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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 わぁい、魅力的な女児でいっぱいだぁ、第7話。……語弊のある言い方ですが、本作の魅力の本質はそこだと思います。可愛いロリがたくさん。作者の幼女への愛情が見て取れる気がします。

 女児の話ばかりになるとまずいので先にもっと根本的な魅力を確認しておくと、今作のダブル主人公のそれぞれの輝きがやはり良いですね。前回で司のこれまでが提示されてますます応援できるようになり、「司の成長物語」としての焦点が定まった。彼の人間関係でいえば夜鷹という絶妙にいけすかないライバルが登場していたが、それ意外だと瞳先生が適切なサポートをしてくれたくらいで、スケート面でのサポートはあまりなかった状態。今回彼が「アイスダンスしかやったことないし、指導者なんて上手くできるのかな」という不安を吐露してくれたことでさらに今後の成長要素も示されたわけだ。ここまで問題なくいのりのスキルアップが出来てたから「司は優秀なコーチなのかな」と思っていたけど、そりゃまぁ、経歴を見ればコーチングの勉強なんてする時間はほとんどなかったわけで、割と危なっかしいところをギリギリでここまでやってきたということなのだろう。

 ライバルの存在だけではスポ根は成立しないので、ここで追加されるのは「強敵と書いて友と呼ぶ」タイプの新キャラ。京都でたまたま出会った若手コーチ蛇崩(じゃくずれ)さんは、司のまっすぐさに共鳴してくれるとても善良そうな人である。もちろんライバルはライバルなので全部手の内を明かしてくれてるかは分からないが、何より選手ファーストな姿勢が共通しており、のびのび練習できている京都の子供達を見ても彼のコーチングが確かなものであることは分かる。司の恐れを知らぬストロングコミュニケーションで無事に「助言者兼お友達」ゲットである。

 そうしてコーチ同士の親交が生まれれば、当然教え子たちの輪も広がるわけで。今回一気に3〜4人も増えたからまだディティールは分かってない子も多いが……京都の2人については毎度お馴染みな生え抜きの京都声優が起用されてるのでとても第一印象が良いですね。まずは「こまっしゃくれた京女なら任せとけ」、彩沙ちゃんボイスの幼女・鹿本すずちゃん。輿水幸子・ぷにるなどに続く「絶対的に自身の可愛さを誇れる」タイプの幼女で、そのけったいな言動が憎めない良いキャラである。このキャラだからこそ美味しくいただける彩沙テイスト。この子が大きくなって高校生くらいになると「往生せいや」とか言い始めるわけですよ。たまったもんじゃないですね。

 その隣にひっそりと佇む褐色幼女が大和絵馬ちゃん。CVはこちらも京都出身・小岩井ことり。全くタイプが異なるがこれはこれで京都女。どこか超然とした不可思議な雰囲気もどこか気にさせる魅力を持っている。まぁ、野生の鳩にあんだけたかられるのは衛生面で大丈夫なのかというのが気になるが……そうか、人類って鳩の大群には負けるのか……。一応ランク的にはいのりと同じってことで、今後直接的にライバルの位置にくるのはこの子なんですかね。

 そしてこの2人の引率してる蛇崩コーチもなかなかいいキャラ。個人的にきゅんときちゃったのは、頑張るいのりさんのキャリアが「4ヶ月」って聞いた時のリアクションとして「頑張ったんですね」っていう言葉が出てくるのがとても良い。どうしてもあの文脈だと「才能がありますね」という感想がでがちだと思うのだが、そうではなくてきちんといのりの内面を見て「この子が頑張ったんだ」という視座に立ってくれるのはとても良いコーチっぽい。大人たちのスタンスもとてもあったかい作品なのである。

 それだけにみんな平穏無事に生きてほしいと思ってしまうのだが……当然のことながらトラブルは常にやってくる。今度は荷物の紛失? いのりさん周りのトラブル、ほんとに「神経の細い子をヤな方向から揺さぶる」イベントばっかだよな……。

 
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 サブタイの「パンケーキ」ほとんど関係なくね? 第6話。最後の絵本のタイトルだけだし……どっちかというと「十鳴焼き」とやらの方が関わってたはずだけど、そのことを含意してるんでしょうかね。

 今回のお話の結論はただ1つ。「デレた後の杏ちゃんはやはりチョロかわいかった」である。いや、そこメインじゃないんだけども。こんなに分かりやすいツンデレあるもんかよ。しかもどっちかというと「花奈を認めて心を許した」というより「花奈の強さにちょっと憧れて心寄せている」に近くなっちゃったあたり、どうも遠近のバランス感覚がバグっている。まぁ、女の子どうしで仲良くしてくれるに越したことはないので一向に構わないのですが。杏ちゃんがヤキモチ焼きになって花奈の人間関係気にし始めたら色々末期じゃん。

 杏ちゃん関係の問題は全部解決済みということで、今回は残りの放送部員にもスポットが当たる。先に薄い方から処理していくと、唯一男性の先輩だった箱山はコミュ障気味だがやっぱ悪い人ではなさそう。あんだけ嫌がってた大会出場についても、先輩連中に丸め込まれて嫌々やってる割には仕事は非常に生真面目だし、根っからの「手を抜かない」タイプの子なのだろう。花奈と2人きりの教室はコミュ障コンビなので微妙な雰囲気にはなったが、それでも問題ない程度のコミュニケーションは取れている。今後この男がどう絡んでくるかはあまり想像できないが、どこかで先輩らしく頼りになるところを見せてくれるといいね。

 そして今後のキーパーソンとなりそうなのが、1年生の秋山。こいつがまぁ、妙な要素を色々持ってる地雷原みたいな男でね……まず、家庭環境が怪しげな雰囲気。「医者の家系で、親から期待を寄せられている」というのはよくある話だが、すでにそうした親の期待を裏切ってドロップアウト(あくまで親目線ではね)した兄と姉がいるという。3番目となると兄弟間での発言力も弱く、また、親が上の兄弟に大して漏らす愚痴みたいなものもたくさん浴びて育つことになる。そうなると、下の子らってのはなかなか親に逆らえなくなるというか、空気を読んで無難に生きる術を学びがち。これは私の体験談なのだけども。

 そして、そんな微妙な一家の「姉」がどうやら「そっちの業界」にいるらしい。西園寺修羅本人なのかとも思ったが、修羅は高校生らしいから年代的に違うか。少なくとも朗読会の関係者ということではあるようだが。とにかく、秋山家は「朗読に関わるようなエンタメ系」にドロップアウトした姉が地雷要素になっているわけだが、それでも放送部に入っちゃった秋山は両親からどう思われてるんだろう。厳しい家だったら「放送部だけはダメだ」とか言われそうだけど、そこはOKもらってるんだよな。

 そんな秋山くんは成績優秀なので何をやらせても無難以上にこなす。杏ちゃんがうんうん悩んでいるアナウンス原稿についても「ちょっと準備すればすぐ出来るわー」みたいな感じでのんびりと準備し、しかも花奈へのインタビューという奇策に出る。多分、純粋に花奈の生き様に興味を持ったということなのだろうが、そこに姉の影がちらついていないといえば嘘だろう。朗読が好きで、それ一本で人生を支えている同学年の女の子は、そりゃ気になりますよね。てっきり、そんな花奈へのインタビューから花奈に対して嫌悪感とか劣等感とか、そう言うものを抱える展開かな、と思ったのだが、現状では花奈に対してのリアクションは良い。内に溜め込んだこれまでの鬱憤が花奈に対して吹き出す展開にならないようにだけ願う。

 だいぶ個性が出てきた放送部員達。それにしても、こんだけの個性派連中を易々とまとめ上げちゃう吉祥寺先生の手腕はすごいね。おっさんになるとどうしても学生視点より先生視点でものを見てしまうが、あれだけがっつり個々の部員の状況を把握してサポートに回るの、通常業務に追われながら部活顧問も受け持つ高校教諭としては最高の働きぶり。しかも演劇部も面倒見てるんでしょ? すごいなこの人。この人についていけば、確かに大会で実績は出せそうな気がする。

 
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 急にシリアス面でゴリゴリぶっ込んできたな、第5話。トンチキ世界線だと思わせといてシリアス展開されると別に特別おかしな話でもないのに戸惑ってしまう。

 前回に引き続き、戦隊要素はどんどん薄くなってきているのは残念なところ。パロディ要素はほとんどなかったが、一応「原作」(?)の2話と43話が判明した部分くらいはパロディ要素と言えるだろうか。2話で「正体を明かしちゃダメだよ」と言われたらしいが、実はスーパー戦隊はプリキュアと違って「正体を隠さなきゃいけない」パターンは意外と少ない。元祖であるゴレンジャーからの系譜では元々警察組織みたいな存在なので周知されている状態だし、最近の戦隊は組織じゃない場合でも基本的に正体を隠すメリットが無い。明確に「謎の戦隊」だったのってマジでルパンレンジャーくらいじゃなかろうか。なお、キズナレッドは隠し事できる性格じゃないので秒でバレたらしい。

 そして43話は「敵組織内での絆」を描いた物語だったらしい。うん、僕はそういうのが好きですね。「わちゃわちゃしてる敵組織」が好きだってのは常々言ってることだけど、サンシータの絆は間違いなくキズナレッドも共感してくれるものだっただろう。最後に光落ちする必要はないが、やっぱりそれぞれの矜持を持って悪の道に邁進してくれる方が格好いい。この世界における魔王軍は、その可能性を秘めているだろうか。

 敵組織(?)である魔王軍の存在が明示され、その目的は「魔王の復活」であるという。これもまぁ、戦隊要素とギリギリ言えなくもない部分で、戦隊シリーズは序盤からいきなりラスボスが活躍しちゃうとストーリーがひっぱれない関係上、「最初は大ボスが眠っててラスト手前で目覚める」というフォーマットも定番。最近だと印象深かったのはヨドン皇帝あたりでしょうかね。それまでの期間は敵幹部が甲斐甲斐しく復活のための悪事を働いてくれることになり、今回のよっちん(アブダビ)はまさにそれを体現している。「どう見ても(聞いても)キルバーンじゃねぇか」と思えば魔王軍の由緒正しさも確認できようというものだ。

 そうして幹部が出てきたら、これがまー強い。ここまでレッドは巨大ロボも含めて割と理不尽なパワーで敵を薙ぎ倒してきたが、そのレッドが全力でぶつかっても手も足も出ないというキツめのパワーバランス。やはりきちんと戦えるメンバーが5人いないと厳しいか。ただ、最後にレッドらしからぬ黒い波動から一気にパワーアップするくだりなんかもあり、まだまだレッドの心中にも複雑なものがあるようだ。闇のトッキュウ1号みたいな設定だとしたら、「黒い」力も戦力にカウントしてもいいのかな。一応キズナファイブはブラックの戦士がいないので、そこは設定に矛盾はない。

 味方の戦力といえば、テルティナの設定がだいぶ深掘りされたのも重要な情報。能力は「魔力の種の浄化」に特化しており、これは本人の強い想いから生まれた特権であるという。魔王軍に向ける怒りはかなり深く、彼女の覚悟が本物であることも匂わされた。そりゃな、ロゥジーみたいなめんどくせぇ奴を引っ張り出してまで旅をしているのだから、相応の覚悟がないとやってられないわな。彼女の能力が「魔力の回収」だから聖剣を使いこなせる勇者を何としても見つけなければいけなかった、という実利面での関係性も納得はいく。幸い、テルティナ側からはそこまでロゥジーに対してヘイトは向いてないので、なんだかんだでいいコンビなのかもしれない。

 そして、かつてこの世界にいたかもしれない「異世界人」の存在までが明かされてだいぶ情報過多。アブダビが「今度は赤か」と言っていたことから、その「1000年前の異世界人」も戦隊関係者だったと思われるわけだが、どんなもんだろう。現世で1000年前に戦隊がいたとは思えないので、もし事実であるならおそらくタイムスリップ的なことが起こっている。その場合も「キズナファイブのメンバーが転移した」可能性と「全然関係ない別な戦隊がもう1つある」可能性が平等にあるわけだが……普通に考えると前者だよなぁ。タイムワープ&異世界転移とかタイムレンジャー+ジュウオウジャーみたいなことでしょ。いくら何でも設定が多すぎる。

 そして最後はイドラの因縁まで。まぁいいや、1個ずつ解決してってくれ。

 
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 寿司が美味そうなアニメだな……第6話。試聴する時間次第で盛大な飯テロになるので要注意だ。シャリ残す民族、世界にほんとにいるのか?

 今回は試合展開などほぼ無しで幕間的なお話。とはいえ、がっつり司の過去を振り返るのは初めてのことなので人物紹介としては重要なエピソードだし、それを聞いたことでいのりちゃんのモチベに繋がったり、師弟の絆がより強固になったりと副次効果もデカい(多分)。まぁ、最終的に一番よくわかったのは「フィギュアスケートはとにかく金がかかる」ってことだけど。……たいていのプロスポーツは本気で選手になろうとしたらだいたいは金がかかるもんだよな。

 しかし、改めて「明浦路司が出来るまで」を見せてもらったわけだが、視聴者目線でも知らない話がバンバン出てくるし、結構予想外のお話もあった。一番のびっくりポイントは、司のスケートキャリアがいのりちゃんなんてどうでもよくなるくらいに遅咲きだったということ。いのりちゃんが小学5年生で「遅すぎる」とか言われてんのに、司の場合は中学でもまだ始めてない。どの程度のハンデになるかは分からないが、少なくとも作中の空気から察するに無理無理無理の無理だったのだろう。「アイスダンスの相手役」がどのくらいのポジションかも分かんないけど、それでギリギリ表彰台に届かなかったくらいってんなら司は相当才能はあったんじゃなかろうか。そりゃぁ、そんな過去があったんならいのりちゃんの頑張りを応援したくなるのも頷けるというもの。

 そして、そんな遅咲きギリギリスケート人生を生きてきた司について、とにかく周りにいい人が多すぎるというのは羨ましい限り。いや、司本人が他人から好かれるだけの人徳を持ってるからこその人の和なのだろうが、それにしたってパトロン役の加護さんはいい人すぎやしませんかね。どれくらいの規模の会社を経営してるかも分かんないけど、半分居候みたいにして苦学生(苦スケート生)に出資してやれるなんて、現代日本では相当なセレブでもない限りもてない趣味だろう。病床の奥さんが望んだことだったのだろうが、逆に「病気の奥さんまでいて家計だって楽じゃなかろうに……」という状態での無条件サポート。そんなんされたら、そりゃ頑張らなきゃ、って思うよね。ただ、司も流石にそんな施しはやりすぎだっていう意識がどこかにあったからこそ、今回の意固地な拒否反応に繋がったのだろう。落ちてきたものをただ拾ってるだけの人生じゃダメだという意識はあるはずだ。

 ただ、最終的にはそうした加護さんの援助は司にとって大きな意味があったし、今後の活動に際しても影響が出てきそう。どんだけいのりちゃんが頑張ったとしても、司がヘロヘロになっちゃぁ意味がないからな。やっぱあんな専属コーチのみたいな仕事一本じゃ食っていけないくらいには苦しかったようだし。ヤバい色の封筒が届く家計はほんとにヤバいから気をつけろ。ちなみに俺はうっかりして黄色まで行ったことがあるぞ。

 そして、そんな神のような加護家の存在のおかげで忘れがちだが、司がしっかりスケートで実績を残せた(残せそうだった)ところまで行ったことについては、瞳先生の存在も忘れてはいけない。今現在こうして司がいのりちゃんの相手をして(ギリとはいえ)食っていけてるのも瞳先生のおかげだが、それ以上に司を支えてくれていた時代が間違いなくあったはずだ。今後彼女の人徳に迫るお話も見てみたいですね。

 しかし、ここまで全て司の遍歴を開陳されても、最終的には「結果残せてないんだけどね」という事実は覆らない。先週垣間見えたコーチ対決みたいな状況では確かに分が悪い。でもまぁ、名選手が必ずしも名匠になるとは限らないのだし、逆もまた然り。指導者としての適性が上手いことハマれば、いのりちゃんももっと先へ行けるかも。改めて、頑張れ司。ちなみに加護さんとこの娘さんも「ヨウさん」って呼んでたから、司がいのりちゃんのことを「いのりさん」って呼ぶのは職業病とかじゃなくて単なる性格だったんだな。

 
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 ちゃんとシステムが更新されていく感、第5話。原作ゲームはやってないけど、なんかこぅ、ゲーム的に「次のステージはこの要素が追加されるよ」みたいなニュアンスはちゃんと伝わってくるシナリオ。同制作者の別ゲームの記憶だけど、なんか証拠品を発見した時の「てれーん」っていうSEは多分ゲームからそのまま採用されてるよね。

 今回も、お話自体はそこまで大したもんじゃない。というか、30分で1本(多分原作ゲームでもそこまで長くかからない程度で1本)のシナリオを消化する都合上、どうしたって要素は切り貼りみたいな状態になっちゃうのでなかなかアニメとしての情感を込めるのは難しいが、そのあたりはドライに処理させてもらって、ちゃんと「ゲーム的な次のステップ」に進んでいる。例えば今回一番特徴的だったのは、ホテルのシステムとして真っ先に紹介されていた「ここを訪れた客は象徴的なアイコンに変換され、名前を思い出せば顔が取り戻せる」というルールが、ギミックに関わっていたこと。まぁ、最初に音子ちゃんが「あれ、顔は?」みたいなリアクションしちゃってるのでどんだけニブい人間でもあのタイミングで真相に気づいてしまうというのは勿体無い気もするが、きちんと「このホテルならではのエピソード」になっているというのは考えられている部分だろう。今後のエピソードでこうした要素をもっと複合的に活用して難度の高いステージがあると最高なのだが……まぁ、あんまり高難度や質の高い謎を求めるような作品でもないか。

 きちんと「顔と名前の秘密」を成立させるためのエピソードとして破綻なく描かれているし、出てくる手がかりのバランスも程よい。お手本のような「お手軽ソシャゲ」の展開になっているんじゃなかろうか。今回はそれに加えて「切子の望遠鏡」という新アイテムが登場。これによって不可能だった「現世の視認」が可能になってさらに行動範囲が広がるだろうし、やれることが増えれば音子の現世、阿鳥の現世の解明という大謎の答えにも近づけるだろう。また、個人的に一番気になるのは「なんで切子がそんな便利な望遠鏡を持ってるんだよ」という部分で、前回今回と立て続けに「切子は少なくとも音子たち一般客とは違う存在だよ」ということが強調されている。しかも「あんまり善人ではないっぽいよ」ということも。ホテル従業員の支配人や瑪瑙ちゃんが割といい人として描かれているので、「バーの客」である切子がいったい何者なのかは気になるところだ。

 そして、そんな切子とよくつるんでいる問題児・大外。こいつを野放しにしてるのがこのホテルの一番の問題なのだが……支配人たちがそれを容認しているということは、別にホテルで荒事が起こって死人が出たとしてもそこまで問題じゃないという判断をしているということ。さて、このホテルの目的はいったい何なんだろう。まぁ、そこまで言及されるかどうかも分からないけど……想像するだけなら自由ですからね。いい具合に、「気になる要素」が持続してる良い展開だと思ってます。あとどこまでも平熱でサクサク処理してくれる音子ちゃんやっぱ可愛い。

 

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 今作の舞台も京都だったんだ、第5話。流石の武田綾乃。まぁ、海沿いなので宇治からはずいぶん距離がある「別京都」ですけどね。京都要素も顧問の方言にしか出てないしな(ほんとに便利な京都人・遊佐浩二)。

 さて、今回はいよいよツンデレヒロイン・杏ちゃんへと迫るお話。2人のメイン(?)ヒロインのイデオロギーを示す重要なポイントとなるため、それらを提示するためのアイコンが非常に分かりやすい。また、「放送」「朗読」という行為、もしくは「競技」を今後どのように描いていくかという要素についても重要な言及がなされているので、まずはそちらの方から先に処理してしまおう。

 これまでも何となく対立構造として描かれてきた「ガチ勢VSエンジョイ勢」の差。つい最近「誰ソ彼ホテル」でも似たようなお話があったが、これって別にどちらが正解という話でもない。部活に参加するモチベなんて人それぞれなのだし、正しいだの間違ってるだのという軸ではないはずだ。そこに明確に判断基準を与えるために分かりやすい手段を取ったのが、例えば同じ作者の「ユーフォ」だったわけだ。あちらは年度はじめに部活全体で「ガチ or エンジョイ?」という質問をしており、部活全体の意思に背くは立ち去れ、という固いルールが示された。まぁ、あれとて同調圧力で不公平な民主主義が採用されとるやないか、と言われたら一考の余地はあるのだが、少なくとも吹奏楽コンクールは「団体競技」なので、多少強引にでも意思の統一を図らなければいけないという事情があった。そうして固めた方針は作品全体としても統制され、1年目の物語で「エンジョイ勢」を乗り越えて茨の道を進む様子が描かれていた。

 転じて「朗読」である。当然「団体競技」ではないため、わざわざ統制する必要性がなく、同じ部活でエンジョイ勢とガチ勢が共存していてもおかしくはない。ユーフォであれば悪だと断じられた少数派のエンジョイ勢が今作では部の大半を占めており、先輩たちは巧拙にかかわらず「楽しんだ方が良い」という主張をしているのは北宇治との大きな違い。主人公・花奈もそれに賛同しており(というかそこから入門しており)、久美子たちの「勝つための演奏」とは違う「楽しむ朗読」がメインテーマとなるはずだ。しかし、それは「勝たないこと」とはイコールではない。部活の中にガチ勢の杏が入ることで、「楽しむ朗読」の中にもしっかりと「朗読という競技」「勝つための朗読」という要素も入れ込んでくる。これが今作のメインボディということなのだろう。

 そしてこのガチ勢とエンジョイ勢の差を明示するために生み出された花奈・杏という2人のヒロイン。当然のことながら、武田綾乃作品なんだからあとはこの2人の関係性も要注目ということですわね。普通に考えたら主義主張が真っ向から対立する2人なので朗読との向き合い方を考えれば相容れないはずなのだが、そこで花奈の厄介な性格がうまいこと働いてくる。

 花奈はこれまで、「なんかほわほわして弱そうな子」として描かれてきたわけだが、今回のエピソードははっきりと「いや、そうでもねぇな」とブレーキがかかった形。この子、確かに引っ込み思案で他人の顔色を読む性格ではあったが、実はその奥に結構なわがままさんが潜んでいる。普通に考えて、今回の対立は杏の方が正しいことを言っている。語弊があるなら、「穏当なこと」を言っている。目指してるものが違うのだから、その差を理解して棲み分ければいいじゃん、決して交わらないのなら、お互いに別々にやればいいじゃん。コスパタイパ重視の現代っ子ならそれでおしまいの話。杏が放送部に所属しているのだって、自分が「勝つ」大会に出るための籍を入れているだけの話だ。それでおしまいでいいはずだった。

 しかし、そこに花奈のわがままが待ったをかける。最大級のエゴがむくりと首をもたげる。それを端的に表した一言が「私を愛してほしい」である。これ以上わがままな言い分はない。杏からしたら「知らんがな」である。花奈は「自分のやりたいことをやる。そんな私を見て、お前の人生の中に組み入れろ」と言っている。杏からしたら余計な手間がかかるだけの異物だ。そりゃ塩対応でさっさとお別れする方がいいに決まっているだろう。しかし、どうやらこの夏江杏という女、見た目のツンケンっぷりに比べてだいぶいい奴らしい。今回だけで3度も4度も後ろから追い縋られて辟易したというのもあるかもしれないが、わざわざ花奈に対して折衷案として「そんなに自分が見て欲しければ、私にとって価値のある人間になれ」という(これはこれで無体な)具体案を持ち出した。これ、別に伝えてやる義務もない話なので、分からず屋の花奈をさっさと大人しくさせるための方便として言った可能性もある。エンジョイ勢去るべしという三行半として叩きつけただけなのかも。

 しかし残念ながら、花奈のわがままはそんな杏の思惑を超えてきた。仲良くなりたいというその一心で、わざわざトレーニングして最低限のスタートラインに立った。よりによって一番「らしい」パートの朗読で。人間、ここまで求められて嫌な気はしないわけですよ。さては、このツンデレ存外チョロいぞ? これにて、「ガチ勢VSエンジョイ勢」という問題は解決しないまま、花奈の要求だけが一方的に飲まれることに。……どうにも、武田綾乃ワールドに生きる女子高生は肝の太い連中ばかりのようである。

 さて、杏ちゃんはデレが見えたのでもう問題ないでしょう。気になるのはより病巣が深そうなメガネ男子(秋山)ですかね。……今気づいたけど、一年生カルテットって春夏秋冬なんだ。

 
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 やっぱキャスティングされてるじゃねぇか! 第4話! ……ピンクでもイエローでもなくシルバーで登場、名誉戦隊声優のM・A・O(市道真央)。しかも最終話間際でレッドと大事そうな話してたし、多分キーパーソンだったんだろうな。どうしよう、アバレキラーみたいな立ち位置だったら。

 今回は戦隊パロディ要素がそれくらいしかないので、もうあんまり書くことがないです(正直)。まぁ、お話の中心が異世界の姫であるテルティナと勇者であるロゥジーだったのであんまり戦隊側に寄せられないのはしょうがないか。いい話っぽい部分もあるけど根本的な部分で「ロゥジーは考え方からしてド畜生だろう」って感覚があるので、あんまり素直にいい話になってないのが味わいなのかどうなのか。一応出会いのシーンがあったおかげでロゥジーが必要以上に「正直に」なったという事実が判明したのはちょっと面白かった。

あとはまぁ、苦労人のイドラさんが今週も頑張ったということで。レッド以外の2人も自分ワールドが強めの連中なので、どんだけ人が増えてもイドラの苦労は減らないんだなぁ。色んな意味で頑張れメインヒロイン。おっぱいだけで見れば負けてないぞ。4話でお風呂回はちょっと気が早いぞ。

 あとはまぁ、ちゃんと相手が空気を読んで1回打倒した後で巨大化したのはお利口だったけど、……ちょっとデカすぎるな。流石にそのサイズは巨大ロボでも対処できないと思うのだが……どうするんでしょうね。

 
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 色々光ってる、第5話。今作の良さが全部出てる構成、見てていちいちキュンとしたりグッと来たり、感情が大忙しだ。

 Aパートはミケちゃんの苦闘。事前に滑ったいのりの結果が良かったことでプレッシャーもかかっただろうが、ミケの場合は氷上で1人になった時、本当に頼れるものがなくなってしまったというのがトラブった原因なのだろう。いのりのようにコーチとの信頼関係を盤石なものにし、あらゆる失敗を想定して常にシュミレートできていれば本番での躍進もあり得るが、「自分しかいない」「失敗したら後がない」という思いは簡単に破綻してしまう。もちろんコーチのいう通りに修正用の練習だってちゃんとしてたんだろうが、そこで「習ったこと」を思い出せるほどの信頼を構築できていなかった。おかげでトラブルがトラブルを呼んでの明確な失敗。なまじ技術が高くプログラムとしては綺麗に収まっただけに、本人の中でのショックも大きかっただろう。

 そして、「負け」を実感したミケちゃんはというと……なんかしょげた。思い切り凹んで大人を前にも屈してしまった。一瞬「弱っ!」と思ったが、いつだって思い出すのはこの子達がまだまだ小学生だってこと。どれだけ意地を張っていたとしてもそれは子供が駄々をこねるのの延長みたいなもんでね。思い込みから来ていた大人への反骨心は、1度の失敗で容易く揺らぐ。多分、ミケちゃんはこれまでスケートの試合では大きく失敗したってことはなかったんじゃないかな。初めてのミス、初めての敗北。そこでようやく、自分の小ささを知ることができたのだ。そりゃま、必要以上にいのりに懐いちゃうのもしょうがないこって。

 Aパートの見どころはミケちゃんの演技そのものでもあるが、それにつけてもやはり小動物のような愛らしさがそこかしこに現れるデフォルメ演出だろう。いのりちゃんも普段からすぐにへちょ絵になって愛らしさを振りまいてくれるが、より小動物としてのイメージが強いミケがまるっこくなると可愛らしさもひとしお。こんなん見せられてたら、そりゃ大人たちは無条件で応援したくなっちゃうよ。多分、この感情はいのりちゃんにも芽生えているんじゃなかろうか。

 そして圧巻のBパート、別次元の試合で登場したのは以前いのりと知り合った少女・狼嵜(かみさき)光。純然たる天才型のキャラだったらしく、アニメではフル尺で彼女のプログラムを上演。これでもかというくらいにその天才っぷりを見せつけてくれている。そして、アニメとしての今作の見せ場も最大限に発揮してくれている。いやー、CG処理を挟みながらとはいえ、この映像を出されたらそりゃ釘付けにもなりますわよ。「CGのビビッドな要素がフィギュアスケートという競技にマッチしている」と以前触れたことがあったが、加えて、スケートの持つどこか機械的なモーションがCG取り込みでアラを見せにくい要素にもなっている。おそらく何かしらのモーションキャプチャー的な処理が施されているだろうから元になっているのは人間的な「生」の動きではあるはずだが、アニメにするにあたってどこかしらの要素は捨象される。普段の人間の動きであればそこに「何かしらの欠落」をイメージせざるを得ないのだが、氷上のダンスは、そもそも人間の動きが制約された状態なのだ。だからこそ取り込みやすく、見せやすい形状となる。

 もちろんそうなると「実写で見た方がよりストレートなフィギュアになるんだからわざわざ画にする必要ないやんけ」という話になりそうなものだが、そこには「アニメとしての嘘」が効いてくる。本作はただダラダラと演技を垂れ流すだけでなく、目まぐるしく動くカメラワークや、あり得ない視点からの内面への切り込みなど、しっかりと「アニメ的な」部分で迫力を増量している。通常のフィギュアでは絶対にあり得ないアングルから見たど迫力の演技は、普段「フィギュアってなんか細かい動きで差がついててよくわかんねぇよ」と文句たらたらの私のような人間でも興味を持つのに充分である。全人類、アニメになってくれれば俺も興味が持てるのかもしれない。

 さておき、そうして存在感をいやと言うほど見せつけた光に対しても、劣等感に打ちのめされないのがいのりの偉いところ。なんとか自分の思いを伝えようと奔走する中で、死体を2つも製造して修羅場を作ってしまう(死んでません)。期せずしてぶつかる2人のコーチ。それぞれのフィギュア観もぶつかるし、コーチとしての「教育論」だってぶつけ合う。負けちゃいけない。「2人分の人生」なのだから。ここで気圧されずにしっかりと教え子に寄り添えた司の立ち振る舞いは100点満点。今作は本当に主人公が「2人とも」格好いいのよ。ちゃんと一生ついていけそうなコーチに巡り会えたことがいのりちゃんの幸せ。そして一生をかけてでも育てていこうと思える才能に会えたのが司の幸せ。一期一会ですなぁ。

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 さぁ、いよいよこういう展開になってきましたね、第4話。これが良いの悪いのという話は抜きにして最初に書いておくと、このブログの来歴からご存知の方もいるかもしれないが、わたしゃ「地獄少女」が大好きでしてね。

 まぁ、30分で1本の話をまとめなきゃいけないので色々と急展開すぎるところはあるし、「そんなことを生き死にの問題にするなよ」というツッコミも入りがちだが、それこそ「地獄少女」も「そんなことで人呪うなよ」みたいな展開はちょくちょくあったので、今回のお話だって許容範囲内だ。というか、「地獄少女」は明確な殺意の物語なので事前のモチベーションはそれなりにしっかり必要になるが、今作はいわば「死んだ後の物語」なので後からどうとでも理由はつけられるから無問題なんだ。

 というわけで、今回登場した2人の女の子・清江となごむのお話はどうでもいいと言えばどうでもいい。部活を真面目にやるのやらないの、責任を取るために腹を切るの切らないの。色々と個人の見解はあるだろうが、最終的には「人の気持ちってのはすれ違いがちだよね」というだけのこと。問題は。そうして生じた軋轢とちょっとした間の悪さを、このホテルがどのように消化するかというお話。前回ホテルへの滞在が決まった殺人鬼探偵の大外。記憶も何もかもが戻っている彼がいつまでこのホテルにいるかも分からないし、何が目的なのかもはっきりしてないが(本人も分かってないのかもしれんが)、とにかく退屈なホテル生活の中で刺激を得て、自己の欲求を満たしたいという気持ちはあるようだ。そこで程よい不和の種がホテルに来てくれたのをいいことに、生来の人心掌握術でその軋轢を肥大させ、最終的には自ら手を下さずに「殺人」を決行した。大外のパーソナリティもいうほど判明してはいないのだが、確か前回の情報だけでもそこそこの知性を備えたサイコパス的な殺人鬼であることは示されており、年端もいかぬ女子高生をいいように操って友人を殺めるところまで持っていった手腕はお見事。まぁ、流石に雑じゃね? という気持ちもあるが、尺の問題もあることですし。一応「すでに自分が死んでいる」っていう事実を突きつけられたなごむちゃんが極限状態だったという理由もあるかもしれない。

 そうして「ホテル内での殺人」を手を汚さずに成し遂げた大外は、「ホテルでの殺人は即地獄行き」というちょっと怪しげな情報の真偽を確認。ついでに「ホテル内で殺されると消える」という情報も追加で獲得した。さりとて、これが判明したとて、大外がこの情報をどのように活用できるかは分かっていない。今回はたまたま2人連れの客だったから「片方を殺す」ことができたが、これまでのようにおひとり様続きだった場合にはホテル従業員でも殺していくほかない。……殺すんかな。やらない保証はないな。

 これにてホテルのルールがまた1つ確認できたわけだが、そこに関してどうにも気になるのは、このホテル全体の「死」への向き合い方である。特にバーの常連客であるアイアイヅラの切子という客。こいつが明らかに大外を殺人教唆へ誘導しており、いわば「殺人教唆教唆」みたいな状態。どう見ても善人には見えない。単なるモラルが無いガヤなのか、それとも大外を超える極悪人なのか。どうにも気になるところだ。

 そして、衝撃の展開で忘れがちだが冒頭のアバンで垂れ流された音子ちゃんの生前の記憶。しれっととんでもねぇことを言っていたし、彼女の客との接し方もどこか達観したような部分が見受けられる。このドラマの結末は絶対に音子や阿鳥の生前の世界につながるはずで、彼女が今回の「死」の現場を目の当たりにしたことが、何か今後の展開に影響を与えたりするのだろうか。

 良い具合に、カオスが高まってきた。なお、今回はお客2人に石川由依・若山詩音というナイスキャスティングがあったのでその辺の芝居の妙味も味わうことができたのがプラス点。若山詩音にギチギチ叫ばせたい。

 
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
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