最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ガーリー・エアフォース」 5 ガーリーって言ってるのに野郎とおっさんが元気な作品だったな……。ガールズ&エアフォースではないからな……。 「空のストパン、陸のガルパン、海の……なんだろ」などと言われて久しいが、軍隊ものの女の子作品に新たなメンバーが加わるかと思ったらそんなこともなかった。割とまっとうなボーイミーツガールでスタートし、明確な敵キャラの設定もある。確認したらゲームやオリジナルではなくラノベ原作とのことなので、少なくともガルパンと同じ箱に入る作品ではないようだ。ストパンと同じ箱になら入れられるかもしれないが、飛行機のほうがメインになっている様子なので、勝手な想像は軌道修正しなきゃいけないっぽい。飛行機と女の子が繋がってる感じがあるし、一番近いのは「アルペジオ」なのかも。 そんなわけで「全然ガーリーじゃないや」とちょっとがっかりしてしまったが、まぁ、1話目の掴みは悪くない。冒頭でがっつりCG戦闘を見せておき、何がやりたい作品なのかを明示。あとは多少説明臭くなるシーンなのであんまり盛り上がりはないが、普通に考えたら1話目なんてのはあくまで準備段階なのだから、これくらいしっかり展開するほうが誠実とも言えるだろう。ぶっちゃけ航空機には一切興味がないのであんまりはまり込むとは思えないのだが、「空対空」というアニメ作品永遠の課題を、どんな風に見せてくれるのかは一応気にしていこう。まぁ、制作がサテライトだから結局マクロスに落ち着く気はするんだけど……。っつうかこれ監督が小野勝巳なのかよ。はよシンフォギアやってよ。
PR ○「サークレット・プリンセス」 4 サークレットって言われると真っ先に灰色の魔女カーラのことを思い出す皆さん、お元気でしょうか。おじさんも元気です。 ソシャゲアニメのようなのに、むしろ懐かしさすら感じさせる作品。なんだろなぁ、もうオープニングが橋本ちなみの時点で10年くらいタイムスリップする気がするんだよ。特定の何かを思い出すってわけでもないのだが……この作品の場合は全体的なセンスの古さも相まって、すごくノスタルジーを刺激されるんだ。そして、残念なことにそのノスタルジーはあまり良い記憶だとは思えないんだ。「こういう、なんだかよくわからない粗製乱造アニメは一体どれくらい作り続けられるのだろう……」と不安になった、そんなあの日の夜だ。 いや、今作が粗製乱造アニメなのかどうかはまだわからないけど、少なくとも1話目で続きを見たいと思わせるような要素がほとんど含まれていない。もっとも大切にするべき「中心のスポーツ」が全く魅力的に見えず、「似たようなことをガンプラでやったビルドファイターズでも色々大変だったのに、モビルスーツが使えないバトルが面白くなるか??」という疑問しか出てこない。どんな競技でも女の子にプレイさせれば見栄えがするという考え方もあるが、ルールもなにもわからない競技だと流石にどうなんだろう。そういえばかつて「蒼の彼方のフォーリズム」っていう作品もあったけど、結局最初から最後までわからずじまいだったよな。あっちはまだ近未来の謎技術を使ったオリジナリティを出そうとしてたけど、こっちは本当に単なるチャンバラだし……「最近流行っているスポーツよ」って言われたけど、ほんまか? 目の前に見たこともないって言ってる田舎者がいてもそう言えるのか? キャラ、ストーリー、そして映像、どれもこれも引きというには1つ2つ足りないので、全体的に片手で余るくらいに足りない気がする。何かこれが一気に盛り上がる奇策でもあるだろうか。無い方に花京院の魂。
○「モブサイコ100Ⅱ」 6 この無理やりなタイトル表記な。一応読み方は次回予告からすると「もぶさいこひゃくつー」です。 1期の放送は2年半前。そこそこ間が空いてしまい、「なんとなく楽しかった気がする」程度のぼんやりした記憶しか残っていないのが残念だったが、見ているうちに少しずつ思い出してきた。いや、1期でなにやってたかは思い出せないけど、設定部分はだいたい思い出せた。そうだ、師匠が格好いいアニメだった(そこなの?)。 2期目スタート、冒頭はやはりそれなりに見応えのあるアニメにしたいということで動画バリバリのバトルシーンから。なんでもありの超能力バトルだが、確か1期もキメるところはバシッと決められるだけの作画リソースがあったはず。今作の場合はその他の通常パートが気の抜けたような作画でも一切怒られないので、思い切り力を入れる部分を集中できるのは良さそうですね。もちろん、他の部分が手抜きというわけではなく、似たようなモブ顔の女の子たちだって、見せ方次第でなんとなく可愛いように見えてくるから不思議なものだ。今回メインになったエミちゃんという彼女候補、やってることはひどいはずなのに、最後まで見ると「あれ、なんかいい話だった……」ってほっこりできるのがとても良い。今後も出てきてほしいところだけど、来週全然関係ない話みたいだし、1話こっきりのキャラなのかなぁ。 あとはまぁ、エキセントリックすぎるオープニング映像なんかも相変わらずよね。立川監督のセンスはよくも悪くも本当に鋭くきらめく刃物みたいな印象があり、今作もズバリとそれが決まる作品になることを願っている。こうしてブランクが相手もちゃんと元のスタッフが集まって続編が作れる環境ってありがたいよね。
○「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」 5 にゃんこアニメ! こういうのって最近では珍しいよなぁ。いや、ショートアニメで「タマ&フレンズ」とかはやってるけどさ。猫がしゃべって人間との付き合い方を考えるアニメなんて私の中では「スケッチブック」以来である(適当な記憶に基づく)。 ぶっちゃけAパートでは「なーんかパッとしないアニメだなぁ、主人公の野郎もなんかいけすかねぇしなぁ」って思ったけど、Bパートに入って納得。なるほど、そういう構成になってるわけね。「猫がなんか人間の都合のいいようにセリフをアテレコされる」っていう状況、バラエティ番組なんかだとイラっとすることも多いんだけど、アニメだとまた別物よね。そりゃね、「勝手に人間が実際の猫にアテレコするだけ」と「そう思ってる猫を描く」では全然事情が違うからね。 アニメとしての出来が特別いいとも思わないが、猫が「そこまで可愛くなく」描かれているのが逆にポイント高い。これで「猫が売りの作品だし!」なんてんで思いっきり媚びたような猫が出てきたらかえって興ざめするところだった。いわゆる「ネコ目」の特徴がよく出ているような小生意気で、それでいてちょっとおバカなキャラとして設計されたメインヒロイン(?)は、ネコらしさを維持しつつ愛嬌があって理想的なポジションに落ち着いている。今後、1話目みたいな「人間とネコの思惑の違い」をひたすら繰り返していくだけの構成になっちゃうと飽きそうな気もするが、オープニングをみる限りではネコサイドのコミュニティももう少し広がるみたいだし、猫々しいアニメになってくれれば猫好きとしては嬉しいのである。猫アニメって名作が多いんですよ、「ホワッツマイケル」とか。あと……えーと、「ふらいんぐうぃっち」とか。あと「スケッチブック」とか(2回目)。
○「私に天使が舞い降りた!」 6 この半年で私たちが学ぶべきことは1つだ。「幼女は美味いもので釣れ」。黒髪美幼女だろうがロシア人美幼女だろうが、飯さえ美味ければなんとかなるわ。レッツ事案。 なんだろね、最近はロリコンの文化もLGBTの問題を考えるようになったんでしょうか。立て続けに「年の差百合」とでもいうべき女性主人公ロリっ子作品が並んだ。考えてみりゃ驚くような設定でもないはずなのだが、今までアニメ化されてなかったってことはやっぱりそこまで多くないジャンルなのかな。ぶっちゃけ、「ウザメイド」に関しては原作漫画あとがきを読んで初めて「あ、これって一応百合漫画って言われて描いてたんだ」って気づきました。それくらい、「ロリコン」というテーマは安定してはるか昔から供給され続けているわけですね。あ、でも今作はロリコンじゃないかもしれませんね。初潮がきても問題ないみたいですからね。 というわけでどうしても「ウザメイド」と比べがちだが、方向性は色々と違っている。最大の違いは、こちらは「百合姫」が掲載誌ということでより明確に「百合」の方向性を打ち出しているということだろうか。ウザメイドの場合はどこか母性愛(?)みたいな部分も感じられたが、今作の主人公は最初から恋心に戸惑っている描写が見られる。他にも幼女が最初から2人体制であり、オープニング映像をみると今後も数が増えそうなことから、ほぼミーシャオンリーで一点豪華主義だったウザメイドよりも幅広いロリを提供する方向性にもなりそうだ。なんだ幅広いロリって。 1話目のインパクトという意味ではウザメイドには及ばないのだが、よそはよそ、うちはうちできちんと押しだすポイントは見て取れる。同じ動画工房の制作だが、意図的に枠線を太くし、淡めの色彩を意識して丸っこくしたデザイン性はより分かりやすい「ロリ萌え」のデザインだ。びっくりするような動画モーションで見せる部分などは一切ないが、その分、コロコロしたキャラデザとふわっとした世界観が安心できる。ムキムキ自衛隊メイドではなくて、こちらはコミュ障コスプレオタクだしな。主人公のデザイン、絶妙にジャージの腹回りがまるっこくてだらしなく見えるのがアニメヒロインとしてはむしろ斬新で、かえって好感が持てる。これくらいの方が生活感が出ていいよね。 あとはまぁ、ほら、うえしゃまが変な声いっぱい出してくれるから。ぶっちゃけうえしゃま補正だけでもう1点くらいあげてもいいくらいにボリュームたっぷりなんです。もう、ほんと声聞いてるだけで満足。その分ロリっ子担当はそこまでキャリアが無いキャストになっているが、こちらも減点要素は無い。っていうか、長江里加は少ないチャンスでがっつり爪痕残すキャラが多いので、見るたびにどんどん印象がよくなってるわ。いいキャスティングだ。是非ともこのままいい流れを維持して、この作品も素敵なものに仕上げて欲しい。 ○「盾の勇者の成り上がり」 5 異世界ものだと思って見はじめたら痴漢冤罪ものだった……まぁ、日本で痴漢冤罪にあってしまったらこんなんじゃ済まないのかもしれないけど。それでも僕は。 なんかこぅ……自分の価値観をそろそろ変えたほうがいいのかな、って思いますね。ほんとにね、うんざりするんですよね。出だしんとこでね。アホみたいにファンタジー世界のテンプレを踏襲するし、毎度おなじみステータス画面は出てくるし、全部ゲームだって言っちゃえばそれで説明も終わるし。そこはもう、フリー素材なんだよな。「新しい作品を作る」っていうのは、この界隈ではまず「異世界もの」っていうフォーマットを下敷きにして、それを組み合わせるところから始まるんだよな。バリエーションの少なかった時代のRPGツクールみたいなもんやね。そして、消費者が「これってツクールで作ってるんでしょ?」ということを理解し、許容するため、もうその部分については誰もなんの言い訳もしないし、むしろ「ツクールの文脈」であることがはっきりわかった方がいいんだろう。だから、そこに突っ込んだら負けなのだ。「だって、それは最初からあるやつで、作者はタッチしてないんで」っていうくらいのノリだろう。もう、そこを分けて考えた方がこういう作品を見やすくなるに違いない。……まぁ、なんでそんな偏狭な下地の上で物作りをしようとするのかがさっぱり理解できないのだが……。縛りプレイなのかなぁ。同じ素材、同じ料理でどれだけ違う味を出すかの勝負なのかなぁ。いいんやで、カレーばっかじゃなくていきなり鍋焼きうどん作っても。 まぁ、そんなわけで、アニメ業界はいまだに新しい「なろう」カレーを作り続けるわけですよ。難しいんだよね、市販のルーの責任と、料理人の責任を分けて考えるのって。もともとあんまりカレーが好きじゃない人間は特にね。ただ、いろんなカレーの中で少しでも違うものを提供しようという姿勢が見えれば、それはプラスの評価になる。1時間の放送をみて最終的に今作の評価がそこまで悪くないのは、そうした頑張りも見える気がするからだ。何か、今までにないカレーを作ろうとしてる気がするからだ。いや、今後どんな展開になるのか分からんけどさ。ただ、できればオリジナリティを出すときにももうちょい丁寧な作業をしてほしいとは思うけどね。「異世界ものは異世界人をバカにしないと成り立たない」っていう前提を誰かが打ち崩してくれないと、なかなか脳がついていかないぞ……主人公をチートさせるときだけじゃなくて、主人公を落ちぶれさせる時も「異世界人がバカだから」っていう理由なの、救いがないな。 本当にそういうシーンを見ているとイライラしてしまうのだが、多分そこで青筋を立ててたら身が保たない。「最初から使ってる能力が盾と関係ないやんけ!」とか突っ込んでても身が持たない。なんとか、「盾らしい活躍」をこれから見られることに期待するんや。もしくは「異世界魔王」みたいに全然関係ない付加価値で視聴意欲を煽ってくれることを期待するんや。「今後の展開の予測がつかない」はむしろプラス要素だ。アニメスタッフが全力で良いものにしようと意気込んでいるのが伝わってくるし、僕は業界の人たちを信じてみるよ。 それにしても、放送中のCMで「このすば」が流れるの笑う。テンション違いすぎるな。みんな、駄女神つれて異世界に行けばいいのに。
○「ケムリクサ」 4 武田羅梨沙多胡みたいな名前のキャストがおったな? 声優業界の名前も随分カオスになってきたが……確認したらフィリピンとのハーフだってさ。なるほど、中島愛は時代を先取りしてた訳やな(他にもおるやろ)。 さて、一応話題作と言っていいのだろうか。個人的に「けもフレ」に大した思い入れがないので完全に対岸の火事で見ているが、一応一連の騒動について最低限の話くらいは知っている。現代アニメ業界というか、現代オタクの様々な歪みが表出するエグい顛末やなぁ、と思いながら見てはいるが、ぶっちゃけ割とヒいてるし、事なかれで終わってしまえばいいと思ってるよ。 で、そんな中でのたつき監督の新作なわけだが……うん、まぁ、けもフレだな。新規のけもフレの雰囲気が変わっているので、やはりこちらの映像は懐かしさを感じる。そして、「確かにけもフレの1話の時もこんな印象だなぁ」と思い出せる。つまり、あんまり興味を惹かれない。だって映像としては最低限のものだしなぁ。フラッシュアニメに毛が生えた程度のクオリティなので、求めるべきは映像部分よりもシナリオ部分のはず。その部分が1話目だけでは何もわからないので評価のしようもなく、だったら映像が弱い分、他のアニメには見劣りするよね、というだけの話だ。まぁ、それならけもフレ同様にここから「気になる」何かを展開できるかどうかって勝負になるが。 雑な分類だが、個人的にけもフレの面白みというのはそのギャップ部分にあったと思っている。ソシャゲ発信で頭の悪そうなキャラものコンテンツのガワを被せておいて、その中では「ヒトがいない奇妙なジャパリパーク」の物語が熱もなく淡々と展開していくという珍妙な構図。その間抜けな映像と不安にさせるような突き放した進行のミスマッチが最後まで興味を引き、折衷案のようなエンディングを迎えることで作品世界が綺麗に完結した。そういう意味ではやはりプロット部分の勝利である。しかし、同じような中身を展開しようとしても、今作はもう、ぱっと見からして「不穏な世界」であり、その中で「不穏なこと」をやられても大して興味は惹かれないのである。これで「進撃の巨人」みたいに映像部分でガシガシ見せてくれるならそれだけで引き込まれるが、こちらはキャラの表情すらよくわからないようなCG作劇なのだ。最初に1体目の人形が死ぬシーンとか、どんなテンションで見ていいのかさっぱりわからなくて戸惑ってしまった。15分アニメくらいで収めてくれるならこの映像でもごまかせそうだが、30分単位でがっつり中身のある話をやろうとすると、やっぱり抵抗はぬぐいきれない。 まぁ、対岸の火事を決め込もうと言っていても、やっぱり色々と先入観はありますからね。たつき監督の世界作りの手腕は間違いなく突出したものではあると思うので、今後独自の展開を見せれば、一本立ちした作品として見られる可能性は充分にある。そうなることを願って、しばらくは黙って追いかけるしかないだろう。 ○「賭ケグルイ××」 5 だいぶ構成いじってきたなぁ。まぁ、アニメの1期と2期の間に実写ドラマやらなんやら色々とやってきたし、いっそアニメはアニメでオリジナル要素を突き詰める方向性の方いいのかもしれない。いや、エンディング映像のその方向性は維持しなくてもいいと思うのだが……。1期のあれが微妙だったから意地になってないか? 1期の放送が1年半前。おかげでどのあたりで終わったかうろ覚えだったのだが、もう選挙編に入っちゃうってことは「塔」はカットなんですかね。まー映像としては地味な部類の試合だろうが、ちょっと勿体無い。でも新シリーズを始めるときに選挙編ってことで一気に百喰メンバーを入れないと盛り上がらないっていう判断もわかるので、あとはこのまま時系列順に進行していくのかしらね。謎の新キャラがぶっこまれているのでどこかでオリジナルの対戦は入ってくるだろうけども。なんぼでも追加要素を途中で混ぜ込むことは可能な構成なので、そのあたりはさほど問題ではないだろう。 冒頭、いきなり何の説明もなく試合を開始してクライマックスまで持っていく構成にしているのは、やはり今作の見せ場がイカれたテンションと顔芸なのだという認識があるためだろう。それを最大限に発揮するには夢子だけでは物足りず、自ずと妄ちゃんの出番になる。実際、いきなりぶっ飛ばしてる妄ちゃんが出てくるだけでも「おっ、相変わらずだな」っていう安心感があるからね。指切りギロチン、ギミックがあっさりしてるので原作だとそこまで楽しかった印象もないのだが、いちいち妄のテンション芸が炸裂している様子を見ると確かにアニメの掴みとしては上々である。 映像部分などに関しては1期同様にかなり力を入れているので問題はなさそう。MAPPAは今期「どろろ」と並行しての放送だが、そこまで負担はなさそうである。ちょっとくどすぎる演出も多いのだが、こればかりは1期からそういう方向性で行くと決めているので今更文句を言ってもしょうがない。まぁ、こういうきらびやかさを前面に押し出した世界観もありっちゃありだ。あとはこのクオリティを維持して頑張ってもらうだけである。 すでに発表されている追加キャストもなかなか見応えのあるメンツが集まっているので、今後のテンション芸の充実に期待。
○「エガオノダイカ」 5 タイトルから勝手に青春学園ものみたいなものを想像してたら、いきなりロボットがビルを破壊した始めた。考えてみたら別にタイトルに青春要素も学園要素もないな。 強いて言うなら、タイトルにある要素は「鬱要素」だろうか。何しろ「笑顔の代価」ですからね。何かを支払わなければ笑顔は手に入れられない、そんなキツいお話になっていく。1話は全編いい人たちしか出てこなかったもんだからホッとしてたんだけど、ラストのCパートになって……あー、そういうこと……。うーむ、姫様の顔がいつになったら曇るのか、それとも、このままずっと最後まで曇らずに居続けるんだけど、水面下で兵隊たちがどんどん命を削っていくのか。どう考えても今回近衛兵に渡したぬいぐるみはボロボロのコクピットにあれだけぶら下がってるのを見て「もしかして……ヨシュアー!!!」って看取りにいく展開しかイメージできないので、少なくとも最後まで笑顔ではいられないと思うけど。 原作がタツノコというよくわからない立ち位置の作品だが、調べてみると「タツノコプロ創立記念55周年作品」とある。なんか、タツノコってしょっちゅうこういうことやってない? 調べてみたら2年前の「infini-T Force」も「55周年記念作品」やんけ。なんやねんそれ。まぁ、とにかくソシャゲとかの原作ではなくてアニメオリジナルで間違い無いようだ。ロボットアニメでオリジナルってのはなかなか一本立ちするのが難しいのだが、本作はどうなるだろうか。監督は、「輪廻のラグランジェ」の人ですね。……うーん。 1話目の印象は決して悪いものではない。ロボット自体はむさ苦しいけどCGは馴染んでいてみやすい部類。キャラクター作画も可愛い子はちゃんと可愛いし、へちょい部分もあるけど、多少遠景になったときに意図的に線を減らして崩すくらいは手描きの特権なのだから問題ないだろう。これくらいのクオリティが維持できるなら映像部分は問題ない。あとは、これまで数多くの類似品が作られてきた「ロボット&戦争もの」のプロットでどれだけ新しいものが見せられるか。主人公となる姫のキャラクターはとっつきやすいし、単なる世間知らずのお嬢様でないことが示されてるので印象が良いのだが、気になるのはいきなり作中で「公務を放り出して遊びに行く」っていう選択をしてるところなんだよね。そりゃ逃げ出したくなった気持ちはよくわかるが、そのすぐ後に「天真爛漫だけどアホではなくて国民のことは考えているよ」っていう方向性で見せてるわけで、いきなり仕事サボるシーンから入らなくてもよかったんじゃないかと。姫がどこまで「本気」なのかで部下たちの頑張りの意味も変わってくるわけだしねぇ。まぁ、あれくらい気が抜けても頑張り屋の12歳の幼女のために頑張る国民たちっていう構図が面白いところなのかもしれません。いきなり相手役の近衛兵が遠征に行っちゃったけど、今後はどういうドラマになっていくんでしょうね。オープニング映像ではもう1人メインの女の子が出てくるみたいだけど。 中の人については相変わらずのゆみり節なので特に問題もなく。今後も参謀役のちょっと怖いサトリナボイスが聞けるならそれでいいです。
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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