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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「真夜中のオカルト公務員」 4

 なんつうタイトルだよ。これでエロ作品だったら笑うけど、そんなこともないぜ。

 確認したら掲載誌は「月刊Asuka」とのことで、基本的にピンとこないジャンルの作品である。まぁ、よくある「怪奇要素が現代社会にも紛れ込んでいるからその仲介役をとりもつよ」という作品で、直近なら「モノノケ庵」が近いといえば近い。多分もっと近い作品が何かあった気がするんだが、思い出せないからあまり深く突っ込まないでおこう。一応「公務員」という部分が独自の持ち味として強調されており、例えば結界を張るためのアイテムが黄色い「KEEP OUT」のテープだったり、「実は現代社会でも日常に紛れてオカルト的なことが平然と行われてるんやで」という雰囲気を出そうとしているのは面白い部分か。

 ただ、残念ながら作りが全体的にもっさりしていてイマイチ刺さる部分はない。まぁ、例によって対象となる層ではないのでそこは諦めるしかないが、なんかキャラデザが野暮ったくて、少なくともメインキャラがイケメンであるようには見えないんだよな。1話目は「天狗と天使のいざこざ」というこれまたよく分からない展開だったのだが、せっかく「新宿上空におかしなものがビュンビュン飛んでますよ」という、違和感バリバリで今作の持ち味が活かせそうなシーンだったにも関わらず、あんまりそこがアニメとして見栄えのする映像になっていない。喧嘩してるシーンの接触なんかもすごくのんびりしていて、あんまり動きの部分で見せる気はないのかな、という印象。他にもやたら主人公の察しが悪いところなんかはモヤモヤするし、細かいところで没入が阻害されそうでちょっと警戒してしまう。

 多分このままダラダラと同じように民事的な問題が降りかかってくる展開になるだろうから、あんまり劇的な作品にはなりそうもないかな。

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