○「伊藤静・生天目仁美トークイベントin立命館 そうだ！立命寺生天目静御殿へ行こう!!」

　今年の学園祭イベント一発目はこちら。立命は立命でも琵琶湖キャンパスなので意外に遠かったりもするが、それでも近場でのイベントなのでそりゃ勢い勇んで参加するってもんですわ。

 

 

　今回、本人達も再三言っていたが、この２人だけのイベントという形は案外久しぶり。「野望神社」が終わって久しいが、あの当時結成された黄金タッグは、声優百合ブームの火付け役と言っても過言ではない大きな軌跡と言えるだろう（ほぼ同時期にやまとなでしこや中原・清水のコンビなども実績を残している）。当時の正しい呼び方をするなら「ひとしずく」の２人ということになるが、どうもこの名前は馴染まないので、ここは敢えて「ナバと御前」と言う呼び方にしておきたい。

　さて、御前についての個人的思い入れについては結婚報告の時の記事でもちょっと書いてしまっているが、百合営業をこなしつつも常に「おっさん営業」であり続けるという特異なスタンスが見もので、今回のイベントでも、「とにかく酒」というのがひとネタいじられていた。結婚報告後もこの方向性に一切ブレはなく、相変わらず「飲んだくれ時々エロ」という実においしい立ち位置で業界を渡り歩いている。

　御前の場合に、イベントをやるときの特筆すべき点はその旺盛なサービス精神にある。そりゃ声優さんなんてもんはイベントに出てる時は客商売なんだから旺盛にもなるだろうが、彼女の場合、本当にイベントを全力で楽しくしてやろう、という意気に充ち満ちているのが良い。「ぱよぱよ」なんかでの芸人気質が分かりやすいが、今回のイベントは、学祭イベントとしては至極普通の、よく言えば安定した、悪く言えばベタな内容である。そんな中でも、きちんと自分たちコンビに求められているものを理解し、全身でもってステージを駆け回って盛り上げようとしてくれるその姿勢が一番見ていて気持ちいい。まぁ、元々お祭り好きな性格なんだろうけども。ちなみに、本日のお衣装は、すっかり秋めいた気候で、雨もしのつくの中でも、いい感じの丈のスカートを履いてきてくれました。ほんとに足が綺麗で魅惑的ですわね。今回のイベントは「膝」がフィーチャーされましたが（詳細は割愛するので、どこか詳細を書いてる他のブログとか参照して下さい）、御前の膝は大変に綺麗でございました。

　さて、そんな伊藤静がステージ上で楽しげに跳ね回る理由は何かといえば、隣には「旦那」であるところの生天目仁美その人がいるからですね。今や「プリキュア声優」として一躍時の人（？）、今期メインキャストとして２本を掛け持ちし、まだまだ安定のナバ。御前に対しては「綺麗！」とか「エロい！」とか言う言葉が上がるわけだが、ナバに対しては本当にひたすら「カワイイ！」しか出てこないんですよね。ほんと、何年経っても色褪せない不思議な生き物。どこまで言っても憧れの雌豹であり続ける素敵なナバ。今回のイベントは、最終的には御前やスタッフ、そして観客が一丸となって、ナバを取り囲んで「カワイイ！　カワイイ！」と叫んでいるだけのイベントだったような気がします。仕方ないよなぁ、いちいち出てくるものがカワイイからなぁ。なんだあの３●歳。こんなんがアニメのアフレコになればあんなにも恰好いい役にはまれるのだから、声優という職業はかくも不可思議なものである。

　本当に良い意味で変わらないこのコンビ。久しぶりの夫婦漫才ということだが、そのコンビネーションは全く衰えはなく、互いに演じたキャラの話題なんかをするときに「やっぱお前さんらはお互いのことよく知ってるよな」としみじみ感心してしまう。ナバの人気キャラ当てクイズの時に薬師寺涼子の名前が出てきたのはちょっと笑ってしまった。ちなみに、個人的に一番のお気に入りシーンは、アフレココーナーでナバが「駄々をこねる子供・妹」を引き当てた時の御前のめっちゃ嬉しそうな顔。もう、会場中が「ナバのカワイイ妹が見たい！」だったものね。普段あんまりやらない役をやってる姿（しかもめっちゃ恥ずかしそう）とか、どんなご褒美なのかとね。

　いやぁ、やっぱりこのコンビは本当に良いものだ。ナバも御前もラジオ回しに一切ハズレがないので、どんな相方でも無闇に番組が面白くなってしまうが、やっぱり帰ってくるべきはこの組み合わせ。是非とも、またどこかでこの２人の番組が復活すればいいなぁ、と切に思います。

　イベントの感想書くつもりが、あんまりイベントにオリジナルな要素について言及してないな……えーと、参加者アンケートによる「好きなキャラ」ランキングは以下の通りでした。

 

○伊藤静

１位：桂ヒナギク（ハヤテのごとく！）

２位：森島はるか（アマガミ）

３位：神裂火織（とある魔術の禁書目録）

○生天目仁美

１位：桂雪路（ハヤテのごとく！）

２位：沙織・バジーナ（俺妹）

３位：冬馬かずさ（WHITE ALBUM2）

 

　ホワルバが入ってるのはなかなか面白いけど、確かにナバは自分で言ってた通りに「ナバならこれ！」とずばり出てくる印象のキャラってあんまり無い。ほんとに何でも出来るからね。個人的に、御前はエロい役・変態役（例：朱乃さんとか千歳さん）、ナバはアホな役（りるとか、それこそ雪路）が好きです。

以上！