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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 文化センター近辺のうまいラーメン屋ってどこだよ、第10話。おい冬我、そんなんあるなら教えてくれ。多分あの近所にそんな有名店無いぞ。まぁ、その後山登りにまで繰り出しちゃったから、どのくらいの距離までを想定してるかも分からんけども……。

 前回に引き続き合同練習会で色々な高校の個性的すぎるメンバーが絡み合う。俺たちはずっと北宇治高校だけを見て「この学校、やべぇ連中しかいねぇな」と思っていた訳だが、もしかして武田綾乃が創造する女子高生、推し並べて皆ヤバいのか? いちいち行動の破壊力とか感情の圧力とかが桁違いなのだが?

 口火を切ったのは、前回時点ではマスコットみたいなもんかと思っていた謎の留学生・香玲。「流石にネイティブじゃないしあの発音じゃ朗読は無理だろ〜」と思っていたら、なんと先輩の技術をまるまる模倣することによって解決を見出すという、謎のコピー能力を駆使する輩だった。「なぜこんなにちゃんと日本語を!?」って一瞬ビビったが、中の人が声優だから当たり前だった。むしろ普段のカタコト仕様の方がおかしいわけで、改めて古賀ちゃんボイスのレンジの広さを見せつけられることに。

 そんな古賀ちゃん、違う香玲は花奈に対して「模倣だろうがなんだろうが勝てばよかろうなのだ」と自論を展開し、そのまま模倣先としても指導者としても信頼しているぽここのところへ。次なる刺客は加隈亜衣である。シンプルに天真爛漫なキャラ造形のぽここ。実際彼女の愛嬌に裏はなさそうだが、「ナチュラルにできちゃうから他人の苦労が理解できない」タイプの明るさの可能性が高い。必死に頑張る花奈に対し、的確な指導を矢継ぎ早に叩きこみ、花奈を混乱状態に陥れた。多分、この感じだと花奈との相性はあまり良くない気がする。花奈は元々朗読というか「読み聞かせ」出身のスキル所持者であり、どちらかというと「朗読」よりも「演技」寄りのステージ。おそらく杏に怒られて以来朗読の基礎スキルはなんとか習得したが、まだ得意なフィールドは「演技」の方にあるはず。今回ぽここはそんな花奈の「演技」については否定はせず、むしろ可愛い可愛いと全肯定だったが、別に彼女は「朗読のうまさとして」評価しているわけではない。それとこれとは基準が全然違っており、「可愛いのは置いといて」ってんで基礎が足りない部分をどんどん突っ込んでくる。花奈もそうした知識がないわけではないだろうが、まだ純然たる技術として身についていない状態。習ったが慣れていない技術を考え始めると、もはや朗読は針の穴を通すような精密作業と化す。ぽここには当然のことも、未だ自分は至っていない。そんな事実を突きつけられて、花奈は大いに悩む。

 おまけに同じ学校・柊谷というなんか濃い先輩(CV関根明良)にまでぶつかり、こちらはこちらで「お気楽マインドで大会に勝とうなんて」と鼻で笑われる。久しぶりに花奈は「楽しい朗読VS勝つ朗読」のアンビバレントを意識せざるを得なくなる。別に二律背反でもなんでもないはずだが、そこに自分以外の他者、愛すべき先輩たちが関わってくるとなると、花奈のモチベーションはますますがんじがらめだ。

 そんな花奈の悩みとは全然関係ないところで杏がこれまた濃すぎる他校の子(CV小原好美)と秘密の恋同盟を結んだりして横の広がりができていくが、登場人物が多くなる=それだけ大会が熾烈なものになることである。思い悩む花奈に対し、やっぱり答えをくれるのは頼りになる先輩。瑞希はいつもの調子で花奈を強引に引っ張り上げたし、整井先輩は過去の自分の境遇を花奈に重ねて共感してくれた。そうかぁ、整井先輩から見た瑞希ってそういうポジションなのね……いや、でもいい友達関係だな。適当に濁すんじゃなくてちゃんとライバル関係も表明した上で、「自分の方が優れてる部分だって絶対ある」と言えるのは良い精神的安寧の保ち方である。単なる言い訳にせず、整井先輩も全力で大会を勝ち上がることを狙ってくれているのだろう。

 先輩2人にそうまで言われちゃ、花奈も戦わなきゃいけませんからね。さて、最初の仮想敵は誰になることやら。

 

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 激アツ展開やんけ、第9話。先週の訳分からんコラボなどどこ吹く風でがっつりメインシナリオを進めてきやがった。

 変身シーケンスなんかであからさまではあったが、今回のお話で「アメンのモチーフは仮面ライダー」というのが随分はっきりした。戦隊側でも一応バイクをアイテムとして使う場合はなくはないが(例:キョウリュウジャー)、あんだけダイレクトにバイクの召喚からの「ライド」があったというのがライダー要素として強いし、ラーニヤのキャラクター造形に「仮面」が大きく関わっているということでまさに「仮面」「ライダー」である。さしずめ仮面ライダーエジプトといったところだろうか。ジャッカルレリーフのモーションは完全にアマゾンだったけども。

 そうしてアメンがライダーであることが強調されたことにより、本作は「戦隊とライダーの共闘」というスーパーヒーロータイムのお約束もがっつり踏襲し、まるで劇場版のような豪勢な展開に。ただ、共闘自体はそこまで盛り上がる要素になってはおらず、むしろドラマの並列性の方が見どころと言えるだろうか。レッドにはレッドなりの悩みや問題があって魔王軍との対決に臨んでいるが、ラーニヤたちエルフ側にはまた別な敵と別な問題があって、そちらの解決に臨んでいる状態。まぁ、ぶっちゃけ今回登場した敵キャラのアジールさんのサポートに回ってたやつは魔王軍なんだろうけども。アジールとラーニヤという1対1の関係性だけに絞り込めば、いかにもライダーらしい筋立てになっているし、戦隊と違ってライダーは「敵もライダー」が認められており、今回のアジールの行動はまさにそのフォーマットに則ったものである。

 ただ、わざわざ変身グッズを強奪して変身せずとも余裕で強くなかったか、というのは気になるところでして……スタープラチナばりの時間停止能力(?)を持っていたアジールの特権魔法。あれを破らない限りはレッド側に勝機はなさそうだったし、それ以上の追加戦力が必要だったんだろうか。アジールの目的が「種族を超えた統合」であるとするなら、エルフ側の強さの象徴たるアメンの力を完全に掌握することで精神的にもねじ伏せたいという狙いはあるのかも。ちなみにアメンのフォルムは誰が変身してもほぼ同じだが、ラーニヤさんの場合はエルフにあるまじおっぱいが強調されていたので、アジール版はそこだけおとなしめ。

 前回出てきたカード化能力のやつとかは強そうだったのにイドラに瞬殺されてしまったり、よく分からん使い潰し要素が多いのが気になるが、とりあえず次回で戦隊VSライダーの決着をつけてもらって、その裏に暗躍する魔王軍の尻尾くらいは掴ませてほしいところ。この1クールでそれなりの落とし所を見つけることはできるんだろうか。

 
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 MI MI ZU HAPPY、第10話。あんなどう考えてもいのりちゃん専用のTシャツ、どこで売ってるんだよ……。ファンアイテムとして公式が売り出したら結構人気出そう。

 まさかの「時は流れて……」であっという間にいのりちゃんが6年生に。子供の成長は早いと申しますが、いのりちゃんのスキルアップときたら超特急らしいですわよ。やっぱ才能は間違いなくある子なのよね。少なくとも「努力する才能」が。とはいえ、やはり遅くから始めたというビハインドはそう簡単に覆るものではなく、未だ「追う側」には違いない。よりにもよってその視線の先にはあまりに遠い遠い目標であるヒカルしか見てない状態なので、どれだけ弾丸で成長したとしても、まだまだたどり着けない高みなのだ。

 今回はそんないのりちゃんの成長と課題を示すために「アクセルとは」という解説がガッツリ入ったのは助かりました。フィギュアの花形、よく話題になる技といえばやっぱりアクセルな気がするが、それだけ注目されるのは理由があるってことなんやね。具体的にクリアすべき課題、倒すべきボスキャラみたいなものがあると分かりやすいや。ただ、仮にダブルアクセルを完璧に跳べたとしても、まだまだヒカルの足元にも及ばないというのは悩ましいところ。ヒカルの練習シーンは理凰の回想でちょろっと登場しただけだが、まさかのコーチが実演して「やってみろ」だけで行けるとは思わなんだ。それができちゃったら、もう無敵なのでは……天才のハードルが高すぎる悩ましい作品。そりゃ理凰だって腐りもするわな。

 というわけで、憎まれ口コンプレックス男子の理凰がまさかのクラブ参戦。その過程にも色々とすったもんだがあったようだが、夜鷹の野郎が「一番邪魔なのお前やで」と言ったのが決定打だった様子。そりゃなぁ、天才に追いつけないことは薄々認めてはいたが、自分がいるからってヒカルの邪魔になるまで言われちゃ、そりゃ心外だよな。ただ、現時点では夜鷹は今作における「完成」の象徴であり、彼が邪魔だと言ってるなら、もしかしたら本当に邪魔なのかもしれない。その辺はヒカルに聞いてみないとわからないが、あれかな、「種に交われば種にあらず」っていう完璧超人みたいな考え方なのかな。雑魚とつるんでたらヒカルも雑魚になってまう、みたいな考え方だとしたら……まぁ、それはそれで怒りのやり場もないが。

 そんな理凰にパパンは気を遣ってくれたのだろうが、預けられる司サイドからしたら腫れ物扱いで面倒なだけ。でもまぁ、司もコーチとしては発展途上だし、いろんなタイプの子供を見て、教えることにも意味はあるだろうよ。司自身がいろんな意味で挫折を経験してる人間だし、案外コンプレックスを抱えたままでの成長指導には向いている可能性もある。お父様だってそんな司を信じて……たわけではないようだが、むしろ金メダリストからあれだけ全幅の信頼を置かれている高峰先生がすげぇんだな。あの人ももしかしてすごい実績なのかしら。

 結局、司が理凰の面倒を見ることになっちゃったのは大人の都合。理凰からしたらすでに半ば諦めてるスケートでさらに自分の望まない環境に放り込まれてクサクサしちゃうのは分かるが、そのストレスを周りにぶつけるのが彼の悪いところ。そんでよりによっていのりにもまとめてぶつけちゃったもんだから、あのいのりちゃんがガチギレするという珍しい事態に。こうして「圧倒的信頼関係で成り立つ師弟」のあり様を見せられて、理凰は何を思うだろうか。単に夢みがちな阿呆だと思っちゃえばそれで終いだが、どうにも彼の中にも諦めきれない部分はあるはずなんだよな。それが「ヒカルの隣にいたい」という欲求によるものなのかどうかはまだ分かってないけど、多分、どっかでスケートと向き合うモチベに大きく鞭を入れられないことには解消できない問題は抱えたままだ。多分、そういうところのケアは司の得意分野ではあるんだよな。

 どうにもチグハグなコーチと生徒の関係、ここからうまくいくんでしょうか。そして、それがいのりにとってプラスに働くんでしょうか。

 
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 っぱバンドアニメはおもしれーな、第9話。「いや、流石にこれはバンドアニメじゃなくてアイドルアニメって言えよ」という指摘は無視します。いや、別にどっちでもいいんだけど。

 バンドはバンドでもまさかのジャズバンドだぜ。こんなバンドをバックにオリジナル楽曲を歌唱する元アイドル、だいぶ概念として強い。でも今回の金子は割とそれだけの権利を持つキャラのようにも見えましたね。いわゆるアイドルの造形じゃなくて、どっちかというと「アイドル卒業しようかな」くらいのちょっとアダルティな部分も見せてくれてた気がするし。サブタイが「少女」ってなってるけど、結局いくつだったんでしょうね。

 個人的に嬉しかったのは、前回抱えた違和感というか、予感めいたものが当たらずと言えども遠からずだったこと。「最初から顔面も名前も出ちゃってるけど、その素顔すら仮面じゃないのかい?」というフリをしており、今回きちんとその仮面が「割れた」ので一応演出意図は汲み取れていたということで。いや、想定してた割れ方と全然違うし、そこまで金子の本質とは関係なかった気もするんだけども。友情物語とアイドルドラマのどちらも成立させるためのキーアイテムとして、今回も「ホテルのシステム」はちゃんと機能していましたね。

 まぁ、ぶっちゃけ金子についてのお話はそれくらいなんだけども。あとはラストに向けてのホテルクルーのお話ですからね。やはり気になるのは大外の動きだ。彼はずっと阿鳥の動向を注視してるんだよなぁ。彼のいく末が気になるのかしら。大外の基本的なモチベは人間観察だと思うので、別に阿鳥や音子ちゃんに対して悪意を持っているわけでは無いのだろうが、「なんか面白そうな結末」に誘導しようとしている部分があり、それがあんまり穏当じゃないこともこれまでの事例が証明済み。今回阿鳥がついにサックスを持ち出したことによって彼の心の変化が分かりやすく提示され、それってつまり「前を向き始めた」→「ホテルから出て行く可能性が上がった」ということ。そうなると、やっぱり彼をいじって運命を操作してみたくなってるんじゃなかろうか。もちろん、もっとヘンテコな音子ちゃんというターゲットが動き出せばそっちの方が面白いのだろうが、彼女の場合は何がどうなったらホテルから出て行くかよく分からんのだよな。

 あ、とりあえず支配人はドラムお疲れ様。どこのバンドでもドラムは苦労性だよなぁ。

 
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 聖地が家から近すぎる、第9話。まぁ、京都が舞台のアニメだと割と起こりがちな事態。「けいおん」とか、ほんと徒歩数分圏内が聖地だったし(京都が舞台のアニメじゃないのにな!)。

 放送部員の紹介が終わったので、世界は外に広がっていく。コネクションを広げてくれるのは全部吉祥寺のお膳立て。やっぱりこの人は放送部顧問としてめっちゃ優秀だし、どうやら過去にも色々と実績を残しているモノホンの強者のようである。そこにさらに「説明のスライドがなんか可愛い」というよく分からんお茶目ポイントも追加。京都で生き抜くならば、やはり遊佐浩二との繋がりは必須ということか。

 中の人のことばかり気になってしまうのは作品のテーマ上仕方がないことである。この度合同練習という形で一気に3つものライバル校が導入されたが、そこから飛び出した新キャラは誰も彼もとにかくCVが強い。考えてみりゃ今が旬のキャストが揃って全員で「良い朗読とはなんだろう」というのを本気で表現しようとしてくれているのだから、声ヲタ的にこんなに幸せな話もないのである。最初に飛び出したのは、およそこの世界観に合ってないんじゃないかっていう変な名前のキャラ・ぽここ。……ぽここぉ!? どう考えても親がやべぇんじゃないかしら。しかも苗字が「ぼたんぼこ」。ネットで確認したが多分日本には実在しない苗字やな……京都は上京区に「牡丹鉾町」という地名があるようなので、名前の由来はそこだろうが、「ぼたんぼこぽここ」は流石にバカにしすぎである。「そんなやつおらへんやろ」と突っ込もうかと思ったが、飛び出したのは金髪ツインテCV加隈亜衣というなかなかの飛び道具。しかも朗読部門で全国1位の3年生だと。くまちゃんボイスで朗読されたら我が軍は全軍撤退の選択肢しかないのである。

 続いて登場したのは謎の中国人・香玲。日本語の朗読はネイティブじゃなかったらむずかしかろうと思うのだが、声質だけで言ったらCV古賀葵が力技でねじ伏せにくる。いや、朗読向きの声かどうかは知らんが。「変なキャラだけど、ヒロプリ勢が並んだのか」と思って公式ページを確認しに行ったら、このぽここ・香玲が所属する「ライラック女学院」にはもう1人の部員が紹介されており、CVが関根明良らしい。……ヒロプリじゃねぇか!! 絶対に狙ってキャスティングしてるやんけ!!! とっとと少年とあげはさんも連れてきてください。

 今後このライラック高校がどのように影響を与えるかはまだ分からないが、今回スポットがあたったのはもう1つ別な高校、音羽高校から来た曇美咲ちゃんというカチューシャ少女である。これまた変な苗字だが、一応「曇」姓は全国に30人程度はいるらしいぞ。そんでこの子もCV市ノ瀬加那という非情な設定になっており、さらには過去に匂わされていた杏ちゃんの最強幼馴染の正体がこの子だったという。分かりやすいツンデレ杏ちゃんに振り回される大変な子なのかと思ったら……こいつの方がより厄介な気がするな……わずか30分の中での感情ジェットコースター。いくらなんでも情緒が心配になる子。朗読部門に進みたい子らはみんなこんななんだろうか? 花奈の今後が心配になってきた。ちなみに、公式ページの音羽高校のところを覗きに行ったら、前回出てきた「冬我の音響を勝手にいじった先輩」が所属していた。そっち方向でも今後ドラマがあるのかしら。

 ツンデレ拗らせすぎの杏と、それにしたって振り回しすぎの美咲、そして板挟みの花奈。なんか随分変な構図になっていたが、とりあえず「今の自分をちゃんと見てよ」という美咲の訴えが杏にも届いて和解。なんだったんだよ。今後の朗読部門でばちばちしながら杏ちゃんを奪い合う様を眺めておくか。今回は指導者からのアドバイスもあって「演劇と朗読の違い」なんてところも説明されていたのがちょっと面白かったですね。あんなこと言われて、さてキャスト陣はどのような朗読を見せてくれるか……。

 
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 「重要そうなエピソードなのにアニオリってどういうこと?」→「あっ(なんとなく察し)」第8話。どんだけの視聴者が分かって喜ぶってんだい、俺だって今ひとつ追いつけてないのに。

 前回までの展開でだーいぶ「戦隊」要素が薄まっていた今作。いや、新たな戦力としてラーニャ率いるアメン軍が登場し、そちらはそちらで別の戦隊っぽさがあるから決して薄まってるというわけではないのだけど、レッドを中心としたキズナファイブ絡みはここんとこずっと減っていた。ちなみにアメンのデザインとか変身コンセプトはめちゃくちゃ好みのやつで、いちいち神のメダルを挿入して様々なエジプト神の能力を得るモチーフの扱い方が秀逸(どっちかっていうとライダーやね)。ピラミッドを元にしたゴツいスーツデザインもなかなか良い。この辺のモチーフはあんまり本家戦隊で掘り下げられてない部分なので可能性はありそうだが……どうしても宗教的な概念が絡むから切り込み方が難しいかしら。ピラミッドだとキングピラミッダーが限界かもね。

 とにかくそんな新しい仲間との連携を深めるべく交流していく過程で語られたレッドの「回想」というのが今回のお話。おかげで完全に1話まるまる「戦隊フォーマット」になっており、ほんとの戦隊を見たかのような印象になるという。いや、途中色々おかしいとこはあったけど。ざっくりまとめると闇落ちキラーの物語。「キラー」を名乗る敵勢力もちょこちょこ存在しているが、直近のキラーがよりによってドン・キラーなのであまり余計なことは思い出さないようにしておこう。闇落ちした親友というこれまた鉄板のエピソードだったわけだが、「レッドが高校生なのでどうしたってその裏の闇要素が薄い」という悩みをそのままギャグへと昇華。エピソードを飾り立てるための最大出力の装飾は、なんと「戦隊役者大集合」という意味不明なサービス展開である(というか、このサービスがやりたいためにわざわざアニオリの舞台を用意したと思われる)。

 私も事前にアニオリだと告げられていたおかげで身構えてチェックできたが、まぁ、声優としては妙な発声のキャラがちょこちょこいたので気づくことはできたかな。でもぶっちゃけ高校のシーンあたりでは「なんか特徴的な衣装着てるキャラがちょこちょこ出てくるな?」くらいだったんですよ。その後の脈絡のない周りの荒れ具合を描いたシーンあたりで「そういうことかよ」と気づいたくらいで。多分雉野モチーフのカップルとかが出てきてるのは全部井上敏樹リスペクトってことなんでしょうかね。あといくらなんでもイエローバスター(とウサダ)はそのまんまで出てきすぎじゃね? とかはツッコミどころ。でもゴーバスだけは残念ながらヨーコの中の人しか呼んでこられなかったんだよなぁ。ヒロムとかリュウさんにも会いたかったな。他の戦隊はデカレンがヒロイン2人並び、カクレンがレッドを召喚しており、メガレンに至っては中の人全員集合という超贅沢なキャスティング。いや、贅沢なんだろうけどさ、ほんとのほんとに「無駄遣い」なんよ。なんやねんこれ。

 そして一番イミフだったのは突然のアクエリオン。どうやら制作がサテライトだったもんで繋がりがあったということのようだが……お前、今別次元でアクエリオンそのものが作られてるんだからこんなとこに遊びに来んなよ。

 まー、こういうパロディ要素で突き抜けられてこそのアニメ化の意義があるってことでしょうからね。どっかの誰かが戦隊の歴史にこのアニメのこともこっそりメモしてくれることを祈ろう。あ、イドラさんの嫉妬顔も可愛いですね。

 
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 今時あんな空いてる新幹線なかなかねぇよ、第9話。座席ひっくり返す人もなかなか見ないよな。いや、時期とか時間帯によるのかもしれんけど。

 などとどうでもいい話から入ってみたがとても良い回。いや、今作に関しては未だ悪い回は1回もないんだけども、今回も作品の強みが出たとてもよいお話だった。個人的に嬉しかった、というかホッとしたのは、いのりちゃんの怪我が全ての演技の後に出てきたこと。前にもどっかで書いたんだけど、わたしゃスポ根作品の「怪我でリタイア」展開が一番嫌いなんだよ。まぁ、ストーリーの要請上絶対に必要になるというか、一番手っ取り早くドラマを作ることができる素材なのであっちでもこっちでも多用されるのはしょうがないんだけど、純然たる実力勝負の世界において、「怪我のデバフ」ってのがあまりに便利に使われすぎててさ。作者側からしたら「どんな強い奴でも怪我で泣くことはあるやん」という免罪符として使っているのだろうが、受け手側からすると「どんだけ才能や努力でステータスを盛っても突発的な怪我で全部おじゃんにしちゃうじゃん」という部分が納得いかない。「そういうものだろ」と言われたらそれまでなのだが、どうしてももやもやが残ってしまうのである。

 その点、今回のいのりさんは演技に全くデバフがかからず、100%の状態で試合を終えた後に付随的に「怪我のドラマ」が描かれたおかげでストレスフリー。いや、当のいのりさんからしたら「一番大事な夏休みに練習できないってものすごく焦るんだけど」というストレス要因になっちゃうだろうけど、まぁ、それこそドラマの一部と取って飲み込んでもらうしかないし、展開自体にそこまでネガティブな影響はない。むしろ司目線でコーチングの大きな教訓が得られたわけで、今後はいのりが怪我で泣く展開を描かれずに済むということだ(あと、多分スケート靴の管理もちゃんとしてくれるだろう)。そういうところで優しい展開にしてくれたのは本当にありがとう。

 あとはアニメとして見せるべきは2人の見事な演技。相変わらずのアニメーションだが、今回いのりと絵馬の演技を2本続けて見せてもらうことによって、アニメにおけるフィギュアの描き方のキーが1つ掴めた気がする。私みたいな素人からすると、ぶっちゃけジャンプやスピンの細かい違いなんて分かんないわけですよ。それこそアクセルとサルコウとルッツって言われてもピンとこないし、多分その演技の細かい部分で姿勢とか速度とか、微細な変化を描こうとしたってアニメには限界がある。おそらくCG処理の過程でモーションキャプチャーみたいな実際の動きの取り込みも行われているだろうが、それだけに「無限の実力差を持つさまざまな演技」のデータなんていちいち蓄積できるとも思えない。そうなると、実際のモーション以外のところで「説得力のある技術の差」を見せつけるためには演出が重要になってくるわけだ。

 ほんとに感覚レベルの話なので何がどうと具体的に説明はできないのだが、実際、今回のいのりと絵馬の演技は全く違う「雰囲気」に見えた。絵馬がその長身を活かした大きな演技で見せてくれているというのは問答無用で伝わってくるが、それは決していのりの演技が小さくまとまっているというのでもない。2人の演技の差を、実際のジャンプなどのスキルが関係ない「外側」の部分が脚色されており、ライティングや表情の付け方、カメラアングルの見せ方などでテイストの違いを表現している。この「素人が見てもなんとなく楽しい」画面こそが今作の真骨頂だ。

 そして、相変わらずいのりさんというパーフェクトまっすぐ女子小学生の格好良さ。自分のスケーティングで日々成長を続けているのも主人公属性として100点だが、彼女の場合はとにかく「上手くなること」への貪欲さが最大の武器になっており、他人の演技を見ても憧れたり、羨んだりするのではなくてそこから1つでも何かを盗み取ろうとする姿勢が一貫している。絵馬の必死の演技を見て出てきた「1回で上手になったスケートじゃない」っていう表現は的確で、しかも謙虚ないかにもいのりらしい一言。まっすぐなスポ根の良さが出ているシーンだった。

 さぁ切磋琢磨、いろんなキャラがわちゃわちゃと出揃って、ステージは次の段階へ。……今期は彩紗ちゃんボイスのメスガキがいっぱい見られて幸せなシーズンですね。

 
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 死んでも推し活、第8話。最推しじゃないとはいえ、応援してたグループメンバーが死んだってのに悲壮感ゼロで盛り上がる音子のメンタリティやばいな……。

 話数的にも「起承転結の転」になりそうなお話。いつも通りにお客がやってくるところからスタートはしているが、話の焦点はそれぞれのホテルクルーへと向かっていきそうだ。ただ、もちろん今回やってきたアイドルの金子このみにも謎がないわけではなく、今作最大のギミックである「顔」が強固すぎるというのも気になると言えば気になる。一応阿鳥が「顔と名前が強固な生き様だったからじゃないか」という独自の推論を立ててはいたが、普通に考えればアイドルにとって重要なのは「外面と芸名」である。安易に考えたら「金子このみという仮面」をかぶっていてもおかしくないとは思うのだが……今の顔の下にもう1つの顔が隠れている、なんてのは流石にうがった見方か。まぁ、顔モチーフについてのギミックはここまでちょこちょこあったし、今回は音子ちゃんたちクルーに時間をかけるためにさっさと正体を見せただけなのかもしれない。

 アイドルグループの裏の複雑な事情を見せられても推し魂がブレない音子ちゃんはそのあたりにこだわりがあるんだか無いんだかよく分からないが、とにかく金子の未練を晴らすためにライブしましょうという強引な流れ。どんな楽曲かは分からないが必要な楽器はドラム、ピアノ、そして管楽器とのこと。変な構成だなヲイ。そんでたまたま支配人がドラムできるのすごいな。あんなもん「少々」できる楽器じゃなかろうに。まぁ、最初から「ピアノとサックスに狙いを絞る」布陣になってるからしょうがないけども。

 まずはピアノ。狙いは当然のように大外に絞られ、音子ちゃんは渾身のトランプスキルで大外から一本取って見せる。「トランプへの反射神経が異常」というよく分からんステータスが明かされたわけだが……まぁ、これは流石に伏線ではないよな。単に一人遊びが得意なオタクだった可能性はある。なんにせよ大外に土をつけたのは偉い。ただ、負けても不穏で不遜なのが大外という男でね……音子の本質を「こっち側」だと指摘し、何やら意味深な話はずっと続けている。彼がこのホテルに残った動機の1つに音子ちゃんへの興味があるようにも見えており、彼女の暴くべきパーソナリティのどこかに、何か黒いシミでもあるかのようだ。「迷ったらやる側」という大外の評価、これまでの音子の物おじしない態度から妙に説得力はあるんだ。ちなみに大外はあんなスカした発言をしれっと繰り返してはいるが、その実女子高生の私室に忍び込んで私物を漁る単なる変態である。現世だったら確実にポリ沙汰だが、音子ちゃんはその程度で許していいのか。

 そしてサックス担当は当然阿鳥の予定だったのだが、どうにも気乗りしていない様子。彼に対しては音子も遠慮なく「踏み込みすぎて」しまうわけだが、どうも阿鳥がサックスから距離を置いていることは、彼がこのホテルに残り続けていることと繋がっているようではある。サックスを演奏する・しないで分かれる阿鳥の今後。そしてアイドルライブを生で見る・見ないで分かれる(かもしれない)音子の今後。音子はいつでも飄々としてるもんだからあんまり死生に関わる緊迫感が無いのだけど、彼女が生きるにしろ死ぬにしろ、そのきっかけになるような出来事ってこのホテルで起こるんでしょうかね?

 そうそう、これまでずっと不穏な謎に包まれていた切子だが、今回瑪瑙さんから「あんたがいたところはいつも騒がしいから」という情報が出てきた。……イメージだけで想像すると、こいつ地獄から出てきてるんじゃないか? 埒外存在だとすれば妙なマジックアイテムを持ってた理由も説明できるし……。

 
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 「上手くなりたい」、第8話。武田綾乃作品でそんなこと言われたら、そりゃもう橋の上をダッシュするしかないですが……どんなジャンルでも、女子高生は常に上を目指す。

 さて、一週お休みをいただいたもんで秋山周りのあれこれについては省略する形になってしまったが、まぁ、だいたい1話で1人ずつ問題は解決するし人間性も掘り下げられたのでよしとしておこう。前回分で一番びっくりしたのは花奈がやたら堂々と演技できていたことくらいである。元々朗読が好きな人間だし、ある程度「演じる」ことには慣れているのかもしれませんな。

 というわけで今回は、そんな秋山の縁もあってあの西園寺修羅の舞台を観に行ったところから。アニメ的には「日笠がガチでやった朗読(の演技)」を聞くことができる貴重な機会であるが、我々目線だと「日笠だ」というバイアスがかかるのでそれが純然たる西園寺修羅の実力なのかどうかはよく分かりませんね。その分、アニメではダイレクトに効果やイメージをぶっ込むことで「修羅の世界」を構築しており、花奈たちが舞台に何を思ったかはなんとなく窺い知れるようになっている。観覧時に瑞希が薄笑いを浮かべていたのは象徴的だったかもしれませんね。彼女にとっての修羅ってどういう存在なんだろう。また、冒頭の「上手くなりたい」の台詞が花奈から出てきたというのも当然といえば当然だがやっぱり新鮮。これまで「楽しくのんびり、好きな朗読を」というスタンスで生きてきた花奈は、杏に言われるまでは「競技としての朗読」に一切興味が無い様子だったが、いきなり頂点存在を見せつけられたことにより対抗心に火がついた。これはちゃんと杏によって下地ができていたおかげとも言えるね。なんもない状態でいきなり「上手い朗読」を聞かされても感心するだけで終わっていたかもしれないが、しっかり自分で努力を重ね、「技術」がある程度向上したところにぶつけられたからこそ打ちのめされることになる。それでも下を向かず、へつらわず、しっかりと「上手くなりたい」が出てくる花奈は芯の強い子だ。くだんの台詞の時、花奈はまっすぐ前を見ており、杏の方がやや伏目がちだったのは各々の生き様の表れかもね。

 とまぁ、朗読部門も発破をかけられた状態だが、今回は春夏秋冬カルテットの最後の1人、冬賀のお当番回。彼の属性は非常に分かりやすく、「大成しない完璧主義者」の類型と言える。いや、別に彼が何かを成したという認識もないので「その卵」くらいなのだが、物作りをする人間にはほんとによくある「もっとよくできるんじゃ」と言い続けてゴールに至らないというタイプ。いや、ゴールはしてたのかな。中学時代の思い出では上級生から勝手に完成形を出されて激怒しており、今回は誰かに邪魔されることもないが締切がギリギリ。このまま提出できなかったら杏の言うとおり「予防線張ってるだけじゃない?」と思われてもしょうがない。また、遊佐浩二ボイスで「なんか勘違いしちゃおらんか?」とか尋ねられたら人格全否定されたみたいな気持ちになっちゃうけど、やっぱりここでも先生たちの言ってることは正論。クリエイターは好き放題できる全能者ではない。あくまで他者に求められるものを求められる形で提出できて、初めて表現が成るのである。

 とまぁ、世知辛い話にはなってしまうわけだが……それでも上を目指したい若者の青い情動。それをうまいこと刺激して回してくれたのは今回も花奈だったし、名サポーターの箱山先輩もいい仕事をしている。

 「普通なんて嫌だ」という、これまた青っ白い若者の漠然とした反骨心は、どう足掻いたとてゴールに辿り着けるものではない。自分が全能者だと勘違いしているバカ、もしくは本物の天才だったらいいのかもしれないが、大半の人間はどこまで行っても凡人だ。「お前が思いつくようなことは誰かがすでにやっている」のだ。そこをはみ出そうとがむしゃらになることには、実は大した価値はない。しかし若者にはそれが我慢ならぬ。自分の中の「凡」を認めたくないからこそ、過剰に「普通」を嫌って袋小路への進んでしまう。まぁ、冬賀の理想はそこまで閉塞感のあるものではないが、一歩間違ったら今回も「成せずに」終わっていたかもしれないのだから綱渡りだ。周りの人たちの優しさに感謝し、なんとかして、ここから自分なりの特別、「オリジナル」に辿り着けるといいのだけど。

 なんだかんだで、とりあえず放送部全員がスタートラインに立った。あとはここからヒロイン勢が何を積み上げていくことになるか。「上手くなりたい」の先には「特別になりたい」があるわけだが……。

 
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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