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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 もう無茶苦茶だよ!!!!!!! いや、分かってたけどね! 東映さん! こんな無茶苦茶なものを世に出しちゃダメだよ! 最低だよ! 分かっててやってんだろ! まとめて変換すると「これがドンブラ地獄だ!」。

 

 

<というわけで以下ネタバレ注意ですが、バレも何も、ネタしかないです。絶叫上映とかあったらみんなツッコミで喉枯れると思います>

 




 

○「王様戦隊キングオージャーVSドンブラザーズ」

 というわけで1本目。VシネクストでVSシリーズを展開するようになってからは例年1時間強の枠を取ってるはずなんですが、今年はなんとキョウリュウジャーのアニバーサリーも兼ねるということで単品としては30分枠に縮小。つまりドンブラ側は割りを食った形になるが……誰も文句は言わないと思います。だって、「こんなもん1時間も見せられたら頭おかしなる」。30分でこの密度。30分でこの不条理。凄まじい。このスピード感と無常感こそがドンブラ。もう隅から隅までドンブラ。もちろんキングオージャーの面々だって頑張っているが、まぁ、そこは譲っておやりよ。というか、歴代戦隊の中でもドンブラと同じ世界線に立って渡り合ってる時点でキングオージャーもすげぇんだわ。東映さんの「ドンブラはゼンカイとキングオージャーで挟む」というサンドイッチ作戦は綱渡りの決死の判断だったのかもしれない。ありがとうキングオージャー。君たちの尊い犠牲は忘れないよ。実際みんな死んでるし。こんなにも死の意味が薄い世界もないのだが……まさかハーカバーカの設定がタロウの設定とリンクするとはね……。

 いや、無茶いうな! こいつ別にリンクさせんでも普通に次元くらい渡れるからどうでもいいやろ! 実際、他の面子に関しては「大野稔がトラック転生したから」という(これまた無茶苦茶な)理由がギリギリつけられていたのでチキューに飛んだのも納得できなくもなくもなくもなくもないのだが、タロウだけはそうした説明一切なしで、しれっとシュゴッダムにお荷物届けに行ってるからね。こいつだけはマジでルール無用なんだわ。一応の理屈としては、その背後には「五色田介人からのお荷物」という奇跡のパスポートみたいな存在もあるので、やはり全ての原因はアイツなのかもしれない。まぁ、とにかくそうして全員がハーカバーカに移動。どうせだったらテレビシリーズに続いてまたデボニカも呼んできてほしかったが、これ以上人を増やしたらカオスが止まらないから無理だったんだろうな。

 もう、いちいちツッコミ入れてたらキリがないので、1人ずつ気になったところがあれば箇条書きスタイルでまとめていきます。

翼とソノニ:単に逃げてるだけの人だからあんまり無い。冒頭のシーンからいきなり雰囲気で変身だけはしたけど、その後特に対戦相手がいなくて暇そうにしてるあたりもメルヒェン。ソノニは相変わらずのエロさで眼福でした。

雉野:彼のキャラを考えれば今回はおとなしい方だったんじゃないでしょうか。トラウマ、トラウマね……お前トラウマだらけだな。

猿原:まさかのジェラミーとのユニゾン。ただ、その後嘘発見器で「お互いなんも分かってないクソ」ということが判明してしまうという地獄の様相。今回ビビったのは猿原がヤンマとメンチ切り合ってるシーンでの身長。だいたい同じくらいのタッパなんだが、ドンブラでは一人だけ抜けて身長が高いイメージの猿原が、ヤンマと並んでほぼ同じくらいだったので「ヤンマでけぇな」ってちょっとビビった。

ジロウ:相変わらず空気は読まないし、あまりにやっつけすぎるトラボルタがなんだったのか。カグラギとの合わせは衣装の和:中華の対比も良いし黒基調の衣装が思いの外しっくりきてて「この組み合わせでよりによって筋肉推しなのか……」という絶望。

編集長とはるか:ちゃんと創作論をぶつけられる関係性なのは良いですが、編集となかなか足並みが揃いませんね……今作最大のツッコミどころははるかが残した「オタクにばかり受けて子供に受けない作品はダメ」。ドンブラの貴様がそれをいうな。

ギィちゃん:なんでそんなとこ拾うねん。最後の登場シーン、誰がきたのかと思ったら単なるカブトムシで顎が外れる。

タロウ:「自力で気軽に死ねる」という戦隊主人公に絶対にあってはならない特技を披露。もはや桃井タロウを止められるものは戦隊48年の歴史の中に1つもない。「高笑いキャラ」という意外な点で次代と繋がっていたというどうでもいい気付き。

ソノイ:おまえ、今回の出番のために事前に死んでたのか……もう、単なるおでん屋だよ。世界一イケメンのおでん屋に会いたければ死ね。すっかりハーカバーカでも評判のおでん屋になっているようで、エンディングではまさかの予約客が殺到していた。イロキ様はおでん好きそうだよなぁ。

大野稔:「なろう系あるある」を披露していくというよく分からない役回り。「ざまぁ」って言いたいだけやろ。

五色田介人:何しにきた。

 

 以上、多分これでドンブラザーズの活動は一旦終止符だろう。ほっとしたような、残念すぎるような……こいつら、10年後にVシネで帰ってくるんですかね……10年後の後輩戦隊に死ぬほど迷惑かけるだけのような……。

 

○「王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー」

 前半のドンブラが散々にやり散らかした後でいったい何をすればええんやと絶望したが、こっちも相当な無茶苦茶やっとる。まずもってテレビシリーズのあの2話をちゃんと理解してないと追えないという時点で設定が相当にギリギリなのだが、そんな中でも「別に整合性とか取るつもりないで!」という、ドンブラの後遺症でも残ってるのかと思っちゃうような筋立て。まー40分弱で入れたいもの全部入れたらこうなったんだろうな……でも、ファンとしては満足です。とにかくテレビシリーズで出てこられなかったウッチーとキングの活躍がメインだったのだから文句を言えるわけもない。……いや、それにしたってウッチーの扱いが酷すぎた気もするのだが……「ウッチーが帰ってきたなぁ」というだけでもめちゃめちゃ嬉しかったです。歴代追加戦士の中でもトップ級に好きです、って言おうと思ったけど、ここ数年は追加戦士だいたい好きだからなんとも言い難い。それこそジェラミーとかね。

 数々の時代と次元を飛び越えてパラレルで展開する筋立てはもうまともに考える気も起きないが、とにかく「現時点でキョウリュウジャーはこうなってます」というのが分かったというのが一番の収穫。やらんでいいサービスまで全部やってくれたし、もう片方のキングオージャーサイドでもまるで「100 Years after」にならったかのような「ifのキングオージャー」が展開されて刺激だらけ。こちらも大満足です。キョウリュウの名乗りに合わせたかのように、各国の紋章をフィーチャーした名乗りシーンがどちゃくそ格好良かった。名乗りで「○○オージャー」じゃなくて本名なの超格好いいよね。

 というわけで、こちらもキャラごとに思いついた分だけまとめていきます。まずはキョウリュウサイド。

イアンとノっさん:今回あんま出番がなかったのはこの2人か。テレビシリーズでの活躍もあったからそこはバランスかな。イアンは黒繋がりでカグラギとタックを組まされたが、あんまりシナジーがなさそうで大変だった。ノっさんはいつも通り。

プリンス:こいつの存在が結局よく分からんかったな。単に「キングとアミィが……そう……」という事実だけ受け止めておこう。

ソウジ:テレビシリーズでも触れたが、個人的に一番嬉しかったのがソウジがあまりに正統派イケメンとして完成していたこと。斬撃の勇者としての立ち回りもすげぇ格好良かったし、師匠ポジになってここまで輝けたのは素晴らしい。

キング:好き放題やり放題、そういう意味では桃井タロウと大差なかったとも言える。「キョウリュウだから琥珀にしまっておきましょうね」というダグデド様の配慮はとてもおしゃれ。

アミィ:綺麗。可愛い。エロい。以上だ!

ウッチー:ぼくぁ帰ってきてくれただけで嬉しいよ。墓にまで「うっちー」って書かれるのはどうかと思うの。

おまけ3戦士:キョウリュウジャーのアニバーサリーやるんだったらやはりそこは出すべきだという判断か。一応クレジットとしては声の出演は本人がやってくれていたようだ。まぁ、何がどうなって登場できたのかはさっぱり分からんかったが、「十」電戦隊はやっぱり10人揃ってこそ。

弥生:というわけで今作一番のサプライズというか嬉しい誤算は弥生ちゃん大活躍だった部分ですかね。まさかスポットが当たるとは思ってなかったし、プリンスの存在を認知した後のキレ芸とかもニヤニヤしちゃう。

 

 というわけで、最後はキングオージャーの連中をさらっておしまいにしよう。

 

ヤンマとシオカラ:ヤカラ感強めのシオカラは彼の来歴を考えればしっくりくるのは当たり前だが、ヤンマはあっちのフォームでも似合っちゃうのが謎だな……猿原がなんの疑問も持たずにゲーミングチェアに座ってたけど、そりゃあれだけそのまんまだったら異世界だとは思わんよな。

ヒメノ:花食べちゃう系ヒメノの方が好きな可能性すらある。ちゃんとリタのために実写版もっふんを完成させてくれた優しさ。そしてそこに込められた真っ当な制作理念。思いの外ちゃんとした女王である。

カグラギ:よく考えると今回は筋肉爆裂させた以外はそこまで目立つことしてなかったのか。こんだけクセの強いカグラギが目立たない現場っていうだけで頭イカれてるわ。妹さんが好き放題やってたから多分彼は幸せなのだろう。

スズメとラクレス:ほんと幸せそうだなこいつら。

ゴローゲ:お前が出世すんな。

ジェラミー:こいつもアナザーフォームが似合ってたし、猿原との絡みの適当さ、締めの一言を持っていく図太さなど、今回はジェラミー節をそこかしこで堪能できて大満足。お前のアイテム便利すぎ。

五道化の皆さん:もう一回駆り出されるにしてもスパンが短くて大変。グローディなんてせっかく不死身設定を活かして頑張ってくれたのに、単なるフリにしかなってなくてかわいそう。実は五道化を集めてくるのがキャスティング的には一番金がかかる部分だったりする。

宇蟲王ギラ:闇堕ちはVSシリーズ定番の概念ではあるが、「邪悪の王」だし、その出自を考えれば闇堕ちがなんも間違ってないというのがギラのすごいところ。ようやく本当の意味で邪悪の王になれて、ちょっと楽しそうだったよね。

レインボージュルリラ:そんなやばいもんを大鍋で作るな。

リタとモルフォーニャ:アナザー世界線でも関係性が変わらなかったのはこの2人だけですね。……というかリタさんは現実世界線でもアイドルやって踊ってたやんけ。「心の病で裁判長をクビになり」だけやたら真に迫ってるの笑うわ。モルフォーニャさんと末長くお幸せに。

 

 これにてキングオージャー関係の映像も一段落ですかね。次のVSがあるならブンブンジャーとの対決になるわけだが、どこをどうやってあいつらとぶつかったらいいかね……。

 

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