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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 概形だけ見たらエロ漫画のそれ、第5話。いや、中身を見てもエロ漫画の可能性があるが。

 今回のお話は終始そんなことをイメージしながら見てしまったので、ほんとに怖いお話になった。だってさ、恋太郎の方は「自分が神の力によって無条件に相手に惚れられてしまう」ってこと知ってるけど、相手方は何もしらないわけじゃん。いわば催眠もののエロ漫画と大して変わらないセッティングなわけですよ。そして今回登場した栄逢さんは本来であれば色恋になど一切興味がなく、テストで常に満点を叩き出すような才媛。恋太郎になど出会わなければ、そのままキャリア街道まっしぐらで人生の成功を収めていた(かもしれない)人物。それを恋太郎が好き勝手にぶっ壊してしまったのだ。間違いなく落ちもの系鬱エロ漫画の展開である。竿役もすでに3股かけてるようなクズ男なわけで、セッティングとしては不幸展開待った無し。唯一にして最大の違いは、その竿役男性・恋太郎に悪意が全く無いということだけ。それだけで今作はエロ漫画にならずにすんでいるわけだ(なっちゃってもいいのに)。

 まぁ、当方「才ある女性が愛欲に溺れて堕落していく系」が好きなもんで(男女逆も可)どうしてもそう見えてしまう部分はあるのかもしれないが、最後に写真を燃やそうとした恋太郎の手管なんて、悪意なくやってるくせして完全に詐欺師のやり口ではあるんだよ。改めて「相手の女性は問答無用で自分のことを好きにならざるを得ないことを認識している」という事実を思い出して欲しい。その上であんなことをやってのけるのだから、どっかに人の心を置いてきているのは間違いない。ただ、今作のズルいところはそんな恋太郎にむしろ英雄的な動機を与えている部分で、「女たちは恋太郎との恋愛を成就させなければ、運命の人を失って最悪死ぬ」というとんでもねぇ設定。恋太郎も、相手を助けるためには何がなんでも「惚れさせ」なきゃいけないのである。誰も幸せになれないようなセッティングで、最終的にみんな幸せになってるようにみせなきゃいけないのが、今作の根本的な強さなのだろう。まぁ、そのために必死に恋太郎には理論武装もさせているわけだが……これまでの3人はさておき、栄逢さんの人生が恋太郎と出会ったことによって幸せになったのかそうでないのかは、まだ知る由もありません。

 というわけで随分極まったキャラになってしまった栄逢さん。見た目は完全に古見さんなんだけどコミュ障ではなくコミュブレイカー。でもまぁ、彼女の「効率」探求も一理ある部分があり、言われてみればティーカップのコンセプトって何一つわかんねぇよな。今簡単に調べてみたらディズニーの「マッド・ティーパーティー」モチーフの遊具が起源だとされているようだが、そこから種々の類型が全部カップモチーフのままで量産されたのって謎じゃね? ……我々も栄逢さんのように、常に効率の探求を忘れないことで新たな気づきが得られるのかもしれませんね(なんだこの締め)。

 

 

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