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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「超可動ガール1/6」 5

 「ふたばにめ」っていうよくわからない枠で放送スタート。単に双葉社の漫画作品をアニメ化しているのだが、30分作品にしにくいものを集めて3本で合計30分という枠。いろんな作品の作り方があるものである。今回はその中で、一応15分枠でそこそこ長尺の今作だけ扱うことにして「女子かう生」「ノブナガ先生の幼な妻」については割愛。

 なんでこの作品だけ扱うかといえば、ぶっちゃけると私が原作者のファンだからである。OYSTERは「コミックはだいたい持ってる」という私としては珍しい作家の1人であり、複数の作品を描いててこの条件を満たす漫画家は他には施川ユウキくらいじゃなかろうか(あとなぜか鈴城芹)。確か遥か昔「ディスガイア」のアンソロ本かなんかで読んでその独特の作風に惹かれ、コミックが出たら買うようにしていた。「光の大社員」も好きだけどやっぱりベストは「男爵校長」シリーズなんだ。あっちの方をアニメ化してほしいと思って、ずっと待っているのです。

 そんなわけで、正直OYSTER作品の中ではそこまで思い入れがないのがこの「超可動ガール」。まぁ、要所に持ち味は発揮されているし、やたら設定にこだわっている部分なんかは味わいがあるのだが、何しろテーマ設定が徹底的に「レトロなオタクが喜びそうなやつ」に終始しているため、読んでてこっぱずかしくなる部分が多いんだよな。一昔前ならこれではまっていた可能性もあるのだが、流石に今の時代にこれだとちょっと。まぁ、むしろそういうレトロ感を楽しむという部分が売りなのかもしれないけど。

 アニメ化は嬉しいけど、どこまで喜んだらいいかわからないというちょっと悩ましい作品。しかも監督に元永さんが入っちゃったり、意外と本気で作ってくれてるのが痛し痒しだ。そこまで予算がかかっている作品でもなかろうが、ノーナのモデルが3Dで丁寧に描かれており、これが普通のアニメ枠にすんなり収まるという謎の技術力の高さもある。今後他のフィギュア連中も出てきたときに、どれだけ混沌としたごった煮感が出せるかで作品の個性がプラスに働くかマイナスに働くかが分かれそうである。しばらくは生暖かい視線を送りながら見守ろうと思う。

 

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