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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。


 アツいわねぇ……第2話。引き続き、どストレートな情熱が突っ走っております。

 ほんとは2話目時点は一旦スルーでもいいのに、今期のアニメはいちいち放っておけないエネルギーを放ってくる。今作も1話目のパワーはそのままに、2話目でもグイグイ引っ張ってくれる展開がたまらない。

 1話目以上に刺さった感があったのは、やっぱりスポットが手島先生の方に移ったせいだろう。若者たちの青くてアツい情熱もそりゃ面白いものだが、おっちゃんの歳になってしまうとそんなものを直に浴びせられると塵になって消滅してしまう可能性がある。そこで効いてくるのが「大人側」の物語。ざっくりいうと先生の過去エピソードは非常にシンプル、かつては漫画少女だったもんで一心不乱に描き続け、最終的にあの「ポコ太」を完成させたと、それだけの話である。かつて「マグマ」を持っていた先生は、がむしゃらに「自分の漫画」と向き合い続け、見事な結果を残した。ただ、それが「見事」だと思える人間の数は限られているらしく、どういった理由かは分からないが、結局先生は専業漫画家の夢は諦めて、こんな島で教師として働いている。「マグマ」が無いと、先生はいう。

 そんな独白を聞くのは、なんと島で貸本屋をやっているこれまた曲者の「大人」、名前を寺村七という。どうやら先生とは昔馴染みの関係らしく、彼女の内面までよく知っているし、ライターが絡むなんらかのエピソードもよく理解しているようだ。寺村がこんな島でひっそりと教師をやっているかつての友人を見て何を感じているかは表向きは語られていない。しかし何か思うところはあるようで、無垢な安海に対して「ポコ太」の漫画を紹介したり、漫画について色々と焚き付けていたのも、もしかしたら遠因的に手島に繋がると考えてのことなのかもしれない。少なくとも、「ポコ太」をお店の看板商品として陳列していたことからも彼女の手島評は察することができるだろう。自分が焚き付けた安海が今の手島に大きな影響を与えていることは多分理解している。その上でのらりくらりと彼女の吐露を聞きながら、「マグマがなくなっていないんじゃないか」なんてさりげないエールも送ってみたり。この「大人と大人の関係」の中に青い季節が滲む様子がたまらなくじれったく、それでいて尊くもある。

 安海が1冊のノートを漫画で埋め尽くすまでに、いろいろな大人の影響があったことになる。きっかけを与えた寺村、そして作品を通して漫画愛を伝えた手島。彼女の担当編集だった女性も、ポコ太を世に出す手伝いをしたとなれば、「漫画を愛した大人たち」のすべての行為が、安海に「マグマ」を届けたことになる。成果物は大したことない漫画だ。しかし、素人に「漫画を描け」といって、いきなりノートを一冊埋めることがどれだけ大変か。いや、まずもって何かを「完成させる」ことが途方も無いハードルなのだ。かつて自分を突き動かしていた「マグマ」の熱を確かに感じ、手島は涙を流す。それが自分への返礼なのか、新しい時代への予兆なのか、多分まだ手島自身も分かってはいないのだろう。

 そして次なる展開は漫画同好会の設立へ。てきとー過ぎるお友達赤福は私利私欲のために安海を煽っていたが、どうやらまだ一工夫必要らしい。次なるターゲットはこないだの美術部員さん。旅館の娘(母親のCVがッ!)、どうやら趣味のお絵描きにも窮屈な思いをしているっぽいが、「作ること」への情熱を見出した安海との出会いが、彼女の人生を変えてくれるのだろうか。

 追伸:竹書房は何度も爆破されてますが、小学館の爆破シーンは初めてみた気がします。

 
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 げに恐ろしき、第2話。いやぁ、1話目のテンションを落とさず、さらに上げてくるとは……ほんとは今の時期は新番チェックでキツすぎるから個別感想は一旦スルーする予定だったんだけど、これは無視できませんぜ。

 凄まじかったこと三選。1つ目、相変わらずの映像表現。今回サブタイトルに「身体」という言葉が出てきているが、どうやら今作における「舞」の根源的な要素には「身体性」があるようだ。魚には魚の体、亀には亀の体。それでは人の身体はなんのためか。鬼夜叉はその答えを探し求め、その先に舞の形があることを願っていたわけだが、今回の白拍子との対話でそのきっかけみたいなものが掴めたようである。身体性の発露ってのは色んな方法がある気がするが、最も原初的で手っ取り早いのは「動かして、見せる」である。そこに舞の本質を見た鬼夜叉の「覚醒」を表現するためには、アニメーションでもなんとかしてこの「身体の動き」の説得力を出さなければいけない。それを成し得てこそのAnimationである。きっと原作の描写も素晴らしいに違いないが、この作品こそ、アニメになったことで「身体性」を確立させた。

 要素の2つ目、そんな真実へ至ることができた人々の異常性。きっと、昔の人ってのはやることがなかったのだろう。すっかり娯楽が飽和した現代では、ウン年前の人々が1年かけて受容した情報の量を今や1日で消費してしまう、なんてデータもあるほど。逆に言えば、昔の人ってのはとにかく暇だったはずなのだ。そしてその時間を、哲学的な自己言及にも費やせるし、余計なこともあれこれ考えられる。きっと白拍子が考えていたことは純粋な承認欲求であり、生存欲求だったはず。しかし、そんな彼女の生き様をハタから眺めて眺めて観察し続けて、鬼夜叉は彼女の「生」に舞を見出した。そこにあるのは最も純粋な人間性であるはずだが、それを見出すためにはあらゆる人間性を捨て、神の視座から現象を観察する必要があった。その結果、鬼夜叉は女の命を蔑ろにしてしまったし、父の当たり前の行いに我を忘れるほどにブチ切れた。この男児、確実に頭がイカれている。その狂気を余すことなく見せつける描写も、本当にたまらないものだ。

 要素の3つ目、それらの限界突破の異常性を見せつけるのは、やはり中の人たちのお仕事。沢城みゆきVS花守ゆみり。当代きっての天才声優2人のぶつかり合い。もちろん沢城演じる白拍子はすでに生命のエネルギーが抜けきっている状態だったのだから真正面からぶつかり合うというわけにはいかないが、それだけににじりよるような彼女の「渇望」が致命的に他者の理性を苛む様子が克明である。そしてそれを受ける鬼夜叉の魂の叫喚。「身体性」を最も重要視するこの作品において、キャラクターに「身体」を与えるのは、やはり最後に役者のお仕事なのだ。

 いやはやお見事。この2話まで見られただけでも、だいぶ満足です。

 
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