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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 御前である。御前の呼び方はいつの間にやら御前。これ、実はちょっと特殊な事例でして、私が声優を呼称する際の呼び方って無骨な苗字呼びとかじゃない場合はだいたいラジオで聴いて「周りの同業者たちが呼んでる」呼び方で固定するんですよ。悠木碧の「おいちゃん」、早見沙織の「みさお」なんかが特徴的なところだが、他にも矢作パイセンとか、あっちゃんぺっちゃんとかもラジオのそのままの呼び方。

 ただ、伊藤静の場合は業界で仲間内から「御前」とは呼ばれないんですよ。それこそ無二の盟友であるナバも「静さん」だし、だいたいは「静(さん)」で固定されてるはず。そこまで特徴的な名前でもないはずだが案外業界に同名の人がいないので、これで通じちゃってるんですよね。それなのに、割と早い段階で「御前」呼びが(私の中で)定着してしまっていた。これもひとえに、ご本人のキャラの高貴さがありきってことなんでしょうねぇ……いや、高貴ですよ。ほんとですよ。ほら、古来より日本の女性の位の高さって黒髪の美しさに表れるっていうし……(それ以外の要素は見ないふりをして)

 




 

・馴れ初め

 馴れ初めの話になってくると繰り返しナバの名前を出さざるを得ない……というか、ナバと御前の経歴は本当にリンクしているのだけど、多分最初に声を聴いて一応名前を認識したのは「マリア様が見てる」ってことになるのかな? 思えば「マリ見てスタート」で印象に残ってる声優って多いな。ただ、これまたナバと同じで、この時御前が演じた令様については、ぶっちゃけそこまで印象に残ってないんですよ。まぁ、マリ見て序盤のストーリーって黄薔薇はやや地味な立ち位置に入るし、令様はどうしたって「由乃のお守り役」みたいな印象なのでそこまで押し出しは強くない。あと、これまであんまり言及してこなかった話なのだが、実は私、初期の御前に関しては「あんま上手くないな」と思ってた時期があったんですよ。それこそ同期のナバと比較してる部分もあり、ナバが初手からほんとに節操なくあらゆる役を食ってったのに対し、たとえば令様あたりはちょいと硬い声の出し方になるのでやや上擦ったような印象があったので、ニコイチデビューとは言いながら、実は「まぁ、ナバの方が上手だけどね」と思ってた部分はある。

 ただ、ナバとニコイチで売り出された背景には以前も触れた「裏仕事からの延長」という流れは確実にあり、すでにいくらかの成人向けゲームでも実績を残していた御前は翌年から一気にメイン級の役を掻っ攫い、文字通り「表」舞台に繰り出してくることになる。印象的なところでは「スターシップ・オペレーターズ」というアニメでは生真面目艦長(補)である主人公・シノンを担当しており、こちらも令様同様にやや硬めの声の使い方だったもんでそこまで印象には残っていない。

 そんな時期に、伊藤静ヒストリーに残る大きな仕事が立て続けに舞い込んできた。1つは正確にはこの時期の仕事というわけでもないのだが、かの「To Heart2」がアニメ化され、地上波で放送されたのである。作中屈指のヒロインであるタマ姉を務めていた御前。「タマ姉たまんねぇ」をキャッチコピーに、そのエロさを爆発させて一気にオタクの何かを吸い取りにきた。そして同時期、なんと朝アニメの「ゾイドジェネシス」ではこれまたお色気バリバリのおねーさんヒロイン・コトナを担当。こちらも朝アニメには全く不向きなビジュアルで人気を博し、私としてもダブルヒロインで務め上げたエンディングテーマなどはやたら印象に残っている。

 ただ、ここまで書いておきながら、まだ伊藤静ムーブメントは私に届いていない。なぜかというと、「To Heart2」も「ゾイドジェネシス」もちゃんとは視聴していなかったせいだ(前者は「ギャルゲー苦手だから」というので忌避し、後者は朝アニメなので頑張れなかった)。となると、結局私の中で伊藤静という存在が一線級になったのは、この時期の「とにかくいろんな作品で声を聞くようになった」というシンプルな波状攻撃によるものだった可能性はある。

 あとはまぁ、どうしたってラジオの影響はでかいかな……この時期の声優業界の様子といえば、ナバ×イトによる能登麻美子囲い込み作戦や、「ストロベリーパニック」の放送からの中原麻衣・清水愛のガチ百合営業 etc. ……女性ユニット花盛りじゃぁござんせんか。わしゃぁ「開運☆野望神社」が好きだったんじゃよ……。ちなみに若い人のための豆知識だが、この時期はまだまだネットの接続状況などが安定しきっていない時代。声優ラジオもさまざまな発信方法が模索されており、なんとこの「野望神社」、「MP3を配信サイトでダウンロードする」という方法で発信されていた(当時は珍しくなかった気もする)。おかげで、試しに今私のPC内を検索したら、ちゃんとストレージに「野望神社」の音源が(一部)残ってた。

 

 

・良きところ

 二言で表現するなら、まずは「エロさ」、そして「破壊力」ですね。

 御前のエロさについては特に説明する必要もなかろう。オリジンの部分に「裏仕事」があったことは直接関係しているわけではないが、御前のお仕事の中に含まれるエロ要素の多さを考えればそれは自然の摂理であると理解できる。上述の通り、令様はちょっと極端な事例ではあるが、初期の御前といえば「堅物委員長」系の役(高確率で黒髪ロング)や、えっちぃお姉さん系が多かったのですよ。身も蓋もない言い方をすれば、後の世で日笠陽子が引き継いでるポジショニングやな。今の若い人には「日笠的仕事が全部伊藤静のフィールドだった」といえば理解が早いだろうか。いや、別に2人とも今ふつーに仕事してるから競合要素も強いのだけど。その上で「破壊力」まで高いとなると、こりゃぁ日笠とはだいぶキャラが被ってることになる……。

 はずなんだけど、蓋を開けてみるとやっぱ全然違うってのが面白いところでね。御前の場合、「堅物委員長」系の役が回ってきたのは声の「硬質さ」ももちろん理由ではあるんだろうが、それ以上にご本人がまとっている生真面目さみたいなものが強いとは思うんだよね。いや、別に日笠が不真面目だといっているわけではないんですが、御前って武勇伝が多いせいでアル中の人格破綻者みたいな風説ばかりが出回っているが(若い頃はそれも真実ではあったんだろうが)、基本的には一歩引いてツッコミに回るポジションの方が得意なんですよ。それこそ天然の「女豹」生天目仁美を長年テイムしていたことからも分かるんだけど、日笠のように戦場の中心にガンガン突っ込んでって暴れ回るわけじゃなくて、しっかりと自分のペースを作って相手の急所を突いていくような細かい攻めが得意なタイプ(俺はなんの話をしているんだろう)。そのためのスイッチにアルコールが使われたり使われなかったりするわけだが、使ってない場合の御前は、実はふつーに「綺麗な黒髪の綺麗なおねーさん」です。ほんとです。

 そうして本人のキャラクターもしっかり腰が座るようになると、デビュー直後に「ちょっと上擦ってるな」と思っていた「硬い演技」もしっかりと回せるようなってくる。個人的には軽く飛ばし気味のギャルなんかをやってる時のサバサバ御前が楽しかったというのが初期のプラス印象で、そこからエロキャラ・姉キャラを一週して戻ってきて、改めて「委員長」に落ち着いた時の座りの良さが格別でしたね。なんかね、得意ジャンルがはっきりしてるタイプのくせに、その得意ジャンルが四方八方に飛び散ってるもんで、栗のイガみたいなキャラクター分布になってる気がする。その鋭利な切っ先でもって、破壊力はぐんと増すのである。

 昨今の午前というと「酒飲みキャラ」が定着している感覚が強いのだが、それだけで終わっては勿体無い。改めて、御前のエロスに触れてみてくださいよ。飛ぶぞ。もしくは、ぶっ飛ばされるぞ。

 

 

 

・お勧めキャラ3選(ビール、ビール、ビールの3役でもいいんですけどね)

 

・「ゾイドジェネシス」より「コトナ・エレガンス」

 上述のコト姉について改めて触れるが、「実はゾイドジェネシスは見てなくてですね」と白状した上で何故コト姉を推せるのかというと、傍から「御前のこんなエロ素敵なキャラがいるんですってよ」って知ってから、ネットとかで情報を漁って周りの情報は補完したからだ。実は上で貼ったリンクのキャラソンはCD買ってるんだ。「御前がエロいんだったら、追いかけなきゃ」って、すでに当時から強迫観念にかられてたんだろうな。

 

・「灼眼のシャナ」シリーズより「ヴィルヘルミナ・カルメル」

 御前の声の「硬質さ」が初期段階からいい武器になっていた戦闘メイド。シャナはさ、この周りにマージョリー役のナバがいて、さらにヴィルヘルミナの頭の上には相棒のティアマトー役の明乃さんもいるわけで、実に幸せなキャスティングでしたね。ちなみにエロい役が多い御前ですがおっぱいは普通サイズなので(?)、現場では共演者の乳を揉む現場を押さえられることも多かったようです。明乃さんは被害者筆頭です。

 

・「魔法先生ネギま!」シリーズより「柿崎美砂」

 上で書いた「ギャル系の役やってる御前がいいと思った」事例がこの柿崎でした。3-Aの1人の割にあまりスポットが当たるポジションではないキャラでしたが、軽いノリとツッコミ役というポジションがいい具合に御前の特性にあってて、ガヤとしていい仕事してくれてましたよ。

 

・「パンプキン・シザーズ」より「アリス・L・マルヴィン」

 この辺が「堅苦しい御前キャラ」の真骨頂でしょうかね。アリスさんは本当に最初から最後まで堅物で堅物で、途中で嫌気がさしちゃうくらいなんですが、最後までその気位を失わずに貫き通し、まさに「ノブレスオブリージュ」を果たした英雄なんですよ。こういう役で身を立てられるようになってくると、役者としては俄然強いです。なお、番組ラジオ(略)

 

・「×××HOLiC」シリーズより「九軒ひまわり」

 これはいまだにその結果がはっきり分かってないくらいの役なんですが……正直、最初はひまわり役が御前ってのは「?」だったんですよ。あんまり御前のメインの流れじゃないし、「ハズし」を狙ってるにしても妙な配役だと思ってたんですが、ちょっとずつひまわりの真実が明らかになるにつれて「ん?」と思えるようになってきた。ただ、アニメシリーズだけだとその辺の話が全部片付いたわけじゃなかったので、原作を追わなかった私からすると「結局、ひまわりってなんだったんやろ」になってます。シリーズはまだ連載続けてるんだよなぁ……。

 

・「アマガミ」シリーズより「森島はるか」

 エロさを極限まで活用しようぜ! というキャラ配置。森島さんはアマガミの中ではそこまで尖ってない、比較的ニュートラルな立ち位置のキャラなのだが、いわば余計な味をつけないバニラみたいなもんで、作品の持つ強みを一番ダイレクトに味わえるポジションでもあった。ほんと、全キャラが見事になんらかの性癖を打ち抜ける布陣。今にして思えば「アニメ化されたギャルゲー」の中では最強格だった気もする。

 

・「刀語」より「汽口慚愧」

 このキャラを載せるのもどうかと思うが……ある意味で御前の持つ「硬さ」「生真面目さ」が最大限に発揮されてしまったキャラではある。何しろ作中での設定が「真面目」しかないのだから。ほんとに西尾維新のキャラというのは救いが一切無く「人間味がない」奴らばかりなのだが、そんな極限フィクションにいかに命を宿すかが役者の戦い。そこで御前に声がかかったのなら、この世界における「王道」はまさしく御前ボイスだったということになる。

 

・「PSYCHO-PASS」シリーズより「六合塚弥生」

 これもまたネイキッド・オーセンティック・伊藤静。黒髪ロングの美人さんに、パンツルックのスーツ姿がいやというほど似合う。言葉少なに任務をこなす「仕事師」であり、裏に回れば唐之杜さんとのガチレズベッドシーンが冴え渡るという……。ぜひ実写でやってほしいなぁ……って思って今ググったら、当時の舞台挨拶かなんかでコスプレしてる御前の写真が!!! はわーーーーー!

 

・「ヨルムンガンド」より「ココ・ヘクマティアル」

 個人的にはベストオブ御前の1つ。御前の「破壊力」がリミッター解除されて炸裂した文字通りのデストロイヤー。「ヨルムンガンド」はアニメとして傑作なのは間違いないが、それを下支えしたのは間違いなくココ・ヨナの主人公コンビであり、田村少年と御前の歳の差カップルみたいな美人さん2人が最高of最高だった。やっぱネジが外れた御前ボイスはいいなぁ〜。

 

・「暗殺教室」より「イリーナ・イェラビッチ(ビッチ先生)」

 キャラ名のところに全部書いてしまったわ。ビッチな上に先生なんですよ。そりゃ喉から御前の声が出てくるに決まってるんです。軍門に下ってからは基本的にギャグキャラになるんだけど、その後もきちんと魅せるべきところで「大人」な活躍を見せてくれるあたり、ほんとにいいキャラメイクだ。

 

・「ゆるキャン△」シリーズより「鳥羽美波」

 鳥羽先生はさ、実は顧問としてめっちゃ親切だし、生徒目線に立ってくれるし、いい指導者なんですよ。普段の物腰も柔らかで、「こんな人が先生だったらいい学生時代だっただろうな」って思えるくらいの。別に酒飲んだら寝るだけだしさ。グビ姉役に伊藤静以外が配役されてたら暴動が起きてたでしょうね。えぇ。やっぱ御前のキャラは後ろに「姉」がつくと安心する。

 

・「ヒーリングっど♡プリキュア」より「シンドイーネ」

 ナバはセンターキュアだったけど御前は敵役。しかも特に救済もなく、愛も報われずに死んでいった非業の悪役……ビョーゲンズはプリキュアシリーズの中でもかなり過酷な悪役陣営で、幹部級が全員救われない最期を遂げてるんですよねぇ。そうか、御前は癒しとは無縁だったか……。

 

・「よふかしのうた」より「本田カブラ」

 物語のキーを握るナース吸血鬼。当然のように全力で「エロ」を体現するものでもあるが、蓋を開ければ強めのガチ百合感情が横たわっていたあたりが流石の御前。ちゃんと「教え導く」役が回ってきてるのがここ最近の伊藤静ムーブメントに合致している。

 

・「姫様拷問の時間です」より「トーチャー」

 ここ最近の御前キャラの中では最大のヒット作(だと勝手に思っている)。エロさを持ちながらもそこを強調するわけではなく、この世界の「拷問」というコアの全てを一手に担っているベテラン拷問官。彼女の人生そのものが作品テーマになっているといっても過言ではない。苛烈さをギャグにして慈愛に転じてもバッチリハマるようになったあたり、これが「円熟味」というのかもしれない。こういう作品を見ていると、白石晴香などと「新旧姫騎士対決」みたいな戦いも見てみたい(大会にはゆかな・戸松・麻里奈・あみっけ・石川由依などをエントリーさせる予定)。

 

・「宇宙人ムームー」より「北品川のぞみ」

 とりあえず飲ませとけ。そのはビールでできている。

 

・「ハヤテのごとく!」シリーズより「桂ヒナギク」

 というわけで、世間的には御前の一番のお仕事といったらヒナギクになるんじゃなかろうか。個人的にはナバと血縁役ってこともあって伊藤静ヒストリー、いや、賢プロ声優ヒストリーから外せないキャラクター。御前の持つ「硬さ」を全面に押し出しつつも、そこから転じて「可愛らしさ」に振り切れたルートどりが完璧で、まさかの作中最強ヒロインに成り上がったその業績には声の果たした役割も大きかったんじゃなかろうか。

 

 最近は年相応のママン役なんかも増えてきてますが、ママ御前は単なる優しさでは終わらない、不穏な空気がたまらないですよね(「不滅のあなたへ」とか)。今後とも、永遠のエロスを追い求めてほしい。

 

 

・関連リンク集

ダンスインザヴァンパイアバンド 第8話

番組感想・WORKING!!

アマガミSS 第3話 「ヤキモチ」

刀語 第9話 「王刀・鋸」

新番チェック・そふてにっ

新番チェック・ハイスクールD×D

番組感想・ヨルムンガンド PERFECT ORDER

「伊藤静・生天目仁美トークイベントin立命館」

○「さぁやと御前のぶらり二人旅〜京の街を飲み歩き編〜」

グレイプニル 第6話 「収集者」

【推しの子】 第十四話 「リライティング」

番組感想・この会社に好きな人がいます

よふかしのうた Season2 第4夜 「走れるようになりたいかい?」

 

 
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