快感がある」と言われることがある白梅さんだが、今回のエピソードが純粋に彼女のプラス方向の魅力を発揮しているように見えたのは、別に私がM気質だからというわけではない。梅さんの純愛と有能さという、ふたつのポジティブな属性が前面に押し出されたためだ。ちょいと性能に難ありのゆかりんボイス生徒会長を相手に一歩も引かぬ策謀と度胸。梅さんは、人としては色々と問題もあろうが、基本的にはデキる人なのです。こんなアホな世界観でなければ、普通の黒髪ロングキャラとしていいポジションを維持できるくらいのキャラなはずなのだ。いや、そんなifの話をしてもしょうがないけど。

 そして、彼女がいるからこそ、この作品では百合の花を拝むことが出来る。かなり重度で「百合」を通り越して「レズ」の段階まで行ってしまうきらいがあるのがナニだが、どこまで行ってもギャグにしかならないこの作品のこと、少しくらい無茶をしてもいいじゃない。憧れの花ちゃんのことになると周りが見えなくなって猪突猛進しちゃう梅さんの純愛っぷり、そしてヤンデレっぷり。一言でいうと、百点満点なら満点だな! 何が凄いって、こんなキャラのかやのん見たことないってことさ!

 そして、そんな毒牙にかかってしまう花ちゃん。こちらも百点満点なら満点だな! この世界のキャラクターはリビドーを隠そうとしないのが凄まじいのだが、あれだけの直球勝負で百合攻めされながらも、その熱意の全てをBLに注ぎ込む熱意の高さが素晴らしい。すれ違いがあってこそ、純愛は燃え上がるものだしね。何が凄いって、とにかく声があおちゃんってことさ! 「あたしの齋藤がぁ〜!」って、よく分からない台詞が楽しくて仕方ないし、悲鳴なんかの細かい声の出し方がいちいちツボ。基本がギャグキャラなのにエロに絡められて、素直に可愛いと言えるだけの愛嬌がある。悠木碧キャラに捨てキャラなどいないが、この花ちゃんの位置取りは奇跡的な配分である。

 結論としては、「みんな、CD買おうぜ!」ってことだ。まぁっするでぇかぁ〜〜〜。レッツゲディ!

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 学芸会でこどもにちくわの役をやらせる学校はどうかと思う第8話。一体どんなお話をやったんだろう……あ、「おでんくん」みたいな奴か。

 さて、関西では一週空いてしまったおかげで特に切り替わった印象が強いが、とにかくラストに向けての再スタートとなった今回。堂々登場の新キャラ姉妹は、CVにやまとなでしこを配するという万全の体制である。ここのところ、またこの2人の共演が増えてきたような気がしますね。まぁ、パッと浮かぶのは「ツインエンジェル」なわけだが。今回は双子姉妹設定ということで本編中のほぼ全てのパートで絡んでいる状態なので、ファンにはたまらない1本であろう。あたしゃやまなこファンじゃないんでそこまで引き込まれるもんでもないが、長年の経験からの阿吽の呼吸で展開される二人のテンポの良い掛け合いは、「音響さんも楽なんだろうな」と思えるだけの安心感がある。

 とはいえ、今回はこの作品の胆である弁当争奪バトルが無く、どちらかというと地味目な回。何度も入れ替わり立ち替わり佐藤の病室に乱入してくる双子を細かく区切って天丼風味に繋いでいくカット割りなんかは特徴があったのだが、普段のような「シリアスな笑い」ではなく、本当にベタな(そしてそこまで質の高くない)お笑いネタがベースとなっていたために、そこまで楽しかったという印象が無いのは残念。いや、そこまでハイレベルなものをこの作品に求めているわけじゃないんだけどさ。どっちかっていうと、今回は役得である佐藤のエロシチュエーションの方を堪能する回っていう解釈が正しいのかなぁ。出来たらこういうときこそシャガさんに頑張って欲しいもんだけど。

 というわけで、私が楽しんだのは相変わらず脇で着実に与えられた役割をこなしている花ちゃんの方です。知り合いが窓の外を落下していく情景が、素早く創作意欲に繋がるバイタリティ・クリエイティビティが恐ろしい。そろそろ「筋肉刑事(マッスルデカ)」が本編をのっとったりしないもんだろうか。そして、今回は案外出番が多くて美味しいところを持っていったのが竹達少女ことあせびちゃん。「なんでそこでホットミルクやねん」とか、突っ込む部分は多いのだが、声が可愛いのでオールOKだ。結論、そういう楽しさを見付けたら勝ち。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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