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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 幕引きが「家ぐも」→「夢ぐも」だったのがちょっと笑った、第8話。いや、絶対たまたまなんだけど、なんかいつものオチの雰囲気と少し違ってたから印象に残ったんだろうね。

 さて、史上2回目のやまぶき祭がいよいよ開催。美術専門校での学園祭っていうと突拍子も無い規模で行われる現実離れしたイベントのイメージが強いのだが、やまぶき祭は案外「まぁ、高校生ならこれくらいだよね」という身の丈にあったものになっているので、案外リアリティもあって親身になってみることができる。ある程度自由に父兄なんかも参加してるイベントなんだろうけど、画面を見てるとそこまで外部来場者が多いようにも見えなかったり、案外アットホームなイベントのような気もする(ちらほらカップルの姿も確認出来るんだけどね)。

 どうでもいい設定ついでだと、いつも気になるのはこの学校の男子の比率。今回は特に乃莉のクラスが珍しく男子メインで動いていた様子が見られたので、普段一体どこでどのように蠢いているのかが見てみたくなる。多分生徒の人数比でいったら女子の方が多いだろうから、普段は隅のほうでひっそりしてるのかなぁ。ゆのっちのクラスの男子の人数は明らかになっているが(吉野屋先生による始業時の席替えのエピソードより)、普通科も同じくらいの比率なんだろうか。

 で、そんなゆのっちのクラスの出し物はお化け屋敷に決定。定番中の定番だが、吉野屋先生が多数決で不正を働かなかったのが意外といえば意外。クラス委員がちゃんと見張っていたのだろうか。そういえば、クラス委員(?)が真実さんなんだね。担任がアレでついでに宮子までいるクラスをまとめるのって結構大変だろうなぁ。しかし、そんな宮子がアクシデントで負傷。完璧超人宮子がこういう形で迷惑をかけるのは珍しいことだが、例によって手が使えなければ使えないなりのスペックを発揮するところが宮子なのである。普通なら利き手が封じられたら日常生活にも結構な支障が出ると思うのだが、その辺はいっこうに苦にしてなかったしな。ま、日常生活でも全てゆのっちのサポートが入るっていう前提があればこそだとは思うけども。どこまでもたくましい子だよ。最後の張り紙を使ったメッセージ伝達なんか、もう超人っていうかエスパーの域だし。いや、それに気付いたゆのっちも凄いけども。

 その他のメンバーは、なずな氏がよく分からないクラス展示、乃莉っぺは劇の小道具係を務め、沙英ヒロ夫妻はうどん屋を経営。なずな氏のクラスの展示は一体どんなものなのか、見たことがない世界なので想像がつかない。大量の風船が敷き詰められた部屋って、怖くね? 実際には歩けるくらいの密度が維持されているのだろうか。そして、乃莉っぺは特に何も無いと思わせておいてのサプライズ出演。去年は宮子が馬で、今年は乃莉が牛。ひだまり荘の住人は必ずそういうことをする星の下に生まれている。それにしても、なかなか強烈な劇であった。ロミ夫役・下野紘、ジュリ恵役、平川大輔。これに今回顔を出したゆのパパの水島大宙を加えると、なんか分からんが凄い組み合わせのユニットが作れそう。しかし、こんだけ男性陣がいるにも関わらず、最後のフォークダンスは乃莉×なずな、ゆの×宮子の組み合わせなんだけどね。ゆの達はよいのだが、なずな氏は完全に乃莉に惚れてる顔してますわ。

 そんなこんなで学生たちが大活躍していたわけだが、今回のMVPはいつも通りの吉野屋先生だった気もする。後夜祭のフォークダンスへ乗り込もうとして校長に阻止された時の「あ゛〜〜〜」って声が楽しすぎた。どっから声出してるんでしょう。

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 ひだまり放送直後にまどマギCM入れられると妙な雰囲気になる気がする第7話。画が一緒だから、乃莉ッぺがホント馬鹿になって、宮子がティロフィナるイメージになってしまう。まぁ、宮子だったらシャルロッテを逆に喰うくらいのアニメになるとは思うけど。ゆのっちは概念にはなれないだろうなぁ……

 さておき、今回は圧倒的ゆのっち回である。Aパートは原作でも印象深かったコンペエピソード。ひだまりにしては珍しく(?)、きちんと学校の課題に向き合って結果を出すというお話。このお話が、実はゆのが初めて作品で認められることになる記念すべき回だ。隣に天性の才能の塊である宮子がいるせいで、ゆのっちはどうしても「庶民派」「報われない努力家」のイメージだったのだが、ここにきてようやく、彼女の努力が結果を出す。きちんと過去の悔しさがバネになって結実したことも描写されており、「努力の人」であるゆのっちの成功への道のりがよく分かるようになっている。ま、実際に美術畑の人ってのはこんなんじゃ済まないくらいの日々の鍛錬を積み重ねて生きていくものなんだろうが、やっぱり「頑張った人が結果を出せる」という努力のお話は、見ていて嬉しくなるのである。

 それにしても、ゆのっちが世界デビュー(仮)とはなぁ。これを見ていると、例によって私の腐った脳が刺激されるのは、「中の人も同じような経験してるんだなぁ」ということだったりする。田舎から成功の保証もないのに単身東京へ出てきて(ゆのっちは山梨県民らしいからそこまで遠くないが)、下積み期間を経ていよいよ夢のとっかかり。阿澄さんは主役デビューが決まった時に実家に連絡したんだろうか。ゆのっちの世界デビューは流石に嘘だろうが、阿澄さんはマジで世界に羽ばたいちゃったからなぁ。親御さんがセキュリティレベルを上げてSP付けたくなる気持ちも分かる気がする。

 Bパートは久しぶりの有沢さん登場で、更にゆのっちの世界が外へと広がっている。普段はほとんどひだまり荘から出てこないだけに、外の世界とふれあっている時のゆのっちもなかなか新鮮だ。普段なかなか見られないおめかし姿なども披露し、この作品の主人公が誰なのかということを存分に見せつけてくれている。対する有沢さんも、久しぶりの登場(というか実質まだ3度目の登場)のくせに存在感があり、「外の存在」であるはずなのに何の違和感もなくゆのと時間を共有して見せた。ただ、この場合には有沢さんの人柄というよりもむしろ、「誰からでも自然に受け入れられるゆのっちの人柄」の方が焦点になっているような気もする。

 あとはまぁ、2人でダラダラしてただけですからね。ホント、これでよくアニメとして成立してるな、という気はしますね。加えて、今回は1年前のやまぶき祭や、突如現れた有沢さんという存在など、前作までを知らない人間にとってはちんぷんかんぷんになる気がするお話である。4期目とは言え、ここまで新規ユーザーを気にしない横綱相撲はお見事である。そりゃ、わざわざ復習するための回想なんか入れたらひだまりっぽく無くなっちゃうし、当たり前のことなのかもしれないけど、商業的な心配とかが一切無いんだろうな、と思うとやっぱり凄い。

 個人的には、有沢さんの圧倒的存在感があればこそのお話だったとは思うのだが、「外からきた異物」としての存在感が引き立つのは、やっぱり普段の「内側の世界」が確立しているおかげなんだろうな、とも思う。最近は「内側」も人数が増えて賑やかになったけど、ほとんど出番が無かったはずの今回も、きちんとひだまり荘の6人は「そこにいる」ことが確認出来て安心する。ゆのっちが中心だと、みんな同じ目線で彼女のことを見ているんだろうなぁ、と思えるので、なんだか大量の保護者が取り囲んでいるような状態だ。有沢さんも、最終的には「保護者ポジション」で見守ってたのかな。彼女だけは、どこか沙英やヒロとも違う「本当の先輩」っぽい視点だったようにも見えるけど。ひょっとしたらこの見え方も私の腐った脳の補正がかかってるのかもしれない。(プロフィール上は)同郷声優どうしだから。資格とって仕事しながら声優目指して福岡から出てきた、っていうところが妙に被る2人なのですよ。活動起点がアイドルユニットってのも一緒だし。そういや阿澄・中原の濃い絡みってまだ見たことないな。……カオスなイメージしかわかねぇや。

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 嘲笑ゆのっち! 第6話。各種コラや煽り画像でお馴染み、あの屈指の愛らしさを誇るゆのがついにアニメに! わー、全然できてなーい。

 前回は一年生コンビのお当番回だったが、今回は打って変わって2年コンビ、3年コンビの友情タッグを描くお話。それぞれの学年にきっちりと性格が出ており、実に良い「ひだまりらしさ」が出ている名エピソードである。AパートとBパートでは温度差が大きいのだが、どちらのスタイルでもしっくり来るだけの受け皿があるあたりに、「ひだまりも本当に大きくなったなぁ」という感慨もひとしお。

 Aパートはゆの・宮子による2年生回。普段から仲の良い2人であるが、久しぶりにフルで絡んでおり、仲の良さが一層際だっている。3年生コンビがあからさまに「夫婦」としての仲の良さを発揮しているせいでこの2人の関係性っていうのは案外形容しがたいものになっているのだが、それでも、今回のエピソードを見ていると、「そういう関係性なんだな」っていうのがたっぷりとにじみ出てくる気がする。2人が知り合ってからまだ1年半しか経ってないという事実には改めて驚かされるわけだが、高校時代の1年半って、恐ろしい密度だからなぁ。それまでの十数年間の蓄積と同じくらいの価値があるのかもしれません。

 ま、相変わらず宮子にとってのゆのってどういう存在なんだろう、っていうのは謎めいたままなんだけどね。今回の会話からしても、宮子は完全に天才気質なので、彼女の内面を知るのって本当に難しい。そんな難物相手に友情を成立させるゆのっちも大物ではあると思うけど。過去には才能の差に思い悩んだこともあったけど、尊敬出来るほどの努力型であるゆのは、その友情をプラスに受け止めて成長の糧にしている。偉い、ゆのっち偉い。お風呂シーンでは、以前出来なかった水鉄砲が出来るようになってたよ! ちゃんと成長しているゆのっち偉い。まぁ、身長の方は……ね。でも、144㎝っていうほど小さいんだろうか? 近くにそういう人がいないからイメージが湧かないけど……声優でいうとあおちゃんクラスか。……ちいさっ!

 そしてBパート。こちらは進路に悩むヒロさんを描いたもので、中後期ひだまりの、ある程度シリアスな部分も切り取った代表的なエピソードである。ファンもその動向を戦々恐々としながら見守っている「卒業」というイベント。それに向けて確実に選択を迫られる高校生の悩み。個人的に、人生で進路ってものに悩んだことが無いのでその部分に共感は得られないのだが(人生って転がり落ちるだけだと選択しなくていいから楽なんですよ)、「今が楽しいからそこから動きたくない」っていう気持ちは痛いほどよく分かる。変わることっていうのは何にしたってエネルギーが必要。変化を受け入れるには強さが必要。だからそこに尻込みしてしまう気持ちというのは誰にでもあるもの。ヒロの場合、相方の沙英が既に何歩も先を見ていることもあり、そうした変化への反応がどうしても過敏になってしまうのだろう。決して弱い人ではないはずなのだが、どうしたって気分は沈む。

 そんな悩み多き若者に力をくれるのが、教師という仕事であった。普段はアレな吉野屋先生だが、回りの大人達からは「悪い先生ではない」と言われている通り、本当に生徒のことを考えて話をしてくれる。そういう裏表の無さはちゃんと教え子にも伝わっているようで、やはり何よりも後押ししてくれたのは先生の言葉だったんじゃなかろうか。そして、揺れるヒロさんを支えてくれるひだまり荘の面々。原作では描かれなかった他の4人の動向がアニメではきちんと描写されており、住人どうしでの信頼感が見えるようになっていたのは嬉しかった。まぁ、1年生コンビの関わり方はなんとも不器用な気もしたけど。基本的に「ヒロさんのことは沙英さんに任せるのが一番」っていう部分があるので、仕方ないところだろうね。あーいう局面で料理に関してはノータイムでゆのに任せられる沙英さんが男前。

 さて、結局ひだまりはどこで終わることになるのかなぁ。ゆのの物語だと考えると、沙英たちが卒業した後も1年続けられる可能性はあるのだけど……最上級生のゆのっちはちょっと想像がつかないよなぁ。やっぱり今の6人体勢が終わるタイミングで終了してしまうのだろうか。でも、沙英さんたちの卒業で完結して、ゆのっちたちが「さぁ、3年生だ!」で幕引きってのもなんだか半端な気もするけど……どうなんでしょうね。長く続けて欲しい気もするし、満足行くところで締めて欲しい気もする。こうして見ると、やっぱり「あずまんが大王」の構成って神がかってたなぁ。

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 ひだまつり開催おめでとう、第5話。間のCMの壮大さが何とも印象的。ついに武道館だものなぁ。行けるものなら行ってみたいイベントには違いないのだが、やっぱり地方民は辛いな。

 今回は単行本未収録分か。あまりリアルタイムで連載は追いかけてないので、未収録なのかオリジナルなのか区別がつかんのだけど。「ハニカム」になって本格的に仲間になった一年生コンビがメインのお話。こうして見ると、完全に閉じた輪を作っていた4人のところに強引に殴り込んできた1年生組は、やっぱり刺激の強い人選になっているんだな、という気がする。

 Aパートはなずな回。なずな氏は今月の「ひだまりラジオ」に中の人が来ていたのでその印象が強かったのだが、やっぱり独特の存在感がある。本当だったら「唯一の普通科」とか「唯一の地元民」とか、アピールするべき個性が強いはずなのだが、どうしても押しが弱い性格のために、他者との絡みで相手を引っ張り出す役目の方が強い。今回はたとえばゆのを相手にしているときは「頼りない後輩」なので普段ならなかなか見られないような頼りがいのある先輩ゆのっちが楽しめるし、同輩である乃莉との関係では、完全に受けの姿勢なのでのりっぺの押しの強さがよく出る。まぁ、関東の人間が関西出身者に料理を聞くのが怖いのはなんとなく分かるんだけど。

 深夜アニメのくせに大量のからあげを揚げまくるという極悪非道の展開を見せた真性のお料理アニメ。味噌汁やおひたしまで丁寧に作り方を説明されてしまっては、見ている方も辛かろう。わたしゃ録画分を朝になってみたからテロは回避されたけどやっぱりお腹すくわ。名古屋風味のご両親もそこそこ満足してくれていたみたいだが、唐揚げと一緒におじやってのもどうなんだろうな。やっぱり白い飯が食いたいところだけど、ヒロさんちにヘルプ求めるわけにはいかなかったんだろうか。ヒロさんなら絶対に万が一に備えて白飯くらいは用意してたと思うんだけども。こうしてみると、ヒロさんは圧倒的だけど、ひだまり荘の「家庭的」ランキングは3位以下を突き放してゆのっちが2番手なんだよねぇ。3番目が乃莉か。残り3人は……まぁ、宮子は生きていくのには困らないよね。自分で干物とか作っちゃうくらいだし。

 そして今回楽しかったのがBパートの乃莉エピソードである。6人もメンバーがいると色々とおろそかな部分というのも出てくるものだが、今回スポットが当たった乃莉×沙英というのも、今までほとんど描かれて来なかったカップリング。沙英がこれまで構築してきた他との絡みを考えると、ヒロは言わずもがな、ゆのを相手にしたら「頼りになる兄貴」になり、宮子相手はいつもの通り。宮子は誰に対しても同じだから楽でいいな。こうしてみると、沙英が今まで相手にしてきたメンバーは割とふわっとした人間が多い。そこに、ひだまり荘でも「理知的」寄りの乃莉とぶつけたらどうなるか、という実験が入るわけだ。

 結果は今回の通りで、お互いに持った信条どうしが交錯して、一瞬だけだがちょっと危うい空気になった。お互いに思ったことはずばっというタイプだし、一歩間違うと単なる険悪ムードになりかねない関係性である。幸い、この2人は2年も歳が離れている。高校時代の2年ってのは無闇に大きく感じるもので、1年生からみた3年生は雲の上の存在だったりするので、最終的に正面からぶつかることはなかった。沙英には智花ちゃんという妹もいるし、割と年下の扱いには慣れてるのかも(いや、割と手こずってるけど)。お互いにきちんと抑えるべきところでセーブがかかり、自然な先輩後輩の関係性を維持出来ているのである。人間関係の心配とは無縁のゆのや宮子とばかり接していたらなかなか見られないシチュエーションなので、なんだか新鮮で面白かった。

 それにしても、毎回書いてる気がするのだが、どうにも今期のひだまりはセクシャルで困る。今回はお当番回を任された関係で乃莉なずながお風呂担当になったわけだが、乃莉に至ってはいつもの「締めの入浴」ではなく「朝帰りのシャワー」である。そして、無闇に成長している。なんでひだまり荘は各学年が綺麗に「大きい方」と「薄い方」のコンビになっているんだろう。そりゃ沙英さんだってイラッとするわ。ひょっとして乃莉ッぺの中の人に引きずられているんじゃないか、と心配になってしまうが……じゃぁ沙英さんも引きずってあげれば解決するよ! ……吉野屋先生のキャラは完全に中の人に引っ張られたらしいし、無い話ではないよな、うん。

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 圧倒的肌色率、第4話。やっぱり今期はどこか趣が違って艶めかしいイベントが多い気がしますが、邪念があるせいでそう見えるだけですか、そうですか。

 平穏が旨の今作において、なかなか異色の回である。肌色多めもそうだが、学園全体のイベントなので男子生徒も含めて色々な学生が出てくるのも雰囲気が違う部分だし、何よりスポーツ大会なので普段よりも動きが多い。まるで普通の学園アニメみたいである(まぁ、こんなユルい雰囲気はそうそう無いだろうが)。尺は非常にゆったりしていて、今回は原作1話分に追加要素を諸々加えての30分。これでも別に構わない気がするのがひだまりの凄いところだなぁ。

 普段と違うシチュエーションなので見どころは色々とあるのだが、今期やたらと刺激的な宮子の活躍が一番の眼福だろうか。今回の水泳大会が学生の自由参加で成り立っているらしいことがアニメオリジナル設定として明かされたわけだが、宮子が出場するというだけでそれに釣られて参加した男子も多いんじゃなかろうか。三年生男子は多分ヒロが出ないからちょっとがっかりしてるはず。沙英さんは……まぁ、固定ファンはいると思うけど。クラスの中でも既にカップル扱いだから男はあんまり声かけてこないんだろうね(ヒロさんは一回ラブレターもらっているけど)。まぁ、わざわざこんな水泳大会まで全員まとめてお弁当持参で固まってるひだまり荘メンバーに介入しようと思う外野もなかなかいないよねぇ。そう考えると夏目の苦労は想像以上なのだな。

 ひだまり荘メンバー以外では、アニメオリジナルになると校長が大活躍するのはお約束。走るのもめっちゃ速かったし、本当にあの人は何者なんだろうか。今回は危険度の高いイベントだったにも関わらず吉野屋先生と喧嘩が起こらなくて何よりでした。代わりに被害にあったのが久しぶりに出番のあった益子先生だったわけだが、最後の写真の件も含めて、彼は一体どういう目線で吉野屋先生を見てるんだろうね。……我々がまつらいさんを見る目線かな。こないだどこかの書き込みで「未祐〜! 俺だー! 誰でもいいから結婚してくれー!」っていうのがあってちょっと笑ったけども。ひだまりキャストで一番早く結婚するのは誰なんでしょう。本命は福圓先生な気がするけど……時点がアスミスかなぁ。

 そういえば、今回1カットだけだが確実に作画崩壊キャプになるレベルのシーンがあった(お弁当食べてるシーンの最後の方)。いくら動きの多い回とはいえ、せっかくの看板作品でああいう画が出てくるのは頂けないな。シャフトさん、しっかりしてくれ。

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 ゆのっちが地震体験車から降りたら地震速報が入るというちょっとした奇跡、第3話。これでやまぶき高校が新潟県近辺にあることが判明しましたね(実際は首都圏にある模様)。

 前回が春先の修学旅行の話で、今回はちょっと飛んで6巻から夏休み最後のお話。時系列シャッフルは相変わらずのことだが、流石にあんまり意味は無くなってきたよね。1期みたいな混乱が起こるわけでもないし。まぁ、このとっ散らかった感じがいかにもひだまりらしいので、時系列順に素直にやられるよりもむしろ安心するかな。そういや3期の最終話も夏のお話だったけど、今期は最後にどんなお話を持ってくるんでしょうか。原作の時期的に、そろそろ3年生組の卒業を意識させるお話になってしまうのかなぁ。

 さて、今回は大体原作通りだったので、アニメ版で突っ込むポイントは少ないのだが、アイキャッチ代わりに挿入される1枚絵がいちいち可愛らしいのが良い刺激になっている。3期あたりからこの辺の「純粋な萌えポイント」は力が入っているところで、今期もおそらくしっかりとその辺を補強してくるだろう。なずなや乃莉といったいじりやすいキャラも増えているので、1枚絵で原作にも登場しなかったあれこれが出てくるのは面白い。乃莉っぺは声の出し方が面白いので、見ていて楽しいキャラになったと思う。なずな氏は相変わらず一人だけどっから声出してるのか分からないような状態なんだけど、それが「いかにもなずな氏」になっているのが不思議なところだよなぁ。

 そうそう、何故か微妙なオリジナル要素を挟んで、大家さんが今期初登場ですね。学校でのシーンがあって真実さんが出てきたから中の人的にはついで、っていう話もあるけど。実は乃莉っぺとなずなが出てきて一番意味があったのは大家さんの中の人だっていう噂がある。作中でも年上の役のはずなのに、ずっと2期までは最年少キャストだったからな。ま、年下にすら「実は凄く可愛らしい」とか言われてしまう沢城先輩ですけどね。あと、一瞬しか出てこなかったテレビの中のレポーター役が何故かナバだった。今週はナバが叫んで、ゆのっちも叫んで、気付けばなんだか騒がしい回だった気もする。

 ちなみに、一番のハイライトは無駄にぬぎっぷりがいい宮ちゃんである。あの子はなんであんな風に育ってしまったのか。周りの男子はホントに苦労が絶えないだろう(ご褒美ともいうけど)。あの恰好でシャツ脱いだら、あの下ってどうなってるんだ? 肩が完全に露出してたが、以前のように中にTシャツ着てたわけじゃないよね?(まぁ、まだ暑い季節だし) ブラひもは隠れてただけなのか? 落ち着いて考えると、おっそろしくエロい恰好だぞ、宮子。

 そして最後は校長先生と吉野屋先生のちょっぴり大人な良いお話で締め。吉野屋先生も教育熱心だとは言われているが、実は校長が一番真摯に教育と向き合っている人なんだよね。部下思いだし。良い学校だなぁ、やまぶき高校。結局あのあと、吉野屋先生がセーラーのまま食事に行ったのかどうかは誰も知らない。

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 番組の開始も最後も全裸の主人公がお送りする第2話。ゆのさんは実は屈指の脱ぎキャラだったりする。それなのにセクシャルな部分を感じさせないのは流石やで。……いや、今回は流石に「温泉回」ってことでそういう部分も垣間見えた気がするけど。

 3年生組が別行動を取る修学旅行編の後半戦。ヒロ沙英がいつも通りに夫婦漫才をしているのは場所が変わっても一緒なのだが、残されたゆのっちの方がちょっとだけ悩んでいるのが新鮮なところだろうか。実に5年ぶりに訪れた正の湯で、目標となる先輩像を目指すことになる。ただ、「黙って手を握り返してあげる」先輩像は、既にホームセンターに行ったときにちょっと失敗してる感があったのだが。幸い、ゆのっちがあまり先輩向きのキャラでないと言っても、なずな氏はそれ以上に不安なので、一応形にはなってるんだよね。これで乃莉みたいなのが2人来てたら、ゆのっち挫けてたかもしれない。良かった。

 今回気付いたことその1。ひだまりキャストは、キャラのバストサイズと綺麗に反比例気味。沙英・ヒロが逆。宮子・ゆのも逆。なずな氏だけはやや適正だが、乃莉は明らかに違う。あの声で宮子に「おっぱい触ってもいいですか〜」って言ってるわけだが、実際に現場でも登山してる気がしておっかない。まぁ、ミズハスならダチャーンの扱いにも慣れてるから対処に問題はなかろうが。そういやダチャーンと新谷の絡みってあんまり聞いたことがないけど、この2人で放置するとどうなるんだろう。いや、真面目に考えるこっちゃないんですがね。でも、昨今の規制だらけの世の中で、あれだけ堂々と「女子高生の入浴シーン」が描けるアニメっていうのも凄いな、と思って。ものすごくきわどいシーンなんですよ、ホントは。でも、一切そういう心配がないのが偉い。宮子なんかは一応髪の位置で隠すように配慮されてるけど、ゆのっちとか、もう隠そうとすらしてないしな。深夜アニメというよりは「あたしンち」とかの方が近いレベル。

 今回気付いたことその2。一年生組って、クラスが違うのに割と日中から仲良いよね。ゆのっちがストーカーしてるシーンでは2人が一緒に歩いてたわけなんだが、あの時は2人してどこに行こうとしていたんだろうか。学校にいる間は2人とも自分のクラスがあるわけで、当然教室に別々の友達がいるだろうから一緒に歩く必要はないだろう。となるとあれは放課後だったということになるのだが、2人して放課後に連れ立ってお出かけするっていうのがあまり想像出来ないんだよね。上の学年が両方ともクラスメイトなもんだから、こういう関係性が今ひとつイメージ出来ないのである。まぁ、お隣さん(上下)なんだから仲が良くて当然なんだけども。それにしても、髪降ろした乃莉さんも良いですね。

 今期は、2話続けて龍輪さんの手によるコンテってことで、やっぱりイメージが1期くらいのシャフト濃度が高かったときに近づいているような気がする。冒頭のゆのの夢シーンなんかはまんま「絶望先生」にあったような構図だったし。このままもう少し尾石さんや上坪さんのテイストに近づいたバリバリのシャフト節が見られれば嬉しいんだけど……流石にもう、そういう作品じゃなくなってるよなぁ。っつうか、尾石さんは本当に何をしてるんだ。早く「傷」完成させて他の現場に戻ってきてよ。

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 まつらいさんは真っ白です!! 特別編2回目。なんかねぇ、ホントに吉野屋先生のキャラはねぇ……もう、最後の鼻歌パートなんて中の人の魂の叫びじゃねぇか。いや、心配してた沙英さんの中の人もボチボチ他人の心配してる余裕は無くなってきてるけど……

 特別編2回目は、1回目と違って多少変化球気味の演出を交えた印象重視の演出が多めになった。特にAパートでは絶望少女ばりの音声エフェクトが多用されたし、Bパートは本当に無駄遣いと思えるようなよく分からない動画枚数の割き方や、押し引きによる同じ画面の回し方、細かく切り替えるカット割りもいかにも強烈なシャフト風、といったアクの強さが印象的。誰の手によるものかと思ったのだが、コンテを切っている進藤里子という名前は見覚えが無いのですよ。「☆☆☆」の時に1話コンテを切っていたらしいのだが、シャフトの若手なんだろうか。今後気をつけて見たい名前。

 で、具体的な内容はというと、Aパートはカーテンのお洗濯なお話。原作読んだ時もそうだけど、このお話を見てると「カーテンって……洗濯せなあかんのか……」と不安になるよね。うちのカーテン、一体何年……いや、考えるのはよそう。とにかく、ヒロさん主導でひだまり荘総出の屋外イベントだ。水遊びイベントってことで、裾をたくし上げたゆのっちがなかなかキュート。方言ネタで自分を責める乃莉も、なかなか見られない姿が拝めて眼福。ほんとに、この子らはどうってことない日々が楽しそうでよいね。……今度晴れた日に風呂場でカーテン洗ってみようかな……

 Bパートは、吉野屋先生のヒップアタックから幕を開ける焼肉パーティー。校長の台詞、ホントに一言だけだったんだけど、吉野屋先生の尻をくらうってのは、役得だよね。吉野屋先生のわがままボディ、是非とも中の人に……いや、何でもない。

 たまの散財に可愛い店子たちを迎えた大家さん、なんか気持ち悪いくらいの動画で描かれた彼女の好き放題な勇姿は、わずかな登場シーンながらもインパクト抜群。彼女のキャラクター特性を表す酒に煙草に博打に女(女子高生の制服)。本当に駄目な大人の代表格みたいな人なのに、どこか憎めないのは愛ゆえか。大家さんのキャラ造りのためにわざわざスタッフから煙草を借りて来てイメージトレーニングを行うみゆきちの存在感も流石だ。

 それにしても不可思議なのは、ひだまり荘の面々の生活様式の多様さである。貧乏キャラ宮子が焼肉屋で3kg分全力で喰っていたことは当然であろうが、ゆのっちは高校2年生になるまで焼肉屋に行ったことが無かったんだ。いや、おうちでご両親に溺愛されて育ったので、きっと家の焼肉も美味しかったんだろうとは思うんだけど、3人こっきりの核家族世帯なんだから、焼肉屋にくらい連れて行けばいいのに、とは思う。牛タンについては……いや、誰しも1回くらいは思うよね、「この枚数だと一体何頭の牛が犠牲になったんだろう」とかね。色々とキャラクターたちのバックボーンが想像出来るのがこの作品の面白いところですよね。各々名字すら明らかになっていないというのに。

 さて、この2本でとりあえずスペシャルはお開き。早く4期が見たい、という気持ちばかりがはやるが、ここは慌てず待ちましょう。慌ててもひだまり荘はやってこないものね。

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 毎度おかえり、特別編。まぁ、割と最近までAT-Xで「365」と「☆☆☆」の再放送してたからそんなに久し振りって感じもしないんですけどね。どっちかって言うと、実はかなり久し振りなのは「シャフトの新作」っていうくくりの方かもしれません。

 いつものように、いつも通りに、というエピソード。原作ありのお話だったし、演出面も「☆☆☆」から引き継いだ、割とソフトな画面作りがほとんど。2期目までのようなエッジな演出が好きだった身としてはどこか物足りないと感じる部分はありつつも、世間的に求められている「ひだまり」成分はこれに極まっているのだろう、ということも再確認できて、ホッとすることができます。こんな本当に「何事も無い」原作でアニメが4期分も作られてるんだから、「そこにあること」だけで価値があるのだなぁ。

 今回のお話は、前半が野外美術館のお話で、後半がプールのお話。どちらも密にひだまり荘の6人で絡めるお話なので、どの子も満遍なく活躍の機会があって、久し振りに見るエピソードとしては丁度良いバランス。その分、校長がアイキャッチ以外に登場しないし、吉野屋先生や夏目などのサブキャラ勢は影が薄い。大家さんに至っては登場すらしなかった。ま、来週分で出てくるからそっちに期待ですけどね。夏目はほんのちょろっとアイキャッチに出てきただけなのに、あの1カットが今回一番面白かったパートかもしれない。沙英の電波だったらどれだけ遠くても受信しちゃうんだなー、ホントに残念な子やで。

 あとは、1話がプール話ってことで、この作品には誰が求めてるかよく分からないちょっとしたセクスィーな要素も拾っておく必要はあるだろう。「潰れ饅頭」と揶揄されるウメス絵によって展開される水着姿の女子高生たち。エロさなど無いはずだし、色気など求めるべくもないはずなのだが、不思議なことにこれが何だか魅力的に見えてくるのは、慣れのなせるわざか、テレビスタッフの腕なのか。ベーシックなデザインのスク水を着こなす乃莉や宮子の健康的なサービスは、特別編を特別編たらしめる特別さがありますね。まぁ、スイムキャップを被るとなずな以外の3人はなんだか区別つかなくなってたんですけどねー。

 そしてもう1点の見どころというと、今回のために描き下ろされたオープニングとエンディング。特にオープニングは、今までの3作のオープニングとは何だか雰囲気が変わって、「スイーツ」な甘みを押し出したキャッチーな仕上がり。こういう単発映像を見るのも、ひだまりの楽しみですね。エンディングも、今までのようなイメージ要素を廃した具体的な映像になっていたのだが、まぁ、こちらはmarbleの曲が乗ればとにかくなんでもひだまりエンディングとしての権利を得るので、結果的に良いものに見えます。こんだけ寝起きやお風呂シーンが執拗に描かれる女子高生キャラもいないよなぁ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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