忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131]

○「八月のシンデレラナイン」 5

 金属バットを初めてみた感想が「痛そう……」っていう女の子、ちょっと病んでませんかね? なんでいきなり殴られる前提なんだよ。

 女子野球アニメといえば、なんといっても我が心の青春「大正野球娘。」である。あの作品は本当に面白くて、スポ根ものとしても萌えものとしてもギャグとしても秀逸な、あの時代を代表する見事なアニメといっていい(俺調べ)。今作は流石にあのたいやきに並ぶとは思わないが、久しぶりの「女の子野球アニメ」ということで比較するにはちょうどいいだろう。

 ……いや、これたいやきじゃねぇな、ラブライブだな。なんかもう、設定が完全にそうじゃなかった? いや、この手の「部活もの」で設定が似るのは当然なんだけどさ、穂乃果が一人で頑張って初心者連中を集めて部活を作っていくドラマなんだよな。最終的に「うちも入れて9人や」でシンデレラナインである。……9人ぽっきりで試合にいくのはリスキーだな……。

 さておき、1話目は本当に初心者しかいないという状態なのでおよそ野球らしいことなんてできないはずなのだが、そんなビギナーたちが何に惹かれて野球を始めるのか、という部分がそれなりに丁寧に描かれているのは好印象。とてもここから試合できるまでに成長するとも思えないのだが、女の子がなんとなく野球を始める展開としてはむしろ説得力はあるだろう。このまま楽しい草野球サークルのまんまで終わっても別に文句はない。部活ってそういうもんだからね。ただ、普通に考えるとここからスポーツで根性な話になるわけで……どれくらいリアルに戦わせるかっていうのが今後の注目ポイントですわね。「たいやき」はいざという時の野球作画のモーションが素晴らしかったことも評価点だったわけで、今作もその辺は是非とも盛り上げて欲しいところ。1話目を見る限り、力の入り具合はぼちぼちってところかしらね。

 あとは筋立ての方だが、原作がソシャゲならどうとでもなるだろう。これで下手にシナリオが決まっていたらそれを1クールとかで収めなきゃいけないので大変だけど、ソシャゲならストーリーなんてあってないようなもんだろうし、尺に収まる程よいドラマでまとめてくれるんじゃなかろうか。これでもしナインすら揃わないままで終わったら逆に伝説になれるんだけどな。

拍手

PR

○「群青のマグメル」 4

 これもジャンプ関係なのか。なんか今期はジャンプ関係の作品が多い気がするが……まだ3作目だからこんなもんか?

 SFアドベンチャー的な活劇漫画……かと思いきや、1話目からいきなり鬱話であんまりスカッと主人公のアクションを楽しむようなお話ではなかった。主人公チームはセリフも少なく、あんまり設定部分を性急に説明しようと焦ってないのはむしろ良い部分だと思うのだが、全体的に淡白で、やろうとしていることはわかるのだが引っ掛かりが少ない。兄弟間の悲劇も1話完結だと随分あっさりした印象になってしまい、悲しいとか憎らしいという以前に「あっ、そんなもんなんや……」というくらいで終わってしまう。こういうのもジャンプの新連載1話目ではお約束ではあるのだが……このまま鬱々とした話を続けていくのか、それとも今回がたまたまそういう流れだっただけで、今後はもうちょいサバイバル風味が出てアクションも盛り上がるのか、その辺りに流れ次第で評価は変わってきそうだ。

 制作がぴえろ。作画部分は可もなく不可もなくといったところだが、上述の通りにアクション部分などが淡白なのであまり積極的に魅力を見出せないのはもったいない。原作者が中国人とのことで制作にもあちら側の人材が多く採用されているようで、もしかしたら演出の違いもお国柄が現れてのことなのかもしれない(主要スタッフは日本人である)。こうした個性が今後どれくらい長所になるのかは、ある意味楽しみな要素かもしれない。今のところ、中国資本のアニメで成功したものはあんまりないのでなぁ。

 

拍手

○「なんでここに先生が!?」 5

 これは点数……つけなくていいかぁ……。監督が金子ひらくなんだな。つまりそれなりの責任を持って製作してくれているということですね!

 ちなみに放送時間だけ確認して早い方のBS11で視聴したんだが、どうやらこっちは修正がかなりダイナミックな様子なので、改めてAT-Xで見直してどんな風に変化するか確認したいと思います。いや、別に修正が入っててもいいんだけどね! せっかくね! 加入してるしね!

 15分アニメのくせして画は結構気合が入っている。まぁ、どんだけそこに力を入れられるかっていう勝負の作品だから当たり前か。本当に純粋なるシチュエーションエロなので、余計なことをは考えずにほぼ止め画みたいな状態でも構わないんだもんな。いつぞや映像化されてた「嫌そうな顔でパンツ見せてくれる云々」に近い存在だよな。……これ、AT-Xだと音声も変化あるんですかねぇ。メインキャラで後藤(強)さんがキャスティングされてるのはちょっと嬉しい。

 

拍手

○「真夜中のオカルト公務員」 4

 なんつうタイトルだよ。これでエロ作品だったら笑うけど、そんなこともないぜ。

 確認したら掲載誌は「月刊Asuka」とのことで、基本的にピンとこないジャンルの作品である。まぁ、よくある「怪奇要素が現代社会にも紛れ込んでいるからその仲介役をとりもつよ」という作品で、直近なら「モノノケ庵」が近いといえば近い。多分もっと近い作品が何かあった気がするんだが、思い出せないからあまり深く突っ込まないでおこう。一応「公務員」という部分が独自の持ち味として強調されており、例えば結界を張るためのアイテムが黄色い「KEEP OUT」のテープだったり、「実は現代社会でも日常に紛れてオカルト的なことが平然と行われてるんやで」という雰囲気を出そうとしているのは面白い部分か。

 ただ、残念ながら作りが全体的にもっさりしていてイマイチ刺さる部分はない。まぁ、例によって対象となる層ではないのでそこは諦めるしかないが、なんかキャラデザが野暮ったくて、少なくともメインキャラがイケメンであるようには見えないんだよな。1話目は「天狗と天使のいざこざ」というこれまたよく分からない展開だったのだが、せっかく「新宿上空におかしなものがビュンビュン飛んでますよ」という、違和感バリバリで今作の持ち味が活かせそうなシーンだったにも関わらず、あんまりそこがアニメとして見栄えのする映像になっていない。喧嘩してるシーンの接触なんかもすごくのんびりしていて、あんまり動きの部分で見せる気はないのかな、という印象。他にもやたら主人公の察しが悪いところなんかはモヤモヤするし、細かいところで没入が阻害されそうでちょっと警戒してしまう。

 多分このままダラダラと同じように民事的な問題が降りかかってくる展開になるだろうから、あんまり劇的な作品にはなりそうもないかな。

拍手

○「ぼくたちは勉強ができない」 5

 今期2本目の勉強ができない作品。そして2期続けての家庭教師ハーレム作品。ジャンルかぶりなんて、そんなもんだよね。

 ジャンプ漫画なのでだいたい既読。まぁ、ジャンプを真剣に読まなくなって久しいので、この作品も今やまともに読んでないのだが……「ゆらぎ荘」よりは相性がいい、っていうくらいかな。絵は好きだし、わかりやすいハーレムもので中身も見やすい。ジャンプの恋愛コメディものかくあるべしという感じの作品。まぁ、それにしたってダラダラと長いことやってたら流石に飽きてしまうのはどうしようもないわけだが……「ニセコイ」と完全に同じ枠よね。

 改めて1話目の設定を確認すると、やはり無茶苦茶なのは間違いない。例によって「天才の人物像って描くの難しいよね」というお話。一分野に突出した才能を持つキャラがいるのは理解できるが、そいつが他の分野では本当に何にもできない、なんてことはなかなか無いわけでね。百歩譲って文系だけできて理系がさっぱりな奴はいたとしても、その逆って難しいよな。結局ペーパーテストなんてテクニックの問題なんだしなぁ。いや、そこにマジレスする意味がないことはわかってるけどね。どうせしばらくしたらその辺の設定はどうでもよくなるし、残った勝負はいかに女の子を可愛く描けるかという部分のみ。幸い、岩崎さんならこういう「単に可愛い」造形で見せる作品は手慣れたもの。高望みせず。そこそこラインでいいのでうまいこと作品の良さを出せるようになるといいね。

拍手

○「この音とまれ!」 5

 幾ら何でも大人連中がアホすぎる世界。まぁ、だいたいこういう作品だとお話の要請上そうなりがちなんだけどさ。もうちょい節度を守ってもいい気はするよね。全力で青少年をグレさせるのやめーや。

 非常に素直なジャンプ漫画フォーマット。これで始まる部活が格闘技系の運動部とかだったらよくわかるのだが、そのテーマが箏ってのが絶妙なミスマッチである。幾ら何でも不良学生に突然のお箏ってのは……いや、別にいいんだけどさ。多分その辺のズレというか、「どないやねん」という印象も狙ってのプロローグだったのだろうし。

 とはいえ、あとはまっすぐに青春部活モノ担っていく選択肢しかないわけで、今後の勝負は箏という独自の持ち味をどの程度作品のメインに活かすことができるか。我々素人には何をやられてもピンとこないだろうし、競技性にも乏しい部分なのでなかなか「今作ならでは」を発揮するのは難しい気がする。そういう意味では「ツルネ」なんかに似た課題が多いんじゃなかろうか。制作側もあんまり箏に詳しい専門家なんていないだろうし……できれば音響部分なんかで力を入れて魅力を発信していってほしいもんである。幸い、映像部分ではぱっと見の問題はなさそうなので、純粋に今後のドラマ部分の組み立て次第だろう。

 それにしても雄馬たその仕事が多いシーズンになりそうやな……。

拍手

○「超可動ガール1/6」 5

 「ふたばにめ」っていうよくわからない枠で放送スタート。単に双葉社の漫画作品をアニメ化しているのだが、30分作品にしにくいものを集めて3本で合計30分という枠。いろんな作品の作り方があるものである。今回はその中で、一応15分枠でそこそこ長尺の今作だけ扱うことにして「女子かう生」「ノブナガ先生の幼な妻」については割愛。

 なんでこの作品だけ扱うかといえば、ぶっちゃけると私が原作者のファンだからである。OYSTERは「コミックはだいたい持ってる」という私としては珍しい作家の1人であり、複数の作品を描いててこの条件を満たす漫画家は他には施川ユウキくらいじゃなかろうか(あとなぜか鈴城芹)。確か遥か昔「ディスガイア」のアンソロ本かなんかで読んでその独特の作風に惹かれ、コミックが出たら買うようにしていた。「光の大社員」も好きだけどやっぱりベストは「男爵校長」シリーズなんだ。あっちの方をアニメ化してほしいと思って、ずっと待っているのです。

 そんなわけで、正直OYSTER作品の中ではそこまで思い入れがないのがこの「超可動ガール」。まぁ、要所に持ち味は発揮されているし、やたら設定にこだわっている部分なんかは味わいがあるのだが、何しろテーマ設定が徹底的に「レトロなオタクが喜びそうなやつ」に終始しているため、読んでてこっぱずかしくなる部分が多いんだよな。一昔前ならこれではまっていた可能性もあるのだが、流石に今の時代にこれだとちょっと。まぁ、むしろそういうレトロ感を楽しむという部分が売りなのかもしれないけど。

 アニメ化は嬉しいけど、どこまで喜んだらいいかわからないというちょっと悩ましい作品。しかも監督に元永さんが入っちゃったり、意外と本気で作ってくれてるのが痛し痒しだ。そこまで予算がかかっている作品でもなかろうが、ノーナのモデルが3Dで丁寧に描かれており、これが普通のアニメ枠にすんなり収まるという謎の技術力の高さもある。今後他のフィギュア連中も出てきたときに、どれだけ混沌としたごった煮感が出せるかで作品の個性がプラスに働くかマイナスに働くかが分かれそうである。しばらくは生暖かい視線を送りながら見守ろうと思う。

 

拍手

○「MIX」 ー

 今期の土曜夕方枠。毎度「ピック表書きながら見る枠」なのでそこまで身が入ることがないというよくわからない宿命の枠でもあるので、ぶっちゃけあまり評価軸に意味はない。

 本当に1ミリもブレることのないあだち充スタイルの新作。しかもあの「タッチ」の正統続編だと言われている。言われているのだが……ぶっちゃけわたしゃ「タッチ」に一切思い入れがないのでよくわからない。まず読んだことない。およその筋は流石に世間一般の常識として漏れ聞いてはいるが、それでも細かい人物造形なんかはわからないし、正統後継が登場しても設定に一切特別な感情を持ち得ないのである。つまり完全新作として見るしかないのだが……1話目から割と「タッチ」との繋がりを重要視してるように見えるんだよな。いや、日高のり子の存在だけでなくてね。「あの明青が」みたいなこと言われても、知らんのだよな。

 あだち充作品については過去に「クロスゲーム」が割と嫌いじゃなかったのでネガティブな印象はなかったのだが、今作はそうした懐古要素を割と前面に出しており、要所になんかレトロな雰囲気を演出している。最初のシーンでわざわざ画面サイズが4:3だったのはちょっと笑った。それ以外の部分は独特のあだち充的テンポを出すために随分のんびりした、淡白な演出が目立つのだが、現時点ではちょいと間延びしすぎかな、という印象。まぁ、これが慣れてくると味わいにもなるのだが、1話目時点ではあんまりおかしさに繋がっておらず、なんだか間の抜けたテンポになってしまってる気がする。まぁ、原作のセリフ運びとかもこんな感じだろうからしょうがないとは思うんだけど。別に映像部分に崩れがあるとかいうわけではないし、多分本当にこのまま低血圧なテンションが続いていくだけになるんだろうな。

 あとは楽しむ部分があるとしたら、どう考えてもキャストの立場が逆転してる兄妹関係とかだろうか。ほんと、この二人は共演することに一切のためらいが無いよな。よその兄弟声優ってなかなか共演する機会が少ないんだけど(松田姉妹みたいなのは別として)。

 

拍手

○「ひとりぼっちの○○生活」 5

 自分の娘に「ぼっち」って名前つける親、頭おかC。いや、そこに突っ込む意味はない世界なんだろうけども。クラス名簿の並びを見てだいたい「あっ(察し)」ってなるやつ。設定だけで言ったら完全に「古味さんはコミュ障」と同じ設定だが、確認したらこっちの連載の方がスタートは早かった。

 「三ツ星カラーズ」の人の作品の再アニメ化。基本的にわたしゃこういう「コミュ障の人間をいじるアニメ」ってのがあまり好きではない。そしてその理由は、「どれだけおちゃらけてギャグにしても、なんかわが身に刺さる」ためである。だってさ、新学期に自己紹介しなきゃいけないときのあの暗澹たる気持ちとか、誰もいない新環境に飛び込んでいく絶望感とか、たとえアニメでも思い出したくないんだもん……。そう、真のコミュ障はね、ネタになんかできねぇんだよ。一生抱えて生きていくんだよ。それをたとえかわいい女の子のギャグ漫画にされたところで、そんなもんは救いにならねぇんだよ。俺も吐くぞこんちくしょう。

 まぁ、適当にこじらせてみたが……アニメとしての出だしは悪くないですね。映像は割と綺麗だし、キャラはわかりやすく、なるほど可愛く見える。テンションの差もあるだろうが、個人的には「三ツ星カラーズ」よりこっち雰囲気の方が好みかもしれない。1話目時点ですでにぼっちでもなんでもねぇじゃねぇか、っていう点さえ気にならなければ、今後は毎回増える新しいキャラクターに刺激を受けながら、それなりに観ていける作品になるんじゃなかろうか。近いところでいうと案外「田中くんはいつもけだるげ」あたりが近く……ないかな。

 中の人がかなり若手中心で構成されており、初見の名前もちらほら確認できる。主人公・ぼっち役の森下千咲もその1人だが、ちょいとクセのある声質は悪くない印象。これがスタートダッシュになればよいのだが。

 

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[07/13 デュッセル]
[07/13 デュッセル]
[07/12 seachicken]
[07/09 とみしの]
[07/07 NONAME]
バーコード