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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ……人付き合いって、こんなにハードなゲームだったっけ? 第5話……これキツいよねぇ。高校生って、みんなしてこんな地獄みたいな熾烈な競争を生き抜かなきゃいけないんだろうか……。

 2期スタート時点からほぼ1つの問題のみを取り扱って進んでいたお話。「いじめ」というナイーヴな問題を扱うのはアニメ媒体だとなかなか難しいところだが、それだけにかつてなかったような部分にまで肉薄できる可能性もあり、ドキドキモヤモヤしながら見守っていた部分はある。ただ……そんな「柔らかい部分」の問題をあさっての方向からぶち抜いてきた日南葵という女。こいつマジで……。

 友崎がいわゆる「ゲーム思考」を持とうとしているのは彼の生来の性格もあるだろうし、そうした方が「弱キャラ」脱却に向いていると判断したため。そして師匠である日南の指導が最大の理由だが、友崎自身も「なんとなくリアル人生をゲームっぽく考えると攻略しやすくなるな」と相性の良さを感じたおかげ。多少無理くりな感じはありつつも、友崎はそうして師匠の教えに従っていい具合に日常生活をゲームに落とし込んだ。しかし、その処理の仕方だとクラス内のいじめ問題なんてのは好感度の上げ下げをするコミュニケーションゲームみたいな処理になるのかと思いきや、そこにダイレクトな「人の動かし方」みたいなドライな感覚が混ざり込むあたりが今作の珍妙なところである。

 そう、日南葵にとっては、おそらく友崎も含めた全ての要素が駒でしかなかった。もちろん友達を大切に思う気持ちが本当だったからこそ今回のような苛烈な反応になったのだろうが、それにしたって脳の動かし方がクレバーすぎる。いや、どこまで考えて動かしたのかは、全て友崎目線での勝手な想像でしかないのだが……彼の目線から見えた景色はおそらく真実であろう。日南は、やろうと思って本当に紺野を地獄のどん底まで突き落とした。その要素の拾い方、網の張り巡らせ方は、もうデスノートやカイジのような生き死にをかけたレベルのデスゲーム級である。マジでこんな伏線張って、相手を操って、全てを紡いで人を殺していく女子高生がいるもんかね……。もちろん今作はフィクションではあるが、人付き合いの妙味が今作のような「交渉ゲーム」の延長線上にあるのだとしたら、僕はもう怖くて人と関われないよ。

 まー、作者がやりたかったのはそういう薄ら寒さというか、日南の「浮世離れ感」を出す展開だったのだろう。この人を人とも思っていない、ドミノ倒しのドミノ程度の認識をしている人間、実は私は最近心当たりがあって、某人狼ゲーム配信者の(あくまで人狼ゲーム内でだよ)他者を操る手管がマジで今回の日南みたいな考え方なんだよな。「このタイミングでこの要素を出すと人の心はこっちに向く」「相手にここで喋らせず、この話題を出して神経を逆撫でする」「ここでこっちの人にこの要素を出させたら、この人はこっちに進まざるを得ない」。……人生は人狼ゲーム、人生は壺売り。みんな、人と人との信頼を大事にしような。

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 エンディングはあれで固定なのか……第3話。2話目だけの特殊エンディングであってほしかった……。

 というわけで毎週確定で乳首が楽しめるようになった本作。まぁ、今週は(今週も)エンディング関係なしに乳首全開でしたけどね。可愛い女の子、おっぱいの大きい女の子もたくさん出てくるというのに、何故脱ぐのはそっちじゃないのか。真の男女平等を目指して、アニメ業界も戦い続けなければなりませんね。

 とまぁ、それくらいの話題で折り合いをつけなきゃいけないくらいに何も進まなかった驚きの3話目。引きこもって出てこない上にボトラー疑惑までかかっちゃってるイサミが何の役にもたたなかったため、今回頑張って動いていたのはもっぱらルイスの方。しかし彼も前回「女の子、拾っちゃった」という黄金パターンに入ったと思ったのに、その女の子の正体も何一つ分からないままで終わるという焦らしプレイ。いや、ちょっとずつ分かってることはあるんだろうか。人語が通じないとか、なんか機械じみてるとか、好感度メーターがバグってるとか。わざわざサブタイで名前まで明かしてるのに、その名前すらブレイバーンがてきとーに言ってるだけだから合ってるかも分からんし。なんでブレイバーンが彼女のことを認識してるのかも謎。「善い側」「悪い側」に単純に二分するとして、彼女はどっち陣営なんでしょうね。

 もうちょっと進展した箇所でいうと、個人的にはイサミ周りの取り巻きの女の子が順調に個性を伸ばしているのは注目ポイントでしょうか。個人的な推しはやっぱりくまちゃんボイスのメカニックの子ですかね。多分、全員が全員満遍なく変な子だとは思うけど。ここからルルがメインヒロインの座につくとは考えにくいが、この3人のうち誰かがイサミと距離を縮めて「ヒロイン」として独り立ちするタイミングはあるのかなぁ。女の子の描写にちゃんと興味を持ってくれよ……。

 そして本作主人公である(?)ブレイバーンは相変わらずいつもの調子だったが、視聴者側も彼のふざけた要素にちょっとずつ慣れてきた。コクピットに液体を流し込むくらいの暴挙はこいつならやるだろうし、水中で呼吸できずに苦しむロボであることももはや大した問題ではない。前回も書いたけど、こうして展開された小ネタの数々が最終的に何らかの伏線になってブレイバーンの正体が盛大に明かされるタイミングが来たらどうしようというのがちょっと不安なくらいである。もしマジでそれやって成功したら伝説になると思う。

 
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 なんかこぅ……真面目だよね、第2話。あんまり今作に触れる人もいないだろうと思って、せっかくなので触ってみた。

 常日頃「面白かった作品の感想は書きたいし、面白くない作品の感想は書かないよ」とは言っているのだが、この2話目について言えば、別に面白くはない。面白くはないんだけど、なんだか放っておけない愛しさというか、蔑ろにしたくない不思議な感覚がある。多分真ん中にある感情は「なんでこんな売れなそうなアニメ作っちゃってるんだろう……」という憐憫とか畏怖なのだと思うけど。ただ、本当に真面目。なんか、時代劇チャンネルが作りそうなアニメだ。いや、時代劇チャンネルが作ってるんだけど。

 真面目要素その1、風俗の描写が真面目。「時代劇アニメ」にするんだったらそりゃちゃんと描写するのが当たり前なのだけど、これまで私がみてきた「時代劇アニメ」ってだいたいが「なんちゃって江戸」とか「なんちゃって戦国」とかだったもんで、あんまりその背景は気にしなくてよかったのよね。「真面目に江戸文化を見ている気持ちになった作品って何かあったっけ?」と思い出そうとしてもパッと浮かんだのは「さらい屋五葉」くらいだ。今作は本当に「ちゃんと時代の変わり目を描くよ」という意識があり、侍という職業がなくなり、世界が激変する江戸・明治期の町人たちの様子が何となく見えてくる気がする。ただ、それがあまり押し付けがましいものではなく「ほら、これ見て江戸文化の勉強になるだろ」みたいな感覚も一切ないのだ(そういう路線はエルダ様がだいぶ強かったな)。別に教科書を見せるわけではなく、しれっと江戸の公衆浴場が描かれると、「あ、そうか、この時代の銭湯ってナチュラル混浴だったんだっけ」みたいな風俗がチラリと見えるし、町人の娯楽である芝居小屋の風景なんかも、「なるほどこんな風だったかもなぁ」と思える。そういう部分が真面目。

 真面目要素その2、画作りがそこそこ真面目。よく分からないスタジオが作ってるし、1話目から外注バリバリでクオリティは決して高くない画なのだが、それでも何とか「時代劇にするぞ」という意識が見て取れる。描き方のベースは絶対に実写ドラマの時代劇。カメラワークや見せ方の「お約束」は時代劇そのものから取られているが、それをもっとフィクションに寄せたアニメというメディアの中でも不自然にならない程度には咀嚼されている。1枚画がショボい場面が多かったとしても、例えば渡世人がズバッと刀を一閃して腕を切り落とすシーンが凄みを帯びればそれだけでちょいと目を惹かれる。そういう気配りはどこかに感じ取れるのだ。

 まぁ、真面目要素は以上なのだけど……俺にもっと権力があれば、今作を多少はメジャーにできるかもしれないのに。……いや、そこまで応援したいと思ってるわけでもないのだが……なんだろ、この感情。

 
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 エンディングで膝から崩れ落ちる、第2話。曲がりなりにも地上波で放送されているアニメで、あんなにもおっぱいを強調したセクシャルな映像を無修正で流しちゃっていいもんなんですかね……青少年の発育に影響を与えなきゃいいですね……。

 あの無茶苦茶だった1話目で上がってしまった謎のハードルを余裕で飛び越える2話目。まぁ、あんだけバカやったんだから続けて同じ方向に振り抜くのが正しいに決まってるよな。それでもいちいち想定してないところがボディブローみたいな小ボケを連発されるので……こちらもじわじわ体力が削られていく。何がすごいって、今作でボケ倒してるのってブレイバーン1人だけなんだよ(イサミは二次被害)。ほんで多分彼自身はボケようと思ってボケてるわけでもないんだよ。真面目に頑張ってるつもりの異星人(?)と、命懸けで頑張ってるはずの軍人さんたちが繰り広げるすれ違いコント。このシュールさは、相当思い切った脚本会議を経ないと出てこない。よくもまぁ偉い人にストップかけられなかったもんだな。っつうか多分偉い監督が率先して引っ張ってる感があるよな。

 2話目を見ていてふと覆ったんだけど、もしかしてこのロボットアニメ、逆エヴァンゲリオンなのでは? いや、逆じゃねぇな、「舐め腐りエヴァンゲリオン」かな。だってほら、表面的な構造は似てるじゃないですか。絶対マシンに乗りたくない思春期の(?)主人公がいて、そいつを無理やり主人公機に乗せる展開。「乗らないなら帰れ」程度で済ませてたゲンドウと違ってこっちの主人公であるイサミ君は乗る前からアメリカ仕込みの本場の拷問くらって精神崩壊しちゃってるけど。エヴァには適合率があるけど、多分あれって機械工学的なもんじゃなくて、きっと「生理的な」ものですよね。いや、神学的なものとかかもしれんけど。まぁ、とにかくそうして勝手に暴走するマシンが謎の敵対勢力と闘うわけですよ。敵対勢力、多分根っこの部分はブレイバーンと同じようなもんだろうし、使徒と本質的に変わらないエヴァの概形がここにも当てはまりますね。いや、ブレイバーンと敵の関係は知らんけども。なんならエヴァもよう知らんけども。とにかく、今回ブレイバーンは敵と顔見知りだったよね。なんなら今回の敵、CV杉田だったし(ほとんどしゃべってねぇけど)。そしてラストには謎のプラグスーツ(?)ヒロインも登場した、もう、これを令和のエヴァと認定しよう。

 ただ、こうして茶化してる分にはいいのだが、マジで裏にエヴァじみたドロドロしたものがあったらどうしようという不安もちょっとはあるのよね。1話2話はただゲラゲラ笑ってみられる展開だったが、冷静に考えれば「地球人の話を1ミリも聞いてくれない巨大戦力」のブレイバーンってめっちゃ怖いのは今回の連合指令部が抱いてた危機感の通り。ブレイバーンは地球のあらゆる言語を解するので隠し事もままならず、都合の悪い話が出そうになると力業で話をぶった斬る交渉術(?)も持ち合わせている。彼が有無を言わさず周りをねじ伏せるのが悪意からだったり、もっと他の秘密を秘匿するために計画的に行われている行動だったらどうしよう……普通に敵勢力とフォルムが似てるのは気になるし、相手側が喋る前に殺しちゃってるあたりにブレイバーンの危うさも感じ取れるような気がする。まぁ、多分イサミに対する謎のこだわりは本物なんだろうけども……。

 ちなみにタイトルロゴに表示されてる英語タイトルが「BANG BRAVE BANG BRAVERN」。今のところ、地球側に「勇気」の要素ゼロ。

 
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