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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「天官賜福」 5→ー

 えーと、すまん、結局「魔道祖師」の時と同じような状況になってしまった。内容についていけず、割と早い段階で「なんとなく映像は流してるけど作中で何やってるかよく分からん」という状態になってしまった。うーむ、やっぱり中国アニメのハードル、高いんだよなぁ……。

 これは別にアニメとしてのクオリティが低いということではない。というか、多分作画・作劇だけでいうなら充分に一線級のクオリティだし、技術的にはもう日本のアニメを超えている部分もあるかもしれない。「製品」としては文句なしで成立している作品である。ただ、残念ながら私の理解が追っつかないというだけで。

 なんでなんだろうなぁ……もちろん一番大きいのは知識の面での差だろう。あっちの人たちが当たり前のものとして消化できる設定が、日本人にはいちいち新しいものに見えてしまうので、どうしたって説明不足というか、説明消滅が起こってしまう。それは本当に生活様式レベルでの違いなのかもしれないし、幼少期から受ける教育の差かもしれない。例えば、今期のアニメを例に取るなら日本人なら「サルトリーヌ」とかいう名前を見て一発でそれが桃太郎モチーフなのだということが理解できるだろうし、作中でもいちいちそんなことは説明しない。しかしそれって、やはりなんらかの知識が必要な部分ではあるはずなのだ。その現象の中国パターンがこの作品で発生しているのだと思われる。いや、もしかしたら起こっていないのかもしれないが、「起こってるじゃね?」と思ってしまった時点でそれは障壁となるのだ。どこまでがこのアニメにオリジナルな要素で、どこまでが「常識」で処理できる知識なのか、それが分からない状態でなんの手がかりもなしに異文化に触れるってのは存外難しいものだ。中国の人たちって、なろう系アニメの「常識」とかをどう受け止めてるんでしょうね。今期だったら例えば「水戸黄門」なんてなかなか難しい知識だと思うのだが……。

 あとはまぁ、結局男×男作品なのでやや興味が薄いってのもあるかもしれない。「魔道祖師」もそうだったけど、何故か中国のハイクオリティアニメ、今のところ女性向けが続いてますね。え? 「異常生物見聞録」? そんな作品もありましたなぁ……。女の子が可愛い作品が日本に攻め込んできたときにどうなっちゃうのかが分からんけど、今のところそこまでのめり込みそうな要素がないのがなぁ。そして、今の中国の締め付け状況を見るに、今後のアニメ産業がどうなっていくかねぇ……。

 まぁ、今の日本にもお隣の国の心配してる余裕はないと思うけども。日本人はまだ日本アニメの方が肌に合う……かな。まぁ、絶対数が違いすぎるので、もっとガンガン有能な翻訳チームを帯同させて輸入されてきたら分からんけどね。

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