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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「祝福のカンパネラ」 4

 なんだか無闇に懐かしい雰囲気のする、純正ギャルゲー原作アニメ。正確にはエロゲらしいけど、地上波放送では大した問題ではなかろう。

 ここ最近は下手なエロゲよりもエロをプッシュした「普通の」作品も多い中、この作品はそれほどエロを前面に押し出す様子もなく、ただ淡々と女の子が愛嬌を振りまくという、2000年代前半のアニメの雰囲気を漂わせている。主人公は至って無個性だし、数多押し寄せるヒロイン勢も、そこまではっきりと識別出来るほどのキャラクターがあるわけでもなく、ビジュアル的にも似たり寄ったり。製作スタッフ陣を調べて「はぴねす!」と同じ会社だと知り、何となく分かったような気がした。

 ただ、そうした「取り立てて見るべき点がない」という最大の難点を排除してみると、そこまで不出来な作品というわけでもない。負の感情を一切表さずに和気藹々とふれあうキャラクターたちに特に悪感情を抱くこともないし、判子絵ではあるが、各々の登場シーンのおかげでヒロイン勢の立ち位置は一応区別出来る。キャラクターたちの動き回る作品世界のファンタジー風味は丁寧に描写されており、冒頭で流れた活気のある市場の様子なんかは、雰囲気作りには効果的だった。あとはまぁ、メインヒロインの登場後にどのような「物語」が始まるかという部分にかかっているわけで、この1話だけで判断するのは早計というものだろう。ただまぁ、1話でこれといった掴みを用意していないというのも問題かもしれないが……

 監督はウシロシンジ。どっかで聞いた名前だとおもったら「おまひま」の監督ですね。むー、特にコメントは無いなぁ。あの作品ほどどぎつい描写にしないならかえって見やすくなるかもしれないけど、一応エロゲ原作なわけで、どこまで穏当な物語を紡げるかは微妙なところ。そもそも、このアニメを見たい視聴者層には、ある程度エロも見せ場として作らなきゃいけない気もする。一応助監督名義で及川啓の名前もクレジットされているので、そのあたりのコンビネーションに期待しましょうか。

 そして、この作品のキャストは、ほぼ全員が原作からの引き継ぎというのがちょっとした売りのようだ。もちろん名義はエロゲ出演時とは異なるだろうが、ファンには嬉しい要素かもしれない。逆に言えば、原作を知らない人にとっては、「この人達がエロゲOKの人たちなんだな」と確認出来る場でもあるわけだ。まぁ、だいたいは常連さんだから知ってる名前ばかりですが。唯一、門脇舞以がエロゲOKってのはしらなんだ。事務所の異動で最近解禁したんでしょうかね。あとはこおろぎさとみや後藤麻衣とか。エロゲ声優はあまり詳しくないのでちょこちょこ調べてみたのだが、成瀬未亜を巡るゴタゴタなんかを初めて知ってちょっと面白かった。そういえば、高野直子の名前もすごくひさしぶりに見た気がします。エロゲが絡むとまだまだ知らない情報が出てきて面白いです。

 最後に一言、いえすっ! ミズハス! 

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