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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 プリキュアに続いてこちらも無事に終了しました。私にとっては人生で2本目のリアルタイム視聴戦隊エンド。まだまだ若輩ではあるが、終わってみるとやはり感慨深いものがある。

 今作を思い切り私情のみでまとめるなら、序盤から5段階に分かれており、「エンターさん可愛い」→「エンターさん恰好いい!」→「エスケイプさんエロい!」→「エスケイプさん……」→「エンターさぁぁぁん!!」となる。もちろん味方サイドだって色々と語るべき点は多いのだが、それでも一番楽しかったのはどこかといえば、敵側、特にエンターさんの活躍が見どころだった。1年間の長丁場である戦隊シリーズでは敵側も当然印象的なキャラクターが多くなるわけだが、今作の場合は(当初の世界観としては)ラスボスのヴァグラス・メサイアがほとんど存在感の無いキャラクターであり、事実上エンターさんのワントップと言ってしまってもいい構成。途中加入のエスケイプさんも実に良いキャラだったが、多く見積もってもこの2人しか敵キャラがいない。昨今の戦隊シリーズを考えても、この敵キャラの少なさは尋常じゃないだろう。そんな状態にも関わらず、一切退屈させずに圧倒的存在感でゴーバスターズを苦しめたエンターさんこそが、この作品の主人公だったんじゃないかとさえ思えるのである。実を言うと最終回では「エンターさん負けるな!」と応援していたりする。

 今作のメインライターは小林靖子。あのタイムレンジャーと同じ御仁であるが、なるほど、確かに子ども向けと考えると色々と問題のあるシナリオラインである。亜空間設定や一筋縄ではいかない「正義の振る舞い」の現れ方など、子どもさんには難しすぎたり、大人が見ても「ちょっと無茶やろ」と思えるような絡め方もあり、戦隊のあり方として賛否が分かれる部分もあるのだろう。しかし、そうした癖の強さも含めて、1年間のシリーズとしては非常に良くまとまっていたのじゃないかと思う。何しろあのゴーカイジャーの後番組として挑まねばならないというとんでもないハードルがあるわけで、生半可な覚悟ではクリア出来るものではない。様々な側面から「戦隊の新機軸」に挑戦し、成功有り、消化不良ありと色々混ぜ込まれた上で、きちんと最後の形を作り出しただけでも、十分評価されるべきものだろう。エンターさんの存在が単なる「悪」ではなくて「もうひとつの正義・人間像」として機能していたのが非常に印象的で、「人間くささを求めて戦うダーティヒーロー」という存在感が、タイムレンジャーの滝沢とどこか被って見えたのが面白かった。ホントに好きだったんですよ、滝沢。

 その他のポイントとしては、最初はどうなんだろうと思っていた「人間戦闘とロボ戦の差別化、並列化」といった試みも、中盤以降はきちんと独自の意味を持つようになっていたし、最終回の行程を見る限り、「ロボ戦に重きを置く」という見せ方も成功していたのじゃないかと思う。ま、正直言うとタテガミライオーの投入タイミングとか存在意義がどうなんだろう、と思ってはいたのだが、ラストバトルではゴーバスターライオーとゴーバスターエースが別行動を取り、エースが最後の最後まで存在感を見せたことで、相補的にライオーの存在意義も確認出来た。最後の最後まで初代マシンが活躍するっていうのは本当に良いものです。

 最終回で物議を醸す要素としては、やはりどうにもならなかった陣さんの最期は無視出来ない。最後の最後まで「何とかご都合主義的に助かる道はないのか!?」と願っていたのだが、流石にあの状態から助かる道は無く、久方ぶりの戦隊メインメンバーからの殉職者が出てしまった。扱いは微妙だが、タイムファイヤー、ドラゴンレンジャー、アバレキラーといった「敵対したことがある」追加戦士ではなく、最初から最後まで「味方」として扱われたメンバーの殉職はすごく久しぶりな気がする(ひょっとしたらイエローフォー以来か?)。もちろん、その死に様はお仕着せ的な無駄死になどではなく、これまで蓄積されてきた大きな大きな覚悟と使命を持った死に様であった。こうしてみると、陣さんとJの強烈なコンビも、作品を支える大きな役割を果たしていたと思う。ラストのJはなんか泣けるのに、やっぱり笑っちゃうのが悔しい。

 本人変身からメット割れ、素顔対決、素顔名乗りの鉄板ネタを片付け、最後はメインテーマである「バスターズ レディーゴー!」をバックに締め。エピローグ部分がちょっとあっさりしすぎていた気もするが、陣さんの死を必要以上に悲しませず、次の世代へと引き継ぐ良いエンディングだった。ここまでの1年間に本当にありがとうと言いたい。

 さぁ、来週からは雰囲気がガラッと変わってお調子者集団キョウリュウジャーがやってくる。恒例の提クレバックでのバトンタッチは、レッドバスターが大変そうでしたわ。そういや、レッドバスターって1年前のバトンタッチでもゴーカイレッドにパンチされてるんだよな。先輩にも後輩にも殴りかかられるって、可哀想な役回りである。あんなに堅物っぽかったレッドバスターがキョウリュウレッドと仲良さそうにじゃれ合っているのを見ると、なんだか感無量。戦隊の歴史の1ページとして、しかと見届けさせてもらいました。

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 本当は週末あたりに観に行くつもりだったのだが、なんだか辛抱たまらなくなって観に行ってしまった。ほら、早く観に行かないとさ、来週の「ラジレンジャー」にマベちゃんがゲストで来るみたいだから。私を特撮の道(というか戦隊の道)に導いたゴーカイジャーのメイン作品としてはおそらくこれが最後だろうし、きっちり見納めねば。

 

 

<以下、割とネタバレを含みます。劇場でちゃんと驚いたり笑ったりしたい人は注意してください>

 

 

 いやぁ、まず最初に言っとかなきゃいけないことは、「劇場のスクリーンで特撮を見ると大体楽しい」ということである。どっかんどっかんするしね、普段自宅のちっちゃいテレビでみてるものが大きくなるから相対的にでかさが増すしね。とにかく、それだけでも充分楽しくなってしまうのですよ。おかげで、一切の文句はありません。本作もとてもとても面白かったです。2回目余裕で見に行けます。……行こうかな。

 「VS」シリーズも2本目ってことで割と慣れてきた感はあるのだが、当然、この時期に公開されるお祭り作品ってことで、筋立てなんかは2の次3の次だ。だってゴーバス次元にゴーカイジャーが乗り込んできて豪快チェンジ出来る時点で色々おかしいわけだし。「幻のレンジャーキー」の存在とか、あんだけ強かったゴーカイジャーがザンギャックの残党ごときに負けてんじゃねーよとか、そんなに簡単にタイムスリップ出来たら作品世界にも色々問題あるだろとか、エンターさんはどこでザンギャックと手を組んだんだとか、そもそもあの亜空間云々は解決したのかとか、もう、分からないコトだらけ。イレギュラー過ぎる存在であるゴーカイジャーと絡んだ時点で色々破綻することは避けられないとはいえ、文字通りキーとなるはずの「幻のレンジャーキー」を巡るメインプロットはおかしすぎる。結局エンターさんは亜空間発生装置を起動させたら満足しちゃってその後ガレオンにほったらかしだったもんな。あんなにあっさり奪還してしまって良かったのか(あとゴーカイガレオンもな)。マベちゃんたちがザンギャック支配下に入って殴り込んできた理由だって、こないだライダーと戦った時とほとんど一緒で、どれだけワンパターンなんだよ、というのもあるな。「全ての力を奪われてしまって」って、あんたら平気でゴーカイチェンジしてましたやん。多分、もうちょっと本気出してればバッカス・ギルくらい叩けたんちゃいますの。

 でもね、そんなことはどうでもいいんですよ。とにかくバカ騒ぎしてるのを見るだけで楽しいから無問題なのですよ。ゴーバスは単体だとゴーカイジャーのアクの強さに負けてしまう危険性があったけれど、バディロイドを含めれば合計で8人パーティーになるっていう独自性が押し出されていたのは良かったと思う。バディロイドたちを巡るお涙頂戴展開は、ニックたちがダウンしたくだりが唐突過ぎる気もしたが、やっぱり問答無用のアツさでグッと来てしまうんだよなぁ。ゴーバスターオー再起動からの「バスターズ・レディゴー」がアツ過ぎてぶるぶるします。あのシーンは良いわ。そして、「ゴーバスターズの大いなる力」がそうしたロボットとの絡みで発揮されるという見事なクライマックス。ロボット大集合は既に199大戦で実現していたわけだが、あちらはゆーても流れで一気にやった通過点だからね。今回みたいにがっつりと見せる部分として作り上げてくれると、本当に無茶苦茶なのでテンション上がりまくり。そりゃ陣さんも「なんか落ち着く……」っていうわ。あの一言で声出して笑ってしまった。ゴーバスはロボ戦に重点を置いた戦隊である、っていう部分を見事に活かした、最高のクライマックスだったと思います。あのパートを見るためだけでも行く価値あり。文句なし。

 さて、ここからは個々のキャラ・要素についてチェックしていこう。ゴーバス面子については、バディロイドとの友情タッグが最大の見せ場だったので、割と似たり寄ったりの印象なのだが、上述の陣さんの独り言とかも含めてちょいちょいネタは挟んでいる。ヒロムはチキンカレーって言われるだけでもアカンのかいな。あと、ヨーコは確かお馬鹿気味だったはずなのに、よく江戸時代からの手紙を送れたよな。まぁ、鎧のおかげだったけども。そしてゴーバス側でも一際異彩を放っていたのがまいどお馴染み、Jの野郎である。あの樹液、劇場版だってのにどこまでもマイペース過ぎるだろ。一番決めなきゃいけない11人全員名乗りでまでぶっ込んでくるとは思わなかったわ。あぁ、あの名乗りシーンも最高だったなぁ。ゴーバスは変身シーンが非常に淡泊なので本放送だとなかなか見どころにはならないんだけど、今回はきっちり背景まで入れて5人全員での名乗り。ひょっとして初めてじゃないか? ヨーコのランドセルぴんってやるのが可愛いことに初めて気付いたよ。

 そして、我等がゴーカイジャーの皆さん。マベちゃんは本当に日本のカレーがお気に入りですね。スナックサファリだけでは飽きたらず、恐竜やのカレーもガツガツ食ってました(ヤツデンワニの存在には誰も疑問は無いんだな)。相変わらず説明が足りないせいで周囲に迷惑かけっぱなしだが、いつの間にか戦隊としても先輩になっており、偉そうに36番目認定してる時の顔とかがマジで楽しそうでしたよ。今になって気付いたけど、私はマベちゃんのことがかなり好きだったみたいだ。今回他のゴーカイ面子はちょっと出番が少なめだったが(まぁ、仕方ないけどね)、登場時の悪役コスチュームが際だっていてそこだけでも見応えがあったわ(すぐ変身したから脱いじゃったけどさ)。アイムの悪ぶった衣装とかなかなか見られなかったから貴重ですよ。実にセクシーで良かったんじゃないでしょうか。鎧だけは悪役コスが着られなかったけど、代わりに江戸時代で一人はっちゃけてたのが愉快でしたね。そうなんだよなぁ、鎧も憧れてた側からいつの間にか先輩だからなぁ……って、お前さんマーベラスと一緒に宇宙を旅してたはずなのに、放送中の戦隊のチェックは怠らなかったのな。テレビ朝日ってザンギャックの母星でも放送されてるんですかね。

 次に敵方の陣容も確認しましょう。今回のメインボスはアクドス・ギルの親戚(「アクドスのおじき」っていってたから甥っ子なんだろうか)、バッカス・ギルと、その部下ワレドナイヤー。最初に「馬鹿すぎる」って聞いた時にはひでぇ名前だと思ったけど、一応ずっと酒を手にしていることでギリギリ名前の意味付けはしてた(無理矢理だけど)。最終的にあの酒を飲んで巨大化したことを考えると、多分バルバンエキスが入ってたんじゃないかな。ちなみに「おじきを超える」って言ってましたが、ゴーカイガレオンバスターの直撃を喰らった上でまだ立ち上がって戦えたので、確かにアクドス・ギルと同等かそれ以上のタフネスはあったと思われます。どこぞのバカ息子以外は優秀な家系である。サブボスのワレドナイヤーも名前の一発ネタみたいなところはあるが、まぁ、テンション高めの新戦隊の相手には丁度良かったくらいですかね。何で中の人がJと一緒だったんだろう。楽しそうだから良かったけど。

 そして、悪役といえば我等がエンターさん。今回は久しぶりにちょっとお茶目なエンターさんが見られたので、ファンとしては嬉しい限り。最近はテレビではシリアスエンターさんばっかりだからね(またそれもたまらんのだが)。エンターさんが登場するっていうだけの理由でメガゾードはイプシロンが一番好きかもしれません。そして、ついでにエンターさんが召喚したのがアバター版のバスコ・ダマラス・エスケイプさん。まぁ、完全にゴーカイチェンジ用の噛ませポジションでしかなく、バスコファンとしてはちょっと残念だったけど、出てきただけでも感謝しないと駄目かな。ダマラスさんに至っては台詞すら無かったしな。あの2人と並び立てたと考えると、エスケイプさんもなかなかやりよるわ。この劇場版時点でのエスケイプさんの扱いがいまいちわからんかったのが気がかりではあったが。

 最後に残したのが、2月からスタートする新戦隊、キョウリュウジャーの面々。もう現時点で「キョウリュウジャー」っていう無茶苦茶なネーミングも既に慣れてきているのが恐ろしいが、戦隊の中身もなかなか恐ろしい。ゴーバスとは一転してギャグメインになりそうだ、という話はちらほら聞いていたが、想像以上にユルい連中。そして、千葉繁うるさい。なにゆーてるか分からんくらいにうるさい。いや、だからこそ千葉さんなんだけども。もっとうるさくてもOKだぜ! こいつぁ春から楽しみが増えたってなもんですよ。なんかピンクの胸がでかい気がした(スーツだけど)。今パンフみたらピンク(の中の人)が15歳でブルー(の中の人)が29歳だと。おいおい、おっさん扱いされてたリュウさんよりも年上じゃねーか。すげぇ戦隊になりそうだな。

 あぁもう、なんかまだ全然書いてないことがありそうな気がする。とにかく60分ってのが信じられない密度だったのは間違いないので、ゴーカイジャーファンとしては強くお勧めしたい一本である。ダイボウケンが好きだから嬉しかったとかいう非常に個人的な事情もあるので、後は楽しむべき部分を各自見つけ出して下さいな。あ、そういやジェラシットさんに触れてないな……まぁいいか! みんなも劇場の大画面で手汗を拭うハカセを観に行こう! ドントコイヤー!

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アニメ以外の感想あげるのは2回目(当然1つ目は「ゴーカイジャー」。ついでに、私と戦隊ヒーローの関係性もこちらの感想にあります)。本当なら別に「新番組」でもない作品なんだから感想書く必要も無いし、これまで見てきたものもほとんど書いてないんだけど、ボウケンジャーだけは書いておこうかな、という気にさせてくれたので、珍しく。あ、東映公式Tubeでの視聴を続けているからこの時期なんだよ。ちなみに、これまでシリーズ通して視聴した戦隊は、「ゴーカイジャー」に始まり、「バイオマン」「ジェットマン」「オーレンジャー」「ギンガマン」「タイムレンジャー」の5本(アキバレンジャーは非公認だから……)。年末にかけて、これに加えて「ジュウレンジャー」「ゴーゴーファイブ」「ガオレンジャー」「アバレンジャー」が終わる見込み。「ゴーバスターズ」も加えると、この2年弱で11本の戦隊を見たことになる。結構な量であるが、まだ全シリーズの1/3も終わっていないという。

 で、そんな中での「ボウケンジャー」だったのだが、今週頭に最終話を含む3本がアップされた(普通は2本ずつの更新なのだが、全体で奇数話のシリーズは最終回分はまとめてあげられる)。そして、月曜日からまとめて片付けるつもりもなかったのだが、一気に3本ぶっ続けで見てしまった。戦隊シリーズのクライマックスってのは1年の蓄積があるから独特の高揚感を伴うものだが、ボウケンジャーの盛り上がり方はそんな中でも一際見事なものだった。本当に王道展開でしかないはずなのだが、なんだかいちいち良いところを突いてくる。思わず泣きそうになってしまった。現時点においては、「ゴーカイジャー」と「ジェットマン」を別枠扱いするとして、個人的には1番お気に入りかもしれない。タイムレンジャーとどっちを選ぶか難しいレベルで、収束性の良さでみれば軍配はこっち。

 もちろん、クライマックスだけでなく、シリーズ全体を通じて、ボウケンジャーは毎回楽しみに観ていた作品だった。コンセプトが分かりやすいし、他のシリーズと比べて何が突出していたかと言われるとなかなか難しいのだが、おそらく個々のキャラクターの掘りさげ方が良かったんじゃないかと思う。戦隊シリーズを見ていて一番残念なことは、視聴を続けていても最後まで5人のパーソナリティがはっきりしないことだ。まぁ、作業の片手間とかで視聴しているのでなかなか頭に入ってこないってのはこちらの責任でもあるのだが、全50話の中で、何度か与えられるお当番回だけで個性を発揮されても、今ひとつ「こいつならではの面白さ」っていうのが感じられないことが多い。個人的な例を挙げると、たとえばオーレンジャーはブルーとグリーンが最後まで印象に残らなかった。バイオマンのグリーンも微妙なとこ。ジュウレンジャーのボーイとダンもキツイか(大体、レッドは流石にキャラが立つし、女性戦士はそれだけで個性になるので、残るのは緑とか黄色の場合が多い)。

 その点、ボウケンジャーは5人(シルバー加入後は6人)の役割分担が見事で、ぶつ切りのお当番回じゃなく、全体的なシナリオの流れに個人の主義主張を絡めたドラマ作りが見やすかった。ラストはブラックのストーリーだったわけだが、中盤ではイエローやシルバーのドラマが印象深いし、最終的に全てが「友情」と「冒険」というテーマに帰ってくるのが良い。ネガティブシンジケートが4つに別れているという独特な設定も、視点が散ってしまうというデメリットを感じさせず、上手く乱戦模様のドタバタした感じがシナリオの厚みに繋がっていた。レッドがジャリュウ、ブルーとブラックがダークシャドウ、そしてシルバーとアシュという個々の因縁が、敵味方を相互に引き立たせるセッティングとしてきちんと機能していたのも上手い。ひょこひょこ出てきてコメディリリーフとしてかき回してたくせに、最終的に堂々のラスボスにまでなってしまえる大神官ガジャ様もステキ過ぎる。

 こうしてみると桜姉さんは他との繋がりが薄い人のような気もするのだが、実は一番お気に入りなのは桜姉さんとチーフの絡みだったりする。ボウケンピンクは、現時点でタイムピンクと並んで女性戦士ランクでトップですね。基本的に気の強いおねーさんタイプが好みの模様。やたらいいキャラだな、と思ったら、中の人が割とキャリアのある役者さんだったらしく、シリーズ序盤はどうしてもキャストの拙さが気になることが多い最近の戦隊シリーズの中で、この人だけはいきなりキャラが安定していて随分印象が良かった。「ガラスの靴」の時の姉さんがやたら可愛かったし、最終話のデレっぷりも破壊力が高い。そして、後々「ゴーカイジャー」などでも活躍の機会が多かった明石チーフ。やっぱりボウケンジャーはチーフの存在感あってこその戦隊だ。基本的には独善的でかなりあたりの強いリーダーなのだが、その分ちょいちょい見せるギャグ部分のインパクトがでかい。あんだけ恰好いいこと言ってるのに、ホントに色んな所で抜けてるのが素敵。冒険者試験に落第してずっと膝抱えてたのがやたら印象深かった。そりゃ桜姉さんでなくても惚れると思う。最近だとこういうリーダータイプのレッドも珍しいよねぇ(ちなみに、わがままレッドっぷりでは「ゴーゴーファイブ」のマトイ兄ちゃんも負けてはいない。割とイラッとくることも多いマトイにぃだが、こちらも割と好きなキャラである)。

 なんだか書き始めるときりがないが、とにかく個々のキャラが非常に明確で、ドラマが観やすかったのでどっぷりはまれました。戦闘についても、ボウケンジャースーツは恰好いいし、ジャベリンのアクションとかも綺麗だった。30周年作品ってことで気合いも入っていたのか、「冒険」がキーワードだったおかげで色々と珍しいシチュエーションでの戦闘も多くて、バラエティに富んだ画面構成が魅力。合体ロボットも、シンプルで分かりやすくて良かったと思うんだけどね。まぁ、最近の戦隊にしちゃ発想は安易だった気もするけど。

 下手したら今週中に最終回前からもう1回くらい見るかも。出来たらソフトも欲しい。それくらい思える戦隊だったよ。余談だが、最終話前(48話)でもかかった挿入歌「start up! 〜絆〜」がめちゃくちゃ恰好いいの。随分前に知ってヘビロテしてたんだけど、この曲はどこのカラオケにも入ってないのよねぇ。リクエストした方がいいのかなぁ。

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見てきました。本当は経済状態が苦しいので、これについてはスルーしようかとも思っていたのだが、回りの人間の評判が無闇に良くて(まぁ、そういう連中が集まってるから)、やはり見ておかないと寂しいってんで、休日に、雨が降ってるのにも関わらず頑張って行ってきました。出不精の私としてはかなりの努力。せめてこの努力の報いとしてパンフくらい下さいよ。最近必ず完売してるじゃないですかー!
 
 さておき、ギャバンである。毎週戦隊シリーズはYoutubeで欠かさず視聴しているのだが、残念ながらメタルヒーローには一切触れたことが無い。触れてみたい気もするのだが、これ以上カバー範囲を増やすとフォローしきれないので手を出さないようにしている。おかげで、ギャバンについての予備知識は、昨年度のゴーカイジャー映画、そして今年のゴーバスコラボでほぼ全て。そんな状態でも、まぁ特に視聴に問題が無いのは特撮作品の良いところですね。だって、恰好よけりゃいいんだから。
 
 先にちょっと大変だったところをあげておくと、普段慣れ親しんでいる戦隊ものとは時間配分が違うので、なんだかリズムが合わせられなかった、ということを挙げておく。何しろ戦隊ものといえばバトルの時間配分が完全に定式化されているわけで、残り時間から何が起こるかが全て予測出来て、それに備えて見られるのである。その点、ギャバンはどこでどういうバトルになるのかが読みにくく、盛り上がるためのクライマックスがちょっと合わなかった。具体的に言えば、たとえばロボ戦が無いのでどこが最終幕になるのかが想像しにくい。結局、遠矢を「ギャバン・ハイパーダイナミック」で切って捨てるところがラストなわけだが、そこまでの繋ぎがやたらあっさりしていて、ドン・ホラーの復活もなかったので肩透かしを喰らってしまった。それと絡めて、結局今作では、十文字撃という主人公の活躍パートがほとんどなかった、というのも悩みどころ。もちろん、アクションの主人公なのだから時間的には一番動いているし、恰好いいところも見せてくれているのだが、最終戦も含めて、その時間の8割を悩みに悩み抜いているのがちょっと重たい。何かに吹っ切れて根性でぶち抜くパートがもう少し長めに見られるとすっきりしたのだが。まぁ、元々元祖「ギャバン」だって重たい物語ではあるし、そういう方向性がメタルヒーローの根底にあるものなのかもしれないけど。知らなかっただけに、ちょっと物足りなさは感じてしまった。
 
 しかし、そうした不満点というのは「敢えて探すなら」というくらいのもので、やっぱり、あの銀色ヒーローが動き回っているだけで、もうそれでいい気がする。そう考えると、一番盛り上がったのはやはり2代ギャバンの同時変身シーンってことになるだろうか。感心したのは、最初の登場シーン(こちらもめちゃくちゃ恰好いい)が闇夜で、クライマックスの2人変身とは綺麗に対比しているというところ。最初の登場シーンは、薄暗い中でも嫌というほどに目立つメタリックボディの煌めきが暗い画面の中で容赦無く映えるし、2人変身シーンでは、陽光の下で堂々と着飾った2人のギャバンの並びが実に絢爛。あのデザインは、そりゃ強そうだわ。同様に、登場シーンはほとんど無くておまけ程度の存在だったシャリバン・シャイダーの2人も、出てきてそのボディを晒してくれただけで充分なご褒美である。「シャイダー赤いわ!」「シャリバン青いわ!」と突っ込みを入れるだけでも満足至極。
 
 戦隊との差異がシリアス目のドラマパートだったので、ひょっとしたら正しい客層のお子さん達は退屈なシーンも多かったかもしれないが、役者の年齢層がやや高かったおかげか、ドラマ自体の完成度は割と高い。中でも撃をやってくれたメインの人は実に良い「2代目ギャバン」像だったと思う。適度に濃い顔のおかげで、なんかそのまんま歳を重ねて宇宙刑事職が全うできそう。多分、キャスティングではその辺も意識して選ばれたんだろうなぁ。これで、イケメンでも薄い顔の人が選ばれたら「なんやねん」てなもんですよ。また、面白かったのはライバルの遠矢役をやった人。あんまりラスボスっぽい顔じゃないのでどこか抜けてる感もあったのだが、仮面を付ける関係もあって、声の演技が面白かった。単なるガリ勉タイプの人間バージョンのときと、仮面を被ったブライトンモードのときで、声の差がきちんとキャラに反映されていたのは良いと思う。2人の間に入ったメインヒロインの子も、なかなかエロくて良かったと思います。冒頭でイジリー岡田に襲撃されたときには、そのまんまギルガメるかと思って冷や冷やしましたよ。
 
 そして、なんと言ってもこの映画の主役(?)は、先代ギャバンですよ。烈さん、期待通りの、いや、期待以上の大活躍。渋くて恰好いいのにどこかお茶目。そこまで身体が大きくないはずなのに、実に動きの映えるアクション。もう、本当にステキ。いつもの廃工場で撃がやられそうになったときに颯爽と突っ込んできたのを見て、ちょっと泣きそうになりましたよ。久しぶりにお世話になったマクー空間で楽しそうに遊んでいるのも印象的で、なんかもう、この人が楽しんでくれれば他はどうでもいいや、ってな気になってしまった。「アクションスター」っていうカテゴリーって日本の芸能界だとあまり聞かないけど、きっと大葉健二のことを言うんだろうな、としみじみ感じた。あれ、でも去年の映画では連呼してた「よろしく勇気」って、今回は一回も使わなかったな。マーベラスにだけしか送らない言葉なんだろうか。
 
 そして盛り上がりを後押ししてくれたメインテーマ。今回はわざわざ串田アキラが録り直した別バージョンまで収録してくれている。エンドロールが、この手の作品にありがちな「総集編的な繋ぎカット集」ではなく、ただひたすら黒バックにメタルスーツのアップっていうのがまたしびれる。上映後の帰り際、私よりもずっと年上の2人組(多分リアルタイム世代なんだろうね)が「テーマソングが30年前と同じだった!」と興奮気味に盛り上がっていた。やっぱり、それくらいの破壊力があるんですよ、あれは。どこかで絶叫オフみたいな企画が無いもんでしょうかね。あー、カラオケ行きたい。
 
 やっぱり、メタルヒーローは恰好いい存在であるということがよく分かった。今回の劇場2作品で下地が出来たんだから、いっそ新ギャバンで新しいテレビシリーズを作ってくれないものだろうか。ギャバンだけで無理なら、いっそのことシャリバン・シャイダーも混ぜて「宇宙刑事3人組」で一年とかさ。せっかく新キャストが決まってるんだから、使わないのは勿体ないと思うんだけどねぇ。東映さん、お願いしますよ。

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本当は、経済的にきついので行くつもりが無かった作品なんだけど、帰省したら親が地元映画館の優待券を所有していることが判明したので、せっかくなので1枚せびって映画を見に行った。この歳でまだまだ親の世話になり続けています! まぁ、ほら、どうせ余らせるタダ券なら使ってあげた方が親孝行じゃない。
 
 何に対してかよく分からない言い訳はさておき、まぁ、当方仮面ライダーを見ない人なので、純粋にゴーバス劇場版だけを目的として出動。ただ、去年のゴーカイジャーとオーズの映画の時にもそれなりに楽しめたので、ついでにライダーを観るのも悪いことじゃなかろう、というくらいの心持ちである。
 
 2本合計で1時間半と短めの尺で、特にゴーバスの方は本当に普通の放送回に毛が生えた程度の内容。タイミングの問題でまだエスケイプさんも出てきてないし、割と地味めなお話だった。バディロイドがさび付いて動けなくなる、っていうのは面白い設定だったと思うんだけど(そしてJの野郎がさび付いた顛末が非常にみっともなくて面白かったけど)、結局バディロイドがいないとロボ戦できないからね。割とあっさり直っちゃったからそこまで設定のうまみはない。劇場オリジナルの追加バディロイドにしても、あんまり見せ場が用意されてたわけじゃないから何で出てきたのかも分からないしなぁ。あれだったら尺調整して既存の連中の登場シーンを増やした方が良かったんじゃないか、って気もするんだ。一応オリジナルの合体フォームはあったけど、そこまで活躍してないしね。視聴者サービスとしては中途半端な部分が多いわ。
 
 もちろん、不満な点はちょいちょいあるものの、劇場版ならではのサービスはそれ以外にもあるので、決して悪い映画だったとも思わない。なんと言っても劇場のスクリーンでアクションが観られるだけでもそれなりに楽しいわけだしね。今回上手いと思ったのは、舞台に敢えて東京タワー(東京エネタワー)を選んだところ。今となっちゃスカイツリー様のせいですっかり「お古」のイメージがついて回る東京タワーだが、やはり日本人の心に染みついたデザインとして、あの真っ赤な鉄塔は秀逸なデザインだと思う。過去にも大怪獣が狙う日本の建造物といえば東京タワーだったわけで、それを改めてバグラスが狙ってくれる、というのは何となく嬉しい。そして、上下の動きを交えた「塔を登る」アクションや、タワーを中心としたロボ戦CGバトルは画にするとやっぱり綺麗。タワーから飛び降りてきたイプシロン機と交錯するシーンなんて、分かっちゃいてもなかなか燃える展開じゃないの。
 
 他にも、地上波ではなかなかできないサービスがちょいちょい紛れており、思わず笑ったのが「リュウさんが敢えて熱暴走を起動する」というシーン。ほら、やっぱりリュウさんは暴走させてた方が強い。その他「3人同時ウィークポイント発動」とか、「年甲斐もなくはっちゃける長官」とか、ニヤリとする演出がちょいちょい素敵。ジンさんのうざさもなかなかである(登場シーンの語りの時にリュウさんが本当に鬱陶しそうな顔をしているのが印象的だった)。まぁ、金銀コンビは今回あんまり出番がなかったけどねー。
 
 あとはやっぱりエンターさんじゃないかしら。今回も飛ばしてくれてましたよ。彼は本当にコスプレが好きね、そしてフランスが好きね。せめて狙いが東京タワーなんだからそこくらい統一してくれよ。なんで握ってるのがエッフェル塔のミニチュアなんだよ。エンターさんは普段なかなか激しい感情を見せてくれていなかったので、今回はクライマックスでわざわざロボに登場してヒロムに対してライバル心を覗かせてくれていたのがすごく嬉しかった。少しずつアバターにも感情が出てくる、っていうのが現時点で描かれているエンターさん像だからね。この劇場版の事件も、彼のメンタルに色々と影響を与えているのかもしれない。
 
 で、ゴーバスを見終わってそれなりに満足したわけだが……ついでに見たフォーゼもやっぱり面白くてね。どうしても、この時期に製作される劇場作品は仮面ライダーの方が物語は掘りさげやすいね(最終回間近だからね)。見たこと無いから人物関係なんてさっぱり分からないのに、何となく観てたら意外に盛り上がってしまった。クライマックスの見せ方とか、ものすごくくどくてしつこいんだけど、それでもやっぱり応援しちゃうよなぁ。フォーゼのキャラはシンプルだから子供も観やすくて良かったんじゃないかな。
 
 そして、前情報として見聞きしていたはずだけどすっかり忘れていた、「キョーダインが出てくる」という誰得サプライズ。まぁ、当然わたしゃキョーダインと言われてもさっぱりしらないし、どの程度オマージュとして出てきていたのかもよく分からなかったが、単純に敵メカと考えてもやっぱりデザインが独特で面白かったよ。キョーダインつっても実際は兄妹だったのは世相でしょうか。そして、途中でギリギリになるまで衛生兵器のXVII(エックスブイツー)が「ワンセブン」だということに気付かなかったという事実。途中で気がついて「なーんやそれ」と思っただけですけど。もちろんワンセブンも知らないんだけどさ。最近東映tubeでタイトルだけは出てるから、「大鉄人ワンセブン」っていうフレーズだけは記憶に残ってて、「これがワンセブンかー」と妙に納得してしまった。まぁ、誰得って、多分お父さん得だよ。放送年が70年代後半らしいので、リアルタイム視聴の人たちは30代半ばくらい、つまり、完全に子供を連れてくるパパ層だ。東映って、強いなぁ。
 
 以上、特撮にそこまで興味があるわけじゃない、何となくユーザーの感想でした。何となくユーザーがなんとなく楽しめる、そういう良い企画なのです。

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はい、行ってきましたよ。もちろんこれは観に行くつもりだったんだけど、周りがさっさと観に行ってしまって騒ぐもんだから、私も焦ってしまって、慌てて観に行きましたよ。まぁ、連休に入ったら観に行くのも面倒になるだろうし、今のうちに行っておくのが正しかったのかもしれない。

 
 以下、問題無いだろうけど、ネタバレとかあったらごめん。

 
 
 さて、一言でいうと、「ホント馬鹿」。もう、見始めた時も、見てる最中も、見終わった後も、「ホント馬鹿だねぇ」という感想しか出てこない。もう、何でもかんでもやればいいってもんじゃないだろうに。以前ライダーが大集合した映画を撮って、去年は戦隊大集合映画を撮ったもんだから、今度は戦隊とライダーが大集合。考えた人間も馬鹿だが、実現させてしまう会社も大馬鹿。そして、それを観に行く人間も当然馬鹿だ。同じ馬鹿なら、踊らにゃそんそん。観ている間は、ずっと「ニヤニヤ」もしくは「爆笑」のどちらかの状態になります。映画館でのマナーは守るつもりだったんですが、何度か耐えきれずに吹いてしまったり声出して笑った箇所があります。前の席で観ていたサラリーマンのおっちゃん、申し訳ありません。でも、いいよね。これはみんな笑うよね。なんかねぇ、「ライダーと戦隊でコラボやります」っていう企画が持ち上がったら、多分シナリオ会議で色んな案が出てくると思うんだけど、その色んな案を、適当につぎはぎにして繋げただけ。シナリオの整合性とか、二の次ですわ。そういう意味では「アキバレンジャー」と大差ないネタレベルだぜ。多分ボツ案も相当あると思うので、この映画、同じネタでやろうと思えば4時間でも5時間でも出来ると思われる。ほんと、わずか2時間弱なんて勿体ない。だから細かい突っ込みなんて何の意味も無い。「マベちゃん、ガレオンほっといてどこいってたんや」とか「なんでマベちゃんレンジャーキーもってるのよ」とか「アカレンジャーのくだりはマジで何が起こったんだ」とか。気にしたら負け。個人的に一番気になったのは「そいつはゴーカイセルラーじゃない」のくだりね。いつの間にそんな手品覚えたんだよ。

 もう、そういう映画です。一応観ている私のスタンスをまとめておくと、ライダー知識は皆無。だから、完全にどちらのヒーローも押さえているファンの半分くらいしか楽しめていないはずなのだが、それでも全部面白い。これのために(?)事前に「スーパーヒーロー大変」はちょこちょこ観ていたので、鳴滝さんのキャラだけ無駄に知っていたのが良かったような、そうでもないような。それにオーズは去年の映画を観ていたので何となく雰囲気は知ってるくらいだったし。でもまぁ、それくらいなミニマム知識なので、今回は戦隊側だけ観て楽しめればいいかなぁ、と思っていたのだが、なんのなんの。ライダー側も初見とか一切関係無しに楽しませてくれました。これきっかけでライダーまで観るようになると流石にキツいので、絶対ライダーにだけは近づかないようにしているのだが……ディケイドだけでも観てみようかなぁ……でもディケイド単品じゃ分からないよなぁ。となると平成ライダーは全部……ううぇ。

 今回、ライダーで良かったのはやっぱりディケイド・ディエンドにメイン2人。ディエンドのキャラは一体どないやねん、という状態だった(ラストの流れとかね)のだが、それでも無駄に格好良かったから文句なし。平成ライダーっていうと、こいつらみたいに多少大人向け路線のイメージがあったので、むしろノリが軽いフォーゼが浮いてみえるくらいだった。それにしても、こうしてまとめて見るとライダーの変身ギミックって、本当に格好いいのが多いね。今年はゴーバスの変身が割とあっさり目なので、たっぷり見せてもらったライダーの変身シーンでいちいち感動してた。オーズが賑やかなのは知ってたけど、ディケイドもナイスだなぁ。そしてメテオがやたらイカしてる。やっぱり変身・名乗りバンクって大事ね。

 さて、知らないライダーの話はそこそこに、知っている戦隊の話だ。今回ゴーバスは一応新戦隊ってことでサブ扱いで出番も多く、特にラストのロボ戦を任されたのは良いバランスだったが、やっぱりゴーカイジャーメインだったのでちょっと影は薄かったか。「久しぶりのバイクに乗る戦隊」っていうライダーと絡みやすい要素があったんだけど、そこがフィーチャーされたシーンが少なかったのは勿体なかったかもね。イエローに至っては最終戦でハブられてるし。ウサダとフォーゼの絡みは面白かったからまぁいいか。大ショッカーがわざわざゴーバス次元を選んで襲ってくれたんだから感謝しないとね。やっぱりエネトロンタンクって存在感あるよね。

 そして我等がゴーカイジャー。もう、マーベラスが本当にひどい奴だったわけだが、今回、事前に漏れ聞いていたたった1つのキーワードが、マジでメインコンセプトだったのがおかしくて仕方なかった。それは「メインヒロインはジョー」。うん、ほんとマジ。ジョーさん、どこまでお姫様になったら気が済むんですか。もう、鼻の穴ぴくぴくさせすぎです。どんだけ頭の悪いキレ方してんだよ、って話です。今回の主役、マーベラスじゃなくてジョーだぞ。ファンの人が嬉しいかどうかは微妙な活躍だけども……愛しのマーベラスに裏切られて涙目のジョーさんマジ乙女。あんだけエラい目にあってるのに、戦闘シーンでは相変わらず片手で戦っているあたり、空気読まないにも程がある。あと、サブヒロインとしてハカセもずっとくっついてたんだけど、やっぱりヒロイン度合いが違い過ぎたのか、途中から空気に。ハカセはぴんぴんしてるはずなのに「戦隊もライダーももはやいない!」って言われててワロタ。いますよ、伝説の勇者さんが。

 あとはワルズ・ギル様の大復活ですかねぇ。一切説明無しだったけど、なんで生き返ったんでしょうね。まぁ、他の連中もみんな理由もなく生き返ってるからいいんだけどさ。最初にいじられた時には「おいしいな!」って思ったんだけど、その後の巨大化の流れとか、割とあっさりしてたな。まぁ、よりによってあの2人が巨大化する時点でたかがしれてるんだけどさ。せめてグレートワルズを用意してあげてよ。

 その他にも山ほどいじるネタはあったはずなんだが……全部書いてたらきりがないし、思い出せないよ。結局8割方アクションシーンだから、またコマ送りじゃないと分からないレベルの作品だし。やっぱあれか、こいつもBD買わないといかんのか。くそぅ! くそぅ! ……じゃ、きりがないので、印象に残ったイベントベスト3で締めたいと思います。

第3位 シルバ!

 いやぁ、シルバさん格好良かったですね。ハカイハカイハカイ! シルバのおかげで、「ゴーカイジャー」本編でほとんど活躍の機会が無かったバイオマンにスポットが当たったのは嬉しい限り。ところで、ライダー粒子と戦隊粒子って、なんですかね。

第2位 信彦!

 ライダーネタで一番吹いてしまったところ。「あ、そこはそうなんだ」っていう。同年代つながりらしく、こちらも「ゴーカイジャー」でほとんど活躍出来なかったマスクマンがいい感じで活躍。

第1位 戦隊・ライダー全員突撃シーン

 やっぱり、最大の笑いどころはここなんじゃないでしょうか。鳥肌もんの一発勝負な史上最大のネタ。異空間から出てくるシーンでも笑ったんだけどね。ライダーは1カットで全員出てきたのに、戦隊の方は4カットも5カットもかかってようやく全員集合。そして「199大戦」のときと同じ並びできちんと整列して、号令がかかるととにかく突撃。多分、普段ならどのヒーローも専門のアクターさんがやってくれてるから、走り方ひとつとっても格好良くみえるんだけど、あのシーンだけは、アクターさんもピンキリなもんだから、もうみんな「とにかく走れ!」って感じで走ってんの。たとえるなら、ウルトラクイズの1問目の東京ドームみてぇな(若い子が分からないたとえ)。あのカオスっぷりは、どんなCGでも、ハリウッド映画でも、絶対に表現出来ない究極の一品ものだと思う。「そういや、走るにしてもギンガマンはあの妙な走り方で移動しなきゃいけないだろうに、ちゃんと「ギンガマン走り」してんのかな」と思って観ていたのだが、残念ながら短すぎて見つけられなかった。次に見る人は是非確認してほしい。多分、フツーに走ってると思うから。

 あぁ! もう1回みたい!

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○「非公認戦隊アキバレンジャー」 ー

 アニメじゃないのに新番チェック。いや、これ書くくらいならちゃんとゴーバスターズのことも書いてやれよ、と思うのだが、まぁ、なんだ、ノリだ。多分、「さんかれあ」を見た流れで「内田真礼は他にどんな仕事をしてるんだろう」と思って調べたら「あ! そういやアキバレンジャー始まってるやん!」ということに気づき、なおかつ「内田真礼が顔出しの仕事かよ!」ということにも気づいたので、そのままのノリで行ったんです。だから一応アニメの流れ。

 で、そんなわけで、多少遅れての1話視聴となりましたが、なるほど、すげぇ力入ってる。そして「ゴーカイジャー」で戦隊に入門した私のような人間なら、多分問題無く楽しめる。極論すれば、やってることはゴーカイジャーと一緒ですよ。コレの主人公がゴーカイシルバー伊狩鎧でも何の違和感もない。コレのレッドがちょっと勇気を出して轢かれそうな子供を助けてたら、ひょっとしたらアバレキラーに大いなる力を貰えたんでしょうかね。

 とりあえず、中身は事前の告知通りのもの。正規のスタッフが「非公認」というのを免罪符にしてやりたいことを片っ端からやってる、単なるセルフパロディ。1話では戦隊ヒーロー初心者のブルーをだしにして戦隊もののイロハを説明しながら、それを自虐的にネタにしている。名乗り時の爆発ネタとか、怪人倒した後のカメラ目線ネタとか、まぁやるだろうな、っていうのが分かっているので爆笑するっていうレベルじゃないのだが、やっぱりそこいじるんだよな、というのが分かるだけでも実に微笑ましい。そして細かく現れる過去の戦隊オマージュも、下手したらゴーカイジャーよりも高密度でやっている分、飽きる暇も無い。個人的には丁度今見ている最中ってコトもあり、秘密基地に鎮座しているギンガイオーの勇姿が印象的である。これ、1クールで終わってしまうのは惜しいが、まぁ、そんなに長続きするネタではないわなぁ。荒川さんたちがせいぜい楽しんで作ってくれればそれで良いのですよ。

 他にも、オタク側のネタ回しもなんだか手慣れている。悪の結社ステマ乙とその雑魚兵士シャチークとか、割とネタとしても新しめじゃないですか。スタッフさん、優秀やな。さらにオープニングはなんと「ガオレンジャー」の山形ユキオとモモーイのコラボ。この作品にモモーイが参加してくれるのは当然といえば当然で、相変わらず実に器用な歌唱できっちり「戦隊+妄想」ネタを曲に昇華させているのは、桃井はるこのミラクルである。これ、マジで名曲なんじゃなかろうか。山形さんも楽しそうで何より。そうそう、内田真礼がどんな娘か、というのも確認出来たわけなんですが、顔出しの仕事でここまできっちり演技出来るのかよ。そら上手いわけだ。毎週、色んなお楽しみがあって大変な番組になりそう。

 しかし、数年後にこの戦隊の立ち位置は公式にはどんな扱いになってるんだろうな……50周年記念とかだと強引に登場しそうな気もする。

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アニメでないものの終了後感想を書くことはあまり無かったのだけど、(多分)人生初の戦隊ヒーローシリーズ終了イベントであるので、記念に記録だけ残しておきたい。

 男の子に生まれてきたというのに、私はこれまでほとんど特撮ジャンルに興味がなかった。幼少の頃にレンタルビデオで「ウルトラマン」は一通り見たのだが、自分の世代に応じた戦隊ヒーローを応援したという記憶がほとんど無く、大きなお友達になってからも、アニメばかりに興味が向いて、特撮には手をつけていなかった。そんな私が突然戦隊シリーズを見始めるきっかけとなったのだから、この作品が私の人生に与えた影響はかなり大きかったといえるのではなかろうか。少なくとも、この1年に限って言えば、その存在感は非常に大きかった。

 思い返してみると、この作品を見始めた導入は、知り合いに教えられた「スーパー戦隊ヒーローゲッター」だったはず。「無茶な歌詞の歌がある」というので教えてもらったその歌には、確かに聞いたことがある懐かしの戦隊名が入っており、あまりに簡潔にまとめられた歌詞もなんだか笑えて、面白そうな雰囲気を醸し出していた。そして、今年の戦隊が「35周年記念のお祭り作品」であるということを知ったのである。かつて、仮面ライダーも同じようなイベント(ディケイド)があったと思うのだが、あのときも「お祭り騒ぎをやってるらしいけど、ライダーとか知りませんし」というのでノータッチだったのだ。平成ライダーは色々とコンセプトがややこしくて、途中から食いつくのが難しかろう、という引け目もあった。しかし、戦隊ヒーローだったらそんな小難しいことを考えずとも良いのではないか、という期待があった。35個あると言われても、どうせちょいちょいとモチーフをいじっただけの似たり寄ったりなシリーズ、おもしろ半分でその博覧会を見てみるのも悪くないかもしれないと、そう思ったのが春先のこと。

 それが気づけばここまで見られるようになったのだから驚きだ。やはり、35年の歴史の蓄積は伊達ではなかったということか。見れば見るほど過去のシリーズへの興味が拡大し、気づけばさかのぼってのシリーズ視聴も実現している(Youtubeの東映公式に感謝である)。きっと来週から「ゴーバスターズ」も見続けることになるんだろう。私のように「今年から」いきなりガッツリ入門した人間はそこまで多くないかもしれないが、「歴史の重み」そのものをテーマとして持ち込むというコンセプトは実に見事に結実しており、初めて見る私でも、「これはきっと面白い戦隊ものだったんだろう」ということが予測できる。もちろん、「やらなければいけないこと」が多すぎて詰め込み過ぎのきらいはあったと思うが、作っている側もそうした責任を放棄せずに仕事をこなしていたし、なんと言ってもメインライターがアニメ脚本でもおなじみの荒川稔久氏というのもありがたかった。「戦隊もののシナリオなんてワンパターンでつまらないだろ」という色眼鏡をいくらか外して「荒川さんがやってるなら面白いに違いない」と視座を変えることが出来たからだ。

 すでにおっさんになってしまった後で大変恐縮ではあるのだが、今後とも、新たな戦隊と仲良くやっていきたいものである。マベちゃんたちは1年間本当にお疲れ様でした。まだ春先にライダーとの決戦が残ってるけどな!

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というわけで、今年度最後になるかもしれない劇場作品を観に行ってきました。「かもしれない」のは、3月にストパンが公開されるから。行くかな? どうかな? まぁ、そんなことは置いとくとして、とにかく封切りから1日も早く見に行きたかったのが、この「ギャバン」ですよ。なんて馬鹿な思いつきなんだ、とね。これで今年度公開されたゴーカイジャー映画は3本全部観に行ったことになるんだ。去年まで戦隊のセの字も知らなかったくせにね。基本的に熱しにくく冷めにくい性質なので、一度何かにハマると徹底してそこにつぎ込むんだな、これが。

 (以下、あんまり問題ないけど一応ネタバレ要素あり)

 で、そんな3本目の映画。流石に「199ヒーロー大決戦」の時のようなお祭り騒ぎの面白さになるわけではないのだが、はっきり言って、面白い。しかも「エキサイティング」であり「インタルスティング」であり、そして何より「ファニー」な面白さである。劇場で思わず笑ってしまう悪ふざけがてんこ盛り。同伴した知り合いが視聴後に漏らした言葉は「公式が病気」。うむ、確実にタグとしてはそれがふさわしい作品であった。

 先に残念だった部分を描いておくと、今作では豪快チェンジによる面白味はやや薄い。前作「幽霊船」の時もそこまでフィーチャーされてはいなかったけど、特に固まったコンセプトがあって豪快チェンジしているわけではなく、短い時間の中でなるべく多くのシリーズに触れておこう、という程度の変身がほとんど。今作はテーマが「監獄からの脱獄」という独特なものだったのだから、何か特殊な戦隊と絡めればもう少し面白い見せ方もあった気がするのだが、そのへんはちょっと物足りない。作中でいざ監獄に侵入するときにルカが必死にピッキングで鍵を開けたり、ゴーミンに見付からないように逃げ回ったりするシーンがあるのだが、「そこはカクレンジャーに変身すれば良くね?」とか思った。いや、真面目に突っ込んだらアカンのは分かってるんだけど。

 真面目に突っ込みだしたら、問題はそんな些細なレベルじゃない。冒頭、ガレオンとドルギランが互いを砲撃しながら摩天楼を滑空するシーンからいきなり「お前ら正義のヒーローやろうが! 街壊しすぎや!」ってな始まり方だし、開始10分でタイトルの「VS」の部分が何の意味もなさなくなるという子供だましにもならない投げっぱなし脚本には思わず苦笑い。ギャバンがゴーカイジャーを捕まえた理由、誰か分かりやすく説明して下さいよ。「こうするしかなかったんだ……」って、こうしても駄目だよ! 単に敵がド阿呆だったから良かったけど、普通に考えたらさっさと処刑されて終わりだったよ! あ、でも処刑シーンでルカやアイムが宙づりにされてるシーンは嗜虐心をそそる良いものだったな!

 そして、明らかに後付けて産み出されたマーベラスとギャバンの出会いの物語。あの当時のショタっ子マーベラスは一体何をする少年だったのだろうか。貨物船に乗って移動してたってことはまだ赤の海賊団に所属してなかったってことなんだろうけど、そんな状態の孤児を見付けたなら、刑事は保護しろよ。なんでそのままお別れだよ。「やっぱりあのときの少年か」じゃねぇよ。アカレッドに拾われたから良かったようなものを……「よろしく勇気」してる場合じゃないっつうの。

 などなど、脚本面は本当に正しく「お子様向け」なわけだが、そうした無茶苦茶さが、今回の映画の基本コンセプトの無茶苦茶さと相まって、完全にギャグになっているのがずるい。これって「笑ってはいけない宇宙刑事」やぞ。「豪快チェンジに面白味が無かった」っていったけど、バトルケニアとデンジブルーだけは例外。あの扱いはズルいし、無茶だし、笑えるし。すげぇな、魔空空間に行くにはバトルケニアとデンジブルーのレンジャーキーがあればいいんですよ……何でだ。なんで繋がるんだ。ひょっとしてそれがバトルフィーバーとデンジマンの大いなる力だった可能性すらある。それなら納得するしかないけど。

 あとはもう、「大葉健二フェスティバル」という、ただその一点に尽きる。曙四郎と青梅大五郎が登場する、っていうのは事前に聞いていたけど……まさかああいう形で出ることになるとは……すげぇな、今の特撮技術って。やりたい放題やないかーい! もう、あのワンシーンだけでも今回の映画は満足です。

 その他にもいっぱい笑ったし、いっぱい感動したんだけど、覚えている部分だけであげていくと、ギャバン側としてみると、やはり新しい世紀の銀幕に舞い降りたギャバンが容赦無く格好良い。テッカテカの銀色ボディっていうのは、現代のクリアな画質だとものすごい違和感なんだけど、その違和感が、超越的な雰囲気を醸し出していて余計に格好良く見えるのだ。戦隊ヒーローとはまた違う、「こいつはなんだか強そうだぞ!」と思わせるだけの迫力がある。そして、そんなギャバンに対抗するために作られたコピー兵器、ギャバンブートレグ。こちらはコピーのくせにかなり大胆に外装がリメイクされていて、一目で分かるようにイメージカラーも銀に赤がプラスされている。この造形もまた格好良いんだわ。これだけで新しいメタルヒーロー1本作れちゃうんじゃないかと思えるくらいに。時代を越えた「メタル」の活躍が見られただけでも、とても勉強になったし、感動した。

 そして「ゴーカイジャー」側を見てみると、マーベラスの原点となった物語がメインとなるのに加えて、熟し切った6人の関係性が印象的。すごく自然だったので見過ごしがちだけど、結局デンジブルーのレンジャーキーを実際に使ったのはジョーだったし、バトルケニアの方はハカセが使っている。すごく自然に役割分担が出来てるから、こういう小ネタも綺麗に決まる。他にも、監獄内を走り回っているシーンを良く見ると、先頭がマーベラスなのは当然として、実は必ず最後尾にはジョーが張り付いているのだ。これは、しんがりを務めて仲間の安全を確保する副官ポジションをジョーが自然にやっているってことなんだろう。何気ないドタバタの中にも、ちゃんと6人の関係性が見えるのが面白い。

 そして、懐かしの怪人たちのチョイスが心憎い。ジェラシットは完全にギャグ要員でしかないが、まさかのスニークブラーザーズ再来。しかもヤンガーが居なくなってシスターが現れるとは……いや、「エルダー」「ヤンガー」「シスター」っていう区分はどっかおかしい気もするけどさ。

 あぁもう、なんだかよく分からないとっ散らかった感想になってしまっているけど……とにかく面白かった。これ、もう1回観に行きたいくらい。余談だが、劇場で販売されているパンフレットに、声優関連ブログ向けの良く分からないオチがあったので紹介しておく。今作はちょい役(上記の「シスター」役)で加藤英美里が登場しており、パンフには英美里の略歴が紹介されているのだが、絶妙な誤字っぷりである。新しい焼酎の飲み方か。

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