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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「天は赤い河のほとり」 5 またてらそまさんだった。気になっちゃうと余計に耳に入ってくるようになるよね……。世のパパン、もしくは王様の大半はてらそまボイスなシーズン。 そんなプチ奇跡より、1シーズンに中東を舞台にした世界史アニメが2本同時にスタートするって方がだいぶ奇跡。これまでほとんど見たことがなかったのに……業界的なシンクロニシティみたいなものがあるのか、それとも「これまであまりアニメになってこなかった素材」を探し求めていたら偶然同じタイミングで掘り当てたのか。興味は尽きない。 とはいえ、確認したところこちらの作品は「ジャードゥーガル」とはまったく異なる出自で、なんと30年も前に発表された少女漫画が原作とのこと。掲載誌が「少女コミック」とのことで私が全然知らなかったのもしょうがないのであるが、案外こうして大きな少女漫画タイトルなんかもまだまだアニメ化せずに眠っているのかもしれない。 もちろん、30年以上前の作品を掘り出すってことはそれなりの覚悟は必要になるだろう。ただでさえ昨今のリバイバル傾向で視聴者は「過去の掘り返し」に対する警戒レベルを上げているし、下手なものを掘り出したとしても「古臭い」と一蹴される危険がある。ことに今作はパッと見のキャラデザはいかにも前時代的(厳密にいうなら前世紀的)だし、制作がタツノコプロってのもあんまり新しい感触を求める制作意図には見えない。なんとなくで発表したとしても大して話題にもならずに終わってしまうリスクは存分に孕んでいるだろう。 しかし、あえてこの作品を現代に持ってきた理由もなんとなく想像できる気はする。1つには上述のように「あまり掘り返されていない文化的土壌」を描くという新奇性を狙ってのこと。当時の文化的背景なんかも描けるのであれば、それはそれで「歴史大河ロマン」として一本立ちした描き方が可能になるかもしれない。2つ目に、そうして「歴史転移」する物語であるおかげで、30年なんてギャップは瑣末なものとして処理できること。「キャプテン翼」や「奇面組」のリメイクなど、無理やり現代に持ってきたせいで歪になってしまった作品もある中で、今作であれば平成だろうが令和だろうが瑣末な問題となり、そこまで「古臭い」印象を与える要素が少なくなる。 そして肝要な3つ目、由緒正しい「異世界転生」を見せてやろうという狙い。厳密に言うなら今作は異世界でもなく転生でもないので「異時代転移」であるが、「主人公が突然全く関係ない状況に放り出される」という構造は、普通に考えたらこれくらいに過酷なものだ。歴史的にほぼ同時代の作品と言える「十二国記」がアニメ1話目からめちゃくちゃ過酷で泣きそうになったことを覚えているが、説得力を持って「異世界」と「転移」を描きたいなら、それを成立させるためのとんでもない負担が主人公にのしかかる。今作は少女漫画なのでヒロインは「偶然イケメン王子に助けられる」「魔法の力でとりあえず翻訳だけは可能になる」というラッキーがあって助かったが、それでもゲーム感覚でサラッと転生して秒でステータスウィンドウを開いてるような連中とは訳が違う。こうしてみると「突然の出会い」に強制的にヒロインをぶん投げることができる転移設定って、原初的な醸成エリアは少女漫画だったんじゃないかという気すらしてくるな。 まぁ、もしこれで「スパダリラッキー愛されるあてくし」系になってしまうなら結局はNot for meであるが、ラストで勇ましく馬にまたがるヒロインの様子とかをみると、そうそう簡単にプリンセスポジションで左うちわというわけにもいかないだろう。世界史の中で、図太く生き抜く女子高生の勇姿を見せて欲しいものだ。 PR
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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