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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」 3 あぁ、無理なやつだコレ。NOT FOR MEの極みだ。 以前から話題になっていたのは知っている。私の周りになんか盛り上がってたやつも大勢いる。でも、私は興味がなかった。そもそもの起点が「プリリズ」だったわけでしょ? あれはアニメで1話目観てもピンとこないことが多くて、1年前に「プリチャン」を少しだけ見ようと思ったこともあったけど、やっぱり特に興味を惹かれず自然消滅した。そこからの派生で出てきた野郎どものユニットの話なんて、興味が湧くはずもない。流石にそんな状態で金払ってわざわざ劇場に足は運ばないでしょう。 幸か不幸か、そんな劇場でのムーブメントが今度は地上波に降りてきた。これ幸いと観ようと思ったのだが、1話目どころか0話目からハードルをあげる。なんか見どころを説明する特番が先週放送されてたが……「ここが見どころです」ってネタを披露するって、単にハードルあげてるだけだし、あのテンションで紹介されると、「理解できない奴は外様」みたいな雰囲気になりません? 完全に「出来上がったテンションの集団には後から素面で入っていけない」現象である。ぶっちゃけ、面白さは感じない。いや、1話目を見る限りではVery funny なのは間違いないだろうしVery interestingでもあるのだが、そこはやはりnot for meなのである。 一応、腰が引ける原因を大きく2つだけピックアップしておこう。まず1つ目はここまで書いた通りの「一見さんお断り」の状況。何しろ、アニメ1話目は説明するふりして何も説明していないのだ。これから入ろうという人間に気を使っている様子は一切なく、完全に「分かってる人間」向けのネタ見せだ。例えるなら「gdgd」も「ロボットアニメ」も見せない状態でいきなり「てさプル」からダテコー作品を見せられるようなもんだろう。ノリも分からなければネタもいじれない。おそらく既存のファン向けにはサービスとして強い部分を押し出す必要があり、異物感だけが異様に強調された状態で展開されるのである。わかりやすい例をあげると、最初に人物紹介をしている風の展開があるが、そこで「ナレーションが名前を読んだタイミング」で画面に当該の人物がいない。初見の状態では、「今どのキャラの紹介をしたのか」が分からないのである。もちろんすぐにそれが誰なのか特定できるわけだが、だとしてもパッと観て「えっ、どこの誰のこと?」と困惑してしまう状況は、「紹介パート」として機能不全を起こしている。そして1話目は一応最終的に「なんかでかいこと」が起こったようなストーリーがまとまっていたが、そこまでの展開に一切の筋が無い。いや、あるのかもしれないけど分からない。単に個々のキャラがアクの強さを出すために野放図に動いているだけであり、何を観たらいいのか、全く視点が定まらない。すでにキャラを知っている人間にはネタに見えるのかもしれないが、普通に眺めたら単なる断片の寄せ集め、編集前のカット集でしかない。この1話目の時点で、「あ、相手にされてないな」と感じるのは致し方ないことだろう。 not for me と感じる2つ目の原因は、「そもそも私がアニメ視聴に求めている体験ではない」ということ。アフレコ演出の部分が一番顕著だが、私はアニメ作品を見るときに参与者でありたいと思ったことはない。劇場作品でイベントとして応援上映をやるならわかるし、こういう演出が劇場作品から生まれたこの作品の「味」であることは頭では理解できるが、それを地上波放送の作品で、ご自宅で一人で見る前提のアニメで展開される意味が分からない。「そういうネタじゃん」と言われるかもしれないが、だとしたら全く面白みを感じられない人間からしたら時間の無駄である。「頭の悪すぎるシチュエーションを楽しめばいい」というなら、やはりそこには大人しく「対象となる女性キャラ」を用意してもらった方が、「視聴者」として問題なくシチュエーションを楽しむことができるだろう。わざわざそれをやらないということは、やはり「こうした方が楽しめる」層を狙ってのことであり、それすなわちnot for meなのである。 まぁ、あまりにもドギツいものを見せられたので拒絶反応がいささか強く出てしまったので言葉も強くなるが、とりあえず、現時点でこれを楽しむ気は起こらない、というのが正直な感想である。ただ、やはりアニメという媒体を通してどんな体験を視聴者に味わって欲しいのかという部分に関しては革新的な作品であるのは事実。「自分が楽しむ」という目的を完全に捨て去り、新たな時代の試案の1つとして、観察できるかどうかで今後の視聴継続が決まるだろう。
PR ○「RobiHachi」 5 スペースダンディにちょっとだけタイバニを足し、銀魂で風味を整えて5で割ったようなアニメ。というか、単なる高松信司作品だった。ぶっちゃけ、「微妙な空気の作品だ……」と思って視聴してる間は高松監督の存在を完全に忘れていて、エンドロールで見て全てが収まるところに収まった。いや、最初の提クレの時点で気づけよって話だが。 人間、先入観というのは恐ろしいもので、これが高松作品だとわかってしまったら「なーんだ、いつも通りのやつやんけ」というくらいの超省エネ感想にまとめてしまいたくなるのだが、それと気づかずに見ていると「なんか、狙ってるところがわかるが……」みたいな悩ましさの中で見てしまう。つまり、どうあがいても人類はレッテル貼りからは逃れられないということなのだろう。本来ならばそういう部分は捨象してフラットな視点で視聴しなければならないとは思うのだが、そういう意味では(私の中で)反省点の多いアニメである。 せっかくなので高松作品ということに気づかない時点での印象を書いていくと、「やりたいことは分かるが、全体的にピンとこない」というお話。そもそもなんで今のご時世に「弥次喜多」なんだよ、っていうところからツッコミ待ちな気もするが、それをすげぇ安易なスペースオペラ(??)に翻案して展開する作劇も、あんまり相乗効果は期待できない。作画部分は割と頑張っているような様子もありつつ、そこまで魅力的な部分があるわけでもないので「可もなく不可もなく」といったところ。全体的に狙ってダサい表現にしているのは分かるが、これが狙い通りにしっかりダサいと、「狙った通りだから……ダサいな……」という感想で終わってしまう。一周回ってそういうイジり方のギャグ、というところまで振り切れない。まぁ、お約束の串田アキラではフフッってなったけども、それ以外の部分だと……「あ、なるほど」っていうくらいの印象にしか……。 まぁ、そんな印象だったけど「まぁ、高松信司ならこれでいいのか」という納得(妥協ともいう)もしたので、今後は失笑気味に見守っていけばいいのではないでしょうか。テーマとしては「美男高校」よりも見やすい部類ではあると思うんだけどね。ちなみに、さも知ったような調子で「今さら弥次喜多なのかよ」とか書いたが、多くの現代人同様に私も「東海道中膝栗毛」なんて触れたことがないので、どの程度の本歌取りになっているのかもよくわかっていない。一応軽く情報を眺めてみたが、やじさんが道楽付きの「実家が金持ちだけど遊びすぎて借金を作り、江戸を逃げたおっさん」、きたさんが「もともと男娼だったけど、色々と問題起こしたからやじさんと一緒に江戸を逃げた男」だというので大体同じ。やじさんはかなりロビに寄せているがきたさんとハチはだいぶ違うかな。二人が東海道を進む目的はお伊勢さん(イセカンダル)に厄落としにいく、という名目の物見遊山である。当然お伊勢さんの名物は赤福だよね。 今後の展開でやじきたオマージュがどれくらい出てくるもんだろう。そして、それが視聴者にとって良いことなのかどうかもよく分からない。というか、多分誰も得しない……。まぁ、そんなアニメが1クールに1本くらいあってもいいじゃないですか。ん? 今期はそんなアニメが多い気がする? 同感ですなぁ。
○「凹凸世界」 4 わっかんねーやつ。なんだこりゃ。基本的に(地上波で)観られる作品については右から来た作品を左に受け流すのがポリシーなのでとりあえず極力録画・視聴するスタイルなのだが、そういうこだわりのないスタイルだと、こうしてよく分からないものに行き当たることもあるのだ。 分からなかったのでしょうがないから調べると、もともと中国で作られ、放送(配信)されたアニメーションだという。公式の売り文句は「中国で4億視聴された大人気アニメ」とのことだが、改めて確認したら「霊剣山」の売り文句は「中国で20億ビューを突破したコミック」なので、そう考えると大した数じゃないのかもしれない。1/5霊剣山だ。ザコである。まぁ、コミックとアニメでも扱いは違うけどさ。そして、スタッフやら何やらを探してもさっぱり情報が出て来ず、スタッフクレジットもせいぜい監督・脚本程度。もしかしたら中国におけるケムリクサなのかとも一瞬思ったのだが、流石にこのCGを一人でどうにかするチャイニーズたつきはいないと思われるので、あれよりは関わっている人員は多いと思われる。 でもまぁ、そうした作品なので基本的に抱く印象が「ケムリクサ」に似ている。結局、私はこうしたCG作画にあまり魅力を感じないということだ。クオリティもせいぜいPS2かゲームキューブくらいの印象であり、アメリカアニメみたいな日本とは違うベクトルでの超絶技巧が観られるというほどでもないし、かと言ってこれが中国オリジナルの最先端かと言われたら多分違うと思う。情報の展開が非常にごちゃついており、どうしてもCGの硬くて軽い映像は「目が滑る」という現象が起きやすい。さらに今作は画面サイズが独特の横長サイズになっており、なんだかやたら狭い空間にぐちゃっと要素を押し込めているような印象になってしまう(まぁ、うちのテレビが小さいせいかもしれないが)。もしかしたら結構な技術力がつぎ込まれているのかもしれないが、あまり心踊らないというのが正直なところ。 そうして考えると、今作よりも圧倒的に要素が少なく、簡素ながらも観やすい画面を提供してくれていた「ケムリクサ」はやっぱり偉いな、と変なところで感心もある。「身の入らなさ」というか、「この映像で動かされる意味が感じ取れない」という部分は同じなのだが、それでもきっちり情報伝達できる映像になっているかどうかってのは、やはり細部になんらかのセンスが出るものなのだろう。まぁ、単純に「日本人向けの映像基準」ってのがあるだけなのかもしれないけどね。 そんなわけで、頑張ってCG作劇でポップなデザインを盛り上げようとはしているが、現時点ではお話が見えないこともあって引き込まれる要素はない。でもまぁ、ここから先の展開で何か「その発想はなかった」みたいなカルチャーショックがあれば印象も変わるかも。「悪偶」だって映像部分には一切魅力がなかったのになんとなく見入ってしまったものね。そういう不思議なパワーに期待して、余裕があったら追いかけてみましょ。
○「文豪ストレイドッグス(第3期)」 * え? 何期目? ってもう訳わからなくなってます。確認したら過去シリーズは分割で2クール。今回はそこから2年以上もの間が空いているので、正式な「第2期」というのが正しいような気もする。とにかくとても久しぶりの作品。何の因果か、日本のアニメ業界は森鴎外がメインで暴れ回る作品が2期連続で放送されているのである。 あまり熱心に見ていたわけでもないので、すでに前のシリーズで何をやっていたかは1ミリも覚えておらず、シナリオ面に関して正当な評価はできないと判断して評点は避ける。いきなりモノローグで「〜年前」とか言われてもわからんし。ただ、普通の作品ならそんな状態ならもう観なくてええやんけ、という結論になるはずのところなのだが、今作はやっぱりボンズ×五十嵐卓哉のタッグが強力すぎて、今回の1話目もやっぱりどこか画面が気になる作品になっているのである。基本的に五十嵐さんの作る画面のテイストが好きなんだよなぁ。テンポがいいというか、雰囲気がいいというか。1話目なんていきなり対話のシーンが多くて、ほぼ止め絵の社長室(ボス部屋?)での交渉ごとが続くだけなのに、不思議と画面に緊張感があって見入ってしまう。まぁ、個人的には宮本充のイケてる声の効果も大きいとは思ってるけども。つい最近まで日曜の朝にギャングのボスやってましたねぇ。 多分、なんだかんだ言って今期も最後まで観続けることになるとは思う。どこかでシナリオを総ざらいする機会があればいいんだけど、原作漫画は受け付けなくて読むのやめちゃったやつだしなぁ。
○「さらざんまい」 6 もう……マヂむり……ギブアップしょ……。 「イクニ新作、絶対に半端な状態で視聴したら受け止めきれない」と思って週末までキープしておいたんだけど、関係なかった。週末だろうがなんだろうがこんなもん受け止めきれるわけないやろ。久しぶりのこの絶望的な感覚。これこれ、これだよ。いや、誰か助けて。 本当に、普段自分が書いているお為ごかしのやっつけ感想なんかが全て無に帰すような、あまりに容赦ない1話目である。1話目での情報提示? 構成の妙? しらん。分からんものをただひたすら30分流し続けるだけでも、こんなにも気になる映像が出てくるのだ。流石にこれまでのイクニ作品でも、ここまで野放図で、取りつく島もない作品があっただろうか? ……いや、普通にあったかもしれん。ユリ熊もピングドラムも1話目からこんな調子だったかもしれん。クマショックの代わりのさらざんまいだ。 正直、30分笑いっぱなしではあった。もう訳が分からないから笑うしかないやん。そして、普通だったら「こんなわけのわからないもん、来週以降も観てたら頭がおかしくなるわ」ってんで切り捨ててしまいそうなものだが、もう、我々はこれが本当に単なる一歩目でしかないことを経験で知っている。この1話目のイカレた映像が、ちゃんと「何か描くものがあって」描いているものだと信じられる。だからこその、この1話目だ。ただ、毎回本当に感心してしまうのは、本当に意味不明なのに、モーションにしろデザインにしろ、悔しいくらいにキャッチーなんだよなぁ。生存戦略にしろ断絶のコートにしろ、「なんだか分からないけど、とにかくすげぇことが起こってるし、何だか楽しそうだ」ということが滲み出てくる。今回は特に「可愛い女の子が出てくる」という売り出し方が一切なく、全裸の野郎どもがわけのわからないダンスを披露しながらアナルを掘る話だというのに、どこかエレガント、どこまでもダンサブル。なんだこれ。自分でも何書いてるかわからなくなってくるわ。これ、1クールでどうにかなるんか? 大丈夫、最終的に40%くらいは分かるようになる(かもしれない)から! こんなことユリ熊の1話目でも書いてた気がするな。 このただひたすら感覚にのみ訴えかける30分のMVというか、PVというか、「今後何が起こるかは教えられないけど楽しいことは保証するよ」という映像。もう、それを見せてもらえただけでも満足です。今回はMAPPAが製作についているのだが、実写背景を取り込んだますます情報量の増えた映像部分が、なぜか作画のキャラとマッチしてるという何とも不思議な世界観になっている。1枚絵としての映像の妙、そこにモーションが入り、演出が入った壊れた世界の像。ダメだ、単なる電子ドラッグだ。もうどうにも止まらないやつだ。個人的に「えっ?」ってなったのは、今回コンテは監督や武内宣之氏なのでいつも通りといえばいつも通りなのだが、なんと初回演出が神保昌登氏だったことである。これまでイクニワールドとの接点は無かったと思うのだが……やべぇ2人が手を組んだ形である。圧倒的なテンポで切り出される綱渡りのようなジェットコースタームービーは彼の独擅場。もう、どうにでもしてくれ。 そのほかにも音響面やら配役やらと話題には事欠かない。何回も書いてるけど、僕は高音域の男性声優の中では村瀬歩の声がダントツで好きなんです。まぁ、こんなとんでもない役だとどうなっちゃうかわからないけど……。さて問題、私はこの文中で、何回「わからない」と書いたでしょうか? (答え:わからない) ○「なむあみだ仏っ!-蓮台UTENA-」 5 悔しいけど笑ってしまったわ。なんかもう、概念が色々ずるい。「俺様とイケてる仏たち」とかいうワードが連発する世界は、流石に耐えらえれない。「おい、釈迦!」っていう時点でちょっと面白い。まぁ、俺たちもたほいややってる時はよく「おい釈迦ぁ!」っていうけどね。今作は仏しか出てこないから釈尊の弟子シリーズは出てこないよなぁ。央掘摩羅(おうくつまら)さんの活躍とか見たかったのに。 いわゆる擬人化物ゲームの成れの果て。刀剣乱舞に艦これ、色々と擬人化ゲームのヒット作はあるが、確か神社の擬人化はその筋からクレームが入ってぽしゃったんだっけ? これは問題なくリリースできるんやな。さすが仏教、懐が深い。神道もそういうところはフリー素材なのかと思っていたが、考えてみりゃ仏は概念だけど神社は単なる法人だもんな。そりゃ違うわな。そして、この適当な擬人化が割と出オチっぽいのがなんとも。 いや、わからんよ。正直仏教知識なんてこれっぽっちもないから、それぞれの仏がどんなキャラでどんなエピソードがあるかなんてさっぱり分からん。もしかしたら実はすげぇ細かいところで史実(??)を踏襲したりしてるかもしれない。何しろ、こいつらはどうやら「本人(本仏?)」らしいのだ。せめて「天空戦記シュラト」みたいにさらにもう一段階落とした「人の身」であれば「まぁ、ガワだけ借りたヒーローものだから」で処理できるのだが、この作品は容赦無く本物の釈迦やら阿弥陀やらがイケメンになって神社でゴロゴロしている。成城石井で生クリームも買う。……ダメだ、やっぱりわかんねぇや。ちょっとインド人に怒られてほしい。完全にジャパナイズされた仏教の方がテーマだろうから、多分国外からお叱りはこない……いや、頑張れよ仏教。あいつら下手したら「知名度が上がるチャンスだからガンガン宣伝していいですよ」とか言い出しかねないからな。基本的に仏教って「民草に流布されるならどんどんリーズナブルな宗派になっていくよ」っていう寛容の精神の塊みたいな宗教だからな。いや、偏見だけど。たまたまうちの実家の宗派が真宗だからそう思うだけだろうけど。困った時に念仏唱えれば助けてくれるありがたい存在、仏。 出オチなので、ぶっちゃけ「自分が釈迦だと思い込んだイカれたイケメンたちがただ遊んでいるだけ」でも通用する作品。「らしさ」なんてほとんど発揮されていないのだから有象無象の擬人化作品の中でもひどい方だと思うのだが、もう、これを仏だと言い張るその根性が面白すぎるのでどうでもよくなってきた。元のモチーフが大雑把すぎるおかげで、「刀剣乱舞」の時みたいな疎外感がないんだよな。さすがに仏像の名前だったら何となく聞いたことはあるからな。まぁ、おかげで一切名前とキャラが一致しないんだけどさ。これ、この後1クールの間ずっと何をしてるの? 仏教コントでもやるの? かてて加えて、確認したら制作スタジオは長編アニメの元請け初挑戦やんけ。「オレん家のフロ事情」のスタジオだって言われて妙に納得してしまったわ。もうこの手のジャンルは好きにしてくれ。ここから先「とうらぶ」になったらリタイアするし、「明治東京恋伽」くらいだったら追いかけられるし。 ○「賢者の孫」 3 えっとね、エンディングで使われてたi☆Risの曲は割と好きだな。うん。 実は原作がやや既読。例によって漫画喫茶でちょろっと読んだパターンなのだが、なんだかんだで4〜5巻読んでた「転スラ」と違って、多分こいつは1巻だけか、もしかしたら2巻くらいまで読んだんだったかしら。もうあんまり覚えていない。そしてそれがどういう経緯で手に取ったものなのかも覚えていない。すでにネットミームとして有名になった「何かやっちゃいました?」で知られるこの作品。そういう噂を知る前に読んだんだったか、知った後に確認したんだったか……それすらおぼろである。ただ、少なくとも特別な悪感情を抱くこともなく、「まぁ、どうせなろう系だからこんな感じだろ?」というくらいで読むのをやめたわけだが……。 忘れていた、私は本を読むのが下手だったんだ。以前は「だからすごい作品でも気づけない」という意味で「下手」という言葉を使ったが、アニメになって改めて思う、読むのが下手なら、気づかない方がいいキツい部分もスルーできるってことを。いやー……キツい。なんかもう、その言葉しか出てこない。いやね、やってることは「転スラ」と一緒といえば一緒だよ。結局超強い能力持って無双するだけなんだから。よく言われる例えとして「日本人は昔から水戸黄門を愛好していたんだから、オレツエー文化は昔から変わっていない」なんて話がある。実際、言われてみればその通りなんだが、水戸黄門にしろ、そして転スラにしろ、一応印籠を出すまでの動機付けとか、印籠の得られ方でドラマを作るわけなんですよ。「ここで印籠を出すなら盛り上がるだろうな」っていう筋立てがあるんですよ。今作の場合、もう、いたるところに印籠。すきあらば印籠。空いてるスペースには隠し印籠。いや、隠してもいないな。ストラップがわりにスマホよりでかい印籠をジャラジャラさせながら歩いている。何も聞いてないのに「ところでさぁ、印籠あるんだけど」である。この勢いはむしろ清々しい。 これまでのなろう系の「転生」は割と定義が適当で「単に転移やんけ」というものも多かったりする中、今作はちゃんと転生しているらしい。トラックじゃなくてワゴン車だったが、名誉転生職といえるIT関連のブラック社員が異世界への切符を手に入れるためのイニシエーションとして信号無視し、結果的に「賢者の孫」に。丁寧に要素を踏襲しているのは良いのだが、あらゆる要素を拾っても、「で、なんでこいつ強いの?」という部分に何一つ説明がない。たまたま才能があり、たまたま拾い主が有名人で、どんどんコネがつながっていくだけの世界。いわばこち亀で両さんじゃなくて中川が主人公になり、しかも特に社長モードで働かずに延々派出所で「僕金持ちだから常識ないんですけどね」って言ってるだけだ。すげぇコンセプト。よく成立させたな。 才能と無能のアンバランスさも不自然で、あえてイラっとさせるようなキャラ設定を好んで選んでいるかのようにも見える。キチガ○に刃物を持たせるのは愚行の象徴であるが、本作ではそれを英雄譚に書き換えている。凄まじい錯誤だ。我々は、この理不尽と傲慢の波状攻撃にどこまで耐えられるだろうか。なんだろ、書いてたらだんだん楽しみになってきた。 ちなみに製作はSILVER LINKだが、全体的にキャラデザがのっぺりしていて安っぽい。肝心な部分のモーションにキレを持たせるように描いており、「テンプレすぎるチンピラ」を投げ飛ばすシーンなんかは格好良く見せようとしているのがわかるが、その前後があまりにも容赦ないので完全に「そういうギャグ」である。個人的には靴の裏のブースターで飛翔するシーンの「なんかいけてるパースの止め絵」で笑ってしまった。もう、どこまでも羽ばたいて欲しい。できれば、私に鱗粉がかからないところで。
○「世話やきキツネの仙狐さん」 5 ケモでロリで世話やきとか、人類のカルマが凝縮したような概念だよな。これと「盾の勇者」を続けて視聴するというスーパーケモタイムが発生しているという業の深さよ。 まーたこの手の設定かよ、とは思うものの、実は純正品は最近減少傾向にあった(かもしれない)オチもの系。突然空から何かがふってくる設定はすでに過去のもので、最近はとりあえず主人公が自らトラックにあたりに行く展開の方が増えているのでね。そういう意味でもさらに懐かしさを感じさせる作品。そして、意外とこういう「癒し」が狙いとして設計された作品でも、臆面もなく「癒しを提供するやで」とキャラ本人に言わせてしまうパターンというのは珍しい。癒しというのは「そういう雰囲気」であると解されることが多く、自ら率先して「今から癒すから」と言われたら身構えてしまうし押し付けがましくもなる。癒してほしい現代人も、そのあたりのディティールにうるさかったりして何かと面倒なのである。 そんな中、今作の癒しはまずまず成功していると言っていいだろう。興味のない人にはかすりもしないような毒にも薬にもならぬ内容ではあるが、属性の何か一つでも掠るものがあれば、それなりに観る動機にすることは可能。かくいう私はもふもふのキツネ尻尾というのはなかなかに魅力的だと考える人間なので、その部分にいくらかでもリソースが割かれているなら価値は見出せそう。まぁ、それにしたって尻尾でかすぎやろ、とは思うが。巨乳とか巨尻に魅力を感じるのはわかるが、巨尻尾ってのは……どうなんでしょうかね。まぁ、ぶっちゃけもふもふに癒されたいならそれこそ猫でも飼えばいいじゃねぇかと思うが、それはしょうがない。あくまでも代償行為のためのフィクションなのであるから。猫もモフる、ケモ娘もモフる。それでいいのだ。 もちろん、最低限この設計を魅力的に見せるような努力はなされており、仙狐さんも可愛いといえば可愛い。ただ、基本的に中身は無いアニメであり、1話目もとにかくゆったりまったりの雰囲気を優先するためか、非常にテンポが悪くてじれったくなる。よく言えばのんびりだが、流石に間延びしすぎな気もするので、このリズムが合わないとちょっと物足りない感はあるか。ここまで全力で方向性を絞りきった作品なのだから、むしろこの「遅さ」を武器にする演出になれば、もしかしたら今後はこれが独自のセールスポイントになっていくのかもしれない。 中の人については、「また和氣ちゃんに尻尾が生えているのか」というのが最初の感想だが、やっぱりこの子は色々と器用である。嫌味なところがないし、このまますんなり聞けるようになれば仙狐さんの魅力はいや増すだろう。どっちかっていうと主人公の諏訪部ボイスの方が「この声なのにパンピーかよ」という違和感があるレベル。考えてみりゃ、なんだかんだで諏訪部ボイスって「お世話する」側のキャラの方が圧倒的に多いよな。
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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