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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 能登ママンのところに青山穣が物申してるだけでなんか笑っちゃう、第5話。というか青山穣が出てくるだけでなんだか嬉しくなる身体にされてしまっている。こんなんもう、事実上のヘボットじゃん(そうでもねぇよ)。

 キャラが見えて、色々と動き出すと各所から楽しさが出てきますね。苦手だったがガンダムも、可愛い女の子たちがきゃっきゃうふふしながら戦ってくれればだいぶ飲み込みやすくなります。私のアニメ視聴なんてそんなもんです。ただ、今のところ応援したいキャラ第1位はダントツでグエル先輩なんですけどね……。たった5話でここまで転げ落ちられる噛ませ犬の才能、逆に貴重じゃないですか? 先週必死にスレッタに対する感情に理由づけしてたのに、エランの動きに乗せられてすぐに決闘に突入しちゃうマインド、ほんとバカなのに嫌いになれない。最終的なスレッタのお相手はもうグエルさんでもいいよ。今週のミオリネさんは単にキーキー言うてただけやし。

 あとは次点で気になってたキャラはチュチュだったわけですが、先週「メットをかぶる時の行程を事細かに描写してほしい」とか言うてたら、まさかの公式からの発表があるとは……マーベラス……。とりあえず、これでチュチュをめぐる問題は全て解決したので(???)、地球寮の面々は平等に応援できるようになりましたね。デブとかも存在感あって気になるし、女子寮でのガールズトークはキャピキャピしていて大変良いです。スレッタのやつはぼっちちゃんと違って初対面だった連中とももう仲良くなっちゃったなぁ。

 さて、そうしてスレッタの基盤が出来上がったところで、少しずつガンダムをめぐるあれこれも回していく展開になってきた。最初のお相手は、どうやらコーディネーターみたいにモビルスーツ搭乗用強化改造を施された人種であるらしいエランくん(花江夏樹)。ガンド・アームが人の精神をぶっ壊すというよく分からない機構らしいのだが、機体が人を壊すなら人の方をいじったれ、の精神で改造人間も出てくるようだ。当然強化人間の悲哀みたいなものは背負っているようだが、阿頼耶識システムとかと違って外から見てもそれとは分からないようになっているため、他の連中が彼の生まれを知っているのかどうかはまだ不明。まぁ、あんだけド派手にファンネルぶっ放してMS倫理も何もあったもんじゃないのだし、流石に学生たちも「アイツ、なんかおかしいよな」くらいは気づいているんだろうか。でも、その割にはグエルさんが何も考えずに突っかかっていったんだよなぁ……グエルさんだからしょうがないのかなぁ。

 ガンド・アームに乗るために苦行を強いられたというエレン、それに対し、ガンドアームっぽいけどガンドアームじゃないかもしれないエアリアルを余裕で乗りこなすスレッタ。お互いに「なんか仲良くなれるかも?」と思ってたはずなのに、あっさり裏切られてのすれ違い。まぁ、エランが勝手に勘違いしてる方が悪いんだけどさ。スレッタちゃんは「え? わざわざ苦しんでまでMS乗る必要とかなくないですか?」みたいなナチュラルなろう系ムーブをかましてきそうで先行き不安ですね。どっかで「魔女」のしっぺ返しを喰らう展開はないんかなぁ。

 最終的にエアリアルが世界にどういう影響を及ぼすのか、ママンが何を狙っているのかがさっぱり予想できないため、しばらくは大人たちの抗争を黙ってみまもるしかなさそうだ。個人的に、この世界を全ているらしいババアの集団会議が濃すぎるのがツボ。勝生真沙子・小宮和枝・沢海陽子・斉藤貴美子というラインナップらしい。ババア圧強すぎて最高やん。

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 タイトル見て「どの女キャラも地雷みたいなもんだよな……」って思った人、正直に手をあげなさい、第4話。ハイ、先生ごめんなさい。

 まぁ。一番気になるのは既に爆発後みたいになってるチュチュの髪の毛なんですけどね。登場時からインパクト抜群だった「ツインテールアフロ」という斜め上の髪型。しかも毛量がとんでもないのか、シーンによって膨らんだり萎んだりするその髪の毛は、就寝時のナイトキャップやパイロットスーツのメットにはすんなり収まる便利な仕様。まぁ、あの手のチリチリ毛は表面積こそ広いけど密度は薄いだろうから、案外収めようとすればコンパクトにまとまるのかもしれないけど……シリーズ中、どこかでチュチュがメットを被るまでのシーンを克明に描いてほしいですね。もしくはナイトキャップを外して頭がボーンってなるところとか。

 そんなわけで、今回中心となったチュチュのことがどうしても気になってしまうわけだが、それよりも気になるのは「で、この世界ってどういう戦いを描いていくのが目的なの?」という部分。これまではトンチキ学園ドラマということで、なんとなく男と女のラブゲーム(時に女と女のラブゲーム)をモビルスーツに乗りながらやってればガンダムっぽくはあったのだが、今回ついに決闘なしのエピソードということで、この世界の日常というか、根底にある世界設定についてどうしても目を向けなければいけなくなった。

 基本的に、ガンダムは「戦争」を描く物語であり、大抵の場合は国と国・星と星がぶつかり合うお話になっていたはず。ただ、今作においては今のところ国レベルで反目し合っている存在は確認できず、あくまで地球出身者がアーシアンという名で差別を受け、反発している様子が描かれているのみ。まぁ、この「地球人VS何か」というのもガンダムではお約束の構図ではあるが、その「地球人」サイドがあくまで出身差別によって緩く連携している様子しか描かれておらず、大企業連中が対立するだけの勢力には見えないのが現状。

 そして、いわば「平和な」この世界において、スレッタたちが通っているモビルスーツ学園がいったい何のために設立されているのかがよく分からんのも気になる。一般教科もやってるのかもしれんけど、どう考えてもモビルスーツの運用・開発、それにマーケティングなどが中心となっているようで、いわば現実世界で言えば高専みたいな存在なのだろうか? もしくは工業大学? でもさ、モビルスーツ周りの技術にだけ特化した教育機関ってのも変な話だよな。現実で考えるなら自動車整備・開発のための専門学校みたいなもんでしょ? まぁ、ないわけじゃないだろうが……最大の疑問は、この世界におけるモビルスーツがどういう用途で用いられる技術なのかって話なのよ。上述の通り、明確な対立構図が無いんだったら戦争用の兵器ではないはずで、今回のテロ鎮圧の様子などを見るに、おそらく軍事というよりかは警察組織の自衛用の武器といった感じ。それだけではいくら何でも専門学校を作る意味は無いだろう。まぁ、多分宇宙開発が一番の用途だとは思うのだが……だとすると封印されしガンドアームとかがどういう出自で現れて、抹消されたのかもよく分からんのだよな……。まぁ、その辺の世界観はおいおい補強されていくことを期待しよう。

 今回の結論としては「勢いでプロポーズすると後で死にたくなる」「陰キャが頑張ったところで陰キャ」の2点でいいでしょうかね。ぼっちちゃんはバンドを結成し、スレッタちゃんは寮に入れてもらえた。ぼっちに優しいクールです。

 

 

 

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 パイロットスーツでいちゃつく系女子、新鮮、第3話。このガンダムは今後もたくさんの「史上初」が見られるだろうなぁ。

 早くも今期のリコリコ状態に突入してる感がある水星の魔女ですが、まぁ、例によって「そりゃ面白いよね」としかいいようがないので私も大人しく、そして楽しく見せてもらうことにしている。こういう方向性でこれまで私が抱え続けてきた「ガンダムなんか苦手」感がかき消えていくとは思わんかった。いや、鉄血だって序盤は「このガンダムなら割と楽しい」って思えていたので、ほんのちょっとのことだとは思うんだけどさ。考えてみりゃ、今作のデザインってガンダムはガンダムでもビルドファイターズの方が近いんだよな。とりあえずガンダムって呼ばれる機体にさえ乗せておけば、あとは国と国で戦争しようが、ヤクザの抗争が勃発しようが、青春学園で決闘しようが、ガンダムはガンダムなのである。

 そして2作品連続で「ぼっち少女主人公」のアニメの感想を書いているという事実にも今気づいたのだが……ただ、残念ながら(?)完全無欠のぼっちであるひとりさんと違い、こちらのスレッタ嬢は単に「田舎者だからコミュニケーションが下手すぎる」というだけでメンタル的にはむしろごんぶと。表面的にはオドオドビクビクでコミュ障っぽさを匂わせてはいるが、よくみると言ってることもやってることも割と傍若無人である。あんま調子に乗せたらあかんタイプの主人公だろうな……そりゃ魔女と言われても文句は言えないだろう。さらにヒロインのミオリネさんも、今のところはわがまま勝手な暴力系ヒロイン。いや、別に殴る蹴るはしないんだけど、現時点では自分のわがままのために周りを振り回し、容赦無く施設破壊も行う鉄の女。オープンエンドの映像などからこの2人がソウルメイトになることが最終目的であろうことは分かるわけだが、ミオリネさんはここからどういう風にデレていくのか、ちょっと想像がつかない。そして花婿役のスレッタがそれをどう受け止めるのかも。いく末が気になるカップルではあるのだが、応援したいかと言われると……いっそ今回プロポーズした噛ませくんあたりが頑張ってかき回してほしいところですね。

 そしてこれもガンダムにありがちな傾向として「一気にキャラが出てくる上に言ってることがややこしいのでなかなかキャラが覚えられないし名前がヘンテコなもんで入ってこない」問題というのがあるのだが、こればかりはちょっと頑張って覚えていくしかないね。登場シーンが多そうなやつから優先して覚えていくことになるだろう。まぁ、気づけば「ミリアリア・ハウ」とかいうよく分からん名前だって覚えられるんだから多分大丈夫。この独自のネーミングセンスって、どこまで行っても富野リスペクトなんでしょうかね。どんだけ頑張ってもライラミラライラに勝てる名前はない気もするけど。

 現時点で顔が認識できているキャラはメイン級数名と、あと何と言ってもおかあちゃんでしょうね。「仮面キャラ」もガンダムの伝統ではあるが、まさかの麻美子仮面という扱いに納得しかないんですよね。池田秀一に始まり、子安や関俊彦、中村悠一など錚々たるメンバーが勤め上げた「ガンダムの変態仮面」のポジション、女性で初めて被るのはまさに魔女の所業ですよ。ちなみに「直近の仮面キャラって誰だったっけ……」って確認したら鉄血だと松風雅也でしたね。あぁ、いたいたそんなやつ。

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 そこで言えるのはお前だけだ、嵐千砂都、第11話。全てはちーかのに収束していく。それがこの世界線。

 東京予選の決着は無情にもさらりと訪れる。前回の引きの時点で勝ち確みたいなもんだったので驚きやしないが、理由は漠然としてるので完全にマルガレーテdisみたいになっちゃったのがちょっとかわいそう。ポッと出てきてサニパを亡き者にしてさっさと退場させられるマルガレーテ、舞台装置に徹しすぎな気はするが、忙しないラブライブ本戦の流れの中に山を作ろうとしたら、こういう犠牲者が出るのは致し方ないところか。もう1クールあればもうちょいラブライブの試合展開にも説得力が持たせられるんだけどね。

 まぁ、その辺は先代先先代も似たような部分はあったのでしょうがない。とにかく「Liella!が結果を出した」「その結果、マルガレーテが名門校から蹴られた」という事実が分かればその次の展開につながっていく。なんとまぁ、東京予選を突破した時点で世界からは目に留まるようで(一応、そこはマルガレーテが伏線を張っていた形になる)、我らが歌姫・澁谷かのんに名門校から熱烈ラブコール。結ヶ丘の音楽科ですら落ちたってのに、この2年で凄まじい進歩である。元々才は持ち合わせていたのに発揮するのが下手っていう設定だったし、そこを乗り越えてスクールアイドルとなった今、かのんの才を邪魔するものはない。

 しかし、ここでお約束の問題。留学したらどう足掻いても国内での活動はできない。残り1年のスクールアイドル活動をとるか、夢への最短ルートになりそうな留学をとるか。ここでかのんは多少なりとも悩んだそぶりを見せるが、元々小心な彼女のこと、特に心配してくれるメンバーの様子を見た時点で「留学はないなー」とあっさり諦めたと思われる。身の丈に合わないと自分に言い聞かせもしたし、実際に天秤にかけた時、「このまま1年のスクールアイドル活動」も彼女の人生にとっては有益な選択肢であるのは事実だろう。そこから新しい夢が実る可能性もあるわけだし、これは別に消極的な選択というほどのことでもない。

 しかし、しかしである。彼女が自宅前で他のメンバーに釈明している時点で、当然私の中にはどす黒い感情が蠢く。「お前は、その言葉を千砂都の目を見て言えるのか」と。かつてかのんに与えられた夢を胸に、ダンスの頂点を目指した嵐千砂都。彼女はかのんの存在を心の支えとし、成就しなければ決別する意志まで固めた上で大舞台へと挑み、見事結果を残した。千砂都にとって、かのんは夢を生み出した存在、そして夢を支え、成し遂げるために欠かせない存在。千砂都が普通科に転学してまでスクールアイドルになったのは、自分が夢を成し遂げた後、今度はかのんの夢を支えるためなのだ。かのんの未来を最優先で考え、嵐千砂都の滅私があったのだ。そんな彼女の前で、「夢なんて別にいいからみんなでハッピーになろう」などと、果たして言えるものか。

 しかしかのんはそう結論づけた。それが彼女の人間性であるなら、致し方ない。しかし、それを「仕方ない」で片付けられない人間が傍らにいるのも、また致し方ない。かつて夢を成せと背中を押した親友に向けて、千砂都は挑戦する。夢を成せ。それがかつての誓いではないのかと。

 かのんは、そんな千砂都の切実な想いを受けてどんな結論を出すだろうか。どちらを選んだとて万全の正解は無い。どうか、千砂都のハッピーだけは、守ってやってくれ。

 

 

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 この展開は……第1話! ←ここで「第1話」って書いたの多分このブログで初だな。一応、検索性の向上とかを目的に感想文の1文目に必ず話数を入れるようにしてるんですよ。これマメな。

 さておきガンダムである。先週「PROLOGUE」が放送されて新番チェックをやってしまったので、第1話たる今回は新番ではない扱いなのだが、流石にこのスタートは無視できないので、来週以降どうなるかは分からないが記事立て。思えば私の人生、1度たりとも「ガンダムにハマる」という経験をしたことがないんだよな……リアタイで見たガンダムって「SEED」からだと思うのだが、ぶっちゃけSEEDは馬鹿にしてたし、ダブルオーも早々に投げ出し、Gレコもいつの間にやらポカーン状態。一番真面目に見てたのは鉄血だろうけど、それも残念ながら最後まで大好きと言い続けることはできなかったんですよ。一応ビルドファイターズはハマった作品だけど、あれをガンダムカウントするのも違う気がするし。やっぱり、「ガンダムだから」っていうのは私の中でよく分からない壁になっているのかもしれない。

 そんな私に向けて、新時代のサンライズスタッフは「それなら百合はどうです?」と優しく語りかけてきた。いや違うな……「お前ら百合ならいいだろ!」ってんで叩きつけてきた。そりゃね、女の子が主人公で、女の子キャラがたくさん紹介された学園もの設定ってんだからどこかで百合っぽいテイストが出てきたら嬉しいな、くらいは考えるかもしれませんがね。いきなり1話目で公式がセンターラインぶち抜くとは思わないじゃないですか。これが新しい時代のガンダムなのか……ビバ令和……。

 いや、まだ分からんけどね。「この内容ならモビルスーツに乗らんでもええやろ」みたいな結論になる可能性も高いし、1話見ただけでぞっこんになんてなりませんけどもね。まずもってヒロインの「田舎から出てきた陰キャ娘(CV市ノ瀬加那)」設定が阿漕ですよね。「オタクはこういうの好きだろ」っていうのが滲み出てる最低な設定ですわ。えぇ、好きですからね。しかもプロローグのおかげで「そのくせその魂にチートを抱えている化け物」っていうことも知ってますしね。そんなん好きに決まってるやん。そこに白髪クールなご令嬢を絡め、1話目から婚約が締結。なにその展開。

 試聴前に巷で「まんまウテナやんけ」みたいな感想を目にしてしまったのだけど、確かにウテナはウテナだけど、多分、あれとは違う方向にぶっ飛んだ作品を狙ってると思うよ。流石にガンダムの看板背負ってウテナはできないでしょ。個人的には「ロボットを操って戦う学園青春もの」っていうと、ウテナよりも先に諸々のラノベ作品を思い出しますけどね。諸々っていうか「インフィニットストラトス」あたりなんだけども。ガンダムを見始めたはずなのにラノベが始まって、すげぇドギマギした。しかも画面に映る道具立てはまごうことなく全部ガンダムなんだよ。さぁ、これで若い視聴者層を取り込める作品になるか否か……。

 余談:この日は「ドンブラザーズ」でデブが活躍してブラックコンドルをいじり倒すという謎のジェットマン回だったので、そのままトマトを耕すヒロインを見て「今日はどこまでジェットマンなんだ?!」って心配になりました。そういう病気です。

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 麦穂あんなに仕事があるとなんとなく嬉しくなりませんか? 第10話。ラブライブはいつだってアニマルパラダイスさ。

 ついこないだ夏休みの練習の話をしていたと思ったのに、落ち葉の季節を超えてあっという間に冬休み。間の日常パートがもっと観たいよう、とは思うものの、尺には限りがあるし、ラブライブ自体がそういう季節ごとのイベントなのだったら仕方ない。あとはまぁ、こうしてガンガン年月を積み重ねておかないと、いくらなんでも1年生連中が実力をつけていることの説得力が無いですからね。我々視聴者には見えないところで、若者たちはみっちり特訓して実力をつけているのだろう。まぁ、本来ならそこを見せてくれよ、って話なのだが。

 とりあえず、前回がヘヴィー級のお話だったので今回は東京大会本戦とはいいつつも、そこまでのお話は軽めの「繋ぎ」。限られた時間の中で、9人のメンバーがどのようにコミュニケーションをとっていたのかが描かれている。やはり最大の興味のポイントは1、2年生間の交流がどのように行われていたかの部分だろう。どうしても「1年生と2年生の差」ばかりにスポットが当たるお話が続いたので、そこを埋め合わせる光景はなんとしても入れてもらわにゃならん。今回は合宿中の交流ということで、作業を行いながら4つのセクションに分かれてのグルーピングである。まずはダンス振付チーム。これまでその仕事を一手に引き受けていたのは当然千砂都だったが、「動ける」メンバーってことで四季とコンビを組んだ。まぁ、四季からしたらたまたま1年生の中でフィジカルがちょっと良かったくらいで、いきなりその道でトップを極めた千砂都と組めって言われても困ってしまうし、心情としてはまさにミヤマクワガタとダンゴムシだったのだろうが、千砂都は別に一緒のクオリティのダンスを踊れと要求したわけではない。というか、多分千砂都だって「ダンスの振り付けを考えるプロ」じゃないんだし、その辺はむしろ客観的な分析が得意な四季の方が強い可能性だってある。適材適所、マンツーマンだと面倒臭そうな四季との絡みでもなんの問題もないコミュ力部長万歳。でも、どっかのタイミングで「なんで四季はサイエンティストガチ百合フィジカルモンスターになったの?」というよく分からん背景を追ってみたいよね。

 二組目はゲーミングチーム……じゃなくて作曲チーム。こちらも恋が一人で受け持ってきたところだが、「ちょっとピアノやってます」ってんでメイが駆り出されることに。当然恐縮してしまっていたが……落ち着けメイ、隣にいる馬鹿が今までやらかしてきたことを思い出せば、先輩ゆーても大したことないってことはすぐわかるはずだ。

 三組目はヨガチーム。否、作詞チーム。こちらは元からほんわかムードだったかのん&きな子なので雰囲気は良さげ。改めて、高校時代に仲間に自作の歌詞を見せるのってすげぇ恥ずかしいだろうな……って思うよね。ミュージシャンだったらそういうのって普通なのかしら。バンドリ見てても「友希那とか蘭はどういう神経で曲作ってるんやろ……」っていっつも不思議に思うから。

 そして残るのは……あまりもんチーム。いや、一応「演出&美術担当チーム」か。オニナッツはさ、このパートでくーすみにあてがわれて、次の遊びパートではかのちーにあてがわれて、いちいち病的な関係性の観察者にされるよね。単に余ってるってことなんだろうか……先輩たちの濃厚な絡みを見て、色々な人生模様を学んでほしいです。今週はちーちゃんのちょっとした病み要素が垣間見えるシーンが素敵でしたね。くーすみの場合は……もうこの関係性で周りからもすっかり認知されてしまったからなぁ……今更多少ツンモードで喧嘩しても「ハイハイ」てなもんでなぁ。

 この後、レクリエーションでも別なチーム分けでちょこちょこ別学年を絡めており、流石にこんだけ描写を割けば「1、2年生の間の埋められない溝」なんてものは感じられなくなったんじゃないでしょうか。9人でワンチーム。その状態が確たるものになってからの本戦勝負です。なんか変な子がいちゃもんつけにきたけども……ここで負けるようだとちょっと立つ瀬がないないにゃぁ。かのんがそれほど親しくもない相手の言うことに怒りを露わにするのって珍しい気がするんだけど、彼女なりの信念を今回のライブで貫き通せたんでしょうか。ソロアイドルと9人チームじゃぁあまりにも違いすぎてジャッジする方もめちゃめちゃ難しい気がするのだが……。

 追伸:今週もリエラのうたがたいそう可愛い。

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 平安名ぁ……、第9話……。えぇ、号泣ですよ。1期の号泣エピソードは6話でしたが、2期はこの9話が刻まれることになりましたね。1期がかのちー、そして今回は、くーすみであった。

 そこに至るまでの経過に若干の謎があったのは事実。サニパの敗北ってのは既に3話くらいで予告されてたことなのであまり驚きもないのだが、それがまさかの地区予選段階だったという。それも「直後にあいつがライブしちゃったもんだから全部持ってかれた」っていう説明だったのだが、サニパ単体で固定客もついてるだろうし、前後に何があっても予選通過するくらいの票数は集まると思うのだが……そこだけタイマン形式で試合でもしてたんだろうか。よく分からんレギュレーションである。もしかしたらLiella!の影で泣かされたチームとかがあるのかもしれない。

 まぁ、そうしてサニパの尊い犠牲があったおかげでLiella!の尻にも火がついた。問題点に気づいちゃったのはやはり我らが部長、嵐千砂都。「どうしたって1年生と2年生で差が出ちゃうよね」という当たり前の事実に今更ぶち当たり、さてどうしたもんかと頭を抱える2年生一同。まぁ、普通だったら「みんなで楽しく舞台に立てなきゃ意味ないから」というかのんの意見がさっさと採用されるべきなのだが、そこに面倒を紛れ込ませるのが可可の存在。「結果が出なければ可可が強制送還される」という事実はすみれしか知らず、すみれからすればちょっとでも勝率を上げる選択をしなければならない。よりによって、当の可可が否定している状況下で。流石にこのすみれの「可可と3年間一緒にいたい」という願いをエゴだと断じることは出来まい。可可がみんなに気を遣って報告していないことはすみれも重々わかっているため、可可が不幸にならないためには、なんとしても「1年生を下ろした上で、可可の秘密を漏らさない」というノルマを達成しなければいけない。そうなれば、悪役を買って出るしかなかったのである。

 あとはもう、不器用な少女たちの友情を見守るだけだ。すみれさん、不器用なくせにこういうところで本当に頑張っちゃうもんだから……途中からは1年生もぽかんとしちゃうくらいに設定がぐちゃぐちゃになっちゃいましたね。それだけ、彼女も無理をしていたということなのです。でも、どれだけ負担がかかっても「絶対に可可のことだけは守り抜く」というその精神は決して忘れない。本当にいい奴なんだよ、平安名すみれって奴はさ。

 もちろん可可だってそんな最高の親友の気持ちはよく分かっている。今まで自分一人で抱え込んできたことを反省し、これからは隠し事は無しだ。きっと、1年生だってそれに耐えられる基盤は出来上がったはず。いきなりみんなして手を握り合った時にはどうなることかと思いましたよね。「セット、ハーモニクス!」ってんでS2CAでも炸裂させるのかと思いましたよ。結果的に、きな子たちも「私は歌で、ぶん殴る!」に成功してたわけですけどね。

 ただひたすらにこれまでジリジリと溜め続けてきたくーすみ成分を堪能する、最高の解放回になりました。もちろんそれ以外のキャラにも見るべき点は多く、マジギレかのんちゃんもいい画になってました。かのんって元々引っ込み思案なキャラだったし、感情がほとばしる時にはキラキラ輝くような主人公パワーを炸裂さるタイミングだけだったので、こうして激情を爆発させるかのんってのは新鮮だし、彼女なりのスクールアイドル観がきちんと見えるのが良いですね。常に俯瞰でものを見て全体的な最適解を見出そうとする部長の動きもクレバーだ。すっかりみんなのおかーさんみたいなポジションが固まりつつありますね。1年生連中も、今回は四季がメイにいつも通りのアプローチを仕掛けつつ、オニナッツとのコンビ芸も見せて懐の深さを見せてましたね。1年生はまだまだいろんなカップリングで化学反応が見られそうで楽しみである。

 唯一気になるのは、すみれが「5人で出るぞ」って言った時に、他の面々がさっさとキレたのに対し、「それってルール上OKなん?」とかいう見当外れなことを言い始めた生徒会長かな……。人のことばかり考えて苦しんでいたすみれさんの爪の垢を煎じて飲ませたい。

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 丸さには、人は金を出さんのよ……第8話。こんなに丸いのに……。最強にして最高な我らが部長に欠点があるとするなら、丸が絡むと常識が欠落するというただ1点に尽きるだろう。世界が千砂都の追求する丸の意義に気づく日が来るといいですね。それはそれとして、今後のラブライブリアルイベントではたこ焼きスムージーは当然商品化されるわけですよね?(ね?)

 前回が恋のとんでもエピソードで、それ以前は一年生のお話。丁寧に一人一人を掘り下げてきたが、今回はあまり「誰かにスポットを当てる」という感じではなく、いよいよラブライブ本戦に向けてストーリーが進み始めたという感じ。まずは一次予選だが、時勢を鑑みてか、なんとまさかのリモート開催。映像作品としてのライブのクオリティで勝負しなきゃならんというなかなかの無茶振りである。これ、撮影のノウハウとかが無いグループは大変だっただろうね。現代に生きるスクールアイドルなら、その辺りの処理はできて当たり前ということなのだろう。メモリーカード1本でドタバタしてた虹ヶ咲あたりがもし出場してたら大変なことになっていたかもしれない。

 まぁ、幸いにして結ヶ丘には配信の申し子であるオニナッツ先生がいるので安心だが(いや、あいつ今回全然活躍してねぇぞ)、問題は何を題材にライブ映像を製作するか。ここで「学校の象徴」という概念が取り上げられたのはなんだか興味深い部分。確かに「スクール」アイドルと言っているのだから学校を背負って戦っているのだろうが、どうにも過去のユニットがそうして「学校のイメージ」を背負っていたという印象があんまり無い。可可が例として「雪国の学校は雪を、海辺の学校なら海のイメージを」みたいなことを言っており、実際にサニパはゴリゴリに「島」のイメージを打ち出した作戦で戦っていたが、たとえばμ’sにどんなイメージがあったかと言われても……まぁ、多分最大のイメージはSunny dayの時の秋葉原大行列だと思うのだけど。むしろ雪国でもなんでもないのに、代表曲のおかげでやたらと雪のイメージもあるよね。転じてAqoursはそれこそ「海辺の学校」なのだが、だからってそんなに海のイメージを強く打ち出していたかと言われるとそんな気もしない。まぁ、どっちのグループも廃校間近の状況での活動を強いられ、「学校を代表する」にしても「潰れかけの学校」(片方は実際潰れた)のイメージを背負わされてもしょうがないしなぁ。

 ってことで、今回は結ヶ丘という(かろうじて)潰れない学校を背負うことになり、原宿だの渋谷だの、東京のど真ん中で何をか探さんや、という無理くりなミッションに挑むことになった。残念ながら私は東京の地理が全く分からんので、表参道がどうこう言われても1ミリもピンとこないし、最後にかのんが採用した場所がどこなのかも全然知らんので「へぇ」くらいの感想しか出てこないのだが、まぁ、多分何かいいモチーフだったのだろう。分からないなりに拾えるところを拾っておくなら、それこそμ’sの「雪」、Aqoursの「海」に対抗するかのように、今回取り上げたテーマは「秋祭り」である。いわば冬・夏に対しての「秋」を取り上げ、これはなるほどオリジナルのモチーフとしていいところかもしれない。和テイストの楽曲というだけなら他のユニットにもそれなりにあり、近いところだと「MYTONIGHT」が和のモチーフだし挿入歌としての立ち位置も似ていたが、あちらは「舞踊」をベースにした和ロック、今回の楽曲は「祭囃子」に特化しているので、おそらくこれだけの個性ならラブライブ予選楽曲としてしっかり「目立つ」というオニナッツ先生の目標も達成できていたんじゃなかろうか。

 こうして、学校経営に余裕ができたおかげで「学校とスクールアイドル」という関係性が心穏やかに掘り下げられる展開は今まで無かったのでなんだか良いですね。まぁ、だからってゲームに狂っていいわけじゃねぇけどな生徒会長。

 

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 千砂都さん、あんたが「禁断の愛」っていうのはちょっと……第7話。まぁ、千砂都さんが抱えてる感情は恋とか愛とかいう次元では無いですからね。彼岸から余裕で見守る下界の景色は、さぞかし丸いものだろう。

 前回はめでたく9人が揃った記念すべきお話だったはずなのだが、どうにも最後の加入の流れがふわっとしていたこともあり、今回は「さぁ、9人でやるぜ!」みたいな感じが一切出ていない個別エピソードになっている。まー、ここでオニナッツをどうやっていじるかと言われるとそれはそれで難しいのだが……一年生だけで掘り下げる時間はもう終わったということなんでしょうかね。ラブライブ本戦に向けて、まだ話数に余裕があるので個別エピソードで選ばれしメンバーを掘り下げていく流れだが、選ばれたのは当然と言えば当然、ここまでで最も扱いが悪く、影が薄かった葉月恋である。さぁ、このエピソードで一発逆転を狙うんやで! ……と思いきや、確かに主役には違いなかったが……なんやこのアホっぽい扱いは…………。どこの世界も、堅物な生徒会メンバーがゲームにハマっちゃうとガチ勢になってしまうものなんでしょうかね(どこぞの氷川紗夜を見ながら)。

 結局今回のお話は「自制が効かんくなったけどみっともないから誰にも助けが求められない、どうしたらいいんや」という恋の情けない悩みのお話。悩むこと自体はしょうがないですよ。高校生なんて男子だろうが女子だろうが一番体力に溢れていて、やりたいことが際限なく出来てしまう時期だ。そんなところに、今まで節制と禁欲に生きてきた少女へ突如として大量の娯楽機器を与えたりしたら……壊れるのもしょうがないんじゃなかろうか。実際、私は中高生時代は親にゲームを禁止されてたクチの子供時代だったんですよ。まぁ、親に隠れてゲームボーイはやっていたので発散先は残ってたんですが、それでも大学に進学し、一人暮らしを始めてプレステ買ったところで人生終わりましたからね。具体的には言いませんが、そりゃもう、何年無駄にしたかわかりませんよ。そういうもんです。

 でまぁ、そんな恋の悩みに偶然気づいてあれこれ手を焼いてくれたのがメイだったというのが今回の最大の見どころ(になるはずの部分)で、これまで横のつながりばかりだったLiella!内部に、かのん以外のハブを作って上下にも少しずつ繋いで関係性を作っていこうという流れ。放っておくとどうしても同学年でつるんじゃうからね。過去の先輩ユニットのように3つの学年が入り乱れる妙は楽しめないかもしれないが、せめて二年生と一年生がボーダレスに交流できるようにはしておかないと。もちろん二年生組も壁を作ってるわけではないんだろうが、恋のように積極的に弱みを見せて一年生から「おっ、こいつ実は大したことないぞ」と思ってもらえるのは重要なのかもしれませんね。……それでいいのか葉月恋。もうちょい尊敬されっぱなしでいたかったよな……。

 しかも、今回のお話でなんとか「恋 メイ」というつながりが成立したかと思わせておいて、結局最後をかっさらっていく一番でかい感情が四季メイっていう。やっぱ無理だよ、青と赤の関係性にちょっとやそっとじゃ余人は立ち入れないよ。あ、もちろん嵐千砂都は澁谷かのんを完全にその支配下に置いてますよ。そこも不可侵なので、かのんが全方位にラブを振りまいたとて、最後の勝者は嵐千砂都です。最近、自分のこの強火の千砂都信者っぷりはなんなのだろうと不思議に思うのだが、だって可愛いんだもん。

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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
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