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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
3.14は魔法の言葉、第6話。これは……色々と考えを改める必要があるかもしれない。この作品との対峙する姿勢を。
4話の手強さが呂布クラスだったとすると、5話は一気に魏続レベル。「やっぱり大したことは無いじゃないか」とホッとしていたら、6話は張遼レベルまで押し戻してきた。油断ならない。そして悩ましいのは、この作品において「何が面白いのか」をうまいこと明文化出来ないことである。いや、面白いのかどうかすらよく分かっていない。だって、普通に考えたら面白くないのだもの。 今回は特にBパートはストーリーを追う流れになったのであまり面白くはない。オチのひどさには笑ったが、Aパートが頑張っていたおかげで、中盤はむしろつなぎのイメージで多少尺も間延びした。そうした「ちょっと緩んだ部分」が見えると、やっぱりこの作品は基本的に面白くないんじゃないかと思える(4話は間延びどころか息つく暇も無かった)。 しかし、Aパートは勢いもあり、理不尽さ、テンポの崩し方など、4話に負けず劣らずの出来。特に今回は動画面での力の入り方が随所で分かりやすく、シャロのパタパタした騒がしさが見ていて気持ちがいい。台詞によるネタも間断なく詰め込まれており、個人的には王女と出会って首のクラッチを決められた直後の「やっぱ鏡?!」には不覚にも崩れ落ちた。もう訳が分かりません。王子登場時の変態シーンの無駄な作画の気合いとか、背景に流れるかまぼこ、クラゲなどの無意味なイメージ描写、確実に「物語を紡ぐこと」以外に力点を置いている時のこの作品のパワーは、他では味わえないものがあります。 しかし、この手の不条理を売りとした作品はやはりリスキー。外す時には完全に外すからだ。おかげで、毎回油断が出来ないのである。うーむ、こういう博打性の高い作品もありっちゃありだな…… PR
イエーイめっちゃ科学サイドな第6話。禁書には基本的に興味がありませんが、レールガンなら話は別です。今日の黒子も平常運転!
って勝手に盛り上がってみましたが、正直どういう扱いになっているのかもよく分かりません。先週までのシスターぞろぞろエピソードはもう終わったんだね。当麻が病室に入ると1エピソードが終わったことになるんだな、この作品は。で、あまり連続して働かせると流石の上条さんも死んじゃうので、ちょっとインターバルを置くために御坂さんに働いてもらおうと、そういうことだったんだろうか。「超電磁砲」のエピソードでもそこまで多くなかった黒子メイン、掛け値無しで楽しむべきものです。 序盤のシャワールームからショッピングまでは、完全に黒子のターン。しおらしい演技で釣っておいてからの全裸ドロップキックに、下着売り場での勝手な妄想とテンション芸。御坂の心情分析に関しては、この人の右に出るものはいません。一応この作品は「禁書」であり、製作スタッフも異なってはいますが、ここまでの流れは「超電磁砲」の続編として見ても遜色ない、愉快な流れでした。 ただ、初春が登場し、黒子が真面目に仕事をし始めると、少しずつ雰囲気は「禁書」寄りになっていく。テレポーター対決という黒子が初めて直面したガチピンチは、バトルだけを見ていれば普通のシーンなんだけど、相変わらず敵役の言っていることの意味が分からない。専門用語はポンポン出てくるし、もうそれを追いかけるほど中身も理解してない。なんだかよく分からないけど、「いくら何でも油断してしゃべりすぎだろお前」という感想しか出てきません。明らかに実力に差があるとはいえ、黒子は優秀な戦闘員であり、不意打ちにも適した能力なんだから、あそこまで余裕を見せている敵にやられるがままっていうのはちょっとおかしいと思うんだけど(やろうと思えばそのへんの砂粒や小石に触って、相手の体内にテレポートさせて内部から破壊することだって出来るだろうに)。ま、バトル云々はこの作品で文句をつけるときりがないからね。一応、序盤に御坂を襲ったドロップキックと全く同じ構図(左右は反転)で敵に飛びかかるシーンなんかは、気が効いていて面白いと思った。 そして、続く浴室のシーンも色々と感じ入る部分。ガラス戸1枚を隔てて会話を続けるルームメイト2人。黒子は必死に自分の負傷と、「知ってしまった事実」に触れずに会話を進め、扉の外の御坂も同じように当たり障りのない会話でこれを返す。一見するとすれ違ったように見える2人なのだが、後のシーンで御坂が全てを理解していたことが判明するのだ。もちろん、視聴者側から見ても、浴室のシーンで御坂が「気付いた」であろうことは察することが出来るようになっており、そのさじ加減が上手い。「背中合わせ」という構図も象徴的なものだが(別方向を見ているが、二人の距離は最も近い)、会話のテンポとか、選んでいる言葉とか、そうしたさりげない部分から、あの会話における御坂の気遣いが伝わってくるのである。「超電磁砲」のクライマックスでも感じたものだが、やっぱりこの2人の絶対的な「友情」の描写は見ていて気持ちがいい。 最後は御坂さんが直接敵に殴り込みにいったわけですが、絡め手で攻める相手にはさしものレールガンも戦いにくい。圧倒的な不利を理解しながらも最愛の人の闘争を引き受ける黒子。シリアスでも見せてくれそうですぜ。 今回は他にも、実に久し振りに見たラストオーダーが一方通行と一緒に入浴シーンを披露。ょぅι゛ょとのサービスシーンとは、一方通行もひどい立ち位置だ。御坂妹も登場して何故か突然脱ぎ出すというサービスを披露しているわけだが、御坂シリーズはそういう要員なんだろうか、よく分かりません。私が考えることは、「このままラストオーダーの出番が増えればいいなぁ」と、それくらいのものです。 どうしてこうなった……第4話。え? 何コレ? この作品ってこんなんだっけ? いや、どうにも……ちょっと脳内で処理が追いついてません。先週までは、割と普通にしょうもない作品だったんだ。いや、今週もしょうもない。しょうもないのだが……なんだこれ。ちょっとまて、考える時間をくれ。 あまりに気になってざっとネットの評判を漁ってみたのだが、大体の視聴者が、やっぱり困っているみたいだ。この脚本は、多分普通の神経では書けない。全盛期の桜井弘明もかくやというギチギチに詰め込まれたネタと、掛け合いというレベルすら凌駕する台詞とネタの嵐。そこに求められているものはただただ勢い。意味なんて求めたら負けだ。その上でさらに不条理に便乗したパロディネタや天丼、絵ネタ台詞ネタ文字ネタ、1つ1つ見れば単なる理不尽でも、ここまで詰め込まれると、文字通り突っ込みが追いつかない。そもそも、どこを突っ込めばいいのかもよく分からない。だって、シナリオに沿った意味など無いのだから。「空気読め」のシーンとか、久し振りにリアルで「言葉を失う」という経験をした。「縛られた縄は食ったよ」じゃねぇよ。 なるほど、この勢いと不条理による笑い、確かにこれはギャラクシーエンジェルの後継機といえるかもしれない。これで先週までの流れを全て忘れて無茶苦茶な設定で毎週オムニバスを紡げば完璧だ。これを毎週やられたら……ヤバイ。急に来週が不安になってきた。何が出てくるんだ、このアニメ…… せっかくの機会だと思って改めて「GA」にどんな話があったかを確認したくてwikiを見にいったのだが、やっぱりGAのスタッフの充実っぷりはすごいな。アニメバブルの全盛期に作られていた作品だが、今のアニメシーンを牽引する人材が脚本・演出にぎっちぎちに詰まっている。この作品も、必死に木谷さんが盛り上げていけば、後世になってから伝説となるのかもしれぬ。 今回コンテを切ったのは神保昌登氏。どこかで聞いた名前だなーと思ったら、毎週必死で分析記事を書いていた「地獄少女二籠」で演出を手がけていた人だ。22話「憧憬」の演出とか、今でも鮮烈に覚えてますが。まさかこんなところでこんな衝撃的な再会を果たすことになろうとは。今後も細心の注意を払って今作のスタッフを見守っていきましょう。 大筋では全く予想外なことなど起こらなかった最終話。予定調和の連続でも、何故こうも試合に身が入ってしまうのだろう。櫻花會と朝香中の最終決戦は、野球漫画のお手本のような一進一退の攻防が続く。 最終回ということで、今までやってきたことを全てまとめ上げることが必須となる今回。「逆転される」→「個々人が持てる全てを発揮(小梅は親父オプション付き)」→「切り札はナックル」というところまでは完全に予想通りだったのだが、想定外だったことは、あっさり逆転されたこと、お雪が怪我をしてしまったこと、そして、最終打席が晶子だったこと。個人的には負けパターンなら小梅、勝ちパターンなら巴だと踏んでいたのだが(あと、序盤で一回ナックルで失敗する行程も予想外ではあった)。 さておき、今回そんな予定通りの進行だった中でもなんとナイン全員がそれぞれに見せ場を作るという、「サービスシーン」がきちんと設けられていた。1人ずつ観ていくと、胡蝶は当然の内野安打。乃枝は相手がフォームを盗んでいることを逆に利用するという策、巴は満塁ホームラン、晶子はナックル、小梅は最終打席のヒットとナックルキャッチ。このあたりまではあって当然という気もするのだが、他にも、鏡子が難しい外野フライの処理。構図やキャッチまで全て10話のラストを再現しているというあたり、芸が細かい。お雪は怪我の原因になったファインプレーだけでもおなかいっぱいだと思ったのだが、その後も痛む手を振り切ってのヒット、そして環とのコンビプレーはなんとあのアライバ連携。あまりのテクニックに爆笑してしまった。そして影の薄い静にまで連携でファインプレーがあったし、あげく記子も「敵の作戦を見破る」という使命があった。最終回の試合の流れの中で、きちんと10人の見せ場があるってのはものすごいうれしかった。 他にも回収すべきものは余すことなく回収しており、例えば晶子と岩崎の関係や、小梅と三郎のラブラブっぷり、また、以前も少しだけ気にしたことがあるが、最後まで謎だったお雪が野球をする理由が、ここでようやく明らかになった。完全にギャグエピソードだと思っていた「麻布八景娘戯」での顛末も巴の「吹っ切れちゃったホームラン」のシーンに活きてきたり(まぁ、乃枝は可哀想だったけど)、今まで櫻花會を応援してきた人間にとっては、大満足の天王山。 結果的には朝香中に敗れはしたものの、朝香中のメンバーが全員誠実な野球人だったおかげで全力の試合が出来たし、最終回の4番からの攻撃の流れ、展開も非常に素晴らしい。アニメの筋立てからいうと、「親父パワーで小梅ヒット」→「因縁に決着を付けるべく、晶子が全てをかなぐり捨てて渾身のセーフティー」→「1塁の塁上では晶子が勝利」→「小梅の想いが強かったためにクロスプレーに持ち込む」→「僅差で敗退」という流れ。全てのプレイが手に汗握る展開で、普通の野球漫画としても面白かった(まぁ、普通の野球漫画ならセーフティーから2塁ランナーは突っ込まないとは思うけどね)。いやぁ、野球って本当に面白いなぁ。是非続編でパワーアップした面々の試合が見たいです! 最後に気になったので確認したのだが、やはり晶子の投げる魔球はシンカーのように見える。「手元で落ちる」と言われていた割に縦の変化は少ないし、球の回転からしてフォークはない。利き手側の変化とすると、やっぱりシンカー。 全ての始まりとなった、因縁の対決が幕を開けた第11話。これが見たいがために続いてきた物語。全ての努力が、ここに結集する。 とはいえ、序盤はまず、野球をすること自体がなかなかうまくいかない。手に血豆を作るほどに努力をしてきた小梅だったが、その隠れた努力は、今のところ親には伝わっていなかったらしい。視聴者の大半は思ったろうが、こないだの騒動(9話)のあと、親父さんの誤解は解けてなかったのかよ。高原との関係性を否定するだけじゃ親父さんは納得しない気がするんだけどなぁ。とにかく寝耳に水の親父さんは、勘当を言い渡して娘を突き放した。ただ、あの様子だとラストの球場に応援にくるフラグは立ちまくってる気がするけど。 そして、さらに問題だったのは小笠原家。こちらは娘を軟禁状態にしてしまうという強硬手段に出たわけだが、晶子大好きな運転手松坂さんの努力のおかげで、見知らぬ民家の塀に大穴を開けつつも何とか突破。「この時代から、やっぱり持病と言えば癪なんだなぁ」とか、「柔道有段者の書生はやっぱり九州男児なんだなぁ」とか、ベタベタっぷりに苦笑いしか出てこない。ストーリーに余計な引っかかりを残す必要はないので、このあたりはシンプルイズベストですかね。シーツをつなげて窓から逃走を図るのもお約束中のお約束だなぁ。晶子の部屋は暖炉もあったので煙突ってのもありだとは思うけど。 そしていよいよ試合が始まる。「スタミナに不安を残したエースピッチャーが試合前に肩も作らず、息を切らせて球場に駆け込んできて大丈夫なのか」とかは気になるけど(前日は夜中にタオルピッチングしてたけど)、細かい演出から、彼女たちの準備が万端であることが伺える。個人的に一番感じ入ったのは、胡蝶が試合前に風向きを確認していたカット。基本基本。さらに乃枝の入れ知恵で審判を味方に付けたり、相手がなめてかかっているところにつけいったりと、出来ることは最大限にやっている。前回試合をしたときに達成できなかった「3つ目のアウト」がとれただけでも、その成長は感じ取ることが出来るだろう。そして初回の3得点。足で稼げる胡蝶はまだしも、雪やタマまで出塁出来たのは出来すぎの感すらある。ただ、あまりにうまく行きすぎてしまったおかげで、朝香中が覚醒するのも早い。「魔球」の存在を見抜かれ、一巡回ったがために配球のパターンだって今まで通りにはいかない。強豪相手に「なめられている」ことを逆手に取ったリードの展開。「おお振り」でいうと桐青戦みたいな展開か。「おお振り」の三橋はストレートを中盤まで封印していたので戦えたが、今のところ晶子に秘策はない。手持ちをほとんど見せてしまった櫻花會には、残りの5回は苦しい展開になりそうだ。 1つ気になるのは、結局晶子の投げている「魔球」とは何なのかという部分。朝香中のメンバーによると「手元でちょっと沈む」らしいが、モーションからしてカーブのような捻りではない気がする。変化量の少ないスライダーの亜種か、ひょっとしたらサイドスローからのシンカーか。みんなしてサード方向に引っかけてたし、案外シンカーなのかもしれない。だとしたらすげぇな。 この時代の枕は固くて痛そうな気がする第10話。乃枝が髪を下ろしていたり、タマちゃんが洋装だったり、やっぱりサービス回は色々と違うぜ。夜はまだまだ続きますビリーバー。帰りのバスでは隣に座れたのでしょうか。 夏休みを利用しての集中強化合宿。本来なら打倒朝香中を目指してのナインの血と汗と涙の特訓エピソードが描かれるべきなのだが、そこはこのアニメの空気の読みっぷり。百合萌え鏡子をメインに据えて、乙女達のあれやこれにスポットが当たる。きちんとナイン全員の性格が端的に表示されているのが相変わらずうまいところで、今回も枕投げ、肝試しなどのイベントできれいに9人の「あるある」や意外な側面が描かれている。枕投げの方は、勉強が嫌で真っ先に言い出すのが巴、そしてそれ以外の人間は敬遠する……と思いきや、何故かノリノリのお雪。真っ先にぶつけられた晶子のスローイングがきちんとサイドスローだったりするのも芸が細かい。我関せず焉で寝こけるアンナ先生がなかなか色っぽい。 お勉強会では、巴と小梅の馬鹿っぷりにスポットが当たる。巴が駄目なのは知っていたが、小梅も出来ない娘だったのか。勉強できないキャッチャー役ってのも珍しいが……あぁ、鏡子が出来ないのはデフォ。アンナ先生は数学も教えられるし英語も出来るし、なかなかの才媛。まぁ、中学レベルならそれくらい出来るか。 そして肝試しでは、意外にも乃枝だけが極度の怖がり。続いてお雪も肝っ玉が小さいらしい。他の面々はそれなりの態度だったが、ますます雪のキャラクターが掴みにくくなっている。最後まで彼女の内心は分からないまま終わるんだろうなぁ。あと、鏡子が逃げ去った後にぶっ倒れている巴が実は一番のチキンっていうのも意外っちゃぁ意外。 そして、避けては通れない入浴シーン。感心したのは、最近のアニメではすっかり定番になった「湯気」演出がほとんど見られなかったところ。全員がきちんとタオルを使って隠しており、「別にDVDで見せるわけではないです」という意思表示が明確に現れている。湯気商法自体が悪いとは思わないが、地上波で流れる際に不自然な煙幕で画面が壊れてしまうのは本当に気に入らないので、「見せないなら見せない」ときっちり言ってくれるこの作品の姿勢には非常に共感が持てる。別にこれでいいんだ。湯に浸かっている小梅のアホっぽい顔が可愛かったから。まぁ、「乳比べ」が出来ないのは勿体ないとは思うが……タマちゃんなんか横から見てもタオルが必要無いくらいのレベルだしなぁ。 とまぁ、色々なファクターはあるが、今回はやはりドジっ子鏡子の成長が一番の中身。ありがちな筋立てではあるが、要所要所でのコミカルな演出がなんとも楽しい。キャッチボールで真上からボールが落ちてきてパタンと倒れる鏡子はどこかで見たことがある画だと思ったら、「あずまんが」のちよちゃんだ。風呂場でのびた後に見た悪夢は、花畑に佇む鏡子に、枯れ果てた林の中から別れを告げる巴、そして、何故かトライアングルを鳴らす胡蝶。シュール過ぎる。 なんやかんやあって、最後には先生の指導により、努力することの大切さを知る鏡子。早朝練習に励んでいるのがバッテリーの2人というのもいかにもありそうな話であるし、特に晶子は鏡子が共感する部分の多い運動音痴。そんな先輩の姿に感銘を受けた鏡子は最終的にギリギリのフライをキャッチすることで成長を知らしめることになる。「外野フライを捕れるようになるのが一番楽しい時期」らしいので(ソースは「おおきく振りかぶって」)、これを機に、鏡子にも野球魂が籠もったと見ていいだろう。チーム最大の穴である鏡子をこういう形で補強してもらえると、最終戦での期待感は嫌でも盛り上がろうというものだ。 他の面子もきちんと連携を強化し、体力面での補強もばっちり。速球打ちの練習を晶子ではなくタマちゃんに投げさせているのも流石の判断だ。さぁ、その実力をいよいよ発揮するときだ。ただ、個人的に一番驚いたのは、うますぎるアンナ先生のノックですけどね。なにもんだ、あの人。 何故かメインヒロインが毎朝ぶっとい骨を切断している気がする第10話。洋食屋とはいえ、あの骨は何のために切っているんだろう。朝の仕込みだから多分フォンドヴォー的なものを作るためなんだろうが……一人娘にやらせる仕事じゃないよな。分からず屋の父親に対しての、「恨み骨髄」というメタファー……なわけはない。 さておき、いかにもコメディな勘違いネタのおかげで、野球をやる小梅の熱意が改めて確認できた今回。シナリオの一番の進捗は、なんやかんやあって朝香中が試合を受けてくれたことだろう。シナリオ上、途中の一度断られるくだりはいらなかったような気もするが、やはりこの時代の女性観みたいなものを改めて確認する効果を狙ってのことだろうか。まぁ、普通に考えたら現代でも断るけどね。 ただ、心配なのは「まだ試合するには実力不足じゃね?」という一点。確かに太郎君達少年野球チームには勝てるようになってきてはいるが、スコアは今回もせいぜい5対1。おそらく少年野球チームは全てのフィジカル面で櫻花會の面々に劣るだろうし、ピッチャーも変化球なんて投げられない。しかし、流石に怨敵朝香中のバッテリーは変化球くらいは投げられるはずだ。アンナ先生は太鼓判を押したわけだが、本当に勝てる算段があるのだろうか。一応のアドバンテージは、記子を通じて得た相手陣営の情報くらい。あちらは今のところ櫻花會のデータが一切無いわけで、そうした情報面での勝負で何とか出し抜くしかない。つまり参謀役が重要になってくるわけだが……さて、どうなることやら。 とはいえ、今回も着実な進歩を画面で確認することが出来る。晶子のピッチングフォームは随分様になってきたし、二盗を刺す小梅のフィールディングもそこそこ。内野間での連携もより磨きがかかっている。ただ、驚いたのは静がファーストについていたこと。今まであまり他のポジションは気にしていなかったのだが、そういえば静が内野についていたのか。確かに守りの要の部分ではあるのだが、運動能力の高い静がベースについてしまったおかげで、レフトに鏡子、センターに乃枝という布陣を敷かざるを得ず、外野は結構なザルになってしまっている。どうあがいてもある程度は打たせていかなければいけないチームなのだが、このフォーメーションで大丈夫なのだろうか。まぁ、他に替えようも無いとは思うのだが…… そして未だ解決の糸口が見えないのは晶子の「魔球」。ナックルは封印、おかげで腕の振りで生み出す魔球(おそらくカーブだろう)を検討しているようだが、未だものに出来てはいない。乃枝は原理こそ理解したようだが、流石にそれだけでマスター出来るものではないようだ。来週のサービス回(だよね?)で何か見つかればいいのだが……どうも次回予告を見る限りでは鏡子がメインの話っぽいぞ。 打倒朝香中にあれだけの誓いを立てたにも関わらず、本編でほとんど野球をやってない第8話。巴とか練習試合すら面倒くさそうだったし、流石にちょいと考えが甘すぎる気がするのだが。今回野球に対して情熱を燃やしてたのは乃枝だけじゃないか。まぁ、花の女子中学生ですので、息抜きエピソードも必要かもしれません。この作品が1クールだということを考えなければそれでもいいとは思うけど。 とにかくちょっと野球から離れてみた1話。おかげで野球エピソードメインで見ている身としてはなかなかコメントがしにくい。前回の反省から何とかナックルを身につけた晶子。しかし今度はキャッチャーが取れないという弱点があり、なかなか実戦投入は難しいようだ。しかしあの場面でボールを後逸し、そのまま草むらに入っちゃったもんだからランニングホームランってのは流石にひどい気がするんだが。せめてエンタイトルにしてくれよ。とにかくせっかくストライクゾーンが狙えるようになったナックルは封印、再度魔球習得命令が下る。次は流石にカーブかなぁ。 そして、乃枝の飽くなき探求心の結果として、小梅の銀幕デビューというよく分からないイベントが発生。まぁ、オチも含めてこんなものだろう、という展開だが、なんだかんだいいながらきちんと台詞の練習をしてくれる小梅の人間性は好感が持てる。意外に演技もうまそうだしね。 嫉妬してる晶子と巴はおいとくとして、1年生コンビはあこがれの先輩に飛びついていくし、乃枝は十全にその効果を利用しようと持ち前の行動力と口八丁で動き回る。このあたりのキャラクターの付け方はやっぱり面白い。1つ気になったのは、登下校中に小梅を取り巻いていたのがユキタマコンビだったのだが、後ろからちょっと不満げな顔でついてくる晶子は何を思っていたのだろうか。 そしてもう1つのイベントが、2つのフラグ。小梅と三郎の仲は順調に進展中。お互い気立てのいい人物だし、見ている方としてもうまくくっついて欲しい気持ちでいっぱいです。状況さえ整えてやれば三郎もそれなりに積極的にアプローチ出来るみたいだし、時間が解決してくれるでしょうな。そして本当に意外だったのが、映画会社の彼(名前分からん)と乃枝の関係。手練手管で学園長まで丸め込める乃枝だが、男に突然アプローチをかけられると存外ウブなようだ。意外な一面が見られるのは良いですね。 いかにも普通の「萌えもの」っぽい筋書きの今回だったが、主に小梅の挙動などに相変わらず細かい見どころが多い。今回は撮影の朝にガラリと戸を開けて驚くシーンのびくっと震えるほんのわずかな仕草とか、いざ川に飛び込む際の完全に固まった笑顔なんかが、細かい心情がうまく出ていて面白い。安心して見られる作品はそれだけで貴重です。 この時代の男子中学生はノリが良すぎて非常に愉快な第7話。「おのれ何やつ!」っていうのはいつの時代からの決まり文句なんだろう。「今宵の虎徹は血に飢えておるわ」もだけど。百歩譲ってボール投げつけて「辻打ち」はのってやらんでもないが、バット投げつけて「辻投げ」はなぁ……今回は全編馬鹿馬鹿しくて文句なしに楽しいエピソードでした。 小学生相手にフラストレーションがたまっていた巴のようだが、初戦では小学生相手にもきりきり舞いだったわけで、中学生相手でもホームラン級の当たりが出るようになったのは練習の成果なのだろうか。それとも、単に調子にのっていただけなのか。4番はチート能力というのは野球漫画ではデフォルト設定ではあるのだが、他の選手がそこそこ現実的な能力設定なので巴のチートぶりはかなり浮いてみえる。 今回も捕り物劇ではっきり分かる各選手のスペック。身体能力だけならば胡蝶も負けちゃいません。むしろ塀を跳び越える時の跳躍力や俊敏さだけで言えば、巴もしのいで人間業ではないレベルになっている。「流石だなぁ!」と言いたいところだが……たかだか陸上部員なんだよね。しかもレギュラーになれないクラスの。決定、胡蝶もチートだ。他には、スタミナ切れを感じさせず泥棒相手にも一切ひるまない雪タマコンビ。こちらも練習中に見事な643の連携を見せたことで抜群の安定感を知らしめているし、静も環の指導でバッティングスタイルを研究するなど、嫌々だった野球に対して真面目な姿勢を見せている。鏡子は……へろへろになって巴に引きずられる時の顔がマジでやばかった。スタミナが一切無いエースピッチャーには触れてやるな。乃枝は……完全にラボにいる博士の役だな。 そして実は一番チートの可能性があるのは、あれだけのダッシュに息も切らさず、人質を取った泥棒相手にも全く物怖じせずに瞬時に対抗策を見つける小梅だ。最初の印象だった巻き込まれ型の一般市民から、確実に「小さな野球マシーン」へ変貌しつつある小梅。誰か1人スカウトしろと言われたら、巴と小梅の2択から小梅を選びそうな気がする。あれはいい捕手になるよ。 そんなメンバーの話はさておき、今回も「全く野球を知らない人間の進化」がおもしろおかしく描かれている。ハブられているのかと思っていた記子は、名前の示す通りにスコアラーとしての能力を入手。まさかこんなところまで「初めて物語」するとは思わなかった。そして最大の山場である変化球の習得。最初は謎の「小指立てストレート」だった晶子だったが、これは致し方ない。普通の感覚で投球していた人間に、原理も説明せずに変化球を生み出せって方が無理難題なのだから。アンナ先生もカーブのことを知ってるなら投げ方くらい調べてくれればいいのに。気になって調べてみたら、日本人が初めてカーブを投げたのが明治の初期らしいので、この時期の野球で女子中学生がカーブを投げるってのはかなりの難題。 しかし、そんなアンナ先生の助言は完全に無視し、偶然に偶然が重なって晶子が投げた「魔球」。その握りは…………ナックル!!!! 確かに女子で野球選手で話題と言えばナックルボーラーだろうが、この発想はなかったわ。いや、そもそも普通の人間はナックルの握りで球を投げようとは思わんよなぁ。こちらも気になって調べてみたら、ナックルボールの歴史の開闢は最速でもアメリカ本土で1908年(明治41年)。これは……多分まだ日本には無いだろうな。晶子はひょっとしたら歴史の証人だったのかもしれない。 なんだかんだと野球好きなら突っ込みどころとあるあるネタが楽しくてしょうがない本作。野球に興味がない人への餌は露骨過ぎる百合要素だ。「男子もすなるという、アレ」って、「三角関係」のことだったのか。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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