最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
アバンの1枚絵のヤエちゃんが可愛い、第8話。今作のヒロインは全員ちょっとぬけてて可愛いけど、やっぱり僕のイチオシはヤエちゃん。 「島編」に突入だ。いや、別に今作は「島編」とかいうカテゴリはなかろうが、ミステリ好きの人間ってのは「島に行くやで」って言われるとそれだけでちょっとワクワクしてしまうものである。その先にあるのが人魚様だろうがデスゲーム会場だろうがオペラ座館だろうが何でもいい。そんでその島が「謎の因習を数多く残したクソ田舎」とか言われるとそれだけでもテンションあがっちゃうわけで。 さらに喜ばしいことに、今回はヤエちゃんメイン回ということで今までで一番ヤエちゃんの台詞が多い。それ即ちゆきよ節がたっぷり堪能できるということで、ヘンテコ方言やらシリアストーンやら可愛い孫娘やら、いろんなヤエちゃんが出てきて眼福(耳福)である。かてて加えて、お話が変わったら登場しなくなっちゃうだろうなぁと思っていた杏子さんがなんと家族旅行という名目で帯同。この人も大変可愛らしいし、家族総出だと藤史郎さんの家族思いな側面とかも垣間見えるので実に微笑ましい。ついでに詩魚ちゃんまで出てきて、これまで以上に画面も賑やかだ。 一応の目的は、(真木のレポート作成が第一だが)モグラをかつての知り合いに合わせること。モグラが戦時中にヤエちゃんの曾祖父さんと面識があったとのことで、モグラ側からしたら「旧友に会う」ことが目的。そしておそらくヤエちゃんからしたら、だいぶ痴呆が進行しているであろう曾祖父さんに全盛期の記憶に残るモグラを会わせることで、多少なりとも刺激になって元気を取り戻させるというのも狙いなのかもしれない。まぁ、そんなことせんでも割と元気そうではあったが。大学生のヤエちゃんの曾祖父さんって、御歳おいくつぐらいなんでしょうね? ジジイの妙な性格も気にならんではないが、真木たち部外者からすると一番気になるのは島の独特な雰囲気。まぁ、日本に現存する限界集落みたいなところは大なり小なりこういう雰囲気はあるのだろうが……「島」となるとことさら閉塞感も強まるし、ガラパゴス的に変な風習も醸成されやすいのだろう。ヤエちゃんがしきりに気にしている「島の地主と豆の関係」とかもかなり気になるところだが、まぁ、今後この島で起こるであろう事件と関係あるか無いかは全くわからない。いや、厳密に言えば別に事件が起こるかどうかも分からない。単に真木がレポートの資料だけ集めてちゃっちゃと帰る展開があっても別におかしくはないのだが(いや、流石におかしいやろ)、どうやら何かしらの事件は起こりそう。一番の不穏分子である「人魚様」については、毎年島で鎮魂祭みたいなことをやって長いこと大過なく過ごせているのだから、今更大暴れとかいう展開はなさそうなんだけどね。あのサイズだと、ナベシマ・イケブクロ両氏が力を合わせても結構大変そう。何事もなければいいのだが。 海の問題も気にはなるが、最終的に杏子さんの目に留まった「現実的な問題」は、偶然出会ったヤエちゃんの元クラスメイトの男の子のことだった。しばらく見ないうちにイメージがガラッと変わってしまった知り合いを見てヤエちゃんも訝しく思ったようだが、そこにさらに杏子さんアイのお告げまで降ってしまっては、そりゃまぁ、何か起こるだろうよ。事件がモグラを呼ぶのか、モグラがいるせいで事件が起こるのか……謎が解明される時はくるんでしょうかね。 そういえば、ヤエちゃんとこの爺さんは戦時中の記憶からすると「見える」方の人っぽいのよね。ってことはモグラたちが引き連れてきたナベシマさんたち(あとマギーくん)も見えている可能性が高いのだが……なんも反応してなかったよな。気づいてるのか、それともボケて見えなくなっちゃったのか……マギーくんがあんなに可愛いのに反応しないことないと思うけどな。 ちなみに幼少期のヤエちゃんの思い出の中にはすでに「小熊猫」と書かれたTシャツが写っている。ほんとにちっちゃい頃からレッサー推しだったんだな……。 PR 天さんだよ。天さんはいつの間にか天さん。最初は「天ちゃん」って呼んでた気もするのだが……なぜだろう、奇怪なレベルで「天さん」の方が座りがいいですね。……気功砲くらいは撃てそうだもんね。当然読みは「そらさん」じゃなくて「てんさん」である。油断すると「あめみやてんさん」って1つも合ってない呼び方してしまいそうなので注意が必要だ。今回も「声優の人生も色々ありますね」って話です。
なんや急展開。7話目ってことを考えるとここが中盤の盛り上がりなんだろうが……流石にちょっと急すぎやしないか? なんとまぁ、次なる刺客はまさかのケイシ-。これまで完全に転校してきた素敵フレンズポジションだったのに、モニカがハッと気づいちゃったもんだからいきなりナイフを振り回す可哀想な被害者に。これまで伏線らしい伏線はなかったと思うし、何よりアニメ的には彼女の生い立ちやらなんやらが全く分からない状態だったもんで、ちょっと彼女の豹変っぷりにはついていけない。いや、冷静に考えれば、そんだけ彼女がしっかり潜入工作員として仕事が出来ていたってことなのだから、我々視聴者が気づかないのはおかしくはないのだが……なんか、ハプニングの規模としてどんだけデカかったのかもビミョーに伝わりきらずに「まぁ、沈黙の魔女強いから」で収まってしまったのはなんだか肩透かし。やはりチート能力者のバトルは真に迫ったものを表現しきるのは難しい。 そういう意味では正直今回のお話は残念な内容になってしまっているのだが、一応フォローしておくと、アニメ的には尺を調整する都合上、ケイシー周りの伏線とか描写を色々と端折ってきたのかなぁ、という気はしている。前回、前々回くらいまでを振り返ってみると、クローディアが特に顕著だが、それ以外にもイザベルの活躍やら悪ガキどもへのお仕置きやら、描写しなければいけない要素が多すぎたもんで、その中に紛れたケイシーにあまりウェイト置けなかったというのはあるだろう。一応「なんかよく分かんないけど彼女は田舎者だよ」というところまでは伝えられていたので、「地方の貧乏貴族の娘さんが窮状ににっちもさっちもいかなくなって凶行に及んだ」という動機面はギリギリ理解できなくはない。その上で、単なるクレイジー暗殺者じゃなくてモニカとの関係性だってほんとは大事にしたいと思ってたよ、くらいのケイシーの人物像は匂わせてくれている。次回どうなるかはまだ分からないが、多分そういう方向に持っていきたい話だろう。 ただ、その舞台をこしらえるためにアニメとしては色々無茶しすぎてていくらなんでももったいなかったという話である。ことの発端となった倉庫での事故についても、彼女がなんであんなところのロープ切ったのか分からないんだよね。まず「モニカを害するつもりだった」は嘘だったわけだが、「アリバイ作りですか……」で納得できるもんじゃないだろ。だってあんな事故なんて起こさずとも「モニカと2人で別な倉庫にいました」でアリバイは成立するんだから。目にもとまらぬ早業であの木材のロープを切って素早く所定の位置まで戻ってきました、という動きも「わざわざそんなことせんでも」という展開である。自分ががっつり怪我するところまで想定してたってことなのかしら。だとしたらますます「そこまでせんでも」だよなぁ。 その他、今回のお話だけだと「螺炎って何?」(漢字これで合ってる?)とか、「なんでそれを止めるのにわざわざルイスさんの結界をいじる必要があったの? とっとと王子がいるとこまで駆けつけて避難を促せばよかったのでは?」とかも分からんことが多いし、「薔薇の魔女」とやらのトラップを打破するための「召喚術」がどれだけのもんだったのかもあんまり伝わってこない。なんかね、今回の顛末に限っては、そこかしこに説明不足が転がってて本当に勿体無い気がした。まぁ、これが他のなろうだったら全部「ま、なんも考えてないだけやろ」で終わりになるので、こうして「勿体無い」とか文句を言ってるのは、「うまくやればもっとちゃんとできたんだろうに」という信頼の表れだと思ってほしい。 なお、今回もクローディアさんはウザ可愛かったです。こんだけ純粋に性格が悪い可愛らしさは珍しい。 新章突入……したのかしら。なんやかんやで作風は大きく変わらず、何事もなかったかのように次なるヒーローにバトンが渡った。 次なるヒーローの名は梁龍(リョウリュウ)。所属は魂電と同じマイティグローリーで、例の黒幕社長・イェンが見出した才能である。とにかくヤンキーな性質だけがクローズアップされたので能力云々はまだまだ謎のままだが、現時点でランキング12位、そしてランク内にいるベテランヒーローとの殴り合いでも引けを取らないなど、とにかくシンプルなフィジカルは強そうである。そして、梁龍とイェンの当座の目標はランキング入り、そして当然Xの座を狙うこと。宇宙船事件の後、結局ヒーロー制度は変わらずに残ってしまったもんだから、まだまだ社長の暗躍は続きそうである。 今回鍵を握るのは今まで名前も出てこなかった謎のベテラン・スマイル。彼も魂電同様に長年ランキングに居座っていたらしいが、年季の長さばかりが目立っている。誰もその座に位置していることに文句こそ言っていないが、こっそり脅かしたとしても問題なかろう、というなんとも微妙な立ち位置。他のホットなヒーローと揉めると後々面倒だってんで、イェンはこのヒーローを引きずり下ろすプランを立てている。その結果があのペンダントを持っての強請行為だったわけだが……どうなんだろ、なんか梁龍はペンダントの意味をよく分からずに振り回してたように見えたけど。社長が相変わらずなんか悪どいことしてて、よくわかんない単細胞の梁龍がいいように使われてるだけだとまたまた後味悪そう。 こうして梁龍がのし上がってくる流れに絡むのがさらに2人のランキングヒーロー。1人はナイス。この時代のナイスはまだ過去ナイス? 途中で飛び降りのシーンがフラッシュバックしてたからすでにリンリンと入れ替わってるのかな。それか、単に自分の死のイメージを勝手に思い描いてしまったものか。多分リンリンで間違いないとは思うけど……写真のくだりとか、社長のフォローとかは「別人」ナイスを示唆するものだろう。そのナイスも、ランキングに関わって動きたくもないのに動かされる被害者サイド。やはりランキングがあるとそれだけで火種は尽きないようである。 そうしてもう1人、びっくりの存在だったのはこれまでずっと謎の存在として描写がほぼゼロだったXである。なんと、ロートルヒーロー・スマイルが訪問した先は全く様子が違う平凡な青年にしか見えないXの家(視聴者サイドも声が宮野じゃなかったら分からんかったわ)。そこでの2人の会話では、Xが王座に君臨してることに深い意味なんかなくて、適当にやってたらいつの間にやらディフェンディングチャンピオンやりまくっちゃってるというなんともしょうもない話が聞こえてくる。何がどうなったらそんな怪物が生まれるのかとか、スマイルとの関係性はどうなってるんだなんて疑問は山ほど出てくるが、とりあえずこの先を見守っていくしかなさそうだ。ますますこの世界における信頼値の定義がわからなくなっていくな……。 ほんと、鮫洲さんの見識の深さには信頼しかない……第20話。なんでこんなにデリケートで触れにくいテーマの時だけでずっぱりなんだろうな……。 Aパート、トイレ。「家電」がテーマの作品なのにトイレ? というので一瞬首を傾げるが、なるほど現代の便器といえばそれはもはや先端技術ぶち込みまくりの立派な家電と言えるものか。日本人のトイレに対するこだわりの異常さはちょいちょいお国柄自慢なんかの文脈で話題にのぼるもので、鮫洲さんも言っていた温水便座のエピソードなどはよく知られるところ。そこまでこだわりを見せるのは、やはり日常生活の重要な部分を占める排泄という行為について、少しでも快適にしたいという原初的な欲求のなせる業である。まぁ、だったら日本人特有のものにはならんだろ、とは思うのだが……どうなんでしょうね、いくらか宗教的な価値観なんかも影響はしてると思うけど。あとは水の使用に遠慮がない国土的要素も少しはあるのかしら? とにかく、そこに商機があるってんなら家電メーカーも頑張るわけで、「タンクレス」という言葉自体がそもそも気にしたこともない概念だったが、確かに脈々と続く水洗トイレの歴史を考えればその形状変化ってのは革命的なことだったのか。残念ながら鮫洲さんの解説だけでその凄さを100%理解できたわけではないのだが、細かいポイントにとにかく心血を注いで開発したメーカーさんの努力についてはなんとなく理解した。そして、それらの歴史的事実をソラでまくしたてられる鮫洲さんの凄さも。この子、将来的には実家に戻って家電店継ぐんですかね? メーカーに就職してもこれだけの熱意とカリスマがあれば成功する気はするけど。 そうして「トイレ」という製品についての見識を深めるのが桜子たちの目的だったわけだが、その向こうには人類を理解しようとするデシマル・ムームーの目論見もあった。光合成だけで生きていけるムームーたちには「蛮行」とすら言えるかもしれない排泄行為。デシマルはこんだけ地球にいてその内実を1ミリも理解してなかったのはどうかと思うのだが(それだけ人類は排泄という行為を表に出さないように苦心しているのだろう)、理解した後にはちゃんと敬意を持ってアキヒロの愛情に応えてあげているあたり、デシマルの律儀な性格が伺えるのである。まぁ、クソデカ偽うんこを処理させられて嬉しいのかどうかは知らんが……猫のうんこのサイズにも限度があるだろうよ。 Bパート、脱毛器。こちらもなかなか表立って話題には出てこないジャンルの家電……というか営みのお話。正直私は脱毛なるものに興味を持ったことすらないのでこの辺のジャンルもさっぱりだ。私が気にすることと言ったらせいぜい髭剃りくらいだろうが……髭も薄いもんで、あんまり気にしたことないんだよな。学生時代までろくに剃ったことすらなかったし。まー、その辺は女性の方がやっぱり気にするのだろう。「脱毛器」とか「脱毛サービス」の話はちょいちょい目にするし、最近だと某YouTuberが脱毛にチャレンジする動画とかみたけど(催眠術で痛みが消えるかどうか実験してた)、その仕組みについて気にしたことはなかった。そうか、レーザー脱毛って本当にちっちゃいレーザー砲で毛根を狙撃するようなものだったんだ。痛かったり痛くなかったりってのは、いったいどういう理由からなんでしょうね。マジで「焼き尽くす」のが処置の終了だというなら、それまでに皮膚という皮膚を焼き焦がすことになってんのかね。……怖い。もうボーボーでいいじゃん。 という話を女の子たちが真剣にするかどうかは分からないが、まず相談役として白羽の矢が立ったのがお久しぶりの登場、飲んだくれOLの北品川さん。およそ危うすぎるポーズで日常的な脱毛シーンを披露してくれるサービス精神に頭は下がるが、残念ながらそういうアニメじゃないので別にエロくはなく、純粋に「下ネタ」と言った方がしっくりくる画面。謎の美容器具がいっぱい出てきちゃったせいで、またも拠り所は鮫洲さんということに。美容にも家電にも強い関心がある鮫洲さんは今回に限っては天空橋以上に適任の解説者であった。まぁ、家電屋の娘として、怪しげな商品を否定すべきか認めるべきか、若干の迷いはあったようだが……視聴者も気をつけましょうね、という啓蒙VTRだったのかもしれない。 話は美容からちょっとずつ逸れて、ムームーが最終的に興味を持ったのは兵器や伝送装置としてのレーザー。これでエネルギーの受け渡しが容易になれば、桜子宅周りの状況もまた変わってくるのだが……残念ながら母艦の調子が悪い? とのことで、まだまだ電気代はかかりそうである(負担は穴守)。そして、そんなはるか宇宙では……月の裏側は地球からは見えないそうですね。……規模がでかいなぁ……。 「エンディングは小原好美が歌っています」←これだけで全人類が身構える、第8話。いや、別に今作は何の心配もないのですがね。未だあの呪縛に囚われ続けてる人類もいるに違いない……。 というわけで、お話としては小原好美がCVを担当するヒロイン・姫路さんへとバトンが渡ったようである。前回の引きからてっきり霧島透子という謎の存在にスポットが当たるのかと思っていたが、そこに辿り着くまでにはもう1つ難関を突破する必要がありそうだ。作品タイトルは「ナイチンゲール」から「マイスチューデント」へ。……なんか急に現実感のあるタイトルになったような気はするが、咲太先生は相変わらずハーレム力が尋常じゃない。ここまで来て改めて戦慄するが、結局話の展開云々を差し置いて、毎回ほぼヒロインは総出演の勢いで登場してるんだよな。まぁ、流石に牧之原さんはレギュラーってわけにはいかないが、今回も古賀・双葉に加えて下級生アイドル組も全員出てきて(当然赤城も出てきて)毎回キャストロールが大渋滞である。よくもこんなもん毎週制作できてるもんだ(アフレコスタジオを想像するだけで羨ましい)。 まぁ、今回は一応塾の学生が対象ってことで双葉が出てくる理由はあるかもしれないのだが、咲太が双葉に会いに行ってるのが塾関係の相談じゃなくて全部思春期症候群がらみの相談であり、もはやなんでも相談できる最強カスタマーサポートとして機能している。毎回ちょこちょこでてくる古賀についても、今回は「姫路が下級生だから」というので一応理由はあるのだが、単にバイト先で咲太が女の子つつきたいから出てきてるようにも見えるし。この世界の女性陣は、霧島さんの言葉を借りればみんな男の趣味が変なのだろう(ただ、視聴者目線では咲太がモテるのは致し方ないとは思っちゃうが)。 閑話休題、話の中心は実際には姫路ではなく、あくまで霧島透子の方である。前回赤城が受信したアカシックレコードから(ではない)メッセージに尻を叩かれる形で霧島透子の調査をせざるを得なくなった咲太。こないだの嫌がらせみたいな絡みの時点でがっつり連絡先をゲットしているという超人的な能力を発揮しつつ、多少強引ながらもミニスカサンタへの接触を図る。別に霧島側からは着信拒否なりなんなり、シカトしても構わない存在のはずなのだが、何か狙いがあるのだろうか、咲太の呼び立てにも(性格の悪さを滲ませながら)応えてくれている。現状、彼女のモチベーションがなんなのかはさっぱりわからないし、引き続き煙に巻くような言動が多いのでその軸となる部分はさっぱり捉えられていないのだが、流石にここまでくると実存性はみとめてしまっていいのだろう。 最近は思春期症候群もだいぶ無茶なものが増えてきているので「もはや実在しない」まで危ぶんでいたのだが、流石にこんだけ密に絡んでいる事実があり、「電話かけたら出る」んだから、霧島透子は間違いなく存在しており、あの上田麗奈ボイスの女性がその霧島透子であることは間違いない。彼女の言動からして、ネット上で歌声を拡散しているのが彼女だというところまでは認めてもいいのかな? そうなると「霧島透子と桜島麻衣が似ている」という情報がどんな意味を持つのかが気になるところだが……霧島サイドから一方的に絡まれてる状態なので、ここはまだ様子を見るしかない。咲太と麻衣さんのカップルにとって、クリスマスという日にちは世の凡百のカップルとは違う次元で重要な意味を持つ。そのクリスマスに向かって2人が進んでいることが、霧島の存在と関わってくるのかどうか。 そして、そんな2人の幸せなクリスマスデートに水を差す存在が、マイスチューデント・姫路ということになる。彼女はついに現れた「思春期症候群を受け入れ、それをまるで念能力のように使いこなす」という厄介な敵キャラ(?)である。彼女の能力が何なのかはまだ予想もつかないが、前回の赤城みたいなレベルの超絶症状だとしたらもう予測も無理だろうから余計なことは考えないようにして、症候群専門家の咲太先生に任せるしかないだろう。まぁ、最終的には「本人が気にしてないっつってもそれは『症状』なんやで」っていって咲太がねじ伏せてしまいそうだけども。 現時点でクリスマスに会えないことがほぼ確定してしまった咲太と麻衣の未来はひっくり返せるのだろうか。そして、「クリスマスにはお兄ちゃんは彼女と温泉旅行にでも行ってしっぽりするんだよー」とか言われちゃった妹さんはどう反応すればいいんだろうか。咲太さん、節度を持ったお付き合いを心がけてくださいね。あと、猫に踏まれて起こされることは人類の至福だと、しっかり噛み締めておけ。 あれだよね、でっかくて贅沢すぎるハンバーガーってどうやって食べたらいいか分かんないよね、第6話。…………あまりに情報量がバーストしすぎて、そんなどうでもいい話に逃げたくなります。 初ステージ、それ即ちターニングポイント。拙者色んなアニメのファーストライブ大好き侍であり、この嗜好は初代ラブライブ3話からきているというのは折に触れて出している話題。ファーストライブはうまくいくチームもたくさんあるが、どちらかというとビターな思い出になる方がリアルでもあるし、その後のドラマが楽しみになるものだ。しかし、だがしかし、こちらのステージは……ビターすぎて飲み干した後にずっとしかめっ面のまんまになっちゃう。苦味ばしった青春絵巻、これもまた味わいではあるが……。 事前に度胸試しとして路上ライブで試運転したアカペラ部一同。成果は上々で、特にネガティブコンビは一度本番さながらで度胸をつけるという目的は充分果たせた様子。ネガティブどうしで打ち消し合うというわけではなく、「あっちのネガティブが頑張ってるから自分も頑張ろう」と思えるなど、互いに引き立て合う関係になっているのはとても良い。クマちゃんが入ってくれたことは、本人以上にウタにも良い影響を与えているのだろう。 そして準備をした前日のことは素敵な思い出になるとは思ったのだが……その後のレストランでの先輩VSウタの面談は多少の「濁り」が残った。いや、ウタさんは大丈夫でしたよ。楽しそうだったし、先輩2人を前にしてちゃんと「自分が歌う理由」を説明できたし。相棒を褒められてレイレイ先輩が上機嫌だったのもよしとしよう。ただ、ウタは自分がネガティブなせいもあってか、他人のネガティブもめざとく反応するようだ。アカペラを続ける動機を語る部長を見て、よりにもよってウタが持ち出した言葉は「不安」だった。それを受けて固まってしまう部長先輩(レイレイはそんなこと全然気づいてねぇのどうかと思う)。完璧超人だと思われた部長だが、どうやらまだそこには掘り尽くせぬドラマの種が眠っているようである。 まぁそんな「気配」は置いとくとして、本番のステージは一見すると綺麗に決まった。ぶっちゃけステージシーンを見ている時は「そこまで極端にうまく聞こえないことがかえっていいな」と思っていたファーストライブ大好き侍。ここで上手すぎると物語として不自然になってしまうし、ボロボロで破綻してしまうというのもどうにも後味が悪い。「そこそこに聞けるくらいのレベルだけど、ちゃんと充実感が残る」というバランスでのステージングになっているのが「ちょうどいいファーストライブ」の雰囲気になっていたのが良かった。オーディエンスの反応もよく、これならまぁ、ウタさんも続けていくことができるだろうなぁ、といういい具合の締め方。上から眺めていた謎の先輩集団も「らしくていいんじゃない」と褒めるでもなし、貶すでもなしのバランスだったのだから別にステージとして何も問題はなかったはず。これで勢いをつけてこのアニメも後半戦へ…… と思ってたんだけどなぁ……。そうかぁ、容赦無く切り付けるタイプの筋立てだったかぁ……。さぁ、紛争の火種はそこかしこに用意された。まず、謎の先輩ユニットはレイレイ先輩の現状に不満を持っている様子。前回ムスブが匂わせていたが、どうやら向上心の塊であるムスブ以外にも、レイレイ先輩は何やら秘めたる実力を持つ存在であるらしい。レイレイが現状のアカペラ部に満足していることを「もったいない」と吐き捨てる先人たち。レイレイの背後にも何かただならぬものがあるということで、こうなると先輩コンビは両方とも今後の焦点となりそうだ。 しかし今は何よりムスブだ。こいつほんとに……なぁ。前日の路上ライブの時点でおよそ本番の結果にも想像なんてついただろうに、何でこのタイミングで爆発しよんねん。文句言うならもっと前の練習の時点でやっとけよ。このタイミングで爆発したのは本当に許せなかったのか、たまたま堪忍袋が限界に達したのか。とにかく「空気を読まない」を絶対遵守するムスブマインドは戦慄するばかり。 そしてそれに真っ向から対立するのはウルルである。最初はなだめるスタンスで歩み寄ろうとしたウルル。ムスブとは正反対で「空気を読む」ことには関しては人一倍の責任感を持つウルルは、多分腹に据えかねた状態だったにも関わらず、一度はムスブの癇癪を収めようと試みた。しかしそれが叶わないとなると、あとはもう、宗教の違いだ。ウルルだって言われっぱなしで黙っている性格じゃない。部活ものの永遠の課題である「真剣VS楽しい」の殺し合い。これが北宇治高校であれば部活全体で「真剣」を目標に掲げているため、どう考えても悪役はウルルとなる。楽しければいいと宣って練習を怠るなど許されることではないからだ。 しかしここは北宇治ではない。高坂麗奈の涙は存在しないのだ。なればこそウルルの主張だって真っ向からぶつかる。互いに譲らぬ平行線の議論の果てに、ついにウルルが「合ってなかったのはお前だろ」という禁断の一歩を踏み出す。ここでさらにムスブが言葉を返してこなかったところを見ると……もしかしてムスブ自身も何か思い当たる節があったのだろうか。まぁ、だからってそれをもってムスブが態度を翻すなんてことはあり得ないのだけど。 一瞬で天国から地獄へと突き落とされ、「いいこと」が何もなかったウタの初ステージ。ここから先、彼女たちは歌う目的を見出すことができるのだろうか。 一番の被害者はクマちゃんなんだよなぁ……ほんとかわいそう……。
さぁ、荒鷲先生の登場だ。……と言っても今の若い人にはおそらくピンとくるまい。「荒鷲」は岩田光央によって定着させられたとされる浅野真澄大先生のあだ名の1つ。本人は大抵「ますみん♡」とか呼んでほしいとか言っているのだが、あまりに人物像とのギャップがあるために(周りの友達は呼んでくれてるけど)私は抵抗があって無理派。というか、もはや私の中で「荒鷲」は敬称なんですけどね。 年代としては堀江由衣や生天目仁美あたりが近いのだが、彼女らと違って「アニメ声優」としては割と一線から退いている感がある。そのため最近の若い子からすると「誰この人?」みたいになる可能性もあるのだが、夜のニュース番組でレギュラーナレーションを務めるなど、現在でも声優業務はバリバリに行なっている人である。「でも、これまでのこの企画の趣旨に噛み合わない人じゃない?」とか言われるかもしれないが……私にとって、荒鷲先生も人生を捻じ曲げられた、欠くことのできないマスターピースなのである。改めて、荒鷲先生の歩みを紐解いていこう。
そりゃぁないぜ、第8話。そりゃぁ、ほんとにないぜ……。 ナズナと餡子、その過去の顛末。あまりにも不幸な偶然が重なった悲劇。誰が悪いでもないのに救われないお話。いや、総括すれば「どこぞの吸血鬼が悪い」だけの話なのだが……今作ではここまで「悪い吸血鬼」というものがほぼ存在してこなかったので、今回の展開は衝撃的でもあり、いささか突飛でもあり。どうなんだろ、そりゃ超人的な力を持つ吸血鬼のこと、どこぞで人間を食い物にして悪さをしてる奴もいるのかもしれないが……ほんとにたまたま、それが餡子の家庭に降りかかってしまったというのは運命の悪戯という他ない。あれって、親父の浮気相手が吸血鬼だったんかなぁ。この街にはどれくらいの吸血鬼が住んでて、同族どうしでどれほどその状況を共有できているのか。少なくともこの時点でカブラさんは吸血鬼としてこの街で活動しているはずなのだが、彼女だって吸血鬼になってそこまで時間も経ってないし、あんまりその辺りの情報をナズナちゃんが得ることはできなかったのかもしれない(そもそもナズナちゃんはカブラさんとの接点もほとんどないのかな)。 タイミングが悪すぎたのは、よりによって餡子が吸血鬼という存在を知り、そのナズナちゃんから眷属へのお誘いを受けた後だったということ。何なら噛まれて眷属の内定をもらった後くらいの状態だったわけで、ギリギリ「成る」前のタイミングで餡子から吸血鬼に対するぬぐいようのない忌避感が生まれてしまったが故のキャンセル。もし事前に吸血鬼のことなど何も知らず、ついでにナズナちゃんの正体すら知らなければ、2人の未来にはもう少し別な選択肢もあったかもしれないのだが。 しかし今更そんなたらればに意味はない。おそらく餡子の家庭はどこかの吸血鬼の悪意によって壊された。親父さんが暴走したのは眷属に対する能力だと思われるし、ナズナが尾行しようとした時にタクシーの上で妨害してきたのがおそらく相手の吸血鬼ということなのだろう。この街には確実に悪意を持った吸血鬼が潜んでいたのだ。であれば、餡子の復讐は「そいつ」に向かうべきなのだろうが……現状、彼女も相手の正体を把握できてないのかな? だから片っ端から吸血鬼を滅そうとしているのか。……話にだいたい辻褄が合っちゃったなぁ……。現在の餡子を象徴する装飾品であるライターは完全に親父さんの遺品であり、自分と父を繋ぎ、断ち切った因縁の代物。これを手放せないことが餡子の呪縛の象徴か。そしてもう1つの遺品である眼鏡。長年かけ続けていればおそらく度は合っちゃう気もするのだが、「父親の視界」に依存し続け、歪んだ像を結んだ世界を見続けているのだとすれば、これもまた随分病的な状態である。あの夜で止まってしまった餡子の時間は、復讐以外の方法で進めることができるのだろうか。 そして、今回重要なのはそうした過去の因縁をナズナちゃんがすすんでコウくんに話して聞かせたこと。「最初の眷属(候補)」の話とか、今まで黙っていたのはコウくんに無駄な期待を抱かせないためだったのか。そして、今になって話すのはその必要性を感じて、彼を巻き込むこととの天秤にかけた結果だろう。ナズナちゃん、あんな様子でも色々と考えることは考えているのだ。 オープニング映像でことさらに強調されている餡子VSナズナの構図、これはもはや、対決は避けられそうもない。
次のページ>>
|
ブログ内検索
リンク
最新記事
(08/28)
(08/28)
(08/28)
(08/27)
(08/27)
(08/26)
(08/25)
(08/25)
(08/24)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|