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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 レズ特有の面倒くさい嫉妬心、第4話。いや、特有かどうか知らんけども。ホモでもあるかも知れんけども。

 今週からは2つ目の学校、茨城は筑波女子高校のコンビのお当番回。前回時点で「残りのチームは全部に2話は使えねぇよなぁ」と心配していたが、どうやらここは2週使ってもらえるようだ。間になんとなく挟まった宝塚っぽいコンビ(兵庫)は、今後お当番回がもらえないような空気があるんだが……今時の女子高生でレオナルド熊を知ってるのはさすがに尋常じゃねぇな。

 鈴鹿のコンビが「雇用関係」だったとするなら、筑波のコンビは「主従関係」がテーマとなっている。いや、なってるかどうかも定かでないのだが、とにかく主人と奴隷である。普通、女子高生のチームメイト同士でそんな関係になるわけがなく、まだ鈴鹿みたいに金が絡んだ関係の方が絶対的な上下関係が生まれる理由としては納得できるのだが、このコンビの場合、パッセンジャー役のなぎさが完全に奴隷気質であるというのが原因になっているのかもしれない。相方・いずみのわがままにも文句ひとつ言わず、それぞれパートごとに分かれての愚痴大会でもさらりと現状を受け入れる発言をして同じパッセンジャー役の面々からドン引きされている。「ドライバーとパッセンジャーでどちらが上か」なんて話に結論は出るわけがないが、少なくとも筑波の場合はドライバーが上にいる関係性が自然なようだ。

 しかし、一方的に使役するような関係性がいつまでもうまくいくわけがない。どこかで誰かが我慢をしているに違いないのだ。まぁ、我慢が効かないコンビだったらプリン1つで大げんかになるわけだが、筑波の場合はこれまでこの「主従」でうまく行っているように見えた。しかし、この関係性に耐えきれずに爆発してしまったのは、意外なことに「主人」であるいずみの方からだったのだ。「なぎさがついに我慢の限界を迎えた」だったらお話としては至極分かりやすい。口ではなんと言おうとも、あんな淫夢をふた晩も続けて見ているようでは、何か溜まっているものがあるのも間違い無いだろう。まぁ、あの様子だと「鬱憤」というより「妄想」が溜まっているといった感じだが。少なくとも、なぎさの方から関係性を壊そうという様子はなかった。

 それに対し、今回最大のポイントになったスワッピングを提案したのはいずみの方である。そして、相手パーティがうまく行っているのを見て、勝手にキレて、勝手に解散を申し出たのはいずみなのである。彼女の中で一体何が起こっているのか……って、まぁ、嫉妬なんでしょうけども……随分身勝手ではあるな。彼女はパートナーのなぎさになんと言ってほしかったんだろう。「やっぱりいずみの隣でなければ乗れない」と、それを真っ先にいって欲しかったんだろうか。自分のドライビングでなければろくすっぽ車にも乗れないと、そんな泣き言を言って欲しかったのだろうか。

 スワッピングした2つのチームの様子を見る限り、どうやら筑波の走行の鍵を握っていたのはなぎさの方である。一方的に命令を下すいずみの方は「なぎさが自分のいう通りに仕事をしていれば」と文句こそ言っているが、おそらく自分のドライビングがまだまだ未熟であるが故になぎさを使いきれていないことに薄々感づいているんじゃなかろうか。その結果、いずみがドライビングを担当してスワッピングしたチームは難があり、なぎさがパッセンジャーを担当したチームは完璧とまでいかずとも無難に走行できたのである。

 となると、やっぱりここは王道、いずみさんが本当に望んでいるのは、一方的な主従の関係などではなく、なぎさの方からもきちっと言いたいことが言える関係、つまりは友情なのである。なのに不器用な自分はどうしても高圧的な態度に出てしまうし、なぎさは全てを飲み込んだ上で自分を許してしまう……。そんな実質的な「立場の差」を見せつけられて、いずみは不甲斐ない自分に苛立っているのだろう。そうでないと、さすがに理不尽すぎる怒りですからね。まぁ、次週で仲直りすることが分かっている喧嘩なので安心して見てられますけどね。毎週毛色の違う百合カップルの揉め事を観せられ、翌週それを解決するだけのアニメである。サイドカーレースである必要性は……まだまだ分かりません。

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 素直に百合です、第3話。まぁ、こういう設定なんだからそういう方向性になるに決まってるんだけども、このまま各校に少しずつ時間を割いていく形になるんだろうか。大量のカップルを1話目でばらまいてゆっくり収穫していくっていうデザインは案外斬新である。

 前回導入され、今回解決した1件目のカップルは鈴鹿女学園。ぶっちゃけ学校名なんてさっぱり覚えてないのでネットで確認してるんだけども、そりゃまぁ、いきなり7校×2人もヒロイン勢が登場してんだから、覚えられるわけがない。せいぜい中の人で頑張って識別していく程度である。一応、今回のカップルの場合は一発目ということで2週にわたってエピソードをつないでくれたのでそこそこの深さまで掘り下げられたとは思うのだが、尺を考えると今後は全ての学校に2話使うわけにもいかない。一体どんな構成になっていくのだろうか。まぁ、双子の学校とか、別に扱わなくても良さそうなところも結構あるんだけどさ。大阪とか、単なる賑やかしな気もするし。

 毎回毎回同じようにして公道を走り続けるサイドカー。ルールも醍醐味もよくわからん状態で見せられてもピンとこねぇよ、と1話目から言い続けているのだが、もちろん制作側もそれくらいのことは理解しているわけで、少しずつではあるが「どこを見ればいいか」という観戦のコツみたいなところもレクチャーしてくれている。今回はようやくパッセンジャーの重要性が前面に押し出され、今まで漠然と「加重の移動だけやん」と思っていた部分がなんとなく理解できる形でストーリーに絡むようになった。さっぱりと「死ぬよ」を連発してくれたおかげで、そのあとに鈴鹿が展開した事故のシーンが「オイオイオイ、あいつ死んだわ」ってな感じになったのでいくらか真剣味も増したと思うし。マジで走る棺桶に乗ってるみたいな競技なんやな……まぁ、カートだってF-1だって程度の差こそあれ命の危険は常にあるのだろうけども。

 こうしてパッセンジャーの重要性が説かれることにより、百合関係が設定から補強されていくのは当然の摂理。互いに命を預け合う関係性は、生半可な信頼では成立しないはず。鈴鹿の2人の場合、貧富の差という圧倒的な隔絶を乗り越え、互いに本当の姿をさらけ出すことで得られた真の友情パワーによって結びつけられるのである。まぁ、2話しかないのでどこまで本気でそのあたりのシナリオが伝わったかは微妙なところだけども……僕もさすがにハンカチをあれだけで使い捨てるような連中とはお付き合いしたくないですよ。

 こうしてサイドカーレースの危険性と見所が伝わったところで……なぜか知らんが夜の公道で花火を鳴らしての大騒ぎである。いや、ただでさえ危ないって言ってるのにそれはいいのかよ……。まぁ、スピードは大して出さない走行なんだろうけど、そのイベントは今回のシナリオのオチにやらんでも良かったような気が……まだまだ謎が多いな、サイドカー。

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 キタエリVSしーたむ、第4話。このマッチメイクでしーたむの方が勝つのってレアな気がする。ダー様VSそど子とか、勝てる気しないしな。

 今回は明らかに「駄目な」回である。シナリオ部分は別にいいのだが、映像部分がもっちゃりしすぎだ。知識が伴わないのでこういう状態について何が悪いのかをはっきりと特定することが出来ないのだが……カット繋ぎの性急さがマイナスだし、動画の繋ぎもいちいち微妙。演出の責任になるのかな。でも、今回の演出岩崎さんなんだよな。

 毎回話題にしている、今作に特徴的な「背景をグルグル回してアクションシーンに動きを加える」手法だが、懸念していた通り、今回ははっきりとマイナス方向に作用している。というか、単なる手抜きの1ツールとして用いられている。あまり派手な肉弾アクションが無かったので影響は小さいように見えるのだが、たとえば猫っ子にセーギがぶっ飛ばされるシーンなんかは、セーギのぶっ飛び方がものすごく軽い。おそらく吹っ飛ぶセーギの画を背景に乗せ、それをモーション処理しているのだと思うのだが、身体の方に動きが全く無いので不自然でチープな映像になっている。猫っ子がアジトに潜入して無双するシーンなんかは一見すると動きが良いようにも見えるのだが、背景との重ね合わせの調整が甘く、リサの方の動きが見づらくなっているし、オブジェクトがどこにあるかが分かりにくい画面構成になっているためにせっかくの「壁抜け」の能力がいまいち分からない。さらに1つ1つのカットの繋ぎがやたら鈍重で、「なんでそのカットで2秒保たせる?」みたいな変な間が多かった。その割に、もうちょっと溜めて欲しいシーンで急かされているかのようにすっ飛ばし、なんだか不自然な繋がりになってるところもあるし。全体的に構成がちぐはぐになっていて、残念な回だった。

 これってコンテが悪いのか演出が悪いのか編集が悪いのか。はたまた脚本の責任になるのか。脚本は悪くないと思うんだよね。全体的な比重を見たら別に過不足があったとも思わないし。ちょっと場面をあっちこちに振り過ぎかな、という気もしたけど、後になって桃子がセーギとわかり合うシーンにつなぐためには最初にちぐはぐなところを見せてからつないだ方がいいんだろうし。

 まぁ、桃子の活躍の機会もありそうなので、次回以降に期待しようか。それにしてもトムさんのポジション取りが不憫過ぎるな……。

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 「ちっちゃくねェよォ!」だけやたら情感たっぷりのヒロイン、第3話。中の人、そんな台詞ばっかり全部本気ですよね。

 なんか、思ってたより色んなところに刺激が多い作品だ。動物萌えとか、圧倒的ロリボディとか。アクションシーンが見どころなのだと決めつけ気味だったんだけど、それ以外の部分でも色々と楽しい。というか、アクション部分については3話目で何となく分かってきた。どうも、今作は意図的にカメラワークグルグルを演出に取り込んでいるようで、やっぱり何らかの手間の削減に成功しているようだ。今回もバトルシーンを中心に色んなシーンで画面がグルグルしていたが、どう見ても手描きの映像ではなかったので、おそらく前景にある作画のキャラをそのままに、背景の3DCGを動かすことでモーションを付ける技術なんじゃないかね。あんまり使いすぎると安っぽくなりそうなので注意が必要だろうか。

 アクション部分については、どれだけ魔術やらなんやらが出てきてもしっかり素手で戦ってくれるところが今作の売り。相手が幼馴染みだったせいで主人公・正義はあまり大立ち回りは出来なかったが、どっちかっていうと幼馴染み桃子ちゃんの巨乳アクションの方が見どころになっている。巨乳の中に憑依したのが圧倒的ロリっ子というアンバランスさも的確な阿漕さだ。ロリっ子は中の人がしーたむ。相変わらず(?)ネコと絡んでいるあたりが流石の猫目声優。

 こうして邂逅した敵陣営、ツダケン演じるラーカーのかっとびっぷりのおかげで完全に悪い奴だろうと思っていたのだが、ラストの猫との絡み、そしてロリっ子の面倒をみながらご飯を作る姿がさまになってる感じなんかを見るに、決してただの噛ませ的悪い奴でも無い様子。特にロリっ子の方は不幸な生い立ちもフィーチャーされており、いきなり姫さんに出会い頭のキス攻撃を喰らうなど、色々と抱え込んでいるものが多そう。来週は改めてキタエリボイスのイジーの同僚に狙いを付けるようだが、色んなところでキャットファイトが起こるのはそれだけで歓迎だ。桃子ちゃんもタトゥーが刻まれたようだし、彼女が正義の置かれている境遇について恐ろしい早さで順応し、協力的な姿勢を見せてくれているのもいい感じ。なんか能力発現して仲間になってくれればベストだが、とりあえず邪魔はしないみたいなのでそれだけでも構わないや。いわゆる、「心配ばっかりして足を引っ張る鬱陶しいヒロイン」にならずに済みそうだし。最近は、こういうヒロインに「独善ウザ」っていう手頃な名前が付けられるようになって助かりますね。

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 意外に面白い、第2話。あと素直にエロい。多分キャラデザが気に入ってるおかげで全体的に画の印象が良くなってると思うのだけども。「この作品のキャラデザの人は他にどんな作品を担当してたんだろう?」って思って調べたら「キャラクターデザイン・キルミーベイベー」って出てきた。しらんがな。いや、あの伝説となったキルミーのOP・EDの作画担当と考えれば……どうなんだろうな。

 至極無難にストーリーが進んでいる、としか言いようがないのだが、主人公の反応が割とまっとうなものなので、すんなりと展開が受け入れられるのが一つ目の良いところ。1話目の時にも書いたけども非常に素直で真っ直ぐな「少年漫画的」主人公なので、感情移入するというわけではないのだろうが、行動原理が受け入れやすい。そこに関わるみかこしキャラも、決して上から目線に終始するわけではなく、適度におちゃらけを混ぜてくれたり、ちゃんと人の心があったり、どのキャラも「好きになってみようか」と思えるきっかけがある。まぁ、ちかぺ演じる幼馴染みヒロインが可愛い、っていうのが一番大きいかもしれないけど。今回もちかぺキャラの方がみかこしより乳がでかい(グリムガル調べ)。中の人たちは、大して変わらない。今作は番組ラジオが無いのかぁ。残念ですね。

 そして、回り始めた物語の歯車、どこぞのお姫様がクーデターを起こし、米軍が開発した「タトゥー」がいきなり世界の命運を握るパーツになっちゃった可能性。流石に性急過ぎる気もするが、まぁ、バトルの理由としては分かりやすくていいだろう。さっそく派遣されて来た危ないエージェント連中は、片方が洗脳するじゃらじゃら鎖のお嬢さん、そしてもう片方がツダケン演じるキレッキレの変態あんちゃん。いやー、ツダケンの振り切り方が相変わらずでいいですね。みかこしとの対峙で「下品なのは嫌い」とか言われると、こっちはどこぞの下水道ラジオを思い出す。ちょうど脇に杉田もいるしな。杉田の「ちょwwwまwww」はアドリブなんでしょうか。一応オタク系キャラだから原作で言ってる可能性もあるが、完全にシーンの雰囲気読んでなくて草。

 こうしてバトルが立て続けに展開されることで、アクションシーンの作り込みが1話目だけじゃないということも確認出来るのは収穫。1話目では投げ技を使う時のカメラの不思議なモーションが印象に残ったのだが、今回もこの不思議なカメラワークは多用されており、鞭使いとのバトルシーン、トムがドアを開けに行くシーンなんかに現れている。背景動画と考えると無駄にリソースを費やすのでエラい手間だと思うのだが、観た感じだとCGのモデリング処理ですかね? なにか手間を削減できる画期的な方法が出来たのかしら? 手軽にグリングリン動かせるので、もし使い勝手がいいなら今後のアニメではよく見かける表現になるのかもしれない。

 おっぱい揉むところもぐりんぐりん動かしてもいいんやで。何をかは分からないけど。俺の息子もセブンスヘブンに届けてください(ツダケンボイスで)。

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 見てると心底眠くなるな! 最終話。普通のアニメだったら「眠くなる」は悪口だけど、今作はそうじゃないから大丈夫。

 最終話といえば劇的な事件が起こる話数ですよ。これでおしまい、最後の一話なんだからさ。そう、起こった、事件が。席替えが。……ちっちぇえ……。でも、妙なまじないまで駆使した田中が見事に最前線を引き当てる神引きを披露。完全にランダムのくじ引きだとしたら1/30くらいの確率だ。なかなかできることじゃないな。しかし、更なる奇跡は宮野さんが引き寄せる。彼女が最後列になり、さらにその前に太田を配置する確率はさらに低い。師匠のためならなんでもやれる子、それが宮野さん。宮野さんのところへ飛んでいく時の田中のスピード、おそらくシリーズ中で最速記録が出てたのではなかろうか。もう、宮野さんみたいな子がいるなら最初から前に置いとけよ、って気もするけどな。割と色んなところがユルそうな学校だし、席替え後のトレードも自由自在なら何してもいいんだろうな。

 と、この席替え話がAパートのメインになっているのかと思いきや、なんとここまでがあくまで下準備。今回のネタはなんと白石さんメインだった。やったぜ白石さん、最終回でお鉢が回ってくるなんて、まるでメインヒロインじゃないか。たまたま田中と隣どうしになった白石さんの乙女な反応が各方面から可愛らしい。正直、「何故田中に惚れてしまったのか」っていうところから問い直すチャンスな気もするのだが、なんとかは盲目といったもので、もう隣の田中が気になっちゃってしょうがない。席の位置取りだけで言ったら「となりの関くん」の関くんと横井さんの関係だもんな(ちょうど前田くんのポジションに太田がいるし)。あの手この手で田中のと関係性を深めようと頑張る白石さんの甲斐甲斐しさ。でも、相手は田中なので当然全部スルー……いや、違う、色仕掛けの時はガン見してたわ。こいつ、割と普通の助平だからな。元々白石さんとの親交が深まったのも巨乳が縁ですしねぇ。つまり、もっともっとガンガンに胸元をアピールすればいいんですよ。あと、男子高校生にはスカートから見える生足も割と効果がありますよ(個人の実体験からの感想です)。

 でも、白石さんはやっぱり白石さんなのでいまいち効果が出せず。近くにおかんポジションの太田がいるのもマイナス要素だ。諦めかけたその時、たまたま教室に2人きりになったタイミングの妙により、2人は一緒に下校することが出来たのでした。そして、その光景を志村たちが見ており……ってんでBパート。まぁ、高校生男子はそりゃ浮かれますけどね。田中は案外律儀に白石さんの秘密を守ってくれているのは偉いね。ただ、色々噛み合わずに太田すら距離をおく結果に。太田くん、なんか最近ポンコツに拍車がかかってませんか。甘いもの食べに行くときだけカップルについてくる友人ってどうなのさ。結局田中が1人で離脱してしまったため、太田は成りゆきで越前さんとのご同行となり、えっちゃんの妄想の中では壁ドンを披露してくれる。確かに太田みたいな高身長男子は壁ドンが似合うな。えっちゃんは告白ルートかと思っていたら、なんと「小脇に抱えたいルート」の方でした。いや、普通の告白なんかよりもそっちの方がよっぽどレベル高いと思うぞ。「小脇が寂しいから人を抱えさせろ」って、太田さん、よっぽど人としてアウトじゃないですかね。その他、当然宮野さんだって頭が回るはずもなくて色々と混乱が生じていた。クワッとしちゃう宮野さんも恐ろしい程に可愛いのだが、この子もそういえば思い込んだら一直線のタイプだった……白石さんを巻き込んで何を飲みに行ったんですかね……。

 最終回でめでたく出番がもらえた莉乃ちゃんを挟んで翌朝には無事に誤解も解けており、また日常が戻ってきてめでたしめでたしエンド。最後はオープニングテーマを流しながら、そしてオープニングの映像(あくまでイメージです)を流しながらのお別れ。なんかもう、このまったり感で終わっていくのがいいんでしょうね。惜しむらくは、太田妹の出番が結局なかったことくらいか……まぁ、白石さんと宮野さんのバーストがラストで見られたので我慢しよう。白石さん、これからも頑張って田中の面倒見てあげてね……。

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 やっぱり高森ボイスには猫耳! 第11話。太田の代わりを引き受けるときの宮野さんの謎男前ボイスに笑ってしまうわ。

 学園ドラマ名物の文化祭回。とはいえ、今作の文化祭はひと味違う。なるべく面倒ごとを回避するというステルスミッションがメインなのだ。まぁ、田中以外の人間の盛り上がりっぷりについては、やっぱりよく分からんテンションなのだが……現実の高校生って、あんなに文化祭で盛り上がるもんなんですかね。どうせ高校生程度がどれだけ頑張ったところで模擬店なんて色々ショボいし、そんなに外部の客が大勢押し寄せる展開もなかろうし……私の高校時代はあんまり覚えてないです。高校3年生の文化祭、確かクラスはなにか飲食系の出店をしたはずなのだが、前日の下準備段階で包丁を誤って指を切り、そのままリタイアした記憶があります。あ、でも運営側に回って金券のデザイン設定とかやってたので、割と楽しかった記憶はあるんですよ。

 さておき、田中は全力でステルス能力を発揮させるも、動かないだけでは楽な人生はやってこない。まぁ、どこにいたって必ずなにか仕事はあるわけで、動かなくていい井戸幽霊なら結果オーライだった気もする。このクラスは太田だけでなくクラス全体がとことんまで田中に甘いので、どれだけダラダラしてても最終的にいいところに落ち着くのが本当に優しい世界。現実でこういうだらけ方してると「ちょっと男子〜」的なことを言われるのではなかろうか。まぁ、田中の場合は回りに加藤と志村という使いやすい友人を置いてるのも勝因な気もするけど。

 普段ならばベストパートナー、というかベスト飼い主の太田が何とかしてくれるところなのだが、今回の太田、シリーズ始まって以来のポンコツぶりを発揮。こんなところでさらに萌えポイント稼がなくてもいいのに、とにかくガタイに似合わないトンデモメンタルを発揮している。いや、お化け怖いのはよく分かりますけどね。暗がりにいるだけでもアウトとなると、結構病的だな。最終的には全部宮野さんが引き受けてくれたよ。やっぱり宮野さんは女神だね。小女神だね。あまりの愛らしさに、越前さん以外のお客さんもヒートアップ間違い無しだ。ところで、障子から手が出てくるやつって、いちいち障子を張り替えて使ってるんでしょうか。該当部分だけをコピー用紙みたいなもので埋めるだけでも結構手間と費用がかかりそうだよな、あれ。

 無事にクラス企画は成功したし、太田と田中が揃って寝こけて役立たずというのも安定のオチなので、後は他の可愛らしい女の子要素をチェックするだけ。今回はそこまで女の子ポイントが高くない回なのだが、猫みゃーのを筆頭にして、メイド越前、裸体見ちゃった白石さんなど、一発の打点が高い。特に越前さんは「クラスでも本来通りの愛されキャラになってるんだろうなぁ」って考えるととてもほっこりする。だって、田中に見せた時にはあんだけ恥ずかしがってたけど、別にクラスメイトにメイド姿見せるのは平気だったわけでしょ? ……ねぇ、なんでヤンキーやってるの?(田中並みの感想)

 そして次回……予告がちゃんと書けている?! あれ、ひょっとして次回で最終回? 漏れ聞こえてくる白石さんの「溢れる女子力」が気になってしょうがないんですが。

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 一足お先に夏満喫、第10話。前回は妹話、そして今回は再び同世代に戻ってきて5人でわいわい。リア充爆発案件だが、こいつらなら微笑ましく見守ろうという気になるのが不思議なもんで。女性陣は割とキラキラしてるけど、野郎連中が揃って朴念仁だからな。

 Aパート、プール。なんと、せっかくの夏、せっかくの水着回だというのに、出てくるのは田中のなまっちろい肌と、太田のそれなりに締まった長身のみ。せめて監視員の西園寺さんくらいは多少脱いでくれるかと思ったが、それも叶わずに何とも健全なプールである。しょうがない、そういう作品だから。プールではクソガキに絡まれる田中という珍しい図が拝めるが、この世界ではどんないたずら小僧でも気付けばまったり空間に飲み込まれてしまう。太田を見たときには多少なりとも命の危機を感じたようだが(ホントに太田ってどんだけいかついんだよ)、気付けば田中は宮野さんに続く弟子を手に入れてしまい、みんなで仲良く流されるだけの人生だ。まぁ、言うても浮き身って泳ぐ上では大事なスキルですからね。プールが終わってみれば、珍しく田中のサポートに回ることを太田が放棄する程度には気怠くなっている。水泳の後のダルさってのは格別なものがありますよね。ちなみに、髪を下ろした太田はどこか世話焼きの姐さん女房みたいな面影がありました。

 Bパート、今作ではあり得ないくらいに激しく勢いのあるアイキャッチから入り、当然そのエネルギーの発生源は宮野さん。先週出られなかった鬱憤を晴らすかのように、いつも以上に元気いっぱい。身長を伸ばしたい、という話題から入り、その実は越前さんとの花火大会のお誘い。浴衣を着ることが出来ないってことらしいが……女性用の浴衣なんてナンボでもサイズ展開ありそうだし、許容出来るラインはかなり低めでもあると思うのだが……どんだけ小さいんだ、宮野さん。まー、同じ女性の白石さんと並んでも頭一つ違うからなぁ。ちなみに、最近どっかで宮野の中の人・高森奈津美をさして「ポスト阿澄佳奈」という表記を見かけたのだが、今回みたいな「ちっちゃくないよ!」案件を聞いていると確かにそんな気もする。どちらも本人は(特に一部パーツに関して)ちっちゃくない! のもアスミスと共通しているところだ。寿勇退気味のアスミスに代わって、ナツ姉ぇがちっちゃい業界を……既に割と席巻してるなぁ。

 残念ながら宮野さんからは大人の女性の香りは漂ってこないため、とりあえず浴衣探しには男2人が同行確定。さらに丁度良いタイミングで白石さんもひっかかり、白石・田中間の関係を知っている宮野さんはさっさと2人を巻き込むことに。このあたりのアクションの速さは流石の宮野さん。ただ、いざ浴衣の試着となると現実の差を見せつけられることになり……いや、いいじゃない、宮野さんは宮野さんで可愛いんだから。今回はこの服屋で色々と楽しんでる2人のシーンが一番の見どころかな。浴衣を着て出てきた白石さんが「ヘヘ」って笑うところが素晴らしく可愛い。そして、その後試着室から出てきたズルズル宮野さんはまた別な次元での可愛らしさ。こんな素晴らしく可愛い2人の同級生がいて、田中たちも幸せやな、と思ってるところに、傷心の宮野さんの発言から何故か話題と視線はおっぱいに……。田中、本当にこういうところで素直なヤツ。白石さんは本当に色んなところでパーフェクトだ。

 そんな白石さんに浴衣を作ってもらい、本番当日は白石に代わりまして越前。実は白石さんに負けず劣らずな乙女思考の彼女。個人的には太田の想像の中のはだけたモードの越前さんが見たかったが、中身は普通の女の子だからね。彼女の第一目標は宮野以外のなにものでもないのだが、改めてこうした特別なシチュエーションで並ぶと、幼馴染みの太田のこともちょっと意識してしまうらしい。なんだぁ、どこもかしこも思われ人ばっかりじゃないですか。まぁ、太田は色気より食い気、ラブよりスイーツなんですけどね……シロップかけ放題って、そこまで甘味レベルの高いイベントではないと思うのだがね。太田からしたら越前さんってホントに「ただの幼馴染み」だから意識しろっていう方が無理なんだよな。いいじゃない、太田は田中と、越前さんは宮野さんといちゃいちゃしてればさ。花火みたいなぼんやりした夜景の描写もまた綺麗なアニメでございました。

 次週、季節は飛んで文化祭へ。今回初めて田中がサブタイトルを最後の文字まで書いてるぞ。読めないけど。

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 ガルパンのドラマCD聞いたら、想像以上にローズヒップさんが宮野さんだった、第9話。今週は宮野さんが出てこないから、その悔しさを一文目に込めてみました。この世界でアクティブなのって宮野さんだけだよな。

 いやさ、そんな宮野さんが登場しない残念な話数なのに、今回は(も)かなりの癒し成分が詰め込まれた屈指の良エピソードと言ってしまって良いのではないでしょうか。もう、とにかく妹ちゃんズが可愛いのである。今作の女の子は全員可愛いわけだが、今週はワック店員の西園寺さん、そして太田の妹の早夜ちゃんと、一気の女性の新キャラが2人も追加されて一気に賑々しくなった。当然、そのどちらも可愛い。アイキャッチの動物パーカーとか殺人的である。キャスト面で見ると莉乃役にあおちゃん、早夜役には奈央ぼう、そして西園寺さんはりえしょんという布陣。このあたりの世代も花盛りだなぁ。91年組の妹感は異常。

 さておき、まずはAパートから、ワックという名のマクドに行こう。フィクション世界のマクドは大体ワクドナルドになるよな。今回ワックに入る動機となったのは、太田のスイーツ愛から。女の子でもおいそれと入れないくらいの高級マカロン店から、低価格の代表であるワックの新作まで、太田の甘味アンテナの幅広さはなかなかのもの。どう考えてもマクドの新商品なんて大してうまいもんでも無いだろうが、やはり新商品と言われたら1度は食べたくなるものである。ツレの田中は残念ながらファストフード店に入ることには後ろ向き。なるほど、確かに「fast」と名のつく店は田中には向かない。乗りの悪い相方に一度は諦めかけた太田だったが、何故かハッピーセットのルンバ(割と高性能)によって田中に待ったがかかった。すったもんだの末シェイク一つで落ち着いた田中だったが、このシェイクってのもなかなかの曲者でね。あれ、何でたまに親の仇みたいに頑健な時があるんだろうな。提供時に温度管理されてると思うんだけども。田中が飲食物にあれだけカロリーを使うというのも希有な事件である。結果的には案外相性の良かった田中とワック。スイーツが食べられた太田もご満悦だったのだが、何故か1人で戦慄する西園寺さん。お客の細かいところまで気がつく、ファストフード店に置いておくには勿体ないくらいよく出来たバイトさんである。田中も思わず退店時にお礼を言ってしまうレベル。なかなかマクドとかで店員さんにお礼いう機会ってないよなぁ。まして太田みたいに「美味しかったです」とかなかなか言えない。まぁ、実際そこまで美味しくはないからだが……。お客も店員も幸せになれる、良いお店なんじゃないでしょうか。なんだこれ、マクドのステマアニメか(行きたくなるとは言っていない)。

 そして、このAパートはあくまで布石。田中がルンバを手に入れることができたBパートからが今回の本番である。満を持して現れた太田妹・早夜ちゃん。なるほど確かに似ていない。似ていたのは田中兄妹を目撃したときの反応くらいだ。まぁ、多分あの通りの性格だけど太田同様によく気がつく優しい子なのだろう。ちょっとあたりの強そうな莉乃ちゃんともうまくやってるみたいだし、初対面の田中と何とかコミュニケーションが取れているのも気遣いさんである。多分、太田家ってのは生まれながらに奉仕の精神を持つ素晴らしい血族なのだ。まごまごしている早夜ちゃんも可愛いが、偶然帰り道で兄(しかも太田無し)に出会えた莉乃ちゃんのテンションもまた格別。表に出さない分、かなり根深いお兄ちゃんラブは非実在妹としては満点の存在感ですね。そんな莉乃ちゃんの秘めたる熱情について、早夜ちゃんが何となく察しているあたりもとても良い。なんかこのアニメ、百合成分というか女の子どうしの友情もとても良いものです。「How ゴリラ」という謎のパラメーターが生み出され、太田は3ゴリってることも報告されたが、まぁ、年頃の妹からみたら兄なんてのは大抵がさつで荒っぽく見えるもので。でも、太田は家の中でも太田だろうし、妹との関係が悪いということもなかったので、純粋に身体のでかさのことを言っていたのかな。早夜ちゃんもそこそこ身長高そうだけど、隣にいるのがちんちくりんの莉乃だったのでいまいち尺が分かりにくかったな。

 当然最後に訪れるのは太田と莉乃ちゃんの邂逅。すぐさま不機嫌になる莉乃ちゃんの分かりやすさも良いし、家の外で兄弟と会っちゃったときの何となく流れる不可思議な空気がとてもそれっぽい。早夜ちゃんの方がまごまごしてるのに太田があっけらかんとしているのは、お兄ちゃんにとっての自慢の妹ですよ、っていうことの表れなのかも。外に出しても恥ずかしくない兄弟って、とてもいいですよね。今何となく思った設定だけど、あれだけ引っ込み思案で地味っ子っぽい早夜ちゃんがわざわざ茶(金?)髪にしてるのって、少なからずお兄ちゃんに憧れてる部分があるからなのかも(まぁ、漫画的設定なので、実際に何色のイメージなのかはわからないけど)。

 ラストはそれぞれの家庭の団欒で締め。たまたま兄同士、妹同士が友達だったという偶然の田中家・太田家は、そのどちらもが両親不在で兄と妹の食卓というのも偶然。2つのご家庭の夕食の献立が全然違うイメージなのもポイントだ。っつうか、早夜ちゃん、その晩ご飯が手作りって凄いな。お兄ちゃん連中は2人とも幸せ者だよ。太田家は2人ともしっかりしてる感じなので将来が楽しみです。田中家は……莉乃ちゃんがちゃんと介護出来る未来が楽しみです。今週のラストカットは莉乃ちゃんの顔でした。良い週末です。

 次回予告、ついに田中の野郎が漢字を間違いやがった。そして、小さなテレビ画面からあふれ出す宮野さんのやかましい声。今週出てこなかった分、来週はフル回転を期待しよう(何故か宮野さんで始まり宮野さんで締め)。

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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