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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんかもやっとしちゃった終わり方を新バンドのCMでかき消すのやめろ、第6話。やっぱバンドに入ってるヴァイオリンはインパクトあるよな……ちなみに、私は過去に初めてALI PROJECTのライブに行った時におもむろにヴァイオリンが2人だけ登場してのけぞったことがあります。モニカがあっち方向に伸びたら笑うな。普通にアリプロカバーはやりそう。

 さておき、今回も情報量多めなのでいろんなところからいろんな感情を引っ張りあげられて大変である。しかし、何よりもまず考えなきゃいけないのは今作におけるRoseliaの立ち位置だろう。最後で勝つ展開であれば、「まぁ、この世界では絶対不動の王者がRoseliaなんやろな」っていう暗黙の了解が得られるだけなので簡単だったのだが、実際にはチュチュの目論見通りに敗北している。どう考えても彼女の「プロモーション」の成果であることは疑いようがなく、いわばアウェーに叩き込まれたRoseliaは盤外戦術も相まって数字の上では負けたことになる。まー、正直突然「LOUDEREXPOSEのどっちかに投票しろ」とか言われたらそりゃ悩むけどさ。この身も二つに裂けようってもんだけどさ。作中ではおそらくそういう問題ではないのよね。あくまで、チュチュの作り出した大きなうねりの中で、RASは完全に「客を引きつける」存在になったということだ。

 しかし、どうやらこの結果が完全王者たるRoseliaの根幹を揺るがすものにはなっていないようだ。いくつかの描写から彼女たちが「負けていない」ことは示されており、その中でも最たるものはレイヤの立ち振る舞いだろう。あまりに子供っぽいチュチュの行動原理に浮かない顔のレイヤは、今回の対バンにもいくらか疑問があったようだし、結果もうまく飲み込めていない様子。他のメンバーはとみると、チュチュのご意向には二つ返事のパレオ、まだデビュー戦なので他のことなんて考える余裕がないロック、そして勝負事っていうだけでなんかテンション上がってる狂犬。まぁ、このメンバーだと確かにレイヤさんがブレーキ役になってくれないと困るか。RASの内部でも、今回のイベントが本当に意味のあるものだったのかを考える動きは出てきそうだ。

 とはいえ、結果として数字は出てしまっている。「負け」を突きつけられてRoseliaは落ちぶれてしまうのかというと……全くそれがなさそうなんだよな。今回一番ハラハラしたのはRoselia内部の軋轢が起こっちゃうんじゃないか問題だったのだが、よかった、その部分に関しては脚本はちゃんと考えてくれている。ただでさえバンドストーリーの1章2章とゴッタゴタしていたRoseliaが、これ以上同じような揉め事は起こしてほしくないってのが正直なところ。また揉めるようなら、それは彼女たちが成長してないってことになっちゃうからね。最初に紗夜さんがちょっとイライラしてた時には「えっ、また不和が?!」と嫌な予感が頭をよぎり、リサ姉がなあなあのうちに二人の喧嘩を諌めようとした時にも「あれ? なんか相互理解足りなくない?」と不安になったが、紗夜さんが怒りとともに口にした一言は「湊さんは優しすぎる」というもの。なんだ、ちゃんと紗夜さんは友希那の行動原理を理解した上で心配してたのね。むしろその辺についてクールな紗夜さんだからこそ、友希那のわがままに流されずに一度は釘を刺す役目を買って出られたわけだ。リサ姉は「友希那はもう大丈夫でしょ」ってんで全幅の信頼を置いているからこその放置なので、今回のゴタゴタは内部不和というよりも、メンバー間のスタンスの違いの表れと見た方がいいのかもしれない。りんりんが特に慌ててないってことは、Roseliaにとって大きな問題じゃないってことなんだ。

 つまり、湊友希那は今回の結果をあまり問題視していないし、対バンをやったことが、「RASのために、チュチュのためになる」と思ってやってあげているということになる。おそらく、RASの内部、レイヤに起こっている変化こそが、友希那の狙った部分なのだろう。わがままチュチュちゃんは、きっとそのうちに今回のライブの意味を知る時がくるに違いない。まぁ、たまには年相応に調子に乗ってもいいじゃない。ちなみに、今回はEXPOSEがライブバージョンで披露されたわけだが、Bメロのところでチュチュが指揮者っぽい動きになるのは中の人のトレスですね(実際は2番でやる動きだけど)。

 とまぁ、そんなわけで次回に続くわけだが、他にも拾わなきゃいけない要素がてんこ盛りなので本当に大変だ……中でも一番お気に入りは、やはり氷川姉妹のチュチュ邸探訪だろうか。まずもって、日菜のドアをぶっ壊す勢いのノックからして吹き出してしまう。この弾丸娘、本当にノンストップすぎる。そしてそんな日菜を見たパレオのイカれたテンションにも注目。そういやこの子、パスパレの行き過ぎたファンっていう設定があったんだっけ……。髪の毛の色を気にしてて、カットが変わった瞬間にちゃっかり色が変わっているあたりはさすがの敏腕キーボードメイドである。どういうシステムなのかは全然わかんないけど。そして「氷川姉妹が来たから」ってんですぐに出てくるポテト。好みをリサーチしているのは当然として、すぐに用意できるのはどんだけ備えがあったんだろう。ちなみに、チュチュも氷川姉妹を見たら結構テンションが上がってて、日菜に対して「ぜひギター力(ぎたーぢから)を見せて欲しい」なんてことも言っていた。以前「なんでチュチュは日菜という天才ギタリストが目の前にいるのに勧誘しないんだろう?」って疑問を書いたことがあったが、やっぱり、実力を理解した上で遠慮はしてんだろうな。その上で才能を見かけたらやっぱり声をかけたくなっちゃうっていう。

 翻ってRAS側の注目ポイントは、なかなかみる機会が無かったレイヤ・ますきの絡みだろうか。なんだか完全に被害者サイドにまわっちゃってて気が重いレイヤに対し、ますきさんは自由にキャラを広げてどんどん面白ヤンキーになってきている。控え室でのあことの絡み、考えてみりゃ初のドラム対面なんだよな。そのあとにリサ姉(と紗夜さん)のクッキーに反応して的確なコメントくわえているのも、お菓子の狂犬マスキングらしいところ。なお、ますきさんの中の人の趣味もおかし作りだが、リサ姉の中の人は(略)

 さて、何はともあれ、気が重い展開なのは確かだし、下手したら界隈が荒れそうな雰囲気ではあるが、今回はRoseliaの描写にブレが無かったので、個人的にはあんまり心配はしてない。湊友希那は、もう余計な涙は流さない存在なのですよ。しかし、この世界線のRoseliaはまだLOUDERやってくれるんだよなぁ……セトリ一発目でLOUDERを用意していたあたり、友希那が込めたメッセージ性が重過ぎてな……。

 

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