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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 げに恐ろしき、第2話。いやぁ、1話目のテンションを落とさず、さらに上げてくるとは……ほんとは今の時期は新番チェックでキツすぎるから個別感想は一旦スルーする予定だったんだけど、これは無視できませんぜ。

 凄まじかったこと三選。1つ目、相変わらずの映像表現。今回サブタイトルに「身体」という言葉が出てきているが、どうやら今作における「舞」の根源的な要素には「身体性」があるようだ。魚には魚の体、亀には亀の体。それでは人の身体はなんのためか。鬼夜叉はその答えを探し求め、その先に舞の形があることを願っていたわけだが、今回の白拍子との対話でそのきっかけみたいなものが掴めたようである。身体性の発露ってのは色んな方法がある気がするが、最も原初的で手っ取り早いのは「動かして、見せる」である。そこに舞の本質を見た鬼夜叉の「覚醒」を表現するためには、アニメーションでもなんとかしてこの「身体の動き」の説得力を出さなければいけない。それを成し得てこそのAnimationである。きっと原作の描写も素晴らしいに違いないが、この作品こそ、アニメになったことで「身体性」を確立させた。

 要素の2つ目、そんな真実へ至ることができた人々の異常性。きっと、昔の人ってのはやることがなかったのだろう。すっかり娯楽が飽和した現代では、ウン年前の人々が1年かけて受容した情報の量を今や1日で消費してしまう、なんてデータもあるほど。逆に言えば、昔の人ってのはとにかく暇だったはずなのだ。そしてその時間を、哲学的な自己言及にも費やせるし、余計なこともあれこれ考えられる。きっと白拍子が考えていたことは純粋な承認欲求であり、生存欲求だったはず。しかし、そんな彼女の生き様をハタから眺めて眺めて観察し続けて、鬼夜叉は彼女の「生」に舞を見出した。そこにあるのは最も純粋な人間性であるはずだが、それを見出すためにはあらゆる人間性を捨て、神の視座から現象を観察する必要があった。その結果、鬼夜叉は女の命を蔑ろにしてしまったし、父の当たり前の行いに我を忘れるほどにブチ切れた。この男児、確実に頭がイカれている。その狂気を余すことなく見せつける描写も、本当にたまらないものだ。

 要素の3つ目、それらの限界突破の異常性を見せつけるのは、やはり中の人たちのお仕事。沢城みゆきVS花守ゆみり。当代きっての天才声優2人のぶつかり合い。もちろん沢城演じる白拍子はすでに生命のエネルギーが抜けきっている状態だったのだから真正面からぶつかり合うというわけにはいかないが、それだけににじりよるような彼女の「渇望」が致命的に他者の理性を苛む様子が克明である。そしてそれを受ける鬼夜叉の魂の叫喚。「身体性」を最も重要視するこの作品において、キャラクターに「身体」を与えるのは、やはり最後に役者のお仕事なのだ。

 いやはやお見事。この2話まで見られただけでも、だいぶ満足です。

 
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