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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「デュラララ!!×2 承」 6 ひゃっほう! 帰ってきたぜ! お帰り池袋、そしてお帰りセルティ! 1期はもう、とにかく好きな作品だったので、こうして5年越しで帰ってきた2期目はまさしく望外のもの。とにかくセルティが、静雄が、杏里が、三ヶ島沙樹ちゃんが元気に動いてくれているだけでもわたしゃ満足ですよ。良かったわー、生きてるうちに続編が拝めるとは思ってなかったからなー。 もちろん、5年もの間が空いてしまったという部分に不安がないではない。時代は変わっているわけだし、アニメの制作体制だって変化はしているだろう。今回、制作スタジオが聞いたことない名前だったので「すわっ」となったわけだが、幸い、元々ブレインズベースで制作を担当していた部署がそのまま独立した形らしい。大森監督の太鼓判もあるし、1話を見る限りでは1期の頃に比べて失ったものがあるようには見えない、一安心である。そう、これは久しぶりの大森貴弘作品だ。現役監督の中では、私の信頼がトップレベルの大森さんだ。彼の評価を確実なものにした「デュラララ」がこうして帰ってきて、彼以外の人間が采配をふるうことはあり得ない。更なる伝説を産みだすためにも、是非とも全力でこれに取り組んでほしいところである。1話目は当然、監督自らのコンテ回になっており、いきなりこの曲者だらけの池袋でしっちゃかめっちゃかやるお話。事前の特番でキャスト勢が「2期は1期以上に忙しいし、目を離したら大変なことになる」みたいな脅しをかけていたのでビクビクしていたのだが、流石の大森さん、これだけコロコロと場面の切り替わるせわしい構成にも関わらず、ややこしかったり、もやっとしたりする部分は一切なく、ごく自然に筋を追いながら、改めてこの池袋の街へと入っていくのにこれ以上無い導入になっている。そうや、俺はこれが見たかったんだ。今後は更なる混乱の中を突き進むことになるだろうが、このスタッフなら大丈夫。きっと良い作品になるよ(まぁ、原作知らないからこの後どういう展開になるか予想も付かないんだけど)。 唯一懸念材料があるとするなら、タイトルに「承」と題された非常に特殊な放送形態だろうか。つまり5年前の1期を「起」とし、ここから全4部構成で「転」「結」とつないでいく。「転」は分割して7月から、「結」は来年1月からということで、1クールずつ、ブランクをおきながらの放送になる。この不可思議な大計画、視聴者を満足させる構成ははっきり言って大難行である。分割2クールだけでも間で忘れてしまったり、モチベーションが切れたりするのに、更に一カ年計画ともなると……予想もつかないな。まぁ、勝負出来るという判断があってこそのこの構成なのだろうが。ドキドキしながら見守っていくよ。 なんか外延の話しかしてないけど、1話の中身は「セルティマジ可愛い」と言っておけばそれでよいのではなかろうか。1期の時はここまでドジっ子成分の強い萌えの権化みたいな存在ではなかった気もするのだが、今回は容赦無く可愛い。ドジっ子、健気、強い、セクシー、美人(?)。完璧やないか。その他のヒロイン勢も、懐かしさと相まって魅力2割増し。沙樹ちゃん元気そうで何より。臨也のところの双子妹も愉快。杏里ちゃんエロい。そして狩沢さんチョー可愛い。狩沢・湯馬崎ペアの安定感ね。狩沢さんはダボッとしてボディラインの出にくい服を着てるのに、なんであんなにエロいんだろう。あと、1期から2ヶ月しか経ってないはずの池袋なのに、ラノベの新刊がものすごく時代を駆け抜けているのが謎だ。ちょっと前までシャナだのとらドラだのと言っていたはずのドタチンカーが、何で深雪さんの痛車になってるんですかねぇ。そういやセルティのトークもハンディキーボードがあったはずなのにフリック入力になってやがるな。これが時代の進化ってやつか……。 中の人については、とりあえずセルティ万歳なので(以下略)。新羅のところにやってきた後妻のエミリアさんは、かっ飛んだテンションで誰だか分からなかったのだが、なんと中の人は種﨑敦美である。相変わらずピンポイントで良い仕事押さえてくる子やなー。それ以外の面々も、とにかく全部引っくるめて楽しみじゃい! PR ○「ローリング☆ガールズ」 6 なんかすごいのハジマタ。これは、あれだ。ズヴィズダーが始まった時と同じ期待感だ。 オリジナルアニメってのは何がでてくるか分からないから楽しい。今作は、開始1分で「あ、これ、どっかネジ外れたアニメや」とすぐに分かる素っ頓狂な設定と演出がいきなり視聴者の変なところをえぐってくる。もちろん設定を聞いても、そして1話目を全部観ても何がなんだかよく分からないのだが、大丈夫「幼女が世界を征服する」よりはこっちの方が分かる気がする。気がするだけだけど。「所沢大統領」の時点で何が言いたいのか良く分からないし、気にしたら負けだ。 監督は「銀の匙」でも結果を出した期待の新鋭監督出合小都美。1話目のぶっ飛んだエフェクト部分とか、どこまでもカラフルで、目に痛いくらいに毒々しいまでのポップな色彩は実に分かりやすく個性が出ている。アクション部分の作画もキレッキレで、冒頭のマッチャグリーンと東村山のよく分かんないおねーちゃんの戦闘は、どこまでもユルい空気のくせに動きだけはマジモードで、空中でくるくる旋回する技モーションなんかは無闇に格好いい。第2ラウンドとなるラーメン対決も煽りの構図からの熱闘が無駄に大仰に描かれており、何をさせても楽しい画面になる。どんな場面でも「モブ」たちが忙しなく動き回り、「そこまでせんでも」と思えるほどに画面を賑やかにばたばたと盛り上げてくれる。こういうサービス精神ってのは本当に嬉しいところで、いかにも「アニメ見てるなぁ」という実感が湧くので満足度が高いのである。制作はWIT STUDIOということで、今後もこのクオリティが続くことは期待してもいいのではなかろうか。 また、メインプロットには「ご当地色が無駄に強くなった日本でのロードムービー」というテーマが掲げられており、個人的にはこれがすごく楽しみだ。1話は「東村山と所沢の小競り合い」という、関西の人間にはさっぱり分からないご当地性になっているのだが(それでも割と笑えるが)、これが今後は狭い東京を飛び出すことになるのか、はたまた、なんちゃって東京をもっとめちゃくちゃにかき回すのか。「47都道府犬」にハマって以来、「都道府県」っていうテーマがやたら自分の好みに合っていることに気付いてしまったので、今後はそういう「投げっぱなしな県民ギャグ」でもやってもらえれば笑いにも繋がるんじゃないかと。「魔法少女大戦」も無茶苦茶ながら最後まで観ちゃったしなぁ。まー、1クールでどこまでやれるのかは知らないけどさ。 中の人は、メインヒロインの望未ちゃん役には、「パラスの中の人」こと小澤亜李ちゃんが抜擢。やっぱり可愛いよねぇ。「野崎くん」の時はプレスコだったからより自由度の高い芝居で楽しめたが、今回もきっちり「主人公」の枠を守りながら伸び伸びやってくれている。こういう新人さんは好きです。1話目だとそれくらいかな。藤村歩VS大浦冬華っていうバトルは、なんだか似たような路線のキャストが火花を散らしている様子が新鮮で面白かった。おねーさんキャラも恰好よく描ける作品になるといいねぇ。 ○「DOG DAYS”」 5 まさか、再び帰ってくることになろうとは。だいぶ前に発表されていた気がするが、ようやく復活した第3期である。確認すると1期が2011年、2期はそこからちょうど一年空けて2012年、このたびは約2年半の休憩を挟んでの復活だ。なんだかんだで望まれてる作品なのだなぁ。 かくいう私も、感想を振り返ってみると1期はしかつめらしい顔で「これはシナリオがとっ散らかってて駄目だな」というので3点,2期も「別にこの作品じゃなくてもいいんじゃないかな」というので4点という評価になっているのだが、今回3度のフロニャルド探訪を経て、何故か初期配点は5点になった。まぁ、なんだ、「継続は力なり」だ。もしくは、日常生活がくさくさしていると、こうした何でもないものが欲しくなるのかもしれん。あと、今期は回りのラノベ枠が勝手に沈んでる感があるので、「おっ、普通だ」と思ったのかもしれん。トータルすると、「慣れ」だな。 取り立てて盛り上がるほどの作品じゃない、ってのは引き続き持っている感想ではあるのだが、いうてもここまで純粋に「可愛ければいいじゃない」に特化した阿漕な萌えファンタジーというのは、極めてしまえばレアなもの。「女の子可愛い、動物可愛い、じゃぁケモっ娘はとても可愛い」という駄目足し算のシンプルな答えがここには取りそろえられており、1期目で既に「キャラ多すぎるやろ」と思っていたところにまだ増える模様。ハーレム、動物園を越えて、もう既に「市場」である。よくもまぁ、これで体裁が保てるものだと感心するくらい。そして、これだけのファンタジー住人が大挙する世界ながらも、2期目では腹をくくって一切のシリアスを廃するという英断にも至っている。今期がどうなるか分からないし、1話目でいきなり「不穏な影」も登場しているものの、多分今回もまたなんとなーくユルい自然災害的なものとして処理され、悪意は存在しない世界としてまとめられるんじゃないだろうか。ファンだってそれを望んでいるだろうし、この世界を売り出すのに「巨悪との戦い」は必要とされてないからね。この「ヌルいけど何となく戦ったりするよ」世界が、3期目にまで至って「単なるマンネリ」になるのか、それとも「この作品の唯一無二のセールスポイント」になるのか。気になるような、気にならないような。でも見ちゃうような。 結局、2期と同じ「リス姫可愛い」の一言で片付けたいです。ボクはもうそれでいいです。尻尾をもふもふするんじゃぁ。 ○「美男高校地球防衛部LOVE!」 5 視聴前「おぅ! ひどいタイトルやな! 一応無駄な責任感から1話目だけは録画しとくけど、今期は観るもん一本減らせそうで助かるやん!」 視聴後「金曜日も重たいンゴwww」 そうかぁ、高松作品だったかぁ……いや、オープニング明けの提クレの時点で分かっちゃったからその時点で覚悟は決めてたけど……相変わらず馬鹿だなぁ……。今のご時世、「変態魔法少女(仮)」ものなんてのは特に驚くべき設定ではなく、巷には齢40過ぎのおっさんどもで結成された魔法少女戦隊があるともいう。そんな中で、別にイケメン男子高校生が魔法少女に変身して戦っても、それだけでネタになるようなこともないのだが、まー、1つ1つが安定して馬鹿である。とりあえず、ちくわぶ業界に全力で土下座しに行った方がいいことだけは分かった。こういうギャグって合う合わないが極端に分かれそうな気もするんだけど、ヌルッと大した突っ込みもせずに不条理だけが突っ走っていくこの熱の低さ、やっぱり嫌いになれないんだよなぁ。突っ込みに回ってるのは辛うじてウォンバットだけなんだが、あいつ自身が一番の不条理生物だし。声が麦さんだし。たわらやま先生はまだまだ喜寿には見えないよね。 どうせ設定としてはテンプレそのものだから、あとは魔法少女もの(っつうか戦隊もの?)の設定からどういじっていくか、っていうパロディメインの方向性になるのかしらね。イメージとしては「サムメンコ」のフラメンジャー編を延々シリーズでやる感じ。うーむ、このアニメのメインの客層は一体どこになるんだろう。視聴前の印象である女性ファンは……これに食いつくのかなぁ……男性視聴者は俺みたいにタイトル時点で0話切りする人間も多いだろうし……変なアニメだ。そういや「銀魂」が4月から放送再開するみたいだけど、もう高松さんは関わってないのかしらね。あと、今気付いたんだけどこれも制作ディオメディアなのか。流石に1クールで4作品同時ってのは初めて見た気がする……大丈夫か? この作品は割と画は安定してたし、そこまでこだわらなくていい作品だから楽そうではあるが。 中の人については、まず主人公サイドの5人が割と新人多め。メインが和臣君っていうのがまず笑えるところだが、その他、増田俊樹は知ってるけど他はほぼ知らない。青の人は「フロ事情」の若狭役の人か。何故か2作品続けて水属性である。逆に、敵側(CMによれば「地球侵略部」側)の方がお馴染みのキャスティングになっており、どうも監督つながりと中の人つながりで敵ボスがEDにしか見えない。そして最大の出落ちが、敵側マスコットっていうね。しゃべるだけでなんか面白い安元ずるい。 ○「銃皇無尽のファフニール」 4 OK、分かった。これでもう足りてるよ、あとはいらない。もうラノベアニメは充分なんだ。親戚連中に宣伝して配っても余るくらいなんだ、気持ちだけ受け取っておくよ。……まだあるか……そうか……(今期、まだ放送してないヤツも何本か残ってます)。 現時点での比較対象は「アブソリュート・デュオ」ならびに「新妹魔王」ということになる。その3つを並べると、実は話が一番分かるのはコレである。ご丁寧に「どの程度知識があるか確かめてやる」っていう出題形式で世界設定を説明してくれたので、やりたいことは大体分かった。そういう意味では、何がやりたい世界だかさっぱり分からなかった「アブソリュート・デュオ」よりも親切だし、やりたいことは分かったけど世界の作り方が雑過ぎる「新妹魔王」よりも好感が持てる。まぁ、あくまで比較対象の問題ではあるのだが。それより何より驚いたのは、今作が草川啓造監督のディオメディア作品だということである。完全に「艦これ」と同じセッティングやないか。もちろん制作時期が重なってるかどうかは分からないし、その他のスタッフは完全に別班なのだろうが、こういう被り方ってあるんだろうか。あげく、ディオメディアは更にもう一本似たようなラノベアニメの制作も担当している。1シーズンに3本もまとめて放送されると、裏の事情が分からない視聴者はそれだけで不安だ。そういや「DOG DAYS」も今期放送されているわけだが、草川さんは完全にそっちからは手を引いてしまったのね。 草川作品という意味では、艦これよりもこっちの方が分かりやすく、多分「向き」であると思う。ただ、こちらのクレジットは「総監督」なのでどういう風に携わっているのかは謎。監督の高橋順という名前は初めて見るのでよく分からない。1話目を見ると、なるほど実に分かりやすいラノベであり、映像面は可もなく不可もなくといったところか。ちょっとロリ度が強すぎる上に、時代錯誤の感すらある目の大きなキャラクターデザインは好みの分かれるところ。お話自体はシリアスっぽいのに、何故ロリエロを優先するのだろうか。何故ヒロインはすぐに発情するのだろうか。ちゃんとした「お話」がやりたいのだったら、別にロリもエロもいらんと思うのだが……。ただ、今作はその部分を除くと何故か全然関係無い作品とやたらイメージが被るのが罪作りである。「龍の要素を持ち、油断すると龍化する人間」が「クロスアンジュ」と完全に被り、「外界から襲い来る怪物と対決する離れ小島の組織」は「ファフナー」と被っている。萌え要素に至っては何と被ってるとかいうのも空しい。一応、戦闘に赴く際に用いられるダークマター(笑)の設定なんかを丁寧に説明して、必死に今作独自の設定をアピールしようとはしているものの……多分、これ設定を扱いきれずにどんどん陳腐化していくパターンやで。もう既に陳腐? そうかもしれんが。この時点で邪険にしちゃうと、流石に生産性が無くなっちゃうからしばらくは見守っていくよ。 あとはとにかく日高里菜ちゃんのロリ成分を堪能しろ、っていうアニメなのだろうが、音域が流石に上の方に作りすぎじゃないかね。小倉唯みたいにかすれ声が魅力になる声優ってのもいるけど、里菜ちゃんは元々声量もあるし声の張りもあるタイプだから、個人的にはこういう音域じゃない方が好きなんだけどね。まぁ、色々聞けるならそれだけでいいか。他のキャラは、顔で全然区別が付かないのでちょっと困ってます。 ○「アイドルマスターシンデレラガールズ」 5 がっしりどっしりアイドルアニメ。初めて接するコンテンツのはずなのに、なんだか初めての気がしない、懐かしい何かに出会った気がします。 世はまさにアイドルアニメ戦国時代。様々なメディア・方向からアイドルがプロデュースされ、今や「プロデューサー」ってのが一般名詞扱いになりつつあるレベル。そんな時代の先駆けとなった存在といえば、やはりなんといってもアイマスなのである。歴史を調べると、ゲームとしてのアイマスが始動したのは奇しくも丁度10年前の2005年であるらしい。アニメアイマスは4年前、そこから世間はソーシャルゲームの波が押し寄せ、アイマスもモバイルへと進化を遂げて今に至るわけだ。この間に、大きく「ラブライブ」「WUG」「アイカツ」などのアニメが展開されてきたわけだが、やはりそのどれもが全く異なる方向性でオリジナリティを発揮しており、アイマスにははっきりとした「アイマスらしさ」が出ているのが興味深い。 本作は、公式ページを見る限りアイドルは14人が紹介されている。元祖アイマスよりも多い人数であり、参考までにあげればμ‘sが9人、WUGは7人。元々数が売りのソシャゲであり、これでも絞り込んだ結果なのだろうが、それでも大層な人数である。こんなもん、どうやってアニメにとりまとめればええねん、と不安になるファンも多かったのではなかろうか。しかし、いざ蓋を開けてみれば、何とアニメ1話ではわずか2人の話が延々進行することに。この構成はかなり意外だったが、私のような全くの初心者でも何の抵抗も無くすんなり入っていけるのだから、非常に親切で、的確な導入といえる。監督の高雄統子という人は元々のアイマスアニメでも構成を担当していた人らしく、「アイマス」というコンテンツのどのあたりに魅力があり、何を売り出していくべきなのかはしっかりと理解しているようで、この「地に足をつけた」スタートは、決して派手さこそないものの、充分な導入になっている。この方向性なら、ゲームも背景も何も知らない初心者でも安心して追いかけることが出来そうだ。 今作は他のアイドルアニメに差をつける必要があるのに加え、更に本家アイマスとも差別化を図らなければならないのが難しい部分。全くの別作品ならば絵も違えば世界も違うのだからそこまで悩まずとも自然に差別化は図れるだろうが、元祖アイマスとの差別化はなかなか難しい。デザインが一緒、世界も(どうやら)一緒。一体何をオリジナリティとして押し出せばいいのか。1話目を見ればその答えは一目瞭然であり、当然のことながらタイトルに冠された「シンデレラ」という要素を強くすることで、「憧れの高みであるアイドルという夢を実現させる物語」として構成されている。元祖の方は、程度の差こそあれ一応は職業アイドルとして成立して以降の話であり、今回のような「シンデレラストーリー」とはまた違っている。「シンデレラ」というテーマ性はそうしたメインプロット以外にも細かく配されており、冒頭に出てきたガラスの靴のモチーフは分かりやすいし、執拗に描かれる「時計」のモチーフもシンデレラを想起させるのに一役買っている。もちろん、本当の「シンデレラ」ならば時計が12時の鐘を打つのは「終わり」の合図であるが、本作はどうやら「止まっていた時計が動き出す」「時計が進み、ヒロインたちは本当の姿を発揮する」という構成になっているらしい。今回登場した卯月は、時計の鐘が鳴り、アイドルとしての仕事が始まる時間を今か今かと待ち構え、渋谷凜の方は、鐘が鳴り、日付が変われば新しい自分の姿に挑戦することになる。こうして全体を統括するモチーフで個々のヒロインを彩ることによって確固たる「シンデレラ」を形成しており、作品の個性が打ち出されることになるわけだ。なかなかそつのない脚本である。 当然、こうした脚本は基盤となる映像が保証されてこそ描けるもの。やはりA-1アイマスの映像は華やかでよい。オープニングのライブも賑やかだし、何気ない表情1つでもいちいち可愛らしさにこだわっている。非常に地味な出だしではあったが、それだけに1つ1つの要素がじっくり見られるで、今後の盛り上がりにも期待していきたい。 あ、中の人の話。1話目は当然、へごってる部分を堪能するお話。やっぱりへごの声は元気になるよなぁ。アフレコ中は普段の汁気をどこに隠しているんだろう。じゅるじゅる。もう片方の凜ちゃん役の福原綾香は、事実上の初メイン。まだ何とも言い難い状態だけど、ポジションとしては765プロなら千早ポジでしょうかね。歌うと本番とか、そういう系? その他の面子も、作品のテーマに沿った若手が名を連ねていて色々と楽しみ。これまでずっとラジオで聞いていた「のじょさんのシンデレラ」がどんなものなのか、ついに見ることが出来るのかしらね。あと、また真礼が中二病キャラをやり、すみぺがロシア人をやり……いつも通りかい! ○「幸腹グラフィティ」 5 サトリナの手料理が食べたいです(間違った方向に直球)。このアニメ、ぶっちゃけ面白くは無いと思うんだ。funnyにしろinterestingにしろ、何か興味が引かれるようなシナリオラインがあるような話じゃないし。でも……サトリナの手料理が食べたいです(二球続けて)。 地上波放送のシリーズアニメとしては実は半年ぶりのシャフト作品。今回は監督に龍輪さんなのでいかにもなシャフトコンテになっているが、そこまでビビッドな表れ方になっていないのは、作品の性質故だろうか。過去のシャフトでいえば一番近いのは「ひだまり」ってことになるんだろうけど、それもちょっと違う。何しろアニメで飯テロを試みるという、何とも破天荒な作品なのだから。原作がどんな話かは知らないが、掲載誌がきらら系であることを考えれば大体予想はつく。そこに「食事」というメインテーマを設けて、萌え+飯というジャンルを切りひらく。「孤独のグルメ」の謎ヒット以来、昨今こうして「ただひたすら食う漫画」というのは一気に数を増したので、そこに萌え要素を加えて売りだそうというのは、我が国においては必然的な流れ。よく「好みの女の子」のアンケートなんかで「ご飯をおいしそうに食べる子」というフレーズは出てくるもので、「ご飯を楽しげに食べる女の子」はそれだけで萌えに直接接続出来るジャンルなのだ。 今回のシャフトの挑戦は、そうした「飯萌えジャンル」をどうやってアニメに落とし込むかという部分。そりゃいかに「萌えの一ジャンル」とはいえ、アニメーションにする上で「単に飯食ってるだけ」ってわけにもいくまい。そこをどうやって画面で見せるか、どうやって「単なる食事シーン」に終わらないようにするか。孤独のグルメのゴローちゃんのように「この人が飯食ってるだけで絵になる」お家芸になってしまえば勝ちなのだが、新規アニメでそれは難しい。となると、いかに「美味そうに」絵を作るかが勝負になる。そこに力点を置くことの重要性はスタッフが一番分かっており、何と今作、キャラクターデザインだの総作監だのとは別に、「メシデザイン」という謎の役職を設けている。そしてそこにはシャフトの作画陣のなかでも精鋭といえる伊藤良明を置き、1話目の「メシ作監」も彼だ。その結果としてとてもおいしそうに見えているかどうかは評価の分かれそうなところだが、少なくとも「このアニメは食べ物が主役なのだ」ということはよく分かる。わたしゃ録画分を翌日観るので致命傷は避けられるが、こんなもん、リアルタイム視聴で真夜中に観たら、そりゃ深刻なダメージは免れないだろう。 今後の課題は大きく2つで、1つは当然1クールのアニメとして続けていく上で飽きられないよう、どんなストーリーが展開するかという部分。どうやら女の子キャラは無闇に登場するようなので、その辺でやや百合気味に萌えを展開する構えか。メインヒロインの性格を考えるとあまりどぎついギャグでガンガン攻めるタイプの作品にはならないだろうから、やはり過去の作品でいうなら「ひだまり」あたりをベースにして、着実にキャラを立てられる構成を考えてほしいもんである。シャフト+岡田麿里というのは実は初めての組み合わせなのだが、このコンビネーションが上手く機能することを期待したい。2つ目の課題は、シナリオ自体に加え、食い物の方も飽きられないように展開する必要があるという部分。1話目は馴染み深さで直接的に訴えかけられる鍋、うどん、いなり寿司。確かに堅実なところだが、このまま延々似たような食材ではやはりマンネリ化は避けられまい。ここでどういう食べ物を見せてくれるか、というのも気になるところである。個人的には、甘いものを本気でやられた時にどのくらいのダメージが来るかがちょっと楽しみ。 そんなわけで、何かが炸裂するようなことは決して無い作品だとは思うのだが、堅実に積み重ねれば立派にこのジャンルの草分け的存在になれる可能性も秘めた作品である。一体どう転がっていくのか、楽しみ半分、不安半分で生ぬるく見守っていきたい。でもさ、もうキャストの力だけでもどうにでもなると思うけどね。中の人は「色気と食い気の同居を目指す」、大亀あすか。シャフト作品は「電波女」以来か。亀ちゃんが実写で飯食ってるだけでもそれなりに楽しそうである。子供を見守る大人勢には何故か野中藍、広橋涼など、あまり大人の落ち着きが感じられない面子が揃えられている。おそらくメインヒロイン・リョウちゃんの母性を引き立たせるための配役かと思われる。つまりはグッジョブである。 というわけで佐藤利奈である。気付けば今年度はすっかりサトリナイヤーになった気がする。色々と世知辛いこのご時世、世界はサトリナ成分を、母性を、姉性を求めているのだ。最近は元気っ子系が多かったが、ここで久しぶりに「姉キャラ」を存分に発揮して我々の胃と脳を満たしてほしいところ。世界はサトリナで出来ているのです。サトリナの手料理が食べたいです(ゲームセット)。 ○「蒼穹のファフナー EXODUS」 5 ファフナーかぁ。確認すると、1期の放送がなんと10年以上前の2004年。一応自分の手元に何か記録が無いかと探してみたが、残念ながらこの「新番チェック」の前身となった簡略感想を記録し始めたのがその直後の時期からだったので、この作品については何も残っていない。わざわざ記録を確認したことからも分かるように、全く詳細を覚えていない作品である。最後まで観ていたかと思ったのだが、いくら考えても結末を覚えていないし、多分途中で視聴をやめてしまったのだろう(当時は今のように強迫観念に駆られてアニメを見続けることはなかったので、肌に合わないと思ったらすぐに視聴を打ち切っていた)。覚えているのは、「ステルヴィアに続くangelaの躍進のきっかけ」っていうことと、何となく松本まりかの仕事がまずくて印象が悪かったこと。あと、この当時のまつらいさんは「まつらいさんが声を当てたキャラは儚げに死ぬ」と思っていたこと。やっぱり当時から中の人の記憶がメインであった。この当時は今以上に「ロボットものはちょっと」っていう苦手意識が強かったことに加え、ちょうど「ガンダムSEED DESTINY」がほぼ同時期に始まっていたり、なかなか取っつきにくい状況だったのですよ。これのすぐ後に始まったのが「アクエリオン」で、「こういう馬鹿しかいないアニメだと楽に見られるのになぁ」と思ったり思わなかったり。 そんなわけで、1期のことはもう「覚えてない」じゃなくて「知らない」でいいと思う。その後もシリーズ作品としては劇場版があったりなんだりの展開もしていたようだが、流石に追いかけていなかったので、「新しいアニメ」と思って見て問題無いだろう。残念ながら「完全に別世界の話」とかじゃなくてがっつり1期と繋がっている様子なので一見さんにはやや辛い部分もありそうだが、1話目の導入はちゃんと世界観を説明してくれているし、決して敷居の高いものではない。身内同士の会話なんかは1期を知っていた人にのみ伝わる部分だろうし、知っていた方が楽しめるのは間違いなかろうが、それでも完全に置いてかれる、って感じではない。今からでもちゃんとキャラを追いかけていけば理解の追いつく部分ではなかろうか。 となると、問題は「そこまでして追いかける価値があるのかどうか」である。1話目の印象としては、「それなりにありそう」。わざわざ10年の時を超えて復活した作品ということはそれなりに望まれたものなのは間違いないだろうし、制作チームだって相応の気合いを入れて作っているだろう。XEBECのロボアニメというと前クールにちょっと残念な作品があった気もするが、今回はまさにロボアニメ・SFアニメの専門チームによる、久しぶりに「マジになったXEBECのロボ」である。気合いの入り方は充分伝わってくるし、やっぱりどんだけクドくても気合いの入った平井絵は嫌いじゃない。あまりに1期の内容のウェイトが多くなるとギブアップしてしまうかもしれないが、出来る限りは追いかけていきたいところである。 中の人については、1期からの続投がほとんどということで、今となってはあまり見なくなった懐かしい名前もずらっと一堂に会しているのが嬉しい。かつては抵抗を覚える理由になっていた松本まりかなんてのも今じゃ懐かしいばかりだし、最近あまり声を聞かなかったまこっつ、それに葛城七穂なんて名前も。なんだか同窓会みたいで、こういうのも悪くない。 ○「冴えない彼女の育てかた」 4 すげぇ、1話目でここまで何も見えてこないアニメってのも珍しい。いや、見えてるけどね、エロいであろうこと、ハーレムであろうこと、そして主人公の独白はウザいであろうこと。でも、そういう要素は理解出来ても、何をする世界の何をするストーリーなのかが見えてこない。逆にここまで潔いと、かえって興味を引かれるくらいである。 亀井幹太監督作品。個人的には「うさぎドロップ」の印象が強く、その後っていうと「俺修羅」になるから、「おっ、久しぶりにノイタミナ担当するのか」って思って確認したら、そういや「龍ヶ嬢七々々」ってこの人だったのか。すっかり忘れてた。過去4回の監督作品のうち3作がノイタミナなのね。「七々々」はなぁ……。まぁ、とにかく本作はそんな亀井幹太のカラーが非常に分かりやすく出ており、画面は見やすい作品である。縁取りを強めにとってパステルカラーを意識した独特の色彩で飾り立てる亀井スタイルは、「うさドロ」の時にはどこか浮世離れした、静かに動く世界に非常にマッチしていた。「俺修羅」の時にはポップな色彩がヘンテコヒロインアニメの賑々しさを引き立ててくれた。ただ、今回はどうだろう。なんか、キャラ絵が浮き立つな。これってキャラクターデザインの好みの問題なだけかもしれないが、今回はちょっと背景とのミスマッチが気になる。多分もう1話くらい見たらすぐに慣れる部分だとは思うのだけど、キャラがどぎついエロを展開する部分もあるので、いつも通りのふわっとした感じともちょっとかみ合わせが悪いような。いや、エロいボディラインの描き方はほぼ完璧なんですけどね。流石にずっと女の子の全裸ばっかり映してるわけにもいかないからねぇ(もし実現するならそれはそれでいいんだが)。画面のデザインをどういう方向性で落ち着けるのかが定まらない、っていうのが映像面での不安要素。 そしてシナリオである。「松岡系主人公」っていう言葉を作っておけばそれでいい作品なのかな。「1話目の時点で既にハーレムが完成しており、特に理由も無く真ん中にいる主人公が肉欲の海に溺れている」という状態は前クールだと「異能バトル」と同じ設定なんだけど(いや、異能の方はずっと健全でしたけどね)、本作のヒロインの絡み方、台詞回しのラノベ臭い痛さはちょっと看過出来ない。冒頭からメタレベルの高い発現をするのは「ゲーム制作サークル」という設定から自然に出たものであり、作品世界の中では自然なのだろうが、どうしても昨今の「オタク向けラノベデザイン」のテンプレであるように見えてしまって鼻につくのである。おかげで黒髪ロングのかやのんヒロインが現時点では一番鬱陶しいという残念な結果に。せっかくのS系かやのんなのに。愛衣ちゃん大勝利なのに。逆に一番素直に見られるのは矢作パイセンがやってる近距離パワー型ヒロインかな。あけすけなエロが売りになるんだったら、こういうストレートなヒロインの方が見やすくてストレスフリーである。いや、今後エロが売りになるかどうか分かんないけどさ。 結局、「どういう見方をすべきなのか」が一切定まらないのが不安材料なんだろう。別にアニメは1話目で全部見せる必要なんてないのだし、「さぁ、こういうメンバーが集まって今から楽しいお話が始まるよ」ってな1話目でも全然構わないのだが、最後のモノローグでは青春部活ものみたいに見えるし、冒頭はどう見てもポルノ産業だし、セッティング自体は脳みそからっぽハーレムラノベだし、振れ幅が大きくてオロオロしてしまうのである。次回からそういう視点も多少は定まるだろうから、今回の第一印象よりは見やすくなることは期待したいんだけど。その辺は決して下手な監督じゃないので、大丈夫だとは思うんですがね。しかし……ノイタミナっぽくないアニメだなぁ。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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