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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 学びたくなる、第3話。本作のメインテーマに「学」があるってのはもちろんなんだけども、単純に知らないことがいっぱい出てくるから歴史を学びたくもなる。

 こういうパワーって実はすごく貴重なもので、それが起こる(興る?)だけの働きかけのあるアニメーションになっているということ。だって普通に考えて、「全然分からない固有名詞がどんどん出てくるアニメ」って、視聴モチベはどんどん削られるじゃない。オリジナル設定の適当な単語の出し方とか説明ってのはどんな媒体でも腕が試される部分で、失敗しちゃうと独りよがりの勝手な作品の烙印を押されてしまう。今作もそういう意味では、じゃんじゃか知らない言葉が出てくるのだから「知らねぇよこんちくしょう」と愛想を尽かされてもおかしくない。でもそうはならない。まぁ、これは私が勝手に自分の無知にコンプレックスを持ってるせいかもしれませんけども。諸々の事情により、私はいろんな学問分野の中で世界史は飛び抜けて無知なんですよ。ほんとに中学レベルの話でも分からない可能性があるくらい。そんなもんで、今作でいっぱい出てくる固有名詞についても「俺が無知だから知らんだけかもしれんし……」というのでグヌヌとなるのである。何かおっさんになってから世界史を学ぶ良い方法はないものかしら。

 などという話はさておき、今作は作中世界においても「学び」に焦点が当たる。「知」を司るのは学者の家で育てられたシタラその人。彼女にとって、此度の成り行きはまさに「知」を奪われた蛮行である。学びの場を、学ぶに進めてくれた恩ある人たちを全て奪われ、その象徴としての「本」が奪われた。何もかもを奪われた恨みは深く、軽薄なサマルカンドの少年・シラに共闘を持ちかけられたことで自らの目標を成し遂げる活路を見出す。ここでシタラがすんなりとモンゴル生活を受け入れていたらそれはそれで問題だし、かといって受け入れられなかったら野垂れ死ぬだけ。彼女は「生きるための共存を受け入れつつ、その根底に恨みの火を燃やし続ける」という大変な状況に置かれる必要があるのだが、そうした葛藤を、本当に端的に「画」で見せてくれるのが本作の凄まじさ。1枚こっきりの表情画に込められた彼女の決意。もう、その1枚だけで泣きそうになってしまった。

 学ぶために生きたこれまでの人生。その蓄積をしたたかに使いこなし、今度は「生きるための学び」へと転じる。目的のためなら手段は選んではいられない。かつての奴隷としての日々も全てが復讐の糧。かつて奴隷商人がセールストークで適当に言ってた「笑顔が売り」なんて話だって、全てがシタラを作り上げる要素となっているのだ(まぁ、実際にめっちゃ可愛いんですけどね)。目的を定め、生きることに軸足を置いた彼女は、なかなかにしぶとそうだ。

 月日あっという間に進む。まぁ、そもそも目的地に着くのに数ヶ月を要するってのがこの時代の大変なところだが、終わりの見えない旅路の果て、ついに辿り着いたのは雪の残る山間の村。ペルシアでは想像もできない寒さもまた、シタラの知らぬモンゴルの生活の一部か。怨敵は目の前。シタラの復讐は始まったばかり。……それにしても、よりによってこのポジションにいる王妃様のCVが久野ちゃんですか……すげぇ起用。そしてなんとも怪しげな噛み合い方はお見事としか言いようがない。久野ちゃんが自身のXで「初めて夫と子供がいる役を演じました」って言ってたの見て笑ってもた。分からんけど、多分作中のソルコクタニよりリアル久野ちゃんの方が年上やで……。

 
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