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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「スタミュ 高校星歌劇(第2期)」 5→5

 天花寺さんがあんまり活躍しなかったので今期は面白くないです。ごめんなさい嘘です。

 まぁ、どうしてもキャラの数が増えて話が拡散する方向に行くと、1期のメインキャラも出番が少なくなるのは致し方なし。その分濃いキャラが他にも……とは言っても、あんまり真面目に見てなかったもんだからだんだん人間関係も怪しくなっていくんだけど。

 ぼんやり見ている分にはそこまで苦労することもない作品。毎話最低1回はどこかで踊るやろ、っていうのがあるから何となく作品にメリハリがあるような気がするし(逆にどんなタイミングでも踊る可能性はあるので節操がないともいえるが)、話の内容はいわゆる部活もの(?)であり、1つの目標に向かって偉い先輩やら小憎らしい仲間達と一緒に精進するだけなので、特に引っかかりもない。最初に不安になっていた「ひょっとしてホモホモしい要素が加速するのでは……」という部分も、そこまで重傷にはならずにあくまでも「役者として尊敬出来る云々」のレベルでまとまっていたので、視聴に抵抗が少なかったのは助かる。まぁ、やっぱりキャラとして男目線だと受け入れにくい奴らはいるのだが……そこは対象者層が違うからしょうがないよね。

 個人的に印象的なのは、主人公の星谷の扱いがけっこうフラットで浮ついてないところ。どうしたって主人公ってのは特権的な立場になりがちだが、星谷の場合、持ち前の天真爛漫なところはもちろん維持しながらも、「メンバーの中では一番下手」とか、「駄目なものは駄目」の精神がちゃんと貫かれており、単に勢いだけでとんとん拍子で上手く行くような話はそこまで多くないし(トータルでみればやっぱりそうなのかもしれないけども)、周りのキャラが増えた事で、「別な人間から見た星谷像」というものが複数切り取られ、「色々足りない星谷が何故主人公として立脚できるのか」というのが何となく分かるのはよかった。

 逆にもう少し掘り下げて欲しかったな、と思うのは、最終回までのラストステージとしてしばらく引っ張られていた演劇の中身。ざっくり筋は説明してもらっているのだが、やっぱり見たこともない演劇の中身やそれぞれの配役をベースに話が進められると、頭で理解出来てもそれがどういうものなのかがピンと来ず、各々の頑張りや見せ場に共感しづらい部分が残る。流石にこういう作品で既存の物語(よく学園アニメであるロミジュリとかそういうやつ)を引っ張り出すのはマズいとは思うが、どこかで一度全体的な筋を見せてもらう機会が欲しかったかな。まぁ、もっとちゃんと見てれば理解出来てる部分なんだろうけども。

 映像面は良くも悪くも平坦。今作は「ライブ」ではなく「ミュージカル」であり、演技のシーンも全て手描きのアニメーションで作られているのはありがたいが、その分やっぱりどこかのっぺりしてて、あんまり「この演技はすごい!」っていう印象が無い。作画崩れってんじゃないけど、もう少し演出面での大げさな見せ方を意識してもよかったかも。いや、でもイメージ映像を作るだけでも結構な手間だし、これ以上何を盛り込めばいいのかは分からないけども。

 トータルでみれば可もなく不可もなく。多分、この手のジャンルの作品で「悪くはない」って認識出来る時点で、そこそこ中身のある作品だったんじゃなかろうか。3期はあるんですかね。

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