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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
おまかわの極致、第4話。そりゃ猫は可愛いしレッサーパンダも可愛いけど、一番可愛いのは八重子ちゃんとその中の人だよ。 なんか、今期も色々と動物が出てくるアニメはあるが、なぜか知らないけど今作が一番可愛い。いや、化け猫のイケブクロさんが可愛いのかどうかはよくわかんないし、溶けかけた時のぬっへっほふみたいな顔はちょっと怖かったかもしれないけど、あんだけデケェのに猫は猫のままっていうのが分かるとちょっと安心だし、ちゃんと人の言うこと聞いてくれるなら最終結論は「可愛い」でいいんじゃなかろうか。そんでイケブクロさんが可愛いなら当然それよりちっちゃいナベシマさんは無条件で可愛いわけじゃないですか。このまま猫がいっぱい出てくるアニメになればいいなー(全部生きてないんだが)。 そして今回はそこに追加で化けレッサーパンダまで現れた。そりゃな、猫だけが化けるわけじゃないもんな。生きとし生けるもの全てが霊になる権利をもっているのだとしたら、動物園の人気者だって悪い霊になって暴れる可能性はあるのさ。マギーくんという因縁めいた名前のそのレッサーパンダは、特に悪霊というわけじゃなくて「なんか人(の霊)から構われてるうちにテンパった」という可愛いやつで、理由が理由なだけになだめるのは結構大変。「動物霊だしなー、イケブクロさんに食べさせてもいいけどぉ」と教授が悩んでるうちに事態は悪化。しょうがなくイケブクロプレスで動きは封じたものの、流石の霊体はさまざまな小技で除霊師たちを牽制する。 そんなカオスに駆けつけた2人の女性。かたや霊がつきやすくてそもそもの原因だった犬飼さん。こちらはなんと「実はあり得ないレベルでマッスルな一家の末裔」というよくわからない属性を隠し持っており、その溢れるパワーでシャッターを粉砕。店長からしたらさらに出費が増えることに。そうして開けられた入り口から飛び込んできたのは、「推しレッサー」という謎の概念を有する八重子ちゃん。そして、彼女の愛がマギー君を無難な落とし所へと誘導したのである。結果は真木のポケモン状態……。それでええんか。……まぁ、専門家たちがいいって言ってるんだからいいんだろうな。動物霊に憑かれるなんてろくなイメージないんだけど、レッサーパンダが背後霊になっても大した悪さはしないってことか。せいぜい、霊が見える人たちから「あらヤだ何あれ可愛い!」って思われるくらいだろう。……いいなー。これで八重子ちゃんからの好感度も爆上がりだしなー。レッサーパンダありきで変化していく友人関係ってのもどうかと思うけどさ。 とりあえずバイト先の霊障問題は一旦解決。教授が物分かりのいい人で本当に良かったですね。しかし、また休む間もなく新たなミッションが湧いて出るのは霊が関わる因果が巡っているということなのだろうか。今まで全く存在に言及されていなかった「真木の弟」がいきなり登場。しかもこいつ、猫附の高校の知り合いだったらしい。つくづく「そういう」巡り合わせに縁のある兄弟だな……。 PR えっぐいテコ入れキタコレ、第16話。このアニメで追加すべき新キャラ、そう、それはただただエロいだけの新たなセクサロイド……。 というわけで、満を持して2期目の新キャラである。1期時点でルンルとかよくわかんねぇ存在が増え続けている今作。そもそもぷにるがどういう存在なのかも定かじゃないこの世界でのこと、どんなキャラが増えても正しいかどうかなんて分からないのだが、今回追加されたのは「真戸博士が開発したスライムアンドロイド」という(ある意味では)真っ当なデザインである。ここまで、ぷにるが「ホビー・スライム」、ルンルが「ホビー+AI」だったのだから、当然「スライム+AI」のキャラがいても問題ないわけで……って、そう考えるとますます「ぷにるってなんで自律行動できるんだ……」っていう話になっちゃうんですけど、そこを気にしたら負けなので、とにかくぷにると血を分けた(?)存在が新たに出現したという事実だけを受け止めておこう。 そうして爆誕したジュレだが、真戸博士ってさ、変なとこ真面目だしフツーの大人の側面も多いくせして、なかなかどうしていいセンスしてるよな。アカデミックな世界への復讐心から作られたはずのジュレだったが、どうにもそのデザインはオタク受け満点のかなり悪どいデザイン。この人、なんも考えずナチュラルにこれを作っちゃうようなら逆に問題がありそう。しかもCVが上坂すみれ。もう、「落ちモノ系ヒロインっぽく誰かに色目を使うキャラにしよう」と思ってデザインしたとしか思えない設定。実際に生み出されたジュレはどこか大人の気品と色気を漂わせ(ようとし)ながらも、その脳内はチャイルドセーフティがかかっているので大した機能が発揮できないというポンコツアンドロイド。7歳児相当のぷにるよりかはまだ精神年齢は高いのかもしれないが、まだまだ人類に追いつくには課題は多そうである。 ただ、前々回時点で「ぷにるにとって性別とは『ドレスコード』でしかない」という話が出てきており、それと比べれば少なくとも生きる目標の最上段に「生殖」を掲げたジュレは今後の発展が見込める可能性はある。いやまぁ、多分スライムと何しようがナニしようが子供は作れないだろうが……いつでもエロい方向に反復横跳びするぞ、というその姿勢はお見事である。ちなみにジュレの生殖宣言に対しても悠然と受け止めていたきらら先輩の方がよっぽど気になるし、なんならその手の話をした時には外野にいて積極的に関わってこなかったアリスちゃんの方がもっと気になります。南波はどうせなんも知らんだろうから除外な。 さて、テコ入れによってまたも回転軸が追加され、今度はどっち方向に転がっていくのか。一見するとコタローはハーレム主人公の地位を着々と築いているのだが……ただ、本人がただのガキなんだよなぁ……。 どんどんヒーローどうしの繋がりが雑多になってる気がする、第17話。黙殺編も前回のあれで一旦打ち切りで、続いてスポットはリトルジョニーへと移っていく。序盤のナイスとか魂電あたりがだいぶ独立したエピソードだったのがもはや懐かしい。 今回から公式の章立ては「リトル&ビッグジョニー編」へと移っている。改めてここまでの章立てを確認しておくと、物語の起点となった……かどうかすらよく分からないナイス編が一番長くて4話分。そこからガラリと視点を変えて全然関係ない魂電編が3話続き、さらにラッキーシアンに3話を費やす。ここまでで「完全に独立したヒーローの物語がオムニバスで繋がっていくのか」と思わせといて、続くクイーン編はシアン編の「裏側」とでもいうべき物語になっており、時系列が明確に重なり合ったお話。しかしこれが尻切れトンボ状態で緊迫したシーンから再びぶつ切りになり、クイーン編は2話しかなかった。お話はそんなクイーンに憧れる少女・ロリへとスイッチするが、こちらも個別の章立てとしては短い2話で一応話が途切れ、その文字通りの「裏側」を描いた黙殺編が連携する。ここまで2話・2話・2話ときていて、次に何が起こるかと思ったら、こないだの黙殺さんの騒動でいつの間にか「姿を消していた」と言われているリトルジョニーの過去回想へと話が飛んだわけだ。 考えてみりゃどこの誰なのかもよく分かってないリトルジョニー。初登場は確かシアン編だったと思うが、「シアンが所属した事務所にいるなんか馴れ馴れしいやつ」くらいの認識だったのだが、CVが松岡禎丞だったこともあり(?)、「いのすけと絡む事務所の同業者……まぁええか」くらいの感じでスルー。前回は黙殺さん相手にひたすら空気を読まず余計なおしゃべりを続けて場を掻き回すなどの活躍(??)もあり、舞台装置として置かれてる変なやつなのかな……と思ったら、上述の通り、「こいつなんかやってんで」という気になる描写でお預けを食らった状態だった。 リトルジョニーについてわかっていることは、どうやら「動物と意思疎通できる」が固有スキルであり、「息子」のビッグジョニーと常に行動を共にしている。基本的にはマスコットみたいな性格だが、ビッグジョニーについてはPVとかオープニング映像とかで「巨大化して戦力になるよ」というところまではなんとなく匂わされていた。でもまぁ、テイマー職なんてなろう系でもなければ大した能力保持者ではなかろうと思っていたのだが……。 今回明かされたのは「あのリトルジョニーにも悲しき過去……」というお約束のやつであり、どうやらヘラヘラした上辺とは真逆のドロドロした憎しみがヒーローに対して煮えたぎっていたようである。とはいえ、今のところ彼が憎むべきは父親を殺した旧Xの遊佐さんだけということになるのだが……黙殺編で何か暗躍してたとすると、事務所を裏切ってなんか悪い奴らに加担したりしてたんだろうか。まーこの世界に明確な「善悪」みたいな設定は想定しづらいので、どこにいるかもよく分かってない渦巻きヒーローを打倒するためによからぬことを考えているだけなのかもしれないが……彼の複雑な生い立ちと心情を、事務所側は把握しているんだろうか。少なくとも、シアンやクイーンと馴れ馴れしく対話していた様子から、あんまり周りから警戒されてた様子はないんだよな。それはロリたちも同じだったし。次回でその全容は明らかになるのかな? でも、リトルジョニーの望みが分かったとて、まだ「結局ビッグジョニーは何者なんだよ」っていう謎は残るんだけどね。CV久野ちゃんの異世界生物、ペットとして扱ってもろくなことなさそう。
防人キターーーーーーーーーーーーーーー!!!! 第16話! あ、それだけです、以上です! やっぱどこかにコラボ要素ほしいなー、と思ってたもんで、それが実現しただけで割と満足です。でもまぁ、せっかくだから防人だけじゃもったいないので、なんかこう、アリスピアに伝わる伝説のプリンセス役とかであんな人やこんな人が出てくると嬉しいですね。現時点ではエルフナインがアリスピアにいることは確認できてるんですが(あとママンが調さん)。 ちなみに現時点でもちゃんと視聴は継続してますし、激推しってことはないけど嫌いなアニメではないです。どっかで書いた気もするけど、個人的にはながせちゃんが一番好き。最短で最速で一直線に突っ込んでくれるプリンセスなので。 なんだかmono monoしいタイトルだな……第16話。アクションカメラを購入したら、とりあえず猫に装着させてみたくなるものなんだろうか。 Aパート、今更ながらのポケGOネタ。まぁ、漫画原作だから多分連載時にその辺が流行ってたんだろうな、という感じではあるが。ちなみに今週はなぜか知らんが漫画原作アニメでポケGOネタがかぶるというプチ奇跡が発生している。それだけあの一瞬とはいえ世を席巻したということなんだろうなぁ。俺はプレイしてなかったからよく分からんけども……今でもあの手のARゲームって元気なんでしょうかね。イングレスとか、今でもやってる人ってどれくらいいるんだろう。 手軽に遊べて没入度が高いのがARゲームの特徴なのかもしれないが、なんとまさかの桜子がドハマりという緊急事態に。まー、確かにあんまり娯楽の無さそうな生活してるし、ソシャゲが手軽に触れられるエンタメだってのは事実だろう。そうした文化への耐性が無い桜子が偶然ハマったら沼ってしまうのも理解できなくはないが……こうして客観的に見ると、やはりこの手のゲームってのはどんどん時間と金をどぶに捨てる恐ろしい構造になっているというのはよく分かる。桜子は根っからの真面目さが悪い方に働いてしまったのだろう、承認欲求とも相まって、普段の様子からはあまり想像できない凋落ぶり。これまで基本的に「善い」側、「正しい」側で居続けた桜子があかんことをしてしまっている珍しい展開である。実力で鮫洲さんをねじ伏せたのも一応初めてのことだもんな。 とはいえ、やはり「根が真面目」な桜子。ふと我に帰ったら戻ってくるのもあっという間で、なんかよく分からん理由ですぐに真人間に戻れました。「みんながゲームにハマったせいで野良猫に餌をやる人が減り、結果として野良猫が野生化した」という風が吹けば理論は流石にどうかと思うが、自分の行いで不幸になる人がいると気づけば、桜子はすぐに是正できるのである。……実際のソシャゲ中毒はそう簡単じゃないんですけどね。 ただ、良かったのか悪かったのか微妙なのは、そうして桜子が改心する直接の要因となったムームーも、別にそこまで迷惑は被ってなかったというオチ。桜子が自分に構わなくなったのをいいことに自堕落な生活を……って、デシマルはまだしもシベリアちゃんはそこで一緒にくつろいでちゃダメでしょ! ムームーの尻を叩く役割に回れよ! 結局、所詮は同じ星の出身ということなのかも……。 Bパート、アクションカムの話、といいつつ、謎のムームー恋バナ。そもそもの疑問としてムームーたち異星人はあくまで「なんとなく猫に似ている存在」なだけだったはずなのに、地球猫に惚れたりするのは正しい生殖本能なのだろうか? まぁ、そもそもチュールが好きだったり、どう考えても偶然以上の一致はある気がするのだが……ムームーが珍しく本気になっちゃったのはなんか違和感がある気もする。そしてその本気度が「体臭の強さ」に反映されちゃうというヤな展開。臭い猫はくさいんだよ。うちで昔買ってた猫も、老境に至ってからはろくに毛繕いもできなくなっちゃって、油でカピカピになってケアが大変だったわ。猫は生来綺麗好きな生き物だけど、やはりどこまで行っても獣ではあるからな。 今回はどさくさに紛れてムームーの日常を盗撮していた桜子だったが、天空橋のアドバイスでいつの間にかアクションカメラを手に入れていた理由はよく分からん。光熱費の問題が解決した後は多少財政にも余裕が出てきたのかしら? とはいえ趣味でアクションカムを買うようなタイプにも見えないのだが……もしかしてムームーの調査のためだけにわざわざ買った? ……これはカメラをネタに漫画でも描かないと割に合わない出費だよ……。いや、でも偶然鮫洲さんとアキヒロのヘンテコ場面を盗撮できたりしたから、もしかしたら単なるスパイ装置としてコスパはいいのかしら……街中でカメラ背負った猫見つけたらとりあえず警戒はするけどな……。 次回予告でなんか見たことない変なOLみたいな人が登場してたけど、このタイミングで新キャラかしら。今作に出てくる女性陣、なぜかどこかしら絶妙なエロさがある気がする。 次回予告が理央さんだったので満足です、第4話。種さんは仕事休む宣言してからの方が声聞いてる感すらあるんだよな。 一応新章突入ではあるが、話がどこに転がるかがさっぱり読めない。前回衝撃的な登場を果たしたミニスカサンタうえしゃま。今回のシリーズタイトルが「サンタクロース」だし、その邂逅が第1話の麻衣と同じだったことを考えれば彼女こそがキーパーソンになるのだろうが、言ってることが荒唐無稽でどこまで信じていいのか分からないのでどうにも捉え所がない。「思春期症候群を配っている」という彼女の言がもし本当であるなら、すなわち本作の「ラスボス」というか、神みたいな存在ということになる。彼女を(どうやってかは見当もつかないが)打倒すればこの世から思春期症候群は消え去り、今作は本当の本当に若い男女の日常を描いた青春小説になる。思春期症候群という存在自体が謎なのだから、そうした展開があってもおかしくはないだろう。 ただ、個人的な肌感からあんまりそういう展開にはならないとは思うんだよな。今作における思春期症候群ってのは本当に「思春期という状況を顕在化させるための一手法」でしかなく、それ自体が引き起こす怪奇だとか、解決するための方策自体がテーマになっているわけじゃない。発生理由自体は曖昧なままにおいておかないと「現象」としての立場が揺らいでしまうわけで、わざわざ「創造主」を設定する意味はあんまりない気がする。まぁ、もしこの作品に最終回があるとして、その1つの形が「思春期症候群の消滅」である可能性はゼロではないのだが……多分そういうことはしないんじゃないかな。 だとすると、どうしたって「思春期症候群を配る者」という存在はイレギュラー中のイレギュラーになってしまい、その存在に疑義を挟まざるを得ない。そして、語り継がれる霧島透子という人物像が謎のままであるのだから、目の前のミニスカが本当にそうなのかは誰にも分からない。今回のシリーズで彼女の真相にどこまで迫れるかは分からないが、しばらくは眉毛に唾をベタベタにつけながら見守るしかなさそうだ。 そして、そんなミニスカサンタの仕業なのかどうか、咲太の周りには放っておいてもどんどん女の子が集まってくるのはこの世界で一番の超常現象。理央さんもその辺は辟易してるみたいだけど、久しぶりに仲のいいお友達3人での憎まれ口がたくさん聞けたのはありがたい。理央は大学に行ってもずっとあのままのようで本当に安心できる。そしてそんな理央と一緒に向かったバイト先の塾でも一悶着。CVが小原好美の時点でこの子もなんかあるだろ、とは思うが、展開から考えてもうちょい先にスポットが当たる子かしら。 さらに、こないだの飲み会で知り合ったCV石見舞菜香の子(美東というらしい)なんて、しれっと咲太にお土産渡す関係。いつの間にそんなに仲良くなりやがったんだこいつら。この子も描写の執拗さから考えて今後のヒロインになるんだろうな、という配置になっている。 さらにさらに、どうやら今回のヒロインはそんな2人を差し置いて「咲太の中学時代の同級生」である赤城郁実(CV山根綺)が選ばれた。「夢見る」という謎の文化に従って行われる未来予知。それを信じてボランティア精神からか人助けを行う看護学科の「ナイチンゲール」。常に想定を超えた挙動を示してきた思春期症候群も、いよいよ未来予知にまで到達したのかどうか……いや、これよりびっくりなこともいっぱい起きてたから今更そこまで驚かんけども。ヒロイン大渋滞のこの現状だけ、まずなんとかしてください咲太くん。
なんで制服の学校のくせしてメインキャラ全員服装違うんだよ、第2話。まぁ、制服の着こなしアレンジのやつはまだいいが……今回出てきたやつはあれ、怒られないんか? まずい、好きかもしれん。なんかね、会話コントがいちいちおもろい。欲しいところで欲しいボケがくる感じが大変に気持ちよく、気楽に観られて何回も声出して笑ってしまった。特に、やっぱ主人公のウタのキャラが強烈なんよな。前回引き込まれてしまった「ポーズじゃないがっつりしたネガティブ思考」というキャラ設定がブレずに今回も維持されており、さらに人間関係が深まったせいでより闇が深くなっていくのがいい具合のカオスを生み出している。普通はさ、「対人関係にクソデカコンプレックスを抱えているコミュ障」なんてキャラは仲良くなっても常によそ行きの顔を作っておどおどビクビクしてそうなもんだが、こいつの場合、とりあえずアカペラ部の連中に対しては「一線超えてOK」ってラーニングしてしまったもんで、「遠慮がちに踏み込む」とかいうレベルじゃなくて、「ネガティブが他者にまで流入する」というよく分からない方向に関係性が拡散。その結果、「人の顔色は伺うのに全く空気を読まずに暴言を吐きまくるクズ」というとんでもねぇ主人公が爆誕した。別に本人は悪気があって言ってるわけじゃないんだよ。ただ、自己評価の低さが他人にも適応されてしまうと、今度は他者のスタンスも自分と同じところに引き摺り下ろそうとするために純然たるdisになってしまうという……。まぁ、「こんな奴おらへんやろ」の極みではあるのだが、結果的に面白くなっちゃったんだからしょうがない。 そして周りを取り囲む部活仲間も実に濃くて魅力的(?)なキャラが揃っている。前回からの印象から大きく変化がないのはムスブだろうか。「自分にも他人にも厳しいストイック求道キャラ」であり、表面だけ切り取ると傲岸不遜な自己中。ただ、別に悪い奴ではないようだし、ある意味では部活中で一番の常識人ではある。自分の言動がやたらと厨二くさいということはあまり気にしてないようだが、厨二くささが気にならないということは、それって純粋な意識の高さなのですよ。まぁ、せめてウタの顔くらいはクリアな画質で認識してほしいもんだが。 思った以上にやっかいだったのが先輩コンビ。部長のアイリは思いの外強かで、結果として自分の利益が最大限になるように常に周りをコントロールしながら好き放題に振る舞っている。持ち前の人当たりの良さのおかげで敵を作っていないが、冷静に見れば結構ヤバい奴かもしれない。そしてそんなアイリの最大の被害者にして庇護者として控えているのが忠犬のレイレイ先輩。……この人、前回のイメージだと「ヅカポジションを担当する百合要員」みたいに思ってたんだけど、思った以上のアホっぽいぞ……立ち位置としてはプリアラにおけるアキラポジションだ。上位存在であるお嬢に振り回されっぱなしでその雰囲気イケメンっぽさはあまり有効利用されないという……どこかでこいつの自我が爆裂して部長に反旗を翻す回とかがあったら名作確定なんだけどな……。 そしてこの度めでたく新規加入したウルル。「ボイパキャラが必要だよな」→「ボイパっていうと、ヒカキンが有名だよな」→「ほな配信者にするか」というあまりに安易なキャラ設定。しかし、そうして自己顕示欲の強いキャラに設定されたおかげで、基本的に陰キャ多めになりそうなアカペラ部に部長に続く明確な陽キャが追加。……いや、こいつ陽キャかどうかもあやしいけどな……1人でせこせこ動画あげてただけだし、クラスでも浮いてるっぽいしな……今後こいつがどこで挫けるかが鬱展開の重要な要素になってきそうな予感。そう考えると、最初から感情にネガしかないウタは安心して見てられるよな(そうか?)。 あ、そうそう、今回からオープニングがちゃんと流れるようになりまして、作品の売りであるアカペラ楽曲もしっかりと聴けるようになりました。しっかりしてるのはもちろんなんだけど、思いの外ベースとボイパがいい仕事してるのがちょっと驚き。こういう雰囲気になるんやねぇ。今まであんまりアカペラ歌唱って聞いたことなかったので、新鮮な驚きがあった。ちゃんとした部活アニメとしても楽しみな要素はちゃんとあるってことやで。 「Q:あなたは神を信じますか?」「A:さっきまでキーボードで遊んでた」 全国の迷える子羊の皆さん、飲まないとやってられない! 僕です! さぁ、2日目も無事に……いや、大概おおごとになりながらも終わりましたね……。とりあえず。昨日の予告通りに2日目は配信視聴中はガッツリ画面に集中させてもらいました。その分、色々と考えていたことをまとめていこうと思う。つまり、ライブ感想とかじゃねぇ記事になるだろうな。
<というわけで一旦折り返し>
伊藤静ボイスで言わなそうな台詞第1位が「ビールってそんなにおいしいですか?」だよな、第4話。御前がビールを失ったら、それは生命活動の停止ぞ。 相変わらず愉快で軽快で奇怪な作品である。今回は謎の吸血鬼美女カブラさんの過去にフォーカスがあたり、ちょいとビターながらも妖艶な雰囲気が実に今作らしい不可解な魅力に満ちている。こうして「吸血鬼」というモチーフの怪しさやエロティシズムにスポットがあたると、やっぱり板村演出の旨味が光りますわね。思い返せばかつてまた別な吸血鬼伝説についても板村さんが関わってましたからね。名前はキスショットアセロラオリオンハートアンダーブレードっていうんですけどね。やっぱり吸血鬼伝説ってのはいつの時代も人心を惹きつける奇妙な魅力があるのだろう。 とその前にまずは今を生きる人間の話。こまっしゃくれた中学生のコウくんは、戸愚呂兄みたいにしてずっとナズナちゃんを背中に貼り付けたままに謎めく古い病院内で推理を進める。カブラさんが入って欲しくなさそうにしながらも入って欲しそうだった謎の病室の存在、そしてまだらになりながらも少しずつ手がかりが漏れ出るナズナちゃんの記憶。間違いなくこの病院には、ナズナちゃんの過去を探るための手がかりがある。そこまでは洞察できたのだが……そこからが中学生の限界だったか。大胆な推理をドヤ顔で披露したが残念ながら全否定されて赤っ恥。立て続けにナズナちゃんも検討ハズレの推理を披露して赤っ恥。なんだこの可愛い連中は。まぁ、なかなか吸血鬼の複雑な心情までは辿れませんわね。 というわけで、核心となる病室への潜入にも成功していよいよ語られることになる過去。しかしそれはナズナちゃんのものではなく、謎めくカブラさんが語ろうとするでもない、淡いいつかの記憶。そこに登場したのは、どう見てもナズナちゃんなのにナズナちゃんじゃない謎のナース、その名を七草ハルという。CVが内田真礼なもんだから、カブラさんたちに比べて年上なのか年下なのかもよく分からない年齢不詳の存在。その正体は当然のごとく吸血鬼であり、彼女との出会いが病弱だったカブラさんの人生を劇的に変えてしまったという。 やっぱりCV伊藤静は百合の証。私生活ではその体質のせいで散々な目に遭ってしまったカブラさん。自分の周りの世界が全く自分に関心がなく、自分を必要ともしていないことに気づいてしまい絶望した彼女は、もはや拠り所もなくなり人生を儚む。そのまま命すら失いかねない勢いだったところに待ち構える1人の吸血鬼。怪しげに夜を背負うその女に絡め取られるようにして、彼女は眷属へと堕ちていく。その先に待ち受けるのは、今作最大の特徴である、あまりにも煌びやかで魅力的な「夜」の世界だ。昼日中にろくすっぽ動けなかった彼女の身体も、夜の眷属としてなら自由に飛び回れる。彼女は愛すべき人と、「走れる」身体を手に入れた。しかしそれは、人間だった頃の記憶との交換条件であり……なんと眷属になる前に血液をキープしておき、そこから記憶を保持するという裏技でもって、彼女は人間と吸血鬼の両面の生き様を保持しているようだ。まぁ、そのおかげで色々と複雑なものを抱えるようになったのかもしれないが……。 カブラさんが「他人のものを奪うのが好き」という嗜好は、おそらく人間だった時の「他者からの無関心」への意趣返しみたいなものなのだろうが、そこに妖艶な七草ハルの影響があったのかどうか。詳しいことはまだ明らかではないが、とりあえずそんなハルさんと関係が深そうなナズナちゃんのNTR趣味についてはよく分かった。OK、そのこだわりは大事にしていこう。ただしコウくんという存在も目の前にいるのだから、あくまでフィクションはフィクションとして分別はつけていってくれよな。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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