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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 おかえり主人公、第10話。ようやくスポットライトが回ってきたが……その行く末は未だ定まらず。

 弥々吉の事件を機に、北陸は大きな動きを見せる。猛省した桜虎は改めて作戦を練り直し、すでに死に体の龍門隊に一撃を見舞う計画を立てている。それと同時に福井で暴れて大和本隊を引き込むところまでを計算に入れているとのことで、まとまった作戦はまさかの撤退戦。あれだけの顛末があっての引き勝負ってのはなんとも日和見な意見に見えるが、やはりそれだけ大和と聖夷ってのは戦力差があるということなのだろうか。まぁ、ここで一気呵成に弥々吉の弔い合戦に挑む、などと言わなかったのは冷静な証拠とも言えるだろうが……。撤退して要害へ引き込む作戦は「地の利」といえば聞こえはいいが、これが逃げの口上になっていなければいいのだが。

 そんな聖夷側の思惑を知ってかしらずか、龍門たちも穏やかではない。特に加来の容体は思った以上に芳しくなかったようで、単なる過労ではなく元々病身だったことが明かされて「なんで優秀な軍師ってすぐ病気で倒れるんだろうな……」とため息混じり。まぁ、お医者さんの見立てが正しいなら「これまでよう頑張ってくれた」くらいの評価になるのかもしれないが……肝心なところで負担になっちゃうようだとまだまだ心配である。現時点で、福井に安心できる要素は何一つない。

 さぁ、そんな状態で龍門たちから「切り札」として指名されたのが我らが三角。予定通りに宮中へと参り、久しぶりに展開した得意の舌戦でもってまずは入城を勝ち取る。その際に平側に与していた下っ端の番兵1人の首が落ちたが、まぁ、多分三角にとっても平殿器にとっても大した出来事ではなかったのだろう。勝負は入り口ではなく、あくまで帝の御前で繰り広げられるものである。とはいえ、龍門もいない現状のこの国において、平を止められる人間なんているわけがない。四面楚歌どころじゃない完全アウェーの空気の中、三角の胸中など気にするふうでもなく、どんどん平に都合のいい話が進んでいく。

 一発目に「龍門を引き摺り下ろして自分が将軍の地位につく」という分かりやすい提案が出てきたが、これってなんでわざわざ三角がきたところで上奏したんだろうね。これまでも散々同じようなことを決めちゃうチャンスはあったと思うのだが……一応「龍門側の人間が1人でもやってきたぞ」っていうタイミングで提案することでなし崩し的に「総意」としてまとめてしまうための謀り事なのだろうか。

 いつも通りに頼りない帝を丸め込み、あっという間にきまりかけた龍門更迭。しかし当然ここで待ったをかけるのが三角の仕事。そこから先の流れは全てアドリブ、その場で組み立てているらしいのだが、これが成立するからこその三角であろう。ただ、現状は未だ彼の狙いは見えてこないのだけれど。ツネちゃんさんには出兵の準備を言い渡していたわけで、三角のプランでも「出兵」は絶対条件。なんとかして龍門救出隊は派遣する必要がある。その上で一度は「撤退」を進言するとなると、押し引きの度合いを測っているだけなのか、それとも撤退を名目にした何かしらのホームランを用意しているのか。

 まだまだ分からぬ。とりあえず首が飛ばないことだけを祈っておこう。

 

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 夕食の2択がシチューとうどんってなんか変じゃね? 第9話。いや、でも2択なんて差があった方がいいに決まってんだからこれで正しいのか……世界中のお母さん、毎晩の献立の決定、本当にお疲れ様です。

 結局この作品において最大のイベントって「大学入試」だったんだなぁ。いや、この後に「クジマとの別離」が描かれるのかもしれんけども。なんかちょっと不思議な感じだよね。のび太とドラえもんがセンターにいるのにメインイベントがセワシの身の回り、みたいな。ま、ホームドラマだから兄弟の悩みもみんなの悩みってことでね。

 でもとりあえずAパートはクジマの雪遊びから。ロシア出身のクジマにとって雪なんて珍しくもなんともないが、「ニッポンでも雪って積もるんだネー!」という部分は驚いたらしい。正月にも雪降ってなかったし、多分鴻田家のある地方はそこまで豪雪地帯ではなさそう。入試に移動するスグルの移動経路なんかを見てると、なんとなく関東近県の郊外なのかな、というイメージではある。雪が積もれば中学生ははしゃぐわけですが、遊び方は国によって違ったり違わなかったり。マクシムと一緒に遊ぶクジマ(幼少期の姿)は何やっても可愛いのずるい。今回はアイキャッチも全部可愛かったので、できることなら幼少期クジマぬいぐるみは商品化して欲しいですね。……と思ってググったら、なんと過去には近いグッズは作られていたらしい!! 3年前だとゥ!? 今は多分手に入らないっぽいな……ちくしょう。

 そんなふうに2月の雪ではしゃいでる中学生を横目に、お家の中では今年1番のバッドニュースが吹き荒れる。なんとスグルさん、私立全滅。むぅ、こちとらアラタと同じで「スグル、流石にこんだけ必死なら結果出せるでしょ」と思ってたのでちょっとショックではある。……この子、多分バカなんじゃなくて要領が悪いタイプなんだろうね。あと過度に本番に弱い可能性もある。余計なこと考えすぎるタイプなんじゃないかな……私、人生において試験というイベントで基本的に失敗したことがないので(自慢)こういう気持ちはよく分からないが……ご両親は沈み、アラタは衝動的に謝罪に行ってしまうくらいにはショッキングだったらしい。でもまぁ、スグルの方だって「いや、俺の実力不足なだけなんだけど……」ってのは分かってるし、最近は弟やクジマとの関係性だってそこそこうまくいっていた。決してことを荒立てることなく、気持ちを切り替えて公立日程へ照準を定める。

 ホットプレートを持ち出してのお好み焼きディナーのシーンからは、なぜかオープニングが壮大に流れての劇的な「当日朝」へ。なんか珍妙な演出だったが、最後に折り紙クジマに辿り着くところでなんとなくオチもつき、「リラックスしたスグルなら、きっと結果を出してくれるだろう」という安心感を醸し出してまさかの来週へ続く。受験イベント、こんだけ引っ張るくらいのウェイトなのだな。

 流石にこれで落ちてたらクジマが丸焼きにされかねないので、来週は初めて心の底から笑顔になっているスグルが見られることを祈っています。

 
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 何が何やら、第11話。敵対組織の軍事力が埒外なもんで、もはや何ができるのかもよく分からんようになってる……。

 春夏秋冬、4つの季節が手を取り合って1つの目標へ一致団結。こんなにも分かりやすいクライマックスも無いで! と思っていたのに、四季庁に集まったのはあくまでも春と秋まで。夏組は賊の足取り調査のために竜胆と行動を共にし、我らが雛菊さんは冬組を待つために四季庁内で一時待機。そんなわずかな瞬間を的確に狙われた。なんで狙われたのかは分からないが……まぁ、内通者がおるんやろなぁ……考えてみりゃ、そもそも現行の代行者の行動に対しては四季庁内の意見もまとまっておらず、風当たりも少なくない状態。そりゃ不穏分子だって混ざり放題だろうよ。

 そんな不穏分子の1つとしてドびっくりだったのが、秋の事務官を務めていた長月であった。彼女は日笠率いるクレイジーテロ集団「華歳」でこそなかったものの、なんと別な組織からの内通者だったという。ちょっと待て聞いてない。テロ組織がいるだけでも厄介なのに、代行者文化を壊そうとしてる連中って複数あるんかい。曰く「10年前のあの事件の雛菊さんがあまりにも尊すぎるから春の信奉者になりました。だから他の3つの季節とか要らないと思います」という0か100かの極論軍団。それが「彼岸西」というチームだそうで。長月さんはそこの命令で秋に潜伏し、秋を壊滅させる機会を伺っていたのでしょう。ただ、彼女の場合は残念ながらエンジェルちゃん(撫子)に触れすぎたせいで情も湧き、現在は彼女を殺すことはできないとのこと。

 ほんならもうちょい心入れ替えてくれや、とは思うのだが、それでも春への盲信はノンストップらしく、雛菊さん推しの激強火推し活は文字通りの過激派に。死地を乗り越えて強くなったさくらさんが護衛でなかったなら、おそらく雛菊さんは今回も不埒者の手に落ちていたことだろう。ギリギリのところで雛菊さんを守りきり、今回ばかりはさくらさんの面目躍如である。

 しかし、「彼岸西」の狼藉こそ事前に防げたものの、ほんちゃんの「華歳」の侵攻はあまりにも苛烈で止められない。代行者の本丸とも言える四季庁施設内でこの有様では、もはやどこにいたって代行者を守りきることなんてできないんじゃなかろうか。でもしょうがない。相手の暴力があまりにもデカすぎる。大量の私兵、潤沢な武装。しまいにゃロケランまで持ち出してくるし、いかに代行者と護衛官が異能を発揮したとて、たかだか数人で抑え込むにも限界はあるだろう。

 時を同じくして、庁舎に向かっていた冬組も襲撃を受けて大ピンチ。狼星さんたちは襲撃慣れしてるもんだから銃弾の雨の中でもうっかり長電話しちゃうくらいの余裕は見せるが、そこで念願叶って繋がった雛菊との通話も決して狼星が望んだ内容ではなかった。そして轟く爆発音。あまりのことにテンパった狼星の冬の力は暴走し、景色は樹氷の森のごとく一変させてしまう。「代行者の力は忌まわしきもの」とするテロリストたちに格好の餌を与えてしまうようなこの状況、さらに混迷は深まり、冬組も進退極まる状況。

 何が正義で何が悪なのか。分からないけど、多分雛菊の眩しさだけは、この世界の標となるのだろう。さくらさんが、しかめっ面であんなすらすら褒め言葉しか出てこなかったんだから。

 
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 見せ場の連続! 第10話。やはりボンズ作画、シンプルなバトルシーンでその手腕が光りますね。

 シンプルな「悪意」「殺意」を向けてくる敵キャラとの戦闘ってのは実は初めての展開。お互い気にせず殺し合いができる状態での戦闘ということで、これまで以上に色んな思惑が交錯する。最初に動いたのはデラ。相変わらずぬけぬけと嘘をつくあたりがこの男らしいところで、まずは何も知らんっぽい手長足長を相手に「左右様の主人」を誤認させる手を思いつく。ここで囮役を引き受けたことで、最低限「ユルの保護者」の自覚も見えて一定の信頼を勝ち取れるあたり抜け目ない。まぁ、相応のリスクを背負っての行動ではあるが。そんなデラの思惑をきちんと理解した左右様も口裏を合わせて、最初のマッチメイクはシンプルに手長足長VS左右様の正面衝突。一応手長vsミギ様、足長vsヒダリ様の組み合わせで、動きのしなやかなヒダリ様がちゃんと相手に合わせて足技も駆使して戦ってくれるあたりが流麗である。

 しかし変幻自在の敵を相手に左右様も決め手にかける状態。そこでユル・デラ・なんか分からんババア(クレジット表記だと「中年女」)で作戦会議を行い、目標の1つを「手長足長の主人探し」に定める。この時のババアのキャラの立て方もいかにも荒川弘らしいな、という感じで、太々しさの中に不思議な愛嬌がある「主婦ババア」である。デラは囮役もこなしつつうまいこと武器庫にアクセスし、長年封印されていた時差ボケツガイを打倒するための有効手段である現代兵器・スナイパーライフルを獲得。このあたりの「最新武器なら神様崩れのツガイも容赦なく打倒するよ」っていう身も蓋も無い戦術性も今作らしい見せ方である。

 ライフルによる遠距離射撃によって一度は優位に立ったユル側だったが、手長足長がフュージョンして完全体となり、ババアが捕まったことで戦局は再び揺れ戻る。命惜しさにユルの話をぶちまけられ欺瞞戦術がバレたこと、そしてババアの救出のために主人公気質のユルが丸腰のままで敵の眼前に名乗りをあげたことで再び五分の戦いへ。こういうシチュエーションで思いっきり男気ムーブしてしまうあたりがユルさんのダメなところでもあり、格好いいところでもあり。もしこの場にアサがいたら連写モードで撮影待った無しだっただろう。

 左右様にストップをかけてまさかのタイマンに持ち込んだユル。なんでそんなことすんねん、と思ったが、どうやら自分1人に視線を向けさせることで相手の油断を誘い、「はったり」の効果を最大限に利用するためだったようだ。暴露されて弱みになってしまったと思われた「封」の設定を逆利用し、見事突破口を開いた主人公。技ありの勝利に繋がった。どさくさに紛れて「手長を川底に沈めるために石像にフォームチェンジする」なんてヒダリ様の小技が発動してたりもするのだが、まぁ、その辺は左右様の茶目っ気ということで。ちなみに最終的な決まり手は「ライフル狙撃」であった。

 激戦が終わっても、手長足長の主人の正体は掴めず、どこからどう攻めてきたのかもまだ分かっていない。ただ、微かな気配からようやく尻尾を掴んだのは影森ファミリー次男・「典型的石田彰」こと影森アスマの痕跡。ババアを派遣していたのがこのアスマであり、わざわざ人間の追手を差し向けていたのが自分のツガイの微かな気配を誤魔化すためだった、なんてこすっからい小技も露見した。使うツガイが遠距離自動操縦(?)なあたりも性格がよく出ているところで、今後の焦点は一旦影森側に寄せられることになるのだろうか。

 ……でも次回予告全然関係なさそうだったな?

 
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 Beyond the Generation, 第9話。時代を跨いだ語り口は間違いなく今作の持ち味の1つだが、それは何も大きな時代の跨ぎ方だけではない。予科生から本科生へのステップアップによる立場の変化も、大きな時代の区切りとなるのだ。

 スタートは前回描かれた「末端の世代」のお話から。最初にアバンではLINEでメッセージのやり取りをしてるのは誰なのだろう? という謎からスタートし、その正体が何と前回藤沢さんが喧嘩別れして「人間関係リセット」してきた澤乃井くんと絵莉ちゃんだったという(絵莉ちゃんのCVはよりによって安済知佳)。2人が「藤沢が淡島に行ってるんだよな……」ってんでわざわざ文化祭を訪れる話になったというだけでもちょっと驚き。

 しかし今回のびっくりはそんなところでは終わらない。何も知らない藤沢さんは、リセットしおえた人間関係以外にも早速悩みを抱えており、曰く、「同室の先輩とどう付き合っていいかが分からない」とのこと。同室の本科生・梅本美月さん(CV永瀬アンナ)は非常に生真面目で気遣いのできる人だけど、色々と気を遣いすぎてちょいラフめの藤沢さんとの関係性はどこか馴染みきれてないという。対照的に紗羅ちゃんと同室の柳原先輩(CV中村カンナ)は真反対の飛ばし気味のキャラなもんで、「どうにでもなるだろ!」とお気楽テンション。こっちのペアはだいぶ楽しそう。ちなみに「上級生の先輩2人が音楽室でピアノを弾きながら運営について悩んでいる」という図がどこぞの吹奏楽部の先代部長と副部長に見えてちょっとキュンときたのは内緒。

 そんな藤沢たちの日常に「文化祭」という非日常がやってくるが、毎年招かれるらしい「卒業生ゲスト」は、残念ながら(?)小鳥遊陽様ではなく、当時そんな陽様こと絹枝さんと同室だった田畑若菜の方であった。……若菜! お前そんな人生を! 先週時点で「若菜はどこいったんだよ」と思ってたわけだが、そりゃまぁ、語られないわけないですよね。若菜さんは一応淡島で女優としてデビューはしたものの、その後は引退して文筆業にシフトしたそうです。普段何を書いているかはよくわかんないけど、今回取り上げられていたのは淡島時代を振り返った「自伝」的物語。なるほど、女優時代のあれこれも含めて、まさにこの「淡島百景」のようなお話を世に出すことができたわけだな。なんか、彼女の進路についてはとても納得だし、多分絹枝さんもそんな若菜の現在を素直に応援してくれてる気がする。

 そうしてやってきた若菜は、てっきり絹枝さんとの同室エピソードを現役生の前で語ってくれるのかと思いきや……なんと、彼女の1年下の後輩も、絹枝さん同様に有名女優になった人物だったという。今回新たな中心となったのが、サブタイトルに名前が出ている柏原秋穂(CV:白石晴香)である。……ほんと、このアニメのキャストはいちいち濃いのよな……ちなみに紗羅ちゃんに手紙書いてた「病床のお友達」は石見舞菜香であった。

 新キャラ・柏原さんは「両親が芸能人」という淡島ではまれによくある出自の人物だが、淡島入りとほぼ同時に両親がスキャンダルで飛び、「親の七光り」どころか「親の七闇」みたいなものを抱えさせられた状態での入学。しかしそんな両親も娘の教育は割ときっちりできていたようで、立派な自立心と正しい自己肯定感を持った少女であった。おかげで「親は親、自分は自分」という区別ができていたし、今後の淡島生としての人生プラン(ROAD OF LIFE)も明確。そんな彼女でも自分の人生に対する負い目みたいなものは少なからずあるようで、漏れ出てしまう彼女のちょっとした悩みを、まるっと飲み込んでくれたのが同室の先輩、解毒剤・田畑若菜だったという。多分若菜さん、絹枝さんに対しても似たような効能を与えてたんじゃないかなぁ。若菜目線から見た柏原秋穂像についてはちゃんと講演を聞いてみたかったが、文筆を嗜む彼女のこと、きっと現役の学生たちの前で、面白おかしくためになる「女優像」を語ってくれたんじゃなかろうか。

 こうして「田畑若菜」という中心を10年単位で振り回してみたり、「本科と予科」という1年で差を表現して見せたり、変幻自在なのにそこにあまり大きなギャップや負担を感じさせないのが今作の語り口の妙。最終的にスポットが藤沢さんのところに戻ってきて「現役世代」のお話としてまとまる構造も綺麗だったし、特筆すべきは若菜が訪れていた伊吹桂子の存在。結局、今作において一番長期間に渡って淡島に在籍して関係性を繋ぎ続けてるのは彼女なのだよね。もう流石にいいお歳ではあるだろうが……きっと先生としての伊吹桂子は敬愛している学生さんもたくさんいるはず。まだまだ現役で、教鞭をとっていただきたいですね。

 
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 名物、唇巻き込み口! 第10話! 今回は湊が披露してくれたんですが、目までおんなじ状態になってたのは謎。目はそうならんやろがい。

 サブタイトルの通り、季節が巡って新しいフェイズへ。いろんな新要素がぎゅぎゅっと詰め込まれていてなかなか忙しいお話になった。まずはAパート、4人で遊園地に行こうの巻。これまでこの4人で行動を共にするとお互いに関係性への期待やら気遣いやらでぐちゃぐちゃになることが多かったのだが、今回は遊園地への適性のおかげか、割と自然に2対2に分かれることが多く、ヤキモキしていた男性陣にとってはいい流れが来ていた。陽太さんは積極的に美姫へのアプローチをかけるつもりは毛頭ないのだが、自然に2人きりになれるならそりゃ大歓迎。いろんなサービスをしてもらってデレデレを通り越してドロドロである。今回、通常頭身のシーンはそこまで作画状態が安定しないのに、遊園地でのデフォルメパートだけやたらとコミカルな動きが秀逸で、いろんなところに愉快のタネが埋まっていて面白かった。

 そしてもう1組、こゆんと湊の方はせっかくのチャンスだというのに湊は自分の気持ちにもなかなか整理がつかないもんでものにできていないのが勿体無い。まぁ、こゆんに全く「その気」がないため、湊側から積極的にアプローチをかけられない(かけてはいけないと思っている)のが最大の理由だが……自分があくまで「親しい友人」程度の立ち位置でしかないことが分かっているために、攻めあぐねている湊が実に健気。これまでの方法論が通用しない相手を前に、人生で一番の苦戦を強いられているようである。

 そうして迎えた新学期、Bパートはクラス替えからの新キャララッシュである。まず一番の事件は4人が全員同じクラスになったこと。これまでも放課後の勉強会なんかは4人でやってたので大きな変化は無いのかもしれないが、それでも常に4人が同じ空間にいるということで良くも悪くも影響力は大きそうだ。これで少しでも攻めの手筋が増えればいいのだが。

 そして湊にしてみれば想定外の新要素として加えられたのが、美姫の弟・優希。美姫に似てるかどうかは何とも言い難いが……軽めのノリと城壁も何もあったもんじゃない距離感は確かに姉弟かもしれない。これまで一切語られてこなかったのでなんか違和感はあるが、実はこの男もこゆんとの付き合いが長いのでこゆんが気兼ねなく接することができる貴重な男子だったという。余計なまでのスキンシップを見せつけられ、どんどん濃くなっていく湊の闇。出会いが遅いというだけで抱えたビハインド。それを思うとどうにもやるせなく、湊にしては珍しく思考はどんどんネガティブへ。まー、これもまた恋心の一側面ではありますわなぁ。こゆんはそんな湊の苦悩などどこ吹く風で、新しいクラスでちょっと楽しい学園生活を満喫しております。なんだかんだで、月子ちゃんの存在が大きい気はするよね。この子も意外といい性格してやがるわ。

 ここまで、こゆんからしたらいいことづくめの新学期。これでようやく「冷たい」季節ともおさらばかしら、と思わせておいて、残念ながらまだこのアニメは終わらない。いつも通りに流れてくるエンディングのイントロ、そして登場する2人の新入生女子。片方は鬼頭ボイスで露骨に「かわいい」に寄せたデザインの子。こっちはどういうキャラかまだ分からない。そしてもう片方、やたら身長が高いお団子頭の子の名は「熱川」。どうやらその苗字にこゆんは覚えがあるらしい。またも中学時代の記憶に紐づけられた何者か。どうやらこの子の姉との関係性に問題があったらしく……。いったい何を仕掛けてくるんでしょう。もう、中学時代の亡霊に悩まされる生活は勘弁しておくれ。

 

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 そんな結末があるもんかよ、第9話。まさにサブタイトルの通りなので完全なるネタバレだったわけだが、ナオが失ったものはあまりに大きく……。

 前半と後半のギャップが激し過ぎて情緒がどうにかなってしまいそうなエピソード。前回明かされた生徒会長とレプリカの関係性。そこには既にレプリカと呼ぶのも憚られるような「2つの人生」が存在しており、それでもなお、レプリカはレプリカとして生み出されてしまった自らのレゾンデートルに懊悩していた。関係を断たれたはずの2人なのに、そこには決して拭いされない「主従」の関係がある。無条件で本体の「涼未」を優先してしまうレプリカ「リョウ」は、そんな心中と抗おうとする理性がぶつかり合い、何もかもがいやになっていたはずだ。

 しかし、そこにドカンと打ち込まれた楔が今回のかぐや姫の演劇。途中からナオのアドリブが入ってしまったようなので元々の脚本がどこまで今回の筋立て通りだったかは定かじゃないが、とにかく「かぐや姫の新たな人生」を謳ったエピソードだったのは間違いないようで、前回リョウがテンパったことはもしかしたらそんなかぐや姫の筋立てと自らの生い立ちにどこか重ねてしまった部分もあったのかもしれない。見ず知らずの誰かの言いなりになって自ら望んだわけでもない行動にでなければいけないかぐや姫は、そのままの筋立てでは傀儡のままで終わっていた。しかし、律ちゃんが書いてくれた「新訳」版は最終的に「人間と異なる存在」にも希望を与える終わり方になっており、気持ちのはやったナオはさらにそこに自分の想いをぶつけることになった。同じ「レプリカ」からのメッセージを受けて、リョウは何とか、自分の気持ちに帳尻を合わせることに成功する。

 曰く、それはまるで恋のようだったと。訳もわからずただ無条件に好意を寄せて献身してしまう相手がいること。それ即ち恋と同じであろうと。なんかうまいこと騙されてるような気もするのだが、当人が納得してくれているならそれでいい。おそらくリョウはどちらかというと現在の涼未との関係性云々よりも、立場を共有して何でも話せるナオという存在が得られたことの方が意味が大きかったんじゃなかろうか。決して涼未の人生を歩むことはできないが、リョウはリョウとして、これからの人生を堂々と歩いて行こうと、そう思っていたのだろう。

 そんな矢先の出来事だったわけで……もう、誰も救われない。何も助からない。ただ1人「危篤状態」だった人間が息を引き取っただけと言われればそうだが、「生きよう」という意思が芽生えたタイミングでの出来事。あまりに眩しかったその光のせいで、突きつけられた結果はあまりにも暗い。ナオはもちろん辛いし、何より副部長は何が何やらわからずに今後の人生でずっと引きずることになるだろう。さらに現実的なことで言えば、生徒会長の突然の消失劇は全校生徒の目の前で繰り広げられており、誰がどうフォローしたところで「生き霊」や「集団幻覚」の噂が立つことは避けられない。ここからさらに、レプリカについての追求が進んでしまう可能性もある。本当に最悪のタイミングで、最悪のことが起こってしまったのだ。果たして、これがナオの人生にどんな影響を与えるのか……。

 と思っていたら更なる「喪失」が。何と、事情を今ひとつ把握していなかった様子の素直から、突然の代打終了宣言が。これまで彼女は何かしらの準備を進めていた様子も描かれていたので、そろそろレプリカに任せずに自分なりの人生の一歩を踏み出すタイミングだと判断したのだろう。別にナオに対して悪気があるわけじゃない。なんなら「これまで私の代わり、お疲れ様」と思ってくれているかもしれない。しかし、ナオからすればこれは間違いなく機会の喪失。アキに会うこともできなくなるだろうし、独自の人生を楽しむこともできなくなる。下手をしたら、これから先もう二度と呼び出してもらえない可能性だってあるのだ。

 ここまでの数ヶ月が満たされ過ぎていたせいで、レプリカにのしかかる突然の最終宣告は本当に辛いものだ。これは2人の問題なのだろうか。どこで、「終わり」を迎えるのだろうか。

 
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 ついにオープニングすら無くなったわ、第9話。まぁ、今回の話がそうまでしてしっかり尺を取りたいエピソードだったのかどうかは知らんが……。伝えたいメッセージは伝わった……か?

 だいぶ神々のヘイトが溜まっている主人公。いつも通りの転生先の1つ目は何度目になるか分からない実写次元(クリエイターはこれまでの実写と共通)。ホラーということでセットやら何やらで結構金がかかってそうだなーとは思ったけど、こんなもんでも実写の方がコストって安いんでしょうかね? その辺りの業界の数字って素人にはさっぱり分からないよね。まぁ、実写だろうがアニメだろうがやってることはいつも通りに馬鹿馬鹿しいだけなので何ともコメントに困るお話ではあるが……日本人がハワイに行ったらマカデミアを買わなきゃいけないってのは多分本当。グァムは知らない。いつも通り、実写パートに声優が上から声を重ねているので絶妙な違和感がなんだか癖になる。

 「ロッカー」のお話はこれまで通りだったが、そこからの流れは今回のオリジナル展開。なんと、いちいち舞い戻っていた女神空間への帰還を経ず、いきなり次の転生次元へと強制転送させられる主人公。今回はサブタイトルになっているもの以外にも椅子などのオプションに転生しており、そこからノンストップの転生ラッシュ。まぁ、これまであれだけの量の転生をこなしてきた主人公なのだからこの程度のイレギュラーは別に問題ないだろうと思っていたが……これを画策した神々の真の狙いは「女神空間に帰還させずに転生を繰り返させることにより、徐々に本体の記憶を削っていく」という冷静に考えると結構グロい作戦だった。人格をすり潰してしまおうとしているわけで……いくら主人公がイレギュラーだと言っても、あまり人権が尊重されてないような扱いである。まぁ、もしかしたら他の一般人たちは転生したらその時点で記憶がリセットされる、くらいの設定なのかもしれないけど。だとしたら主人公のイレギュラーっぷりは相当厄介だからな。これくらいの強硬策に出ないとどうにもならないのかもしれない。

 サブタイになっている「トラックの運転手」は字面だけ見ればすんげぇ普通の転生先だし、ここで最終決定でもええやん、と思ってしまいそうだが、その実態は謎のスペースバトルトラックを繰る機械生命であり、さらにその手には「相手を強制的に転生させる武器」までもが握られている。サラッと流された次元だったが、実はこのトラックはこれまでの比ではないくらいにヤバい転生先だった。なんでそのままスルーされたんだろうな。

 そうしてじわじわと主人公の記憶容量を削り、そこそこベーシックな勇者と魔王の次元でいよいよその最後の残滓をも消しされたかと思いきや……すんでのところで「何者か」の救済が入り、結局主人公は女神様の全てを思い出すことになる。この救援、普通に考えたら女神様の采配だと思うのだが、主人公が帰還した時の女神様の態度はなんも知らんかったようには見えるんだよね。他の誰かが助けてくれたのかしら? 知り合いって田中さんと紅鮭師匠しかいないのだが……。


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 ポンコツに恋愛感情を持たせると色々危険、第9話。まぁ、慣れない感情という意味では別にポエムだって初めてなのだろうが……これまでの人生とのギャップかしらねぇ。

 江ノ島での告白劇、あの衝撃のシーンから、すんなり旅行は帰路に着いた様子。果たして帰りの電車とかどういう雰囲気だったのか気になってしょうがないが、どうやらポエムはあそこで何もかもがぶっ飛んで、気づいたら家にいたし、いつの間にか3日経ってた。ポエムさんってばそれなりにモテそうではあるが、こういう話題の中心に立たされたのは初めてのことなんでしょうかね。周りにも案外そういう浮いた噂もないらしく、1つ1つの反応にいちいち免疫の無さを感じさせるのがとても初々しくて良い。お母様、ちゃんと娘さんの変調は感じ取ってあげてね。

 もちろん「初めての気持ち」という意味では統悟(苗字で呼ぶのめんどくさくなったので今回からこちらの表記ね)だって同じだが、こいつの場合はこれまでの杓子定規な生き方でだいぶ人生のレンジが狭かったせいで、多分高校に入ってポエムと出会ってからのあれこれが全部「初めて」レベルの体験。おかげで「学校帰りにスタバで茶ぁシバく」と同じくらいの感覚で「特定の異性に好意を寄せる」というイベントも受け入れられてしまう模様。もちろんそのためのマニュアルなんてどこにも用意されてないので気持ちの処理もおぼつかずポエムに心的負担をかけてしまってはいるが、それだって悪気があってやってるわけじゃない。何かしら機会が来れば、ちゃんとあの時の感情に向き合うことはできるのだ。

 夏休み、炎天下の公園の中、何ともロマンチックなのかそうでもないのかよく分からない健全すぎるシチュエーションから、2人の交際は始まる。ポエムさん、ある程度の覚悟を決めないとダメですが、大丈夫でしょうか。そしてそんな2人の異変にいち早く気づいたのは妹のリリちゃん。統悟がスマホを買ったという情報から一足飛びに「さてはお姉が……」と勘付けるのは流石の妹。そこからチーム妹で実情を探り、多分2人の中ではほぼ確定事項になっているはず。なお、視聴者としては「兄と姉が付き合ってるのを見て、妹2人はどう思うのか……いっそここも付き合ってダブルデートみたいな雰囲気になってるのが最高では?」という思考が頭をもたげます。見た感じ菊花ちゃんはたいそうリリちゃんに懐いてますし、そこはそこで関係を育んでいただければ。高校で不純異性交遊は禁止されてるらしいが、同性交遊に縛りはないですからね!

 などという冗談はさておき、やはり付き合い始めたという事実は学校生活においては色々と足枷である。周りの心無い連中(主に図書委員長)にバラすのもなんか癪だし、そもそも校内の風紀を司るはずの統悟が自分は彼女持ちです、なんて言い出した日には、色々と揉め事にもつながりかねない。いや、でも統悟自身は別に後ろめたさは感じてないんだよな。だからあんな暴挙にも出られたわけで……こいつのコントロール、やっぱり想像以上に手間がかかりそうだわ。ポエムさんは挙動不審な統悟のテンパりを見て愛想を尽かさないであげてほしい。

 少なくとも、統悟に彼女ができて幸せそうにしているのを見て、救われた人物が1人はいるらしい。ありし日の統悟の思い出、小学校時代のお友達が……うーむ、なんでそこで突然そんなネタをぶっ込んできたのか……統悟、ほんとお前はポンコツの極みだったのだな……。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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