忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33]

○「シャンピニオンの魔女」 5

 言葉のイメージって不思議なものよね。なんか小洒落たタイトルに見えたのに、「シャンピニオンってフランス語でキノコやぞ」って言われたら「なんやそれ」ってなるもんね。漢字で書いたら茸魔女ですからね。クリーチャータイプは確実にファンガスですからね(実際そういう話じゃなかった?)。

 「魔女」というモチーフも吸血鬼ほどじゃないが息の長いもので、「魔女アニメ」もミャクミャクとアニメ化され続けている。最近の魔女は「ある魔女が死ぬまで」や「サイレントウィッチ」なんかを見ると人々との融和もうまくいってるし(後者は果たしてどうだったろう)、畏敬の対象にもなっているが、今作の魔女は明確な迫害対象であり、異物である。いくらか近いのは「魔法使いの嫁」の魔女の感覚。人との距離の遠さでいえば「魔女の旅々」も近いと言えば近いか(どこぞの長寿エルフくらいの達観があると楽ですけどね)。とにかく、そんなちょっぴり寂しい魔女のおとぎ話が、なんとも素朴なアニメ化。原作は漫画作品らしく、web系なので分類が難しいが一応レーベルは「花とゆめ」の系列になるらしい。最近は少女漫画原作アニメっていうと露骨な恋愛ゴリゴリの作品ばかりが目立っていたので、こういう素朴な味わいはどこかホッとしますね。

 本当に「おとぎ話」なイメージなのでここから目を見張るような超絶アニメなんて絶対出てこない。なんなら進行は地味だし、映像についてもちょっと古臭いくらいのもんで、夕方5時台にEテレで流れてそうな雰囲気すらある。ただ、だからって退屈だとか、画面がダサいとかいうことではなくて、「この雰囲気なら、この絵なのかもな」と思わせてくれる納得感はある。主人公・ルーナの顔はほんとに「少女漫画らしい」造形だし、男の子の造形も「イケメンはイケメン」とはっきり描いてるところは少女漫画的なのだろうが、それって「童話的」でもあるので別に嫌味には感じない。ほんとに見ていてホッとするテイストなのだ。

 まー、ルーナの身の上がたいそう不幸なものだからなかなか「心温まるハートフルストーリー」になりきらない部分はあるかもしれないが、ちょいと「毒気」のある刺激も含みつつ、普段見かけないようなテイストを提供してもらえると嬉しいですね。ただ、牛の造形は若干キモい(声がえみりんで無駄に可愛いのがそこに拍車をかけている気もする)。

 そうそう、今作で個人的に一番おすすめなのはオープニングだ。映像も悪くはないが楽曲そのものの雰囲気がなんなら今期では一番のお気に入りかもしれない。どっかで聞いたことがあるテイストだと思ったら「げのげ」歌ってた人なのか。非常に遊び心あふれる楽曲でクセになりそう。

 
Amazonアフィリンク

拍手

PR

○「悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される」 3

 今作で最大の見どころ(聞きどころ)は、オープンエンドの歌唱だろう。オープニングに耳を傾けてたら「これ……どう聞いても彩陽なんだが……あれ? でも最近ソロの仕事とかやってないのでは……」と混乱し、さらにそこから「城田優とのデュエット」という謎のプロジェクト展開。意味わからなすぎて笑ってしまった。彩陽の持ち味である高音をフル活用した楽曲ですので、その部分については本当に素敵だったと思いますよ。

 ただ、それ以降は何も無い。いや、正直言えば映像部分については実はマイナスは無いんだ。制作は今期3本目となるDEEN。監督の浜名さんだって実績ある人だし、何かおっきなプラスがあるとは思っちゃいないが、アニメとして致命的な瑕疵を作ったりはしないだろう。映像だけでいえば、有象無象のなろうアニメの中ではむしろ上位に食い込んでもおかしくないくらいの評価である。

 しかし、それを埋め合わせて余りあるくらいにシナリオがただただ無風。「悪役令嬢もの」の負のイデアのパッケージになっており、展開されるドラマをどれだけ追いかけても、心にさざなみ1つ立ちやしない。まぁ、元々悪役令嬢ものがあんまり好きじゃないってのは間引いて考えなきゃいけないけどさ。

 ただなぁ、気持ち悪いし意味が分からんのよなぁ。先に「意味が分からん」方から処理していくと、悪役令嬢ものには「はめふら」という偉大な先人が打ち立ててしまった「破滅フラグのジレンマ」がある。この手の話が出るたびに何度も持ち出しているから詳細は端折るが、ざっくりいうと「ゲーム世界として定義されてしまったら、もはやそれはドラマとしての意外性を持ち得ない作品世界になってしまう」というジレンマである。はめふらでもその辺は誤魔化しきれてなかったし、「ティアムーン」やらなんやら、正面からぶつかったら大きな矛盾と向き合わなきゃいけない作品群は必死にギャグとして茶化すことでそのあたりから逃げるのである。今作も臆面もなく「ゲーム世界なんですが」という設定を振り翳し、自ら矛盾へとダイブした……かに思えた。

 しかしここで逆転の一手。主人公曰く、「ゲームとしてのシナリオは婚約破棄のあたりで終わる」とのこと。ゲームの廃プレイヤーである彼女が「国外追放」を宣告されてショックを受けていたということは、そんなシナリオはゲーム本編になかったことを表しており、破滅フラグも死刑台も飛び越えて、この物語は「ゲームの外」へと突入した。これにて破滅フラグのジレンマをクリアし、好きな物語が描けるようになった……と思って一瞬光明を見出したが、立て続けに開陳された設定は、「隣国の王太子は、続編のメインキャラなんですよ」という斜め上の導入。ん? どゆこと? つまり我々は、1人の夢女子が好きなゲームの「2作目」に転生して、ただただ攻略キャラからちやほやされるところを見てろってこと? それはもはやアニメでもドラマでもなくて、単なるプレイ実況なのでは?

 こうして「単なる乙女ゲーの追体験物語」になってしまった旨が告げられ、なおかつその乙女ゲーが相当に低クオリティなシナリオしか内蔵してない雰囲気が漂ってきたもんで、「気持ち悪い」のである。そもそもの設定で「悪役令嬢」っつってんのに何一つ悪いことをせずに高潔であろうとする単なる主人公でしかないヒロイン。この時点でタイトル詐欺だし、「主人公と悪役令嬢」という設定の妙味がゼロになり、ご丁寧に「本来の主人公」の方が過度なまでのバカ女であることが明かされてしまってヨイショが下手。「1作目」のメインヒロインと攻略対象が揃ってただのバカだと明かしてしまった時点で、このゲームをプレイする意味はあるんだろうか。もちろん、主人公がちやほやされる理由など特に無いので、なろう特有の「息するだけで褒められる」みたいな環境にめまいがしてくる。あたしゃこの続きに全く食指が動きませんわよ。

 まぁ、強いて言うなら「バカ女のCVがゆみりだった」っていうのがいいフックになっててちょっと笑っちゃったけど……ゆみり、どんなキャラでも華を持たせちゃう罪な役者よ……。

 
Amazonアフィリンク

拍手

 とりとめのない! 第2話。 まだ見方が定まってないし新番期も終わってないから軽めに記録しておきたい。

 やっぱ「観る小説」みたいな印象の作品だなぁ。1語1語、1音1音の選び方が面白い。そして「違国日記」という不思議なタイトルについて、この度めでたく主人公の朝の口から「違国の言葉みたいだ」という感想が飛び出し、「なんかよく分からない言語コミュニケーション」について言及したものであることも判明。この「成立してない対話劇」こそが今作の肝と言えるのかもしれない。

 もちろん、一番大切なのは朝と槙生という中心にいる2人の間で言葉が「通じる」ことである。ただ、まだ出会って間もない2人には分からない生活様式があり、これまで培ってきた社会があり、譲れない人格もある。そこから紡がれる互いの言葉や振る舞いにいちいち小さな「?」を浮かべながら、探り探りで見つけ出す共通の「言葉」。その様子が原初的なコミュニケーションの快楽につながってくる。この世界にはたくさんの「言葉」の使い手がおり、前回時点で強烈な存在感を放っていたのは、決して槙生と「通じる」ことがなかった朝の母親・実里の存在だった。今回も断片的ではあるが実里の影は登場しており、その「圧」は不協和を呼んでいる。ただ、今のところ槙生の周りでキシキシと嫌な音を立てているのはそこくらいなもの。

 今回新たに2人のキャラクターが登場した。後半出てきた「元彼」の笠町は比較的話の分かる人間なのでどちらかというと槙生の社不っぷりに振り回されていた側だったようだが、もう1人の友人・醍醐奈々はずいぶん強烈だった。彼女が繰り出すいくつものコミュニケーションが朝にはなかなか通じず、なんなら友人であるはずの槙生だって「この会話成立してんのか?」と首を傾げたりもする。「違国の言葉」は通じずに頭の上を通り過ぎていくかのようだが、ここで大きなポイントは、「違国の言葉は別に通じなくても構わない」という話。いや、そりゃ通じたら嬉しいんだけど、意味の分からない言葉を聞いても、「まぁ、知らない国だからなー」と思えばそれは当たり前で、何も悲しんだり落ち込んだりする必要もない。結局、人と人とのコミュニケーションなんて、それくらいがちょうどいいのかもしれない。

 朝にとってはしばらく「違国」だった奈々だったが、包(パオ)団を結成し、共同作業を繰り返す中で、少しずつコミュニケーションが積み重なっていく。「変な大人」だと思っていた見知らぬ社会の扉をちょっとずつ開けて覗き見する朝。それは別に成長でも何でもないのだろうが、少なくともちょっとだけ「外」の景色だ。奈々にとっては槙生だって「分からないもの」のはずだけど、言葉の説明は全部槙生に任せたりするくらいに、2人の間には信頼関係がある。どうやら槙生は友人の数こそ少ないようだが、それだけにつながっている友人との密度は濃いものなのだろう。朝にとって、これらの世界との線は、どう映っているのだろうか。

 個人的には、ほんとに醍醐奈々というキャラの立ち方が愉快で、何が最高って、CVが松井恵理子なんですよ。ほら、以前も触れた通りのカッターの「善性」のフル回転。さらにこの醍醐奈々、笑い方に恐ろしい個性があり、腹から絞り出されるようなヘンテコな笑い方が実に印象的。「笑い」とカッターの相性の良さが一際目立つ、実に良い「お友達」でした。

 笠町役のベーさんは言わずもがなで、このアニメ、キャストの選び方が全部ガチ。信頼しかない。あと、牛尾さんが奏でる劇伴もやたら印象的。今回はシフォンケーキ食べてるあたりの後ろでなってる変な音がすごくインパクトがあった。どこかの国の民族楽器なのかな。こういうところにも音響のセンスって出るもんで、やっぱり任せた甲斐がありますな。

 

Amazonアフィリンク

拍手

○「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」 4

 タイトルから中身がさっぱり想像できないアニメが始まった。そして奇しくも、直前でチェックした「お気楽領主」とは綺麗に真反対の視聴モチベの複雑さを持つこととなった。

 まずお話だが、確認したところ原作は小説媒体とのこと。割とシリーズを重ねている「人気時代小説」らしく、1話目の導入は渋いながらも色々と想像を掻き立てて興味を惹かれるものとなっている。江戸時代を舞台に、テーマはなんと「火消し」。時代小説や時代劇は数あれど、「火消し」という1つの職業をテーマにした作品というのは今まで見たことがなかった。考えてみりゃ我々は火消しの何たるかをほとんど知らず、改めて「詳細に描いていくぞ」と言われたらそりゃ気にはなるでしょうよ。世知辛い予算編成の話から、現場での細かな動きの様子まで。当時の人間たちもバックドラフト現象には精通していたなんて話も聞こえてきたら、(フィクションかどうかはしらんが)「ほうほうそれで?」と耳を傾けたくもなる。いわゆる「立て直しもの」としても何かがはじまりそうな雰囲気があり、物語の血脈として「下町ロケット」「半沢直樹」あたりにも受け継がれる財政再建のフォーマットは江戸時代であってもドラマとして成立するだろう。

 と、お話については色々と気になる要素が多いのだが……それを牽引しようとする画の要素に壊滅的なまでに魅力がないのが最大の欠点。びっくりするくらい平板なキャラデザとやる気のないモーション作画。まるで「CGによる再現」VTRにペタッと適当な顔を貼り付けただけみたいなCGアニメーションは、本当に状況がわかる程度の必要最低限のものであり、せっかく江戸火消しの知られざる生態にスポットを当てたというのに見た目に新しく心躍る画が出てこない。ほんとのほんとに勿体無い。

 制作は、どっかで心配をちょっと漏らしたSynergySP。これで今期3本目の担当作品となり、そりゃまぁ心配もしたくなるというもの。制作技法が他のアニメと全く違うのでおそらく生産ラインの都合は一切かぶってないんだろうな、とは思うのだが、こんな作り方でアニメを量産されても困るのよ。つい最近「しゃばけ」の感想の時に「ちょんまげは差別化しにくいせいで時代劇がアニメとして成立しにくいんじゃないか」というアホみたいな持論を展開したのだが、まさかの「どうせ区別がつかないならCGのモデリングで大量のちょんまげをコピペしても一緒やろ」という処理になるとは思わなんだ。キャラのデザインがいちいちやっつけくさい上に動きも最低限なので、アニメとして見た時の魅力はかなりの底値。背景なども1回モデリングを作ったら満足しちゃった、みたいな焼き直しテイストで、個人的に大のお気に入りは「時間をかけてチャージした水を一瞬でどこかにテレポートさせる謎の鹿おどし」である。やたらと長いワンカットで画面に映ってて「全然カポーンって鳴らないな……」と思ってたら、マジでコンマ何秒かくらい「コン」ってなってすぐ戻るっていう。鹿おどしの仕組みを知らないやつが作ったとしか思えないアニメーションであった。

 一時が万事でとにかくアニメの魅力が無く、画面を見ているのげキツいレベルの仕上がり。いかにお話が真面目で面白かったとて、アニメ作品として視聴を続けるのはちょい厳しい気がする。ほんと、せっかくの貴重な小説原作だったのなら、なんでこんなクッソいい加減な処理にしてしまったのだろうか……。

 

Amazonアフィリンク

拍手

○「お気楽領主の楽しい領地防衛〜生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に〜」 4

 すでに数えることを諦めているのですが、今期何なろう目でしょうかね? 最近は「新番チェックさえしのげれば、どうせこれらなろうなんてほとんど切るんだから乗りこえろ!」というダメモチベーションがたぎるようになってきました。

 いつも通りのやつなのでどっからコメント付けたもんかと悩んでしまうのだが、いつも通りの点数ながら、今作は比較的上げ目の要素と、思いっきり下げ目の要素が共存してるもんだからトータルしてここという判断。こういう時に明確な線引きがやりにくいのが悩ましい。

 先に下げ要素から書き出してしまうと、そりゃもうさぶいぼが出そうなほどに露骨ななろうの甘やかし気質と何も考えてなさそうなシナリオ回し。1話目でも「2歳児に転生したから自己紹介できただけでメイドからベタ褒めだし、当たり前のことやってても神童扱いでちやほや」みたいなところがごっつ気持ち悪いし、「道を歩いていたら悪辣な奴隷売買の現場に行き合っちゃったから、たまたま目に入ったものだけ気まぐれで助けて人道家を気取ってみるよ」なんてムーブが浅はかすぎて反吐が出る。「なろう主人公って正義ぶってるのに奴隷は買うよな」という至極もっともなツッコミに対して理論武装すらする様子もなく、ただただ「奴隷を引き取ってあげる主人公は優しいやつなんですよ」みたいな描写にしようとしているところが本当にダメだ。なろうというのはそうした世間の反応を得ても何一つ変わることのない、最低のコクーンだということがよくわかる。

 そうして一通りダメそうなシナリオラインに幻滅しつつも、映像演出にはちょっと面白そうな要素が見えてしまったのが悩ましいところ。ことにオープニングってのは作品全体のクオリティを探る上でわかりやすい指標なのだが、ぽんぽんとポップな演出が飛び出すくせつよ映像は、素直に「楽しい」といえそうな仕上がり。文字がまっくろくろすけみたいにわき出てくる演出は次回予告部分にも活かされており、凡庸でみるべき点がなさそうな本編の雰囲気を、なんとか少しでも愉快で観ていて楽しいものにしようという映像クリエイターの頑張りが伺える気がするのだ。ちなみに制作はあの「惑星のさみだれ」でおもいっっっっっきり評価を下げたNAZだが、別にそれまでの作品は悪いものばかりではなかったわけで、今作で今一度「ちゃんとしたNAZ」に戻ってきてくれる手応えはある。

 さぁ、アニメとしての期待度をとるか、話を見てなろうとしてのダメさで切るか。2つに1つだが意外とこういうやつの方がだらだら最後まで観ちゃったりするのよねぇ。

 
Amazonアフィリンク

拍手

○「地獄楽(第2期)」 ー

 当然なんも覚えてませんよ(まっすぐな目)。もう、いちいち恥いることはしません。2年半というのは、忘れるに充分な時間なのだから。

 というわけで1期の放送が2023年。確か放送直後に「2期制作決定!」の報が入っていた気がするのだが、分割2クールというには長すぎるな、というくらいには時間が空いてしまった。そりゃいろんなものがデリートデリートですよ。1期の感想を確認したら、内容は何となく追いつつ、「最大の売りである極彩色の画面演出がだんだん体力切れを起こした」との話が残っていた。当時の俺が本当のことを書いたか、それとも途中で飽きたことに適当な言い訳をつけただけかは分からないが、とりあえず最後まで全身全霊の集中力をもって観られなかったというのは事実のようだ。そこから2期に復帰するにあたり、できれば間に何か簡単なおさらいくらいは入れて欲しかったものだが、残念ながらそういうのは自分でやるしかなさそうである。基本設定くらいは覚えてたつもりだけど、島に残ってる連中のパーティー構成はさっぱり覚えてなかったわ。強そうな稲田さんが誰でしたっけね。

 その程度の記憶なので筋立ての方はさておいて引き続き最大の売りであろう画面の派手さに注目するわけだが、オープニング映像なんかはやっぱり独自の魅力を持っているとは思う。カラーリングの個性は言わずもがなだし、MAPPAによるアニメーションだってそりゃ安定している。しているはずなのだが……なんだろ、戦闘シーンの組み立てがどこか軽い印象があるんだよな。呪術なんかと比べた時に背景が明るいから、その影響なのかどうか……よく分かんないんだけど、枚数だけでいえば相当頑張って動いてるはずなのに、何故か身体と身体のぶつかり合いに重さが足りてないような。うーむ、アニメ動画の専門家でもなんでもないので、この感覚をうまいこと説明できないんだよな……なんかちょっと気になりますね。

 とはいえ、それは「贅沢な作画の前提で比較したら」の話であり、今作の半分にも満たない作画クオリティで平然と放送してるアニメだって世の中にはごまんとある。今作の映像美は「恵まれた方」なのは間違いないのだ。せいぜい、その恩恵を活かして何とか興味をひっぱり続けられるくらいには面白い話になることを期待します。まぁ、そのためにはキャラクター相関図くらいは復習しないとダメなんだろうけど。おっぱいの大きなゆみり武士と、おっぱいの大きなりえりーがいるよ(復習)。

 
Amazonアフィリンク

拍手

○「カヤちゃんはコワくない」 4

 「ぷにる」の2期と同じ日曜夕方枠で放送を開始した園児アニメ。その時点で「怖くない」のはだいぶ嘘っぽいが、ある意味でぷにるほどは怖くないかもしれない。

 最初っから遠慮なく比べていくが、やはり「鉄拳制裁で怪異を叩きのめす幼女」ということで「ダークギャザリング」と比較したくなるのが人情というもの。まぁ、フォルムはかなり似てるけど夜宵ちゃんは一応小学生だったので年齢感は微妙に違うのだが狙っている方向性、「幼女VS妖怪」というギャップの妙味みたいなものは似たようなもの。その上で、「何故幼女が最強霊能力を?」という疑問に答えるためか、「まぁ、ご家庭に色々とやばいもんが眠っているので」という設定も共通している。であれば「ダークギャザリング」の大ファンになったお前からしたら最高に楽しいアニメだろ? と言われたら残念ながらNOである。ご丁寧にアニメ制作スタッフに関しても監督・シリーズ構成まで被っているが、その上でNOである。「ダークギャザリング」は、やはりアニメになる以前からイラストレーションにしろ構造にしろキャラクター造形にしろ、色々と極まっていたから楽しかったのだ。少なくとも今作1話目ではそうした「無茶苦茶やったろ」感はそこまで強く出ていない。

 まぁ、流石に幼稚園児では最強霊体ポケモンバトルをやれと言われても無理なので多少設定がシンプルになるのはしょうがないが(そもそも女子小学生でも無理やろがい、というツッコミはスルーね)、結局本人の手の届く範囲でしか怪異に処理できないため、出現場所が幼稚園内に限られているのであまりバリエーションが出せないというのが最大の問題。いや、そもそも狭い幼稚園の敷地内で、1話目だけで3体(以上)ものばけもんが押し寄せてきたのはどういう理屈だよ、って話なんだが、よっぽど世の中が悪霊に汚染されきってない限りは、幼稚園の怪異なんてやれることも見せ方もたかが知れている。そして怪異にバリエーションがなければ、それに対抗するカヤちゃんの行動にも大したギミックは盛り込めないのだ。夜宵ちゃんは隣に螢多朗や詠子という最高に最低なパートナーたちがいたおかげでギミックが盛り盛りに出来たし、外の世界に飛び出したからこその地獄の様相である。流石にここからカヤちゃんがあの世界規模を望むことは叶わないだろう。

 まぁ、そう考えると結局は「別なコンセプトの作品」ってだけの話であり、今作はせいぜい小学校のクラスの学級文庫に眠っている「学校の怪談」レベルの話をちょいちょいやっていくしかないのだ。どちらかといえば近いのは「ダークギャザリング」じゃなくて年齢層をさらに下げた「ぬ〜べ〜」だろう。せめてぬ〜べ〜とは何とか差別化を図って、オリジナル要素である「能面幼女」の個性を活かしてもらいたいもんである。

 ちなみに、キャラとしてはむしろ実質的「主人公」である先生(CVたそ)の方が立っている気もするが、カヤちゃんについてはCVが個人的に期待株だと思っている橘杏咲なのはちょい注目。いい具合にキャリアが研ぎ澄まされていく。

 
Amazonアフィリンク

拍手

○「正反対な君と僕」 6

 日曜ラブアワー後半戦。ちなみにここまでしばらく「鈴代紗弓ラッシュが続いているけど本当に大丈夫か?」と心配していたのは、後続としてこの作品も続くことを(しつこいCMのおかげで)知っていたためである。最後に辿り着いた鈴代ヒロイン、思ったよりギャルでもなくウザくもなく、いいところに着地したんじゃないでしょうか。

 前クールでやたら多かった「ただひたすら甘々な青春カップルを見守る」作品群から今期も生き残った作品が現れた。事前の予告なんかから作品の大枠は予想がついていたのだが、まさか1話目段階で告白して両思いになるところまで行くとは思わんかった。ここまできちゃうと矢野くんよりも早いし吸血鬼ちゃんよりもスムーズ。なかなかのスピード告白であったが、メインヒロイン・鈴木さんの性格を考えれば納得できちゃう展開ではある。ここからは初恋どうしの恋愛模様をほんとにじわじわと甘酸っぱく描いてくれるのだろう。憎たらしいねこんちくしょう。

 取り立てて新しい点もない気はするのだが、点数を見てわかる通りに私はすごく印象の良い1話目でしたね。鈴木さんのキャラがギャルっぽい方向に寄せ切らずに絶妙な「友達との関係に気を遣う真面目な子」で収めてある距離感みたいなものがすごくしっくりくるし、谷も谷で、世間を斜めから見てるクソオタクみたいな男ではないのでそこに惚れた鈴木さんにも嫌悪感を抱かずに済む。ほんとに、「広い世界のどこかにひょいと生まれてきそうな恋愛模様」である。そして、そんな「ふつーの恋愛」を描く時のイラストレーションが何ともポップで愉快。映像制作はなんとラパントラック。なるほど、こういうアニメーションも作れるのね……エンディング映像のギミックとかも細かいところまで目が離せなくて愉快だし、「フツーの物語」を「フツーでは終わらせない」っていう気概がそこかしこに感じ取れるのが良い。この雰囲気なら堂々と日曜夕方に流すこともできるしな!(前の枠が不適切というわけではないが)

 というわけでしばらくはヤキモキさせてもらおうかと思っとります。この手の作品は多すぎても困るが、無いなら無いで寂しくなっちゃいそうなのでね。

 
Amazonアフィリンク

拍手

○「うるわしの宵の月」 5

 この導入でノンケの話になることあるゥ!? あるの? ……ほなしゃーないか。

 では改めて……NTRやんけ!!!(寝てから言え)。

 いやぁ、私の生きてる国の常識ではですね、「王子系高身長女子」+「より身長が高い輩系男子」の足し算の答えは「NTR」になるという公理がございまして……その余計な常識が視聴を大きく阻害してしまうのが本当に申し訳なかった。改めて改めて出自を辿ると、原作は女性漫画雑誌「デザート」に掲載されている漫画とのことで、NTRでもないしもちろん百合でもない、厳然たる恋愛漫画ということになる。ただ、どうしてもそうしたジャンルについての知識も経験も耐性も無いもんで、何をどう受け入れたものかと悩んでしまうのですよ。この作品が日曜夕方のMBS枠(こないだまでシンデレラグレイやってた枠)で放送されてるってのもなかなかのチャレンジよね。絶対にゴリゴリのアニオタはメインターゲットではないはずで、新たな視聴者層の開拓が目的ということなのだろうか。……その割に、次の時間は普通のラブコメなのよな。日曜夕方はラブ枠になったのかしら?

 一旦深呼吸して冷静に観ようと務めてはみるものの、やはり相手役の男が輩にしか見えない(作中でヒロインが言ってるんだから間違いじゃないよな)。この造形、どっかで見た気がするな、と思って「指先と恋々」を思い出したのだが、なんとまぁ掲載誌が同じということで、なるほど求める層がいるのはこの辺なのかと何とも複雑な気持ちに。ダメだ、やっぱどうしても気持ち的にNTRれてしまう。私は関係なくても、作中でヒロインの憧れていた有象無象の女子高生たちがNTRれてしまう。ここから幸せな結末に持っていくにはどうしたらいいのだろう(偏見をなくせばいいだけだろ)。

 というどうにも歪んだビジョンしかないのでまっすぐに見られない作品だが、多分、まっすぐに見たらそこそこのクオリティ。映像制作の「イーストフィッシュスタジオ」というところはあんまり聞き覚えがないのだが、過去の作品だと「花野井くんと恋の病」なんかを担当。まぁ、最低限の保証はあるくらいかしら。キャラの造形はちゃんと立っているし、話の運びにも違和感や抵抗感はない(NTR感はある)。オープニングもエンディングも両方UNISONが担当していたり、セールス的にも色々と気合が入ってる作品だろうし、よく分からん時間帯だが何かしらの爪痕を残していってほしいという気持ちもないではない。途中で脳破壊されないことを祈るばかり。

 せっかくなので触れておくと主人公・宵役を務めているのはほぼ新人の一宮麗という声優。81所属の若手で事実上レギュラーデビューみたいな形に。低音域で攻める若手は全面的に応援したい。

 
Amazonアフィリンク

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2026/05 06
S M T W T F S
5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[05/02 不折正方形]
[04/30 不折正方形]
[04/29 な]
[04/29 な]
[04/29 不折正方形]
バーコード