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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「農作業ロケでモグラを引き当てる豪運」以上の何をタレントに求めるというのか、第5話。あと日本のどこだか定かじゃないがヘラクレス引き当てる豪運もヤバい。まぁ、アイドルに必要なものかどうかは知らんが。

 杏夏の問題が綺麗さっぱり解決し、さぁ、次はゆきもじの勧誘に入るフェイズか? と思いきや、まだ全然解決してなかった理王様周りのお話。言われてみりゃ、2話でドタバタした時にはなんとなくうやむやになったけど、根本的には何も解決してなかったんだっけ。でもさぁ、春は天性の舞台勘があり、杏夏はパフォーマンスの平均値が高いという分かりやすい売りがあるのに対して、理王の場合はふつーに「全体的に才能が足りてない」が問題になっているので、マネージャーがピカッと眼鏡を光らせて解決するような問題でもないはずなんだけどね。もちろん、そこに才能の片鱗を見出して引き出してあげられればベストには違いないが。

 マネージャー周りも色々と過去に問題やら何やらを抱えているようで、同じ事務所のお抱えアイドルもその辺りをしっているようなんだけど、まぁ、そこはおいおい話題になるだろうから今回は理王のことだけに話を絞ろう。彼女の最大の問題は、素質が追いつかず、自分が他の2人よりも「出来ない」ことを自覚しているにもかかわらず、キャラを作っちゃったもんだから素直にそれを認めることが出来ず、「本当に頑張りたい自分」と「アイドルとしての自分」が乖離しちゃってるところにあるんじゃなかろうか。その結果、「アイドルとしての自分」から得られるものが何も無くなってしまい、アイドル面を押し出して成功し始めている他の2人と自分を比較してどんどん卑下するという負のスパイラルに陥っている。春の輝きは先週まで杏夏の目を焼いていたことからも明らかなように、圧倒的に後ろの2人に影響を与えていた。杏夏に対しては「あれが本物かぁ、私はああはなれんよなぁ」という諦めの対象として立ちはだかっていたが、これは先週見事にブレイクスルーが成立した。

 理王の場合も似たような感情ではあるはずなのだが、「春は春、自分は自分」というひねた着地点を見出していた杏夏とは違い、理王は同じグループのメンバーとして、「あれだけでかい才能の春の足を引っ張っちゃいけない」というので、自分自身の問題にも影響を及ぼしてしまっている。「出来ない自分」を認めないわけにもいかないのだが、弱音を吐いて停滞しては他の2人に迷惑がかかる。だからこそ虚勢を張ってでも「出来る自分」を演出し、前に進んでいるふりをしなければならない。そうしてどんどん現実との齟齬が広がり、さらには杏夏が吹っ切れていい仕事が舞い込むようにまでなってしまったせいで、ちょっと理王様の限界を超えてしまったようである。これもまた、「持たざる者の悲哀」ではあるか。

 手っ取り早いのは、なんで作ったかよく分からない俺様キャラをさっさと捨ててイメチェンしてしまうことだと思うのだが、多分理王の中ではそう簡単に割り切れるものでもないのだろう。このままのキャラで残りの2人の背中を追いかけ続けるのはメンタル面で無理が出そうなのだが……キーとなるのは同じ事務所の紅葉の存在なのかもしれない。前回、杏夏は同様に雪音のサポートによって立ち上がることが出来た。次は何くれとなく世話を焼いてくれる紅葉が理王の救世主となるか。まぁ、今のところTiNgSとゆきもじの関係性もまだよく分かってないような状況なんだけど……あんだけギャンギャン言い合えるんだから、単なる事務所の同僚っていうだけの関係ではないよね。

 

 

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