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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いいアニメじゃん、第3話。なんかね、見てるとちょっと姿勢正しちゃうみたいな空気があるわね。

 厳密には「いいアニメ」ってのは違うかもしれない。アニメとしてのクオリティが特に高いわけじゃないから、別にアニメファンに観てもらいたいってもんではないんだ。だから「いい番組」って言うのが無難なのかしら。その作品コンセプトがすごく分かりやすくて、「犬の飼い方、人間と犬の関係性について少し真面目に考えてみようよ」というメッセージが、もうなんの捻りもなくストレートに伝わってくる。新番チェックでも書いたかもしれないが、まさに「Eテレで放送すべきアニメ」である。もし、おたくのお子さんが「犬が飼いたい」と言ってきたらまずこのアニメを見せて家族で考えるのがいいだろうし、大人が「犬、飼おうかな」と思い立った時にも、一度立ち止まってこのアニメを観てみるといい。いや、アニメである必要もないので、もしかしたら原作漫画を読めばいいのかもしれない(原作読んでないので責任は持てないが)。

 3話目となる今回、取り上げたテーマはいよいよ「去勢」。私も犬じゃなくて猫は実家でたくさん飼っていたので、それがごく当たり前であると言う認識もあるし、漠然と「そうすることが正しいよね」とは思っていた。もちろん今作でも「飼い主としてはやった方がいいだろう」というのがトータルでの結論だとは思うのだが、そこに至るまでに一方的に決めるつけるのではなく、きちんと各種の問題を検討し、その上で「何をもって犬の幸せとなすかを考えろ」が一番のメッセージになっている。どこまでいっても「ペットを飼う」なんてのは人間のエゴの極みでしかないので、どれだけペットのことを思ったところでそれは自己満足でしかないという考え方もあろうが、そこに至るまでに責任をもって考えることが大事だと、そう伝えてくれている。

 私は「犬を飼おう」と思ったことはあんまり無いので(猫なら行住坐臥常に飼いたいが)別にこのアニメを見て改めてお勉強しようというわけでもないのだが、世の中の犬を飼っている人たちがみんな、今作の佐村君みたいにちゃんと考えてくれているなら安心である。むしろそれだけの責任を抱えながら犬と共存しているご家庭を見て、改めて素晴らしいことだと認識できる。うん、やっぱりお子さんにはぜひ触れて欲しいな。「ペット可愛い」だけでもアニメにはなるだろうけど、そこからさらに一歩進んだ「飼育の教科書」として、世に残す価値がありそうだ。まぁ、ここから先の展開がどうなるかはしらんけど。

 そうそう、1話目の時に触れようと思って忘れてたんだけど、犬CVが「サンジュ:麦穂あんな」は当然として「ウルソン:松田健一郎」っていうペアなのが流石だと思いました。知らない人のために補足しとくと、スパイファミリーのボンドの中の人である。犬声優、もしかして寡占業界なのでは?

 

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