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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 安寧なる許し、第6話。まさかこの早さでオニナッツを吸収して完全体になってしまうとは……やはり澁谷かのん、恐ろしい子ッ!

 ただでさえ口調とビジュアルと中の人繋がりのせいで邪神ちゃんを想起する画面だったというのに、さらに舞台を北海道に移してより寄せていくというドロップキックな展開。今作ではわざわざクラウドファンディングは実施していないので各地方とのコラボなどは存在していないが、だったら何でわざわざ北海道にいったのかはよく分からんという。単にきな子の実家が見せたかったんでしょうかね。北海道に住んでるからおかーちゃんの声がトナカイみたいだったのかな(どゆこと?)。

 まぁ、とにかくそうして1年チームと2年チームを分断し、いわば「頭を冷やす」期間をとる形。てっきりここで1年生間の友情パワーが深まり、少しずつきな子たちによってオニナッツを取り込む展開になるのかと思っていたら……いきなりだった。何がすげぇって、オニナッツ自身になんか隠れた要素があるに違いないって思ってたのに何もなかったこと。銭ゲバだった理由も特にないし、そのためにLiella!の面々を陥れかけたことについても「何となく」だった。そして、そんな何も無い女だからこそ、くるりと回って引き込まれる際にも大きなターニングポイントがあるわけではなく、なんか気づいたらこっち側にいた。多分、過去にラブライブシリーズで描かれてきたどんな加入エピソードよりもフワッとした雰囲気加入である。……いや、まぁ、過去には1クールの間を挟んだ後に加入時のバックグラウンドか語られたどこぞの9人目もいるので、今後さらにどこかでオニナッツパートが掘られる可能性もゼロではないが……でも今作はこれが2クール目なのよな。流石に今後改めて今回の顛末に触れる機会はなさそうなんだよなぁ……。まぁ、考えてみりゃ新入生の部活勧誘なんて「面白いから入ってみてよ」っていうしかないわけで、かのんがやったのは純粋にただそれだけ。そこに文句をつける筋合いもないのだが……釈然としないような、もうこれでいいような、妙な落とし所であった。

 理屈で考えようとするとどうしても引っかかってしまうオニナッツ加入。ただ、冷静になってメンバー目線で考えると別に違和感は無い。前回懸念した「ありもしない動画ネタあげて炎上」とか「金のために薄汚ぇ偏向報道も平気でやる」とかだったらしこりも残るし、とてもじゃないけど「9人目だ」なんて言える状況ではなくなったと思うが、幸いにして夏美はLiella!の不利益になることは何一つやっていない(まぁ、かなり行きかけたが)。彼女が心中で何を思っていたかは今となっては正確に知ることはできないが、実際の事象だけを観測すれば、「プロデュースしてやるといって出てきた学内有志の生徒がちゃんと動画サイトで広報活動をし、加えてわざわざ北海道まで合宿に付き添って発信するくらいにはチームの活動に熱意を見せてくれたので、いっそのことサポートじゃなくてメンバーとして加わるように提案した」という流れである。なるほど、これだけ見れば本当に普通の加入なのだ。もちろん、たとえばすみれ目線ではそんな単純な構図にはなっていないだろうし、なんなら夏美自身だって「そうはならんやろ」という引け目があったと思うのだが、そんな余計なノイズをまるっと無視し、全てを吹き飛ばして「うるせぇ、やろう!(ドン!)」と言えてしまうのが我らが澁谷かのんだったのである。これまでかのんと言えば「歴代主人公に比べると押しが弱くて悩み多きセンター」という印象が強かったが、こうしてやりたいことには真っ直ぐに突き進める性質は、やはり中心に位置するだけのことはある。歴代の女傑たちと比べると、きちんと「自分もそうだったから、後輩だってきっと変われるんだ」という経験に裏打ちされた自信が出ているのが良いよね。

 そうして、かのんの魔力に引き込まれてめでたく鬼塚夏美が9人目となった。ファーストステージがいきなりあの振り付けであの曲だったのは「手加減も何もないんかい」とは思ったが、ステージ外では散々難しいだの出来ないだのと言っておきながら、いざ舞台にあがるとどんなダンスも汗ひとつかかずに出来てしまうのがラブライブ空間の特殊なところなので無問題。これ、きな子とか可可はもうフィジカルで抜かれてたりしないよね……。

 ちなみに、そうしていきなりステージパフォーマンスをステップアップさせるのに一役買っているのが我らが部長の功績である。周りの連中が些事に心奪われている中でも全くブレずにチームのためになる最善の選択が取れる部長、本当に頼りになります。

 

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 聖数3の2乗はオカルティックナイン、第5話。なるほどこの世界では「9」という聖数が存在している……のはなんで? 9人組アイドル、過去のラブライブ史を紐解いた時にそんなに目覚ましい活躍をしているんだろうか? そりゃま、μ’sは伝説になってる可能性もあるが(秋葉原で北の将軍様みたいな特大イベントやってるからな)、例えばAqoursが歴史に残ってるかというと……どうなんでしょうね? まぁ、もしこの「9は特別な数」が本当なのだとしたら、この世界を救ったのは「ウチも入れて9人」とか言い出したどこかの女神の御業ということになりますね?

 ということで本格始動の「9人目」・鬼塚夏美がいよいよ絡んでくるお話であるが、そんなオニナッツのキャラも強烈ではあるのだが、やはり5+3という独特な構成で動き始めた新生Liella!も色々と見どころが多い。これまで聖数9人を守ってきた先輩ユニットの場合は3+3+3というバランスの取れた学年配置でそれぞれに役割を分け合ってきたが、現状、5+3なのでどうしても1年生に余計な緊張を強いてしまうというのは事実のようである。生意気にもあの可可ですら基礎練習をみっちり1年やった効果が出ていて、新入り相手には余裕で先輩ヅラできるようになっているのである。まぁ、高校時代の1年の差って、当人たちにしてみれば想像以上にデカいからしょうがないよねぇ。そうして「違い」ばかりを意識して挫けてしまいそうな新入りたちを、経験を積んだ先輩たちが優しくフォローしてくれる図はこれまでの「みんな横並びで9人だヨ!」ってな感じだった先輩ユニットたちとは違った関係性が見えて良いものである。

 1年生トリオは全体的に「未熟」という要素にスポットを当てられてしまうわけだが、それでも一応差別化は図っており、メイがピアノのスキルを使った作曲、四季が恵まれたフィジカルからのダンス、そしてきな子はアイドルへの情熱に裏打ちされたワードチョイスからの作詞家候補という特性を活かす方向でレールに乗った。ダンスに関しては我らが嵐千砂都がずば抜けた才能を発揮するので流石に四季だけは「2代目」ってわけにはいかないだろうが、これまでかのんが一手に引き受けていた作詞・作曲については「他にやるやつがいねぇ」ってんでかのんに押し付けられてたみたいなところもあるので、1年生でももしかしたらすぐに代役を務められるようになるかもしれない。どうせかのんだってこの1年で必死にノウハウを積み重ねたわけで(こいついうても普通科だからな)、それぞれのスキルを軸にした縦のつながりも見えてくればさらに面白くなるだろう。大丈夫、まだまだ手探りの部活運営でも、慈母のような優しさを持つ我らが部長は全てを丸〜く受け止めてくれるから。責任を背負うようになって、千砂都も良い表情が増えたように思います。遅ればせながらですが、私はエンディング映像の髪を下ろした千砂都が美人すぎて毎回やられています(千砂都過激派)。

 とまぁ、8人でも問題なくやっていける気がするLiella!であるが、聖数へと辿り着くための最後の1人がまぁ曲者である。およそ視聴者からの好感度など得る気がなさそうなキャラ設計、下手したらこいつがラスボスなんじゃねぇかと思えるくらいに不穏な方向に話を持っていくその手腕は、同じくラブライブ繋がり(?)なら邪神ちゃんが一番近いんじゃねぇかと思えるくらいに危ういキャラである。ただ、「配信者として手っ取り早く利益が得たい」という動機は別に悪いものではなく、きちんと「収益化してそれは自分の財布に入れるやで」って契約書を真っ先に提出してサインまでもらってるなら、見た目ほど悪いことをしてるわけではない。今回はすみれさんの慧眼で「ヲウヲウ、随分なしのぎやっとるのぅワレ」と脅されたわけだが、そもそも「稼ぐやで」って事前に言ってるんだから、別に契約違反でもなければ不当な独占でもない。かのんが「お金儲けのためにやってるんじゃないし」と言ってるように、Liella!側からしたら無償の宣伝行為、オニナッツ側からは純粋なゼニの種になり、現状でもわかりやすいWin-Winの関係のはず。邪魔する理由はないのだ。これで分かりやすく動画の恣意的な編集とかで事実を捻じ曲げるような下衆ムーブがあるなら、そりゃ叩かれてもしょうがないとは思うが……稼げてナンボってな生臭い話こそ、芸能界を生き抜いてきたすみれさんが一番わかってらっしゃるところだとは思うんですけどね。

 まー、銭ゲバってのは過去のラブライブ世界には1人もいなかったキャラだし(強いていうならかすかすの人気ゲバというか、名声ゲバが一番近いかもしれんが)、ちょっと異質なものに拒否反応が出るのはしょうがないのかも。次回以降でお互いの目的意識をすり合わせる作業が必要になるだろう。いっそこのまま「プロデューサー1・アイドル8」っていう組合せのユニットでもいっそ面白いとは思うのだが……でもそれだと「アイドル12・マネージャー1」のどこかの愛好会とかぶるか。オニナッツ、今から加入して地獄の特訓したとして、大会までに準備が間に合うとは思えないのよね。

 ちなみに今回も「リエラの歌」がとても良いですね。それこそ本家「みんなのうた」にありそうな幻想的な雰囲気が素敵。ただ、「恋はオニナッツとペアリングさせられるのか……」というのがちょっと怖い。こいつ、色んなものに耐性がないから、来週あたりは金もねぇのに廃課金して破産してそうなんだよな。

 

 

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 「女の子の頭を持つ時に便利なものランキング」の第1位は「シャミ子の角」ですが、第2位は「千砂都のお団子」じゃないでしょうか、第4話。今回かのんがしっかりとその丸を握っておりました。渾身の丸だったんでしょうなぁ。

 というわけで、今回は赤(メイ)と青(四季)の話かと思わせておいて、実は我らが嵐千砂都ちゃんが奮起する、まさかのお団子メイン回でした…………というのは流石に言い過ぎだが、いいじゃない、元来のメンバーが頑張ってる姿を見るのは。千砂都はどうしても2年生の中では押しが弱い方なので、可可やすみれといった狂言回しの陰に隠れがちなのだが、そんな彼女がこのタイミングで掴んだ役職はまさかの部長。これは正直意外でしたね。実際、みんな同学年だから誰が部長になっても不思議じゃないし、それぞれに「部長になれる要素」もあれば「部長に向かない要素」もある。となればやはりかのんに……と言いたくなるのが人情であろう。過去にもいわゆるセンターメンバーである穂乃果や千歌ちゃんが部長を…………いや、やってねぇな。μ’sの部長はにこだったし、Aqoursに至っては部長がいない(よね?)。となればここでかのんが部長をやるのはむしろおかしいくらいの話で。でも、きな子が言うように「かのんじゃなきゃ誰がやるのさ」って話よね。恋を除外した時にきな子が考えていた「選択肢」が誰なのかは定かでないが……千砂都は一応候補たり得たかしら。

 「恋は生徒会長との兼任が大変だから無理」っていう理由をメンバー内の仕事量にも当てはめて考えてみると、「かのんは曲作り担当だから無理」だし、「千砂都は振り付け担当」「可可は衣装・デザイン担当」である。……おい、暇なやつが一人おるぞ。……でもやらせたくない気持ちは分かる……うん、ちーちゃんが立候補してくれて本当に良かった。今回のちーちゃんはメイ&四季コンビのすれ違いを過去の自分の悩みに重ねており、「かのんちゃんがいてくれたから今の私がここにいるんだぁ」という、1期で最も重たかったあの感情が再び舞い戻る。かのんのためなら何でもできる女・嵐千砂都。その「何でも」は、「自分を変えること」に特化しているのだ。

 そうして2年生にも動きがあったところで、ほんなら1年もがんばらんかい、というのが今回の趣旨(?)。なんかね、想像以上にメイ四季の関係が出来上がりすぎてて、「新しい素材が完全調理済み、レンジでチンするだけで食べられる状態で出てきた」みたいな感覚なんですがね。こういう場合、下味が口に合わないと非常に残念なことになるのですが……シンプルで真っ直ぐなこのテイストは……悪くないですわ。大変美味ですわ。普通の友達同士は、あんまりお互いのことを「お前の方が可愛いから」などと押し付け合わないと思うし、普通の友達同士は、最終的に通じ合って恋人繋ぎしたりもしないと思うのね。せっかく憧れのLiella!に加入したというのに、どこをどういじってもメイの目線の先には四季がいて、四季はメイのことしか考えてないとなると、もしかしたらチーム内不和の原因になったりしないですか?

 まぁ、とりあえず加入してみてからの話なので、上級生との関係性はこれからゆっくり培ってもらうことにしようか。大丈夫、部長がしっかりしてるから、この部活は成功するよ。なお、まだ1人加入者がいる模様。未だにあいつがどこをどういじったらLiella!と接点を持てるのかが分からん。

 

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 今回のリエラの歌しゅきぃ、第3話。もともと「みんなのうた」のイメージでスタートしたコーナーだから雰囲気が本編とガラッと変わるのは当然なんだけど、本編だとなかなか織り込みにくいような雰囲気の楽曲でも自然と披露できる場所があるのっていいよね。来週は多分同じ曲のすみれ歌唱バージョンなると思われるのでそれも良き。

 ライバル登場回。1期で壁として立ちはだかったサニパはちょっと仲良くなりすぎちゃったため、新たなラブライブ本戦のラスボスポジションとして、なんと謎の中学生アイドルが登場。突如としてかのんをぼきぼきにへし折り、全てを奪っていく剛腕を披露した。「虹ヶ咲」と違ってやはりこちら本編は「ラブライブで勝ち上がる」というお題目があるので、こうして立ち向かうターゲットが明示されるのは大事よね。ポッと出の新キャラがラスボスじゃ弱い気もするが……でもまぁ、それを埋め合わせるためにクドいくらいに強烈なキャラに仕上げているので、最終回までにきっと彼女の外堀も埋められるに違いない。別にサニパが引き続きライバルポジでも良かったとは思うのだが、過去の先輩作品の履歴を確認すると、「良きライバルだと思ってたチームが負けちゃう or トラブって出場できない」というのも定番なので、サニパはきっとどこかで噛ませとして倒されるポジションなのだろう。それはそれでかわいそうだな。

 ランジュのように「最終的に仲間に」みたいな流れも考えなくてよいため、新キャラの敵対心はマシマシ状態。それにしたってよく分からん登場の仕方だし、なんであんなお化けみたいな演出でアピールしてきたのかはよく分からんのだが、一応「超大型新人」に目をつけられているっていうステータスでかのんちゃんの対外的な評価も上げておく狙いが多少はあるんだろうか。旧来の主人公連中と違ってあまり押しが強くないかのんのこと、今回もまた負けて意気消沈もしていたわけだが、そんな彼女の持つポテンシャルを逆説的に保証する働きをライバルが引き受けてくれている形。逆境を跳ね返して成り上がるのがラブライブの王道なので、かのんちゃんみたいに程よくネガティブも抱え込める主人公は共感が得やすくてよいですよね。いや、穂乃果&千歌ちゃんが悪かったわけでもないのだけども。

 結局今回は「改めて目標確認」というお話だったために、新入生の追加エピソードは無し。残り3人もいる状態でずいぶん尺に余裕があるやんけ、と思ってたけど、次回予告を見る限りではもしかしたら赤と青は2人まとめての処理になるんですかね。赤の方はなんだかんだでチョロそうだが、青が加入する流れが「赤が心配でついてくる」以外にないんだよな……。そんで赤と青を入れて、最後のマニーが入る流れはますます読めない……。ええとこのお嬢っぽいのにウーバー配達員すんなや。

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 青と赤みたいな関係性、好きな人も多いんでしょうね……(鏡を見ながら)、第2話。もう既にいろんなところに地雷が仕込まれてますが、私は勇気を持ってちさ×かのの地雷原に突っ込んでいきたい。かのんはセンターとしていろんなことに気を配らなきゃいけなくて、道産子相手にも粉かけたりして大変だけど、最後には千砂都のところに戻ってくるって信じてる。

 今期もおそらく1キャラに2話の配分が基本になってくるだろう。1話目2話目はLiella!の現状を踏まえた上で、「一年生を加えた新生Liella!」をどう作っていくのかという課題の提示、そしてその第一歩となった道産子(きな子)の正式加入まで。過去の事例だと参加メンバーの人数が変わるとチーム名も変わる例があるが(桜高軽音部→放課後ティータイム etc.)、どうやらLiella!は5人だろうが6人だろうが9人だろうがLiella!のままのようである。ある程度実績を出しており、既に形のあるLiella!に新規で一年生が飛び込んでいくという構図は、なるほどなかなかにハードルが高い。かつての先輩たちが9人揃ってからチーム名を決定してたのとは様子が違うみたいだ。

 「一年生入りづらい問題」は結局抜本的な解決方法などなく、何かを犠牲にしなければ得られるものがないという結論。そこで今回は「少し内容を甘くしたら新人入れられるって思ったけど、そんなのって私たちの目指すものじゃないよねッ!」ってんで初志を思い出すという筋立て。ただ、恋が途中で言っていた通りに、Liella!の目標は何もラブライブ優勝だけではない。この学校にスクールアイドルの文化を定着させたいという動機だって立派に尊重されるべきであり、その考え方を優先するなら、勧誘に力を入れる方向での転換は別に間違ったものではないだろう。ただ、可可とすみれに限っては「優勝しなければいけない理由」があるのでそこらへんの認識にズレがあるのだが……まぁ、最終的には元に戻ったのだから結果オーライといったところか。これで少なくともきな子は魂のステージを共有するに至り、めでたく「新人勧誘」の第1歩は成功である。ほら、1人でも新人がいれば世代間の接続は不可能ではないから……いや、来年の新歓時期がかなり苦しくなるのは間違いないだろうけども。最悪、この「5人+新人1人」という6人Liella!でも1年間はやっていけるだろう。ラブライブ本戦に参加人数規定がないのはありがたいよね。

 とかいいつつ、最終的に9人になることはみんなわかってるわけだが……次にお当番が回ってくるのは赤でしょうかね。その流れから考えると赤→青→マニーの順かしら。マニー、あいつどこをどういじったら加入する流れになるんだよ。赤と青の関係性、なんだか本当に色々ややこしそうなのだが、もうオープニングやらエンディングやらの映像でゲップが出るくらいに徹底して絡んでおり、「そこのカップリングだけ流石に作り込みが過ぎるのでは?」と不安になるレベル。この不安は、キュアマカロンとキュアショコラが紹介された時に感じたものと同じだ…………つまりは…………病巣は相当根深いので、覚悟したほうがいい……。

 

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 ランジュさんはコミュ障です、第9話。留意すべきは……苦手とするだけで、他人とはかかわりを持ちたくない、とは思っていないことだ(ナレーション:日高のり子)。

 やっぱりチーム勢揃いのお話というのは感慨深いものがありますね。かつて誰かが言った。「うちも入れて9人や」と。これにより正式に虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は成った。まぁ、ここまできても同好会扱いなのはどうなのかとは思うが、当人たちのスタンスがそれでいいってんだから一種の通り名として残り続ける類のもんだろう。なんかね、今回のお話はすげぇ肌に馴染むな、って思ったの。個人的には「陰で支えていた地味子さんが大願を果たして表舞台へ」っていう構図は好きなのでこないだの栞子のお話も悪くなかったはずなんだけど、いかんせん栞子の勧誘はメンバー全員の押しが強すぎて……「お前らそこまで栞子のちっちゃな夢を推す理由ある?」ってちょっと怖かったのよ。それに対して、今回のミアのお話はこれまでのミアとの関係性、ランジュとの関係性が納得できるレベルになっていたし、ミアの克己のお話もホップステップジャンプで綺麗にキマったのでとても良いです。最後に3人が迎え入れられつつもちょっと外様としての雰囲気を残してる感じ、とても馴染むのは多分ゴウライジャーとかゴーオンウィングスとかの「追加戦士自体がパーティ組んでるパターン」で既視感があったおかげかな。9+3っていう足し算はキュウレンジャーなみの大所帯ではあるが。

 改めて、虹ヶ咲のメインシナリオって割とスレスレのところで成立してるよなぁ、ということが感じられる展開になってるんだ。他のシリーズと比較して「個は個として立ちながらも、同好会が集まることにも意味を見出す」という面倒臭いテーマがあり、個人ワークが際立ちすぎると「もう全部あいつでいいんじゃないかな」みたいな印象にもなるし、あまりになあなあになってアイドル個人でのバチバチ感がなくなるとやらせ臭さも出てしまう。ランジュがどのようにこの箱に収まるかというのが難しいバランス感覚を要求される部分だったのだが、そこをうまい具合につないでくれたのがミアだ。「ミアの加入」自体にそこまで無理な要素はなく、彼女を打ち崩すことで、最後の橋頭堡が完成してランジュ攻略が可能となる。これまでちょっと鼻につくくらいの孤高っぷりを醸し出していたランジュ・ミアのコンビにきちんと絆があったからこそ、芋づる式の勧誘が実を結んだ形。ミアの加入に際し、「曲作りの大変さ」という要素も侑が事前に下地を作っていたというのもうまい構成だ。今作においてはネックにもなりかねないはずの侑という特異存在が、シナリオの中軸として機能してるのよね。まぁ、ここから単に仲良しサークルになっちゃうと結局みんな同じに見えてくる可能性はあるのだが……キン肉マンとロビンマスクみたいな「仲間ではあるがいつかお前をぶっ倒す」っていうマインドが感じられると良いですね。そういう意味では果林さんの立ち位置が一番好きかも。その関係性は是非ともランジュとミアにも維持して行ってほしいですね。今回ミアが吐いた「その腑抜けた目で周りをよく見てみろよ」っていう台詞ほんと好き。

 当ブログはミアランを応援します。

 

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 このぽむ、うざすぎる、第5話。いやー、インパクトのあるキャラを演じると一気に声のイメージって固まるもんですね。これまで大西亜玖璃ってあんまりイメージなかったんだけど、今となっちゃぁすっかり「うざい声」の認識ですよ。まぁ、歩夢もカーラもどっちも「ダーク」っていう意味では間違ってないからね。

 というわけで歩夢回なのかと思ったら、残念、しずく回でした。いや、厳密にはこの2人+せつ菜のユニット回ということになるんだろうけども。今期は個々のメンバーのソロではなくユニット活動に焦点が当たる構造になっているわけだが、9人チームだと何故か3/3/3じゃなくて4/2/3にするっていうのがラブライブのこだわりなのよね。前回コンビ回が終わって、こちらはトリオの結成秘話。……とは言っても、そこまで自己主張の強くない3人の集まりなので、中心に侑を配置し、自然とその周りにたむろってきた印象だろうか。きっかけは歩夢のストーカー。そして、意外に振り切れちゃうせつ菜の勢いもありつつ。女子高生チームでGロッソにプリキュアショーを見にいく展開、羨ましさしかない。

 一応しずくを中心にしているので「演劇」という要素を絡ませつつ、また新しい方向にシナジーを発揮できないかと模索中。絶妙なのは、きちんとそこに侑の成長物語も絡めているというところ。今作の侑の立ち位置って本当にデリケートだと思うのだが、絶妙なラインでスポットライトの境目を縫うようにして活躍してるよなぁ。ランジュとのぶつかり合いでの対応とか余裕しか感じられないのだが、こんだけ強い主人公ポジって、ある意味でラブライブのセンターにこれ以上ないくらいにふさわしい面の皮の厚さである。

 

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 俺たちの戦いは……最終話!! 200%続編があるって確信できる作品って強いからいいよね。

 正直いうと、油断してましたね。先週時点ではあと1話で終わるなんて全く思ってなくて、録画記録の【終】の文字を見て、「え?……あ、12話目……」ってなった。放送スケジュールが無茶苦茶になったもんだから他のアニメが新番チェック走ったり3話目だったりするのに終わるのが悪いのよう。

 そんなわけで、全く先週時点で身構えてなかった突然の終わり。いや、ちゃんと決勝が始まるって言ってんだから全くもってフェアな最終回なのだが、気持ちが準備できてなかったもんだから「あと30分で最終回っぽくなるの?」と不安な気持ちで見守っていたのですが、無事に最終回になりましたな。雪の屋外、ラブライブの天王山。そこにはスノーなハレーションも待ち受ける伝統の舞台。幸い今年は猛吹雪でステージにすらたどり着けないなんてトンチキなハプニングもなく、せいぜいかのんがステージの場所を勘違いしてデスボイスみたいな声をあげた程度である。本番直前までどんなステージでやるか分からないアイドルってとんでもねぇ博打な気もするのだが、彼女らは一瞬で順応できるから強いですね。もしかしてクラスメイトたちにステージの寸法とか全部オーダーしてたんでしょうか(現実的に考えるなら、クラスメイトが体育館のステージサイズに合わせてデザインしたんだろうけども)。まさに「学校の名前を背負って」挑んだ最終戦。結果はあと一歩のところで届かなかったわけだが、冷静に考えりゃ東京ブロックで2位っていうだけで大したもんである。SELECTION PROJECTならライバルが辞退して繰り上げ当選できる位置ですからね。

 考えてみりゃ、これまで諸先輩がたが臆面もなくトップを取り続けてたことの方が異常事態なんですよね。μ’sにしろAqoursにしろ、どこにそんなカリスマがあるんや、っていうことを示す前にトップを取っていた。Liella!に関しては残念ながらそこまでの神通力は溜まっていなかったということだが、逆にこれで2期のはっきりした目標ができたわけで、先まで見据えたクレバーなシナリオ展開だったとも言えるだろう。負けたからってそこまでネガティブになる要素もなくなったので、あとはじっくり来年に目標修正して戦力を高めていけばいいだけなのだから。まぁ、余裕ができた理由が「レンの親父がよりを戻したそうにこちらを見ている」なのはどうかと思うが……葉月家の花澤メイド、ちゃんと一度は解雇されてたっていう事実が判明してちょっと切なくなった。レンちゃんはこの数ヶ月くらいは必死に自炊したり、自宅でプチトマト育てようとしてたんでしょうかね……。

 ちゃんと12話やったはずなのに、なんだかまだまだ物足りないと思っちゃうくらいにはずっと見守りたいグループ。出来ることなら早めの帰還をお願いしたいね。

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 な? 嵐千砂都だろ? 第11話。かのちーこそが至高にして嗜好である。「恐怖を乗り越えた澁谷かのん」が爆誕し、これによりラブライブ主人公最強伝説は続いていく。

 追い飯のごとくじゃぶじゃぶと継ぎ足されるかのちー成分。やはり幼馴染最強伝説は揺るぎないものであるが、今作はユニットの人数が少ないこともあって、より真剣に「チーム内での1人1人の役割」というものにスポットが当たっている。今回でいうとまぁ、「レンの機械音痴ポンコツ阿呆」みたいな要素も大事なポジショニングではあるのだが(もしかしてあのコンテンツに興味があるっていうのも伏線でしょうか?)、今回は「ただ群がるだけじゃない、1つ1つの個性をぶつけ合い、磨くことこそがLiella!である」というちーちゃんの信念が伝わってくるお話だった。

 案外賛否両論あるかもしれないんだよね。今回のちーちゃんの動きを見ると、「少しかのんに頼り過ぎだし、せっかく仲間だって言ってるのに突き放すのひどくない?」という見方も(かなり無茶だが)出来なくもない。一から十まで全部「足りない部分はチームで補い合えばいいじゃない」というだけの関係性なら、今回のかのんの問題だって、「別にソロで歌おうとも隣にはみんながいるから大丈夫だよ!」ってんでもそれらしい解決にはなったのだ。しかし、残念ながら嵐千砂都はそれでは納得しない。彼女が求めているのは最高のLiella!であり、最高の澁谷かのんなのだ。「もしかしたら、ひょっとしたら、万に一つ、彼女が声を出せなくなるかもしれない」なんて懸念を抱えた状態で彼女の隣に立つ気は無いのだ。だからこそ、周りの連中とこっそりディスカッションを重ね、チームの総意としてのかのんソロ歌唱作戦。もちろん、念には念を入れての措置ということだったので、かのんはそれをきちんと乗り越えてみせた。嵐千砂都は博打に勝ったのである。

 「リエラのうた」のコーナーがあることからも分かるが、Liella!は先輩ユニットに比べてソロでのピックアップも多い印象。それこそが「個と個がぶつかりあってこそのチーム」という方向性の表れ。もちろんそのリーダーたるかのんのソロ歌唱にブレはないし、「この力をもってすれば、ラブライブなにするものぞ」という説得力も増している。あとはただ、約束された天下を抱くだけである。どうせだったら、同じようにして「ちーちゃんのソロダンス回」とかがあってもいいなぁ。今期は無理だろうから2期目あたりで。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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