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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ものごとの懇切丁寧な壊し方に定評がある世界、第4話。この世界の女子中学生、世間ズレしすぎてて超怖い。 まず、新番チェックではまとめきれなかった所感を述べておくと、今作についてはもちろん楽しいのだが、いうてマイムジの時ほど一番ヤなところに刺さってくるほどの感覚ではない。その理由は割と簡単で、そもそもマイムジは2クールで2バンド、ある程度複層的な人間模様を描くための土台を人員としても、時間的な枠としても確保していたが、今作は完全にゆめみたという1つのバンドで閉じる物語になるため、そこまでの厚みは必要としていない(一応他に2バンドが絡んでいるといえるが、結局それって全てビオラに帰する話である)。 そして、今作は本当に徹底した悪意の権化としてのビオラという存在を生み出したために、物語の構造がとても一元的である。よく言えば分かりやすいが、悪く言えば流石にお話がお話になりすぎていて、ちょっと露悪的な部分がクドくなる。現実離れした物語を10人で上手く分け合ったマイムジと異なり、今作のウェイトはビオラ4:あられ3:律3くらいの割合で背負っているため、横に広がる物語は展開されていない。そのあたりで、ちょいと刺激物としての質は荒いと言わざるを得ない。 でもまぁ、そうして凄まじすぎた2年前の記憶と比べようとしてしまうのも申し訳ないこと。今作は今作で独立しているので、「ならでは」の良さもきちんと探していくべきだろう。そして、良さを探す時にも結局は「ビオラ」というたった1つのブラックホールに全てが飲み込まれていくことになる。今回あっさりと、中学時代のビオラの悪行が全公開された。想定内だが想像を絶するファムファタルっぷりであり、周りの人間もこんなイカレ野郎のヤバさは流石に気づくだろう、と思うのだが、これが通じてしまう辺りがこの世界線の怖いところ。現時点でビオラのヤバさに気づいているのは律・あられの2名だけ(元メンバーも気づいてはいるだろうが)。ここから先の物語で、このビオラという存在をどのように扱っていくのかが焦点になるのは間違いない。ここまで徹底した「悪」として描いてしまったため、ビオラを調伏しないことにはキラキラハッピーなバンド活動には繋がらないと思うのだが、果たしてバンドリという媒体はそんな勧善懲悪を許すのかどうか。引き続き予断を許さない状態だ。 ビオラの精神性については「全てが自分の思い通りにならないと気が済まない超越者」というのが一番分かりやすい。バンドリ世界の過去の事例と比較すると、興味深いのは豊川祥子との対比であろう。彼女もかつて(アニムジ1話目しか保たなかったが……)Mujicaを完全に自分の思い通りになるようにコントロールし、理想像へとプロデュースすることに腐心していた。反逆児・祐天寺に仮面を剥がされることでそれは終わってしまい、彼女の転落劇が始まるわけだが、祥子には動機(168億)と覚悟(CRYCHICとの決別)があった。だからこそ彼女の贖罪と復活がドラマになった。しかし、ビオラの場合はららららがーるずを完全に私物化してメンバーを犠牲にしたのが単なる私利私欲によるもの。いわばあられも律も完全なる被害者である。ここから「ビオラをどう突き落とすか」以外の興味を引っ張るルートとして掘り下げるべきは、「ビオラは本当は何が目的だったのか」だ。現状、彼女は自分の欲しいグループを構築するためだけに動いているように見えるが、解散も恐れずに最初のメンバーを切り、続いてボーカルの才が際立っていたあられを切った。彼女が欲しかったのは「ららららがーるず」という看板ではなかったということになる。であれば、バンドリ的に一番シンプルな答えは、「彼女はただ、峰月律が欲しかっただけ」という答えになる。……ここが、多分爆心地。 ビオラは豊川祥子と対比で観察できるが、仲町あられは誰と比較すべきか。おバカパワーでいえば戸山香澄・弦巻こころラインだが、この2人は多分ビオラショックで心を壊したりはしないので、炎上で思い悩む精神性は意外と丸山彩が近いのかもしれない。隣に無条件応援装置としての宮永ののかが付随しているのも共通している(パスパレにはブシドーがいる)。まぁ、あられのトラウマ脱却も大きなテーマの1つにはなるだろうし、その時には絶対にビオラという巨悪との対峙、そして律との関係再構築が必要になってくるので、あまり過去のボーカルとの対比も意味はないのかもしれない。結局全てはビオラに端を発している。 そう考えると律のキャラも難しい。幼馴染だったあられに脳を焼かれ、彼女への無条件の嫉妬と羨望を持つポジションはバンドリ世界最大のエネルギー源である「持たざる者」であるが、彼女はこの負の感情をビオラという蛇につつかれ、一瞬の迷いからあられの手を離してしまったというあまりに大きな過去の傷がある。「ギタリストとの関係の構築」というタスクはアニメバンドリではSeason2のプロットなのだが、あの時のおたえと違って、律は現時点でゆめみたとはなんの関係もない部外者。彼女が「5人目」になるためには、相当な力で彼女の側からあられに働きかけなければいけないはず。少なくとも今の彼女にそれは不可能なようにみえる。 以上のことから、今後のこのアニメの目標は以下の3つ。①ビオラという巨悪の打倒。②あられの過去のトラウマの脱却。③律の奮起とゆめみたとの関係構築。全て根っこの部分につながりがあるわけだが……結局ビオラだなぁ。どこまでいってもなぁ……。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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