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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 夕暮れの絶妙な時間帯の背景映像がめっちゃ綺麗じゃなかった? 第8話。あんまりそういうところを見る作品でもないのかもしれないけど、そもそも画に動きが少ないから、1枚絵で見せられる部分に気合いが入ってるのは大事な要素だと思うの。

 などと内容と全く関係無い話から入ってみたが、まぁ、いつも通りだ。サブタイトルでついに「太田くん」がフィーチャーされたにも関わらず、冷静に考えれば太田の「受難」なんていつものことなんだから、特別事件が起こるわけではないんだよな。

 Aパート、太田回っていうかどっちかっつーと越前回。僕も女子高生に頭突きしてもらえるような生き方がしたかったです。だって、頭突きだよ? なんで越前さんがよりにもよって頭突きを繰り出したのかは分からないが、ヤンキーっぽいイメージがあるんだろうか。顔と顔が必要以上に近づくなかなかの萌えシチュエーションだと思うのだが、残念ながら相手が田中じゃぁそれ以上の発展もないんだよな。発展されても困るけども。越前さんは前回のプロポーズ騒動のときにも色恋沙汰でワタワタしてたけど、今回は完全に「太田に気がある娘」になってしまっていた。あれも単なる親切心の表れなんだろうけど……。あくまで本命は宮野さん。そう思っていた方がボクは幸せ。そんな奇妙な恋愛観の越前さんとツーショットで帰宅するのが何故か田中という理不尽。普通ならドキドキイベントのはずなのになぁ。なんでこうなるかなぁ。むしろ到着した目的地の太田の方が田中に大してキュンキュンしてたしなぁ。そりゃ、息子の成長を見守るおかーさんみたいな気持ちなんだからお使い成功は嬉しいと思うけどね。それにしても、こないだけいおんでも似たようなシチュエーションがあったけど、今時の高校で「休んだ人にプリント届けてあげて」なんて展開はあるんですかね? あまりに昔のことなので高校時代ってのがどんな連絡手段だったのか全く覚えてないわ。小学生ならまだしも、高校生にもなってわざわざプリント届けさせるシステムなんてもう無くなってるんじゃなかろうか。

 Bパート。怪我をした太田と、自分なりに奮戦する田中。一応、「普段世話にになっている太田のために」というので発憤する田中はなかなか偉いのだが、サポート役の太田が欠けるだけでも想像以上に根深いダメージを刻んでいたことが分かった。中でも「お使い途中でパンを食う」は、普段そこまで食い意地が張っているわけでもない田中のジャッジとして流石におかしすぎる失態である。そこはサンドイッチ食えばいいじゃんね。幸い、そんな田中のポンコツのおかげで越前さんの気遣いが活きるチャンスが出来たので結果オーライだけども。最近流行ってるのかな、いちごメロンパン。甘い匂いがするモフ〜。

 避難訓練のシーンでは、貴重な「スカートで体育座りしてる宮野さんや白石さん」を楽しむことが出来ます。いや、そこがメインかよ、って話だけども。それにしても、よりによって自習で生徒しかいないタイミングで実施される避難訓練っておかしくね? 流石にそこは監督役の先生がいる状態でやるだろ。クラス委員の白石さんはどれだけ信用されてるってんだ。実際にクラスから1人逃げ遅れたヤツが出てしまったわけで、こんな適当な訓練してるようじゃ学校側の責任問題になるぞ。いや、どう考えても普段生活している校内で迷う方がおかしいのだが。いっつも思うんだけど、この作品の学校って無闇にデザイン性に富んでいておしゃれよね。今時の高校ってあんなデザインが多かったりするのかな。意外に動く廊下やエスカレーターも夢じゃなかったりしてな。

 次回予告では、前回ほぼ何も書かずにリタイアしたことに反省したのか、今回田中はほぼ最後までタイトルを書ききることが出来た。そして予告画面では再び莉乃ちゃんの姿も確認出来る。結局出てくるかと思っていた太田の妹は今回出てこなかったので、次回に期待したいところだ。

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 アイキャッチの存在感な、第7話。せっかくの新キャラ登場回なのに、私の中では生ける弾丸宮野さんが全部持ってった。

 でもまぁ、今回のメインは当然田中妹・莉乃ちゃんである。オープニングなんかには登場してたし、顔が田中と同じなので大体予想はしてたんだけどね。つまり、オープニングで莉乃と一緒にいるのは同じ学年だっていう太田の妹ってことになるのかな。黒髪おかっぱでダウナー系にCV悠木碧という完璧過ぎる布陣。まぁ、あおちゃんは基本的に何でも出来るのだが、「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」とか「Aチャンネル」とか、こういうちまっこいキャラは当然のホームグラウンド。毒舌っぽいのも良い味だが、そこにストレートにお兄ちゃんラブが絡んでくるという、どこまでいっても「今作の女の子はどれもこれも可愛いなぁ」と感心させられるキャラになっている。怒ってぷっくりしてる莉乃ちゃんマジで可愛い。

 そんな妹紹介エピソードではあるが、一応サブタイトルは「バレンタイン」だ。カバンからチョコが出てくるという定番のスタート地点ながら、他のアニメの男連中と違い、田中はそのチョコに対して露骨に嫌悪感を示すあたりがなかなかのクズっぷり。全てを引っくるめると「エロに興味はあるけどそこにいたるまでのプロセスがすこぶる面倒」とのことで、恋愛関係は基本NGらしい。まぁ、分からないではない。コストパフォーマンスの問題なのだ。しかし、隣にいる太田は甘いものというだけでやけに気合いが入っていて自然と犯人捜しをする流れ。宮野さんに白石さんというここまでのメインキャラが捜査線上に上がってくるが、他の女子があれだけバレンタインで浮ついていたというのに、田中の回りの女子連中は揃いも揃って失念しているという状況。まー、あんまり縁がなさそうな連中ばっかりだからな(疑惑すら抱かれなかった越前さんはどうだか分からないが)。宮野さんは「えっちゃんのことしか考えてなかった」とごく自然に百合成分をアピールしてサービスを振りまき、マカロンさんこと白石さんは、まだまだ田中に対してそういうアプローチをする段階ではないという初心なところを見せてポイントを稼ぎに来る。くそ、こいつら本当にあざといな。犯人捜しの中で田中は疲弊し、太田はどんどん訳の分からない方向に。こいつ、甘いものが絡むとほんとポンコツになるな。

 そして運命の出会いを果たした太田と莉乃ちゃん。「お兄ちゃんが好きすぎて、横取りしていく太田が気にくわない」というなかなかいじらしいマインドをお持ちの莉乃ちゃんであるが、冷静に考えて、ここまで露骨に田中に絡んでいる野郎がいたら、ホモ疑惑が出てきたってしょうがないレベル。もっと警戒してもおかしくないくらいだ。ただ、太田の場合は本当に「人格が良すぎる」というたった1つの理由だけで田中の介護をしているわけで、莉乃ちゃんの嫉妬はお門違いなのである。いや、兄につく悪い虫を排除する方向性は合ってるかもしれない。このままじゃ、あなたのお兄ちゃんはただの被介護者になってしまい、まともに恋愛出来ない可能性が高いですからね。莉乃ちゃんからの適度な嫌がらせをくらいながらも、神のごとき愛の精神を持つ太田はその悪意には全く気付かず、単に世話好きで出来た妹さんとして認識しているようだ。まぁ、田中が妹の愛情に気付いてないからしょうがないわな。いや、ラブではなくてライクどまりなのだとは思うけども。ここまでのお話では太田と田中の仲を邪魔する因子というのはいなかったので、かき回すためにも莉乃ちゃんにはどんどん頑張っていただきたい。っつうか、純粋にもっと出てきてほしい。特に中の人的に。

 次回は、予告でついに田中が2文字で匙を投げてしまったが、太田メインのサブタイトルになってることを考えれば、太田妹の登場回ってことになるのかな。気付けば女性キャラの方が圧倒的に多くなっているハーレムアニメみたいな今作。これでいいじゃない。でも僕の中の一番は生ける弾丸。

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 この世界の女の子はみんなして純情可憐、第6話。考えてみりゃ太田だって誠意の人だし、田中だってある意味では非常に真っ直ぐな志を持つ意志の人。そう考えるとこの世界には立派な人しかいない気もする(実情とは異なります)。

 Aパート、雨の日と田中。田中がうだうだやっているだけのパートなのでそこまで惹かれる内容は無いのだが、傘についての鬱陶しいという感情はおおむね同意。よく言われる通り、人類がこんだけ進歩しても傘っていうアイテムだけはほとんど代わり映えせず、かさばるし、鬱陶しいし、面倒臭いんだ。一般人だって面倒臭いんだから、田中が歓迎するはずもない。「小雨だから傘ささなくてもいいや」って思って、そのまま強くなっても改めて傘を開くタイミングを計りかねて無駄に濡れちゃう展開なんかもあるあるですよね。まぁ、普通の人間は濡れちゃったところで諦めて開くわけですが、田中マインドではそれすら許容されない。白石さんが言ってた「風邪引いたらもっと何倍も面倒」ってのは真理なのだが、田中は基本的に朝三暮四の思想を持っているのでそこまで考えることはあまりない(場合によっては朝三暮四どころか朝五暮一くらいの時もあるが)。伊賀か甲賀が田中の面倒をみてくれればいいのだけど。

 そんな田中に対して、いつも通りに天使の心で接する太田であるが、今回は何故かやたらと傘の方に感情移入しているのがなんだか苦労人気質。「傘の気持ちを考えるといたたまれない」とか「傘のプライドがバキバキ」とか、こいつ過去に傘とデキてたんじゃねぇかと思うくらいに傘贔屓。ま、普段からお世話になってますからね。傘と田中、無くなって困るのは傘の方だし。もっと傘の人権を保障してあげようという気持ちは分からなくもない。そして、そんな傘のおかげで幸せと災難がまとめて降りかかる白石さん。すっかり眼鏡バージョンが定着した彼女は太田や田中とも普段からよく会話するようになっており、恋する乙女としては安定してハッピーなスクールライフが送れている模様。これだけドタバタしてても田中への気持ちは変わらずに募っていくだけなのね。ピュアッピュアですわ。

 そして、そんな白石さんのピュアっぷりをさらに超えようとする強者、Bパートはエクストリーム越前さん。ヤンキーが本当は純情奥手とか、いつの時代のアニメなんでしょうね。でも可愛いからOKだ。っつうかそもそも越前さんはヤンキーですらないしな。田中のはた迷惑な筆談のせいで勘違いがとまらない越前さん。ただ、普通この手のお話では「このおっちょこちょいめ」って話になるのだが、今回はどう考えても誤解させた田中の方に責任があるような気が。あの状況、田中が見ている前で彼のスケッチブックに「プロポーズとかなめんな」って律儀に書いてあげた時の越前さんはどんな表情をしていたんでしょうかね。

 田中と太田、どっちがいいかを真剣に悩む思春期越前。どう考えてもその2人なら太田一択だと思うのだが、太田ってやっぱり「人相の凶悪さ」がネックになったりするんでしょうか。改めて、なんであんな性格のおかんキャラが金髪に染めて髪を伸ばしているのかは謎だよな。妹さんに嫌がられたりしなかったんだろうか。でもヤンキー()の越前さんから見ればそんな太田は理想の相方のような気もするが……幼馴染みなのがネックなのかな。いや、単に越前さんが男女交際とか考えられないレベルでのピュアっ子ってことなんだろうな(百合だから、っていう可能性も高いです)。彼女が最終的に2人から片方を選ぶ動機になったのが宮野さんだったってのも業が深いわけで……。宮野さん、そこは嘘でもいいから下の名前で呼んでやる選択肢もあげてくれよ。いや、下の名前知らないけどさ。結局、来週に持ち越さないために最後にはネタばらし。最後まで越前さんはテンパリつづけて可愛かったですね。画風変わった時は誰だかさっぱり分からなくなったけど。

 もう、今後は新キャラも特に増えないみたいだし、残りの話数はこの面子でやっていくのかね。田中、ついに次回予告で2行目に行く元気も無くなってたぞ。

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 「カニだぞー」「カニだねー」第5話。なんなんだこいつら。男子高校生の日常としておかしすぎるだろ。いや、元から普通じゃないのは分かってたけどさぁ。

 Aパート、田中のお買い物チャレンジ。相変わらず太田のハイスペックっぷりが確認出来るお話だ。いや、まずそれ以前に太田と田中の妹の存在が発覚したことが大きいか。この漫画、中心にいるのは田中と太田という怪しげな関係の野郎2人だというのに、回りのキャラクターは女の子で固められており、そのどれもがいちいち可愛らしいのが重要な要素になっている。ということは、この2人の妹という存在も今後絡んでくる可能性があるということか。一体どんなキャラになっているのかは非常に気になるところだ。田中に似ている妹、太田に似ていない妹。早く見たいぞ。

 そんな妹さんからのお使いチャレンジは、「何を買うか分からない」という、高校生とは思えないところからスタートするハードモード。「売り場にいけば思い出すかも」という何ともか細い期待のみで勝負に挑む田中は相変わらず変なところで思い切りが良い。そして、生活の一部であるスーパーに来れば当然太田の世話好きが全力で発揮されるわけで、多くの主婦を魅了した女子力の高さはもちろんのこと、個人的にはさりげなくエコバッグを取り出す意識の高さに感服する。なかなかいないぞ、こんな男子高校生。妹と一緒に暮らしてるんだから太田が一人暮らしってことはないはずなのに、そんな状況で生活必需品、消耗品の値段設定にまで興味が持てるって、普段から一体どんな生活をしているのだろう。それに対して田中の使えなさは相変わらず。おそらく全ての視聴者が思っていたことだろうが、「分からないなら妹に電話して聞けばいいのに……」っていう。お使いを依頼されたってことは別に仲が悪いわけでもなかろうになぁ。電話するのも面倒臭いのだろうか。スーパーを駆け回ってパのつく商品を片っ端から購入するよりもよっぽど楽だと思うのだが。やっぱりこいつの思考回路は謎だ。そして、前日の晩ご飯の匂いが残る体質も謎だ。パクチーってなかなか食べる機会がないのだが、そんなに強烈なんだろうか?

 Bパート、先週に引き続き白石さんエピソード。元々ぼっちだったというコンプレックスを抱えている白石さんだが、その残念な思考回路のせいで、うっかり田中に恋をしてしまうという不幸。いや、そこは隣にいる太田にしておけ……田中はマジで付き合った後に見返りがないぞ……。まぁ、太田みたいな奴が隣にいても女子は困るのかもしれんが。田中が白石さんの正体を見破ったのも単にエロ目線が鋭かっただけだしなぁ。とにかく、普通の人付き合いに慣れていない白石さんは人生のルートを1つ間違ってしまったようだ。そして、間違った選択はさらに間違った行動を呼ぶ。この不器用さは愛嬌に繋がっている気もするが、他の「普通の」お友達との付き合いでもこういうトンチンカンな言動が出てるんじゃないかと不安になるな。「ぶつかり待ち」というなかなか斬新な概念とかさ。あれだけのシチュエーションでも全てを好意的(?)に受け取る太田さんの脳内もなかなかに謎だし、この世界の住人はやっぱりどこかしらお花畑である。

 そして、そんな過程で必然的に生まれる宮野さんとの出会い。一週間ぶりに登場した宮野さんは相変わらず可愛らしく、学年一の才色兼備・白石さんを相手にしても一切臆することなく発揮される宮野イズムは素晴らしいの一言。確かに女子の目から見ても可愛いのだろうし、白石さんが勝手に誤解して振り回されるのもしょうがない。そして、そのエネルギー故に白石さんをも巻き込んで、田中の回りの謎ハーレムは広がっていくのである。これであっさりと終わっておけば「イイハナシダナー」で済むのだが、ラストシーンでの宮野さんの切れ味がまたひとしお。すげぇ! 宮野さん、出来る女やんけ! 兄弟子どころか師匠呼ばわりも納得ですわ。

 今週のコンテは岩崎良明でした。監督のディレクションなのか、相変わらずたっぷりと間を取ったのんびり演出が多くて、見ていて癒される部分が多いです。アイキャッチで太田オカンが延々歩くところとかは意味が全く無くて笑ってしまうし、今週は白石さんの(空回りだけど)複雑な心情芝居なんかも見ていて気持ちいい。アイキャッチ映像なんかは原作には無い要素だろうし、アニメ独自の演出部分で美味しいところも多いんじゃなかろうか。

 ちなみに、一番好きなカットはエンディングの宮野&越前です。

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 ねぇ、宮野さんは? 第4話。うん、まぁ、今回メインだった白石さんも可愛いけどさ、やっぱりこのアニメは宮野さんが活躍してナンボみたいなところあるじゃん。メインヒロインの太田は活躍してるから我慢するしかないか。

 さて、いわゆるひとつのモリサマ的女の子のお話。なんで何もしてないのに田中と太田の回りには可愛い女の子が集まってくるやら、本当に腹立たしいことではあるのだが、まぁ、太田は人格者だからな。彼の女子力に引かれて寄ってくる女の子がいるのも致し方ないのかもしれん。今回の白石さんとの(文字通りの)接触は宮野・越前とは違い完全に偶然の産物。太田の親切心から白石さんと3人きりの作業に転がり込むことになり、「そんなことしてるとそれだけで親衛隊の標的になるんじゃねぇの?」と心配になってしまうが、運動部の連中は放課後の活動までは関与しないんですかね?

 今回はたっぷりと「白石さんの秘密」についてのお話で、いかにもアニメ的に無茶な設定ではあるんだ。髪型と眼鏡だけでそんなに変わるもんかよ、っていうのは突っ込むのも野暮な部分ではあるのだが、クラスのマドンナ(死語)が一気に「誰にも気付かれない」にまでグレードダウンするのは流石に厳しすぎやしませんかね。本人は守りたいものがあるから日常生活では必死に頑張っているということだが、まー、世の女の子たちが男の分からぬ陰で頑張っていることの最強バージョンみたいなもんだろうか。化粧したり身だしなみに気を遣ったりって、割と普通のことだと思うのだが、それだけで一気にトップレベルにまでのし上がれるってことは、元々の素材がいいからなんだよな。だったら髪をひっつめて眼鏡にしたところで分かる人には分かりそうなものだが……唯一気付いた田中は乳サイズでの判別だったというしなぁ。白石さんは中の人と同じ巨乳設定か。まー、宮野はちんちくりん、越前も平たそうだから、キャラのバランスとしてはいいよね。いわゆる萌えアニメと違ってそこまではち切れそうな嘘乳でもないし、「最終回までの間に一回でいいから白石さんが脱ぐチャンスがあるかどうか」と期待が高まる。まぁ、この作品だとそういう展開は無いだろうなぁ。田中は「エロいと思う」発言など、割と普通に男の子としては機能していることが分かる(?)のが意外だ。むしろ徹底的に甘味にしか興味がなさそうな太田の方が心配だよな。

 絵に描いたような人格者の太田、そこまで他人に興味を持たない田中という安牌2人にだけ身バレしてしまった白石さんはこの世の終わりのごとくへこんでいたが、彼女の将来を考えるなら、ここでばれて気楽な高校生活が送れるようになっておいた方が良かった気が。見た目がダサくてコミュニケーションが苦手な娘って、どれだけ背伸びしてガワだけ気取ったところで、「そういう」友達のカテゴリとは仲良く出来ないような気がするんだが。そこも全部背伸びして堪えているのか、それともこの学校には優しい女子しかいないのか。世界観としては後者であってほしいところだな。それにしても、普段の眼鏡モードについて、太田は「別人だと思って気付きすらしない」し、田中は「弱点があると分かってホッとした」と言っているという事実はなにげに失礼だったのでは。「お前の素の状態はウィークポイントだ」っていうのは「ありの〜ままの〜」と全く逆のフレーズなわけで、受け取り方によっては壮絶なdisりなんだけどな。まぁ、その辺は白石さん本人が一番負い目に感じてるから構わないんだろう。

 とりあえず、今週も放送事故かと思うような遠慮のない止め絵のカットが思い切り間を引っ張ってくれていたので、個人的には満足です。でも、出来れば来週は宮野さんも呼んできてね。

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 てるてる宮野さんが可愛すぎやしませんかね、第3話。コズミックな愛を語る宮野さんホント好き。

 順調にキャラを追加して広がりを見せる本作。まぁ、ぶっちゃけ越前さんのキャラはベタベタだしそこまでインパクトも無かったので前回ほどのワクワクがあったわけではないのだが、作品全体が維持している空気がやけに気に入っているので、とりあえず宮野さんがコロコロ動いてるだけでも割と満足。百合要素が入ってきても一向に構わないが、宮野さんのキャラなら百合っていうよりも「仲良し」くらいの水準を維持してくれた方が心地良いので、越前さんとは今のままの関係を続けてくれればいいだろう。

 そんなわけで、男と男の老夫婦のような関係性と、女と女のペットと飼い主のような関係性が不思議に両立する、性の問題をいっそ清々しく考えないような作品。穢れた目でしか見られないと辛いが、ここまで清いならばもうそれは大きな友情物語ってことでいいんじゃなかろうか。個人的にはタイトルを「太田くんはいつも不安げ」に変更してくれてもいいと思っているくらいに太田が気になる派。過保護な母親のごとき愛情表現は本当に病的なまでの人の良さの表れであり、級友の昼ご飯の魚の解体を買って出た理由が「知らずに同じメニューを頼んでしまったという罪悪感」からだからね。どう考えてもお前悪くないのに。あの状況で「知らないとはいえ、申し訳ないことをした」って言える人間は世の中に存在するんだろうか。そして、倒れた田中に気付いた直後、何故かナチュラルにお姫様だっこしている謎。上体を抱え上げるのは分かるが、なんで足まで抱えるんだよ。普通ならこれが「王子様的な」ビジュアルになるんだろうが、相手が田中だと「苦労の多い介護士」にしか見えないんだよな。床ずれ補正のために定期的にベッドの確認してそう。そんな太田なのに、外野から見ると単なるヤンキーにしか見えないというラストパートの展開がなんか可哀相。言うに事欠いて「仲良しです」って、言葉選びがいちいち変だよな、こいつら。どこまでも滅私の心で尽くし続ける存在かと思われた太田も、甘いものに対するこだわりが尋常ではなく、クッキーの話になるとちょっとだけ素直になってくれていたのはとても新鮮であった。

 そして女×女の新たなカップリングを成立させるために登場した越前さん。中の人は諏訪彩花、近いイメージだと兎角さんかなぁ。携帯すら持たないというオールドスタイルをこよなく愛するなんちゃってヤンキーであるが、何で彼女がそんなものに憧れちゃったのかは謎。宮野さんへの愛を隠すことすら出来ない不器用な性分なんだから、大人しく真人間になればいいのに。田中とのコンビネーションはなんだかんだで上手くいっちゃうあたりも、太田と同じ人格者の風格。そして、我々視聴者に代わって宮野さんを徹底的に愛でてくれる代弁者の役割も果たす。つまり、この世界は宮野さんを中心に回ればいいということだ。今週も元気だったなぁ、宮野さん。越前さんに対してたっぷりの愛情を注いでくれたわけだが、どっちかっていうとラブではなくてリスペクトに近い感情なのかな。越前→宮野の愛情もラブっつうのとはちょっと違う気もするし。一切生臭いものを感じさせない相思相愛、非常に尊い。

 来週は最後に画面に大写しになった女の子の出番かな。3週連続で女の子キャラが増え続けるアニメなのだから、とても親切である。

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 やったぜ女の子、第2話。きっちり女の子の追加キャラが登場し、この子がとにかく可愛いというので一安心。流石に田中と太田だけでは色々と維持出来ないからな!

 とはいえ、実は案外気に入ってきたぞこの2人。元々1話目の時点で太田は割と好きだったのだが、今週も遠慮なくそのお人好しぶりを発揮しており、好感度というか、「珍獣の世話を任された可哀相な人への同情」ポイントはうなぎ登り。太田の場合、田中に対して何か特別な感情を抱いているから優しくしているとかいうわけではなく、周りにいるどんな人間にも優しくできる単なる好青年なのがとても良い。今回だってあんだけ面倒臭い宮野さんに対して、「女の子が泣いているのに放っておくわけにはいかないだろう」と自分のいちごミルクを犠牲にする紳士な一面を見せているし、昼食のために田中をかついで移動したり、わざわざ放課後の駅まで出向いて田中を引き止めるなど、ちょっとお人好しの度が過ぎるくらいだ。太田が宮野さんを抱え上げてる画は、あまりにも身長差がありすぎてギャップがたまりませんよ。ちなみに、田中が自分のことを「半径85㎝の手が届く範囲」と言っていたことから、彼の身長が大体170㎝くらいだと推察される(両手を広げた長さ=身長)。となると、画面の比率から考えて太田は最低でも180㎝以上、185以上もありうるかなりの高身長である。そりゃまぁ、第一印象で「なんか怖い」と言われるのも分かるな。

 けだるげ主人公のくせに胸の内に情熱を絶やさない田中のキャラも、実は案外悪くない。先週もその片鱗を見せていたが、今週はついに出雲大社に文句を言いに行くために単身鳥取へ向かうという暴挙に出た。なんだこの行動力。「気怠いとか言ってるのにキャラがぶれてるじゃねぇか」といういちゃもんもつけられるが、このイカレ具合が適度にギャグ漫画に刺激を与えてくれるのだから文句を言う筋合いのものでもないだろう。「鳥取でしょ」の返答に「島根だ」と即答するくだりがやけにツボに入りました。太田の中の人は広島県民。

 さぁ、そしていよいよ女の子、宮野さんである。もう、圧倒的なその存在感は見事なお騒がせヒロイン。CVは安定の高森奈津美で、本人のキャラを一切反映していないちまっこさは既に伝統芸の域。まったりとした芸風で見せてくれる田中&太田ペアにコロコロと動く宮野さんが入ってくるバランス感がとても心地良く、普通に考えたら高校一年生としては危ないくらいの知能しかもっていない宮野さんも、この空間では素敵な賑やかしである。やっぱりキャラクターデザインが良いのだろうなぁ。メリハリの効いたテンポ芸で各方面から可愛さ3割り増しよ。次週以降もたくさん女の子は登場するようなので、引き続き期待大。

 

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 エエエエエェェ、そこカットなのぉぉぉ、第3話。前回のルーザー戦もちょこちょこカットされてたから怪しいとは思ってたけども……まさかエピソードのメインボディをまるごとえぐり取ってしまうとは……これ、原作ファンからはあんまり嬉しくないアニメ化だぞ。

 今回のエピソードの原典となる「子供の点数編」は、確かにシリーズ全体を通して見ればそこまで重要性の高いお話じゃない。それどころか、ここから続いていく八十神編、そしてイースター編と並べて見ると、ちょっと浮いてる感じがしないでもない。次元Wとコイルを巡るお話の縦筋を考えれば、アニメ化でバッサリ切ってしまうのは大英断と言えるわけだが……いやぁ、でもやっぱりこの改変は納得いかんなぁ。単にミラが子供たちを助けておしまい、っていうエピソードになってしまうと、別にこの世界のお話じゃなくてもいいんだよ。単なる「ロボットさんのいい話」なんだよ。むー、これだけだと色々消化不良だし、薄汚い思惑とか、小賢しいトリックが働いてないと岩原作品っぽくないし、今回キョーマが全然活躍しないし……アニメと原作は切り離して考えなきゃいけないのか。辛いな。

 何がしんどいって、これで確実に八十神編だけではアニメが終わらないことが確定したこと。これまでの進行だと、今回の「点数」編で2話くらい使って、そこからたっぷり時間をかけて八十神編、っていう概算だったのだが、4話からとっとと八十神に行ってしまうということは、おそらくあっちも3〜4話で片を付けるつもりなのだろう。原作の冊数を考えてもそれくらいのバランスになる。ただでさえ分かりにくい八十神編のデザインを、台詞が読めないアニメーションでどれくらい描き込めるのか、甚だ不安だ。次元Wの扱いが単なるホラーの道具で終わってしまう気がするんだよなぁ。

 あと、八十神編が終わった後にアニメシリーズとしてはどこまでで区切りにするのか、っていうのも気になるところ。だって、そこで終わらせないと後はまったく切る場所が無いからね。イースター島に行っちゃったら、あとは今原作が進んでるところまで一気にいかないとどうしようもないわけで……それ、無理じゃん。原作まだ終わらないよ? 終わらせないよ? どうすんの?

 まー、現実的なところだと、せいぜい仲間集めてイースター島に上陸して終わり、くらいなのかなぁ。半端だなぁ。

 っつうか今公式ページ確認してきたらキャラ紹介にサルバとルワイがいるじゃん。その割に他の連中(KKとか)はいないのな。ってことは、召集かけるところまでで実際にイースター島にはいかない? もう、訳分からん。だから未完の作品をアニメ化するなとあれほど……さっさと「地球美紗樹」をアニメ化してくれ。なお、公式ページのキャストを確認するとサルバ=鳥ちゃんである。鳥ちゃん、どんだけ浅黒い王族キャラをやったら気がすむのか。

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 これ、OVAとかでついてくるタイプのお話やんけ、第9話。シリーズ序盤に草薙が覚醒したり鳳と友情を繋ぐためのメインシナリオがあんだけ駆け足だったのに、こういうのをぶっ込む余裕はあるのかよ。まぁ、ずっとこういうのをやってもらっても一向に構わないわけだが……制作陣のウェイトの置き方がいまいち分からん。

 マジで「To LOVEるでやれ」と言わんばかりのお話を2本。前回まで必死にシリアスやってた杉波さんも、すっかりだらけてただただ世間に毒を吐くマシーンと化している。こいつら、とんでもねぇ出自の集まりのくせに全く緊張感が無いのが凄いな。Aパートでは杉波さんがやたらと鳳に食ってかかる様子がちょっと気になったんですが、何もあそこまでいじめんでもよかったのでは。潜入捜査をさせるところまでは杉波の狙い通りだったのだろうけど、その後の調査のくだりで失敗しちゃった鳳を無闇になじっている杉波さんがなんだかひどいヤツに見えた。いや、そりゃ鳳が悪いんだけどさ。あんたにのせられて慣れない仕事してたんだから、少しは配慮してあげてもいいんじゃないかしら。まー、そういう気遣いが一切無いのがらしいといえばらしいのだが……。そんだけあけすけに文句を言い合える仲になったってことなのかしらねぇ。それにしても、あんなおねーちゃんがいっぱいいるクラブで女の子にPSPを送る客ってのもどうなんだろうな……。

 そしてついにBパートは水着回。まぁ、すでに「全裸回」みたいなのをやってるために水着って言われてもそこまでありがたいもんでもないが、マリのおかげでやたらとおっぱいがフィーチャーされるのは当たり前ながらもありがたい流れ。うさぎちゃんの有能さがここで嫌と言うほどに堪能出来るな。マリをして「こぼれてしまう!」と心配させるほどの代物。大丈夫よ、本人は毎日それと付き合って生活してるんだから、ちょっとやそっとじゃこぼしたりしません。しかし、これまで散々サービスしてきたうさぎははっきり言ってしまうと「平常運転」なだけで、せっかくの「ミニ35小隊」もいつも通りといえばそれまで。むしろ、夏のビーチという格好のロケーションがまさかの耐性0で恨み言を繰り返すばかりになる杉波さんの変化の方が今回は美味しい要素だったのかもしれない。まぁ、インドア特化にチューンされた生き物だからしょうがないわな……。杉波さんだって油断すればこぼれそうなのに。もっとみんな気にしてあげて。

 そして、これだけの粒ぞろいな水着回にも関わらず、一番大事なのはスク水幼女という残念主人公、草薙。さらにBパートは登場シーンの半分をトイレに持っていかれるという体たらくであり、ハーレムもの主人公としてもその扱いはどうなのよ。いや、この草薙の扱いが、今作におけるサービスの在り方を体現してるのかもしれないな。別にエロを回すのに男はいらんのです。うさぎとマリが触手に捕まって振り回されれば、それで充分ノルマ完了。魔女狩りの兵装も海洋戦闘だと大して役にたたんということが分かっただけでも、ある意味戦略的な価値はあったよね。まぁ、普通魔女は海から来ないと思うけど。

 結論:うさぎちゃんが頑張ってればそれでいい。

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Thraxi
性別:
男性
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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