最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「TSUKIPRO THE ANIMATION2」 ー 序盤の大量のメンバーが押し寄せてくる展開はちょっと笑った。 でも笑わせちゃダメだろ。いや、知らんけど。「2」ってことは「1」があったんだよなぁ、って思って確認したら新番チェックが2017年に確認されたが、残念ながら最終評価は見当たらなかった。つまり、途中でリタイアしている作品ということになる。うん、ごめん、1ミリも覚えてない。そして、1話目を観た感想はだいたい4年前と同じっていう。オープニングのダンス作画なんかはみるべき部分ではあると思うのだが、今時そんだけでセールスポイントになるわけでもなし、それ以降の通常パートのキャラ作画がなんか怖い。明確にはわからんのだが、どこか不安にさせる造形だ。そして、特に説明もなしにいきなりいっぱい野郎が出てきて当然のように「お仕事大変だナー」っていうお話が始まって、「お前らどこの誰やねん」という感情のままで最初から最後まで駆け抜けてしまった。多分、4年空こうがなんだろうが2期目であることに変わりはないので、本当にファン以外に見せるつもりはないのだろう。流石にこれはパスしていいと思う。だからなんでよりによってアイナナとシーズンかぶるんだよ。男性アイドルもの、何故か必ず2つ以上同時にやってるイメージあるわ。 PR ○「うらみちお兄さん」 5 悔しいが、突発的に野生の宮野に笑ってしまったので痛み分けにしといてやろう……宮野ならマジでチンダル現象で30分くらい引っ張れそう。 ネットで特定の画像なら見かけるタイプの漫画。だからなんとなく知ってたような気はするのに、よく考えたら中身は1回たりともまともに読んだことはなかった。だいたいAパートでやってたような内容なんだよな、っていうのは知ってたはずなのだが、そこからBパートの展開が思ってた方向と少し違ったので、これからどうなるものかはちょっと気になる。 まぁ、Aパートみたいな子供相手のネタだけではそんなに長期連載を引っ張れるほどのネタが出てくるわけないもんな。もうちょい多方面に膨らませるのは普通だよな。そして、メインキャラの数が増えたおかげで、完全なる中の人アニメと化している感がある。主人公をひろCがやるのはまぁ分かる。ややバックグラウンドの神谷性が強すぎやしないかという気もするが、やさぐれ役はお手の物だし、これはこれで「もう、あとは全部丸投げしちゃえ」と思えるくらいの安心感はあるだろう。しかし、周りのキャストがあとは悪ふざけである。杉田と中村、下手したらじゃんけんでどっちの役やるか決めた可能性すらあるし、ポプテピピックだったら来週2人がスイッチしてても気づかないレベル。そして「座組みの中にキングレコードがいる」という事実しかわからない宮野・水樹という無駄な配役。いや、その宮野に引っ張られてるので全然無駄じゃないのだが……こんな露骨に手を回してるキャスティングもなかなか見ないわ。そしてディレクターが賢雄さん、ナレーションが芳忠さん。やりたい放題である。よくみるとAD役は花江くん。多分どこかでなんかしてくる。子供達のキャストもいっぱいいるのだが……並み居る女性キャストの中にこっそり永塚拓馬が混ざってたのはさすがである。 中の人の話しかしてないけど、そういう見方が正解の作品なんじゃなかろうか。あとはどこまでこの流れで引っ張れるかだな……。既刊5巻か。意外と連載できてるやんけ。 ○「精霊幻想記」 4 うん、だから、もうこういう作品をどういう風にいじったらいいのかもよく分からんのだ……「見たことある奴」って書いたら「お前のその感想も見たことあるんですけどォ!?」ってキレられそう(誰にだ)。 というわけでなろう。オープニングで久しぶりに正統派のキリトさんフォロワーが出てきたと思ったらマジモンの(中の人)キリトさんで笑ってしまった。例の大集合コピペ画像に加わること必至。そして中身についても全くいじるところはない。マスターに「いつもの」って頼んだから黙って差し出されるタイプの導入である。一応違うのは、主人公が前世の記憶とまだ折り合いをつけてないあたりで、一応ファンタジー作品としても成り立つようには設定されているのだが、「これ前世いらないじゃん」もすでに使用禁止文言みたいになってるしなぁ……。 映像部分は並、特に悪い部分はないが、キャラ造形も量産型なので広げようがない。一応監督がヤマサキオサムってのは個人的には加点要素ではあるのだが何か一気に逆転する手立てがあるというタイプの人でもないだろう。おそらく粛々とこの世界を見続けていくだけの展開になりそう。まぁ、「無職転生」くらいのクオリティまで上げてくればワンチャンある気もするが、製作はトムスなんだよなぁ……やっぱのびしろないなぁ……。
○「現実主義勇者の王国再建記」 4 なろう欠乏症の患者さんがいるなら真っ先に処方してあげる、そんな、すぐに溶けてすぐに効くタイプのなろう。用法用量を守って正しくお使いください。 どうしよう、もう1話目からして特に触れるべき部分がない……。いや、一応テーマとして「内政」を持ってきたのは新しい部分なのかもしれない。チート魔術を使って敵陣を粉砕もしないし、現代から叡智を集めたスマートフォンを使って受け売り知識でドヤ顔をしたりもしない。もちろん、現代の料理技術で文化マウントを取るなんてもってのほかだ。そういうことをせず、とにかく自分の腕だけで生きていこうとしている様子は、ある意味ではあまりなろうらしくないのかもしれない。 ただ……やっぱり雑だぁ。結局マウントは取らなきゃいけないからさ、あまりにもわかりやすい、「主人公を有能にしたいなら周りの異世界民を凡愚にしてやればいいじゃない」プレイが綺麗すぎて……。しかも何がすごいって、こいつがやってることの何がマウントなのかもよくわからねぇってことなんだよ。思いついたことを適当に言ってる雰囲気については小泉進次郎もかくやという中身の薄さで、もしかしたらこの異世界のレジ袋は駆逐できるかもしれないが、それがどのように「再建」に関わっているのかはよく分からない。そりゃま、1話目だけでそれがわかるはずもないのだろうが、なんで主人公目線で「それで行ける」と思ったのかもさっぱり分からないんだよな。もう、事前に「あなたがマウントを取れる世界を用意しておくから」と言われてるようにしか見えないわけで……まー、この導入とディティールの雑さこそがなろう的だと言えるんだろう。 制作体制は、スタジオがJ.C.で監督が渡部高志というノスタルジックな座組みである。この人の担当作品は本当に低め安定が常だからなぁ。最低限の形にはするけど、そこから上は目指さない、みたいな印象。原作ものを波風立てないようにまとめる姿勢はある意味で稀有な才能とも言えるのかもしれないが、何かを期待するようなものではないだろう。改めて仕事を確認したら、渡部さんの監督作品が5年ぶりってのはめちゃめちゃ意外だったけどね(2016年の「タブー・タトゥー」以来らしい)。 まぁ、ソシャゲのデイリーをぽちぽちやりながら流す環境音楽としてはちょうどいいんじゃなかろうか。 ○「探偵はもう、死んでいる」 4 冒頭、出だしの流れから「おっ、JDCか?」って期待(?)したんだけど、だいぶ違った。 なんというか、ことごとく勘どころが合わない作品である。タイトルで勝手に「ミステリ系の作品かしら」と期待したら全然違ったことで肩透かしを食らったというのも理由ではあるが、なんだろう、こうしてラノベ的言い回しにいちいちイライラしたのは久しぶりな気がする。 今期やたら多い初回1時間作品ってことで、おそらく制作側は気合が入っているのだろう。監督は初作品となるみたいだが、製作は「フルダイブ」を担当していた ENGI。CGも交えて線の細かい作画は、1話ということでかなり気合が入っていてアクションシーンは素直に楽しいものになっている。それだけなら文句なしで加点要素だ。ただ、残念ながらシナリオ部分が致命的に引っかかる。まー、不条理な出だしになっているのはおそらく意図があってのことだろうし、この訳のわからない世界を少しずつ紐解いていくことが目的なのだろうから、1話目で意味不明だと断じて印象を悪くするのも早計なのだとは思うが、それにしたって、「この先をもっと見たい」と思える程度には導線を作って欲しかったところだ。何がきついって、この世界がどんな世界なのかが全然想像できないため、寄って立つところが見当たらないということ。特にテーマが「探偵」ということで、1話目でも探偵が「推理」(???)するシーンは色々と出てくる。しかし、それはいわゆる一般的なミステリにおける推理とは異なり、ほぼ単なるこの世界の特殊設定(?)の説明というだけである。いくらでも後出しで「そこは現実と違うところだから」と条件がキャンセルされてしまうので、探偵の魅力につなげることができない。いや、だからおそらくこれはミステリ作品ではないのだろうが……本当に、どの要素をどういう目線で楽しめばいいのかが分からないのである。メイン2キャラの行動原理が全く分からないというのは1話目としてはかなりキツい条件だ。これにさらにラノベ特有のもって回った匂いのキツい言い回しが加わると視聴のテンポも悪くなってしまい、どれだけ映像面でプラスの要素をもってこようとも、それにもまして悪感情が累積してしまう。ぶっ飛んだ設定にするなら、もっとぶっ飛ばして余計なテンプレ要素を排除した方が目を引いたと思うのだが。 まぁ、それもこれも全部「まだよく分かっていないから」と言われればそうなのかもしれない。西尾維新だって最初はその強烈な匂いで受け付けなかったことを考えるなら、これが独自の味わいになることもあるのかもしれない。問題は、そこまで追いかけるモチベーションが維持できるかどうかだ。 ○「アイドリッシュセブン Third BEAT!」 ー ついにサードまでこぎつけたか。男性アイドルものって、女性アイドルものよりもロングランになる傾向にあるね。女性アイドルものでこんだけ1つのグループだけで作品数重ねてるタイトルってないんじゃないかしら。 2期のあたりからだんだん独特の空気が味わいになってきた感がある作品。単にキラキラドキドキというアイドルものではなく、業界の裏側とか、胸糞悪い要素も平気で盛り込んで「芸能界ってやっぱりクソだわ……」という嫌なメッセージを伝えてくれるのが最大の特徴だろうか。他のアイドルものにもそういう要素はあるだろうし、出てくる敵キャラの現実味がなくてカッ飛んでるところなんかは他作品と一緒なのだが、何だろう、アイナナの場合の悲劇って、やたらねちっこくて鬱々とする要素が多い気がするのよね。その辺りの無遠慮にドロドロできる空気を今後も大切にしてほしいな、と思っているわけだが、1話目を見る限りでは心配も必要なさそう。やっぱりドロドロしてるわ。 ○「死神坊ちゃんと黒メイド」 4 いわゆるおねショタである。割とまっすぐにおねショタである。幸か不幸か、当方おねショタは嫌いではない。好きか嫌いかと問われたら好きな方である。嫌いか普通かで聞かれたら好きな方である。でもその実嫌いなんでしょ、と聞かれたら好きな方である。 ただ、残念ながらこの映像ではいまいちピンとこない……。なんかどっかで見たことあるデザインだな、と思って確認したら、案の定「ハイスコアガール」と同じ監督の手によるものであった。うーむ、まぁ、「ハイスコアガール」の例を引いたのだったら「だんだん慣れるよ」ということでもあるのだろうが……ぱっと見の印象は好みじゃないんだよなぁ。すげぇのっぺりして生きてる感じがしないからなぁ。なんか一昔前のCGアニメっぽいカクつきっぷりなのよね。坊ちゃんの顔がもともと鋭角要素が多いせいでそう見えるのかしら。このデザインではせっかくおっぱいを見せられてもあまり真に迫ってこない。 また、お話の中身の方もどんな感情で処理したらいいのかがよく分からない。エロに走るのだとしたら重たい要素がなんか引っかかるし、重たい設定ドラマにしようとするとエロが浮く。とても食い合わせが悪い。まぁ、「触ったら死ぬけどギリギリまで近づいてくる彼女」って部分が最大の萌えポイントになるわけで、そこを補強するにはやっぱりある程度重たい世界観が必要にはなるのだけど……残念ながらそういう方向で泣きながら興奮するような性癖までは持ち合わせてないのでなぁ。まぁ、頑張ってこのキャラクターに慣れていくしかないかな。天然ドピンクメイドってのはそれだけで単純に加点要素になりうるしな。 というわけで、そんなピンクメイド役を担当するのが、いよいよメインヒロインを勝ち取り初の主演となった真野あゆみ。ここまで長かったなぁ……いや、まさかこんな役でメインになるとも思ってなかったけども……。良いものを持っていると思ってるので、なんとかここからもう一手先へと進んでほしいところである。いや、エロい役とかそういうことでなくてね。
○「天官賜福」 5 もうそろそろ白状してもいい頃だと思うが、実は私、前クールで途中から視聴せずにフェードアウトした作品があったんですよ。正確に言うと冬クールスタートの2クール作品だったのだが、そのタイトルを「魔道祖師」という。一応言い訳をすると、1クール目が終わって2クール目に切り替わる際に、他の番組との兼ね合いで予約録画の調整をいじっていたら、いつの間にか予約が切れていたらしいのだ。ただ、そうして予約が切れてからも全然そのことに気づいておらず、一ヶ月くらい経ってようやく「あれ、そういえばあのアニメ、ここ最近見てねぇな」って気づいたのである。まぁ、それくらいの視聴体制だったために切れてしまったことも大してショックではなく、結局無言のままにレコーダーから消して存在自体を忘れることにしたのであった。 何が言いたいかというと、本作もそんな「魔道祖師」と同じ中国発のアニメーションである。そして何故か、雰囲気もすこぶる似ている。現状、これで中国製作のテレビアニメは2本目となるのだが、たまたま同じようなテイストの作品だけが日本に流れ着いているのだろうか。「羅小黒戦記」は雰囲気が異なるが、どっちにしろ異能の仙人のバトルっていう部分までは一緒だ。そういうアニメばっかり輸入されてくるのはなんでなんでしょうね。別に中国だっていろんなジャンルのアニメ作り始めてるだろうに。 で、そんな「魔道祖師」は何故観るモチベーションが低かったのかというと、とにかく話についていけないからである。1話目からもっと頑張って調べながら視聴していれば違ったのかもしれないが、毎週数十本視聴するアニメの一本として紛れ込み、漠然と流れていく姿を追いきれるものではなかった。ハードルは色々とあり、現状でそれを絞り切れていないのだが、大きく「人名が分からない」というのが原因として考えられる。ほんとにさ、中国人キャラの名前ってさ、覚えられないのよ。全員1音2音だから印象に残らないのよ。人名が覚えられないと、会話の中で出てくる誰が誰なのかが分からなくなり、あっという間にお話についていけなくなる。そういう流れである。あとはまぁ、純粋に文化的なバックグラウンドが違うため、どうにもあっちの人には自然と受け入れられるような描写も、日本人目線だと意味が追い切れないというシーンも多そう。前にも書いた気がするが、こう言うのを見ていると日本のアニメを追いかけてる海外ファンの人たちってほんと偉いな、と思う。 翻って今作についてはどうかというと、これまた「魔道祖師」と状況はほぼ同じだ。映像は間違いなくハイクオリティ。どこかufotableを思わせるような繊細なタッチに、国力を示威するかのような動画枚数。日本のアニメを飲み込まんとするチャイナ・アニメの基礎力の高さをうかがわせる。色々と議論のあるところだろうが、確実に中国アニメの技術は世界を取るところまで来ていると思う。そして、そんなクオリティは認めつつも、やっぱり話についていけないのである。同じ轍を踏まぬよう、今度はちゃんとキャラクターの名前を調べて、1話1話丁寧に見ていけば追いかけられるのかもしれないが……どうなんでしょうね? それでもやっぱり、前提となっている文化ベース、知識ベースが違うので色々とついていけてない感はありそうだしなぁ……。まぁ、少しずつ慣れていくしかないところだと思う。せっかく放送されているのだから、なんとか中華アニメも楽しめるようになった方がお得に決まっているのだから。……中国語勉強するしかないか!? |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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